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ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭(2003)

HITLER: THE RISE OF EVIL

ヒットラー 第1部:我が闘争/第2部:独裁者の台頭(ビデオ)

メディアTVM
製作国アメリカ
ジャンルドラマ/伝記
ヒットラー <2枚組BOX> [DVD]
USED価格:¥ 2,969
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
749 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:karr投稿日:2010-08-04 16:02:04
【ネタバレ注意】

ヒトラーをドラマにするのは難しい。
この時代と人間の異常さは、今の平和人には理解できないのだ。
この映画では、ユダヤ人の排除を第一のスローガンにしている印象が強いが、果たしてそれだけで民衆にここまで支持されたか?という疑問が残る。
いくらユダヤ人への反感が強かったとはいえ、同じ人間を完全に排除しようという異常な行為を求める指導者をほとんどのドイツ人が支持するのはおかしい。
自分は、それをオブラートで包んでいたからこそ、支持を得ることができたと考える。
一時的な好景気を演出したりして、「ナチを支持すれば豊かになれますよ〜」という宣伝を徹底したのではないか。そして、敗戦国民に新たなプライドを芽生えさせる事も忘れなかった。
だが、この映画ではあえて、ユダヤ人排除をほとんどのドイツ人が支持したという印象を残した。何か意図があるのかもしれない。

この時代を振り返っていつも興味深く感じるのは、秩序や倫理観や思いやりの全く無い政府だからこそ、他国の理解を超えた無茶苦茶なやり方を突き通し、結果的に、ある時期までは成功してしまったという事実。
他国にしてみれば、「まさかそこまではしないだろう」というレベルの愚行を繰り返す事によって、言わば敵の裏を掻いた訳だ。
ナチが子供たちの集団に見えてしまう。余談。

ロバートカーライルは頑張った。
だが、実物の驚異的な演説テクニックを再現するには至らなかった。
実物の演説はもっと激しい。静から動へ、淡々とした語り口から激昂へ。極端な自信過剰が周りを押し黙らせてしまうのである。強引ではあるが、それが極端だからこそ聴衆は錯覚を起こすのだ。彼は、洗脳のメカニズムを知り尽くしていたのである。
また、その独特の効果は、濁音と破裂音を多用するドイツ語でしか伝わらないようにも思う。
ロバートカーライルは、激しい仕草でその足りない部分を補おうと奮闘する。
だが、彼の声は正統的なのだ。それに比べ、実物は反正統的な迫力がある。甲高くかすれた声で高音と低音を行ったり来たりする躍動感は筆舌に尽くしがたい。
この演説法と、極端な自信過剰が民衆に錯覚を抱かせた訳であるから、ここは妥協して欲しくなかった。

ヒトラーは、自分を嘘で塗り固めて大きく見せる天才だったはず。
その嘘の人生をドラマにするのは土台無理な話。
突飛な考えが浮かんだ。例えば、ヒトラーの周りの人間達が自分に都合の悪い事をすべてヒトラーになすりつけ、ヒトラー像がイビツになったとは考えられないだろうか。これまた余談。

また、名優たちの孤軍奮闘が頼もしく、同時に痛々しい。
若手の天才ジェナマローンは相変わらずうまい。それでも、どこかしら迷いが見える。いいとこ取りして勝ち逃げしたかったはずのピーターオトゥールでさえ、おいしい所を見つけられずじまい。怪人ピーターストーメアはさすがに、レームをわかりやすい人物像に仕上げ成功してはいるものの、マシューもリーヴもイマイチ役柄に魅力を見出せずに終わる。
ドラマの中核が抜け落ちて見えてしまうのだ。
ヒトラーを、この時代のドイツを、ドラマにするのは難しい。

投稿者:本読み投稿日:2007-02-21 04:38:37
姪の「ゲリ」と、一般的には非常に愛情深く、控えめで優しかったとされるEva Anna Paula Braunについての描写が、従来のヒトラー伝と異なっています。これはアメリカに移住していた親戚の証言を採用しているためでしょう。また、ヒンデンブルグの画策についてスポットを当てている点も浅いものの、興味深いと言えます。青年時代のヒトラー像はヨアヒム・フェストなどの著作が出る以前の研究を元にしているので、多分に「我が闘争」に準拠してしまっています。
投稿者:HAR投稿日:2006-02-07 00:50:49
ヒットラーの若い頃からの事を描いてきていて、彼の性格とか演説の凄さとかはよくわかった。
自分的には、ユダヤ人の虐殺とかがたいして描かれていなく、説明だけだったのが物足りなかった印象。映画にするのがNGだったのか?
投稿者:irony投稿日:2005-08-20 01:25:38
 とてもいいでしょう。カーライルは熱演してましたね。
投稿者:Sekino☆そら投稿日:2005-08-19 23:10:10
アドルフ・ヒットラーのおよそ80年前の言葉。

「無関心であることがこの国の悪の元凶である。」


説き伏せた時代も国も民も違いますが、
豊かな国のボクらが、
無気力、無関心、無感動と言われるようでは恥ずかしい話だなあということです。
この混沌とした現代にこのような言葉が
辛辣な響きを残すのは、
「悪の元凶」といった過激な表現を切り離しても
「無関心であることが・・・」という言葉に
何かを考えさせられるのは、
不思議なものです。

歴史が苦手な方、ヒットラーとはなんぞや?と思っている方でも
何か得られるものがある一本であるとボクは思います。
http://blog.goo.ne.jp/anndarusia2000/
投稿者:フランソワーズ投稿日:2005-06-27 11:25:29
3部構成などにして最期まで描いて欲しかったです。
これ以降に起こることは周知の事実ではありますが、
そこを描かないとヒットラーは語れない気がします

投稿者:乱気流投稿日:2004-10-22 03:22:51
【ネタバレ注意】

「アドルフの画集(2002)」と併行して本作を観れば
よりアドルフ・ヒトラーの人物像がよりリアルに見えて
くるのかもしれない。「アドルフの画集」において
ヒトラーが第一次世界大戦から復員後の1918〜1920(国家社会主義ドイツ労働党
=ナチスに入党する時期)のプロセスに重点を置いているのに対し、
本作では、第一部&第二部構成で、第一次世界大戦以前の幼児期から
オーストリアの美術学校受験生時代、第一次世界大戦・陸軍16連隊伍長時代
を経て(母国へ復員後の)ナチス入党(1920)→
ナチス党首(1921)→ミュンヘン一揆(1923)→獄中での「我が闘争」著述→
ナチス再建(1925)→総選挙でのナチス第一党(1932)→大統領ヒンデンブルク
からの首相任命(1933)→国会議事堂放火事件(同年)→全権委任法の成立
&ワイマール憲法の停止(同年)というナチスの一党独裁体制を確立した
時期までのプロセスが彼の私生活&歪んだ人格形成も交え、詳細に描かれている。
緊迫感のあるノーマンド・コーベイルの映画スコアといい、ヒトラー役の
ロバート・カーライル、ヒンデンブルク大統領役のピーター・オトゥール、
新聞記者役のマシュー・モディーン、そしてその他の脇役陣の名演技も重なり
重厚感のある素晴らしい作品に仕上がっている。紛れもなく、第一級品!

【ソフト】
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