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北の零年(2004)

YEAR ONE IN THE NORTH

メディア映画
上映時間168分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月2005/01/15
ジャンルドラマ
<東映55キャンペーン第13弾>北の零年 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,450
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【クレジット】
監督:行定勲
製作プロデューサ
ー:
長岡功
多田憲之
(北海道統括)
企画:遠藤茂行
木村純一
製作総指揮:岡田裕介
坂本眞一
エグゼクティブプ
ロデューサー:
早河洋
坂上順
プロデューサー:角田朝雄
天野和人
冨永理生子
脚本:那須真知子
撮影:北信康
美術:部谷京子
編集:今井剛
音楽:大島ミチル
VFXプロデュー
サー:
尾上克郎
照明:中村裕樹
製作統括:生田篤
装飾:大庭信正
題字:武田双雲
録音:伊藤裕規
助監督:大野伸介
出演:吉永小百合小松原志乃
渡辺謙小松原英明
豊川悦司アシリカ
柳葉敏郎馬宮伝蔵
石田ゆり子馬宮加代
香川照之持田倉蔵
石原さとみ小松原多恵
吹越満長谷慶一郎
奥貫薫長谷さと
阿部サダヲ中野又十郎
金井勇太川久保平太
大高力也間宮雄之介
大後寿々花小松原多恵(少女時代)
モロ師岡窪平
榊英雄高岡
寺島進花村完爾
アリステア・ダグラスエドウィン・ダン
忍成修吾殿
中原丈雄内田
田中義剛友成洋平
馬渕晴子長谷すえ
大口広司モノクテ
藤木悠中野亀次郎
平田満川久保栄太
鶴田真由おつる
石橋蓮司堀部賀兵衛
【解説】
 明治維新の混乱で故郷を追われた人々が、未踏の大地、北海道で新たな国づくりに燃え、厳しい自然と戦いながらたくましく生きていく姿を、史実を背景に壮大なスケールで描いた愛とロマンの物語。主演は吉永小百合、共演に渡辺謙、豊川悦司。監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」「GO」の行定勲。
 明治4年。四国・淡路に暮らす稲田家の人々は明治政府から、北海道・静内への移住を命じられる。海を渡り、北海道へ辿り着いた総勢546名の移民団は、自分たちの新しい国を建設するとの希望を胸に凍てつく原野に立ち向かう。移民団の中心的存在である小松原英明の妻、志乃も、慣れない新生活に苦労を重ねながらも弱音を吐くことなく前向きな気持ちを持ち続けていた。やがて英明は酷寒の地でも育つ稲を求めて、一人札幌へと旅立つ。しかし、志乃と娘の多恵が待てど暮らせど英明は帰ってこない。ついに志乃と多恵は、英明を探すため札幌へと向かう。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:cinematograph_lux投稿日:2013-12-04 16:47:22
この作品を見たのは、実は、数年前。公開当時はかなりの大作と言うことで宣伝されていたように思いましたが、その後、CSにて拝見。
と・こ・ろ・が、、、最初はマァマァ、けれど、中盤から、テレビドラマのように喋っているだけになってしまい、しかも、サユリちゃまの、あぶな〜イ、シーンがあっちゃったりして、笑うどころか、もうゲンナリ・・・放送途中で、オフ・・・にしました。日本映画って、どーして、こーゆー人の期待を裏切る作品つくるんだろーと、思いました。「復活の日」もそうだったけど、見ていて気持ちの悪くなる作品。むしろ企画としては、長編テレビの方が、向いているのではないかと思います。
 しかし、他の方のレビューにもあるように、好意的に鑑賞するかたもいらっしゃる、ので、娯楽としてわりきるしかないのかな〜と感じてしまいました。
でも、テレビの方が、企画としては良かったのではないかと思います。スケール、展開、そのたそのたにおいてです。この物語が、映画には向いてません。
→厳しい大自然の中で・・・となるとリーンの「ドクトル・ジバゴ」が、代表かと思いますが、そこまでは、出来ないだろうというのが、私の考えです。

