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エデンの東(1954)

EAST OF EDEN

メディア映画
上映時間115分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1955/10/14
リバイバル→72.3→73.12→ヘラルド-95.12→ワーナー-2005.11.3
ジャンル青春/ドラマ
映倫PG12
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エデンの東

【解説】
 名匠カザンがシネマスコープをドラマ表現において見事に使いこなしたことや、J・ディーンのあるがままの“演技”、L・ローゼンマンによる忘れらない主題曲……。秀作の要素が嫌味なくらいに揃った、しかし、やるせない宿命に喘ぐ青春を描いて、これほどの達成はなかろう。原作は言わずと知れた旧約聖書のカインとアベルを下敷きにしたスタインベックの長篇で、映画はその一部を元にしただけだが、小説のエッセンスが全て凝縮されている。温厚な兄だけが父に可愛がられ、冷たくされる自分の出生に疑問を持った、大農場を経営するトラスクー一家の問題児キャルは、彼らを捨てて出奔した母(凄みのある名演J・V・フリート=オスカー助演賞)の行方を突きとめ、予想に反する答えを聞く……。そして、涙なしには観られない結末も素晴らしい。兄の婚約者で次第にキャルに魅かれてゆくエイブラに扮するJ・ハリスの母なる包容力も印象的だ。しかし、それにしてもジミー・ディーンである。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A海の上のピアニスト (1999)
[002]A十二人の怒れる男 (1957)
[003]Aグランド・ホテル (1932)
[004]Aジャッカルの日 (1973)
[005]Aフィッシャー・キング (1991)
[006]A激突! (1971)
[007]A狼たちの午後 (1975)
[008]Aイル・ポスティーノ (1994)
[009]Aポセイドン・アドベンチャー (1972)
[010]A許されざる者 (1992)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
21177 8.43
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2013-12-19 19:48:37
老舗のリクエスト番組で何年にもわたって1位だったという
テーマ曲が美しく映画における音楽の重要さを示しています。
出演する人々は善人ばかり、
過度の善意が人を不幸にするという厳しさを感じます。
出演者ではジェームズ・ディーンの個性が突出しています。
天才は得てして早世するものですが、そのことがこの俳優を
伝説にしたのかもしれません。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-11-25 20:01:50
作家ノ−マン・メイラ−が人間を「ヒップスタ−」と「スクエア」に分けて論じた文章があったと記憶しているが、恐らくメイラ−のその文章はジェ−ムズ・ディ−ンという存在によって触発されたのではないだろうか?それほどにこの作品のディ−ンの存在感は際立っている。笑い方、歩き方、走り方、眉の顰め方、凍える身体にセ−タ−の腕を巻き付けて耐えるやり方、突発的に兄貴を殴りつけるやり方、何からなにまでこのキャルはヒップな奴なのである。ところでヒップスタ−とは何者なのか、そしてこの特異な性格のヒップスタ−が何故にアメリカ映画にしか登場しないのか?ジェ−ムズ・ディ−ン、ポ−ル・ニュ−マン、マ−ロン・ブランド、ETC.。そうそう、慌てて付け加えれば、ディーンと母親役のジョ−・バン・フリ−トとが顔を見合わせて話すシ−ン、この二人何と宿命的に似ていることかと、今回見直してみて発見したことだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:たんばのもり投稿日:2012-03-15 21:08:44
 私がこの映画を最初に見たのは、昭和40年代の後半、大阪・梅田の映画館である。見ていて、何とも言えない感動を覚えたのを覚えている。
 そして、ジョン・スタインベックの原作「エデンの東」を読んでみた。この長編小説は、旧約聖書の“カインとアベル”を下敷きにした、親子三代にわたる物語であるが、読んでも、読んでも、この映画のシーンは出てこない。なんと、最後の章のほんの一部分を映画にしているのだ。びっくりした。このような映画の作り方もあるのかと。
 言わずと知れた、名匠、エリア・カザン監督による親子の愛憎の物語。
 第一次世界大戦下のカリフォルニア州サーリナス。大農場主・父アダムを受け入れないキャルは益々反抗的になり、兄のアロンとの溝を深くしていく。そして、一家を捨てた母ケイトとの再会。父の事業の失敗と病気。キャルの父への思いは益々・・・
 レナード・ローゼンマンの音楽は、悲しく流れるように美しい。
 ジェームス・ディーンの本格デビュー作であり、この映画によってジェームス・ディーンは一躍、スターダムに駆け上っていく。また、兄アロンの婚約者で、次第に弟キャル(ジェームス・ディーン)に魅かれてゆくエイブラ(ジュリー・ハリス)の母性愛あふれる演技も印象的だ。
 シネマスコープサイズ映画の最初の芸術作品といわれる。

