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シンデレラマン(2005)

CINDERELLA MAN

メディア映画
上映時間144分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ブエナビスタ)
初公開年月2005/09/17
ジャンルドラマ/スポーツ
――心で語り継がれる《奇跡の実話》――
シンデレラマン [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,450
USED価格:¥ 936
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シンデレラマンシンデレラマン

【クレジット】
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
ペニー・マーシャル
製作総指揮:トッド・ハロウェル
原案:クリフ・ホリングワース
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
クリフ・ホリングワース
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
衣装デザイン:ダニエル・オーランディ
編集:マイク・ヒル
ダニエル・P・ハンリー
音楽:トーマス・ニューマン
プロダクションデ
ザイナー:
ウィン・トーマス
出演:ラッセル・クロウジム・ブラドック
レネー・ゼルウィガーメイ・ブラドック
ポール・ジアマッティジョー・グールド
クレイグ・ビアーコマックス・ビア
ブルース・マッギルジミー・ジョンストン
パディ・コンシダインマイク・ウィルソン
コナー・プライスジェイ・ブラドック
アリエル・ウォーラーローズマリー・ブラドック
パトリック・ルイスハワード・ブラドック
ロン・カナダジョー・ジャネット
デヴィッド・ヒューバンドフォード・ボンド
ローズマリー・デウィットサラ・ウィルソン
リンダ・カッシュルシール・グールド
ニコラス・キャンベルスポーティ・ルイス
【解説】
 「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督とラッセル・クロウが再びタッグを組み、実在のボクサー、ジム・ブラドックの奇跡の半生を映画化した感動のヒューマン・ストーリー。大恐慌時代、どん底の貧困から愛する家族を守るため命を懸けて再起のリングに上がる一人の男の姿を描く。共演は「シカゴ」のレネー・ゼルウィガーと「サイドウェイ」のポール・ジアマッティ。
 愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、ボクサーとしても将来を嘱望されていた。だが1929年、彼は右手を故障してしまったことをきっかけに勝利から見放されていく。さらに時代は恐慌を迎え、やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者の一人として肉体労働をして家計を支えていた。そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの復帰試合の話が舞い込んでくる。相手は勝ち目のない新進ボクサー。それでもジムは、その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった…。
<allcinema>
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
54442 8.19
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2012-08-06 18:36:55
 推定制作費8,800万ドル、総収益役10,850万ドル。

 ロッキーのモデルとなった人物といわれても信じてしまいそうなほど、感動の設定は似ている。
 どん底の生活、ヘビー級、奇跡のカムバック、勝つことは考えられない相手との対戦と勝利・・・。
 一方1930年代を描いていて、映画が最大の娯楽でハリウッドが最も輝いていた時代を扱うこの作品はハリウッド・ルネッサンス期(日本ではアメリカン・ニューシネマ)の物のようだ。

 「3時10分、決断のとき (2007)」で俄然好きになったラッセル・クロウと「シカゴ (2002)」で唖然としたレニー・ゼルウィガー共演でなかなか面白かった。
 設定上華やかさには欠けるが、家族を思う父と夫を気遣う妻のドラマとして見ごたえがある。
 しかし、「アラバマ物語 (1962)」を見ていると父と子のドラマとしては弱く感じる。
 「チャンプ (1931,1979)」の様に、お涙頂戴にならなかったのは良い。

 妻の話はサイド・ストーリーであるので、大きくは扱われない。
 肝心のラストの対決も十分な迫力でドラマチックではあるが、「ロッキー (1976)」の様な娯楽性は無い。
 これは意図的だろうが、設定や展開が似通っているため弱いと感じてしまう。

 半生記であるし「ロッキー (1976)」とは観客も観客層も異なると考えたのだろうが、そのため収益もそこそこ賞もほとんど取れないという結果に終わった気がする。
 収益と賞獲得が全てではないが、映画作品は商品でもあり無意味でもない。
 大金をかけて作られているが、ニッチ嗜好の作品。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:投稿日:2011-10-22 22:48:43
自分の生活も厳しいのに、ブラドックにお金をあげてたジョーかっこいいわ

