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スイミング・プール(2003)

SWIMMING POOL

メディア映画
上映時間102分
製作国フランス/イギリス
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2004/05/15
ジャンルミステリー/サスペンス/ドラマ
映倫R-15
見る女 見られる女

プールサイドで起こる、真夏の殺人事件。美しくありたい全女性に贈る華麗なるミステリー。
スイミング・プール(Blu-ray Disc)
参考価格:¥ 2,160
価格:¥ 7,629
USED価格:¥ 4,980
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スイミング・プールスイミング・プール

【解説】
 2人の対照的な女性の間で現実と幻想が交錯し、謎が二転三転していくさまを、幾重もの仕掛けを張り巡らせミステリアスかつ官能的に描いたサスペンス・ドラマ。監督は「8人の女たち」のフランソワ・オゾン。出演はいずれもオゾン作品に出演歴のある「まぼろし」のシャーロット・ランプリングと「焼け石に水」のリュディヴィーヌ・サニエ。
 創作活動に行き詰まっていたイギリスの女流ミステリー作家サラはある夏の日、出版社社長ジョンの勧めで南仏の彼の別荘を訪れる。そこは明るく静かで、誰にも邪魔されずに執筆できる最適な場所だった。しかし、サラがいよいよ仕事に取り掛かろうとした矢先、社長の娘ジュリーが別荘にやって来る。裸でプールを泳ぎ、毎夜男を連れ込んでは嬌声をあげるジュリーに苛立ち筆が進まないサラ。だがやがてサラは、ジュリーの若さと妖艶な振る舞いに強い刺激を受け、いつしか彼女をモデルに物語を紡ぎ始めるのだった…。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A25時 (2002)
[002]Aビッグ・フィッシュ (2003)
[003]Aめぐりあう時間たち (2002)
[004]Aソウ (2004)
[005]A真珠の耳飾りの少女 (2003)
[006]Aロスト・イン・トランスレーション (2003)
[007]A誰も知らない (2004)
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[009]Aバティニョールおじさん (2002)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
35267 7.63
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【ユーザーコメント】
投稿者:パゾリーニ投稿日:2015-10-22 02:13:49
ここのところ、岸田秀にはまり、精神分析、フロイト、ダ・ヴィンチ、諏訪哲二(教育者)、ニーチェ、ウディ・アレン、精神神経症、分裂病の様相等他を徘徊してみて、この作品の面白さが見えた。ロンドンを離れた主人公の抑圧されていた性欲が爆発し、本当の自己から湧き上がる作品を書き上げられた。生き生きとした精神が生み出した作品、だから主人公は自分で最高傑作と言い切れた。もちろんすべては幻想である。しかし、この今の我々の現実も幻想ではないか、と岸田秀は言う(70年代にですが)。
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-03 21:24:11
何ものこらない。
投稿者:ピースケ投稿日:2014-07-02 23:07:37
ラストどんなだっけ?
忘れるくらい、たいしたことなかったと思う。
投稿者:uptail投稿日:2012-05-25 10:36:26
演出:7
演技:8
脚本:7
音響:7
投稿者:iiestreiiaii投稿日:2012-03-27 13:09:42
【ネタバレ注意】

いろいろな解釈がされていますが、自分の解釈では『ミステリー小説作家がミステリーにはまった』ということではないでしょうか?
ジュリーが何者だったのかはわかりませんが…

【ここから深読み】
ジュリーの母親はジョンの愛人で関係を清算するため交通事故を装い、母娘を死傷させる。マルセルはその現場の目撃者であり、ジョンに金で口をふさがれていた。
腹に傷を負った娘ジュリーは真実を告白するため本を書き、小説家であるサラに近寄った。多分殺されたフランクはジョンに雇われて交通事故を起こしたんだろうな…

