感染(2004)
【クレジット】
【解説】 ジャパニーズ・ホラーを代表する6人の監督が結集し、世界を視野にホラー映画を競作する新レーベル“Jホラーシアター”。本作は、鶴田法男監督の「予言」との同時上映によるレーベル第1弾作品。古びた病院を舞台に、未知の症状を示す急患によって運び込まれた謎のウィルスが蔓延していく恐怖を描く。監督は「パラサイト・イヴ」「催眠」の落合正幸。 経営危機に陥り、まともな治療も出来ないまま多くの患者を抱えるとある病院。建物の老朽化も進み、医薬品や備品も足りない劣悪な環境に、患者ばかりか医者や看護婦の心身も限界に達していた。そんな中、入院患者の一人の容態が急変する。急いで対応に当たる医師の秋葉と魚住だったが、ふとした不注意から患者を死なせてしまう。明らかな医療ミスに動揺し、事故の隠蔽を図る医師たち。そんな混乱する医師たちを尻目に、今度は内臓が溶け始めた急患が運び込まれてくる。しかし、かつてない奇怪な症状の患者に、病院はいかなる対応のすべも持っていなかった…。 【ウェブリンク】 【ユーザー評価】
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木村多江
まず2004年とみても、ある程度クソ映画なんて減ってもいいはずだw
それこそ当時の映画の技術とかで雑さとか見苦しいところがあるものもあるけど、この映画は数ある映画の中でも名の知れた出演人、スタッフ陣がいる。
役者人の奮闘から、ある程度いい映画にする義務があったはず。
でもこの映画を見る限り、なぜにこんなにいい俳優とスタッフが、こんな映画の製作に関わったんだと疑問を感じる。
出演陣の手堅い演技と映画の雰囲気はまずまずのものなのに、どうして脚本の展開、話の進め方が酷いんだろうと思う。
なんか、一つ一つの話の展開が、後々になってダメになっていった。
別にホラーに「なぜ?」「どうして?」というものは求めていない。そもそもホラーって理由もなく、見てる僕らが怖く感じられればいいのだから。
でもこの映画は理由みたいなのを説明しようとして、出来ずに終わった感じ。
要は、怨念が「罪の意識」・「追い詰められた心」というものを関係者たちに伝染し変になって・・・ということなのだろうが、そこに余計な演出を入れてしまった。
ちなみに、この映画に関しての謎を解くというサイトがあって、僕が言ってた「余計な演出」というのは、映画に関係なく単に「怖がらせる」演出らしい。ロッカーの・・・とか、ゆれるブランコなどなどw
こういうところも監督の余計な演出なのだろう。http://www.movie-faq.com/main-1209.html
私は物語の内容の面白さをより重視するので、ただ怖い・不気味なだけでは評価が低くなる。
この映画に関わらず、日本映画のホラーは内容が薄いものが多く感じる。
監督が「パラサイトイブ」を制作したということで、この作品も字手いると思う。
結局、この病気の根本の発生原因(感染理由とは違う)はなんだったのか?分からなかった。
(他のことをやりながら見ていたので分からなかったのか。)
病院の給与未払いと、感染は関係があるのかと観ていたけれど、関係がなかったのは残念。関係性を持たせればもっと面白くなったのにと思った。
つかみはこれでバッチリだ!作品に漂う雰囲気も結構いいぞ?わくわく♪と思って観ていたのですが…。
★ベトベト系感染症ホラーといえば『キャビンフィーバー』を思い出しますが、本作『感染』でのそれは半ばゾンビ化した感染者が緑色のゲル状液体を滴らせながら犠牲者を増やしていくという今ひとつ現実感に乏しいもの。それでも未知の感染症なんだからこんなのも有りだろうと自分を納得させて純粋に恐怖演出を楽しんでいましたが、終盤に至ってはショック表現の違和感どころか作品の根幹そのものがガタガタに!
