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美しい夏キリシマ(2002)

メディア映画
上映時間118分
製作国日本
公開情報劇場公開(パンドラ)
初公開年月2003/12/06
ジャンルドラマ/戦争
泣きながら、愛しあいながら、誰もが必死に生きた
あの時――一九四五年 夏
僕の青春時代は 確かに そこにあった
7回忌追悼記念 黒木和雄 戦争レクイエム三部作 Blu-ray Complete BOX(Blu-ray Disc)
参考価格:¥ 18,360
価格:¥ 17,618
USED価格:¥ 12,873
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美しい夏キリシマ美しい夏キリシマ

【クレジット】
監督:黒木和雄
制作統括:中村哲也
プロデューサー:仙頭武則
脚本:松田正隆
黒木和雄
撮影:田村正毅
美術:磯見俊裕
編集:阿部亙英
音楽:松村禎三
照明:佐藤譲
録音:久保田幸雄
助監督:原正弘
出演:柄本佑康夫
小田エリカなつ
石田えり宮脇イネ
香川照之豊島一等兵
左時枝しげ
牧瀬里穂美也子
原田芳雄日高重徳
宮下順子宇知子
中島ひろ子はる
平岩紙世津子
倉貫匡弘
山口このみ
眞島秀和浅井少尉
甲本雅裕芹沢大尉
寺島進秀行
入江若葉古寺寛子
【解説】
 「竜馬暗殺」「TOMORROW 明日」の黒木和雄監督が自らの戦争体験と向き合い手掛けたヒューマン・ドラマ。終戦間近の宮崎県の村を舞台に、爆撃で命を落とした親友の死に負い目を抱き続ける少年と彼を取り巻く人々の戦争の中の日常を、美しい自然を背景に瑞々しくかつリアルに綴る。主演は柄本明の息子で本作が演技初体験となる柄本佑。共演に「ワンダフルライフ」の小田エリカ。原田芳雄、香川照之らベテラン俳優陣が脇を固める。
 1945年、夏の霧島地方。15歳の少年、日高康夫は働いていた工場で空襲に見舞われ、親友が被爆死するのを目の当たりにする。以来、一人生き残ったことに罪悪感を抱いてしまい、それが原因で体を壊し、彼は学校に行けなくなっていた。そんな康夫を厳格な祖父・重徳は非国民と罵倒する。すっかり心を閉ざしてしまう康夫だったが、日高家で奉公人として働くなつにだけは、歳も近いせいか気を許していた。一方、日高家のもう一人の女中はるには、ある日縁談の話が持ち込まれる。しかし、相手が片足を失った帰還兵と知って複雑な心境になるのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:fuji3776投稿日:2007-12-08 21:33:26
黒木監督の、高慢ちきで横柄な言動が、彼の初期の作品の良さに比べて、どこから来るのか、ずっと解らずにいた。はからずも、このDVDの欄外で発見した。県内なのか、村内なのか、13番目の大地主ということで、彼は何度も13番を自身の中で繰り返し誇りに思い、1番への苛立ちが頭から離れなかったに違いない。でなければ、映像に残る形でこんな発言をするとは思われない。(普通残さない)。本心が、高慢ちきで横柄な言動を、随所にあふれ出させて収まりがつかなかった、に違いない。大地主はどうにもいやらしくて鼻持ちならないが、庶民はそのいやらしい大地主を必要としているというのが、小作農と大地主の正しい関係とも言える。それが、この発言である。

「美しい夏」とはとても思われない映画、悲惨な戦争を描くのであるなら、よき人間性の発露とか、肝試しに現地人を殺した体験とか、もっと突っ込んだ表現を求めたい、上滑りは否めない。情緒を描くのであれば他のテーマでも、いや、育った田舎のノスタルジアのみで戦争は付け足しではと疑ってしまう。戦争賛歌の映画と酷似する、少なくとも戦争拒否する映画をせめて作って欲しかった。
「祭りの準備」以降の監督の作品に見るものはなく、このDVDは監督も知らず、題名から恋愛映画と思って借りた物だった。そして、発表された鼻持ちならぬ発言を、思い出した。3/10点。
投稿者:かっこう投稿日:2006-06-27 01:09:35
戦闘シーンもない地味な戦争映画であるが、じんわりと戦争の異常さが伝わってくる。波の言葉をきっかけにおかしくなっていく康夫が印象深い。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-10-10 15:55:11
派手な戦闘シーンがあるわけでもないし、すごく感動するというわけでもないが、静かに心の中にしみこんでくるといった感じだった。戦争が人々それぞれの人生を大きく変えていき心に暗い影を落とした。
15歳という多感な少年が犹Δ靴討れー爐閥ばなければならなかった、生き残った事に罪悪感を感じなければならなかったという時代背景を考えるとやりきれない。
黒木監督自身、友人の死を目の当たりにし戦争というものを体験し悲惨なことがあったと後世に伝えていこうとする思いが表れていた。
まだ初々しいの柄本佑や小田エリカに加え、ベテラン陣の演技も良かった。キリシマの美しい風景が心に残る。
セットも当時をよく再現してあり、地元の人々が皆で協力して作り上げられた作品なのだなと凄く感じました。
投稿者:投稿日:2004-11-07 22:03:27
7点
 主人公は、親友が被爆死したのを助けられなかったことを悔やんでノイローゼにな
っているのだが、頭がぱっくり割れたというそのシーンをなぜ映像として出さなかっ
たのか。主人公の述懐だけでは説得力が無い。何をうじうじ悩んでいるのだ、という
風に思ってしまう。ここに致命的な欠陥があるのではないか。
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-12-03 13:47:44
作品としては88年の黒木作品『TOMORROW〜明日』に連なる群集劇。敗戦前後の美しいえびの高原を舞台に、15歳の多感な少年の眼を通して描いている。
戦争を描きながら、戦闘シーンがあるわけではない。しかし、登場人物ひとりひとりの背景に写し絵のように“戦争”が貼り付いている。
黒木監督は語る、「同い齢の友人が何人も死んだ。なぜ彼らは15歳で短い人生を終えなくてはならなかったんだ?という思いをずっとひきずっていた」。
黒木監督は「いまだからこそ、作らなきゃいけないと思った」ともいう。
万人受けする映画では決してないだろう。しかし、そこに込められた悔しさ、憤り(特に無責任な「大人」に対する)は十分感じとれる。
作品を見終わったとき、私の頭の中には「サクリファイス」という言葉がふっと浮かんだ。
なぜ、自分は生き残ってしまったのか。生き残ってなお、なぜ責め苦を受け続けなくてはならないのか。
誰を信じ、何を信じていったらいいのか。
主人公の少年を演じた柄本佑(柄本明の息子)、小田エリカの健気さが秀逸。
私個人のえびのに対する思い入れもあり、作品は私の胸を打った。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第9位
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