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エド・ウッド(1994)

ED WOOD

メディア映画
上映時間124分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ブエナ)
初公開年月1995/06/
ジャンル伝記
エド・ウッド [DVD]
参考価格:¥ 1,500
価格:¥ 1,275
USED価格:¥ 549
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【解説】
 実在の映画監督で、“史上最低の監督”と謳われた、エドワード・D・ウッド・ジュニア--通称エド・ウッドの伝記的作品。50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、矢も楯もたまらずそのプロデュサーのもとへ押しかけた。本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシを出演させることを条件に資金を調達、その映画「グレンとグレンダ」で監督デビューを飾るが……。心から映画を愛し、夢を追い続け、そして史上最低の映画監督と謳われた男エド・ウッド。お堅い伝記作品というよりも、自身も彼の同類であると自認する製作・監督のティム・バートンが、そんな彼のキャラクターに重点を置き、ユーモアを持って、実に温かい目で描いた秀作。
評価
【関連作品】
グレンとグレンダ(1953)
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aシザーハンズ (1990)
[002]Aフロム・ヘル (2001)
[003]Aギルバート・グレイプ (1993)
[004]A妹の恋人 (1993)
[005]Aアメリ (2001)
[006]Aブロウ (2001)
[007]Aスリーピー・ホロウ (1999)
[008]Aオーロラの彼方へ (2000)
[009]Aフィッシャー・キング (1991)
[010]Aフロム・ダスク・ティル・ドーン (1996)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
34258 7.59
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2010-01-17 21:34:50
実在の映画作家エド・ウッド(ジョニー・デップ)の伝記映画。映画への情熱は人一倍。しかしながら、決して成功とは言えない人生であった。ただ、彼を取り巻き支える人々が財産であった。とりわけ、死が直前に迫る元大スターのベラ・ルゴシ(マーチン・ランドー)との交流は、大志を抱く若き映画人にとって大切であった。二人の公私に亘る交流が綿々と綴られていて、最後には固い絆に発展する。この映画の主題は、ここにあるのであろう。老若2人の演技もあって、見ごたえがあった。ベラ・ルゴシは、ハンガリー生まれで、身寄りがなく、クスリ漬けの日々を送っていたという設定。本作では特に、ハンガリー生まれであることが、強調されていた。帰る家はなく、ジャングルが"家"なのだ。しかし、誇りは失っておらず、未だにボリス・カーロフ(フランケンシュタインのモンスターを演じた)には強いライバル意識を持っている。(本作の台詞で、フランケンシュタインのモンスターの演技をけなしている場面があるが、実は、ベラ・ルゴシも"フランケンシュタインと狼男"[1943]でこのモンスターを演じている)その寂しい境遇にエド・ウッドが現れるのだ。ドラキュラ俳優で鳴らしたルゴシの登場場面が、棺桶というのは笑えた。映画撮影にまつわる描写がリアルで、楽しかった。この撮影風景では、特殊な状況ではなく、ティム・バートン監督自身も実体験している普遍的な問題が表現されているのではないだろうか。資金集めの難しさ、キャスティングの苦労、出演者同士の不仲、俳優の我儘、出資者の横暴・・・。ウッドが、細かいことは、気にせず、"Perfect!"と言って、どんどん撮り進めていく様は、小気味良い。ランドーは、改めて良い役者だと思った。彼にジュリエットのような可愛い娘がいたとは!ロレッタ(ジュリエット・ランドー)は、たった300$の出資でヒロインの座を手に。そのとばっちりで、ウッドの恋人であったドロレス(サラ・ジェシカ・パーカー)が役を降ろされ、ウッドとの仲は破局。ウッドには、代わってキャシー(パトリシア・アークェット)という天使のような女性が現れる。オカマのバニー(ビル・マーレイ)やナレーター兼制作補佐のクリズウェル(ジェフリー・ジョーンズ)も良かった。G.D.スプラドリンは、ウッドの映画に出資した聖職者役で、あれこれと注文を付けてウッドを爆発させてしまう。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2009-02-28 13:18:57
個人的には好きですが、わかれるところだろうな〜
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-21 19:04:28
映画に対する愛情は人一倍なのに映画を撮る才能のない監督。このエド・ウッドというキャラクターをティム・バートンはとても魅力的にしています。史上最低の監督と言われている人だけに、彼の映画より彼の人生の方が断然面白い。劇中を通してバートンのエド・ウッドそして映画に対する温かい目線がかんじられる。本当にこのおっさんは温かい人なんだろうなぁ。
ジョニー・デップも好演。やっぱりこのころの彼が一番ですね。海賊なんてしなくて良いよ。
バートンの中では割と地味目の作品ですが、映画好きなら必見です。あと観賞後、エド・ウッドの作品を観ると微笑ましい気分になるのでそっちの楽しみも是非。
投稿者:ロビーJ投稿日:2008-03-25 05:51:18
大好きなティム・バートン監督作品ということと、主演がジョニー・デップという所に惹かれて中古ビデオを買って鑑賞しました。とっても素敵な映画でした。私はエド・ウッド(エドワード・D・ウッド・Jr)という映画監督は本作を観るまでまったく知らなかったですが、この機会に彼の作品を是非何作か見たくなりました。
ティムとは名コンビのジョニー・デップが見事な好演!女装姿を披露してくれたり、いつも以上に可愛らしいジョニーの姿がとても微笑ましかったです。そしてサラ・ジェシカ・パーカーやパトリシア・アークエットも良かったし、ビル・マーレイも最高!リサ・マリーのウエストやオーソン・ウェルズにそっくり過ぎだったヴィンセント・ドノフリオも素晴らしかったです。でもやはり何よりベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーが見事で後半は泣けました。
何にしても本作は“映画”をより大切に感じさせてくれる素晴らしい作品でした。温かいユーモアと優しいティムの描き方は本当に見事だったと思うし、素直に心から見て良かったな、と思える素敵な映画でした。なのでDVDもほしいですね。
投稿者:ミリアム投稿日:2008-03-17 16:06:48
バートンの映画には常に「アウトサイダー」へのやさしさがあふれている。
ここでは、ハリウッドという映画界のアウトサイダー、“史上最低の映画監督”エド・ウッドの人生を描く。バートンは決して声高にこの監督への愛や敬慕を謳うわけではない。ただ、華やかなハリウッドの影で、同じように映画を愛し、情熱を捧げた男がいたという事実を、いつもの温かなやさしさで見つめている。
投稿者:irony投稿日:2007-03-12 16:27:53
 情熱 愛情 心暖まる優しい視点で撮られていましたね。晩年はアル中で恵まれなかったかも知れないがええ伴侶に巡り合えてよかったね。フライパンはワンテイクでヒットしたのかしらん?
投稿者:なちら投稿日:2007-02-22 22:43:54
その後の話が面白い。
投稿者:しまねこ投稿日:2006-08-30 10:42:23
某有名映画評論家のエッセイに書いてあった、
「彼が映画を撮り続けたのは、よほどの無恥か、単なるバカか、どちらかだったからだろう」と言う意見に、私は断固反対です。