★現実と非現実の境を曖昧にして不条理な結末を突き付ける手法はホラー映画に限らない常套手段ですが、この作品においては観客を混乱と恐怖に引き込んだというより映画自体が混乱を収拾できずに観客を置いてけぼりにしてしまった感が強いです。DVDで観直せばもしかしたらちゃんとストーリーの辻褄が合う構成になっているのかもしれませんが、それを確認する気を起こさせないほど終盤の急展開の見せ方に問題が有る(悪く言えば、雑)と思いました。個々のシーンの雰囲気は決して悪くはなかったので非常に残念です。
↓
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私はけっこうどんな映画でも楽しめてしまう体質なのだが、この映画はひどかった。
精神に異常をきたした人物が描かれるというのが基本コンセプトなら、ヒッチコック監督の「サイコ」や、キューブリック監督の「シャイニング」に同じである。
ならば、後世に語り継がれる作品に仕上がるか、反対にとても金を払っては観るに値しない駄作になるのかは、ひとえに脚本と監督の表現力の違いである、という好例だろう。
ストーリーは面白い。間違いなく面白いと思う。
病院の経営危機で人手も物資も足りなくなり、体力的精神的に追いつめられた医師と看護師らが医療ミスを起こす。
それを必死で隠蔽しようとする彼ら。
そこへ、未知の病状におかされた患者が運び込まれる。果たしてそれは、新種の病原菌なのか。
極限状態に置かれた主人公たちに追い打ちをかけるかのように、じわじわと迫り来る感染の恐怖。
その場しのぎの状況打開に追われる彼らだが、サイの目は悪い方悪い方に転がってゆく。
そして、主人公が最悪の状況に追い込まれた時、明らかになる意外な事実とは・・・
どうだ、こう書いてみると、なんと魅力的でハラハラドキドキするストーリーだろう。
映像表現としては、鏡の使い方、光の反射、明かりの明暗の使い方、赤と緑の色の置き換えなど、見るべきところはたくさんあった。
それがこんな駄作に落ちてしまったのはなぜか。
それは「グロさ」と「無駄な表現」が多すぎるところ、それに尽きる。
「サイコ」が名作たり得たのと決定的な違いはそこで、また私は決して「シャイニング」を好きではないが、あの映画の「恐怖」の描き方は理解できる。
この映画が理解できないのは、意味のないショッカー、意味のない登場人物、意味のないシーンのオンパレードだからだ。
映画を創る側が「それが制作意図だ」といい、それを理解してこの映画のグロさが好きだ、という人もいるかもしれない。
ならば後はもう観た側の好みの問題でしかなく、私はこの映画を好きにはなれない。
「あ、あのばあちゃんや」って
気になってしょうがない。
ナントカ寿司のCMで
念力で寿司浮かばせる顔の長い
じいちゃんも出てたな。
痛いしキモイし怖いしナカナカ楽しめました。
ホラーって怖いから行かないんやけど
たまにはいいな。
貪り食ったり、最期誘ったり。
最悪。
B級を通り越してE級映画。
佐藤浩市にしろ高島政伸にしろ、どの役者陣もよくこんな映画に出たな・・・
気持ち悪い、不気味というだけで「怖い」と感じるものがない・・・
佐野史郎は独特の存在があったと思うけど、あの映画自体のできの悪さは如何ともしがたい。
台本読んだ段階で出る気になれたの?あんな映画。
映画館で見たら「金返せ!」と叫びたくなるような出来だ。
テレビだったからよかったが。
ハリウッドでリメイクされるそうですが、あの映画のどこにそれだけの魅力を感じたのか疑問を感じます。
ネタ切れぎみのハリウッドが、ジャパニーズホラーで面白そうなものを青田買いしてるというだけなのでは?
原作の小説もあるようですが、この映画よりはマシなんでしょうか。
まずこの映画を撮るための資源(電気や撮影のための一切合切の資源等の)が非常に無駄だと感じました。映画を撮って放映するためのせめてもの条件を何一つ満たしていないところが素晴らしいですね。観客に対し、何一つうったえるものもなければ満足させるものもない。ストーリー性も感じさせれない。この映画のストーリーやバックグラウンド、また伝えたいものを矛盾なく理路整然と語れる人がおられたらお教えを請いたいです。もしそんな人がいたらその人こそ見事に"感染"されてるんでしょうね(笑)
日本のホラー映画の歴史にこの作品が名を刻むことになるのは非常に残念です。この手の映画は、物語の設定の一部を観客の感性や想像力に任せてしまうと言うことは往々にしてあると思いますし、それはひとつの表現手法としても大いに認められるべきものでもあると思います。しかし此度この"感染"に関しては膨大かつ壮大な感性と想像力を駆使しても、筋の通らない部分が多すぎ、また論理性も見出せません。見るだけ時間とお金の無駄を痛感しました。
