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血と骨(2004)

メディア映画
上映時間144分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹=ザナドゥー)
初公開年月2004/11/06
ジャンルドラマ
映倫R-15
血は母より、骨は父より受け継ぐ
血と骨 [DVD]
参考価格:¥ 2,700
USED価格:¥ 2,990
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 Photos
血と骨血と骨

【クレジット】
監督:崔洋一
製作:若杉正明
企画:若杉正明
プロデューサー:榎望
原作:梁石日
『血と骨』(幻冬舎文庫刊)
脚本:崔洋一
鄭義信
撮影:浜田毅
美術:磯見俊裕
衣装デザイン:小川久美子
編集:奥原好幸
音楽:岩代太郎
音楽プロデューサ
ー:
佐々木次彦
照明:高屋齋
制作プロダクショ
ン:
ビーワイルド
録音:武進
出演:ビートたけし金俊平
鈴木京香李英姫
新井浩文金正雄
田畑智子金花子
オダギリジョー朴武
松重豊高信義
中村優子山梨清子
唯野未歩子金春美
濱田マリ鳥谷定子
柏原収史張賛明
塩見三省大山(金成貴)
北村一輝元山吉男
國村隼趙永生
寺島進朴希範
伊藤淳史龍一/俊平の少年時代
仁科貴金容洙
佐藤貢三金泰洙
中村麻美大谷早苗
【解説】
 おのれの肉体のみを信じ、動乱の時代を傍若無人に駆け抜けたひとりの朝鮮移民の壮絶な生き様とその家族の姿を力強く描いた人間ドラマ。「月はどっちに出ている」の著者・梁石日が自らの父親をモデルに著わした同名ベストセラー小説を映画化。監督は「クイール」の崔洋一。主演は、自身の監督作以外では久々の映画主演となるビートたけし。共演に「39 刑法第三十九条」の鈴木京香。
 1923年、大阪。ある日、済州島からの出稼ぎ労働者が住まう朝鮮人集落にやって来た少年・金俊平。彼も他の朝鮮移民と同じく日本で一旗揚げることを夢みて渡ってきたが、やがてその強靱な肉体と並外れた凶暴さでのし上がっていき、周囲に恐れられるようになる。その間、幼い娘を抱えながらけなげに生きていた李英姫と結婚し、2人の間に子どもも産まれ、開業した蒲鉾工場も繁盛する俊平。しかしながら俊平の粗暴な振る舞いは修まることはなく、家族でさえエスカレートする彼の暴挙にただ怯えるばかりだった…。
<allcinema>
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[007]Aトーク・トゥ・ハー (2002)
[008]Aモーターサイクル・ダイアリーズ (2003)
[009]Aコラテラル (2004)
[010]A下妻物語 (2004)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
33204 6.18
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2015-01-30 23:08:36
原作での主人公は人間離れしていて、血も涙もない怪物のような
イメージでした。物語の進行と共に
在日としての苦悩や半島への望郷の念を抱かせましたが
映画は直接的な表現でそのような深みは感じませんでした。
ビートたけしは努力の熱演でしたが、小兵で場面場面を客観的に見ると
コメディのようなシーンもあります。
投稿者:ピースケ投稿日:2012-06-17 23:47:32
『その男、凶暴につき』 並みに たけしが怖ぇぇぇよ。
投稿者:陸将投稿日:2011-07-07 17:23:55
【ネタバレ注意】

ビートたけし扮する男は、暴力と欲望の塊のような男である。
絶対的な男性優位主義者で、民主主義への移行期にもかかわらず、伝統的な家父長制度を強いている。

全て自分の思いのままに周囲に指図し、少しでも気に食わぬことがあれば、例え相手が家族であろうと容赦なく叩きのめす。
そこでの暴力には、美や意味など一切ない。
暴力に限らず、生きていくためのグロテスクな描写が淡々と描かれていく。