 1970年代にNHKで放映された「刑事コロンボ・シリーズ(別れのワイン/1973年)」にゲスト出演したジュリー・ハリスを見てびっくりした。歳はとっているが、容姿が「エデンの東」のエイブラと同じだったのである。彼女にとっても、この映画は忘れられないのであろう。
投稿者:namurisu投稿日:2011-04-01 14:03:59
信仰は大切だが、金も大事。主役は、兄嫁だな。
投稿者:Bill McCreary投稿日:2011-01-03 20:16:07
冷静になって見れば、キャルのやっていることのあまりのひどさに少々驚かされるのですが、でもやっぱり好きな映画ですね。せっかく豆で儲けた金をお父さんから受け取ってもらえずそれで兄貴を母親にあわせるというめちゃくちゃぶりは、ジェームズ・ディーンが演じたから許されるっていうところですかね。

ついでながらお母さん役のジョー・ヴァン・フリートと兄貴役のリチャード・ダヴァロスは、「暴力脱獄」でも顔をあわせています。フリートは、ポール・ニューマンの母親役、ダヴァロスは囚人仲間です。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary
投稿者:Kircheis投稿日:2010-08-30 05:02:52
【ネタバレ注意】

この度2回目の鑑賞。

とにかくジミーの哀しい眼が印象に残る。彼が主役で無ければこの映画は成り立たなかったんじゃないかな?

全体的にちょっと違和感を感じるようなシーンもあるし、勢いで出征する兄もどうかと思うが、テーマソングの美しさとラストシーンの感動がこの映画を名作にしている。

投稿者:QUNIO投稿日:2009-06-07 16:13:25
あまり好きな映画ではないのだが、ジェームズ・ディーンの悲哀に満ちた演技が素晴らしいので却って兄役のリチャード・ダヴァロスにまったく魅力を感じなかった映画でもある。だけどそれほど凄い映画かと言われるとちょっと同意し難い部分もチラホラ。舞台演劇の雰囲気が濃厚なので好き嫌いが分かれそうなところ。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:01:04
演出:8
演技:8
脚本:8
音響:9
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-04-26 15:08:50
【ネタバレ注意】

己が「正しい」と思い込む思想(妄執?)を曲げない為に、息子の愛を受け入れずに傷つける親爺…実は良い人で有り続けるのが苦痛なのかもですね…憎むってよりは嫉妬なのかも?
そんな親爺に対して、ただ良い子ちゃんであり続けようと努力する兄貴は信念?のない親爺信者。親爺や自分が迷惑してきたなどと弟を誹謗する姿はいやらしいが、結構一直線で純粋?な男…つまりが馬鹿…だけど男前で優しい所がある。恋人の気を引くかの如く弟を扱き下ろしてみせているのかもだが間違いなく逆効果。
兄貴の恋人…痛みを知るが故に最も知恵が備わったしっかり者に思える。キャルの真実を知る程に彼が可愛く、そして愛しく想えてゆく様子。
キャル…愛を切望する悪ガキ?〜そして母親は粋ですね。

いや理由なき〜の画面は確かに凄いかもだが、本作も実に絵画的な構図への拘りがあると思う。酒場の喧騒やら走り去る汽車…突き落とす氷、突き飛ばす弟…あの車窓はホラーですか?〜居間が傾斜しているのは単純に緊迫感を出したかっただけなのではないかと。

まぁそれよりは、ドラマ……赤いシリーズじゃないが、出生の秘密(酒場で手の話題が出た時に気付くって寸法かね?)から始まって、戦争を利用する者と、憎む者…そして犠牲になる者。兄貴の恋人との微妙な関係。
そして圧倒的な「最悪」の誕生日〜その後に弟君の望みが叶う……但し喪失の悲しみと共に。
この終わり方は感動的です。