ってな感じで…!?
う〜ん、ミステリー

投稿者:それが俺の名だ投稿日:2011-12-24 14:16:13
 この映画は、そんなに難しく考えずに普通にエロ目線で見た方が楽しめる。特に、若い方の女優さんは、AKB48の板野友美に似ている(ヌードもある)ので、興味のある方はどうぞ。体型は違うけど。
 あとは、サラがバックステップする時の動きがおかしくて笑えた。
投稿者:幸村和投稿日:2009-11-29 22:38:04
フランソワ・オゾン監督の人物描写に期待して観ましたがこれはイマイチでした。
見所はスランプに陥った女性推理作家の内面の変化といったところでしょうか。堅物でいかにもインテリ風な作家先生が次第に蓮っ葉な調子になっていくさまは惹きつけられるものがありました。しかし、どこまでが彼女の妄想でどこまでが現実かもわからず、謎が謎のまま終わってしまいます。
観た人の数だけ解釈のある映画ということなのかもしれませんが、監督の自己満足、ひとりよがりにも思えます。そこで好き嫌いが別れるでしょうね。私はどちらかというと後者です。ただ、人生の盛りを過ぎた「女性の」枯れない部分がとってもクローズアップされ、相変わらずこの監督は女性の観察力が意地が悪いほど鋭いと思います。といっても私はこの映画に出てくる誰にも感情移入も共感も出来ませんけどね。まあ私も60歳くらいになってみないとわかりませんが。
それにしてもS.ランプリングは、なんとも隠微な目つきをする女優さんだなー。それがとても印象的でした。
あと、拾ったパンツがでかいのも気になりました。若い娘の履く色柄デザインなんだけどあれはXLサイズくらいか。なんかびろ〜んとでかくて、どんだけでっかいお尻やねんと思わず見入ってしまいました。やっぱあれはジュリーのではなく自分(サラ)の…?ここでも謎。落ちてたパンツまで謎。
投稿者:Kircheis投稿日:2009-06-10 06:14:54
フランソワ・オゾンの最高傑作だと思う。
女優二人も両方素晴らしい!

謎だらけのラストは自分なりにこうだったんじゃないかと解釈はしてるが、観た人各自が思うように考えたらいいんじゃないかと思う。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-05-25 17:56:37
【ネタバレ注意】

途中から単に訳の解らない終わり方をすると予想がついたが、こうした観る側の解釈にまかせた丸投げ作品はダメ。フランス娘の肢体だけで元は取れるけどね。お勧め度50点。

投稿者:kinenchyu投稿日:2008-01-05 17:20:38
【ネタバレ注意】

前半まったりと物語が進み、中盤からミステリーへと展開したかと思うと、ラストは一気になぞの展開へ。現実なのか妄想なのかそれとも小説そのものなのか。何度見ても答えはみつかりませんが、ラストでサラが着ていた赤い服は、たぶんジュリーの母親の服で、手を振るサラの表情は愛情とも勝ち誇った顔とも見えました。不思議な気持ちを残しつつも心に残る作品でした。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-08-30 12:01:35
【ネタバレ注意】

F・オゾン監督としてはわかりやすい、スリリングで面白い作品。思わず惹き込まれた。

英国の人気ミステリー作家サラ・モートン(シャーロット・ランプリング)が、長年の愛人でもあるジョン(チャールズ・ダンス)の勧めで南仏にある彼の別荘へと向かう。ちょっとご機嫌なサラ。ところが、ジョンの娘を名乗るジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)が現れて、環境は一変する…。

前半は女性同士の嫉妬や競争心、苛立ちなどが描かれていて面白い。
裸でのびやかにプールで泳ぎ、奔放に男を連れ込んでセックスに明け暮れる若いジュリーに向けるサラの視線は、明らかに妬みに充ちている。自らから喪われた若さ、奔放さ、そういったものを誇らしげに見せつけるジュリーに対して、サラは苛立つ。
そこでサラはバランスをとろうとするのだが、その方法がいかにも作家らしい。
ジュリーの行動を追い、それを小説の形で書き始めるのだ。
小説を書く、という行為は、書き手が登場人物に対して神として振る舞うということである。小説の中の登場人物としてジュリーを見れば、サラが自らの内面の危機に直面することもない。書き手になることによって、サラはジュリーに対して優越的な場所に立つことができるのだ。