彼に支配された不条理な世界。
そこに甘えなど一切ない。
しかし、日本へ単身で渡ってきた朝鮮人として、この地で生きることの厳しさを1番知っているのもまた、彼なのである。

彼に支配された世界から逃げ出すこともできる。
だが、この世界から出てしまえば、生きていける保証はない。
在日朝鮮人という共同体の中で、この“怪物”は言うなれば、まるで強力な磁石のような存在である。
いつも中心にいて、計り知れない吸着力を放っている。

それは、彼の家族に対しても同様である。
彼から逃れようとしても、彼は自分の父親であり、夫であり、親戚であるという事実からは決して逃れられない。
どんなに離れても、彼の血が体内には通っている。

在日朝鮮人という題材を描きながら、焦点を1組の家族、そして1人の男に絞って描いたことが、本作を傑作にした1番の要因であると思う。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-01-13 10:39:46
題材は興味深かったけど、描写に迫力が無かった。終始撮影セットの中での出来事にしか見えなかったし、生きていればあの役は優作に演じて欲しかった。ラストで更に拍子抜け。星二つ半。
投稿者:Virginia投稿日:2010-01-13 01:11:30
出てくる人皆、汚れ役といった感じ。
まっとうな幸せとは縁のないお話なので、ドス黒い気分なります。
でもそれこそ、金俊平(たけし)が周囲にばら撒く凶悪さゆえ。
不快感こみで、良く出来た作品だと思います。

登場人物が多く最初はやや混乱しますが、理解が進むと、
その一癖も二癖もある個性に引き込まれます。
暴力的でひねくれた人間が多いのでとっつきにくいですが、
花ちゃん(田畑智子)と信義さん(松重豊)は数少ない善玉(?)で、思わず感情移入してしまいました。

DVDで見ましたが、日本語の部分は字幕が出なかったので、少し見づらかったかも。
特に、たけしとオダギリジョーのぼそぼそ喋る声はかなり聞き取りづらかったです。
比較的新しいDVD作品には、日本語字幕をしっかりつけて欲しい…。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2007-12-19 11:01:55
好き嫌いが分かれそうだが個人的には好き。
原作の方が面白かったけど、
たけしはなかなかよかったし、見応えのある人間ドラマだと思う。
投稿者:スマーフ投稿日:2007-04-06 10:31:10
主演女優賞・助演男優賞を獲得した作品だったので、それもふまえて見たんですが・・。
そんなに良い演技でしたか??これで日本アカデミー賞獲れてしまうのかと少しがっかりしました。インパクトはありますが、そこまで迫真にせまる演技ではなかったような・・。
ビートたけしは良かったです。何気に濱田マリの演技も好きです。
投稿者:ほたて屋アニィ投稿日:2007-03-05 23:17:54
【ネタバレ注意】

まずDVDで観ていながらなんですが、前半で画面が暗すぎる部分が何点か。
暗部なら暗部でいいけど、ディテールくらいは解るように当てて欲しいかな。
(スクリーンで見えてるとしたら、DVDに落とす時点で何らかの対策希望)

見所としては、時代の流れを定点カメラで切り取ったようなセットの素晴らしさ。
北野武渾身のアクション(というより暴力)シーンの凄さ!
朝鮮人居住区特有の話と言う意識は、最初の部分以外には感じなかった。
そういう意味では、張賛明(柏原収史)の存在が希薄だったなぁ。

反面、現実的な話として、一昔前の田舎の漁師町(平たく言えばうちの近所ですが)なんかには、こんな親父いましたよ。
まぁここまで凄いのは1人くらいですが。
ただ、人間のリアリティって事で言うと、感情の隙間ってのはあるし、相手と解り合える部分があれば多少の共感を持って暴力を理解する部分(あくまで映画の中でって話)ってのはあると思うんですが、それが描かれてないのがこの映画の欠点なのじゃないかな。
唯一近い部分は、清子(中村優子・美!)に対する思いと言うか接し方の特異さなんだろうけど、描き方があまりにも淡々としすぎて心底の部分までは伝わってこない。
(おいらの勘繰り過ぎなんだろうか?)