ラッセル・クロウは「グラディエーター」といい、闘う姿が様になるね。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-10-06 21:45:08
彼の映画人生でこれこそ最も熱かったと思ったのは自分だけかもしれない。グラフィティの若きあの青年がこんな映画撮ったんだ。何故か感傷に耽った。共有できる同じ価値観がきっとあったのだと思う。そしてR・クロウ。彼にも感謝する。もちろん数学学者も良かったけど。この144分は心底楽しめた。あとポール・ジアマッティ。はっきり言って、彼が一番の儲け役かもしれない。
投稿者:wakaremitispecialist投稿日:2010-06-25 08:20:31
ある程度までなら自身の才能や努力などであがっていける可能性はあるが、チャンピオンになろうと思ったら妻の助けが必要と言うことか?
投稿者:PhoenixMizu投稿日:2010-04-27 20:43:16
典型的なシンデレラストーリーであるが、感動させてくれる。
ラッセル・クロウがこんなにかっこよかったとは・・・
家族に対する優しい顔も、マックス・ベアへの皮肉の言い方も、試合でぼこぼこになりながら強がって余裕そうにする笑顔も、最後まで全力を尽くすと訴える目も。

しかも、これはノンフィクションだというから、途中から「もしかしてメイの心配する通りベアに負けて死ぬんじゃないか」と不安になった。

あと、ボクシングの試合のカメラワーク!
臨場感がすごい。今までにこんな撮り方をしたボクシング映画があっただろうか。
試合以外のシーンとは全く異なるカメラワーク、勉強になります。

クレイグ・ビアーコはただのバカなチャンピオンではなく、ほんとにいやらしくずるい悪でいい味を出していた。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-04-02 19:33:13
退屈だったので25分でリタイア。ウィキペディアでブラドックの項目を読もうかな。
投稿者:uptail投稿日:2009-11-11 23:07:37
レネー・ゼルウィガー
投稿者:TNO投稿日:2009-10-30 19:27:59
"チャンピオン"、"殴られる人"、"レイジングブル"といった名作と言われるボクシング映画は数々あるが、ロン・ハワードはそこに正攻法で攻めて行った。結果は大成功と言えるだろう。主人公の経歴の特異性が際立っていたので素材そのものが良いうえに、抑えた演出が功を奏している。但し、先に挙げた3作にいずれも有り、本作だけに無いものがある。八百長だ。前3作は、いずれも八百長を受けなければ世界タイトル戦からは干されてしまうという設定であった。果たしてこれはリアルなのだろうかと少し勘繰りを入れたくなる。賭けは、米国の場合公認なのであろう。それと八百長は必然的に結びつくのだが。登場人物は、善良な人達だ。ハワード監督の特徴か。港の斡旋人でさえも善良さを垣間見せる。"レイジングブル"のように理不尽な暴力や不可解な行動がないだけ、ストーリーに集中できる。ポール・ジアマッティの演技は称賛されてよい。
投稿者:ちんちら投稿日:2007-09-06 22:13:03
【ネタバレ注意】

男の決断を女は変えられない。逆よりもっと。
そして、男も、自分の決断を自分で変えることも、そして選ぶこともできない。定められた流れが紡がれる方にただただ人は向かうだけ。

前半は1933年の大恐慌時代でとても貧しく、働きたくても職はないのに家族を養わなくてはならず、借金だらけで屈辱的な目にもたくさんあっています。男は働きお金を自分のために使うでもなく家族においてまた働きに出ます。昔の大恐慌時代の男をみると、なんのために生きているのか?という疑問がわいてきます。そして、どうやって生き延びるのか、という疑問がわいてきます。映画中夫を亡くす家族が描かれていましたが、職のない時代、女性差別の時代に、子供を抱え夫を亡くした女性はどうやって生き延びたのか。実家に戻ったり身を寄せる場合と、再婚する場合と、なんとか職をえて生き延びる場合と、でもこの大恐慌時代に男でさえ職がないのに女性がどうやって子供をまかなうことができたのか。あの家族の後日談をもっと出してくれたらと思いました。