このあたりで幾つか謎が浮かび上がる。
マルセルはなぜジュリーを受容しているのか。
ジュリーが何者かに殴られた痕があったが、あれは誰によるものなのか。
ジュリーの腹部の傷痕は、本当に交通事故によるものなのか。
マルセルの娘が、ジュリーの母親のことを「あれは事故だったんです」と怯えたのはなぜか。
ジュリーがサラの小説を読んだ後、茫然としたのはなぜか。
なぜジュリーはその後もそ知らぬ風を装い、サラが隠した十字架を元に戻したのか。
ジュリーがドラッグ?で朦朧として、サラに「ママ」と抱きついたその背景に何があるのか。
サラが出版した小説とは、どのようなものだったのか。ジュリーの母親が書いたものだったのか。

後半は、ある「事件」を軸に、事件の痕跡を抹消しようとするサラとジュリーが描かれる。ここでサラが優越的地位に立った共犯関係が確立するのだが、この「事件」部分に入ると、残念ながらありきたりになるといわざるを得ない。
そしてラストのどんでん返し!
ある程度は予想がつくとはいうものの、何せ上述したように「謎」が多いのでキツネにつままれたような印象は確かにある(苦笑)。

「実はすべてはサラの小説の中の世界=すなわち、妄想だった、ということじゃないのかな」といった見方もあるようだが、それじゃ単なる夢オチみたいなものであまりに芸がない。
といって合理的に謎を解くだけの材料は与えられていないし(苦笑)。
ということで、描かれていない筋立ては自由に考えることにしましょう(笑)。

ただミステリーとして観ると不完全品であるが、シャーロット・ランプリングとリュディヴィーヌ・サニエの体当たりの熱演を観ているだけで私は十分満足した。
僅かなバランスで優越感がシーソーのように揺れ動く人間関係が、見事に描かれた作品だ。評価!

投稿者:Bill McCreary投稿日:2007-07-15 20:25:36
なんか見終わった後、リュディヴィーヌ・サニエのヌードと水着姿ばかりが印象に残りました。彼女も今年(2007年)28歳だから、もうこんな露出が多いことはないでしょうね。

しかし、サニエはともかく、シャ−ロット・ランプリングのあのシーンは・・・・。すごいと思います。60近くであそこまでやってくれる女優さんはあんまりいません。

それから、ラストはだいたい途中で想像がついてしまいました。ミステリーとかで犯人を当てるのはあんまり得意じゃないんですけど、この作品に関しては何となく分ってしまいました。ストーリー自体は支離滅裂なんですけどね。

でもサニエを好きになったのはこの作品を見たからです。それが収穫でした。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-04-22 08:16:50
いや、映像、脚本、役者達の演技…一級サスペンス(?)ムービー。
ジュリーのプールでXXXする後ろ姿は少女的にエロいです。
まぁ脚本的には解説付きのデヴィット・リンチといった体なのだが、小粋でお洒落な感じが親しみ易いかと。
それとターゲットが多分「馬鹿」でない〜が、リュディヴィーヌ・サニエの肢体を楽しめば…まぁ良し。

これを観てクォリティは高いのに何故か不評な↓の原因を探るのも一興。(それがハリウッド?)

※関係ないが、昨日も今日も仕事だよ…http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319768#comnm-83712
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2006-03-28 00:12:10
【ネタバレ注意】

私の解釈ですが、サラが別荘に来てパソコンに入力しはじめてから彼女の作品つまりミステリー小説いわゆる幻想が始まっているのかなと?ジョンが別荘を勧めたときに「娘がいる」と言ったけど、それもわからない。サラはジョンの留守電に「娘がいるなんて聞いてない」と言ってたし。てっきりオゾン監督の映画だからジュリーのお母さんの死はジュリーと父ジョンの近親相姦が原因では?お腹の傷は帝王切開?となると初体験が13才ってことはそのお相手がジョン?ここまでがすべて幻想だとしても「あなたの本のためにやった」ということはフランクが死んだってことだけは事実なのね。