この作品に描かれている「エド」は事実だったのかは知りませんが、彼が映画を撮り続けたのは、他でもなく「映画」が大好きだったからでしょう。
だからこそ、スタッフを率い、資金を集め、観客からのポップコーン攻撃にも耐えられたのではないでしょうか。

オーソンウェルズやドラキュラ映画を尊敬した映画ファンとしても、どんなに悪趣味でも映画を1本の作品として完成させた監督としても、(少なくとも)映画の道を志す人たちにとっては、尊敬に値する人物です。

(2番目の恋人で、後に奥さんになったキャシー・ウッドさんはとても偉い方ですよね。『死霊の盆踊り』とかを撮っても見捨てることなくエドを支えたんですから。)
投稿者:さとせ投稿日:2006-01-15 21:01:24
史上最低の監督といわれるエド・ウッドの伝記映画。伝記「エド・ウッド」(ルドルフ・グレイ・早川書房・5段階評価の3・5)を原作として映画化
している。内容は知っての通りであるが、何といってもウッドのベラ・ルゴシに対する愛情には感動させられる。
映画は原作よりウッドを格好良く描いている。
投稿者:bond投稿日:2005-10-05 13:11:03
映画を愛してるんだよなー。
投稿者:イドの怪物投稿日:2005-09-26 13:39:38
結構面白かったです。
一種の狂気とも思えるB級映画への情熱とB級映画の元スターとの交流をボチボチと描いてます。
とりわけマーチン・ランドーを始めとする脇を固める人達が結構名演だったと思います。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-05-01 22:09:54
ぶっとんだ感性は、大衆に理解されない。
少数のマニアは、そういう人間を“不遇の天才”と呼ぶ。
…実のところは駄作、とされても仕方ない作品なのだが。
アイデアがグレイト!という思い込みで、それを伝えようとするが、伝え方が下手。(練り込み不足ともいう…“障害”も描かれるが。)
が、グレイトと思ったネタ自体は、実際のところダイヤの原石かも…だ。
ただ、メジャーな感性を持った人間(ティム・バートン)が理解し、つまらん、と思うものを誰かが繰り返し理解しようとする努力によってのみ、その感性(及び監督としての才能)は報われる。
っーか、彼は素人じゃないのよ。なにが創造と呼べるものかは解っている。
その自分の才能が自覚出来るからこそ、自ら傑作、最高の監督、と思うわけだ。
“僕なら出来る”〜でも誰も出来ない(というか、やる意味がないと解っている)それをやったから結局どうだってんだ。
本作はコメディー色に彩られてはいるが、“創造”と“作品”の違い、“天才”と“職人”の違いを語る。
…“ティム・バートン”自身、己の天才を理解されない感を持っているのかも…それは勘違いだと思うが。それとも“憧れ”?…それも思い難いが。(もっとアートに走りたいのか?)
ともかく本作が描くのはエド・ウッドという通常理解される事のない才能である。役者の演技〜演出といい、“史上最悪映画”という人の感性は僕には理解出来ない…語りたいものを投げ出しただけではないと思う。
そして、この映画を観た人が彼の作品を観る〜既にして当時、彼の作品を観た人とは明らかに見方が違う筈だ。
なぜならそれは、第一級の映画監督が惜しみない愛を捧げる作品なのだから。
投稿者:SoH投稿日:2005-03-15 22:49:44