全編に渡ってジェームズ・ディーンのギリギリな感情が痛い。名画ですね。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-01-31 15:55:58
定番ですね。この作品や「草原の輝き」にブランドは似合わない。キャルはディーン以外あり得なかったでしょう。でも「ジャイアンツ」のジェット役はポール・ニューマンでも良かったような。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2009-01-31 10:43:27
すばらしい!
投稿者:kk1000投稿日:2008-07-28 18:36:18
 インパクトある映画でした。
 エンディングに向っての盛り上がりはアクション映画並み。
 カメラのアングルやカットも斬新な感じがして、ジェームズ・ディーンの演技を一層ひきたてていたように思えます。
 ただ、エッジが利きすぎててちょっと怖い感じがしました。
 そのせいか、ラストでうち解けるのはちょっと不自然に感じてしまいました。
 
 
投稿者:bread and milk投稿日:2007-09-25 05:17:57
【ネタバレ注意】


豆畑を走り回るジェームズ・ディーンの可愛さに萌え((〃□〃)) ♪
オチャメでシャイで悪戯好きのとっても可愛い男の子役がジェームズ・ディーンにピッタリです。
氷を落とした罰として父親に聖書を読まされたとき、いちいち番号を読んで反抗するとこが面白かったです。w
意思の疎通がとれない相性の父親の元で、出来のいい兄と比較されながら暮らすキャルは、結構痛く映ります。善と悪でしか人を区別できない親をもつと、子供は苦労するよね。
うん、うん、わかるよ〜♪って感じで観てました。
父親のために今までやってきたことを全否定され、お金を受け取って貰えなかったときのキャルには泣けます(´;ω;`)。その後のキャルの一言一言が突き刺さります。

それにしても、ジェームズ・ディーンの魅力ってすごいですね〜。
この映画での彼ほど女性の母性本能くすぐる存在はない・・・と思います。
アロンの恋人が心変わりしちゃったの、よくわかります〜♪
似たような境遇の人には、一番元気が出る映画だと思います。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-08-17 17:37:47
【ネタバレ注意】

二十数年ぶりに再見した。
伝説的作品というのはなかなか客観的に見直すことが出来ないものだということを痛感する。

キャル役のディーンはカザン監督が抜擢したものだったという。ディーンは打合せにないアドリブの演技をしてみせるなど自分勝手な振る舞いが多かったことから、共演者(父・アダム役のレイモンド・マッセイや兄・アーロン役のリチャード・タヴァロス)とは折り合いが悪かったそうだ。
しかしそれはともかく、キャルが大豆への投機で稼いだ金の受け取りを父親に拒否されるシーンも、ディーンのアドリブだということには驚かされる。
このシーンでは、本来キャルは部屋を飛び出すはずだったが、ディーンは金をはらはらと落としながら、父親に抱きついてみせた。マッセイは、この突然のディーンの演技に心底驚き、その表情が映画にもそのまま使われたのだという。

カインとアベルの物語を下敷きにしたスタインベックの原作だが、一生懸命褒められようとするのに、どうしても家族に愛されないキャル。彼の孤独が、ディーンによって見事に演じられた作品だといっていいだろう。
少々甘ったれた感のあるキャルの役柄だが、逆にそこが彼の人気に直結しているのもよくわかる。

ジェームズ・ディーンの驚異的な演技、レナード・ローゼンマンの音楽、エリア・カザンの演出。
どれも素晴らしいとは思うのだが、ただ私の印象としてはいずれもが「過剰」であるように思える。
そのために、兄・アーロンの存在感は殆どない。それは物語のバランスという意味では「破格」である。悪くいえば、映画としての調和を欠いている。
J・ディーンによる、J・ディーンのための映画。
この作品に限っては、そう記憶されていいのかも知れない。

投稿者:マジャール投稿日:2007-05-05 23:47:13
『怒りの葡萄』も名作だけど、これもいいです。
美しいカラー画面と音楽(L・ローゼンマン!)だけでも、わたしの感動ポイントを充分に突いてくる、さすがに昔の名画は違いますね。
ちょっと意固地な兄弟と父親の物語は、決してすんなり感情移入出来るものではないが、これだけ堂々たる作りの文芸娯楽大作として見せられれば文句ないでしょう。
この際だから、ジミー・ディーンも良かったと認めちゃおう!ジョー・ヴァン・フリートがやはり素晴らしかったです。
投稿者:william投稿日:2007-03-06 00:49:54
最後にようやく分かり合えたんだね。
投稿者:流氷一滴投稿日:2006-09-17 13:21:28
【ネタバレ注意】

ある映画評に「それにしてもジュリー・ハリス(アブラ)に兄弟でマジになるほどの価値があるのか?」と書かれていたが、思わずふきだした。確かに、撮影当時29才の彼女に女子高生を演じさせるには無理があるし、ジェームズ・ディーン(キャル)との年齢差だって6才もある。