貧乏子だくさんですね。子供をつくった瞬間から大きな義務が生じるのです。受精した段階から大きな義務と責任が発生し、産んだ子供の分だけ男は得たものを分かち合い、そして新たなものを得るのでしょう。この映画の大恐慌時代のぎりぎりの生活の中で、家族のために働く男の姿だけが赤裸々に浮かび上がって見えました。

後半はボクシング色に染まりますが、似たような映画ではあるがフィクションで悪意ある制作者側の展開をする「ミリオン・ダラー・ベイビー」と違い、ノンフィクションの感動の終演が待っていて、救われます。「事実は小説より奇なり」といいますが、事実はフィクションより寛容なりというとこですな。

最後にもう1つだけ感想を。
主人公とそのトレーナーが全てを捨ててボクシングを選択するシーンで、トレーナーの妻が主人公の妻にこう言います。

−あなたはどうかしら。ご主人をとめられる自信はある?
 −あればいいんだけど。
−本当に辛いのはどっちかしらね。男?女?
−女はただ、男の熱意を・・・見守るだけ。
−そして男は・・・女を失望させたくないの。
−でも悪いのは世の中なのよ。フフフ。

そう。男の決断を女は変えられない。逆よりもっと。
そして、男も、自分の決断を自分で変えることも、そして選ぶこともできない。定められた流れが紡がれる方にただただ人は向かうだけ。 http://chinchila4.blog76.fc2.com/blog-category-8.html

投稿者:おるず投稿日:2006-12-11 02:01:03
「どうだ泣けるだろ」と言わんばかりに、これでもかこれでもかと感動を押し付けてくるような映画でした。子供のように澄み切った心の持主なら純粋に感動出来るのでしょうが、私なんかの目には古きよきアメリカの貧民層もラッセル・クロウ演じる人情味厚い父親像もとても薄っぺらいく偽善的にすら映ってしまいます。個人的な好みの問題でしょうが、ラッセル・クロウは(人相のせいなのか)どうしても善人に見えないです。とにかく、観ていて逆にひいてしまう映画でした。
投稿者:irony投稿日:2006-11-03 08:48:36
ケガでライセンスを剥奪され中途半端に燻った男シンデレラマンが己が己である為にふとしたきっかけから再起し、チャンピオンへと駆け上がる、家族愛はおまけ程度、同じ危険ならボクシングでの危険を選ぶと本人も宣ってます。ドラマ性はあまりない、脚本も凡庸で毒も華も感じられないはっきり言えば個人的には感動もなかったし、作品的には物足りなかった。
投稿者:bond投稿日:2006-10-31 10:00:17
ボクシングものとしての目新しさはないが、不器用な生き方のクロウの演技が良く、感動を呼ぶ。ラストの試合はドキドキした。
投稿者:まくらK投稿日:2006-08-12 14:10:56
【ネタバレ注意】

スゲーきた。泣いたよ

投稿者:vim1964投稿日:2006-05-28 15:41:18
さすが、ロンハワード。最初から最後まで安心してみていられる映画。ボクシングが題材というだけで、映画というだけでそれなりの作品ができるのです。個人的には「どついたるねん」が好きですが。
投稿者:prisonbreak投稿日:2006-04-18 00:24:37
観てないのにコメントするような事はしたくないので、観て言いますが、いい映画でした。ラッセルクロウの演技もよかった。
そこらへんのCG映画より観る価値あります。
投稿者:Laetitia投稿日:2006-04-08 21:31:07
映画を観たわけではないが、全米公開時、ラッセル・クロウの不祥事で変わりにポール・ジアマッティがTVトークショーに出演、健気に映画の宣伝をしている姿をみてため息がでた。暴れるのは映画の中だけにしてね。
投稿者:chidolin投稿日:2006-03-13 18:39:13

