キング・コング(2005)KING KONG
【クレジット】
【解説】 33年製作のSF映画の金字塔「キング・コング」を、最新のテクノロジーを駆使し、空前のスケールでリメイクしたアドベンチャー超大作。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が長年夢みてきた悲願のプロジェクトが「ロード〜」の大成功を受けついに実現。ヒロインには「21グラム」のナオミ・ワッツ。共演に「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディと「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック。 1930年代初頭のニューヨーク。野心家で大胆不敵な映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮ろうと、誠実な脚本家ジャック・ドリスコルと美しい女優アン・ダロウを加えた撮影クルーを率い危険な航海に乗り出す。そして、ついに幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着いた一行。カールはさっそく撮影を開始するが、やがてアンが原住民にさらわれてしまう。救出に向かったクルーたちだったが、彼らはそこで想像を絶する世界を目の当たりにするのだった…。 【吹き替え】
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キングコングをリメイクしなくて良くなりましたね。
3Dになっても相当活きる作品でしょう。
ピーター・ジャクソンてばやっぱすごいよ。
正直気合の分だけ詰め込みすぎて長すぎたのも鑑賞後実感。
でもそれは、結末が超有名過ぎるリメイク作品だからという
鑑賞背景があってのことでしょう。
作品にはそれぐらい愛と責任と情熱が漂い、監督の意地を感じられます。
恐竜や謎の生物は現実味が無いから何とも思わんが、キングコングはゴリラがデカイだけなんで、
勝手に連れて来られて殺されて、悲しくラストを迎えちゃったよ。
美女が野獣を死なせたんだってJBが締めるが、えぇ〜?だな。
でも、壮大さや怖ろしさの演出は流石だと思う。
原住民の砦なんて文明の利器は全く通用しなそうだし、湿地のシーンは地獄へ落ちたみたいだった。
島を出るまでが面白かったよ。
ヒロインがコングにかどわかされたとき、殺されないように興味を惹くために軽業のような体術を見せてくれていたおかげで、ラストでビルのてっぺんに登っていけるのがまあまあ納得できました。
評価の低い、’76年版を結構好きなものとしては、ナオミ・ワッツの肉体派の色気のなさは気に入らない。
ジェシカ・ラング太ももが懐かしい。
結構面白かったものの、もっと短くても良かったと思う。3時間の必要性は感じない。
粗暴なコングがどんどん人間らしくなり、アンも引かれていくというのは結構良かったが、それなら巨大昆虫や恐竜を控えて見所が何なのかはっきりすべきだった。
ピーター・ジャクソン監督の長年の夢がかなって撮影されたキング・コンク。ちょっと長くてしんどかったが、駄作って訳でもなくそれなりに楽しめたかな。
なんででしょうね。髑髏島の生物群はかなりいい感じなんですけどね。そこはウハウハでそこだけは目を開けて身を乗り出して観られましたけど、全体が長すぎて。最後あと20分くらいなのに睡魔に勝てなくなって、中断したし。結局3回にわけて観てしまいました。
髑髏島までが長すぎるし、髑髏島の野蛮で残酷な原住民の設定は不可解だし。
巨大なゴリラの存在や恐竜との闘いといった設定は「ツッコミどころ」というのではなく「荒唐無稽な設定」です。でもって荒唐無稽であることはいいんです。むしろ夢があって私は大好きです。
「荒唐無稽である」ことと、「ツッコミどころ」の違いは、観客側の目線ではなく作り手の都合で話の筋を強引に持って行ってしまうことが、観客側から見えている、ということではないでしょうか。
てなわけで、ものすごい苦労して髑髏島を見つけ、多大な犠牲を払ってコングを捕獲、しかし次のシーンは一気に大都会、コングは無事搬送…、とかね。そんな作り手の都合です。
ま、私も面白そうな要素があるのに、なんで長く全体的にはつまらなく感じたんだろ、って不思議な部分あるんですけど。
その後は、唖然としてしまった。多分口をあけて見てたんじゃ
なかろーか?
後半のNYが舞台になるとなんだか妙に熱がさめてしまった感じが
します。それまでに嫌と言うほど圧倒的な弱肉強食の世界を見せられて
いただけに女性を探して回るコングってのはギャグとしか思えなかった。
NYでもガンガン街を壊して欲しかったなぁ。
パールハーバとかもそうだけどハリウッドには特撮やCGじゃ
もはや太刀打ちできないですね。凄いわ。
特撮は確かに凄い!完成型と言っても過言でないし、これ以上のものを作ろうとしたら何をどうすればいい、という感じだ。ただ、その使い方が問題だ。次から次へスクリーンに並べてもこれでは単なるCGの羅列で、作品として何を見せ場としたいのかわからない。一言で言えば、しつこい。遺伝子工学で巨大化したサメが襲いかかる「ディープ・ブルー」という映画も巧みなCGが効果的だったが、学者達が殺されるシーンもCGで軽薄に処理されているため、観てるうちに人の命を何だと思っている、と実に不快感を感じた。この映画はそれをさらに増幅させた。特に巨大な虫に頭から飲み込まれるシーンは、B級ホラーじゃあるまいし趣味が悪い。そもそもキングコングも単なる巨猿で、怪獣に見えない(「GODZILLA」も派虫類にしか観えなかった。アメリカ人は怪獣には関心が無いのかね)あれじゃドレスを着た女性が野生のゴリラと仲良くなっただけだ。ラスト近くの日の出を眺めるシーンなんか、特にそう思う。
結局、画面は良いけど脚本がイマイチ。しかし、「キングコング」に今更新解釈を加えるのも無理というものか。いっそ彼女も飛び降りて、心中ということにする?
虫嫌いの私には拷問に近い映像が・・・。
PJも虫が嫌いだそうで、虫嫌いの人間が描く虫ほど気持ち悪いものはない。
恐竜がもみくちゃになるシーンもちょっと気持ち悪かったけど。あれは一体何だったんだ?
