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男たちの大和/YAMATO(2005)

メディア映画
上映時間145分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月2005/12/17
ジャンルドラマ/戦争
もう会えない君を、守る。
男たちの大和 YAMATO [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 3,678
USED価格:¥ 3,514
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【クレジット】
監督:佐藤純彌
製作:角川春樹
企画:坂上順
早河洋
製作総指揮:高岩淡
広瀬道貞
プロデューサー:厨子稔雄
小柳憲子
村上典吏子
原作:辺見じゅん
『決定版 男たちの大和』(ハルキ文庫刊)
脚本:佐藤純彌
CGスーパーバイ
ザー:
野口光一
撮影:阪本善尚
特撮監督:佛田洋
美術:松宮敏之
近藤成之
編集:米田武朗
音楽:久石譲
主題歌:長渕剛
VFXスーパーバ
イザー:
進威志
照明:大久保武志
整音:瀬川徹夫
録音:松陰信彦
助監督:山下耕一郎
テクニカルコーデ
ィネーター:
根岸誠
音楽総合プロデュ
ーサー:
角川春樹
出演:反町隆史森脇庄八
中村獅童内田守
鈴木京香内田真貴子
松山ケンイチ神尾克己
渡辺大伊達俊夫
内野謙太西哲也
崎本大海常田澄夫
橋爪遼児島義晴
山田純大唐木正雄
高岡建治茂木史朗
高知東生川添
平山広行玉木
森宮隆大森
金児憲史町村
長嶋一茂臼淵
蒼井優野崎妙子
高畑淳子玉木ツネ
余貴美子西サヨ
池松壮亮前園敦
井川比佐志組合長
勝野洋森下信衛
野崎海太郎能村次郎
春田純一小池久雄
本田博太郎古村哲蔵
林隆三草鹿龍之介
寺島しのぶ文子
白石加代子神尾スエ
奥田瑛二有賀幸作
渡哲也伊藤整一
仲代達矢神尾克己
【解説】
 辺見じゅんのノンフィクションを「敦煌」の佐藤純彌監督が映画化した戦争スペクタクル・ドラマ。昭和20年4月、3000余命の乗組員とともに東シナ海に散った戦艦大和の壮絶な運命を描く。およそ6億円をかけて大和の原寸大のセットが組まれ、大きな話題に。主演は「13階段」の反町隆史と「いま、会いにゆきます」の中村獅童。
 2005年4月、鹿児島県枕崎の漁港。老漁師の神尾のもとを内田真貴子と名乗る女性が訪ね、60年前に沈んだ戦艦大和が眠る場所まで船を出してほしいと懇願する。彼女が大和の乗組員・内田二兵曹の娘と知り驚いた神尾は、小さな漁船を目的の場所へと走らせる。神尾もまた大和の乗組員だったのだ。内田二兵曹の名前を耳にし、神尾の胸裡に60年前の光景が鮮やかに甦ってくる…。
<allcinema>
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【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:Stingr@y投稿日:2017-05-13 14:05:34
そろそろ、本音を書こう。

撮影現場以外では「大和なんか沈んでよかった! ざまぁ見ろ!」と舌を出していそうな朝鮮半島系の俳優・女優がいるのは、どうしたことだろう。作品への没入を妨げるキャスティングは大いに問題ありなのだが、むしろ、製作者側の恣意的な意図を感じるのは、私だけだろうか?
投稿者:amatriciana投稿日:2016-07-18 00:20:35
皆様おっしゃってることは腑に落ちます。

ただ、上映が終わった時に、

座席を立ち、起立しながら、

敬礼をされてたお爺さまがいらしたことも、

事実でした。(二人いらっしゃいました。)

当時、若造だった私はびっくりしましたが、

以後、「歴史」というものをいろいろ勉強しようというきっかけになりました。
投稿者:sachi823投稿日:2013-12-22 12:17:56
戦争映画で食堂係と砲兵が主役というかわった設定ですね。
とにかくこてこての内容。邦画らしさに満ちています。
途中大和が生き物のように思えてきました。
マツケンは初々しくよかったです。
投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-31 18:21:28
蒼井優
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-12-13 23:20:28
【ネタバレ注意】

戦争の真実ですね。機銃に足は吹っ飛ぶし、全身血まみれな死体が重なり合い、床、壁面、処置室…ほぼ血まみれです。四散した死体を乗り越えて代わりに誰かが機銃を撃つ…炊事担当な反町がマツケンの機銃に弾丸を込める…