 
この秀逸な作品が何故にオスカー無しなのかは、きっと深遠なる、その業界の政治力学があるのでしょうが、矢張り、不自然にさびしい;然し、それなら、オスカーは秀逸性に対してでは必ずしもないと考えると妙に納得する面が多々、、、。美國嫌いの監督のハウルの動く城の受賞は鼻から叶わぬ望みであり、ノーミネイトだけでもお情けであり、頷ける;こういうサイト*でも覗いて、納得するか、憤るか、噺のツマにはなる;
* http://www.filmsite.org/noawards.html
 
上記の無冠の観点でも共通ですが、大恐慌時代の設定といい、妙にシービスケットと重なるのです、私には;どちらも、辛い時代にあって、人々の希望の星となり、自らを重ね、明日への心の糧とする、“敗者のセカンド・チャンス”栄光物語!真個にゐゐですねっ;
 
ところで、JimmyBraddock 役に MattDamon、BenAffleck、BillyBobThornton、MarkWahlberg、CliveOwen、等が有力候補だったそうです;そうですね、私ならBBTでしょうか;否、バットマンビギンズでデュガード役を熱演の (Wi)LiamNeeson でしょう、ヘビー級ですし;RussellCrowe はどうしても、精々、ミドル級ですよネッ;
 
 
http://www.filmsite.org/noawards.html
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-02-06 08:28:03
【ネタバレ注意】

己の不幸を呪い、自堕落になり、酒に溺れてヤクザの用心棒…が、この主人公、実に熱いのだな〜最後の最後まで前向き。サラミをかっぱらう息子に返させる親。(この当たり前の事を実際にやる…理由がまた、愛なのだが…)ボクシングを諦める程度に怪我をして引退してって祈るレニーの演技もグッド〜ボクシングが無くてもこの男が生きてゆける事を解っている。
どん底を舐めた男、そして奇跡の活躍を応援する人々、日本人(に限らないかもだが)はこういう男に弱い筈。インタヴューのお洒落な受け答えも好印象。誰が殺してやる、って実際に殺した男の世話になりたいものか。勿論相手には悪いが叩き潰させて貰う…って最後の試合が始まる…満身創痍でもう若くないボクサー、そして対するチャンピオンは自信たっぷりで偉そうな、強力パンチを持つ男…まぁテクニック(と怪我の治った本来の強打)で肋骨を庇いながら自分の力をどう思い知らせてやるか。
…そして観客は味方に付けた。シンデレラ・ストーリー、最後の幕が上がる…

投稿者:海亀太郎投稿日:2006-01-30 11:01:42
さすがにロン・ハワード!!
実話の良いポイントを見事に引き出して作られている。
「アポロ13」もそうだったけど、結果が判っているだけにまとめ方が重要。
主人公は貧しくとも芯の入った男。家族の為に頑張る姿。
友人の献身的なサポート。そして・・・ドキドキの最終ラウンド。
実話と思えばこそ、うまく納得させられちゃうんだよね。
最後に勝つのは判っているだけど・・・上手い!!
投稿者:takes投稿日:2005-11-24 21:08:15
最後のシーン、勝つとわかってても泣いてしまった。今まで映画を見るときフィクションだろうとノンフィクションだろうとあまり関係ないと思っていたけど、この映画は実話であるってことが本当に大きいと思う。でなきゃ何のひねりも無い単純なストーリーに、ここまで感動しないでしょう。
投稿者:Cinema Trek投稿日:2005-11-13 12:23:24
「ロッキー」のようなストーリー展開的で物語は進んで終わるが、フィクションとノンフィクションの違いでインパクト違う。「ロッキー」はあくまで娯楽映画だったのに対し、文芸作品のようなまるでアカデミー賞を意識して製作されたような感じさえ見受けられる。アカデミー賞を受賞した「ミリオン・ダラー・ベイビー」よりは、尊厳死のような観客に投げかける重たいテーマが無い分、普通に楽しめる。ラスト30分はボクシング・シーンに徹しており、壮絶なファイティング・シーンはどちらが勝つか分かっているにもかかわらず、応援したくなるような手に汗握るカメラ・アングルとなっている。ロン・ハワードの前作の「アラモ」よりは優れた作品ではあるが、アカデミー賞は2回続けてボクシングはありえないだろうな。