虫嫌いの人はそれなりの覚悟が必要です。
島は補食ビーストの雨霰 これでもかという連続業 ニューヨークのシーンはしっとり流れて涙をさそう 満足な作品でした これなら3時間も悪くない
「こんな映画を作ってみたい、いや、この映画を自分の手で作ってみせる・・・」
少年の名はピーター・ジャクソン。この年9歳になったばかり。彼のその後の人生が決定された瞬間だった。
そして、このピーター少年こそが、後に映画の神が時代の節目に遣わすことになる20世紀映画最後の純血種だった。
2001年から2003年にかけて公開され、三作合計の世界興行収入が18億ドル以上。史上最多タイ完全11部門制覇を含む合計17個のアカデミー賞受賞した大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を作り上げたピーター・ジャクソンは、2004年、ユニヴァーサルの出資により満を持して、1933年RKOにより製作された『キング・コング』リメイク版の制作に着手した。
まず、時は1995年に遡る。初のハリウッドメジャー作品『さまよう魂たち』(96年)を撮影中(ロケ地は全てウェリントン)だったジャクソンは、ラッシュを見たユニヴァーサルの重役から『大アマゾンの半魚人』と『キング・コング』どちらかのリメイク計画を持ちかけられる。運命の巡り合わせを神に感謝したジャクソンは即座に『コング』のリメイクを受諾。「Legends of King Kong」と題された作品の脚本作成に取りかかる。
96年に完成した最初の脚本では、ジャック・ドリスコルが元大戦の英雄パイロットで冒険家。アンが良家のお嬢様、カール・デナムが悪役。秘宝を追ってスマトラ島に旅した二人がコングに出会う、という設定だった。既にウェタにおいてもコンセプトアート、モデル作成、各恐竜のコマ撮り準備が同時に進められていた。
しかし約9ヶ月後、ソニーのアメリカ版『ゴジラ』とディズニーの『猿人ジョー・ヤング』のリメイクが相次いで公開されることを知ったユニヴァーサルはこの企画の中止を決断。計画は頓挫してしまう。(この時書かれた脚本が、後に『ハムナプトラ/失われた砂漠の国』(99年)の脚本に流用されたものと思われる)
夢敗れたジャクソンだったが、機会を待ち、直後ミラマックスの大作『ロード・オブ・ザ・リング』の映画化に取りかかった。
「夢見ていた映画を作れなかった胸の痛み」(本人談)を抱えていたジャクソンだったが、2002年、『二つの塔』制作中にユニヴァーサルより再び『コング』リメイク版の計画が打診される。
2003年、『王の帰還』撮影中にいよいよ製作は決定。2004年よりプリプロダクション(撮影準備)に入った。公開予定日は2005年12月5日。
2004年3月4日早朝。冬のエンパイヤ・ステート・ビルにナオミ・ワッツやスタッフらと現れたジャクソンは、コングがその目で見るであろう朝日を眺めると、最先端の塔に自らのサインを記し、そのままナオミと共に伝説のヒロインのもとを訪ねる。
オリジナル版でアン・ダロウを演じたフェイ・レイは2004年当時まだ存命。94歳になっていた。
ジャクソンがリメイク版製作の旨を伝え「あなたは私の初恋の女性でした」と告白するとゴキゲンになったフェイだったが、アン役をナオミが演じると知ると途端に激高。「私がアン・ダロウよ、アンは私だけ!」と女優のプライドをむき出しにした。「あなた体重は?」「50キロくらいです」「私は45キロたったわよ」「・・・・」
最後にはナオミの手を取り「あなたにお任せするわ・・・」と呟いたフェイ・レイだったが、映画のクランク・インを待たずにこの年の8月10日に死去。本編最後のセリフ「美女が野獣を殺した」をフェイの為に用意していたジャクソンの夢は遂に叶わなかった。
2004年4月4日。ウェタ・デジタル(CG制作)、ウェタ・ワークショップ(ミニチュア、セット)各メインスタッフによるデザイン会議が開かれ、コンセプチュアルデザイン、イラストレーション、デザイン構想が練られた。この時点でコングや恐竜たちの3D彫刻模型は300体、スカル島とニューヨークだけでも構想画は5千枚を超えていた。
脚本が完成していなかった為『ロード・オブ・・』シリーズのようなストーリーボードは作らず、「アニマティクス」と呼ばれる3Dの動く映像設計図を制作。クライマックスのエンパイヤ・ステート・ビルのシーンや、恐竜親子との一騎打ちのシーンがこの時点から既に作られはじめた。
ウェタ・ワークショップによるミニチュア部門は会議翌日の4月5日より制作に入り28日より撮影開始。オリジナル版に敬意を表して、崖の上のコングとT-レックスの戦いのシーンからスタートした。
(この項、ピーター・ジャクソンに続く)
物語冒頭では30年代ファッション、中盤では露出の高い服装、終盤はドレスと、いずれの服装もとっても似合っていてほれぼれ。決して巨乳ではないものの、時々胸ポチも見えたりしてサービスも良い。
どくろ島で、一人夕日を眺めるコングの顔をのぞき込む彼女の表情にクラクラしました。
CGを駆使した美しい街並みは素晴らしいです。
よく出来たリメイクだと思います。
髑髏島の巨大生物オンパレードは、見ていてすごく楽しいけど、あまりに沢山登場させすぎなために、「こんな過酷な環境ならバタバタ絶滅していきそうだな」とか「原住民が生き延びられるわけないだろ」というツッコミができてしまうし、傷ついたコングにアン姐さんが追いすがる(?)シーンも、信頼関係が生まれた事を描くというよりは、「冗談じゃないわ。こんな所に一人で置いてかれたら5分で死んじゃうわよ。」という目的がありそうに思えてしまう。
最後の台詞は確かにブロディじゃなくてジャック・ブラックが言うべきだと思うけど、この展開ならNYで真っ先にコングが叩き潰すのはジャック・ブラックってのがモンスター映画の王道ってもんじゃないの?
もう一つ、誰もがツッコんだであろう、「で、どうやってNYに連れてったんだ?」に答えるシーンはやっぱり必要だろ。
面白かったんです。本当に!!特に恐竜たちとのおっかけっこ。
ジャック・ブラックの映画監督がカメラかついでスタコラ逃げて
来る姿も、この映画ではコメディ色ほとんど見せない彼の普段の
可笑しさが充満で忘れられません。
ジャングルの中でこれでもか!とばかりにナオミワッツを襲う災難の
連続、大トカゲ!大ムカデ!!肉食恐竜!!!これらも実にマンガ
チックで、怖いと言うより、昔のアメリカのアニメを見ているような
可笑しさでいっぱい、あまりの災難に笑うしかない!という感覚で見て
しまいました。
彼女が谷から落ちかけ、途中でツタにからまり宙ぶらりんになって、
やはり宙ぶらりんの恐竜に何度も食べられそうになる下りもアニメ
そのものです。
泣く映画、という期待で見た人たちも多いようだと後から知ったんです
が、期待の仕方によって評価が別れてるのかもしれないですね。
私には、ここしばらく見たエンターテインメント系の作品ではダントツ
の面白さで、3時間以上の時間も全く気になりませんでした。
笑っただけではなくて、冒頭、ニューヨークの30年代の描写なども実に
上手く、思わず惹き込まれました。アル・ジョルスンの軽快な歌声と
大不況による庶民の悲惨な暮らし振りのコントラストで、しっかり時代が
簡潔に描かれていたり(禁酒法のエピソードもチラリ)、しばらく映画の
本質を忘れ、バックステージものの芸人の映画か?と思わせるくらい時代
とボードビリアン達の様子が描き込まれていたり、そのままそういう内容
の映画を見たくなるくらい。劇場封鎖になって落ち込むワッツを励ます
老芸人さん、チョイ役ながら深い味を見せてます(この俳優、誰?)。
で、この下りを見てる時点で、監督が誰かも知らなかったんですが、
実に演出の上手い人だと思い、この監督は怪物なんか一切出ない作品
でも十分面白い作品を作れる人だろうな、と感心してたんですが、後で
「ロードオブザリング」の監督と知り、あまり同作を好きでなかった
私としてはジャクソン監督、思いきり見直した次第です。
割とこの手のファンタジー作品が多いようですが、十分ドラマでも勝負
できる人のようですね(このあたりが日本の怪獣もの作ってる監督と
全然、懐の深さが違いますねぇ、あまりにも)。だから、最初は本当は
ドラマを撮りたい監督が、金のために仕事で怪獣映画作ってるのかと、
思ったんですが、そうでもないんですね、この人は。懐深いです。
ストリップ劇場の前で、ジャックブラックが、ガラスに写ったナオミ
ワッツを見初める描写など、とてもよかった。
彼の、何が何でも自分の映画を完成させる!という渾身の監督ぶりも
よかったし、カイル・チャンドラーですか?
あのいかにも安っぽい活動写真の二枚目ぶりも実に笑えました。
エイドリアン・ブロディもコングの影に回らざるをえないものの、
負けずにワッツ救出に向かうど根性ぶりもよく、みんなが向かう目的に
全エネルギーを注いでる、わかりやすい映画の典型となってます。
船長演じてる渋い人は「戦場のピアニスト」のドイツ将校さん
ってことで、ブロディとの違った共演が興味深いところ。
それ以上に驚いたのは、片目の船のコックさんを演じる役者が
キングコングも演じてる!?ということでした。たぶん、動きや表情の
データを取るんでしょうけど、これも役者として懐深いですね。見事です。
俳優はみんな優秀です。ハリウッド映画の昨今の特徴のひとつは、
十分文学作品でも演じられる優秀な俳優たちが、SFやらファンタジーやら、昔だったら大根役者でも十分だった世界に贅沢に起用されてることと
常々感じます。33年のオリジナルの俳優の演技と比べるのは極端ですが、
違いはよくわかるはず。(映画としての価値はまた別ですが)
カイルチャンドラー扮する陳腐な活劇俳優は、そのパロディかと。
音楽で冒頭のアル・ジョルスンと並んで印象的だったのは、
後半、ニューヨークに連れて来られたコングのショーに出演することを
断ったワッツが他の舞台に脇役として立つシーンに流れる
「バイバイブラックバード」・・・なんとも哀愁漂う選曲でした。
そんなこんなで堪能の3時間数十分でした。
劇場で観なかったことは本当に惜しまれます・・・。
ただやはりちょっと長いかも。
恐竜が出てきたときには、笑ってしまいました。
冒頭はタイタニック、その後はロスとワールドに
似てませんか?