「オタク」「元・苛められっ子」といった人生が垣間見れてしまう映画が多いティム・バートン作品群の中で、トップクラスに好きな映画。「オタク心」はこんな「映画界の裏街道の裏話」に持って来いだし、「元・苛められっ子」ってのは、映画界から迫害されたエド・ウッドとベラ・ルゴシを描くのに充分役立ってると思う(実際にバートン監督が苛められっ子だったかは知らんけれど…)。でも、実在の人物を描いているためか、監督の感情移入が暴走することがなく、観る者もキャラとある程度距離を置いて観ることが出来る映画に仕上がってるんだ。ユーモラスでありながら、おセンチ。それが妙に心地いい。今回観直して、音楽がダニー・エルフマンじゃなかったことに気付く。調べてみたら近年のティム・バートン映画でダニー・エルフマンが音楽担当してないのって、これだけなんだね。予定が合わなかったのか、それともバートンが「この映画のムードを煽るのは、エルフマンの音楽じゃない!」と思ったのかは知らないけれど、そこからいってすでに興味深い。中身ももちろん面白い。実際、エド・ウッド作品を俺は観ていないけど、何本か観た友達に言わせると、「ホントに面白くないことを、大真面目にやっているので、悲痛さすら覚える」とのこと。この作品、そんな映画を撮った監督を巧く描いてると思う。エド・ウッドは明るくて前向き、映画を愛してるにも関わらず、女装癖があって、くだらない映画を真面目に撮ってしまう。それを見事に面白悲しく描いてる。そうなんだよ、先述したように、ユーモアとセンチさが表裏一体コインのよう。ベラ・ルゴシ(演じるマーティン・ランドー、そっくり。メイクはリック・ベイカーだったのか)とエド・ウッドの最初の出会いなんて、ユーモラス過ぎて堪らん。ドラキュラ俳優と監督が棺桶屋で出会うんだもの。でもセンチ。ベラ・ルゴシは「自分の命も残り僅か」と思ってる訳だから。そういった面白悲しいエピソードが多くて、この映画、すごく楽しめる。エド・ウッドの作品に対する演出は大真面目なんだけど、いい加減で、これまた面白悲しい(明らかにNGカットをオッケーといったり、次々と撮影が後手に回ったり)。人が善すぎる人って監督に向いてないとよくいわれる訳で、この映画を観てたら、つくづくそう思った。そんなエド・ウッドとベラ・ルゴシの友情、そしてエドの新しい恋はなんだか泣けてきた。終盤、エドがオーソン・ウェルズ(演じるはビンセント・ドノフリオ。これもなかなか似てるよ)の言葉に励まされて、映画を撮る場面もね。勇壮な音楽がかかって、やる気みなぎってるのに、明らかに酷い作品を撮ってるんだもの。でも、いいんだ。確かに彼らは可哀想かもしれない。けれど、そういいたくない。バートン監督は、この映画の登場人物に明らかに「敬意」を表してると思った。俺も「志し」という点だけは敬意を表したい。同じ映画好きとして、彼らの映画に対する「愛」までは否定できないから。
投稿者:vale投稿日:2005-02-27 14:56:45
米史上最悪監督に捧げる史上最悪映画のひとつ。楽屋オチが不快なバラエティー番組型。ジョニー・デップの演技は不快だが、頬の筋肉の強さは理解。
自分の友人が作ってしまった映画としたら楽しめる。・・・かも
投稿者:PECO投稿日:2005-02-15 19:50:12
すごくおもしろかった。ジョニデも好演でしたし、エド・ウッドも大変興味深いです。今ものすごく彼の映画が見てみたい!
投稿者:MASA投稿日:2004-08-16 23:49:04
 エド・ウッドのことは全然知らないし、彼の映画も観たことないから
よく分かんないけど、ジョニー・デップはよかった。
 作品によって演技や雰囲気が違い、まるで別人のように感じる。俳優
なら当たり前なのかもしれないけど、完璧にこなせる人ってそうそうい
ないと思う。この人はホントにすごいです。
投稿者:ハリー・ハウゼン投稿日:2003-08-29 16:56:40
WOWOWで放送された”ブレンダとグレンダ”、”怪物の花嫁”、”プラン9・フロム・アウタースペース”をあわせて観ました。
どの作品も彼の個性が大爆発で誰が観てもひっくりかえります。
怪物の花嫁でのべラ・ルゴシvs大ダコの格闘シーンはシビレます。
投稿者:SWEET BABY投稿日:2003-07-11 23:18:53
お宅くん地位向上に貢献する、お茶目な監督、ティム・バートンの最高傑作映画。わたしの”愛すべき作品”のひとつ。
この映画をひとりで劇場で観たとき大変だったな。劇場を出た後もニタニタ笑いがとまらなかったから。

