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オアシス(2002)

OASIS

メディア映画
上映時間132分
製作国韓国
公開情報劇場公開(シネカノン)
初公開年月2004/02/07
ジャンルロマンス/ドラマ
映倫PG-12
魂が求め合う

社会から疎外された2人が辿る、ある“愛のかたち”。世界に衝撃を与えた究極の純愛物語、遂に公開。
オアシス [DVD]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 3,327
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オアシスオアシス

【クレジット】
監督:イ・チャンドン
製作:ミョン・ゲナム
脚本:イ・チャンドン
撮影:チェ・ヨンテク
美術:シン・チョミ
音楽:イ・ジェジン
出演:ソル・ギョングホン・ジョンドゥ
ムン・ソリハン・コンジュ
アン・ネサンホン・ジョンイル
チュ・グィジョンジョンイルの妻
リュ・スンワンホン・ジョンセ
ソン・ビョンホハン・サンシク
【解説】
 前科者の青年と脳性麻痺の女性が、世間の無理解に苦しめられながらも互いの愛をどこまでも純化させ貫き通す姿を痛ましくもピュアに描いた衝撃のラブ・ストーリー。監督・脚本は「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン。2002年ヴェネチア国際映画祭で監督賞と新人賞(ムン・ソリ)を受賞。
 暴行、強姦未遂に続いて、今度はひき逃げ事件による2年6ヵ月の刑を終えたばかりのジョンドゥ。出所して家族のもとに戻った彼を、誰も快く迎えようとはせず疎ましい感情を隠そうともしない。ある日、彼はひき逃げで死なせてしまった被害者遺族を訪れる。しかし、一家は引越しの最中で、部屋にはコンジュという女性一人が取り残される。彼女は重度の脳性麻痺のため手足が不自由で発語にも重い障害を抱えていた。兄夫婦は彼女の名義で障害者用の大きなアパートを手に入れ、そこへ移って行ってしまったのだ。ジョンドゥはそんなコンジュのことが気になり始める…。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A殺人の追憶 (2003)
[002]Aオールド・ボーイ (2003)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
20172 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-09-27 16:11:30
前科者ジョンドゥと障害者のコンジュ。共に社会から疎外された二人。次第にそれぞれの純粋さに惹かれ理解し合っていく。まさに、「オアシス」というタイトルが、現実から逃れて夢の世界で遊び、触れ合う二人の姿を表わしている。ただ、愛の表現さえ知らぬ不器用な男というシュティエーション。「息もできない」「悪い男」もそうだったが、も少し違うはみ出し方というか切ないエネルギーを見てみたいなと思う。役作りも含め、もっと自由な発想のキャラ設定を期待したい。良作だが、今一歩。
投稿者:黒美君彦投稿日:2011-04-24 23:18:10
【ネタバレ注意】

凄まじい映画だ。
脳性マヒの女性と社会に適応できない男の純粋な愛情…と書くと、あたかも通常のラブ・ロマンスのように見えてしまうが、ここで描かれるのはそのディテールの積み重ね。男は家族が手に焼く本当に困った奴だし、女は会話すらもなかなかままならない障害を抱えている。
だが彼女の精神は、夜風に揺れる木の枝に怯える繊細さを持ち合わせ、彼の心はそうした繊細な魂に呼応する力を持っている。
脳性マヒのヒロインを演じたムン・ソリは、恐ろしいほどの熱演。女優としては「美人」を演じる方が余程楽だろうに、敢えてこの困難な役を演じる彼女の女優魂は凄まじい。
そして役になりきったソル・ギョングの肉体から溢れる「困った奴」の気配…。
社会の常識というヤツがいかに陳腐かを突きつける、という意味で、最後まで息を詰めてスクリーンを見つめていた。
彼らの世界で、誰が何と言おうが彼らは「将軍と姫」なのだ。邦画では考えられないような凄まじい作品だ。

投稿者:陸将投稿日:2011-02-03 15:12:45
【ネタバレ注意】

刑務所から出所した1人の男。
彼は自分では何も出来ないのに、周囲の人々に迷惑をかけるような、どうしようもない男だ。
他人にお礼も言えない、謝ることもできない。
本当に身勝手な人間である。

それがどうであろう。
ある1人の身体に障害を持つ女性と出会い、そして明らかになる事実。
その事実を知った時、今まで主人公を身勝手な男だとしか捉えられなかった自分が、逆に身勝手に思えてくる。

本作は社会から疎外され、誰も理解してくれない“姫”と“将軍”の純愛の物語である。
どこまでも受け身で、そして反論など一切しない男。
例え周囲の無理解や先入観により、自分が過酷な状況に置かれたとしても、その姿勢は全く変わることはない。

一方、鏡に反射する“光”にささやかな幸せを見出し、木の“影”に怯える女。
イ・チャンドンは身体に障害を持つ彼女に、憐れみの視線など一切送らない。
カメラに映し出されるのは、目を背けることが出来ないほどの生々しい“生”である。
そして“人間性”である。
思い通りに動かない身体という牢獄に閉じ込められたそのようなものが、剥き出しになっているのである。

そんな2人が出会うことで互いに生の悦びを感じ合う。
2人の純粋な感情の交感を見ていると、周囲の人間の醜さが浮き彫りになってくる。
ラスト近くの、警察署のシーンはその極みである。