で、これはお金払って映画館でみるべき映画だったと後悔した次第です。
脚本は古典なんでどうでもよし、結果がわかっているわけだから。
とにかく画がきれい、CGがとんでもないこれにつきます。カークラッシュならぬ恐竜クラッシュに目がクラクラ、もう蟲の襲撃シーンなんて失神寸前。
惜しむらくはとにかく長い。
もともとロード・シリーズの前の企画だったらしいがそのときはボツに。結果的にロード・3のオスカー総取でハリウッドのトップになって念願の本企画に入ったとのことですが、もうトップですからなんでも有り状態。昔から撮りたかっただろうシーンのてんこ盛りでどんどん長くなったんでしょうね。劇場版は2時間程度にまとめて、DVDでディレクターカット5時間版(ありそうで怖い)にすればよかったかも。
コングや恐竜もすごかったけど1950年代のニューヨークの情景も素晴らしい。
流行の大画面ホームシアター派必見です!
とにかく彼女はコングを愛した。そして最終的には彼女も命を賭けてまでコングを守ろうとした。
純愛物語として楽しむことも出来ないでもないが、ここはあえて掘り下げてみたい。
この映画のテーマとして、限りない欲望を抑え切れない人間の弱さ、傲慢さ、つまりは排他的利己主義があげられる。それが自然破壊や、民族・宗教戦争などに繋がっていくのだが、ここではふれないでおく。
とにかく、その人間であるアン・ダロウには罪悪感があった。つまり、最終的に彼女の愛は、コングの為に命を賭けるまでに育ったのだが、その成長の触媒として、罪悪感が大きな役割をになっていたと考えられる。
そもそも、彼女はなぜ、他の人間より罪悪感を強く感じていたのか?それは、コングと時間を共にし、コングという、人間とは明らかに違う生き物を知ってしまったからである。
アン・ダロウは、コングを知る事によって、自分とは違う部分をも受け入れる包容力、心の広さを得たのであった。ついに彼女は、自分の中の排他性を見事消し去ったのである。
確かにコングには、人間と似ている所もいっぱいある。彼女がそこに惹かれたと考える事も出来るが、私はあえて否定したい。なぜなら、それではあたりまえすぎてつまらないからで、そんな安易なテーマをやすやすと持ってくるような二流の製作陣ではないことを願うからでもある。
ともかくも、その人間として一段と成長したアン・ダロウは、コングの落下と共に、まるで釣られて飛び降りんばかりの勢いではあったが、それを押し留めたのはもう一つの命懸けの愛であった。
ちょっと出来すぎの話に、私が無理矢理持っていった感はあるが、受け取り方は鑑賞者の自由という事でお許し願いたい。
さて、そのもう一つの命懸けの愛についてだが、コングの個性の強さに圧倒された為に、残念ながら印象が弱くなってしまった。しかし、彼のがんばりも半端じゃない事は忘れてはならない。
思いつきで申し訳ないが、ドリスコル役をダニーデビート、ウディアレン的な役者がやったら、違ったニュアンスが出て面白いかも・・・恋愛相手の男vsキングコングじゃなく、一途なハートを持った人間の男vs一途なハートを持った野獣という、違った分かりやすい対比が見られるという興味がある。全くの余談です。
二人の男に命懸けで愛されて、アン・ダロウは無類の幸せ者だが、二人の男には嫉妬心があったのかどうか。ドリスコル側には何やらありそうな気配を漂わせてはいたが、だとすれば、最後に命懸けでエンパイアステートに登ったのは、女を取り返したい気持がかなりを占めていたと考えられる。物書きである彼の頭脳はよく切れるはずであるからして、強敵キングコングに対抗するには、自分も命を賭けていいところを見せておかないと、彼女は一生コングの虜のままで終わるのではないか、という可能性を考えたはずである。
もちろん、そんな打算的な考えは全くなく、ただ純粋に彼女の命を救いたいが為、といったほうが愛としては美しいのかもしれないが。
ここまでグダグダ言ってきたついでだから、触れずに置こうと思っていたアン・ダロウのコングへの愛の形について、やはり触れよう。
女の男に対する愛なのか、母性的な愛なのか、娘の父に対する愛なのか、姉妹の兄弟に対する愛なのか、ペットに対するような愛なのか、ここまで書けばわかってもらえるだろう。愛の形に明白なものはない。あくまで、形式で自ら囲った形といったら分かりやすいだろう。つまりその形というのは、「アン・ダロウのコングに対する愛」といってしまえば、なーんだということになってしまうので、個人的なイメージを述べるとしよう。
映画的には「畏怖すべき自然、に対するような愛」かもしれないが、私個人としては、「尊敬すべき手の届かない憧れの人に対する愛」。有名ミュージシャンでも、映画俳優でも、歴史上の偉人でもいいが、とにかくそういった類の人物に抱く愛に近いような気がする。手の届かないのはわかっているのである、が無性に惹かれてしまうのである。つまらない結論で申し訳ない。こんな長文をわざわざ読んでもらったのにかたじけない。
子供の感想文だと思われてもいたしかたないが、レビューなので、一応それらしいコメントを一つ。
見所いっぱい、涙と感動間違いなし、だと私は思うが、そうでない人もいるみたいです。
原住民→恐すぎてサイコー
虫→気持ち悪すぎてお見事
夕日→素直にキレイ
映像的には文句ナシ。
3時間の上映時間も退屈ナシ。
でも、どうにも心に残らない…。
その理由は、キングコングに感情移入できなかったのが大きかったように思います。
確かに彼は強いです。頼れます。愛嬌もあります。
それでも、私にはただの自己中なエロザルにしか見えなかった。
まあ、猿だから野性的なのは当然だし、女性から見たらああいう雄に惹かれる部分もあるんでしょう。設定としてあのキャラクターがおかしかったとは思いません。
ただ、私の中のヒーロー像とはちょっとかけ離れていた。あんまりカッコ良さを感じなかったし、応援する気も起こらなかった。
まあ、高倉健みたいなキングコングだったらそれはそれで変なんですが…。
という感じで、う〜んどうでしょう、私にとっては何とも微妙な作品でした。
劇場公開中はなんだか食指が動かず見逃したけど、ほんと大失敗。
絶対に映画館の大スクリーンで観るべき作品だ。面白すぎるし凄すぎる。
現時点で世界最高の映像技術じゃないか?オスカーも当然だよな。
昔「ジュラシック・パーク」のCG恐竜見たときは驚きで口アングリ
だったけど、このコングに至ってはもう人間なみ。本当に呆れるほど凄い。
オリジナル版でカットされた、ドクロ島で主人公たちを襲う巨大昆虫たち
を現代最高のCGテクで復活させたあたり、P.ジャクソンってホントに
キングコングに思い入れのある怪物オタクなんやなあと思う。
ただ思い入れがちょーっと深すぎて、やりすぎと思える箇所も多かった。
ドクロ島での恐竜大暴走とか、お約束のコング対ティラノサウルスとか、
もう動きとか本当に凄いんだけど、あそこまで延々とやる必要があったのか。
危ない所で銃声一発、船長に助けられる展開の繰り返しもどうか。
なにしろ普通の映画1本分の時間が過ぎても、コングはまだ捕まっても
いないってのはどうなのよ(笑)
この辺をもっとコンパクトにまとめていれば、映画全体の評価が高まった
気がするね。まあP.ジャクソンが楽しくて仕方がない雰囲気が伝わって
くるから、文句も言えないんだけど。
ともあれこれは確かに傑作。凄いわ。
映画館に見に行ったとき、その迫力に圧倒された。それに、ストーリーを知っているにも関わらず映画館で号泣してしまった。こんなすばらしい映画はみたことない!と確信したのに、興行的には失敗した。
何故なのか?宣伝をみすったのか?
