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孤独な場所で(1950)

IN A LONELY PLACE

メディア映画
上映時間93分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ヘラルド)
初公開年月1996/05/18
ジャンルドラマ
孤独な場所で [DVD]
参考価格:¥ 1,512
価格:¥ 927
USED価格:¥ 2,000
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【解説】
 本来は、当時も流行していたシリアル・キラーを描くサイコ・サスペンスとしての企画だったものを、主演のボガートらとの熱い即興リハーサルのうちに、レイが脚本をまったく書き改めてしまった異色の恋愛映画作。ハリウッドの高級クラブのホステスが殺され、その嫌疑が脚本家ディックスにかけられた。だが、向かいに住む女優の卵ローレルが彼の無実を証明、これをきっかけに二人は親しくなる。献身的な愛に支えられ、脚本に没頭するディックスだったが、筆が進むにつれ暴力の衝動が頭をもたげてきた。ローレルは深く愛しながらも、彼に疑惑の念を抱くのだが……。自身の分身とも言える苦悩に満ちた天才肌のキャラクターを造形、愛の破局を描く内容に伴うかのように妻であったグレアムとの関係も終わりを迎える、という自伝的要素の濃いいわくつきの作品。製作はボガートの独立プロ、サンタナ・プロダクションで、これはその第2作。一作目の「暗黒への転落」もレイ演出で、この希代の大スターの彼に寄せる並々ならぬ期待と傑出したセンス、挑戦的姿勢がそこからも伺える。
<allcinema>
評価
【関連作品】
暗黒への転落(1949)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2017-03-01 21:21:16
超キレやすい性格、病的だね。自業自得だけど、治らないだろうなー。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-06-29 12:07:51
“ずっと探していた、名前も住所も顔も知らない女性を、殺人事件のお陰で君に出会った、そして今は名前も住所も顔も分かった・・・”と言ってディックスはロ−レルにキスをする。なんともニクイ台詞である。結ばれた幸せな二人がバ−で聴く歌。ピアノを弾きながら唄っているのはビリ−・ホリディか?
♪あなたに会うまで私は独りぼっち、あなたに会うまで寂しかった。眠れない夜に私はよく考えた、きっといるはずだと、この広い世界のどこかに、私にふさわしい人が。今、会えたわ、私の愛をあなたにささげます、あなたに会うまで取っておいた愛を。私の寂しい心がそう命じるの。愛の天使が心を射抜いた。あなたに会うまで私は独りぼっち・・・♪
“何か欲しいものはないか”と訊くディックスの耳元に口をよせてグロリア・グレアムはささやく“欲しいものは、あなただけよ”と。

このグロリア・グレアムという女優さんが誰かに似ているなと考えていて、あァ、彼女は我が桑野通子に顔も雰囲気もそっくりなんだと思い当たった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:スティン・グレー投稿日:2013-03-24 04:20:26
グロリア・グレアムがすごく良い。良すぎてなんと言ったらよいのか表現できないくらい。
フリッツ・ラングの「仕組まれた罠」「復讐は俺に任せろ」などでも強く印象に残ったけれど、本作のほうが凄かった。不安な心理を露わにするときに片方の眉がつり上がるのがとくに魅力的。
最初のほうで肩から腕までボタンの一杯ついたカジュアルなトップスがお洒落だったが、ナイトガウンも黒のドレスもどれもすごくデザインが良くて、これはもうジャン・ルイのデザインだろう、と思ったらやはりそう。
映画は冒頭の夜の都会を走るクルマのシーンから、モノトーンの美しさとリアリティで唸らせる。ニコラス・レイは「夜の人々」もそうだったが、クルマのシーンはものすごく斬新。とくにそれを夜、撮ると最高だ。
投稿者:緑茶投稿日:2013-01-30 22:15:22
猟奇スリラーにハンフリー・ボガートを犯罪者役にしてみたらボガートが凄いのでボガートの演技中心の映画にしようとしたらグロリア・グレアムが同じくらい凄くて超のつく名作になったって感じか。理屈ぽく考えるとちょっと納得のいかない部分もあるが時代を考えるととてつもなく斬新な恋愛映画だ。いっけん被害者のようでありながら結果的に男を破滅に導く女とはこういうものか。恐るべし。「孤独な場所で」というタイトルは女性が殺された現場の草むらで、字幕では「寂しい場所で」と普通に訳されている。これだけでなんともやり切れない気分になるが、映画の内容とはちょっとズレたようなそうでもないような。
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-19 13:48:32
ボガートとG・グレアムが初めて出逢うシーンだけで感動したし後からフツフツと沸いてくるやっかいな感情は何だろう。凄い恋愛映画だ。
投稿者:黒美君彦投稿日:2010-02-13 22:41:57
【ネタバレ注意】

