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砂と霧の家(2003)

HOUSE OF SAND AND FOG

メディア映画
上映時間126分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月2004/11/06
ジャンルドラマ
失って、初めて気付いた。
求めていたのは、家(ハウス)ではなく
家庭(ホーム)だったと…。
砂と霧の家 [DVD]
参考価格:¥ 1,234
価格:¥ 1,057
USED価格:¥ 1,000
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砂と霧の家砂と霧の家砂と霧の家

【解説】
 アンドレ・デビュース三世の同名小説を実力派俳優の豪華共演で映画化したヒューマン・ドラマ。ある一軒の家をめぐって対立する孤独な女性と移民家族が織りなす人間模様と彼らを待ち受ける悲しい運命を痛切に描く。主演は「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「ガンジー」のベン・キングズレー。共演のショーレ・アグダシュルーは本作でアカデミー助演女優賞にノミネートされたほか、様々な映画賞で助演女優賞を獲得、高い評価を受けた。
 美しい夕陽が臨める海辺の一軒家。亡き父が遺したこの家に独りで住む女性キャシー。彼女は結婚生活が破綻して夫に去られ、仕事もせず悲しみに暮れていた。そして、そんなキャシーに追い打ちをかけるように、わずか数万の税金未納が原因で家を差し押さえられてしまう。それは間もなく行政の手違いと判明するものの、家は既に他人の所有となっていた。新しい家主となったのはベラーニ元大佐の一家。彼らは政変でイランを追われ、アメリカに亡命してきた。祖国では上流階級だったベラーニもここでは肉体労働者として働かざるを得なかった。ベラーニは愛する妻ナディと息子のため、この家で人生をやり直そうと固く決意、残りわずかな財産をはたいてここを手に入れたのだった…。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
29194 6.69
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2012-05-28 10:20:29
演出:6
演技:7
脚本:6
音響:6
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-03-02 21:13:35
25分で早送りモード。個人的には興味が湧かないストーリーだった。
投稿者:william投稿日:2011-02-17 09:08:55
雰囲気も良く、絵も良く、設定も好きなのだが、なぜか残らない…。
中盤、ちょっとグダグダする部分が多いからなのか。
投稿者:力の秘密投稿日:2011-02-12 07:32:06
【ネタバレ注意】

郡(行政?)のミスと横暴を市民に押し付け、それが元で生み出される2世帯の悲劇。見終わった後、利権のためのアメリカの中東への介入がもたらす悲劇をも連想しました。市民同士は誰も悪くない。むしろ最悪な運命をお互い理解し合おうと努力をしようと歩み寄るのだが、偏見や猜疑心の強い警官が絡んでさらに最悪な状況へ。病んでるのは行政であまりに無責任。救いようがない思いは善良な市民がミスもなく不幸になっていく姿がそこにあるからだろう。

投稿者:gapper投稿日:2010-04-15 23:27:10
 ジェニファー・コネリー主演の崩壊系の作品。

 些細なことがきっかけで、すべてが崩壊していく。
 解決の努力をしてもうまくいかずに結局はという話で、好みとまったく異なる。

 いいのだが、ムード演出がやはり好みと異なりあまり楽しめなかった。
 ジェニファーは好みな女優で、「ロケッティア」のようにかわいい感じか、「ホット・スポット」のように艶っぽいかにして欲しかった。

【原題の考察】
 砂と霧の家というのは、砂の家と霧の家と2つ実態はひとつでキャシー(ジェニファー・コネリー)の実家だろう。
 キャシーから見たのが崩壊していく砂の家。
 ベラーニの家が求めて消えていく霧の家。
 そういった儚さを現している。
投稿者:なちら投稿日:2010-02-15 23:44:31
自分は現在棲家を探している状況なのですが、金銭的な訳があって売られる家を目にした事もあるので、
複雑な気持ちで観賞しましたよ。