映画とはわからないものです・・。
とはいえ映画史上には残る作品であることには間違いありません。
ジミーとヘイズもフロドとガンダルフみたい。
でも、いい映画だなぁとは思えない。
コングVS恐竜、人VS虫などの戦闘シーンが長すぎるな〜。
だんだん見てて飽きてしまった。
その分、ドラマの部分がカットされていて残念。
ジャックとアンのキスシーンが早い。もっと丁寧に描いてほしかったです。
アンとコングの話だからだろうけど、ジャックはあまり印象に残らない。
「ヴィレッジ」のエイドリアン・ブロディが最高だっただけに、これまた残念!
ジャック・ブラックの方がはるかに良かった。
島に着いてからより、冒頭の1930年代のニューヨークやアンとカールの出会いのシーンの方が好きです。
コングの最期、泣くつもりで見たのに全く泣けませんでした。
の表現しきれなかったモノをヴァージョンアップするための再映画化。
これを見ればギラーミン版がいかに愚鈍な代物かよく判る。時代色にこだわったディテイル。秀逸な配役。素晴らしい映像。過剰とも思える長尺にも意味が
ある。これを見て何も感じないのならば映画なんか見るな!!
前半のネオミ・ワッツ(オリジナル作成時の設定なのね…)がストリップ看板で固まって、万引きし、スカウトされ、騙されて連れてこられた脚本家(戦場のピアニスト?)を人違いし、そして口づけを交わす…この展開も実に素晴らしい。こんなリメイクが出来るなんて…LOTRしか知らなかったのだが、ピータージャクソン恐るべし。
そして、船は髑髏島へ…島民がいない…と思ったら……お前らはゾンビか?〜残虐に殺戮される男〜そしてオリジナル通り、金色の娘はかどわかされる…スペクタクル!〜迫力の映像。そして怪物登場だ〜…言葉を無くす男…
そこからの展開が、また凄い。ひしめきあって怒涛の様に人を襲う恐竜〜ジュラシックパーク?〜エイリアンのような生物〜そしてグロテスクな蟲・虫・ムシ…
アン・ダロウのジャグリング…さすがコメディーの舞台で(客少なく給料未払いでクローズド)慣らしただけの事はある…頭に岩が(笑える)〜まぁ一緒にいたくないなら、何処なと行きな、って逃げたら…恐竜の襲撃〜ムカデが…颯爽と登場するコング!〜超格好良い。この後は、もう、コングのコングによる、コングの為の映画。
ワッツは、走って、倒れて、掴まって、振り落とされて、汚れれば汚れる程、格好良いです(画像ズレがどうした?)。コングは自らを痛めつける事も顧みず、必死でアンを守ります〜が、彼女が生き延びたのは恐らく彼女の持つ身体能力と運でしょう。
…そして雪のニューヨーク。エンパイアもピカピカに美しい。
何故か、アンとドリスコルは別れ別れになってます。劇場で暴れ、街を歩く金髪の美女を確認しては放り投げて殺戮、ニューヨークを混乱と恐怖のどん底へ落とすコング…ドリスコルは、コングを誘い…自滅。そこにアン・ダロウが!(他の女とは扱いが違うのさ)
妙に哲学的な脚本屋とは違い、野獣は一直線。楽しい冬遊びもつかの間、軍隊が登場。…銃弾に傷つき、愛する女に一緒に死んでくれ、とも言わずに力尽きるコング。ドリスコルも精一杯に(命を張って)立候補。
…そして夕陽の美しさが心に染みる……これは、実に泣けるムービー。
超大作。空前絶後。…もうリメイクは作れない(かも)。
ジャクソンが少しずつ、作家精をなくしていると思う作品でした。
■コングの尻スケート
■しなないブラック
■ニュートン・ハワードの音楽
がいいです。グッド
おしいな。
単なる怪獣映画に成ってしまった気がする。
話は変わりますが、ちょっと作品に対して中傷が多いような気がします。「感想」を書き込む場所なんですけどね…
そして皆さんが良くおっしゃる「突っ込みどころ」。この言葉はリアルを重視した映画、銃撃戦などに使う言葉だと思います。そんな事言ってたらそもそも「巨大なゴリラ」なんている時点で「突っ込む」べきでは?
前半キングコングが出てこないとは判ってても、3時間は長すぎ。
レビューで絶賛されてるから(賞もとってるし・・・)かなり期待したのがいけなかった。
VFXは凄かったのに、人物合成すると「合成です」って豪語してるようなもの。(画素がズレてます。)
「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観を、そのまま使った印象が強すぎ。
(背景だけ観てたら、「あれ?これ指輪物語だっけ?」と思ってしまう。)
テンポや時代考証もいいのに、何故か役者(エキストラ含む)に緊迫感が無い。(演技力ナシ。)
キングコングの目の動きなんかは、それだけで台詞(感情表現)になってるのがとてもよかったのに、音楽で盛り上げるのも下手だし、役者は演技下手でダメだし・・・。
VFXに対して、完全に役者が負けてます。
クロマキーの前であっても、真剣に走って欲しい。
単純に「映像美」を楽しむのならいいかも。
色々と深く考えてしまう人にはお勧めできません。
(「亡国のイージス」よりは眠くなりません。)
自分が同業者なだけに、「単なる映画ファン」としてではない視点で観てしまうのが辛いところ。
その映画への想いを忘れずに、今度はその映画を自分が監督になって
作り直す。そして大成功を収める。
この話し自体が、映画「キング・コング」と同様、一つのファンタジー
となってオレの心を打つものがある。
ところで、ピーター・ジャクソン監督の新しい「キング・コング」。
3時間があっとゆうまだった。キング・コングの圧倒的な存在感や目で
訴えてくる感情が良かった。
最初は、キング・コングがなかなか出てこないのだが、そこまでのストー
リーもだれる事なくテンポよく物語は進んでいく。
落ち目の監督が一山当てようと、口車にのせて女優を連れて船出をする。
その女優役のナオミ・ワッツも、とても良かった。
監督はオリジナルのキング・コングが死んだときに泣いたというが、オレ
の場合はナオミ・ワッツの映画を撮っている美しいシーンで、一番最初に
泣けてしまった。(ここで泣けてしまうのは、あまりいないかも?)
「スパイダーマン」といい、「キング・コング」といい、すばらしい映画は
アクションどうこう以前に、まずオレの場合は泣けてしまう事が必要条件
のようだ。
http://same.finito-web.com/
すばらしい!感動した!!
脚本、映像、スリル、感動・・・どれも見事でした。
飽きることなく見入ってしまい、最後は涙しました!
是非シアター大音量でご覧ください。
キング・コングの細かい表情にもご注目あれ!!