投稿者:さち投稿日:2005-12-06 04:08:34
よかった
投稿者:たにし投稿日:2005-10-10 15:31:00
これほど綺麗だとは思わなかった!
素敵に熟女してますねー。まさかまさか というシーン連発です。

映画の出来としては大した作品ではないですが、欧州の田舎がのどかであるという撮影の美しさ(わざと 風が多いシーンが多いのも画面ひきしめる一つの演出ですね)が際立ってます。

 風とプールとランプリングという映画です。
投稿者:マサ・ジャガー投稿日:2005-09-07 00:31:52
いやぁー、フランソワ・オゾン監督に拍手〜!!面白いストーリィーに素晴らしい演出!!”まぼろし”も良かったけど、これもブラボー!!ジュリー役のお姉ちゃんもサイコ−!!ラスト近くで、シャーロット・ランプリングの全裸シーンが出てきてビックリくりくりクーリくり!!!あんた役者やわ、ほんま。(^-^)
投稿者:irony投稿日:2005-08-29 15:48:33
【ネタバレ注意】

 私的に解釈は中々難しい。細かい所を言われると余り自信が無いが、妄想説より、現実っぽく感じる。ジュリーは現実の存在で多分精神がジュリーの母と入れ替わっていた様な気がする。フランスの家にサラが入った時まっ先に十字架を外した事で何らかの封印が解けたんじゃないかと思うんです。それにジュリー自身も本来サラと同じタイプでは無いかと思う。何故かというと「母は独り暮らしを嫌った、私は違う、あなた(サラ)に似てる。」ってセリフがありましたので、そうじゃないかと。
 ジュリーが何故フランクを殺したのかは、多分この時のジュリー自身、本来の娘である部分が顕在化していたからでは無いのでしょうか?この時は部屋に十字架が何故か壁に掛かっていましたから。ジュリーがサラの作品を覗き見た内容は、推測ですが、ファイル”ジュリー”のサラ自身の抑圧された妄想(「あんたなんか書いてるだけで、行動もおこせない」とジュリ−が言っている。ジュリ−への軽蔑とその復讐行動、しかしながら相手に拒絶され、殺害。肉体では勝るはずの自分と同じ女性であるが故の母子を超えた葛藤)をサラがジュリ−に置き換えてフランクとの淫らな行為を綴った文章かと思われます。それを見たジュリーは、ある意味仕返しを、若しくは母(サラ)を取られるかもしれないと勘違い、はたまた実の母(淫らな母、サラにはそうなって欲しく無い)に重ね合わせてしまったのでは無いかと思うのです。後にパニックになって「ママが帰ってきた」と叫んでいますから。
 新刊「スイミング・プール」はジュリーとママとジョンを綴った作品(ハッピーエンドもの)である事から、この映画自体、ジュリーの母親とジュリー、サラ(冒頭のシーンでサラは執筆、成功、お金には興味が無く、ジョンとの時間、愛情を求めていた感がある)の三人によるある意味ジョンに対する復讐的(現実アンハッピーエンド)な物ではないかと思います。推測するにジュリーは腹の傷を交通事故と言ってますが、多分ジュリーの母が思いあまって無理心中をしたんではないでしょうか?さすればマルセルの娘が「あれは事故よ」と狼狽して言った意味も理解できるし....
 最後登場するジュリアなる娘もジュリーと同じ立場の少女では無いかと思えます。(彼女の母親がどうなっているかは分からないが)彼女のセリフが「ジョン?ジュリアです。」と初対面を思わせるし、手を振るシーンでもジュリーとジュリアの顔が入れ替わるので......
 とまぁ自分なりの解釈ですが、ちと弱いかな。

投稿者:bond投稿日:2005-08-22 12:41:21
ダラダラした映画だったな、シャーロット・ランプリング幾つになったんだ。がんばっとるのー。オチは結局どういう意味?
投稿者:ASH投稿日:2005-08-17 21:27:05
リュディビーヌに首ったけ!それが目的で何度も観ちゃう…ダメ?
投稿者:天網恢恢投稿日:2005-08-12 23:45:39
シャーロットのヌードだけが見る価値ありですな!
内容はともあれ・・・
投稿者:趣味の瞬間投稿日:2005-05-13 01:30:11
映画館でCMを観た際”サスペンス”という名に惹かれて、DVDで鑑賞しましたが、期待が大きかったせいか、よく分からない話という印象でした…。
結局、何が起こったのかさっぱり分からずで、私の理解力不足なのでしょうか?
投稿者:well投稿日:2005-05-01 14:53:12
どこが面白いのかさっぱりわからなかった。