なお、作品としては、個人的には、ラジーです。
投稿者:kuro投稿日:2012-07-10 22:23:02
時代劇と西部劇を合わせたみたいな映画。
影ながらいつも見守ってくれていて危機になると登場して助けてくれるヒーロー。
漫画のような展開なのに妙にシリアスな部分もあって珍妙な映画でした。
たくあんにマヨネーズをかけてご飯にのせてコーヒーでお茶づけしたみたいな感じです。
男は自分から心が離れられないと思った女には、強くもなり、ずうずしくもなり。
結局、それを言いたかったのでしょうか?
投稿者:土鍋投稿日:2007-03-05 23:34:05
あんたらどこ耕してんの...
で終わるかい???
役者がかわいそうでしょ!
投稿者:terramycin投稿日:2007-01-15 12:41:05
まず感じたことは、「踊る〜」シリーズメンバー+ラストサムライで活躍された人たちが登場する映画ということだった。

北海道の静内を舞台にした作品ということで私には予備知識もなくこのような歴史が(または似たような)あったのかと思うと感慨深い。
北海道のような極寒の地であり、未開の地を開拓する大変さは想像に難くない。
北海道出身の人には思うところがあるかもしれない。

吉永小百合が出演する映画ということだったが、私自身記憶にないくらい見ていないので新鮮だったし、よく頑張っていたように感じた。実年齢では考えられないくらい若く感じた。

登場人物たちも香川照之や渡辺謙を始め、インパクトある人物を演じ、それぞれに印象付けた。

BGMはルパン契い裡錬亢覆鬟ラシック&シリアスにした感じで、ルパンを思い出してしまった。

残念だった点は、放映時間がそれなりにあったのに、5年後のある程度の町の発展に関する経緯に対する説明・展開がなく、一気に人間関係などが変わってきてしまったことで消化不良感が残った。想像で感じるしかなかった。

私の知らなかったこのような題材で作品を見ることができて、なかなか楽しめた。
投稿者:鬼の爪投稿日:2006-05-07 22:55:50
この連休にビデオで鑑賞しました。ビデオ店では、ヒトラー最後の12日間と、北の零年を借りました。まずヒトラーを観て、かなり感動できました。ドイツ映画ってホントに凄いなあと感じました。翌日に、北の零年を観ました。とてもがっかりしました。映画館で観なくてよかったと思いました。相当な費用がかかっているように見えましたが、「何これ?」と感じました。吉永小百合のために、作った映画なのでしょうか。ほんとに無茶苦茶な映画だと思いました。ヒトラーの映画と比べてしまったので、かなりショックで、特に映画評論家でもないのに、初めてコメントしたくなってしまいました。「xx製作委員会」って何だろう、監督ヤル気あったのかなあと感じました。
投稿者:BLADE投稿日:2006-03-17 22:24:12
北海道が舞台なので、祖父母も連れて家族みんなで見たが、みんなが
「つまらなかった」という感想だった。当時の北海道の様子を描くのは
途中までは良かったが、いきなり数年後に場面転換するのはまずい。
その間を描いてほしかった。主演の吉永小百合も渡辺謙の妻役は無理だ。
他の豪華なキャストも「ああ出てるね」という程度の印象しか残らない。
全体的に演出も脚本の出来も良くなかった。
投稿者:nori投稿日:2005-09-28 22:06:38
【ネタバレ注意】

なんの説明も無いまま「殿の為に・・殿の為に」と言われても・・
あの忠誠心はどこからきてるのか説明も無いまま殿に見捨てられ
マゲを切られても何も感じません・・。
 
監督・脚本が最悪すぎ。
観る価値全くなし。
 

投稿者:ソラミロ投稿日:2005-08-17 21:25:46
なんと緩慢な映画なのだろうか。
ストーリーは面白いのに、よけいなシーンが多過ぎる。
吉永小百合の映画なのに完全なミスキャストだ。
しかし渡辺謙が出ると、画面が引き締まり活力がでてくる。
ラストシーンの締めの悪いこと「風と共に去りぬ」のまねか?
皆で、クワで耕すシーンのくさいこと。安いTVドラマだ。
その前のシーンで俯瞰で上げたところで終わればスッキリし
たのに。
俳優さんたちは、体を張って演技しているのに、おしい。