↓ 「映画レビュー」始めました! お気軽にコメントをどうぞ!!http://0721cinema-spirits.com/
まだモノクロ映画だったときである。
子供のころ怪物パニック映画がはやっていた時期があり親と一緒に途中まで見た記憶があった。でも最後まで見たのは今回が初。
大好きなジャック・ブラック(スクール オブ ロック)が出ていることもあり、リメイクと言うこともあり期待していたもの。
何でもありの映画だった。
最近のCGにまったく驚かなくなってしまった自分が悲しいが、それを差し引いても楽しめるまさに’エンターテイメント’
キングコングが人間に恋をするというのは面白い
細かいコングの動きなどまさに本物
しかしやはり’エンターテイメント’なのである。
今回期待したジャック・ブラックはほとんど見せ場もなしに主役のナオミ・ワッツの陰に隠れてしまっていた。まあ要所要所でらしさは見えていたけど。。。。
エイドリアン・ブロディが彼女のために一途の愛を貫き通すもゴリラに負けていた。まあスケールの違いかもしれないが。。。。
恐竜から彼女を守ったり’命がけ’のスケールの違いがありすぎて入り込めなかった。。。。
監督がオリジナルの大ファンと言うこともあり、力が入りすぎたのか
リアリティ重視なのかエンターテインメントとして描きたいのか、わからなくなるような視点のブレがあり、残念である。
最初1時間近くコングが出てこないんだけど、それでも序盤の人間模様のストーリーが良く出来てるんで物足りなさとか全然なかった。
むしろ島の原住民との対決とか面白くてこれだけでキングコングとは別の映画がもう1本できるのではと思ってしまった。
あまりにも原住民が怖すぎたけど。
映画監督役の人はすごくいい味だしてたね。
それにしても死者が多いし死に方もエグすぎ。あの辺はちょっと引いた。
内容を注ぎ込めるピーター・ジャクソン監督の
力量と言うよりも熱量に感心させれられた。
映像作家としての進境も多いにあった様で、
例えば島へ向けて出港するシーンなど含めて画面、
場面でしっかり"絵"にしている所が散見出来る。
話の前半をブラック・ジャックマンが、監督がそのまま
乗り移ったかの様なハリキリぶりで引っ張り
島へ着いてからは、秘境冒険譚として正攻法の進め方で、
中でも、コングの人格の描き出しを、演じるアンディ・サーキス
との演技プラン立てで肉付けしているのが旧作には無い魅力。
1作目では美女が、2作目では製作者のディノが殺した
と言われるキングコングだが、今作は差詰め、孤高に死した
と言うべし、が、この終幕でのコングの死とブラックの凋落が
対比になっていないあたりが弱い。
■スペクタクル要素も面白いんですが、私にはこの映画の登場人物たちの構造が非常に面白かった。これは、監督ピーター・ジャクソンが自分自身をこれでもかこれでもかと描いた映画なんじゃないでしょうか。
■映画会社と虚々実々の駆け引きを演じる監督・興行師も、気の弱い誠実な脚本家も、未熟で世間を知らない少年船員も、彼が憧れるタフな船員も、経験豊富な船長も、そしてキング・コングも、全員ピーター・ジャクソン自身の投影。そして全員がヒロインに首ったけ。興行師は打算で、脚本家は芸術家としての感覚で、少年船員は単純な憧れで…と動機はそれぞれ異なりますが、確かなのは全員が彼女をとても大事に思っていて、全員が彼女のために命を賭けること。もちろんその最大の求愛者はコングなのです。
■孤独な密林の王はこれまで誰とも心を通わせることができなかった。囚われの身となったヒロインは、自分の命を守るためとはいえ、媚びたりせずに、鍛え上げた芸で誇りを持ってコングにぶつかっていった。かよわい人間のヒロインが全身全霊でアプローチしてくれたのが、コングの心を打ったんじゃねーかしら、と思うわけです。これってオタクが理想とする恋愛ですよねえ。
■一方、人間の関係者一同もヒロインに命を捧げます。さっきまで「危険だから早く帰ろう」なんて腰が引けてたのに、ヒロインが未帰還だと知ると一致団結して救出に向かうあたり、すげー笑える。ていうか、この人たちは基本的に全員が同じ人なんだなと明白にわからせるシーンなんですね。そして文字通りほとんどが命を捧げてしまいます。
■これは一人の男が美女に恋する物語です。一人の男は様々に分裂して複数のキャラとなって現れますが、全員同じ男です。だから、こんなに泣けるんじゃないかと。私はカップルを満載したGWの飛行機で2回、これ見ておいおい泣きました。
が、出来はいいほうでしょう。あの年代の時代考証もそこそこうまくやってたし。50年代秘境探検モノ映画が無いかなぁとか思ってたので、スカル・アイランドでのシーンはそれほど違和感が無かったです。
そりゃあ何故恐竜がいるんだ?とか思いましたけど、古い「秘境冒険映画」ですから。そのように観ないとネ。
女の子とか家族で観に行って「楽しめる映画」ですね。他のリアルな現代劇とか科学考証のしっかりした映画と比べるような映画ではありません。僕は日本特撮着ぐるみ子供映画「ゴジラ」シリーズよりは好きですね。点数もゴジラの20倍はつけれます。w
人が死んでも、「彼らの死を無駄にしないためにも、映画を完成させる」という
キングコングを捕まえることの正当化を強調するところが良かった。彼が悪い
ことに変わりはなくても、説得力があった。
この映画は映画館で見るべきだと思う。あの映像の迫力と興奮は、映画館でしか
味わえないと思う。
ただ、コングよりも、どう見ても「LOTR」のオークに
しか見えないイカれた原住民や、しつこすぎる恐竜大バトル、
これまたしつこすぎる大昆虫の襲撃等のほうが、
インパクトが残ったためか、作品全体のチグハグな印象も否めない。
やっぱり詰め込みすぎ。
あとカメラワークがグルングルン回りすぎ。
スピード感を出すことばかりに気をとられて、
恐竜バトルシーンでは、何と何が絡んでいるのか
不明瞭な描写が多かった。
かなり前の席で見てるとキツイです。
あと、もっとアンとコングの交流に重点を置いてほしかった。
そうすれば、ラストの「お別れ」シーンの感動が
もっと生かされていたはず。
76年版にあった、ジェシカ・ラングをコングが
フーフーして乾かすシーンぐらいの「準接触シーン」ぐらいは
欲しかったです。
凍った池での”アイススケートシーン”は名場面だけどね。
目頭は熱くなったけど涙腺はゆるまなかったなあ〜。
知らない人のため記しておくと、「世界の中心で愛を叫ぶ」というのは、ハーラン・エリスンというアメリカのSF作家の短編のタイトル「世界の中心で愛を叫ぶけもの」を「エヴァンゲリオン」で借用し、それを見た該当書の担当編集者がぱくったという次第。書籍のタイトルには著作権がないので、別にどうこうはないけど、元を知らずに、アニメからというのが情けない。
1976年のギラーミン版では、ニューヨークに連れてこられたコングが、世界貿易センタービル2棟を故郷の島にある自分の住処と重ね合わせるシーンと、ビルの屋上で攻撃を受けるコングにすがりつくアン(ジェシカ・ラング)を、まるで「そばにいると危険だよ」とでも言うように巨大な指でそっと傍らに追いやるシーンが忘れられない。後者のシーンをテレビ番組で紹介していた女性リポーターが、「何も知らずに連れてこられてきて、撃ち殺されるコングが可哀想」と号泣するというオマケもあった。
しかし、ピーター・ジャクソン版では残念ながらこのような心に残るシーンがなかった。確かにコングと恐竜のバトルは圧巻だし、ニューヨークの劇場や路上で暴れ回るシーンも見るものを驚かせるに十分だ。映像的なボリューム感はまさに圧倒的である。スカル島でアンと眺める夕焼け、エンパイアステートビルで同じくアンと見つめる朝焼けなども心憎い演出といえる。しかし、なぜか響いてくるものがない。なぜだろう。それはコングを単なる「巨大なゴリラ」にしてしまったからではないだろうか。あの仕草、動き、表情は「キングコング」のそれではなく、われわれが動物園やドキュメンタリーで見るゴリラそのものだ。そうした造型を選んだところに、そもそもの躓きがあったような気がする。また、初めて見る巨大なコングに恐怖を覚えず、それどころかダンスやおどけたアクションを見せるアン(ナオミ・ワッツ)の描写にも違和感があった。「キングコング」をペットにしてはいけない。それともこれが時代の流れなのだろうか。物語の背景は1930年代なのに、心象風景は21世紀の現代そのものだった。
名作のリメイクは難しい…そんなことを感じさせた3時間のスペクタクルだった。
映画としての撮り方が大変丁寧。
画が綺麗。
本当に高レベルでまとめてくれてるんだけど、
やっぱり1回みたら2度はみないわね。
動物好きな人には泣けるのかも?
