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フル・フロンタル(2003)

FULL FRONTAL

メディア映画
上映時間101分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(東芝エンタテインメント)
初公開年月2003/12/20
ジャンルドラマ/コメディ
ロサンゼルス、ハリウッド。
裸(フル・フロンタル)の心を抱えて
誰もが少し誰かと
つながっている。
フル・フロンタル [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 350
USED価格:¥ 1
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【解説】
 「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が出世作「セックスと嘘とビデオテープ」のように原点回帰のごとき演出で撮り上げた群像劇。ショウビズ界で成功しながらも常に孤独感や不安感を抱えた男女が、そんな切ない裸の心をさらけ出していく様を、コミカルさとペーソスを織り交ぜて描き出す。
 ロサンゼルス。今日、金曜日の夜、ビバリーヒルズの高級ホテルで映画プロデューサー、ガスの40歳の誕生パーティーが開かれようとしていた。そんな中、パーティーに招かれる者や招かれない者たちそれぞれの一日が始まる。最近社員たちの首切りが主な仕事になっている大企業の人事部長リーは、雑誌社に勤めるライターで脚本家の夫カールに離婚を告げる置き手紙を残して出勤した。そのカールは、彼女の置き手紙も浮気も気付かず、編集長には解雇を告げられる。一方、女性記者キャサリンはTV俳優ニコラスへの取材に臨んでいたが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
832 4.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:earthblue投稿日:2005-04-17 23:25:29
★★☆☆☆

「フル・フロンタル」とは「全裸」とか「素っ裸丸出し」てな感じなんだろうか?間違ってたらごめんなさい。
ハリウッド関係者など複数の人たちのマルチストーリー。
スティーブン・ソダーバーグ監督、ジュリア・ロバーツら群像出演。

低予算映画らしく、かなりチャレンジングな作り方をしているみたい。ほとんどのシーンはキャノンの民生用DVカメラで手持ち撮影され、荒れた映像と長回しでリアリティを出そうとする。劇中の映画「ランデヴー」は35ミリで撮影され、見慣れたきれいな映像。カムコーダーはソダーバーグが回してるのか?

「リアルさ」を出すために「民生ビデオカメラ品質」を使用するという演出は映像表現として定着したけど、リアリティということで言うと民生用ビデオより35ミリの方が映像がきれい(=リアル)なわけで、逆転しているようにも思えますね。画質が悪い方がリアリティを持つ逆転。
考えてみれば、家庭用ビデオで撮られた日常風景という意味づけをするなら確かにビデオカメラでいいのか。そういうことか。

この映画は映画と映画内映画(民生用ビデオカメラと35ミリカメラ)という二項構造だけではなく、リアルと非リアル、ホントとウソなどさまざまなパラレルが解りにくく(言い方を変えると「不親切に」)入り乱れている。極め付けなのがDVD特典の「なりきりインタビュー」。それぞれの出演者が役になりきってインタビューに答えているもんだから、見ているほうも混乱するし、答えてる俳優もわけがわからなくなっている。

ソダーバーグは低予算ということでこの映画の実験性を楽しんでいるようで、映画と現実の境界線をあいまいにして観客に挑戦するということがこの映画のテーマなんでしょう。予算がっぽり映画を撮れる大物監督だからこそ、合間の低予算番組では「なーんだ、低予算だからつまんないジャン」といわれないようにしてるのか?

ここでも「オーシャンズ11」仲間のブラピがカメオ出演したり、と、「ソダーバーグ組」の仲の良さ、悪く言うと内輪受けっぽさが色濃いですね。

「星ふたつ」評価は、ちょっと辛めの採点です。

■こんな人にオススメします
・ショウビズ内幕もの好き
・人がたくさん入り乱れてて、すぐには理解できない映画に惹かれる
・実験的表現に飢えてるhttp://earthblue.livedoor.biz/
投稿者:ソイミルク投稿日:2004-12-05 18:36:40
【ネタバレ注意】

まず、この作品は「分かりやすい映画」ではないし、はっきり言って多くの人は、「ストーリーの進み方も内容もよく分からない」とか、だから「つまらない」とかという感想を言うと思う。確かに、1度見ただけでは全ての内容を消化できないと思う。“ランデヴー”の事とか。そういう事も含め、最低2度以上、もしくは何度も見て、初めてこの映画はよく分かってくる映画だと思う。1日目に最初に見た時は、全てを自分の中で消化できてなくて、確かによく分かりきれなかった部分もあった。次の日、もう1度見た時に、ようやくストーリーを自分の中で組み立てる事ができていた。

この映画はジュリア・ロバーツが出ていたりブラッド・ピットもカメオ出演していたり、スターが出ているから「大作」「話の筋が分かりやすい娯楽物」とかと思ってみる人もいるかも知れないが、この映画はどちらかというとインディペンデントのような作品だと思う。だから、「分かりやすい」ものを期待して、よく分からないから「つまらない」とかと勝手に感想を言う人がいるかも知れませんが・・・。私は、この作品は好きです。スティーヴン・ソダーバーグが、実験的な話法を用いて作ったとの事で、別に作り手側の事とか詳しい事は分かりませんが、こういう映画を見て、嬉しくなりました。こういう映画を作る人がいて、その事がなにか嬉しかったです。これは個人的にですが、最近いい映画を見ていなかったので、すごくありがたかったです。(と、こうまで書いて、この感想を見た人がかなり期待して見たりしてしまうと、またそれで期待外れだとかいう感想が出るかも知れませんが・・・。期待のしすぎはせずに、見て下さい。)

あと、映画の冒頭で、文章で人物紹介をしていますが、英語の分からない普通の日本人にはその紹介が分からないという所も、映画の設定を分かりづらくしている一因かも知れません。字幕はナレーションのものだけで、文章の部分までは字幕で出されていなかったので。全て字幕にしても多すぎて読むのに追いきれないからだったのだと思いますが。

ストーリーは、プロデューサーの誕生日についての話をメインの筋として進んでいく訳ではなく、あくまでそれは只の軸として、その周りの人のそれぞれの事を、そして内面的な事を描いている群像劇です。誰しも何かがうまくいっていない日常、でもラストに向かっていくにつれ、それでも何かは改善して前に向かって行ってるんだというストーリー。誰かと出逢ったり、また、大切な人は傍にいたり、という。タイトルの「フル・フロンタル」とは、宣伝コピーにあるように「裸の」という意味です。また「真正面を向いた」という意味もあり、つまり「前向きの、前を向いて」という意味も、多分込められているのだと思います。それから、ラストの出逢いが、よかったです。これは勝手な想像ですが、2人はインターネットの事など忘れ去ってしまってこの先口にする事もないかも知れないけれど、もしかしたらものすごく後になって、数ヶ月でも数年後でも、もしかしたら数十年後でも、ふとその事を言って、実はあの相手はお互い同士だったんだと気づいたら、なんかすごく面白いなぁと思いました。

(ちなみに、ここの感想を書くので最初になったのは初めてでした。意外にも、誰も感想書き込んでいなかったんですね。それにしても誰も書いていないから、1人で沢山書いてしまいました。)

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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