この映画の人物はみな「クセ」がある。敬虔なクリスチャンゆえに視野の狭い父親アダム、彼のコピーである兄のアロン、父への愛情に飢えながらもうまく表現できずに誤解を受けるキャル、夫を捨て冷徹かつしたたかさの中にもどこか寂しさを漂わせる母親ケイト、そうして再婚した父親に複雑な感情をもつアロンの婚約者のアブラである。

アロンは母親から与えられなかった愛情をアブラに求める。アブラにとっては「自分を聖人化するアロン」が次第に疎ましくなる。そうして自然児キャルに心を寄せる。嫉妬するアロン、父親への誕生日の贈り物を拒否されて嘆くキャルを口汚く罵る。キャルは仕返しにアロンを「死んだはずの母親」に合わせる。「真実」を知って自暴自棄に陥ったアロンは出征する。アロンに全てを託していたアダムはショックのあまり脳卒中で倒れる。

キャルは自分の犯した罪の重さに驚き、家を出ようとする。アブラはそれを許さない。キャルに「手遅れにならないうちに父親に自分の気持ちを率直に伝えるよう」嘆願する。
ここでエリア・カザンがなぜジュリー・ハリスを起用したかわかった。キャルに迫るアブラの振る舞いは恋人ではない。厳しさの中にもキャルに対して深い愛情を注ぐ姿は、まるで母親か姉のようである。こんな演技は若い女優にはぜったいできない!

しかし・・・原作は重い。はじめに書いた「冗談」が通じないほど重い。キャルの無分別な行動は父親を危篤に陥らせるだけではない。母親を自殺させ、兄をも戦死させる。二人にはこれから苦難の道が続くであろう。

キャルとアブラに幸あれ!

投稿者:s-iko投稿日:2006-09-13 01:08:26
これだけの題材を、教訓的にならずに、普遍的なタッチで描いたのは凄い。

ヒリヒリするような青臭さや、ジリジリするような若者の焦りが、胸に迫る。

それまでのジュクジュクした展開があるからこそ、最後は嬉しさとやりきれなさが一体となった不思議な涙がダーっと流れました。

最後のシーンに流れる異様なほどの神聖さは、凄い。体が火照るような。聖と罪は常に隣り合わせにある関係なのではないか、と思わせる説得力が凄いです。
投稿者:知立方面投稿日:2006-07-20 05:58:36
徴兵委員をしている父親は、豆を育てて戦争でもうけたキャルの金を受け取れないと言う。