20050917_Cinema鑑賞_80点
投稿者:ブル510投稿日:2005-10-09 08:48:14
●良かった点…いわゆる“伝説の人物”を変に崇高に描かずに、一般人と同じフォーカスに合わせて描いているところ。押し付けがましくないのだ。
●気になった点…レニー・ゼルウィガーが“夫を陰で支えた慎ましい妻”に見えない。

観て一言…かけがえのないものを背負っている男ってのは、いざというときには強いぜ…。
投稿者:JANG投稿日:2005-10-09 04:30:29
十倍面白い。
実話だけに重みが違うし、拳を握り締めながら見てました。
最後の試合の生VTRを見れたらな〜と思います。
投稿者:投稿日:2005-10-08 20:19:20
【ネタバレ注意】

 素晴らしい!!!!!!映画史に残る傑作だと思う。

 構成はいたってシンプルなのだが、ラストまで全く飽きさせない。手に汗握る展開になっていて、脚本(アキヴァ・ゴールズマン、クリフ・ホリングワース)の功績もかなりあるだろう。

 家族を愛する実直な男の強さという点で、「たそがれ清兵衛」にも少し似ている。そういえば、両作品とも末の娘が可愛い。

 家族を少しでも幸せにしてやりたいという気持ちが、ここまで彼を強くさせた。愛があるから人間は強くなれるんだ。そのメッセージが、ストレートに伝わってきて、いい。

 ラッセル・クロウ演じるジム・ブラドックは、父親としての俺の理想である。俺も、彼のような父親になりたい。実話に基づいているようだが、子供たちは、貧乏のどん底でも自分たちを手放すまいと懸命に働いた父親の姿を見てきた。小さいときから父の愛を十分受け、父親との良好な関係ができていれば、大人になっても同じ関係が続くだろう。実際にこの家族はそのようであったことが字幕で暗示される。俺も、わが子とそのような関係を作りたいのだ。

 今から20年以上も前、NHKで三波伸介司会の「減点パパ」という番組があったが、なぜか好きだった。ゲストに伸介がいろいろと子供のことを質問し、最後、子供に、父親についての作文を読ませる。ここで泣く父親が多く、俺も思わずもらい泣きしたものだった。その頃は独身だった俺だが、子を思う父の真情に打たれたのである。この作品は、そのようなことも俺に思い起こさせた。

 ラッセル・クロウが実にいい。実直で優しい父親像を見事に演じていて、素晴らしい。ボクシングのシーンも、リアルで、すごい迫力だった。

 レネー・ゼルウィガーも非常にいい。「コールド・マウンテン」ではわざとらしい演技が少し鼻についたのだが、今回は、ラッセル・クロウの演技の受け止め方が良かったように思う。

 ポール・ジアマッティも、上手い。生活費のカンパに訪れたブラドックを見るときの、心からの同情を感じさせる表情が、いい。

 これまで生きてきて、1000本ぐらい見た中でのベスト5は以下のとおりである。
      
1. HERO       (チャン・イーモウ)
2. あの子を探して    (チャン・イーモウ)
3. シンデレラマン    (ロン・ハワード)
4. Z          (コスタ=ガヴラス)
5. 誓い         (ピーター・ウィアー)

投稿者:シネマ野郎投稿日:2005-10-05 23:22:56
本当にシンデレラの様な奇跡の実話。

ラッセル・クロウのファイトシーンの迫力、ポール・ジアマッティの早口の激。そしてレネー・ゼルウィガー。安心して鑑賞できた。最後の試合の迫力は今まで観た中で最高のファイトシーンかもしれない・・・。