私は動物に勘定移入ができないので、泣けるっていう心情が分からないわ。
確かにキングコングはかわいかったし、最後もかわいそうだけど。
個人的にはエイドリアンブロディとナルシスト俳優役のカイルチャンドラーが抜群に良かったわね。
それとキングコングが登場するまで。
そこまでがかなりしっかりと描かれていて、どちらかといえばそっちのほうが面白かったかも。
まぁキングコングが出てきた時点でどんなにがんばってリアリティを積み重ねてきても全部帳消しになっちゃうんだけど。
突込みどころは今まで見てきた映画の中でもダントツの数だったと思うけど
だからこそそのバカバカしさが際立ってウケたわ。
それにしても結構グロイシーンが多くて、さすがピータージャクソン。
あなた相変わらず悪趣味ね。
まぁ語るところもさしてなく、十分楽しめた映画だったわ。2度は見ないけど。
それと中途半端に優しい振りをする女って、自覚なく性格悪いっていうのが
良く分かったわ。(笑)
大変よくできた映画という印象。導入部、島に行くまでものセリフの流れもいいし、現実的とはいえなくても映画らしさの極致といえそうなライティングなども十分楽しみました。
私にはちょっとしつこい恐竜シーン。何でああいうのがいるんだというと、前2作ともみている一緒に行った友人が「オリジナルにも出てくるんだ」。以前『ターザン砂漠へ行く』に巨大クモが出てくるのをみて、「誰も行ったことないと思ってずいぶん大胆だな」と思いましたが、当時の映画的常識はそういうものかも知れません。
ただ、『ジュラシック・パーク』以来、変温動物の恐竜も、実は速く動けたということになったようですが、私にはどうにもうそ臭く思えてだめです。CGに関しては、ほとんどみないので語る資格はありません。
ジャック・ブラックもエイドリアン・ブロディもそれなりにいいですが、やはりここはナオミ・ワッツ。実に楽しそうに演じています。思うに、恐怖に慄き、からだいっぱいで愛を表現し、怪物にこの世の誰よりも愛されるというこの役は、美人女優なら一度は演じてみたい役なのではないでしょうか。とはいえ、タイトルロールまでナオミ・ワッツとはわからなかったのですが。
しかし情報をみるとこの映画、だいたい今週いっぱいで終わるよう。帰りに寄った飲み屋で友人と傑作だったと話し合いましたが、残念ながら若い人に敬遠されるのもしかたないような気もします。
ひとまず、翌日だったか夕方部屋にいたので、窓から夕陽を見ながら、近くにいたねこの顔を外に向け、ビューティフォー、ビューティフォーといってみました。そうした人も多いのではないでしょうか。友人とあっちよりよかったという『タイタニック』をみて、船の舳先で手を広げた人にはかないそうもありませんが。http://blog.goo.ne.jp/quarante_ans/
こうした、字幕では表しきれない情報を紹介しながら、テクニカラーな青と茶に包まれて、船は、いつの間にか港を離れてしまった。もう私たち観客は引き返せない。引き返す気があったなら「とっくに海に飛び込んでるさ」。
手に汗握るスリルとサスペンスには、何度見ても思わず叫んでしまう(二度見ました)。“目で演じる”役者たちを集めた上に、尚も、瞳の青を強くして、カメラアングルも凝りに凝っているのも楽しめる。3時間を越える長丁場だが、ちょっと目を離すと、各所にちりばめられた伏線を逃してしまうから、トイレ・タイムは3分以内に収めないといけない。
似非ヒロイズムどっぷりの二枚目俳優とコントラストをなす、知的だが不器用で押しの弱い劇作家や、更に朴訥な怪物、そして豊満な「メイ・ウェストと違って」7号の服がやすやすと入ってしまう痩せっぽちで前歯が庶民感覚の小娘は、実に日本人好みだ。見ていてすがすがしいのは、どの登場人物もなんらかの形で腕がいいのと、その腕に文字通り命を賭けているプロ根性。そして、なんといっても、ラヴ・ロマンスを演じるのが美男美女というのが気が利いている。オリジナル版、ジェシカ版に比べて、人類への警告とコングの哀れみがグッと出ているのもいい。
やっぱりハリウッドは、美しい中国人に半端なゲイシャ・メイクなんかを塗りたくってないで、こういう映画を作らなくっちゃね。
コングがアンに思い入れていく過程に力を注いでいたる点を初めオリジナルとのずらし方も実に上手く、オリジナルの良さをしゃぶりつくしていなければ出来ない演出が◎。ニューヨークという街の描き方も秀逸。
あまり上手くまとめられないが、33年版を観たときの感動をまた感じられたことに敬意を表します☆☆☆
元々興味がまったくなくピーター監督がキングコングやると予告で見て「はぁ?なんでよりによってそれなの」と思ってましたが、去年の年末に米の著名人たちの映画ベストテンにほとんどキングコングのタイトルがあったのでへーと思って観ました。
元々巨大猿がビルの先っぽに上って金髪女性がヘルプ!の図ぐらいしか前知識がなかったのでリメイクと意識せずに観れて大満足。
キングコングを観てない人は、「どうせただの巨大猿なんでしょ?」みたいな感じで野暮ったさを感じて初っ端から興味わかないと思うのですが、冒頭シーンがヒロイン像を描くことから始まるので先が読めず「お?」となる。
はっきりいって、巨大猿がかっこいい。まさに漢。
船でどうやって運んだの〜云々に気を囚われてる分すごい損だと思う。
だってこれヒロインとコングの悲しいラブストーリーなんでしょ。
しゃくりあげないように抑えるのに苦労しちゃった。
あんなに愛されちゃったらねー、惚れちゃうわね。
序盤がまったりし過ぎだった以外は文句なし。
突っ込みどころも無いわけではないけど
そんなこと考える間もなく次から次へとてんこ盛り。
何度も悲鳴上げそうになって、本当に怖かったし楽しかった。
ピーター・ジャクソンのCGの使い方、
本家ジュラシックパークを凌駕してたんでないかい?
ピージャク、次は何を撮ってくれるのかな。
ちょっと迷ってたんだけど、映画館で観た価値ありました。
それにしてもこのキングコング、単にゴリラが巨大化しただけって感じで、何か物足りない。何かこう、神秘性がないんだよね。少なくともスカル島の原人が生贄を捧げる対象なのにさ。
今まで映画を見て泣く事はあったけどおえつが出るぐらい泣いてしまった・・・。
きっとコングが本当に存在しそうにリアルで、獣なんだけど人間味があったからなのかも。
映画の冒頭に流れていた音楽の歌詞はまさに最後のコングそのものだったんですね・・・うう思い出したらまた泣ける。
突っ込みどころは満載だったが既に皆さんが書いてらっしゃるので同意ということで。
個人的にジェイミーベルが出演していてリトルダンサーのイメージ早く取れるといいな・・・と勝手に思いました。
髑髏島でアン・ダロウがたった一人でコングに捕まったとき、コングは彼女を人形のおもちゃのように弄んで楽しむけど、アンは助かりたいがために必死に踊ったり芸を見せたりして、ついにコングと心を通わせる。
翻って、ニューヨークに連れられたコングが見世物にされるところまでは、立場が逆になっただけでアンが捕まったときと同じだが、そこから先が「群衆としての人類」の獰猛さによって、髑髏島とは違った結末を呼び込むことになる。
人間の醜い面を、モンスターを鏡として使って見事に表現した監督に脱帽。
まだ誰もツッコんでないツッコミどころ:
・原住民はあの後どこに消えたんだ?
