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輝ける青春(2003)

LA MEGLIO GIOVENTU
THE BEST OF YOUTH

メディア映画
上映時間366分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(東京テアトル)
初公開年月2005/07/09
ジャンルドラマ/青春
イタリアのある家族の涙と喜びに満ちた40年を描く6時間の壮大な感動作。

そしてふたたび愛につつまれ
時はめぐる

【クレジット】
監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
製作:アンジェロ・バルバガッロ
ドナテッラ・ボッティ
製作総指揮:アレッサンドロ・カロッシ
脚本:サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
撮影:ロベルト・フォルツァ
美術:フランコ・チェラオーロ
衣装:エリザベッタ・モンタルド
出演:ルイジ・ロ・カーショニコラ・カラーティ
アレッシオ・ボーニマッテオ・カラーティ
アドリアーナ・アスティアドリアーナ・カラーティ
ソニア・ベルガマスコジュリア・モンファルコ
ファブリツィオ・ジフーニカルロ・トンマージ
マヤ・サンサミレッラ・ウターノ
ヴァレンティーナ・カルネルッティフランチェスカ・カラーティ
ジャスミン・トリンカジョルジア
アンドレア・ティドナアンジェロ・カラーティ
リディア・ヴィターレジョバンナ・カラーティ
クラウディオ・ジョエヴィターレ・ミカーヴィ
リッカルド・スカマルチョアンドレア・ウターノ
ジョヴァンニ・シフォーニベルト
カミッラ・フィリッピサラ・カラーティ
【解説】
 1960年代から21世紀初頭のイタリアを舞台に、ある一家の37年間の年代記を6時間6分という稀にみる長尺で描いた大河ドラマ。一つ違いの兄弟を中心に家族それぞれに起こる出来事を、美しい景色と激動の歴史を背景に丁寧な筆致で綴る。監督は「ペッピーノの百歩」のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ。
 イタリア、ローマに暮らす一般的な中流家庭カラーティ家。実業家の父と教師の母に4人の子供が何気ない日々を過ごしていた。物語は、ニコラとマッテオの兄弟に焦点を当てて描かれていく。歳が1歳違いの彼らは仲も良く、いくつも共通点を持っていた。だが唯一、人生観が異なり、目標へ辛抱強く歩むニコラに対し、マッテオはその繊細すぎる感受性から世の中と上手く向き合えないでいた。そんな2人の人生は、精神病院で不当な扱いを受けていたジョルジアという少女と出会ったことをきっかけに、激しく動き始める…。
<allcinema>
【関連作品】
ジョルダーニ家の人々(2010)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
435 8.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-04-06 13:40:55
昨日30分、今日は続きを19分くらい観たけど、それが限界だった。
日本で公開されたのは奇跡だと思う位、訴えかけて来る物が無い作品だった。
投稿者:風の日の鷹投稿日:2007-01-29 17:03:27
何年もこの作品の存在を知らなかったことが恥ずかしく思えるほどすばらしい名作だ。
6時間の深い淵に引き摺り込まれて、息もつけないほどで、溺れてしまった。
映画の中ほどでは、ひたすら、この深淵の底から再び浮上する事を怖れた。
海底で溺死してしまいたいほど見事な人生絵巻が展開されていた。
これほどの人生の深淵を、息することも忘れて覗かせてくれた監督の手腕には、ただただ恐れ入る。
登場人物ひとりひとりに対する奥深く繊細な追求と、限りない人間愛。それを巧みに混沌とした現代イタリア史に絡ませた脚本家の手腕にも舌を巻く。その後の作品「家の鍵」でも彼らの繊細さにうち震えてしまった。
「輝ける青春」のお蔭でイタリアの映画芸術について教えられ感謝している。
主演の長男二コラ役のルイジ・ロ・カーショの穏やかで知的な瞳。
彼の、静かな渓流を思わせるような演技は、秀逸である。
対して、難役の弟マッテオ役にアレッシオ・ボーニ−を持ってきたところに演出の妙を強く感じる。
マッテオの自殺は、私には痛いほどよくわかる。
精神を病んだジョルジュア役のジャスミン・トリンカの好演も忘れられない。
惹き込まれるような黒い瞳の彼女が、ある写真のタイトルに気がつく。
「マッテオがニコラだった頃」
私なら、これを映画のタイトルにしたい。
数少ない10点満点の秀作である。
投稿者:bond投稿日:2007-01-04 10:07:55
長〜〜い。青春より家族愛がテーマでしょ。ストーリーには目新しさなはなく、ややだるい。マッテオはスコットグレンくりそつ。長男は人間としても医師としても素晴らしかった。
投稿者:投稿日:2006-08-11 03:15:04
【ネタバレ注意】