作品としては、暴力と言う特異性はある物のその日常自体にはあまり波のない話なんで、演出的な作為はもう少し必要だったんじゃないかなと。
ただ、小説の方はもう少し面白そうなんで、買って読みたいと思いました。
http://www.gekiuma.com/

投稿者:たにし投稿日:2007-01-24 11:20:37
内容見ても、音楽きいても、暗いくらい映像も暗い。

主人公の生い立ちを伝記とした映画なので陰鬱にならざるえないけど、
このクラさは罪ですぜ。
投稿者:岡田イゾー投稿日:2006-08-25 01:50:11
何でこの映画に非難ごーごーなんですか?
ビートたけしの生き様に圧倒されませんでしたか?
昭和の街並みをCGだと感じましたか?
松重豊の渋さにびびりませんでしたか?
オダギリジョーの迫力は?

役者の演技もよく、ストーリーには感動し、メイクも全く気にならず、当然CG,セットは素晴らしかった。
非のうちどころがありませんでした。
投稿者:マーク・レスター投稿日:2006-08-20 11:20:50
【ネタバレ注意】

ポータブルDVDによる 車内鑑賞レビュー

通勤電車の中で、ポータブルDVDプレイヤーを使っての映画鑑賞にいそしんでいます。その日その日の、ストレートな印象を綴ってレビューとしています。

8月15日(火)  第1回目

「真っ黒な画面に韓国庶民の歌声が聞こえ始めると、さっと早いフェイドインで移民ひしめく船の甲板を俯瞰で捉えた画面が映し出される」
これがこの映画の導入部である。
大正末期の、韓国から日本への移民船の甲板上に青年時代の主人公がいる。やがて、移民たちは目的地の大阪が遠くに姿を現したことに歓声をあげ始める。しかし、希望を胸に日本へとやって来た彼らの前に広がる大阪の風景は、風光明媚な光景なんかではなく、もくもくと黒煙を吐き出す工場群の遠景だったのだ。」

このファーストシーンだけで、この映画は傑作に間違いない。と確信したのでした。時はまさしく「富国強兵」の時代。ヒステリックなほどの工業化重視、効率重視、生産性重視 の国策の元、"よそもの”の彼らは「安い労働力」としかみられない時代で、先行き多難な彼らの未来を的確に予見した秀逸のファーストシーンだったのです。

この素晴らしいファーストシーンから、この映画はどのように展開するのかなと楽しみにしていたのですが、横暴、横柄、不埒なあのオヤジの傍若無人なる振る舞いの数々を見せられる一方なのですよ、これが.......。
しかも移民船に乗っていた青年が、どのようにして、あのオヤジになっていったかの明確な説明がないので、ファーストシーンを手放しで賛同した身としては早くも戸惑いを感じてしまっております。

ファーストシーンに登場するあの青年に「大日本帝国・富国強兵」というファクターが作用してあのオヤジが出来上がるわけですから、大正、昭和にかけて、韓国・朝鮮の移民の人たちを「大日本帝国」はいかに扱ったのかは予測をすることができます。しかし、あくまでもマクロ的?な理解なので個人的レベルでのオヤジの生成要因をこの映画が語ってくれないことに、納得のいかない思いでいるのです。

北野 武 のオヤジぶりは 凄まじく、激昂する異常さは格別、ドロ臭い格闘は最高!でした。しかしこのオヤジの存在が強烈すぎて、題名の「血と骨」を受け継いでしまう子供達の悲劇やジレンマの表し方が中途半端な感じがしてしまった。