長嶋一茂(もっとプロで活躍出来る「身体的」な能力は有ったと信じる)は儲け役かもだが、多分、敗戦しないと学ばないのではなく、もう立場的にどうしようもない領域に突入していて、引き返す恥よりは玉砕…って事ではないかと思いますがね。そういう思想が仲代達矢(あ、マツケンか…)をして60年人生を迷わせている…鈴木京香に出会うまでは。

ほぼ生死の境を乗り越えて還ってきたマツケン(または獅童)…しかし彼らを、そして彼らが愛する人(蒼井優/寺島しのぶ)が待っている街は「ヒロシマ」である。

マツケンと蒼井優の子供ペア(が結構な演技を展開してる)も獅童/寺島も…いや、西君の母やら、兄が戦死した彼の母…いや誰もが誰かを愛していて、また愛する者を守ろうとしている。そんな想いが強大な力に押し潰されていく訳ですよ…歴史の常ですが。

あ、大和か〜勿論、日本が世界に誇る超弩級不沈戦艦。秘密裏に造船された軍の最高機密…帝国最後の切り札。
…が、世界一の主砲も戦闘機には余り意味を成してませんね。
小学生の頃プラモデルを組んだ事もある大和ですが、そんな雄雄しい姿が地獄絵(レイテ海戦/そして北緯30度43分〜東経128度04分)の舞台とは…
傾く甲板を滑り落ちるマツケン達。大和と共に沈む仲間。いや共に沈む事を望む乗組員…
自分の息子が帰らない怒りを鎮め「死んだらいけん」と号泣する…そんな人間の感情がそこここに描かれている…お涙頂戴?〜どうしようもない人間の感情が、そこに描かれているから泣ける〜なんでワザワザ泣かせる為にどうしようもない人間の感情なんか描くんだよ…って意見は僕には理解出来ません。

投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2008-12-19 22:21:31
角川春樹+佐藤純彌っていうとあの超駄作、日本映画のダメぶりを世界にさらした『人間の証明』なんかが思い出されますね。それに長淵ツヨシくんが加わった日にゃあもう大変です。
投稿者:irony投稿日:2008-09-23 22:26:27
 回想が長いなぁと思ったら終わってた 中味は薄い感じがしたんだけど長渕さんの音楽だけが耳に残った
投稿者:ブンブン投稿日:2007-09-10 07:58:56
【ネタバレ注意】

 見るために費やした時間がこれほどもったいないと思ってしまう映画もそうないでしょう。
 ドキュメントタッチから入るのも、回想の形をとるのも、百歩譲って良しとしましょう。
 でも戦争というものを描ききれていないことは、どうしてもわかってしまうと思います。大和を描きたいのが、それにまつわる人間を描きたいのか、いまいちピンときません。軍隊という特殊な世界を今の人たちにわかりやすく描くには、軍隊の本質というか、特質から離れていくしかないのでしょうか。大和の取材はよくできても、軍というものに対しての取材は全然できていないような気がします。若い人たちがあまりにもひょろひょろしているのにもちょっとがっかりです。
 「戦争が終わる」「負ける」と言った言葉は当時禁句だったと思うので、そういう言葉が普通に出てくることもどうかと思います。恋人との別れだとか親との別れだとか、そういう部分も、予算をこれだけかけているんだからもっとリアルに描けないのでしょうか。というか、陳腐な(失礼)描き方から脱却してほしいです。どんな三文芝居でも予算を湯水のようにそそいだ映画でもこの点においてはどれもこれも同じような描写しかできていないんですよね。じゃぁその描写がリアルだったのかというと、当時戦争で息子を見送った祖父祖母、遺族たちの話を聞いている限りは全然違います。やはりステレオタイプな描写であることは否めないのではないでしょうか。
 良かった点は、大和の描写。さすがにお金をかけただけのことはありますね。まぁマニアじゃないので細かなところはわかりませんけどね。日本映画にしては血しぶきがすごいのも良かったかも(笑)。
 役者たちには触れるまでもないですね。反町がいつまでたっても一皮むけないのはこの映画を見ればよくわかります。中村獅堂はいつからこんなに下手な役者になったのでしょうか。
 作り手のおおざっぱさばかりが目立ったこの映画。最後の、海での三人の敬礼でとどめでした。敬礼するのは仲代達也だけで十分でしょ。それもちゃんとした海軍式の敬礼でね。
 黒澤だったらどう撮ったのかなと思いました。例えば、中村獅堂の眼帯にまでこだわったでしょうね。少なくとも今普通の薬局で手に入るような眼帯は使わんだろうと…。

投稿者:more投稿日:2007-07-02 00:46:16
歴史を知ることは大事ですね。
が、とても個性的な監督術のおかげで歴史が伝わりづらくなっているような気が・・・個性的な・・・ん〜?