 いつまでもその世界に浸っていたいような魅惑的な作品だった。6時間6分だが、全く長さを感じさせない。ラストもあっけない感じで、もっともっと続きを見たかった、というのが正直なところだ。

 いかにもイタリアらしい濃密な家族関係を悠然としたタッチで描くところは、「ゴッドファザー」にも似ている。違うのは、登場人物が正業に就き、真っ当に生きている点である。

 ニコラ(ルイジ・ロ・カーショ)が精神鑑定のため囚人に話を聞く場面、相手の「我々の父親世代が今のイタリアの腐敗をもたらした」という発言に対し、ニコラは明確に否定する。実は、この部分が、本作品で最も言いたいことなのではないだろうか?
 イタリアの今に至る約40年間の歴史を振り返ってみての肯定的評価ということである。
 実業家の父を尊敬し、自分も精神科医として社会に貢献しているという自負と誇りを持つニコラは、自分の人生への視線が肯定的である。妻が過激派に加わり、弟は自殺するという不幸な出来事があっても、その視線には変わりがない。
 そのようなニコラには、またいいことが待ち受けているわけである。ニコラとかかわる家族や友人たちにも同様なことが起こる。
 生きていること自体価値がある、生き続ければ必ずいいことがやってくる、と言っているようである。

 マッテオ(アレッシオ・ボーニ)がなぜ自殺にいたったのかはっきりと描かれていず、唐突感は否めない。この作品で、唯一不満の残るところである。

 サンドロ・ペトラリアとステファノ・ルッリの脚本のコンビは、傑作「家の鍵」も手がけている。世界的に注目されるべき存在だと思う。

 ルイジ・ロ・カーショは穏やかで優しい精神科医を好演。若き日のロバート・デ・ニーロに似ている点もなんとなく好印象を残す。アレッシオ・ボーニも複雑な性格の弟役を見事に演じた。

 評論家の柄谷行人は、第2次大戦の同盟国日・独・伊の敗戦後の状況で日本と似ているのは、ドイツではなくて、むしろイタリアであると指摘する。イタリアの現代史にもなっているこの作品に違和感がないのは、そういうことも関係しているのかもしれない。

                                      

投稿者:黒美君彦投稿日:2006-02-14 23:21:19
人間と時代、歴史を正面から扱うヨーロッパ映画の伝統が生きていた。1966年から2003年までのイタリアの歴史の奔流を、観る者はともに生きることになる。ハリウッド映画では味わうことの出来ない濃密な時間の彫刻。6時間6分はちっとも苦ではなかった。

ニコラ(ルイジ・ロ・カーショ)という穏やかな精神科医を通してみたイタリアの現代は、時代に翻弄された家族の重みとともにある。ニコラはマッテオが精神病院から連れ出したジョルジア(ジャスミン・トリンカ)と知り合ったことから、精神科に進む。
一方、連行されるジョルジアに為す術もなかったマッテオ(アレッシオ・ボーニ)は、逃げるように兄ニコラから離れ、学生運動から踵を返し、「規律」を求めて警察に勤める。文学を愛する彼は自ら孤立し、破滅していく。

人生を楽しもうとするイタリア人気質は、人生の苦さ、重さをとことん突き詰めた結果だろうか。死は家族に悲しみをもたらし、別離は愛と憎しみを試す。
マッテオを愛したミレッラ(マヤ・サンサ)と、森の小径を歩くニコラ。そこに死んだマッテオが加わり、二人の肩を抱き、再び去っていく。ラスト近くのこのシーンでは思わず涙が溢れた。

ベルトリッチが超大作『1900年』(74年)は、貧しさからファシズムに突き進むイタリアを描いた。戦争の時代を批判的に現代から描くことは、ある意味たやすい(傑作を生み出せるかどうかは別問題だが)。それに対してこの作品は、まだ評価が定まったとはいえない近現代に果敢に挑んだ挑発的な作品である。
イタリアは今また、時代を問う傑作を生んだ。
投稿者:mickey投稿日:2005-06-21 09:06:12
長っ!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 監督賞マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 
 □ 男優賞ルイジ・ロ・カーショ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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