8月19日(土)  第2回目


あのオヤジに“生”を与えられた血族の中で、最もその人生を翻弄さてしまった者は、夫の家庭内暴力で死を選ぶ花子ではなく、ヤクザに命を奪われるオダギリ・ジョーでもなく、勿論、温泉街に逃げ込むこの映画の語り部であるはずもなく、
終盤において、3号さんに生ませた幼くも哀れな男の子だったのです。
オヤジが体の自由を失ってからは別居していたこの男の子を、姉と無邪気に遊んでいたところを、力ずくで誘拐。北朝鮮に無理矢理連れていくのです。目的は、奴隷としてオヤジの老後の世話をさせる為....。
男の子の首根っこを掴まえて、まるで子犬を押さえつけ、引きずりまわすかのように、あの男の子を母親から、愛から、日本から、豊かさから、自分の老後の為だけに、引き離し強奪するカットは、そのあまりの身勝手さにヘドが出そうなほどの嫌悪感を覚えた。
老後の世話をさせる為に、国籍を放棄させ、日本で暮らせる権利を剥奪し、彼を守っている全ての加護を断ち切った上で、奴隷として支配し、酷使し、虐待する(これらの行為は直接表現はされていないが、オヤジが男の子をどのように扱うかは十分に推察することができる。)  このような“いのち”を徹底的に愚弄する行為に対し、ただただ、強烈なおぞましさと強固な憎悪だけを感じた。

それから何年たったのだろうか、北朝鮮の寒村で、成長したあの男の子がオヤジの墓を掘る。いつも通りメシを食っていると、死の床でオヤジが初めて大阪を目の当たりにした時の夢を見ながら息を引き取る。しかし何の感慨も無く、メシを続ける男の子。そこには何の感情もなく、日常の“メシを食う”という行為が淡々と行われるだけなのだ。
これがこの映画のラストシーン。
死を目前に横たわるオヤジに向かって、あの男の子は恨みを叫ぶわけでもなく、ただ墓を掘り、メシを食う。そこにあるのは様々な感情が出尽くした後の静寂なのか、無為に過ぎ去ってしまった膨大な時間に対する諦観なのか、この圧倒的な静寂の前に、煮えたぎっていた僕の憎悪が静かにそして完璧に制圧をされてしまった。

秀逸なファースト・シーンと
圧倒的に静寂なラスト・シーン。
その間にある傍若無人な行為で構成された映画だった。 http://ouiaojg8.blog56.fc2.com

投稿者:赤★優投稿日:2006-07-24 22:57:33
崔洋一が『月はどっちに出ている』と同じく、梁石日の原作を映画化。
大阪岸和田の在日朝鮮人、韓国人社会を移民の金俊平を通して描いた「文芸大作調」映画。
セックスと暴力と金儲けに費やした主人公のエネルギッシュでむちゃくちゃな人生は確かに圧巻ではある。
だがしかし、性描写にしても暴力描写にしても、今ひとつ面白くない。うそっぽい。
その原因は、崔洋一という人間の資質に関わっているように私には思える。
崔さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組を聴いて、私は以前より彼に好感を抱いていた。
政治、経済、文化、スポーツ、さざまざな分野に造詣も深く、非常にリベラルで良質な知性を持ったインテリなのだ。
逆に言えば「セックスとバイオレンス」からは程遠い人であるようにも思う。そこが演出で弾けられない要因なのかもしれない。
『月はどっちに出ている』や『刑務所の中』のような小品を、力任せでなく「小賢しく描く」のが彼の資質には向いていると思う。

この映画の収穫は、オダギリジョーのキラリと光る好演と、なんで濱田マリなの? な彼女の熱演。
特に濱田は脱ぎっぷりもよく、コントのようにたけしと絡むシーンはなかなかのものだった。
鈴木京香を観て妻が・・・
「こういう映画の主演女優をやって、脱がない鈴木京香って女優としてどうなんだろう」
と感想を述べていたけれど、まさしくその通り。
田中裕子も原田美枝子も脱いだ。松坂慶子や秋吉久美子だって脱いでいる。だから、大女優になった。
脱がないで大女優と言われているおばさんたちを私は疑ってかかっている。
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2006-05-12 23:41:20
この監督ってやけにもちあげられてるけど、アホじゃない? 映画見ないで映画撮ってるんじゃねえか? 少なくとも「ゴッド・ファーザーpart2」を見たことのある人にはこんなゴミみたいな映画は撮れません。

