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恋のページェント(1934)

THE SCARLET EMPRESS
PAGANT OF LOVERS

メディア映画
上映時間110分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1935/05/
ジャンルドラマ
ジョセフ・フォン・スタンバーグ傑作選 DVD‐BOX
価格:¥ 8,165
USED価格:¥ 7,500
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
326 8.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2014-02-10 01:12:31
 これも恐るべき画面の映画だ。シーン間の充実度には差があるが、なんと云ってもロシア宮廷の美術は凄い。こんなの見たことない。椅子の背もたれとか肘掛或いは蝋燭台などの人型彫刻がグロテスクかつ厭世・退廃的で異様な造型なのだ。また、これら美術も相まって宮殿のセットの閉所感が尋常じゃなく、息詰まるプロットを画面として造型する。そしてディートリッヒの身体にまとわりつくベールやレースといった生地や馬小屋の藁だとかも含めて、「画面の触感を見る」という快楽の溢れた映画でもある。

 エカテリーナを演じるディートリッヒは登場から前半までアホみたいに初々しい演技をしているのだが、後半に至って実にふてぶてしい女に変化する。一方、皇帝ピュートルのサム・ジャフェも最初はもっと白痴かと思ったが、後半残忍で狡猾な男になる。また、ディートリッヒの恋のお相手役と云っていいジョン・ロッジも含めて、全ての登場人物は癖のある、常識的な感覚で云えば唾棄すべき人物として描かれており、観客は誰にも感情移入することができない。そういった意味での共感性は拒否されている。お話も梗概を記せばわずか数行で足りそうなもので、映画に起伏のとんだ物語を求める観客にとってはストーリが良くない、ということになるだろう。しかし映画には感情移入できるキャラクターや落ち着きのいいストーリなど全く不要だ。反物語への志向、というと大げさな言葉遣いだが、何はともあれ映画は画面(と音)である、という確信を得ることができる。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:スティン・グレー投稿日:2010-09-19 11:45:10
ドイツ系の血を引くピョートル3世に嫁いだ、やはりドイツ系でのちにエカチェリーナ2世となるゾフィーをディートリッヒが演じた史劇。ピョートルがプロイセンに心酔していた歴史的事実を知らないと意味不明の部分もあるけれど、そもそもそこはハリウッド製史劇。ロシア宮廷のものすごくおどろおどろしくもウソ臭いセットには驚かされる。30年代のアメリカにとってロシアは野蛮で陰鬱なスラブの大国として、こんなふうにデフォルメされたのだろうか? それともどこかで植草甚一が書いていたように、これはスタンバーグの頽廃趣味だったのだろうか?
それにしても照明と撮影の凝りようは尋常ではない。それまでもスタンバーグが凝りに凝ってきた光と影へのこだわりが、ロシアという異郷をバックに頂点を極めた感じがする。お話しは滅法面白くない。ピョートルの描き方もひどいし、クーデターのシーンも美学だけ。でも、スタンバーグ=ディートリッヒ作品はそれでいいのだと思う。格子のヴェールの向こうにこれほどに美しいディートリッヒを描けた監督は他にいただろうか? そのシーンは更紗の向こう側でその薄衣をもてあそぶディートリッヒへと変奏されて、同じような、それでいて映画史上存在しなかったような美しい顔が何度となく描かれてゆく。
それだけの映画なのだと思う。それ以上、何が必要だというのだろう?
投稿者:Ikeda投稿日:2007-01-08 12:12:54
ドイツ生まれのソファイア(ディートリッヒ)が政略結婚的にロシアのピョートル3世(サム・ジャフェ)と結婚する。しかし女帝エリザベート(ルイズ・ドレッサー)が厳しすぎることと、ピョートルが異常すぎ事を知る。しかし彼女はロシアを愛していて、最後はエカテリーナ2世となるという話です。
スタンバーグとディートリッヒのコンビだけに、ヨーロッパの史劇は苦手なハリウッドとしては良く出来ていると思いました。ただ、前半はサイレント映画的で、やたら金を掛けたという感じで、しつこいです。それにピョートル3世に対する演出などを含めて、ロシアの歴史など関係ないという傾向があって、中世の話とは言え極端な演出は気になりました。
後半のディートリッヒの演技は得意役とは言え、流石という感じですが、さほどの作品とは思えず、私はスタンバーグとのコンビはが年を経るにつれ段々落ちてくるように思っています。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-27 20:09:07
 ディートリッヒの凛々しさがいつも以上に際立っていた映画。夫であるピーター皇帝を演じたサム・ジャッフェの邪悪な視線は忘れ難い。冒頭で少女時代のエカチェリーナを演じたのは、ディートリッヒの娘マリア・ライヴァだ。
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