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ビフォア・ザ・レイン(1994)

BEFORE THE RAIN

メディア映画
上映時間115分
製作国イギリス/フランス/マケドニア
公開情報劇場公開(大映)
初公開年月1996/02/03
ジャンルドラマ
ビフォア・ザ・レイン [DVD]
参考価格:¥ 2,052
価格:¥ 2,035
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【解説】
 マケドニアの美しい山岳地帯。まるで歴史に取り残されたかの様に佇む修道院で、沈黙を守る若い僧・キリルと少女の物語「言葉」、ロンドンを舞台に写真エージェントで働く女性編集者・アンとカメラマンで愛人のアレックスとの愛の模様を描く「顔」、アレックスを主人公に、名声も仕事も捨てて故郷の村を訪ねた彼がかつて好きだった女性と出会うエピソード「写真」の3話オムニバスで描く人間ドラマ。物語の舞台をマケドニアからロンドンへ、さらにもう一度マケドニアへと巧みに移動し、登場人物を交錯させ、微妙に繋がりながら最後に映画全体がねじれた循環構造である事を露呈させてゆく。卓越した映像センスと確かな演出力、繊細な心理描写で、人間の愛情、哀しさ、そして“業”を感じさせる人間ドラマの秀作。94年ヴェネチア映画祭金獅子賞以下10部門受賞作。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aラルジャン (1983)
[002]Aアラビアのロレンス/完全版 (1988)
[003]A七人の侍 (1954)
[004]A (1954)
[005]Aやさしい女 (1969)
[006]Aフェリシアの旅 (1999)
[007]Aチャップリンのゴルフ狂時代 (1921)
[008]Aアララトの聖母 (2002)
[009]Aキッド (1921)
[010]A自転車泥棒 (1948)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17164 9.65
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【ユーザーコメント】
投稿者:ビリジョ投稿日:2016-07-28 23:14:06
【ネタバレ注意】

 人間はかくも醜く、戦い合い憎しみ合う。人間は理解し合えない存在なのだよ、という映画。世界の片隅で今日も人々は憎しみ合っている、殺し合っている。

 戦争と男女の諍いがシンクロする。同じことだと言いたいのかな。
 俺もマケドニアに生まれ育っていたら、アルバニア人とかと憎しみ合うのかな、などと途方もない空想をしたりする。

 寡黙で深い映画であった。

 しかしヨーロッパのこのあたりって、ほんと山岳地帯なのだね。それがポイントのひとつ。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-05-04 10:06:55
第一部「言葉」、マケドニアの山岳地帯の夜空にかかる無数の星と巨大な月の景色が異様に美しく、その景色の元で展開される文字通り黙示録の世界でのような沈黙の行を守る若い僧と少女の「言葉」を媒介することのない出会いと破局が、この作品の異次元への展開を暗示する。第二部「顔」ではロンドンの近代的なオフイスに働く女性編集者のファイルボックスに還俗した若き僧の打ちのめされた肖像をさりげなく見せ、第三部「写真」ではその「顔」を撮影したカメラマンが故郷のマケドニアの村へ、メビウスの輪を辿るようにして冒頭の事件の発端へ戻って行き、捩れた時空を閉じるかのように少女を守って死んで行く。美しい映像と奇妙な錯乱を覚えさせるドラマの心地よさの中に、マケドニアの村人たちが抱える銃器の生々しさが異様にリアルな感触をもって挿入される。この違和感こそが作者の意図したものだったのだろうか。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-02-29 22:25:59
何年も観たかった作品だったのでDVD化されて嬉しかったんだけど、実際観てみると佳作と凡作の中間といった出来だった。最初のエピソードでの少女とセルベッジアの死の時系列が意図的にバラバラになってたり、少女の死体を撮るカメラマンが画面に納まって無かったりといった点が、監督の力量不足に感じたので、賞欲しさで文学的な映画を作って、審査員がだまされて賞をあげちゃった典型的なパターンに見えた。星二つ半。
投稿者:Normandie投稿日:2011-11-04 01:33:30
DVD発売とは私の思いがついに通じたか。グレゴワール・コランの冷めた瞳が焼きついて今も離れない名作です。
在京時リアルタイムで見たのは新宿「シネマスクエアとうきゅう」でのこと。まだあるかな。
映画館を出たら、東京大学の映研の者ですと名乗った男性に自主製作映画に出ませんかと誘われたけど(笑)
今はどうしているやら・・走馬灯のように・・・
思い出のある映画だけど自分の中では長いあいだ幻の一本になっていた。
夭逝したカトリン・カートリッジはキャリアガールズなども素敵な女優でした。
投稿者:阿里不哥投稿日:2004-08-25 01:56:56
血なまぐさく殺伐とした現実の中で、若い僧侶と少女が放つみずみずしい雰囲気が際立っていました。
投稿者:ポクスンア投稿日:2002-04-14 12:15:12
お伽噺のような夜の風景が現実の残酷さを際立たせています。
でもストーリーはお伽噺が入り込む余地なしの厳しさ。
“火種”がマケドニアでロンドンで地雷の様に潜んでいて。
微妙にずれながら繰り返される時間/憎しみはまるで出口がないみたい。
のん気な部外者に民族紛争の厳しさを強烈にぶつけてきます。
これが現実なんだと。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2002-03-20 13:38:20
アメリカ映画みたいに、西部劇のように、簡単に引き金を引く。
でもこれは「米国製」とは違う。 頭の中、何かグルグル回るが
この映画に対する「言葉」が、上手く見つからない。
投稿者:黒美君彦投稿日:2002-03-16 15:42:07
美しいマケドニアの自然が、回復しがたい憎しみの対極として描かれる。善悪で割り切れない両者の憎しみの深さは、安易な和解など有り得ないことを思い知らせる。
全てが人間の一面であり、今また、銃声が絶えないパレスチナを思うとき、改めて深い絶望へと追いやられる。しかし、その中で、キリルが、アレキサンドルが示した勇気は、回復すべき「人間性」、あるいは「魂」とでも呼ぶべきものではなかったか。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 
■ 金獅子賞ミルチョ・マンチェフスキー 
 ■ イタリア批評家賞(男優)ラデ・シェルベッジア 
 ■ 国際評論家賞ミルチョ・マンチェフスキー 
■ 外国映画賞 監督:ミルチョ・マンチェフスキー(マケドニア)
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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