自立するまで引っ越した事が無かったので、自分の育った実家が他人の手に渡ったり
無くなったりした時の事を想像すると、思い出や家族そのものを失う様な気持ちになるね。

家って家族の象徴なんだなぁとしみじみ感じたし、
家族がそこにいなければ家がある意味も無いのかなぁとも思ったよ。
投稿者:シオン投稿日:2009-04-17 01:01:48
他の人も書かれてますが、タイトル「砂と霧の家」の「砂」はベン・キングスレーで、「霧」はジェニファー・コネリーを比喩しているんでしょうね。
また「砂」=イランを、「霧」=アメリカでもあるのでしょうが。
「霧」に眼前を覆われると視界が非常に悪くなり前がまともに見えなくなりますし、「砂」が吹き荒れても(通常いわれるところの「砂嵐」ですが)視界は遮られてしまいます。
視界が悪くなるということは、人間、正常な判断ができなくなるということに繋がります。

どこをどう取っても、救いようのない重く苦しい悲しい映画です。
また観た後も考えさせられるし、ずーっと重い空気が尾をひく映画。
ジェニファー・コネリーも「必死に」自分の家を取り返そうとしますし、ベン・キングスレーも「必死に、それこそ命がけ」で自分の家を奪われまいとします。
それぞれ2人ともがこんな事がなければ〈けっして悪人ではなく、善人〉なので始末が悪いです。こうなったら、最後、どちらか一方が倒れるまで闘うしかないのでしょうか・・・。
事実、ラストはその一方の悲惨な死で終焉を迎えるわけですが。

自分の家を競売にかけられてしまいベン・キングスレーに購入されてしまったジェニファー・コネリーは、キングスレー一家を〈加害者〉で自分は〈被害者〉だと思い込んでいるかもしれませんが、一方で妻子ある警官を好きになってしまい、彼の妻子から夫、父親を奪ってしまったジェニファーも〈警官の妻と子からみたら加害者〉でもあるわけです。世の中、完全に正しい位置にある人間なんていない。だから警官とジェニファーの話のくだりは決して不必要でないと思いました。

オスカー俳優2人の存在感と演技力に圧倒されますが、同時に心臓にズシリと圧し掛かってくる重く悲しい映画です。
投稿者:quiet man投稿日:2009-02-11 22:46:52
悲劇でも後味の悪くない映画って少なくないが、これは全く逆で、ちょっとした不注意な女性と、それに惚れてしまったアホな警官に人生を破滅させられた亡命者一家の悲劇。自由で自己責任の国に逃れて来て、やっと掴みかけた幸運をこんな連中に砕かれてしまうなんて。
悲劇の一家は、祖国で何をしていたのか?多分、秘密警察とか権力と密接な関係の立場というのは推察出来るが、本来の敵にやられるのではなく、こんな奴らの所為で破滅だなんて、多少の泣く準備をして観ていたのに、腹立たしい映画だ。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-09-14 09:02:19
全く期待せず(期待するモノが感じられず…)に見てみたが、
意外にもと言う感じ。吸い込まれた。
投稿者:Dragonfly6673投稿日:2008-09-04 02:08:35
ベラーニ大佐の妻と息子役の俳優は、その後の「24(シーズン4)」でも親子を演じてましたね。
投稿者:五輪山投稿日:2008-01-12 21:12:13
ベン・キングズレーの顔力に最初から最後まで圧倒される映画です。
競売にかけられた家を手に入れたベンの所に、元の持ち主のジェニファーが「家を返せ」と門の前でギャンギャンわめき立てる。ベンは家に居た客人に「何でもありませんから」とにこやかにスロープを降りて行くんだけど、一歩一歩門に近づくにつれ、目に殺気が帯びてくる。口元は笑ったまま、グラディエーションみたいに表情が変わってくんです。もう怖い!怖い!
これだけの顔力、演技力がありながら、『サウンド・オブ・サンダー』やウーヴェ・ボルの映画なんかにヒョイヒョイ出ちゃう。面白い人だなぁ。
やっぱりイギリス人の役者さんって仕事選ばないんでしょうか。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-01-04 01:04:16
【ネタバレ注意】

ジェニファーが泣くもんだから、なんか泣けるね。
何気に挿まれる鳥の姿やら自然の映像が美しい。

警官との恋愛(ってか依存)も、すぐに拳銃と恫喝を振り回すシェリフのせいでジェニファーが無法サイドへ。あのお役所仕事な省庁と他人事な弁護士も相俟ってイラつきます。(最後の悲劇は全てそれら…ってか殆どシェリフのせい)