またCGなどの使い方も陳腐なものに仕上がりすぎです。緑の液体の質量から考えて、その流れ方や速度も全く合ってませんし、光源の使い方一つまともにいかせれていません。思考を使って見るとさらにつまらなさが倍増です。変わりに怒りと虚脱感が3倍増しくらいになりました(笑)この最悪なストーリーの展開や運び、背景の設定らにつき合わされ、低評価に繋がってしまった映画"感染"に付き合わされてしまった役者さんやスタッフが哀れに思えてしまいます。
今日本映画の評価も一時のことを思えばだいぶ再評価されつつあるところではありますが、時代にあった最高の映画を作り、後世代々各国でも語り継がれるような作品を作れるように努力していただきたいと、この作品を見てあらためて思いました。
ラストの方のシーンで最終的に何が言いたいのかイマイチわからなかった。
特撮技術のレベルが低い分、「恐怖」の表現方法が不快だったりワンパターンだったりするのが全体的に映画をつまらなくしてる原因だと思う点と後半の急激な失速が痛かった気がする。
「新種ウイルスの発見を我々で〜」の場面に差し掛かった辺りが一番期待感を持たせてくれた。
個人的にはラストの方の早朝看護師が来た時点で、隠蔽をしようとした事による混乱によって生じた幻覚(医療ミスの隠蔽の罪深さ)ってことの方がよかったな。
ラストのどんでん返しは過剰だと感じた。
女優が全員死ぬのはちょっとびっくりしたが、ラストが分かりづらい。
佐野史郎の出演が救いか?ノヴェライズ「感染」塚橋一道(角川ホラー文庫)はそこそこの出来。
社会派のドラマだと思い込んでしまった人はガッカリでしょうし、
ホラーに笑いの要素がまじると純粋に怖くなくなるから、
怖いもの見たさで見る人には不評なのだと思います。
私的には、すご〜くおもしろかったですね。
監督の遊びごころ満載のよくできた脚本です。
この手の裏切られ方が、とても好きです(笑)。http://ameblo.jp/nicky/entry-10003800352.html
罪の意識がああいう形になって感染していくアイディアは面白かった。
アメリカでリメイクされたら、受けると思う。 ただ、アメリカの医療関係は、訴訟とか人権とかうるさいから、あれほどいい加減な病院だと、現実味が出ないと思う。 どういう風な設定にするか楽しみ。
http://www.geocities.jp/obobsyco/
主演は佐野史郎、近藤真彦で、君塚がそのまま脚本という経緯がある。
佐野と君塚は、その後、「冬彦」ブームの火付け役となった『ずっとあなたが好きだった』などの作品でタッグを組み、ヒットを飛ばすが、91年の時点で、佐野を『急患』という作品で起用した製作側のセンスは卓越であったといえる。
そうしたいきさつがあってか、『感染』でも、佐野がそのまま起用されているのは嬉しかった。
しかし、本作『感染』においては、TVとしての良さが必ずしも映画としての良さに反映するわけではない、ということを実証していたようだ。
それに、この作品が、ホラー(SF?)というジャンル付けとして成功したのか、という点でも極めて疑問符がつく。
製作側が、いったいどこを傍観者に強調させたいのかが、解らなかった。
ゆえに、この映画は作品的は、失敗作だろう。
作品全体の雰囲気と、ジメジメした映像色は割と気に入っただけに、残念。
だが、佐野の怪演を久々にこの作品で見ることが出来た事はうれしい。
『急患』のころよりも、どっしりとした風格を感じさせるものであった。
ちなみに、佐野扮するキャラクターの白衣の色に違和感があるのは、撮影時、佐野だけが衣装調達の都合で、周囲のキャストと違った色の白衣だったことで起こった現象という。
そうした怪我の功名か、道理で佐野の存在感はやや不気味に際立っている。
難を言えば、そうした部分に演出側が頼りきった部分は否めない。
個人評価:4 佐野度:45%
せいぜい『世にも奇妙な物語』向きのネタを
水増ししすぎ。最後まで、正面から話に
つきあった事を深く後悔させられた。
ショック演出でつないだ100分の結末が、
あれほど独善的、ひとりよがりであることが
むしろ「おそろしい」。
映画で「してはいけないこと」のオンパレード。
作り手側は「どーだ、怖いだろ〜」と言いたいんだろうけど、役者がそれを演じきれないので(星野真理ですけど)多々ある恐怖(と思われる)シーンでは会場から失笑が漏れるほど・・いかにもクセのありそうな外科医モロ師岡や新米外科医の奇妙な行動、何かのキーになりそうなキツネ面の少年などそれらはほとんど終わってみれば意味がないし、一番肝心の感染患者を見て「内臓が溶け出してる」「見透かしたように笑った」とか形容しているが、それを映像にして見せることすらできないなんて・・試写会でよかった。金払ってたらもっと怒りが増していた。でも南果歩のアップは別の意味で怖かった・・・