「久しぶりにイイです」なんつって・・・
投稿者:いなかもん投稿日:2005-10-02 17:43:30
本作は非常にはっきりとしたテーマがある。それは家族愛であり、希望である。ボクサーであるジムは試合にも勝っており、家族にも囲まれて、幸せな生活を営んできた。そんな生活も大恐慌で一気にどん底に突き落とされる。さらに同時期に怪我をし、ボクシングのライセンスを剥奪されるという、まさに右と左のストレートを立て続けに顔面に受けるような衝撃である。しかし彼は生活でもボクシングでも決してKOされなかった。どんなに殴られても、どんなにダメージを受けても、家族のために立ち続けた。本作は至るところで金の話になる。しかしジムには金欲というものは一切ない。すべての目的、根拠、根底にあるのは家族なのである。まさに理想の父親像であり、アメリカンドリームの体現者であり、古き良き時代の象徴である。今までのボクシング映画はボクサーは必ずと言っていいほど落ちこぼれ、酒や麻薬に溺れてしまう。しかし本作にはそんな描写は一切ない。むしろ必要がないのだ。その点で他のボクシング映画とは一線を画している。ハワードは正攻法で、大恐慌時代という背景やその中で人々が置かれている状況を丹念にじっくりと作り上げる。その中で観客の同情と共感を勝ち取り、ラストの試合では彼のパンチ一発一発、そしていくら殴られつづけても立ち続け、自分がリードしていても守るのではなく攻め続ける姿に、勇気と希望を見出す。そしてラストの試合の迫力と凄まじさには、思わず魂が震えた。そして涙がとめどなく流れてきた。

投稿者:メンタイ投稿日:2005-09-28 08:21:26
ああ・・・・字幕の悲劇。
そりゃ制作時に海外の字幕のことなんか考えないけどさ。
字幕を読んでたことから物凄く大切なシーンを観逃した。
そんな人が多い気がします。
・・・・・・まーそんなことは内容に関係ないので。

おいらの中でロン・ハワードとは“普通の名作を撮る監督”
というイメージが強い。
「スプラッシュ」「コクーン」「ウィロー」「バックドラフト」「アポロ13」・・・more
物凄い感動するわけではないのだが、つまらないと思った作品もない。
おいら的には“良い映画”なのだが、クセがなすぎる。
この「シンデレラマン」も同じ。本当によく出来ている。
ラッセルもレニーもさすがだし、子供達も上手にかわいい。
ボクシングのシーンも物凄く迫力ある・・・ってか、これ、
完全にボクシング映画ですけどね。
本当にそつのない良い作品です。クセはないですが。http://www.h4.dion.ne.jp/~mentai23/
投稿者:kuss投稿日:2005-09-25 10:19:43
実話なあまり脚色もできず、じゃあサブストーリーをちゃんと作って盛り
上げたかと言えばそれもできず。脚本がつまらん。ベアがたいして強く
ないし。貧困の悲壮感が全然不足だし。。
ある意味普通の話でした。なんだろ、どっかでオレだけ乗り遅れたかな?
もっと感動すべき話のような気もするし、泣いてた人もいた。
ブランクありまくりのブラドックがすぐにリング出て勝てちゃうのって、
昔の「ケンカ強いヤツがリングに出て殴りあう」だけのボクシングだから
ですかね。テクニックとか作戦とかない頃の。
ただし拳闘シーンはすごいです。手に汗マジで握ります。そのためにだけ
観にいっても十分な価値あります。
全然ほめてませんが、まま、いい映画でした。スマッシュジャブ。 7点
投稿者:くろくろ75投稿日:2005-09-22 23:45:46
分かっちゃいるけど泣いた。もう序盤、家族がどん底に落ちた時から泣きっぱなし。とんねるずの石橋みたいな悪役ボクサーのニヤッとした笑いも良い。2時間30分と長い作品ですが飽きずに楽しめました。
投稿者:純三投稿日:2005-09-22 13:12:49
家族だったら、負けた(悪役の)選手にだってあるだろうに。
大恐慌の時は、もっと大変な人たちがいっぱいいたはずで。
ふむ、体制に反抗して組合活動などやろうとしたら悲惨な死が待っているわけだ。逆らわずに、ただ家族のために一生懸命がんばれってこと? 深読みし過ぎ?