・池の氷、コングが乗った時点で割れるだろ。
・クライマックスでのアンの衣装、あれじゃコングが死ぬ前に凍死するよ。http://www.hi-net.ne.jp/~shoyu/
ツッコミをしてはいけないタイプの映画ですが、どうしても我慢ならなかったのが、コングをどうやってニューヨークに連れて行ったのか、そのくだりに全く触れられていないことです。多少苦しくても、それっぽい設定を入れておくべきだったのではないでしょうか。その部分だけ全くリアリティを感じられず、ジャクソン監督はそういうのはストーリーとしてどうでもいいと考えているのかと思わずにはいられません。
また、コングが出てくるまでの前置きも長すぎる気がします。途中でだれて、寝てしまいそうになりました。
とは言うものの、コングが登場してからの恐竜との戦いやニューヨークでのシーンなど、アクションシーンだけは目を見張るものがあり、ものすごい迫力に圧倒されました。バカみたいなアクションが多いですが、個人的にその手のバカアクションが好きなだけに好感が持てます。
臭いストーリーなどどうでもいい印象ですが、最高峰のアクションシーンはそれだけでも見る価値があるかも。
あと、ナオミ・ワッツの印象は全く残らないけど、ジャック・ブラックとエイドリアン・ブロディの演技はなかなかよかったと思います。
傑作ではない単なるアクション映画の佳作という印象ですが、面白かったのでDVDは是非買おうと思いました。
その世界でのトップクラスの地位を完全に確保した、いわばいくらでも好きなことができる作家が、そのジャンルにおける古典中の古典のリメイクにあえて挑む。パロディでも郷愁でもない真のリメイク、すなわち自分自身が当時その作品から受けた衝撃そのものを今の観客(読者)に伝えられるレベルのものをめざして。
そしてこれは夏目氏が「PLUTO」について語っている(と私が理解した)ことですが、その作業は結果的にオリジナル作品のそのジャンルにおける位置づけの再確認、自分自身の原点と現在の立ち位置の確認、当時から今に至るそのジャンルの質の変遷、さらには今現在のその媒体のあり方そのものを問い直すことにつながっていく可能性をはらんでいる、と。
夏目氏は「PLUTO」が未完であることから『可能性』的な語りにとどめていましたが、P=ジャクソンのこの映画から伝わってきたものをあえて言葉にするならそういうことなのかな、と思ったわけです。
モノクロの「キング・コング」と手塚治虫の「鉄腕アトム」という両作品への自分自身の距離感が非常に近いこともこの感じを強化しています。
欲を言えば恐竜のシーンはもう少し短縮しても「失われた世界」の風格は少しも損なわなかったと思う。
なお前作(ジョン・ギラーミンだったか:これも良かったけど)よりもメッセージ性は出ていたのではとも思う。
感動してしまいました。やはりゴングが人間くさい所が良かった。
ヒロインも喜劇役者ということで、コングの前でパフォーマンスしてみたりと
滑稽な部分もあって良かった。
でも、けして成就しないコングとヒロインの関係がジーンときてしまった。
とくに、NYでつかの間の休息で一緒に遊ぶゴングとヒロインの情景が印象的
だった。いやはや今時キングコングなんてと高をくくっていたが、素直に監督
に敬意を表したい。
たぶんキングコングの表情が豊かだったからかなー、と思う。人間味のある表情・行動で観客を魅了していた。
しかし3時間は長いなー。ナオミ・ワッツとキングコングのからみが少ないわりに、恐竜や大型虫が出てくるシーンが多すぎる。さすがピーター・ジャクソン監督だけあって、今までにないくらい物凄い迫力があったけど、そのシーンを見てる時は、「あれ、私ジェラシック・パーク見てる?」なんて思ったくらいで、カットできるシーンはもっとあったはず。
「愛すべき巨猿」として描いてたら嫌だなという危惧を
抱いていました。しかし今回の2度目のリメイク版では
オリジナル版に近い獣性と力を最大に発揮し敵を倒す
秘境の王として描いているので安心しました。
髑髏島では王として君臨できても文明社会では怪物として
扱われ最後に殺されるキングコングの持つ寓話性は
コングのキャラに凶暴性と強さを持たさないと活かされ
ませんからね。
その他、人間側の人物描写もなかなか深みがあって
見ごたえがありました。興行師カール・デナム(ジャック・
ブラック好演)も単純な悪役ではなくやや誇大妄想気味の
ロマンチストとして描かれていました。この辺にもピーター
ジャクソン以下製作者全員のオリジナルに対する敬意と理解
が伺えます。
そしてラスト、コングの死と同時にもう一人のヒーロー役
ジャック・ドリスコルを登場させて映画は終わりますが、これも
ジャックの見せる優しさの中にアンがコングと同じものを
感じ取るというオリジナル版を補完したような結末になって
います。これもまた見事です。
この映画を見るまで今年ナンバーワンはEP3だと思ってましたが、今年ナンバーワンはこれですね。
というか、コレを超える映画は、しばらくは出てこないだろうなー。
と思いました。
ピーター・ジャクソンはキングコングで再び、映画史を書き換えました。監督の次回作は「ラブリーボーン」か「さまよえる魂たち」の続編ということです。楽しみにしてます。
そっち方面に力が入りすぎてか、主人公2人(1人と1匹?)のカラミっつーかね、そんなのが少なくて映画自体がボヤけた感じになってしまったか。
なくても本編には影響しないであろう部分を編集して2時間切るぐらいにしたらどうかな?
監督とってもキングコング好きなんですねー。情熱と愛情が強く感じられました。上映時間長いのはしょうがない気がします。
監督はすべてをこの映画に吐き出したので痩せたのではないでしょうかね。あとコングに負けないエイリアンブロディの鼻の穴は必見です。
今年の劇場鑑賞50本目にふさわしかったです。見るべし!
甘めだが50本記念だ!10点!
日なのに客が少なかったな・・。
ピーター・ジャクソンは巨大な生物が相当好きなんだね。
技術、役者、物語、演出、壮大感、音楽、迫力。
どれを取っても
「さすが!ピーター・ジャクソン!“バッド・テイスト”から好きだぜ!」
って感じです。
10年前にこの映画観たらどう思うでしょう?
物凄すぎる映像技術に圧倒の連続です。
「ワオミ・ワッツが目が廻るぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
みたいな笑いツッコミ出来るところも多々あり、
本当に楽しい作品でした。
「ジュラシック・パーク」よりも圧巻で、
「吸血の群れ」よりもキモいです。
私が「タイタニック」が大好きだからかもしれませんが、
本当に面白かった。
くすんっと泣けたりもしていい映画でした。
もう一回、観に行きます。http://www.h4.dion.ne.jp/~mentai23/
いや、そんなことはどうでも良いのである。どうでも良くないのは
NYに辿り着くまでのコングとヒロインとの葛藤が欠如しているのだ。
船旅って長いですよ。
いきなり場面転換された感じがするが、ひょっとしてこのあたり、
完全版などが世に出た時にお目見えするかもしれないな。
カットするなら前半部分だったのではないかな?たしかに冗長。
いや、そんなことはどうでも良いのである。
ナオミ・ワッツが見れたら、もう細かい事は言うまい。
三つのきれいな夕焼けが出てくる。行きの船上で一度。
島でコングと一緒に眺める二回目。
ラストのエンパイヤステートビルでの夕焼け。
ヒロイン、ナオミ・ワッツとコングの共通部分は、この黄昏である。
人が黄昏る心境ってどういう時か考えるに、塾帰りの少年だったり
会社でミスしたおじさんだったり、人生の終焉のイメージだったりする。
そしてハーレクイン・ロマンスの表紙っぽい、恋愛がらみだったりする。
三度も描写される黄昏には、ヒロインとコングを通じて、そんな人生の
ちょっとした「味」を訴えかける。あのような奇麗な夕焼け具合に
あのような心情で黄昏る事に、ちょっと憧れたりするのだ。
いや、そんなことはどうでも良い。
ナオミ・ワッツが見れたので良い。
よくぞ3時間退屈させずに魅せてくれた。
コレほどまでに、この作品に自らの情熱を注ぎ込んだジャクソンに感服した。
冒頭の時代風景やヒロインのジャグリング(?)などの一部余計なシーンはあったものの、
それらを払拭するが如く連続するド迫力のシーンは素晴らしい。
絶対死んでるぞ、ナオミワッツ!!って何度も思ったけど・・・。
不気味でグロい髑髏島での描写や、街を破壊しまくるコングも良かった。
にしてもナオミ・ワッツもこんなに綺麗だったか!?