こんなアホ監督に撮らせる金あるならもっと若い監督に撮らせろ。まじめに演技している武もアホにしか見えない。
投稿者:おじゃー投稿日:2006-03-06 03:24:35
凶暴で見てられないと聞いていましたが全然でした。年寄り世代でもないので時代背景も朝鮮という民族も良くわからず、人間ドラマとしても面白くなく退屈でした。皆さん原作は良いって書いてらっしゃるので、映画の表現不足なのでしょうね。全体で5点、オダギリジョーの存在感には9点。
投稿者:セイユウ投稿日:2006-02-06 13:23:38
 原作の俊平も狂ってたけど、まだ人情味があったようです。
 最後は弱気も弱気、信義たちとの別れに涙するほどだったのにね。
 定子や妙子の暴力におののくってのも、映画とはまるで違ったでしょう。
 エンディングも、成漢(正雄)は「血と骨」に関して今一度考え、俊平の話をもっと聞いてやればよかった、と後悔しているでしょう。原作は「血と骨」っていうテーマが一貫しているんだよね。映画にはそれがないから、タイトルを変えたほうがよかったかもね。
 凶暴性では一致していたけど、原作の俊平と映画の俊平では、キャラクターが異なっていた。それもこの違和感の違いかね。
投稿者:バフ投稿日:2006-01-06 08:49:23
度外れた強烈な暴力 赤裸々なセックスシーン 俳優達はみなうまいし大熱演だ。 軽快な展開は さすが「つきはどっち。。」の崔監督らしく最後まであきさせない。 しかし この異常なまでのエネルギーを生み出す在日の背景が何もわからない。 だから どうした? と言いたくなる。
この映画は何を伝えたかったのか・・・単なるエログロ映画に近い。
まったく ザンネンだ。 巨大な豚の堵殺シーンは圧巻だ。
投稿者:bond投稿日:2006-01-03 01:12:25
重厚というより重薄な映画。結局何が言いたかったのか?むんちん親父のドキュメントかい。
投稿者:野島回投稿日:2005-06-25 16:51:07
原作を読んでないので、原作でどうなっているかは知らないが、正直言って物足りないところがある。全てのシーンが在日社会で閉じられており、大阪における在日社会という部分が見えない。また、特に損してるなぁと感じたのが、主人公が少年くらいの時に大阪へやってきてから、自立して大人になっていく過程をはぶいて、いきなり、30代くらいの主人公を撮ったところで、なぜ彼があのようになったのか、人格形成期を入れた方がよかったのではないか。この映画では、彼は常にわがままで自分勝手という像が作られているが(ときおり、やさしさを見せる時もあるが、例えば自分の愛人に対して)その人格がどうやってできたのかという部分を多少入れた方が良かったと思う。あえてそうしなかったのか。いろいろあるのだろうけど、残念。
投稿者:ラッテ投稿日:2005-06-23 02:04:18
なんでしょう、終盤のたけしはコントにしか見えなかったな・・・。
杖をついてヨロヨロ・・・脇から志村けんでも出てきそうな勢いだった。
北村一輝・新井浩文・寺島進などなどの脇がいい味出していた。
投稿者:エバ投稿日:2005-04-29 18:32:17
鈴木京香はいつになっても大根役者だね〜(というか役者と呼べるんだろうか…)
「刑法39条」だっけか?あれも酷かったけどこれも酷い。