どこまでも上手くいかないキャル。

しかし、ラストに希望を見出せた。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-04-06 12:07:58
性格が違う両親と兄弟の生き方を対比して、スムースな進行で作られた秀作だと思います。その描き方が解りやすいので、逆に凡作と見る人もいるかも知れませんが、私は好感を持っています。
スタインベックも満足したというジェームズ・ディーンが抜擢されただけの事はある名演で、父親のレイモンド・マッセイは名優ですから当然として、母親のジョー・ヴァン・フリートや兄のリチャード・ダヴァロスも、その役をうまく演じています。ただ、恋人役のジュリー・ハリスも悪くありませんが、助演賞を受ける程かなとは思いました。
ジャズ・フェスティバルで有名なモントルーとその近郊サリナスが舞台になっていますが、その描写も良いと思いますし、何よりカラーが綺麗な映画です。
投稿者:cossa*投稿日:2006-03-14 23:29:45
ジェームス・ディーンが伝説になっている理由も、この映画を見るとわかるような気がします。「理由なき反抗」と続けてみたので、正直「同じような役しか演じてないじゃん」と思ってしまいましたが、この年齢の若者の傷つきやすい心を表情でここまで見事に表現できる人ってなかなかいないのではと思います。丸めた背中やポケットにつっこんだ手も、自然で役柄のさみしげな雰囲気を表している気がします。強がってるけど泣く時は号泣して、しかもそれが似合う所がすごい。笑 母親の言う「お前は本当に憎めない子だ」というセリフがぴったり。
投稿者:MyLoad投稿日:2006-03-09 18:49:30
カインとアベルとはちょっと違う。この映画のお兄さんの落ち度って、、、。もっかい観たい。5年後くらいに。
投稿者:R.C.PPK投稿日:2005-10-22 14:02:29
一番最初に見た時は、なんだかうじうじした息子だな、とか、あのオヤジはどうしてああいう事になるのかなどどうも良く分らない感じで、そんなに名作だろうかと首をひねった。その後原作に忠実に長い長い話を映像化したテレビシリーズを見て、初めていろいろな事がしっくりと腑に落ちた。そして年月が経って、久々に見てみると、J・ディーンの一人古びない永遠の生命力と存在感に改めて敬服した。確かに、この映画は彼自身の見たされない飢えを投影させたものであろう。自然に画面の中に入ってその役そのものである。しかし、何より彼はやはり存在として輝いているのだ。今の作品の画面に出てきてもまったく違和感なく溶け込むだろうそのルックスと存在感。50年も前に死んだとは信じられないほどに、今見ても新鮮だ。
投稿者:ノーチェイサー投稿日:2004-09-18 21:07:48
最近のフランス系批評家に影響された人たちは何かとニコラス・レイ
を称揚してカザンをこき下ろしますが、そんな色眼鏡なく見ればやは
りカザンの演出はたいしたもんだと思いますよ。「理由なき反抗」や
「エデンの東」を若い頃に見た人たちの多くは理屈ぬきで感動したも
のです。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-09-15 12:37:47
ディーンが心の葛藤に喘ぐ屈折した若者の役を見事に演じていた。
彼は若くしてこの世を去りましたが、今だに彼の寂しげな表情など忘れることなくいつまでも心に焼き付いて離れません。
お兄さんもかわいそうだと思いましたが、最後父親と気持ちが通じた場面はほんとに心にしみました。レナード・ローゼンマンのテーマ曲もすばらしい。
投稿者:さち投稿日:2004-09-15 07:58:57
素晴らしい青春映画
投稿者:o.o投稿日:2003-12-15 01:51:05
 潔癖で公正な人間であるがゆえの視野の狭さと、視野の狭さからくる冷淡さをもった父親。それに我慢ならず家を飛び出したらしい奔放な性格の母親。その父親の性格を純粋培養したような主人公の双子の兄。母親の気質を受け継いだ主人公。主人公と同じく父親に愛されなかった思いを抱いている兄の婚約者。これら登場人物達が織りなす人間関係の妙が、この作品の最大の魅力だと思いました。それぞれのどの関係に注目しても、様々な事を考えさせられます。
 ジェームス・ディーンの演技が良いのは当然として、何と言っても、母親役の演技が素晴らしく、世知辛く、冷酷でさえありながら、息子の登場に、ほんのわずかに動揺を見せる表情には、思わず見入ってしまいました。
 原作がスタインベックの小説で、さらにその小説は旧約聖書の物語を基にしている事を見終わってから知りました。恥ずかしながらどちらも読んだ事がなく、読んでいたら、もっと色々な事が見えたのかもしれません。
 教養が無いという事は、損な事だと思った次第です。
投稿者:ヒシバイタル投稿日:2003-09-30 14:42:33
 出演者よし、内容よし、音楽よし。何より、子供の頃さびれたリバイバル館で観た時、詰め掛けたお兄さんお姉さんたちの優しいこと、優しいこと。会場全体が良識に包まれたような雰囲気は、経験したことがありません。この映画のファンが最高だと思いました。

 エリア・カザン監督のご冥福をお祈りします。
投稿者:トレマー図投稿日:2003-04-17 23:29:17
泣けました。
投稿者:4531731投稿日:2002-06-16 01:30:41
 ジミーの出現があまりに鮮やかなのでキャルばかり云々されるが、実はアーロンもかなり可愛そうでしょう(ラストのコトじゃなく)。
 何しろ、あーいう自分から逃げてる人間(親父)と生活してたって良いことは100%皆無なワケだから。彼(親父)はキャルだけじゃなく、人を愛することが出来ない。あらかじめ全てが終わってしまっている男。一緒にいても、何も始まらないし何も生まれない。
 彼(親父)は自分のファンタジーにしがみついてやっと生きてるだけの男。自分のファンタジーを一緒に演じてくれる人間としか付き合えない(アーロン…)。
 反対に「そんな三文芝居に付き合わされるのは真っ平だぜ」という、キャルや母親の態度は至極もっともなワケ。彼を殺そうとした母親の気持ちは良く分かる(笑)。
 
 ジェームズ・ディーンは演技してるというより詩を詠ってるという印象が強い。時には少年のように、時には悪魔のように。自在の境地で詩を詠う、という。素晴らしいっす。スタインベックも読んだことないから分からないけど、この映画を見る限り中々いいですね。人間描写に関しては容赦しない、かなり厳しい作家だと思う。

 音楽はディーンのニューヨーク時代の友人、レナード・ローゼンバーグ。仕事のなかった彼をディーンが推薦したらしい。ローゼンバーグと言ったら、他に「悪魔の追跡」や「禁じられた獲物の香り」とかありますね(変わってるヤツばかり)。
投稿者:ぶんた投稿日:2002-05-31 10:04:25
ジェームズ・ディーン、ポール・ニューマン、マーロン・ブランド等々・・・
に対して、
ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、ジョニー・デップ等々・・・
うーん、新旧比較するのは野暮か?