イギリス人の中年女性作家が若い女の子の“これ見よがし”の肢体と奔放な生活に、嫉妬し苛立つ、、、という話かと思いきや、それは彼女がプールを眺めてて浮かんだ妄想。彼女はその妄想に基づきそれまでの呪縛から解き放たれたような新しい作品を創り出すことができた。という話らしいけれど、、、。

ふーん。だから何なんだろ、、?
フランスでプール眺めないとわからないのかもしれない。私には。
投稿者:ながれ星投稿日:2005-02-07 02:04:32
 私はこういう終わり方の映画を観るとどうしても作品の中の真実をはっきりさせてーとジタバタしてしまいます。
後から気になって、気になってしかたなくなる魅力的な作品だと思います。
本当にただ物を食べているシーンだとか、まったりとジーっと見せられるんですが、
食器のカチャカチャいう音なんかが心地よくて、ビデオだとすぐ早送りをする私がずっと観ていました。
ランプリングさんは初め怖い女の人だなーという印象から、最後は美しい人だなと見る目が変わりました。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-02-03 16:41:10
見終わってちょっとの時間、頭を整理する時間が必要でした。でも完全にはすっきりしてない。ランプリングの常に相手を探るような目線が「家政婦は見た!」のような感じで(ショボいか?!)時間が経つのを忘れて入り込んでたようです。

どんな風な作品とか全く知らなくて、最初サニエちゃん、すっご〜いとか思ってたのだけど、後半ランプリングさんのお姿を拝見してサニエちゃんの裸とかぶっ飛んでしまいました。いやぁ、女性としてすごい。

自分も似たような解釈をしましたが、いろんな感じ方があってもいいと思います。すっきりしないものの、あれこれ後で考えるのも面白いです。
投稿者:ピカード艦長の隠し子投稿日:2005-01-31 16:20:17
【ネタバレ注意】

 この作品は「良作」ですね。ランプリング演ずるイケてないイギリス女性を軸に、周りを囲む癖のある役者達。話はサスペンスですが、ほぼ半分以上が主人公の性格や生き方を描くのに費やしていて、私見では「サスペンスにしてみた」感が漂います。別に否定しているわけではなく、適齢期を過ぎた女性の「若さへの憧れ」みたいなのを情緒たっぷりに、フランスの田舎町を舞台にリアルに描いていた事が良かったと思ったわけです。町の人とのちょっとした会話や、肌で感じるイギリスには無い優しい風等、「イギリス人には欠いているであろう」感覚を鋭く描いています。
 まったりと進む話ではありますが、その空気を楽しむのが苦痛ではない作品だと思います。
 内容はみなさんが色々と書いているので私の憶測は省きますが、ストーリー以上にロケ地や食べ物等の細かい設定に満足の一本でした(パイ、フォアグラパテ、サラミ、ヨーグルト等全編にお洒落にちりばめてあります)。