真実をあえて伝えようとしない男と、真実を伝えようとしても伝えることが出来ない女。
二人しか知らない“真実の愛”。
そんな感情に突き動かされて、最後に彼女のために“影”を消そうとする男の、純粋な優しさが胸に沁みてくる。
“影”が無くなった彼女の部屋には、希望の“光”が差し込んでくるのだ。

投稿者:ghost-fox投稿日:2009-10-07 22:26:31
健常者に「戻れない」女性の感想を聞きたい
投稿者:berg投稿日:2007-06-20 00:39:23
こんなに胸がしめつけられる映画は久しぶりでした。主人公の男性ははじめ見ていてムカムカしましたがいつしかそんなむかつきは消え、彼は普通の人にはない純粋な優しさを持った男性だと気づかされます。本当に演技が素晴らしいです。
コンジュの想像の中でのかわいらしさ。演出が冴えてます。インドの女性と少年と象と踊る場面、地下鉄でコンジュが歌うシーンなんかもう最高です。
ラスト近く、木を切るシーンは涙が止まりませんでした。
使われている音楽も素敵なものばかりでした。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-01-24 18:07:53
【ネタバレ注意】

ストーリー・演技・演出、どれもレヴェルが高いが、主役が兄貴の身代わりになっていたという種明かしは必要だったのだろうか。色調とか手持ちカメラの使い方や希望が残されている結末は、「トラフィック」の影響を受けているかもしれない。

投稿者:それが俺の名だ投稿日:2006-02-02 19:00:38
**ネタバレ注意だぜ**

主演の2人の迫真の演技は一見の価値がある。

 ジョンドゥが前科者という設定は必要不可欠だが、その犯罪が婦女暴行というのは如何なものだろうか。そのうえ常習犯で反省の色はなしでは社会から疎外されるのも無理はない。最後の展開にしても、途中の未遂のシーンがあるせいで同情はできなかった。
 兄の身代わりになったジョンドゥや脳性麻痺のコンジュに対して家族が冷たすぎる。韓国の国内事情は知らないが、障害者への差別や偏見の描写が極端すぎる。

とは言え、素晴らしい映画ではある。
投稿者:ピヨコ投稿日:2005-11-14 04:26:30
凄い作品です。
公開コピーでは、純愛がどうのという安っぽい詠われ方をしている。
どこの頓馬がこういう公開コピーを付けたのかは知りませんが、決してコピーにあるようなセンチメンタルな作品ではありません。
二流・三流の映画は、観ているときにはそれなりに楽しくても、後で真面目に振り返るといかにも馬鹿らしい。
優れた作品であればこそ、振り返って心の内で反芻する気にもなる。
本作品は、鑑賞後に何を考えるにせよ、ともかく一見の価値があります。

前半、出所間もないジョンドゥを描いた場面は、いささかダレ気味の感があり、正直なところイライラさせられました。
ジョンドゥとコンジュが、互いに「姫」や「将軍」と呼び合うあたりから、次第に目が話せなくなります。
一歩間違えばメロドラマの結末に堕す危険もあるジョンドゥの脱走場面は、好意的な見方をすれば、前半で執拗にジョンドゥの馬鹿さ加減を見せ付けられたからこそ、説得力を持ったとも言えます。
いずれにしても、前科者と脳性麻痺の愛を、感傷を押し付けることなく描く手腕は見事です。

コンジュを演じたムン・ソリには、敬意を感じます。
本作の持つ圧倒的な力は、シナリオもさりながら、ムン・ソリの演技によるところが大きい。
生半可な女優ではありません。
投稿者:お気楽極楽投稿日:2004-11-23 15:16:34
【ネタバレ注意】

社会的にも家族的にも阻害された男女の愛を描いて秀逸だと思います。
ラスト近く、主人公は彼女がその影が怖いといっていた立ち木の枝を切りおとす。興奮すると普段にまして言葉が出ない彼女はラジオの音量を最大にすることでそれに応える。その不器用に愛を伝え合うシーンは胸を打ちました。同じキャストの「ペパーミントキャンディ」で、報われなかった愛が作品を替えて成就したような、そんな気持ちです。
美男美女ぞろいの韓国俳優陣の中で、主演の二人は演技派として要注目です。ブームの中で、韓国映画に物足りなさを感じられてるかたはぜひ二人の出ている作品を追っかけてみてください。

投稿者:Longisland投稿日:2004-02-11 22:50:34
前半出所した主人公の無責任・自分勝手・他人への迷惑行為etc嫌悪感を感じるも重度障害者のヒロインに魅了された・・・マジに凄い素晴らしい演技 健常者の女優が演じていることは知っていたが劇中の幻想シーンまで信じられなかった、まさに女を捨てた俳優魂!観客の魂を揺さぶる演技、彼女の演技に触れるだけで本作を観る価値あり。
同じ障害者をヒロインにした邦画『ジョゼと虎と魚たち』(03年マイベスト)に比較すると些かやりすぎの感、韓国映画のストレートさは同じ亜細亜民族なの違和感を覚える。ジョゼ虎のいい意味の軽さと切なさ、本作の息苦しいほどの重厚さと切なさ、同じ切ない辛さなのだが・・・・国民性?

追記 2005年3月 本作品は04年私のベスト3作品でした。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 監督賞イ・チャンドン 出演:Sol Kyung-ku、Moon So-ri
 ■ マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ムン・ソリ 
□ 外国映画賞 監督:イ・チャンドン(韓国)
【ソフト】
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