巨額をかけてこのような作品1本を作るのと、才能ある若手10人に低予算でそれぞれ創らせるのと、どちらがいいんでしょうね?・・・映画として。

映画作りには映画が大好きな人たちに関わってもらいたい。
投稿者:ノリス投稿日:2007-05-17 15:43:08
今日、この映画を見たがそれほど凄いとも面白いとも言えない様な映画じゃないかと感じた。確かに戦闘シーンは戦争映画らしく20億円(確か)の巨費とCGで二、三年前の日本映画とはわけが違う壮大なスケールで、描かれていて、迫力に満ちていて面白いと感じるがドラマの部分はあともう一歩かなという具合だったように思える。確かにちょうどこの映画の公開した年は戦後(終戦)60年だったから、それの記念のために作った作品だと思うけど・・
投稿者:Ikeda投稿日:2007-04-26 12:52:26
最初からドキュメンタリー・タッチで始まるので、そのつもりで見ていたら、そうではなくて、戦艦大和をダシにして、その最後を見せるだけの映画だと思いました。
私の入った旧制中学も海軍兵学校に入りやすい学校でしたが、入学した年に戦争が終わったので関係ありませんでした。ここに出てくる新兵は皆、海兵卒だと思います。それにしては軟弱すぎますし、逆に上官がいじめすぎです。その他、気になる描写が多くありますが、特に、最後の小舟の中での敬礼が急に陸軍式になるのが不思議でした。
この映画がかなり評判になったのは「ヤマト」という言葉に共感を持った人と、大和が、大東亜戦争開戦直後に就役した表看板だったことから年輩の方のノスタルジーがあったと思います。キャストにはベテランが良い演技をしている一方、役者とは思えない、へたくそな人が出てくるし、演出もどうかと思える所が多くありました。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2007-04-23 17:11:21
東映は昭和の時代から全然進歩してない。時間止まってンじゃないの?特撮が模型からCGになっただけじゃん。それと仲代達矢!この人なんとかなんないの?出演作全部同じ演技!!あの一点をみつめてヨタヨタと歩く…。もー、いーかげんにしてよアグネス・チョモランマ!!!
投稿者:bond投稿日:2007-04-12 09:42:56
戦争否定の流れに沿った今風の戦争邦画。最後の戦闘シーンはプライベートライアン系なんだけど迫力あった。日本のCGも進化したか。
投稿者:DORA投稿日:2007-02-14 15:43:35
大和って、全く関わり合い無い私でも、漠然とした憧れがあったりする。
最初のシーンで、大和の船体を菊花紋章の付いた前方から、
主砲、一番出っ張った部分(名称知らん)を順に映していくシーンがあったんだけど、
重厚感と威圧感でちょっと鳥肌もの。
あのシルエットを無条件でかっこいいって思っちゃうのは何だろうな。
大和魂?ww

