ステップフォード・ワイフ<未>(1975)THE STEPFORD WIVES
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一流と言われる人達が、大真面目な顔をして何をコソコソやっているかと思えば…。
結局は、乳のデカさと料理と掃除なのか…。
確かに重要なポイントではあると思うが。絶対ではないよね〜?
ヴァンサント家と越してきたばかりのエバーハート家の主人同士が、
道を挟んで一言交わす場面が印象に残る。
奥さんに対する褒め言葉というより、値踏みしているような口ぶり。
お前ら気持ち悪っ。
僕が“DEATH NOTE デスノート 前編”に後から追加したコメントだが、
『僕も結構ブチ切れるかもだが、あくまでそれは(誰かの)何かに対してで、誰か、にではない。知りもしない人を殺したい、殺したい…そしてそこに望みのノートが…これは(発想した事自体が)怖い。』
本作も「発想した事自体が怖い」作品です。
脚本ってか、演出も秀逸〜あの水の「飲みたくない成分」って何なんだ?
いや〜うちの女房は料理が出来ないから殺しちゃったよ…ハハハ〜何て罷り通るのか?
料理はね…結構、楽しい部分もあるのよ〜モノを作るって行為な訳で…掃除(他の人に取れない汚れを取ったら自慢かもだが)なんかよりずっと楽しい要素があると思う…次はこんな事試してやれ〜とか。失敗したって良いじゃない〜ある程度は調味料で調整可能だし。僕は120倍のカレーが如何にキツくても(唐辛子の種類で差はあるかも?)頼んだ以上は死んでも食うぞ。(どちらかというと超甘の方がキツイかもだが…)
まぁそれもこれも別に嫌な事をする事は無い訳で〜ってか、超料理がうまく、掃除も完璧、セックスでも自分を褒め称えてくれる〜が、感情が欠落し、怒る事も泣く事もない…本当に楽しくて笑う事もない…そんな人間(なのか?)を愛する男自体が異常ではないかと。まぁこの人の為にしてやりたいって気持ち=愛かもだがね。(つまりが男の魅力が低下している…って事かもね)〜そしてあの珈琲を淹れる行為を繰り返すアレに何かしてやりたいって〜笑わせたいとか含めて〜思う人間がいるってのか?
って僕が怒ってる訳だから、女性が怒っても(その製作意図とは関係なく)全然不思議じゃないでしょう。
って熱くなる部分を持つムービーだが、まぁショートショートってか、軽いノリでスリラーを楽しむ…ってのが、普通の鑑賞方法かもです。
あの方言研究とか騙してテープに録音させる…その辺りで結末に気付いたら中々のミステリーファンかもね。
※[ネタばれ“超”注意!]
じゃあ僕が「あらすじ」を…※僕のあらすじは偏見の塊だぞ(既にリメイクと頭の中で結合してるかも?だしね…)
N.Y.って都会が好きになれない夫がセミプロなカメラ好きの妻(ある意味アーティスト)の気持ちを無視して家族で郊外のステップフォードに引っ越す。夫は早速、そこの夫達と仲良くなって怪しげなクラブに入会。妻は同じくニューヨーカーだったご近所の奥さんと友達になり、何か世間離れした他の奥さん達の謎を追う(水質調査をかつてのボーイフレンドに頼んだり)のだが、遂にその友達も自分らしさを失ってしまい…精神科の女医に自分も彼女の様になる(カメラも忘れて掃除ばかりする)時期が来てる〜理由は解らない〜と縋るが、単に子供を連れて何処かに隠れろと言われるだけ…かの新しい友達を訪ねるが、知っていた筈の言葉を知らないなど明らかに別人〜自分の指を切り(人間の証が流れる)〜そして友人の腹部を刺すと…友人は「△れ」て同じ行動を繰り返す〜つまり彼女に必要なのは「修○」であり既に「×院」ではない訳。帰ると子供はいない…クラブに乗り込むのだが、そこにあったのは、自分の姿をした(胸は旦那の意向で少々実物より大きい)未完成(むっちゃ黒目!)の自分であった。その「モノ」がストッキングで……ってスリラー。
今でこそミツグ君やアッシー君が人間でなく使い捨てのモノである…って発想もありかも知れないが、当時は女性がそう思われていたのかね?〜大人しく従えよ…さもなくば三下り半か〜古き良き(?)時代を懐かしむのも結構だが、結果が愚の骨頂(現実からの逃避としての○×)じゃあアレじゃないか?(これを推進すると色々と余計にややこしくなる…黒人問題とか…)まぁアーティストは嫌いだがルックスは愛してる、っつー事ですかね?奥さん?