エドはなぜ「最低」と呼ばれながら、みんなに愛されたのか?
オーソンウェルズに憧れて、映画を心から愛して、元気いっぱいのサイテイの映画を作ったからです!どんなに批判を浴びたって、自分の映画が傑作だと信じて疑わなかったからです!そんなエドをティムも愛したんでしょうね。ティムにとってエドは、アイドル的存在なのね。
マーチン・ランドー演じる往年のドラキュラスター、悩めるベラ・ルゴシが妖怪チックでとってもせつない。
投稿者:Stingr@y投稿日:2003-04-20 18:50:20
 この作品にはエド・ウッド監督をどう評価するかなんて描かれていない。彼の映画への情熱と彼を慕う人達の思いが,ベラ・ルゴシを巻き込んでのドタバタした映画作りに見ごとに映像化されている。コメディ・タッチの脚本に不屈のエド・ウッド監督を見るようだ。

 一部に話題のウェルズとの対面場面は,その直前にエド・ウッドが言った「いいんだよ どうせ虚構なんだから」に対応したティム・バートンの虚構で,目くじら立てることでもない。この映画は「伝記ではなく虚構だ」という作品からのメッセージである。ここではジャンルを[伝記]としているが,どうせなら[コメディ/伝記物]でしょう。皆さん,まさか伝記として観ていないよね?[伝記(biography)]と[伝記物(biographical-fiction)]とは全くの別物。
投稿者:豆奴投稿日:2003-04-14 02:01:03
ジョニーの出演作の中でもベストってくらい、私は大好きな作品です。登場人物がみんな愛すべき人たちですよね。エドの突拍子もないアイデアに黙々と従うスタッフの姿とかグッとくる!実際にエド・ウッド監督作品を観たら面白いかどうかちょっ疑問だけど、この映画での彼にはとても魅力を感じました。
投稿者:メロトロン星人投稿日:2003-04-12 08:53:25
自分は、本作そんなに悪趣味とは思いませんが・・・。確かに、ガキかもしれんが、そのガキっぽさがバートン作品の魅力なんと違いますか?。それに、本作をシリアスドラマとして受け取るのはやはり間違い!。シチュエーションコメディ的に観るのが正解でしょう。「怪物の花嫁」「プラン9・フロム・アウタースペイス」製作の裏側もみえてきて割と興味深い一作でした。この映画がなかったら、日本でエド・ウッド作品がちゃんとビデオ化されることなんてなかったかもよ。50年代には彼以外にも大馬鹿低予算映画を量産した監督・製作者はやまほどいたってのに。あと、ベラ・ルゴシとウッドがあれほど親密な関係だったとはね、知らなんだった。なんか、バウハウスの「ベラ・ルゴシズ・デッド」を聴きたくなっちまった!!。
それから、モノクロ映画は見たくないって方!。映画はモノクロの方が良い作品が多いんですよ。色がつくと人間ってのはその提示された色しか見ないんですが、モノクロだと頭の中で知らないうちに色を想像しているんです。それゆえに、見る側にも映画に参加できる余地が残されているんで、より楽しく作品を楽しめるってわけです。
投稿者:shinjuan投稿日:2002-10-08 00:19:33
マーティン・ランドーです!ミッション・インポシブルもこの人のおかげなんですよ、好きになったのって!「マジェスティック」もこの人になんとか救われました。と言う事で、デップの頑張りとバートンと、そしてランドーなんでした。
投稿者:さーみあん投稿日:2002-10-07 23:14:53
【ネタバレ注意】