ただ、非常に一生懸命作っているので、何というか、製作者たちの汗が飛んできそうな気合は感じました。
まさに大作の名に相応しいし、コングの表情で感情を表す技術は素晴らしい。目の中の光の有無によって死を感じさせるとは驚き。
ではあるが、何せやはり長い。髑髏島でのエイリアンかジュラシック・パークか、と思わせる場面はもう少し短くても良かったと思う(特に谷底のグロテスクな襲撃シーン)。
ナオミ・ワッツは全く汚れない、壊れ?ない、というお約束を除けば好演。
単なるこけおどしに陥りがちな怪獣物語を、しっかりヒューマニズムに持ってくる辺りは、さすがではある。ただ、過剰なまでのサービス精神によって、少なくとも私は最後にはへとへとになってしまった。
行間がない・・・それが、ピーター・ジャクソン監督の特徴でもあるが、そこが私には物足りないところでもある。
元々「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでそのビジュアルセンスは実証済みのジャクソンだったが、本作でもそのリアルかつ繊細な素晴らしさは実感できる。
何より本作での功労者はコングなのだが、それ以上に賞賛したいのは、ナオミ・ワッツだ。
彼女がスクリーン一杯に映るその美しさと卓越した演技力は、彼女が名女優である証拠。
大ヒットした1933年の「キングコング」。1976年のリメイクでは散々な結果に終わったが、この2005年度版のキングコングは正真正銘の素晴らしい作品に仕上がっている。
一番嫌だったのは 全編 いろんな映画のコピーみたいだったこと。 音楽はバットマンリターンのコピー。 怪獣から逃げるナオミワッツは、宇宙戦争のTクルーズのコピー。 怪獣は言うまでもなくジュラシックパークのコピー。 一番 笑いたくなったのは ナオミの衣装・・・地下鉄排気口の上に立つMモンローそのまま。 ジャングルの中を逃げ回って、破けそうで破けない下着、汚れない顔なども「ウソ〜」って言いたくなる。
まあ ヒマつぶしに見るならお勧めだけど、居眠りすることもできないし・・・ 3時間も我慢してくれて、お疲れ様!ご苦労様!
早く トイレへ行かないと混むぞ〜!
それに地上400mで、ハシゴ段に片手1本でぶら下がるって凄いですよ。いったいどれだけの握力があるんでしょう。
一番凄かったのは、キングコングと恐竜が格闘するシーンでしょうか。K1なんて目じゃない!ハラハラドキドキ感満載。
アメリカのCGはすばらしいですね。
これまで見たコングの中では一番動物的だった。だから余計に表情が豊かだったのかも。ちょっとすねた様な仕草なんかはコングが男だという事を感じさせる。
最後のシーンで、すでに死んでしまったコングの上によじ登って写真を撮るカメラマンには無性に腹が立った。
この映画を作り上げたようなできばえでした。3時間ちょっとの映画とは、思えないようなでき本当にあっという間でした。
それにしても、いつもの事ながらキングコングはかわいそうで、かわいそうで最後は涙で落下シーンが見えなくなりました。幸せに暮らしていたキングコングをわざわざ人間の世界の連れ込むなんて事は、絶対許せません!
愛らしく男らしく(雄でしょう?)純真無垢、キングコングには人間が本来持っていなければならない物があるのです。
キングコングの幸せ、人間の幸せは、それぞれ違うところにあるのですから。
(百人いれば、百様の幸せがあるのです)決して無理強いしてはいけません。
ニューヨークの高層ビルの上で見た美しい夕日、キングコングは何を思ったのでしょうか。最後までヒロインを守って戦った死んだキングコングの表情は最高の出来でした。(合掌)
ゴジラ世代の怪獣モノ好きには堪らない逸品。
故・円谷英二先生に見せてあげたい!!!
20051217_Cinema鑑賞_90点
気張らず楽しめるのがこのような娯楽作品のいいところでもありますが・・・
それにしてもこの映画すごいです。
最初から最後まで見所満載で、気の抜けるところがまったく無い。
3時間が長く感じませんでした。
最後はやっぱり泣けました。 涙流れました。
もう胸が痛くなりました。
コングが死んでしまうところを短くあっさりさせてくれて
助かりました。 じっくりじわじわ死んでたらもっと
号泣してたと思います。
コングが恐竜からアンを助けた後のシーンで、隣にいた嫁が、
『こりゃ、惚れるわ・・・』ってつぶやいていた。
ああいう男が好きらしい・・・
とにかくこの映画すごいっ!
楽しめるし、泣ける! 3時間退屈しない。
ピーター・ジャクソン監督すごい。
この人、もしかしたらスピルバーグやルーカスをこえる
監督になるかも知れません。
次はどんな映画を撮るんだろうか?
楽しみです。
愛に障害は無い!!!!
金かけりゃいいってもんじゃないけど、これは制作費に恥じないデキだと思う。
盛り上げ方やもったいつかせ方がとにかく上手い。
音楽もバッチリピッタリ、スケール感も満点。
アクションシーンの凝りまくったシークエンスはもはや神の域だよ。
大迫力のスペクタクルもさることながらドラマ部分もしっかりと描かれているのもイイ。
後半、特に「撃たないで」とか「人間の勝手さ」を台詞にしなかったのがよかった(最後の最後に言ったけど)。
あえて何も言わない感じで。
言っちゃうと安っぽくなった気がするし。
ワクワクして、興奮して、感動する。
こんな大作めったにない。
一緒に観た友達は「フツー」って言ってたけど、オレはこの映画は映画に必要な要素を全て満たした最高の作品だと思うよ。
全体的に、アクションをもう少し抑えれば、感動がさらに伝わったような気がする。
スターォーズや宇宙戦争より、ずーっとよい。必見です。
ヒロイン、可愛かった。
キングコング、可愛かった。
ニューヨーク、美しかった。
分かり易くて、よくできてたと思う。
3時間ノンストップで、かなり見応えがあったし楽しめました。
先行上映のレイトショー1200円で見たから、満足満足。
ところで、結構いい歳のナオミ・ワッツさんにヒロインが務まるのか心配でしたが、ばっちりハマってた。
ナオミに萌え!!
観客はいやでもキング・コングに惚れ
キング・コングに泣かされる仕組みになっております。
それにしても、キングコングの男らしいこと。
モテ要素がぎゅーぎゅーに詰まったキャラクターです。
野性児(ワイルド・アット・ハート)
反体制(チェ・ゲバラ)
頭悪くて力持ち(フランケン)
惚れた女は命をかけて守る(ダイ・ハード)
不憫(二十日鼠と人間)
毛深い(ショーン・コネリー)
つぶらな瞳(ガエル・ガルシア・ベルナル)
女の子はもうメロメロ(死語)ですよ。
こんなクラシカルな主人公、
ここ10年くらい見てないような気がします。
人間がこんなんやってたら
恥ずかしくて見れたもんじゃないですが
相手はゴリラです。
惜しむらくは、暴走監督役のジャック・ブラックがちょっと弱かった。
この役はぜひ、元祖キ●ガイ俳優
クラウス・キンスキーにやってほしかったです。
死んでますけど。
いや、思い切ってヴェルナー・ヘルツォークって手も。
こっちは生きてます。しぶとく。
映画、ぶっ壊れんぞ・・・
イラスト映画ブログ「こんな映画に誰がした?」http://takunishi.exblog.jp/
私が住む国では今日から劇場公開されたのですが、面白かったです!
ちょっと 「骸骨島」が出来すぎ(あまりにも凝りすぎ)なのが気になりましたが、恐竜は何故かいっぱいいるは、虫はうじゃうじゃいるは、お客さんみんな「キャーキャー」言ってました。
ものすごい迫力! 3時間は長いけど、でも見てよかったと思えた映画です。
小学生の子どもが観たがっているのですが、ベッドシーン等の色っぽいシーンはあるんでしょうか?
疾走する恐竜たちや、コングとT−REXの対峙を見ただけでもゾクゾクしてきます。
今年は面白い映画の多い年でしたが、本作も十分に期待できそうです。
インパクトあったです。何でも撮影中にダイエットを敢行したようで
大成功だったみたいですね。痩せて眼鏡をコンタクトに変えたらこうも
イメージ変わるものなんですね。ともあれこれでマイケル・ムーアに
間違われないしもうリアル・ホビットは卒業です^^;
ピーター・ジャクソンの激ヤセぶりに驚いたんですが。。。
何かあったんでしょうか?