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夜ごとの夢/イタリア幻想譚(1991)

LA DOMENICA SPECIALMENTE

メディア映画
上映時間89分
製作国イタリア/フランス/ベルギー
公開情報劇場公開(ヘラルド・エース=ヘラルド)
初公開年月1996/01/13
ジャンルドラマ

【解説】
 イタリアの脚本家の大御所T・グエッラの小説集『砂塵』から3つの短編小説をもとに映画化した作品。靴の修理人兼床屋を営むひとり者の中年男と顔に青いペンキの染みがついたのら犬との奇妙な関係を描いた「青い犬」、偶然出会った1人の男と1組のカップルが織りなす愛の行方を綴った「特別な日曜日」、新婚である息子と嫁のセックスを毎夜覗き見する姑とその嫁との心情を描いた「炎の中の雪」の3話からなるオムニバス。素朴な自然に彩られたイタリア北部を舞台に、人々のありふれた日常に潜む心の奥底の幻想を綴ってゆく。イタリア特有の心温まる雰囲気、そこに匂い立つ様な大胆なエロティシズムを随所にちりばめた、イタリア映画の醍醐味を堪能出来る秀作。どの話も素晴らしいが、特にのら犬に対する心情を通して中年男の孤独を哀しくもユーモラスに描いたJ・トルナトーレが監督による第1話「青い犬」は絶品。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:投稿日:2007-06-01 18:52:14
一話目は特に好きではなかった。
二話目・・・意味は分からなかったが、ドライで感覚的なシーンが好きでしたね。
三話目・・・ラストが分からなくて何度も観ました。不思議な感動があります。
投稿者:気まぐれ飛行船投稿日:2007-01-31 18:36:19
ごくたまに、自分の予断と全く違うものが描かれていたという映画にあたることがある。このオムニバスの3話目がまさにそうだった。
上の解説でもコメントでも1話目のトルナトーレ編に注目が集まっているが、当時も『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督・主演コンビが参加しているのがウリで公開されたのだから、それもしかたない。僕自身は3話目に出てるキアラ・カゼッリが目当てで観に行った。

フィリップ・ノワレと犬の話は、犬好きには楽しめるだろうが、僕は別に犬好きでもないので、さしたる感慨もなく、2話目に至っては、ブルーノ・ガンツとオルネラ・ムーティという美味しいキャストなのに、一向に面白くない。というか何を言いたいのかわからない。
すっかり地味な気分になって3話目を観たのだが、これが素晴らしかった。上の解説を読むと、ほとんど宇野鴻一郎の官能小説かという文面だが、まぁ事実そういうシチュエーションなのだ。しかしもう少し細かく描写する必要がある。

イタリアの寒村でひとり暮らす母親のもとに、都会から若い嫁さんを連れて息子が帰ってくる。母親は息子に嫁が来てくれたのは嬉しいのだが、田舎の人間だから、どう接していいものかわからない。三人で囲む食卓も口数がない。娯楽などないから、若い夫婦はSEXしかすることがない。
母親は屋根裏の部屋で寝ているのだが、ある夜、心臓病の薬を床のレンガの隙間に落としてしまう。床のレンガをはずすと、下のベッドでは息子夫婦がSEXをしている。見てはいけないと思いつつ、目を離すことができない。そのうち抱かれていた嫁と目があってしまった。だが嫁は一瞬驚くものの、SEXをやめることはなかった…
とこう書いてもやっぱり宇野鴻一郎だな。それに『青い体験』とかジャーロでさんざ世話になってるイタリア映画だ、当然そんな予断を抱くだろう。

だが映画の終わり近くで、嫁のキアラ・カゼッリが神父に打ち明けるシーンがあり、そこで彼女の口から出た言葉に「そういうことだったのか…」と軽く打ちのめされた。もっと深い人の心情を描いた映画だったのだ。ラストも美しく、映画館を出る時にはその余韻に包まれて、前の2話のことはすっかり忘れてしまっていた。へんな感想だが「ラテン系って深いな」と思ったことを憶えている。
その当時はもちろん知る由もないが、この3話目の監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナは、その10年後にようやく長編『ペッピーノの百歩』で日本にも紹介され、『輝ける青春』などによって、今のイタリア映画を代表する監督になっている。
投稿者:とし投稿日:2002-09-03 17:44:14
オムニバスの形式で言えばあまりトータリティを感じることが出来ず必ずしも成功しているとは思えませんが、トルナトーレ監督の「青い犬」は必見です。青いあざのある犬につきまとわれる男の話で何てことのないストーリーなのですが、「ニューシネマ・パラダイス」の名優フィリップ・ノワレの名演とそれ以上の演技を見せる犬との奇妙で人情味のあるからみが何とも言えず味わいがあり、小品ではあるが独立した素晴らしい作品だと思います。私的には他のエピソードはいらないです。
投稿者:たけちゃんマン投稿日:2000-09-05 16:38:20
三話からなるオムニバスで、特に孤独な男の人生模様をのら犬と絡ませて描いた「青い犬」が素晴らしい。

傷ついた犬を探す男の姿は哀れで、最後に笑いをさそうストーリー展開に脱帽。
投稿者:竜崎麗香投稿日:2000-07-16 15:57:04
「みんな元気」と同じ感想で申し訳ないんですが、トルナトーレの作品には何だか言葉では表現できない不思議な味わいがあるように思えます。
第一作目の「青い犬」は、何てこと無いストーリーなんですが、目が離せず、最後は胸にぐっと来るものがあります。
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