投稿者:黒美君彦投稿日:2005-04-30 16:05:15
巷の評判とは異なるのかも知れないが、予想以上に面白く観た。『セカチュー』で見事に物語を壊してくれた行定監督だが、この作品では逆に「物語」にこだわった感がある。
それを助けてくれたのが存在感ある役者達。小百合さんはもう別格(演技とかもう関係ないのだ!)として渡辺謙や石橋蓮司、いやらしい香川照之、ちょいと無理ある豊川悦司、おしんみたいで可愛かった大後寿々花(石原さとみはNGですが)、それぞれ過不足ない演技。
北の大地に放り出された武家たちの悲惨な開墾の歴史に、権力の非情を織り交ぜたこの作品はまさに『ラスト・サムライ』の意趣返しだと感じた。武士道を刀を振り回すことと勘違いさせたあんな作品に比べたら、よくこうした作品を真正面から作り上げたと評価したくなる。
ラストの馬の疾走シーンはカタルシスも感じた。
もちろん細かい点で注文もある。雪の中で救われた後の5年があまりに唐突だ、とか、妻子を捨てた夫の説明にも少し怒れよ志乃さん、とか、群集劇の演出がワンパターンだ、とか、冒頭の小鳥や船のシーンのCGがみえみえだ、とかいろいろあるが、それを補うだけのスケール感を少なくとも私個人は感じた。
投稿者:hira投稿日:2005-03-14 02:24:20
 ムーブオーバーして銀座ではまだやっていました。日曜とはいえ、ロードショー期間を終えた作品が8割方埋まっていることに驚きました。

 最初の1時間はキャラクター作りも良くてワクワク感が持続されて観るに耐えますが、渡辺謙がフェイドアウトしたあたりから、雲行きが怪しくなります。それまではハードな描写もあったりして楽しめたのですが、ここからはご都合主義の連続で、特にラストなんかは酷かったですね。もっとビシッと決めることはできたはずです。そして一番腑に落ちないのは何故、渡辺謙扮する小松原は”あの地”に戻ってきたんでしょう?そこの理由付けが弱すぎます。あと豊川悦司を狂言回しにすると客観的に作品が観れて良かったかもしれません。散々言いましたが、この作品不思議とそんなに嫌いじゃないです。きっと好きな俳優さんが沢山出ているからだと思います。
 吉永小百合はやはり苦しいです。観ていて辛かったです。でも、この人以外にいないのが現状ですからね。田中義剛が何故か出ています。自分は全然気付かなかったです。結構な名演?
投稿者:兼さん投稿日:2005-03-10 09:12:51
入場料返せ〜!
今年最初に観た映画が、こんな駄作だとは! 今年はついていないのかなと思ってしまいました。
出演料の高い(多分)、有名な俳優を沢山使っているのに、こんな駄作を作れるとは! あきれるのを通り越して、感心してしまいました。
どんなに優秀なオーケストラでも、指揮者が凡庸なら、凡庸な演奏しかできないのと一緒で、監督が駄目なら、出演者が良くても良い作品は出来ないと云う見本ですネ。
アカデミー賞ノミネートの渡辺謙や吉永小百合・柳葉敏郎・香川照之・石橋蓮司・平田満などが出演しているのに。俳優が可哀相です。米国ならダントツで「ラジー賞」(最悪作品賞)決定ですよ。もしまだ観ていない人がいましたら悪いことは言いません。観るのはおやめなさい!!!
投稿者:座間投稿日:2005-02-07 09:26:47
淡路出身者である私が言うのもなんであるが,この映画には「演技」おいても
「演出」においても「淡路」と呼べるものはかけら(「人形浄瑠璃」)くらい
しか出てこなかったということだ.

評点

俳優:85点
音楽:85点
撮影:90点
監督:なにやってんだか…
演出:本当にやっていたのか?
脚本:雑文を羅列しただけか…
編集:善し悪しは別にすれば,,やったことだけは判る…

総評:50点(私的には零点作品だが,それでは客観性に欠くので…)

はっきり言い切るならば駄作である.

風俗考証がまるでされていない.「人形浄瑠璃でお茶を濁しただけ」まるで現
代劇である.あのような淡路はどこにも存在しない.
東北の架空の小藩海坂を舞台とした「たそがれ〜」「隠し剣〜」等は,架空で
あるにも関わらず設定が細やかそこがどういう場所で,どういった人たちがど
のような暮らしをしているのか感じられる厚みがある.