投稿者:jyunn投稿日:2005-01-29 20:47:07
【ネタバレ注意】

私はやはり、リュディビーヌ・サニエ演じるジュリアは、あくまでもサラが考え出した架空の人物であると言う解釈をしました。途中で、ジュリアがサラに向かって、あんたなんか考えるばっかりで何も行動できないじゃないの、と言ったような事を言うあたりや、電話のこと、また、重なるシーンなどでそう思いました。
ダイエットを続け、性的にも抑圧されているサラに対して、食事においても性的な事に対しても自分の欲望のままに行うジュリー、それらはすべて、サラがこうしてみたいと思うもう一人の自分であったと。若く、美しく、奔放なジュリー。
そんなジュリーを想像していくうちに、サラ自身も食事や男性に対して積極的になっていき、それと同時に美しくなっていく。それとは反対にジュリーの方はどんどん弱弱しくなっていく。それはまるでサラに吸収されていくようだった。
それでも分からない事はたくさんある。もちろん、ジュリーは本当に存在したのかもしれないし、なぜ、庭師の娘はジュリーの母親の事故を語るとき、あんな態度になったのか、ジュリーの母親は本当はどのような事故でなくなったのか。最後の入れ替わりは・・・、一度では本当に良く分からない事だらけでした。しかし、この映画について考える事はとても面白い。鏡や十字架、プールが鍵になりそうですが、監督のインタビューでも、個人がそれぞれ解釈してくれれば良いといっている以上、限定された確固たる答えと言う物は無いのでしょうか。もともと、何を感じて、どのような事を考えるかと言うのはどの映画においても自由な事ですし・・。
それにしても、サニエ嬢の美しい体はたまりません。

投稿者:glamfreak投稿日:2004-07-23 17:47:27
【ネタバレ注意】

見終わってみて、これは解釈の仕方がひとつしかない、
と思い込んでいたので、一緒に見た友人を含め、皆さん、
さまざまな解釈をしているのに、とっても驚きました。

私の解釈はこうです。
サラは「人が思っているような人間ではない」。
ジョンが自分よりも「娘」を優先しているのが気に入らないし、
小説を書くのは「名声や金が欲しいからではない」し
おそらく、母を亡くしていて
「家に閉じこもっていると良くない」状態の人であるが
本人はそのすべてを決して認めずに強がっている。

思うに、サラが創作を通じて求める
「名声でも金でもないもの」とは「闇からの救い」である。

会ったこともないジョンの娘について、日頃、聞きかじっていた噂と
自分に対する複雑な思いが交錯し、
別荘で静かな時を過ごすフリをしながら
実はとことん寂しい思いをしているうちに
サラは「ジュリー」を作ってしまったのだと私は思いました。

ジュリーは、奔放で、コケティッシュで、
人なつっこくて、恋と食に貪欲で、嫉妬深くて、
恥ずかしげもなく男に言い寄ったり引き留めたりする女で、
引き留めるためには血なまぐさい人殺しだってしてしまう。
そして、お母さんが恋しくて恋しくて恋しくてたまらなくて、
心にぽっかり空いた穴を塞ごうといつもいつも足掻いている。

つまり、サラ自身でありながら
決して自分で認めたくない人格……それがジュリーである。
だから、ジュリーのことは疎ましいんだけど
愛おしいし、もちろん、見捨てられない。

でも、サラは、ただのイッちゃってる人じゃなく
ちゃんとした賢い女性なので、
事務所で本物の「娘」を初めて見たときに
「これが現実のジュリー(ジュリア)か」と素直に受け入れる。

もしかしたら、これは夢のない解釈に見えるかもしれないけれど
私はむしろ、本当に殺しちゃって「ちゃんちゃん」って話よりも
実際に人殺しをしたかのように感じるほど強くて血なまぐさい願望を、
実際にふしだらな娘と暮らしたかのように錯覚するほど強い自分への執着を
いたって爽やかに処理してスランプから立ち直った小説家が、
そのきっかけを作った、(実は大して悪党でもない)ジョンの娘と
彼女のイリュージョンに微笑みを送る……
そんな癒しの物語だなと思って、
実は結構、涙したりなんかしたんですけどね。