元大佐は、自分が得た権利(それはラッキーだよ)を主張しているだけ。本来、人が死のうが生きようが権利を放棄する謂れが無いのだが、自殺未遂な傷ついた小鳥に同情してラッキーは無かった事にしよう…とまで考え直します。まぁ努力家で偏屈(人の上に立つ人間だった/亡命して他国で生き延びている/神の教えを尊ぶ)ではあるが大概の人より他人の痛みを感じる人間ですね。
ジェニファは、まぁ自分が招いたらしい父親の苦労で手に入れた物を失い、人に縋り、絶望し、周りを怒らせたり、悲しませたりしたくないって…まぁ自暴自棄状態なだけ。
兎に角、問題なのはシェリフで(コイツの妻子はどうよ?〜頼れる所を見せて悲劇の美女ゲットって突っ走っちゃいないか?)、故にジェニファーとの恋愛は必須、となるわけ。(勿論、それが無ければ高確率でハッピーエンドだよ)

ラストの一言を残して冒頭でラストシーンを見せる〜大佐の日常を描く…良い構成。
勿論、役者達の演技も文句なし。霧に包まれる風景、夜の映像。
映画的って意味でも満足度は高いんじゃないかな?

投稿者:karr投稿日:2006-12-14 08:39:35
生まれた時から信じてきたものを突然まわりから完全否定された人の苦悩、終戦時の日本人なら少しは理解できるかも知れないが、普通あまり経験のできる事ではない。
ベン・キングスレーが、伝える事の難しいその苦悩を必死に我々に伝えようとする。
しかも、地位のある立場から転落した事を素直に受け入れ、転落した地位に簡単に甘んじることの出来る人間であったならば楽だったろうに、あいにく彼は、地位イコール人間の威厳、尊厳と考える傾向のある、ある意味やせがまんの価値を知る人間だったが為に、相次ぐ不幸を連鎖させる事になる。
家族を心から愛する父、夫ではあるが、名誉を重んじすぎる性格の故に、また資本主義にももみくちゃにされた為に、その専売特許たる利己的な人間に自分を追い込んでいく様は、まさに世界的に拡大する落とし穴を忠実に描き出している。
善悪問わず幅広い役をこなすベン・キングスレーである。だが、彼の澄んだ目を見た誰もが、その目は愛や信念を演じさせる為に、つまり善の象徴として神が授けた尊い宝物だと感じるのではなかろうか。
結局、資本主義的見解では、この結末の悲劇を引き起こした原因は「弱さ」ということになるのだろうか。勝ち負けだけを重要視する社会なのだから。実にむなしい・・・・。
しかしあえて私は、相手の立場になってものを考えることが出来れば、対立していたもの同志でもお互い必ず理解しあえる事ができるというメッセージの方を、真摯に受け止めたい。
投稿者:イドの怪物投稿日:2006-09-23 19:15:29
これぐらい役者が光る映画というのもそうは無い。
とりわけベン・キングズレイは本当にすばらしい。
投稿者:oohlala投稿日:2005-11-07 17:36:35
【ネタバレ注意】

素晴らしい作品。そして重い。演出、撮影、演技どれを取っても文句のつけようが無い。ただ惜しむらくは何故にあの警官があそこまで常軌を逸した行動に向かったのか、そこにもっと説得力を持たして欲しかった。それがあれば、完璧。息子が撃たれるくだりからの、B・キングズレーの演技は神懸り的。鳥肌が立った。