投稿者:ドトウ投稿日:2001-07-22 00:07:25
あの程度の三行にも満たない文のどこをとって言い過ぎといっているのか分かりません。争点がずれてるようですが、私は"映像一辺倒な意見"と指摘している訳ですよ。ベルトロさんの代弁は飛躍し過ぎじゃないですか。あなたは登場人物の構図や人物像を対置させて、映像批判を展開させてますよね。そういう意見は"映像一辺倒な意見"では無い訳で、それならなんら不服はないんです。私の言い過ぎ(?)意見もありませんでしたよ。もっと具体的に釈明しようとすると、再び例の意見への批判に行き着いてしまうのでこんなとこで止めときます。そんな場でもないんで。

痛烈な作品批判に難色を示していたのではありません。言いたいのは批判の仕方。ストーリーや映像に規範があると誰が決めたのか知らないけど、映画を楽しむ上でこの二つは表裏一体だと思う。だから、専門的な一側面に固執した批判をみると「違うんじゃない?」と感じるの。でも、私の方も偉そうに他人の意見を批判するわりに、論拠が明確でなかったことは悪かったと思う。そういった意味では言い過ぎではなく、言い足りなかったってことかな。

作品の内容については前述した通り、子細に憶えてないからあれこれいえないんだけど、やっぱりJ・ディーンの演技が光っていたとしか言えないな。(ちょっと苦しいね)私も基本的にトータルで映画を捉えるタチなんで、この作品が全体的に優れているなんてサラサラ思っちゃいないよ。ただ、映画ファンとしてJ・ディーンの演技は評価したい。映像がダメだからって「無しよ」扱いにするのは横暴だと思う。(やっぱり苦しい?)
投稿者:ドトウ投稿日:2001-07-21 05:13:24
観たのは随分前なので詳細は忘れましたが、カンドーしたのを憶えています。J・ディーンの名演が強く印象に残っています。終盤だったかな、キャルが父親に抱きつくシーンがありましたよね。あのシーンの一連のJ・ディーンの動きは、とっさのアドリブだったって知ってました?(情報ネタはかなり前の「知ってるつもり」です(笑))なんか、役者としての純度が他とは全く違いますよね。

それにしても↓の人はカットが全てなんですね。映像技術の面での専門家なのかな。このシナリオと演技をみてもそれについて全く触れずに、映像のみに言及するなんて。こんな一辺倒な姿勢で映画を批評する人もいるんですね。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-04-26 04:25:49
 この画面大嫌い。私にとっては、『紳士協定』と並ぶエリア・カザンの大愚作。
 キャルと父親のシーンの斜めの構図の嫌らしさったらない!映画史上名作と言
われている映画の中でも最悪の画面だと私は思う。これを嗜好の問題だと片づけ
るには許し難いレベルだとも思う。夜の屋外シーンの必要以上に明るい照明も大
嫌いだ。
 ラスト近くでキャルが庭のブランコに乗り父親と会話するカットで、ブランコ
の動きに会わせてカメラを揺さぶる演出に至っては虫酸が走る!
 シネマスコープの使い方という意味では『理由なき反抗』のニコラス・レイの
方が100倍は上をいく。ナタリー・ウッド達を横臥させ、シネスコいっぱいにと
らえたカットの艶めかしさ。このようなハッとするカットは『エデンの東』には
ワンカットもない。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞ジェームズ・ディーン 
 ■ 助演女優賞ジョー・ヴァン・フリート 
 □ 監督賞エリア・カザン 
 □ 脚色賞ポール・オズボーン 
■ 劇的映画賞エリア・カザン 
■ 作品賞(ドラマ) 
□ 作品賞(総合) 
 □ 男優賞(国外)ジェームズ・ディーン 
 □ 新人賞ジョー・ヴァン・フリート 
■ 新規登録作品 
■ 外国作品賞 
【ミュージック】
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