要するにボクシング映画かな。

いや、感動的な映画は好きなので、ほめようと思って一生懸命見ていたんだけど。どうも居心地が悪い。
投稿者:nori25投稿日:2005-09-22 10:39:53
よかった〜!ラッセル・クロウ・久々のはまり役!再起をかけたボクサーにしては肉体的にちょっと・・・とは思いましたよ(筋肉緩んでるし、腕だってグラディエーターのときの筋肉はどこ?って感じ。とても若い対戦相手に勝てる感じがしない)にもかかわらず、手に汗のファイティングシーン!ラッセル・クロウの演技力かロン・ハワードの手腕によるものか?とにかく観ながら思わず力が入ってました。最後は思わず拍手したくなりましたもの・・これってロッキーが公開されて観たとき以来の感動かな〜。
投稿者:witness投稿日:2005-09-21 14:12:12
それなりに年はとったけど、あんまり映画館で見た回数が少ないせいかもしれない。
こんなに感動する映画を劇場で見たのは初めてだと思う。

ブラドックがパンチを決めたり試合に勝ったりする度に、劇場内のあちこちで拍手が起こった。試合の観客席じゃないのに…(汗)
まぁ、気持ちはすごいよくわかるけどね。
投稿者:た・ぴ・お・か投稿日:2005-09-19 01:01:10
 実は、ラッセル・クロウもレニー・セルウィガーもどちらかというとあまり好きじゃない俳優なのだが、この作品に限っては見事にキャラクターを作り上げている。

 この手の伝記物は観て失望させられるケースが多い(『アビエイター』などはその典型)。事実が存在するだけに、あまり極端な脚色ができないというハンデがあるためだが、この作品はラストの試合に向けてのストーリー運びが良く、2時間を超える長さが全く苦にならなかった。

 ただ、ブラドック家が貧困のどん底であえいでいたのはわかるのだが、なぜか悲壮感が感じられなかったのは、後から考えればその原因はレニーの顔以外にはあり得ないと悟った。生活感の感じられない、長年の生活苦がまったく表れていない、あのブリジット・ジョーンズばりのふくよかな顔(笑)。演技は良かったんだがなぁ・・・・・。http://www.tapioka1002.com
投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2005-09-14 00:05:32
【ネタバレ注意】

初めこのタイトルを見た時は子供向けアニメかと思いましたが粗筋を把握すると実在するボクサーのヒューマンストーリー。タイトルの”シンデレラ”と言う言葉を踏まえ作品を見ると最後の結末の展開が何となく想像出来ましたが最後の最後まで「どうなるの?どうなるの?」と言うドキドキ感の連続。暗く重いストーリーで2時間半は長いんじゃないかなとも思いましたが途中の格闘シーンが続くのは何となく「短縮してもいいのでは?」とも思いましたが思ったよりも2時間半は長くはなかったです。

投稿者:sabu投稿日:2005-08-31 09:57:38
率直の感想を言おう。鑑賞し終えた後は、「へえ、こんな人がいたんだ・・・」と、ただそのくらいのことしか思えなかった。それもそのはず、ブラドックは実在している人物だし、前知識から、彼と、その家族にまつわる、シンデレラばりのサクセスストーリーだとは、誰もが承知の上。そこはタイトルも物語っている。そんな物語をどう感じ取ればいいのだろう?愛するもののために戦う、そんな、ありきたりなメッセージは、この際どうでもいい。だが、それ以上に何もない。何も実験しよう、挑戦しようという意欲がない、言ってしまえば映画の王道とも取れるのだが、王道すぎてつまらない。白熱のボクシングシーン、リング上での緊張感、家族との心温まるやりとり、その全て、ハワード監督はきっちり撮っているのだが、完璧すぎてつまらない。この映画を作った意図は何だろう?ブラドックという人間を知ってもらい、感動させたかっただけなんだろうか?そんな意図で作っているのなら、こんな映画は作らないほうがいいと思う。ただの、伝記映画でサクセスストーリー。それ以上でもそれ以下でもない。これならまだ、『ビューティフル・マインド』の方が物語に展開があったのでマシなほうだった。

http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/index.htm
http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/index.htm
投稿者:マーサ19投稿日:2005-08-26 00:09:38
【ネタバレ注意】