こういう「世に容れられぬ才能」の話というのは、
実録物にせよ完全なフィクションにせよ、
ハッピー・エンドにせよ悲劇的結末を遂げるものにせよ、よくあるわけですが、
この話のスゴいトコロはなんといってもその「才能」役に才能がまったく無い!!
というトコロにつきると思いますね。
そしてそこへバートンは、
「才能が無くて何が悪い!」
ト、畳み掛ける!
素晴らしい! そうだそうだッ何が悪いッ! ブラーヴォッ! ブラーヴォッ!!
「他人の夢を撮ってどうする? 自分の夢を撮るんだ」(byオーソン)
ウワァァァン 
最高です! 

投稿者:カイルブロフロスキー投稿日:2002-02-10 03:12:09
『エドウッド』は俺も大好き
情熱だけは人一倍。
でも、出来た作品は超サイテー!
いつまでたってもドラキュラ一筋のベラ・ルゴシが喋る度に大袈裟にながれる♪白鳥の湖はルゴシの名作『魔人ドラキュラ』のテーマで泣ける。
女装癖があってアンゴラ大好きなエド・ウッドのダメさ加減はブギーナイツとどっこいどっこい… 一部で有名な「死霊の盆踊り」は彼の脚本。

この作品はティム・バートン作品の中で一番好き!
次はマーズアタックス!!
胡散臭さも最高です。

投稿者:キートン投稿日:2001-07-14 05:29:49
私はこの映画をシチュエーション・コメディとして見て十分笑えて、大好きです。それにティム・バートン風味のゲテモノ趣味みたいな味付けがされていて非常にいい雰囲気をかもし出していると思いますけど。エド・ウッドの映画に対する愛情が深く、本気でやってると感じれば感じるほど、彼の滑稽さは増していきます。「グレンとグレンダ」等が面白いわけではなく(十分笑えるかも)、それらを本気で作ったエド・ウッドの姿が滑稽に見えます。これをエド・ウッドを笑いものにしているとも取れないこともないですが、やはりこれはティム・バートンのエド・ウッドへの愛着の現れのでしょう。つまり観る人はエド・ウッドの才能がなく何度やってもいい結果は出ないのに何度もトライする姿に、彼の映画への愛情の深さを感じ、愛情が深いと知ることによりおかしさを感じ、おかしさと同時にエド・ウッドへの愛着を感じるという訳です。ティム・バートンは彼の作品への再評価をもちろん求めたわけではなく、凡庸な監督・作品の存在へ注意を喚起し、暖かい眼差しで認識されることを意図していると思います。「まあ、確かに退屈な映画だけどさ、そうつまんないって言いなさんな。情熱をもって作ってるんだからさ。この情熱立派でしょう。」ってな感じです。
エド・ウッドへのオマージュと笑いのどちらの意図が強いと感じるかは観る人によって違うと思いますが、ふたつが月と地球のようにバランスとってうまく回ってるように感じます。笑いを産出すためだけに才能の無さを見せているのではなく、才能の無さとを見せることにより笑いを作り出すと同時に彼の情熱の深さ、彼への愛着・賞賛を送っているところにこの映画の良さがあると思います。より多くの笑いを産み出し、彼への愛情をより深く伝えるためには彼の才能の無さを強調することは必要不可欠です。才能のなさをある種のハンディキャップとして捉えるなら、この手法は許されないものですが、私もご同様に凡庸な一庶民ですので存分に映画を楽しめました。
でもエド・ウッドの姿はやはり哀しく、そこにうっかり自分の姿を投影してしまうとやりきれない気持ちになってしまいますなー。というわけであくまでコメディとして見た方が平和ですね。
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-10 18:08:04
男達(女もいたけど、雰囲気的に)の友情の物語だと思った.
負けても負けても頑張る弱小野球部みたいで、素敵だった.
投稿者:タケキチ投稿日:2001-03-24 00:04:57
今さくらさんのコメントを拝見して、正直驚いてしまいました。
ええー!これってエド・ウッドを冷ややかに見つめてた?
僕はこの作品、何度も観てますが、その度にバートンの
ウッドに対する共感の篭った暖かい眼差しに、胸が熱くなっちゃうんですがね。