なかなか良くできた心理サスペンス。暴力を内に秘めた脚本家ディックスをハンフリー・ボガートが好演している。
女性殺しの最有力容疑者とされるディックスを、彼のアリバイを証言するローレル(グロリア・グラハム)同様信じて疑わないが、次第にディックスが知的でありながらキレると止まらない男であることが判明してくると、彼を愛したローレルにも一抹の不安がよぎる。本当にこの男は犯人ではないのか、下手に怒らせると自分も殺されるのではないか…。
初めは挑発的でさえあったローレルがディックスに惹かれ、そして次第に恐怖を抱くという心の動きが見事に描かれている。と同時に気のおけない脚本家だったはずのディックスが次第に何を考えているかわからない不気味さを帯びてくる。この辺りのニコラス・レイの演出はなかなか心憎い。

実はこの作品、「ディックスがついにローレルを殺してしまう」という別のラストシーンが用意されていたとか。そして「彼女のキスで私は生まれ、彼女が去って私は死んだ」という名台詞は、ローレルの遺体の傍らでディックスがタイプした脚本の最後の台詞だった…ということになっていたらしいが、ニコラス・レイが暴力で終わらせることをよしとせず、この作品のような結末になったのだとか。悲惨な結末で終わっていたら確かにあまりに救いがなくて辛すぎたかも。
いずれにせよ、DVの恐怖を先んじて描いた作品として観ても面白いかもしれない。

ところでグロリア・グラハムはニコラス・レイの奥さんだった人だが、この映画の撮影中に別れが決定的になったのだとか。しかし私情を持ち込まずプロの仕事を成し遂げたお二人はさすが、と思う。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 12:58:07
グロリア・グレアム
投稿者:さち投稿日:2007-11-16 07:07:10
面白い
投稿者:スペルバウンド投稿日:2007-07-04 13:34:16
一言でいえば暗い映画。しかし、グロリア・グレアムが凄いので、
すべてはどうでもよくなる……
「悪人と美女」とはまったく演技のスタイルが異なるので、
同一人物とは思えないほど。
類い希な美貌と演技力をこれほど両立させていた女優、
ロザリンド・ラッセルくらいしか思いつかない。
ボギー目当てで見たのに、そっちはどうでもよくなってしまった。
投稿者:paris1895投稿日:2007-05-28 09:08:53
とは、彼を敬愛するゴダールの言葉ですが、正にそうです、と思えるこの「孤独な場所で」の面白さ。
面白いですね。
ボガートも男臭くてね、グレアムはちょっと良い女風で。
 素敵な映画でしたね。

 グレアムがボガートへの愛を疑惑により、潰されようとしている所に、ボガートが脚本の事を論じるシーンが素晴らしい。
 男が料理を作って、女がそこに座っている、これで観客には二人が恋仲だと分かる
ボガートがそんな台詞を言ってる二人がね、こちらからしたら、正に映画体験でした。

 
投稿者:asama投稿日:2006-12-20 13:58:14
かつてのきらめきを失いかけている天才肌の脚本家ディクソン。彼にはちょっとしたことで切れやすいというもう一つの人格があった。殺人容疑をかけられたことから女優の卵と知り合い恋におちるのだが‥。圧倒的な存在感を見せつけるボギーの熱い演技がすごい。周囲の取り巻き連中をなぎ倒すかのごとき熱風の果てにぶつかる現実とは。今なら珍しくもない二重人格のすざまじさを半世紀も前にこうしたシリアスなドラマとして結実させたN.レイの手腕の見事さ。必見の一品。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-08-29 14:41:55
ハンフリー・ボガートの独り舞台に近い映画です。勿論グロリア・グレアムもうまいですが、ボギーの冷酷な表情が冴えていて、この作品を盛り上げています。サイコという感じはほとんどしないのが良いかどうかは解りませんが、かなり面白いです。ただ何か主役の凶暴性を強く描きすぎなのが、わざとらしさが出ているのはどうかなと思います。
それが良いと言えば、そうですが私はあまり感心しませんでした。
それは別にして、掃除婦役のルイス・ウオーレンがくわえ煙草でボギーにドアを開けさせるシーンなどが良くて、この映画にゆとりを与えています、
投稿者:知立方面投稿日:2006-07-13 18:38:47
帝国ホテルを建てたフランク・ロイド・ライトに建築を学んだレイ。
ボガート、そしてグロリア・グレアムが住んでいるアパートのセットの素晴らしさにもそのことが影響を与えているんじゃないでしょうか。
投稿者:Q投稿日:2001-02-24 23:22:35
グロリア・グレアムといえば、「復讐は俺に任せろ」で顔半分を包帯で覆った美貌を見たが、この作品はアップでいろいろな表情を見ることができたので感激。登場のさりげなさにもかかわらず、彼女が本作品の主役なのだ。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-29 11:23:25
 凄いメロドラマ。ボガートが圧倒的な迫力で「切れる」男を演じている。
 何気ないカットだけれど、視点のちょっとした不安定さでハッとさせられるカットがいくつもある。
 死んだ受付嬢がストーリを語るシーンの殆ど一人称カメラのようなカット。戦友だった刑事の家での、その奥さんを捉えたカットの不安感。グロリア・グレアムの登場シーンのさり気なさ。
 
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
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