投稿者:bond投稿日:2005-10-12 12:55:05
映画だけど、ジェンが見れればそれだけでいい。やっぱ美しい。いい女優になったなー。人妻なんだよなー。
投稿者:シネマ野郎投稿日:2005-09-22 22:49:43
なんともやりきれない悲しい結末。でも見応え十分で、ベン、ショーレ、ジェニファーの演技は素晴らしかった。良い作品。
投稿者:通りすがリーマン投稿日:2005-06-23 06:08:54
ちょっと結末が悲劇すぎ、気の毒すぎじゃないですか?
公開当時「泣けた」というコメントが多かったのを記憶して
いたので一応泣く用意をして借りたのですが(笑)、ちょっと
強引すぎ。あの殺された息子だけど、ストーリーの流れでは
あの警官に大してさほど強い敵意を持っているようには演じ
させていなかったので、銃を向けたときは納得できなかった。
そもそもあの警官とジェニファ・コネリーが映画の前半で簡単に
というか脈略もなく食っつきすぎなのが非常に不自然で白けた。
まぁ、ジェニファを少女時代から応援している僕としては、
ジェニファが出すっぱりというだけで大満足だった。
投稿者:たあくん投稿日:2005-06-14 08:07:09
脚本、演技などの技術的なことは優れていると思いますが、要はなんか厳しい現実
を突付けられただけで、見ても何にも広がっていかなかったですね。
確かに、色々な不幸な要素が積み重なってそうなったんでしょうけど。
まあ、昔の映画みたく、寓話性を持たせて、無理やり良い方向に持っていくのも
なんですが。
投稿者:irony投稿日:2005-06-02 23:11:29
また絡まる。まさかこんな結末になろうとは........
着飾るドレスも宝石も主人がいなければ意味はなさない。
 劇中の少年の様な思いやりが早い内に双方にあったならば、この結末に至らなかっただろう。小賢しい法律よりも心の感じるままならば.....
軍服を着込んだベンを見た時、「やばい」ってこれ以上は.................
 こんなに重いとは..でも見ごたえありました。保安官との恋愛はいらんけど。
投稿者:Tom投稿日:2005-03-09 08:00:28
9.11以降のアメリカのアラブ人種へのパラノイアが映画をリアルに感じさせてしまう。もちろん年代も設定も違うし原作の意図は違う。わかっているんだがまるで『理由なき反抗』のラストシーンを思わせるも撃たれた少年がアラブ人というだけでそうなるだろうなと感じてしまった。
一つのテーマとしては元拷問なんでもありの秘密警察の男の罪の購いは結果的には死をもって償うしかなったことなんだが・・・。
家族には秘密警察にいたことを隠しひたすら新天地での家族の成功に孤軍奮闘する難しい主人公をベン・キングズレーはガンジー以来の最高の演技でこなした!!!!!。
投稿者:eigakankaku投稿日:2005-03-08 12:13:21
【ネタバレ注意】

「霧」であるアメリカ女性コネリーと、「砂」の国から来た難民キングスレーが、一つの家を巡って交差するとき、悲劇が始まる。 
 これは、実体のないものに突き動かされる二組の現代人たちの話であるのと同時に、アメリカのマジョリティーたちとマイノリティー(移民たち)の寓話のようにも私には思える。

 演技、ストーリー展開、映像のどれをとっても文句の着けようがない秀作ドラマである。(間違っても「ハリウッド型サスペンス」とおもってみると、つまらないと感じるかもしれない)
http://d.hatena.ne.jp/momochiki/20050307

投稿者:vale投稿日:2005-03-05 23:05:36
個人の・家族の・社会の・民族の・宗教の・・様々な視点に真摯に問いかけ、あるいは応える堂々の正統派ドラマ。後半、激しい波のように次々と心を揺さぶるプロットと演出は身動きが出来ないほど。感動という言葉ではとても足りない。鑑賞後はすさまじい疲労と虚脱感を覚える超一級の悲劇。
エンディングに向かいプロットと共に高まっていくベン・キングズレーも見事。ジェニファー・コネリーの時折息を飲ませるほどの素晴らしい演技は「ビューティフル・マインド」を越えたと言えそう。
涙や感動といった評では何も表せない素晴らしい映画であり物語。

もうグッタリ。
投稿者:kuro-toppo投稿日:2004-12-03 09:57:11
【ネタバレ注意】

誰も救われない物語。アメリカ社会のひずみを訴える映画と感じた。行政ミス、移民問題、家族のつながりの薄さと離婚問題(個人主義)、銃問題、訴訟。もともとアメリカ社会は、法と契約で成り立っている社会だと聞く。それは、多民族をまとめていく上で必要なことではあるが、人間性というか人と人のつながりがあまりにも薄いことがすべての問題の根底にあるのではないだろうか。銃問題だって、同じくらいの銃を持っているカナダでは、発砲事件は極端に少ないそうだ。すべての人間が個人主義に走り、法に触れない限り、自分の都合で動こうとする。この映画では、ベラーニ元大佐がその代表だが、キャシーだって8ヶ月(だったと思うが?)も働こうともせず家に閉じこもったままで、そのことを母親にも隠している(干渉されたくないから?この母親との関係はもう少し説明して欲しかった。)。いよいよとなって助けを求める電話を入れた兄には、忙しいからと相手にされない。レスターも自分の感情だけで妻や娘たちを捨ててキャシーに走る。唯一、ナディだけが他人への思いやりを持った人間のように思えるが、アジア系の女性のため、控えめで夫に従順であり続ける(暴力を受けても)。いずれにしろ、ほとんどの者が他人への思いやりを持たない契約社会が、この救いようもない悲劇を生んだ根本的な原因ではないかと深く考えさせられた。
 アメリカ化が加速していく日本の将来は?人と人とのつながりを大切にし、他人に対する思いやりを忘れないようにしていきましょう。