確かこの作品の脚本は「ラリー・フリント」や「マン・オン・ザ・ムーン」を
書いた人達だと思いましたが、むしろその両作を監督した
ミロシュ・フォアマンは、すごく主人公を冷ややかに、
と言うか見下したような視点で描いた気はしたけど。
(特に「ラリー・フリント」の偽善的な視点は、観ていて反吐が出る思いでした)

O・ウェルズとの対面場面、良いじゃないですか。
いかにも映画らしい嘘って感じで。
大体ウェルズだって、今でこそ映画史上に残る巨匠扱いだけど
元を正せば、この人こそ、ある意味「カルト映画」監督の元祖だもんね。
映画は当時、一本もヒットしてない筈だし、後年はゲテモノ映画にも
(おまけに言えば変な英語の教材とかにまで)いっぱい出演してるし。

まあ、もちろんウッドは当然ウェルズのような魔術的才能なんて
微塵も持ち合わせてなかった訳だし、いわゆる「再評価」に値する
監督だ、なんてこの映画は一言も言っていないでしょう。
でも、その映画に対する情熱も、愛情も決して紛い物では無かった。
そうだとすれば、ウェルズとウッドの監督としての差も
「才能」というただ一点を除けば、決して距離のある物じゃなかったのでは?
あの対比はそう訴えてたんじゃないですかね?
もちろん、それは裏を返せばかなり残酷な事実かも知れないけど。

単純に言って、この映画はバートンのエド・ウッドに対する
ラブ・レターだと思います。
そして決して声高ではないけど、バートンが投げかけてる言葉、
それは「うん、僕もあなたと同じだよ」、その一言じゃないかな。
なるほど、さくらさんがどういう意味で仰ったのか
良く分かりませんが、確かにバートンはある意味「常識人」だと思う。
彼は例えばD・リンチやJ・ウォーターズのような
本物の「変態」でも「悪趣味」でもないし、
大衆受けを狙ってわざと不快な代物を見せつける「非常識」な監督ではないしね。

バートンの才能はつまり、人とはほんの「ちょっとだけ」趣味が
違う事。そして、そんな自身と同じ「ちょっとだけ」変わった人の
痛みや孤独を汲み取り、画に出来る事じゃないでしょうか。
その優しい感性こそが、彼の映画の真骨頂だと思うし、
それを「常識的」で物足りないと思うのなら、
結局根本的に、彼の映画に求めている物自体を間違えてるんじゃないかな。

僕はこの映画のラストを観ると、いつも目頭が熱くなります。
才能にも運にも恵まれなかった「同類」に対して
あれほど暖かく優しい「献花」をした監督はいないんじゃないかな。
決してウッド本人は体験し得なかった「ハッピーエンド」の贈り物。
きっと、あの世で彼も喜んでるんじゃないでしょうか。

失礼、またも長々と語ってしまいました。
個人的に僕はこれ、バートンの最高傑作だと思ってますのでね。
どうしても守ってやりたくなるんです。
さくらさん、どうかお気を悪くなさらぬよう。では。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 助演男優賞マーティン・ランドー 
 ■ メイクアップ賞YOLANDA TOUSSIENG 
  VE NEILL 
  リック・ベイカー 
□ パルム・ドールティム・バートン 
■ 助演男優賞マーティン・ランドー 
 ■ 撮影賞ステファン・チャプスキー 
■ 助演男優賞マーティン・ランドー 
 ■ 撮影賞ステファン・チャプスキー 
■ 助演男優賞マーティン・ランドー 
 ■ 撮影賞ステファン・チャプスキー 
 ■ 音楽賞ハワード・ショア 
□ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 □ 男優賞(コメディ/ミュージカル)ジョニー・デップ 
 ■ 助演男優賞マーティン・ランドー 
□ 助演男優賞マーティン・ランドー 
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