下にもあったけど、これはほとんど「たけしの映画」だ。
同じ暴力オンパレードならば「その男、凶暴につき」のほうがよかった。
というほど暴力もセックス描写もたいしたことない(つーか足りない)
もっと深くにドロドロ流れるそれを見せてほしかった。
暗いけど、地獄のような暗さもない。なんだか中途半端なのよね〜。
いっそのこと、ダメ親父のごうつくぶりに焦点を当てたコメディ映画
のほうがよかったんでは??
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-07 23:24:42
【ネタバレ注意】

あの近距離で「脱げ!!」と叫ぶセンスに爆笑(劇場だったので、声を押し殺しましたが)。

投稿者:黒美君彦投稿日:2005-03-24 19:05:21
予想以上に面白かった。在日朝鮮人1世の徹底した生と色と欲の人生。憤りや怒りを常に湛え、妥協のない日々を生きた男は、肉体と暴力のみがコミュニケーションの手段だった。途方もなく凄まじい「生き延びる」力。
崔洋一監督とビートたけしという組み合わせで、観る前から氾濫する暴力とセックスがある程度予想はできた。肉体が思想であるというあのパターン。原作では、「在日」という背景すら超越した神話的な力が噴出していたが、その意味ではこの作品は「たけし抜きでは語れないたけしの映画」になってしまった感がある。
たけしが悪いわけではない。彼の持つ不気味な味わいは十分生きているし、周辺を固める鈴木京香やオダギリジョーも悪くない。だが、「たけし」というフィクションを、結局この作品が超えられなかったということではないか。
在日映画のひとつの頂点であることは確かだと思う。
投稿者:suisn投稿日:2004-12-13 02:07:46
原作の大ファンで、北野武主演とゆうので、スンゴイ期待したんですが…

原作の主人公は、もうホント、「キチガイ」でイカしてるんですが、
なんかただのワガママオヤジになっちゃっててガッカリしました。

話事体も、長い原作をあの尺で収める事事体ムリなんだから、取捨選択を
もっと練って欲しかったですなぁ…

観た後、なんかよくワカらん映画になってしまったのが残念。

ただ、濱田マリは良かった。武とのコントは必見!!


☆5コ。  (原作は☆10コ)

投稿者:パタママ投稿日:2004-11-30 23:52:11
在日だからなのか、金俊平自身の個人的資質なのか、この映画だけを見た人には明確に伝わってこない。
二度三度ある暴力シーンやSEXシーンは不必要では?とも思った。
投稿者:Cinema Trek投稿日:2004-11-27 22:46:01
日本の戦前、戦後の激動の日本を一人の在日朝鮮人を中心に描いた作品。特に派手なCGを使わず文芸的に描いたところは最近あまり評判の良くない日本映画にとっては救いである。ビートたけしはこれまでの作品の演技では俳優としてお世辞にもうまいとは言えなかったがこの作品では俳優ビートたけしというタイトルもものにしたのではないかと思う。またその当時の街の描写や小道具などリアルで感心するほどの演出であるし年を取るにつれてのメーキャップや俳優の演技にも感心させられる。しかし、これだけ素晴らしい描写が出来ているのにセックス・シーンや銭湯での暴力シーンの黒いボカシはいただけない。最近のその手の映画でもボカシを入れずに角度を変えてうまく撮影しているのにボカシを入れなくて良いように撮影の工夫はされても良かったのではないかと惜しまれる。この映画は日本で何らかの賞を受賞するのは間違いないだろう。