投稿者:jyunn投稿日:2004-11-24 00:08:14
【ネタバレ注意】

拝見しました。
「家」と「家族」、まだ自分で持ったと言う実感のない二つ。
どうして大佐があれほどまでに家に執着するのかという事はまだ今の私には理解しがたい。きっと、もう少しお歳を召した方たちには、家と家族と言う、自分よりも大切な事を、手段を選ばず守ろうとする大佐に共感を覚える作品だったのではないだろうか。まあ、途中までは大佐自信の虚栄心も感じられるが。
それでも、時間の経つのが非常に早く感じられるほどに話は進んだ。のめりこんでいたのだろうか。
結局、ここでも銃が悲劇を呼ぶ。嫌ですね、ああいった一発で死へと導く小道具は。嫌でもこの先の悲劇を連想してしまう。
最後まで、救いが無い、とても重い映画でした。

投稿者:クロード投稿日:2004-11-22 21:13:39
【ネタバレ注意】

 これぞ、知的エンタテイメントと期待十分であったのに雲行きが予感通りというか変わった。曰く有りげな大佐が袋を被ってなんて、ここは関係者を皆殺しにすべきだった。そうは出来ない、作り手の人の良さか。知性の誇りがそんな凡百なスリラー展開を許さなかったのか。
 ではこの悲劇を生んだ源は何だ。でたらめの役所仕事に対する怒りがこの映画にあると思えない。すると、悪いのはあのだらしない生活を送っていた女か。
 ずっと変わらぬ見事な豊かさ、もう少しその辺をじっくりと見せて欲しかった助平心のオヤジの恨みだけが残った。

投稿者:Cinema Trek投稿日:2004-11-19 01:59:52
【ネタバレ注意】

原作は知らないがハートフルなハッピー・エンドで気持ちよく映画館を出たかったが悲劇過ぎる結末に後味が悪い作品となってしまった。行政の手違いで立ち退きを余儀なくされる主人公と新しく家主となった祖国を追われ上流者階級から労働者階級になってしまった移民家族との葛藤。どのように解決するのかスクリーンに釘付けになりかけたが、主人公と警官が家族を捨てるまでの恋愛に発展していく映画の筋とは関係のない展開に少し引いてしまい、結局、最後は主人公と警官はどうなっていくのだろうとは語られじまい。最後は和解してハッピー・エンドで終わるものと思っていたのですごく引いてしまったのと同時にこの映画の製作意図は何だったのだろうと考えてしまった。この映画はやはりハッピー・エンドで終わるべき作品だと思う。内容はともかく移民家族の演技は好演であった。特にベン・キングズレーは、「サンダーバード」と違うヒューマンな演技に感心させられた。

20041118_Cinema鑑賞_70点

投稿者:jasmine投稿日:2004-11-14 13:13:44
【ネタバレ注意】

アメリカ映画にありがちなきれいなヒロインにかっこいい救世主があらわれてめでたし、めでたしなのかと思いきや涙、涙の結末でした。

アメリカがやっていることは主人公の男友達の警官と重なる気がしました。誰とでも寝る美女「原油」を得るために正義を振りかざしてまでも中東の家族のささやかな幸せを奪う警官。それに対し家族を守るために虚飾で固め詐欺まがいのこともしようとする「大佐」に男の哀しさがありました。

アメリカに限らず移民してきた人たちに共通の「故郷を失った」思いと新しい国に芯からは「同化できない」思いに涙しました。
監督もウクライナ出身でティーンエイジャーで移民してきたとのことです。

映画の後半から「ビューティフルマインド」をしきりに思い出したのですが音楽担当が同じ作家のようです。

【ソフト】
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