僕が「怒り」ってのは、まずは女性云々でなく、例えば自分の行動にケチばかり付ける親の事がウザい人間がいたとして、論理に関係なく「いなくなれば」自分は楽になる(訳ないだろ?負けてる自覚が無いのかね?〜必要なのは建設的な努力と男らしい態度だぜ…何?家事に困る?)…って発想で抹殺を試みようとする…そういう「発想」。(今やそれが気弱な「一般人」なのかもだが…荒みすぎ)
それとは別にリメイクで「その言葉は心からのものなのか?」って意味のセリフが出てくる…つまりそのモノの為に何かをしてやりたく思う「価値」があるのか?って事についてだ。
正直言って、当時リアルタイムで鑑賞したかった。もっと不気味さが増したでしょうに・・・。
リメイク版を先に観ちゃったのはちょっと失敗。テンポを比較すると、旧作はスロー過ぎるんですよね。全く予備知識なしで観たかったです。
特典のインタビューでオクラ入りになったのを少し納得。
英国監督に60年代〜の第二期フェミニズム(ウーマン・リブ)や、米国郊外裕福白人層(良き米国家庭)を揶揄されるのは米国人には辛いでしょね、こんなに面白い作品が大コケだったとは驚き。
貧乳で有名だったキャサリン・ロスの胸が・・・・笑
先ごろ公開されたリメイクもオリジナルの劣らぬ大コケ・・・大笑
こんな傑作が埋もれていたなんて。
「ローズマリーの赤ちゃん」の原作者らしいフクミのありすぎる内容と
ラブド・ワン(1965)にも通じる独特なイギリス人監督の雰囲気が○。
さてリメイクはどうなるかな?http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
同じアイラ・レビンが原作だからかどうか、主人公の知らない間に自分の周りが変ってゆくという展開は「ローズマリーの赤ちゃん」にも通じるが、こちらはSFとして描かれている。宇宙人の絡まない「ボディ・スナッチャー」みたいな展開がなんとも不気味で怖い。決して派手な驚かしがあるわけではないが、ジワジワと主人公が孤立してゆく恐怖。そして、ステップフォードの主婦たちがなぜああも貞淑で家事のことしか興味がないのかが明かされるラスト。こういう映画がずっと埋もれていたというのはやはりもったいない。
僕が怖いなと思ったのは、ジョアンナ(K・ロス)と一緒になって町の秘密を探っていた親友のボビー(P・プレンティス)までもが変えられてしまったところ。彼女がキッチンで何度も同じことを繰り返すシーンは空恐ろしい余韻が漂う。ここで観客はある程度オチの予想がつく。ステップフォードの妻たちの実態がなんなのかを。
僕もコレはアンチ・フェミニズム映画なんかではないと思う。古い時代の女性への価値観を押し付けようとしている男性たちへの警鐘とでもいえばいいのか。それが極端な形でデフォルメされたラストがなんともいえない余韻を残す。妻たちは美しく貞淑で、家事だけにしか興味を持たなければよろしい…怖いねぇ。
で、この映画を観たらすぐに二コール・キッドマン主演のリメイク版も観ましょう。オリジナル版との対比が楽しいしよ!