投稿者:敦煌投稿日:2004-06-16 01:00:31
「まぼろし」ほど退屈ではなく、「8人の女たち」ほど突飛ではない、緩急の利
いたプロットが絶妙だ。
 2人のヒロインはまさに適役。もともと愛嬌のある顔立ちではないランプリ
ングは、高慢で欲求不満気味で信仰心のない中年(初老?)女を好演。健康的と
いう形容とはほど遠い顔立ちのサニエは、躾の悪い、しかし心に傷を抱えたビッ
チを演じて魅力的。ちなみにサニエちゃん、バストも大サービスである。ファー
ストネームは複雑ですぐ忘れちゃうけど、あのバストは忘れませんね。
 最後の「入れ替わり」はどう解釈します? 私の解釈は下記のホームページに。
http://homepage3.nifty.com/atsuo-m
投稿者:skull & rose投稿日:2004-06-10 04:55:37
ある程度の解釈の自由を残していることは当然のこととしても、最後にプールサイドで手を振る人物の、二通りのショットはどうも私には下世話に感じる。ランプリングの鮮やかな赤いワンピースは美しいのだが。どこかアブノーマルな部分と、色彩のうまさ、語り口の上品さとのバランスのとり方は絶品なだけに残念に思う。夜の照明もへたくそだ。しかし男たちのだらしない肉体の描き方や、バスタブで煙草を吸うお馴染みのショットなど、私はやっぱりオゾンが好きなのだ。
それにしてもランプリングは何と恐ろしい女優なのだ!
投稿者:Longisland投稿日:2004-05-17 00:42:15
【ネタバレ注意】

フランス映画らしい(仏/英合作だけど)洒落たミステリー。解った様な解んないオチ、とHシーン?、大した話ではないんだけどなんか考えちゃう。
昨年のカンヌからほぼ1年、実は一番観たかった作品だったんだけど・・・思わせぶりなだけで消化不良、なんか良く出来たTV2時間ドラマみたい。
とはいえ↓の方の忠告も忘れシャーロット・ランプリングとリュディヴィヌちゃんの裸体に釘付け(苦笑
特にリュディヴィヌちゃんは出演シーンの80%以上は80%以上裸と大サービス!!大きめの乳輪が実にそそる、片やランプリングの裸体には驚き!御年58歳とは思えぬほどの美しさでCGかと思ってしまいました。(思わずエンディングクレジットでCGスタッフを探してた自分が恥ずかしい)

投稿者:jadejade投稿日:2004-04-08 08:17:22
よくわからない映画でした。フランスの田舎の風景がとてもいい感じ。あのジュリーは8人の女に出ていた一番小さい女の子だったんですね。見事な変身ぶりで驚きました。最後に女の子に手を振るシーンがあるけど、あれはどういう意味なんでしょうか。ジュリーはいったい誰だったの?あとミラーボールのLet's do it という曲がきにいりました。!
投稿者:映画狂投稿日:2004-03-04 01:53:11
【ネタバレ注意】

オゾン監督の映画は、現実と空想が入り交じっていて、どこまでが現実でどこまでが空想なのかよく分からないものが多いですね。「ホームドラマ」は何が何だかよく分かりませんでした。「まぼろし」はまだ分かりやすい方でしょうか。
この作品は、下のANDREさんも書いていらっしゃるように、見終わってからいろいろと自分で考えてみると面白いですね。何回か観なおしてみてからの僕の解釈では「電話」と「ベッドの上の十字架」がヒントではないかと思います。くれぐれもシャルロットとリュディヴィヌの裸身にばかり見とれていないでくださいね。
「8人の女たち」は、ちょっと作風が違うものの、最近のオゾン監督は、それなりの出来の佳作が続いていて、次作が楽しみです。

投稿者:ANDRE投稿日:2004-03-02 16:49:18
ごっつい面白かったです。「8人の女たち」はオゾン監督のお遊び、と思っていたので、きっとまたこういう小品に戻ってきてくれると信じてました。しかも魅力アップグレード。
見終わった後に、もう一度頭の中で物語を再構築するこの幸福感。観る人が自由に解釈できる懐のある作りなので、自分なりの読みをしたり、人と語り合ってみるとより楽しいと思います。自分で想像するより、わかりやすい謎解きを待つだけの人にはどうかと思いますが・・・。
美しくて官能的なディテールと、二人のマブイ女優。そしてあのラストが、何よりも映画の本質を物語っているのでは。フランス映画はやっぱハリウッドよりオモロイな。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールフランソワ・オゾン 
□ 作品賞 監督:フランソワ・オゾン
 ■ 女優賞シャーロット・ランプリング 
□ 外国語映画賞 
【ソフト】
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