山田洋次監督に師事して勉強し直すべきであろう.

また,普通の作品には画面で直接描かれないプロットが大量に存在している
ものであるが,この作品にはそれが感じられない.
(あるのかもしれないが…)
上澄みをかすめ取ったような感じで厚み・深み・奥行きが感じられない.
マイク・リーのような演技者の個性を重視するタイプの監督(一見演技者頼
みに見える)は,演技はかなりの部分俳優の裁量に任せるが,プロットにつ
いてのレクチャーは強固なものである.

マイク・リーの爪の垢でも煎じて飲む必要があろう.

モチーフも3つ以上存在して焦点が定まらず,ピンボケ状態.連続テレビ小
説ならば話毎にテーマを設定して描くことができるが,1本の映画ではそう
はいかないという単純な理解がなされていない.
(あるは勝手な思い込みが上滑りしている)
また,長編映画では,大量の編集がつきものであるが,やった後は感じられ
るが,何のためにやったのかと疑われる程に無様である.

評価できるのは,上記した高得点の撮影・音楽スタッフを揃えた事くらいだ
ろうか…

監督・脚本・演出・編集については,「反面教師的教材」と考えるべき作品
である.

 閑話休題

「北の零年」が「れいねん」ではなく「ゼロねん」読むのは何故かと考えて
いたのだが,フィモグラフィを見て理解した.
行定勲監督といえば,あの偽題小説「恋するソクラテス」の監督をした人物
ではないか….おそらく語呂以外,何にも考えてないだけだろう.
おそらくその方が「売れる」から…

演技者が「好演」しているだけに俳優陣が哀れにさえ見えた.

今後五年は,「行定勲」監督・脚本作品は観ないことを決心させた作品である.
投稿者:bond投稿日:2005-02-01 10:45:02
サユリストによるサユリストのための映画、話に無理がある。
投稿者:バフ投稿日:2005-02-01 10:39:14
あまりにも多くの挿話が 互いの必然性もなくおりこまれて 統一のない 作品になってしまった。 特に アメリカ流牧場経営に成功するまでの経緯が全く無いので 唐突な感じを受けるし まったく違う映画になってしまっている。
豊川悦司のアイヌなど ラストモヒカンみたいで まったくイタダケない。
香川と石川の アクのつよい人間の生き様も 今一つ説得力がかける。 とくに かえが 最後にクワをもつのは 信じがたい。
主役の吉永も そろそろ引退したほうが良いなあ と思わせただけ。
今の観客は オールスターの顔を見るために映画館に行くののではないことを 映画会社は認識してほしいものだ。 ざんね〜〜ん!
投稿者:常さん投稿日:2005-01-30 23:21:25
 吉永小百合さん、今でも十分にお美しいのですが、お年相応にふけてきましたなあと感じてしまいました。往年の小百合ファンとしてはちょっぴり悲しいところです。東宝のオールスターで未だに映画を作っている体制が日本の映画の限界を作っているように感じました。
 明治初期北海道開拓に藩ごと取り組んだ史実に基づいた物語なのでしょうが、外国人講師に助けられてから急に道が開けて生活が豊かになってしまいました。イナゴの襲来や軍馬の徴用よりも、その後の5年間を丹念に描いてほしかったですね。その過程を描いた方がよりいい映画になったように思います。 予算が限られているのか「大作」と呼ばれたわりには限られたセットで、エキストラの動きのぎこちなさも目立ちました。開墾ぐわの振り方も指導したのでしょうが、くわをふるって耕せば開墾だと監督さんは思ったのでしょうね。農作物を実際に作ったことのない方が多かったようです。農家は決して無秩序に畑を打ったりはしません。一時が万事です。カメラワーク、四季の取り入れ方などもっともっと気をつかわないとフィルムがもったいないと感じてしまいました。
投稿者:SALVO投稿日:2005-01-24 12:19:46
ストーリー的には、ちょっと「コールド・マウンテン」を彷彿
とさせるような、平和な時と陰鬱な時を交互に重ねて、
未来への希望を描く手法。ジャンル的にはサムライ映画
で渡辺謙が出演しており、時代背景がほぼ同じ、という点
では「ラストサムライ」を引き合いに出す手合いも多かろうが、
内容は全く異なるため、観に行く時も観終わった後も、そんな
発想はこれっぽっちも思いつきませんでした。