ここの批評見てたらパスかな?って思ってたけど。
見たらよかった!
さすがのロンハワードだったよ。
スプラッシュから期待できる監督だったものね(笑)。

ラッセルクローは、やっぱうまい!
レニーは苦手なタイプなんだけど(笑)。
毎回レニー演技なんだよな。
やたらに多いキスシーンは閉口だったけど、それを除けばよかったです。
ただ女性としては格闘シーンが見れなかったけどー。
その割りによかったです!
ちょい泣けた。

うん、見た方がいい。
家族の為に頑張る姿が泣けます。
よかったー。

投稿者:籐四郎投稿日:2005-07-23 08:08:52
 観て損はないと思います。迫力あるボクシングの場面がたっぷりとありました。
 ただ、普通に佳作ですが、映画史に残るような名作ではないと思いました。
 どこか今までの名作の良いとこ取りをしたようなオーソドックスなつくりで、ストーリーに意外性は全く無かった気がします。
 例えば、いくら大恐慌時代の人々の惨状を描いても「怒りの葡萄」(40)には及ばないし、わずかな日雇い口を奪い合う港の荷役労働者の光景は「波止場」(54)の方が胸に迫ります。そして家族のためにカムバックして戦うボクサーという設定には「チャンプ」(31)という金字塔が既にあります。
 また、アメリカでは公開の時期も良くなかったと思います。クリント・イーストウッドが「ミリオンダラーベイビー」の企画書を全ての映画会社から断られ、監督料を返上してやっと実現にこぎつけたという話を聞くと、こちらも意気に感じますが、湯水のように金を使って、さあ貧乏話に感動して下さいと出されても、どうよと思ってしまいました。
 ラッセル・クロウの演技は文句無く素晴らしかったですが、ひねくれているので、一本のギャラを一千万ドル前後ももらって、光熱費も払えない文無し男もないだろうという気がしてしまいました。
 一方、レネー・ゼルウィガーは、キャラクター設定があまりに紋切型で、かわいそうなくらい深みが無かった気がします。
 確かに良く出来ているのですが、映画を観に行く客というのは別に完成度の高さを求めて行くのでなく、不完全でも未知数なものを期待しているとこがあるので、なんとなく計算され尽くした物足りなさも感じました。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-06-24 14:20:56
【ネタバレ注意】

ピークを過ぎた元ボクサーが貧乏のどん底から這い上がり、再び家族のために栄冠を追い求める・・・。
大恐慌時代の実在の名ボクサー、ジム・J・ブラドックを描いた作品。
2時間半近い作品だったが、そこはロン・ハワード監督、飽きさせない演出で長くは感じさせない。
単なるボクシング映画ではない。人物描写が秀逸で、当時の庶民の困窮ぶりを描く一方、家族愛に溢れたドラマに仕立て上げている。
角田光代は「品格を描いた作品」と評しているが、まさにその通り。
決して悪に染まらず、真剣に生きる父と母の姿が何とも眩しい。

プライベートでは、ホテルの従業員に電話機を投げつけ逮捕されたり、とカッとしやすい性格らしいラッセル・クロウが、穏やかで強さを秘めた男を好演。ますます演技に幅のでてきたレネー・ゼルウィガーが、そんな夫を支える芯の強い妻を見事に演じてみせる。『サイドウェイ』で評価されたポール・ジアマッティが一転ヒゲを剃って、トレーナー兼マネージャーを熱演。そつのない作りである。
一度は引退したブラドックの、若いボクサーとの戦いは思わず体に力が入る。実は実際のブラドックは現在のラッセル・クロウより10歳下の31歳だったというのだから、「そこまで老け込むか?」という感じもあるが・・・。
もともと祖先がアイルランド出身だというロン・ハワードらしく、アイリッシュの香りが漂う作品。それにしても彼の国の人々がボクシング映画がお好きなご様子。筋こそ違えど、『ミリオンダラー・ベイビー』とかぶってしまった分、損をしてしまったように思う。

「家族愛」「再挑戦」・・・アメリカが失いつつある伝統を、何とか思い出させたい、とでもいいたげなところが、若干鼻につく。悪くはないが、はてさてインパクトがやや弱いような気もする。

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