20041127_Cinema鑑賞_70点
投稿者:AKIRA-G4投稿日:2004-11-10 16:53:40
原作はこってり,映画はあっさり・・・http://blog.goo.ne.jp/ykyama/
投稿者:baja投稿日:2004-11-09 00:02:12
なんといっても登場人物の心理描写が薄いし弱い。強烈な自己中心主義者の金俊平と家族の壮絶な対立・・などはあまりここでは描ききれていない。俊平以外は暴力に怯えるだけのただの脇役でしかない。妻英姫、息子正雄などはもっと深く掘り下げて役設定すべきだった。
英姫はなぜあんな男と結婚したのかや、俊平が突然蒲鉾工場を立ち上げたりするとこなど、あらかじめ原作か解説に目を通していなければ疑問に残るようなところも気になる。
少ない出番ながらオダギリジョーはかなり鮮烈な印象を残し健闘した。特にたけしとの大乱闘シーンは迫力あり。(でも血も流れず、顔も腫れてなかったけど・・)
暴力とセックス、それだけが印象に残り『血と骨』というテーマは最終的にはボケてしまった感じ。
今どきセックスシーンで黒いボカシが出たときにはキョーざめしました。
投稿者:O投稿日:2004-11-08 21:28:26
原作を読んだとき、こんな凄い小説には、もう二度と出会えないかもしれない、と思いました。あまりに重い内容なので、再び読み返す日が来るとしても、それはずっと先のことになるだろう、とも思いました。しかし、そんな作品が映画化されてしまったのです。観るしかありません。公開三日目の今日、観ました。傑作でした。
この映画を撮れるのは崔監督しかいないでしょうし、主演も、たけししか考えられないでしょう。そういう意味では、生まれるべくして生まれた作品ということもできます。俳優たけしが、これまで凶暴な人物をくりかえし演じてきたのは、この金俊平の役を演じきるための助走にすぎなかった、と極言したいほどです。
けれども、残念なのは鈴木京香演じる妻(語り手の正雄の母)の役です。鈴木京香は好演していると思うのですが、脚本じたいに、この妻の描き込み方が足りないと思うのです。原作には、理不尽な暴力を運命として受け入れて耐えるだけでなく、運命と戦いながらしたたかに生きぬこうとする女性の姿がたんねんに描かれていて、そんな妻の強さに、俊平がひるむような場面さえあったはずです。ところが、映画では、暴力的に犯されるシーンばかり続いたかと思うと、あっという間に老け込んで、何も言わなくなってしまうのですから、陰惨な印象しか残らないのです。二時間半の映画を三時間にしてでも、この女性をもっと描いてほしかった。
この映画の中の女性たちは、暴力に屈するしかない弱い存在だった、という面しか描かれていない気がします。そういう時代だった、で片付けるのでは、表現と呼ぶことはできないでしょう。おそらく、原作を読まずにこの映画を観た人(とくに女性)の中には、その点に引っかかって、この作品がまったく受け入れられないという人が、結構いるのではないかと思います。それは惜しいことだと思うのですが。
投稿者:投稿日:2004-11-06 20:56:35
         6点
 陰惨で、救いがない。誰が1800円払ってこの暗い映画を見に行こうと思うだろ
うか。娯楽的な要素がほとんどないんだよ。主人公たけしの暴力のオンパレードで
あり、周囲の人物同様、見る側も反発しか感じない。主人公に少しでも感情移入でき
レば、印象も違って来るんだが。これには、たけしのワンパターン演技にも原因があ
ると思う。もう少し、共感の得られるような造形はできなかったのか。
 長男が最後に言っているように、自分勝手な奴がその生き方を全うした、というだ
けの話で、それ以外に何があるんだ。
 オダギリジョーは鮮烈な印象を残し、新井浩文も好演だった。それだけが良かっ
た。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞鈴木京香 
 ■ 助演男優賞オダギリジョー 
 □ 助演女優賞田畑智子 
 ■ 監督賞崔洋一 
 □ 脚本賞鄭義信 
  崔洋一 
 □ 音楽賞岩代太郎 
 □ 撮影賞浜田毅 
 □ 照明賞高屋齋 
 □ 美術賞磯見俊裕 
 □ 録音賞武進 
  小野寺修 
 □ 編集賞奥原好幸 
■ 助演男優賞オダギリジョー 「この世の外へ クラブ進駐軍」に対しても
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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