まずもって(ほぼ確信犯的に)哭かせてくれます。
なみだがドド流れて、カタルシス覚えます。
侍魂+フロンティアスピリットmeets in 北の果て、という主題も
今のような混沌の社会に宛てられたポジティブメッセージ。

豊川悦司が、とにかくオイシイ役回り。
こうした作品こそ、ベルリン映画祭のコンペ出品される
べきもの、と考えます。海外マーケットでも胸の張れる
セールスが期待できることでしょう。
でも、2時間48分あったなんて、実感しませんでした。

長いな、と意識したのは製作員会のクレジット。以下21社。
 東映
 テレビ朝日
 加賀電子
 TOKYO FM
 日本出版販売
 名古屋テレビ
 東映ビデオ
 朝日放送
 北海道テレビ
 アップフロントエージェンシー
 JR北海道
 九州朝日放送
 広島ホームテレビ
 北海道新聞社
 サッポロビール
 ゲオ
 プリズム
 ハーベストフューチャーズ
 朝日新聞社
 札幌ステラプレイス
 サークルKサンクス
投稿者:籐四郎投稿日:2005-01-18 23:22:20
 渋谷の映画館で平日の昼に観て来ました。ほとんどが年配の方々でしたが、八割がたは埋まっており盛況でした。
 私的には、全然期待しないで行った分には充分楽しめました。まるで、活動屋の執念がスクリーンから匂ってきそうな愚直さが気に入りました。
 例えば、ここでは昔ながらのスターシステムが脈々と受け継がれており、大スターの吉永小百合だけが全体の中で妙に若づくりしていて無理があるような気もしましたが、いいんです。だって吉永小百合の映画だから。
 普通なら、相手役の渡辺謙に老けメークをして釣り合いをとらせそうなところだけど、そうすると普通の善男善女の観客には「ラストサムライ」の渡辺謙のイメージが壊されてしまうので、マニアには軽んじられてもいいんです。全然、行定監督らしくなかったけど、それでいいんです。
 あるいは時代と共に忘れ去られてしまう作品かもしれませんが、ひと昔前までは、こんな「大作」が量産されて、映画会社を稼がせてくれたからこそ、その一方で今でも残るような名作を作るという余裕も出来たのだと、懐かしく思いました。
 ちなみに、私の後ろに座っていたお婆ちゃんは、観終ったら目を真っ赤にして泣いてました。そんで、そのままもう一回観るつもりのようでした。
  
投稿者:Cinema Trek投稿日:2005-01-16 02:10:58
【ネタバレ注意】

今まで東映作品は、宣伝はあおり立てるがこけた作品が多く興行的にはベストをキープ出来ない「取らぬ狸の皮算用」であったので今回もそんなに期待しなく観賞したが、今回は「東映もやれば出来るじゃないか。」という印象でベストをキープし、ロングラン上映。そして何らかの賞は受賞しても不思議ではない充実した作品で、3時間近くあっても退屈しなかった。物語は幕末から新政府にかけての時代設定で、しかも主演は渡辺謙なので北海道で起こったもうひとつの「ラスト・サムライ」がオーバー・ラップ。ストーリー展開も明快で内容もソフィア・ローレンの「ひまわり」を思い出させるような悲劇的なものがあり、興行的にも「北の零年2」として小松原英明の札幌でのサイド・ストーリーも製作可能なくらいの奥深さがある。今まで東映作品に騙され続けてきた映画ファン。あるいは邦画ファンにも胸をはってお薦め出来る作品である。

20050115_Cinema鑑賞_90点

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞吉永小百合 
 □ 助演男優賞香川照之 
  豊川悦司 
 □ 助演女優賞石田ゆり子 
  石原さとみ 
 □ 監督賞行定勲 
 □ 脚本賞那須真知子 
 □ 音楽賞大島ミチル 
 □ 撮影賞北信康 
 □ 照明賞中村裕樹 
 □ 美術賞部谷京子 
 □ 録音賞伊藤裕規 
 □ 編集賞今井剛 
【ソフト】
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