内容はというと、戦場そのもの(作戦とか攻撃とか)を描くのではなく、
どっちかっていうと戦乱の中の人々、経て何を思うか、何を気付くか、がテーマな気がする。
勿論戦闘シーンは沢山あるけどね。
私的にはそこで死んでいく人間よりも、残された人間、
生き残り帰還した人間の、苦悩や無念さからくる深い悲しみに共鳴して、
シクシク泣いた。
泣きどころが多いという私好み(?)ではなかったけど、だからこそきちんと、
色々な事を感じられた気がする。
突っ込んだ事を言えば、演技派の役者が沢山出ていれば、もうちょっと深い映画になったのではないかと。
とにもかくにも、ドップリ戦闘シーンでは無いので、あまり戦争モノを好まない人でも、楽しめる作品ではないかと思われる。http://doras.cside.com/blog/
投稿者:firestreet投稿日:2007-02-12 20:02:24
・リアリティが必要な映画なのにそれを否定するかのような役者の過剰で不自然な演技、演出。特に中村獅童の演技は過剰すぎて切実なシーンなのに笑ってしまう。このリアリティーのなさが、我々が今生きている世界との断絶の要因となり、よりあの戦争を現代とは接点のないファンタジーとして受け止められてしまう。
・プロバカンダ映画特有の画一的な空間。本筋に余計な部分が全く排除されている。これもまるで会社案内の映像のよう。
・長渕剛の主題歌。鬼畜米英で戦った祖父たちへ捧げているはずだが「close your eyes」はあり得ない。アイロニーとしての表現なら相当高度だが。
・お涙頂戴すぎる。実際この様な物語があったのだろうし、それを描くのは間違っていない。しかし、過剰な物語を過剰に演出しても逆効果である。その点がイーストウッド映画との大きな違いだ。イーストウッド映画は過剰な物語でも暑苦しくならない。それは、物語に距離を置いて演出しているからだ。そのため近づきすぎないゆえに、物語が取りこぼす部分も描けている。YAMATOは物語のみしか描かれていないために情報量が少なくなってしまっている。
・「天皇陛下万歳」「靖国」といった言葉が出てこないのは不自然。
・兵士たちの多面的な姿が描かれていない。どうして愛する人のために死ぬのか、そこへ辿り着くまでが描かれていない。いやもちろん、恋人や家族などを通して分かりやすいかたちで描かれているが、それだけじゃないだろう。水平線や風の音、太陽の光や戦艦大和の甲板の匂いや独特の時間軸など、論理で帰結できないモノと一体化してそのような心境になるのではないか。人間は論理や物語以上にそのような非日常的体験に感化され生きている。それがまるで描かれていない。だから私は祖父たちを冒涜していると考える。祖父たちがなぜ為したのかを描かれなければならないのに、肝心の部分が無視されていると。もちろんそれが祖父たちには名誉ではないことも含まれるかもしれないが(軍事教育や天皇万歳)、それを本当に描いてこそ祖父たちを知り、弔うことにつながるのではないか。

まず私は戦争はなければ良いとは思うが、あの戦争に日本が巻き込まれたのはやむ得ない面もあり、アジアの解放という理念は達成できずとも、その後の白人支配の世界史から脱却する大きなきっかけとなったとは思う。愛する誰かのために死ぬことは一番尊いことだと思うし、その誰かが住む日本のために命をかけた祖父たちには畏怖するし、そういう祖父たちの亡骸の上に自分たちの今の生活があり、その祖父たちが靖国で会おうと言って死んだのだから靖国の参拝はやらねばならないと思う。

そういう観点からもこの映画は死者への冒涜とすら思える。おこがましいが、自分がもし大和の乗組員として戦死して60年後にこのような映画が作られて、このように単純化して描かれたらたまらないと思うはず。
投稿者:トウショウファルコ投稿日:2007-01-29 02:44:37
こういうタイプの日本映画の戦争物でろくなものはないという先入観があったが、
映画としての拡がり・スケール感、映画としての見せ場を持っていると思う。
そして、それぞれの〔思い〕が伝わっている。

「死二方用意」・・・〔思い〕をぶちまける兵士の叫びに、永遠の離ればなれになる
本土のふるさとの母・嫁・恋人・息子の気持ちを思う。
息子全員に先立たれてしまう母の辛さというものはどんなものだろうか・・・
身寄り無く、生きることを強いられる者の辛さはどうだろうか・・・
「戦争」を背負ってしまった残った者の辛さはどうだろう・・・

男たちを描いていながら、脇役の女優陣が光る女たちの映画になったのも素晴らしい。
特に、その表情だけで涙腺を刺激した蒼井優にプラス1点を差し上げたい。

現在は必要ないという意見もきっとあるだろうが、自分は必要だと思う。
大和が沈んだ海での供養はケジメとして大切であり、少し誇張があったとしも
あくまでも映画としての立派な台詞だと思った。船に同乗した少年の熱い
しっかりとした明日を見つめる視線に、この映画の〔思い〕を感じさせるのである。
投稿者:魚篭投稿日:2006-11-22 19:48:23
監督の野村芳太郎が脚本家橋本忍に語ったこと。「あなたは黒澤さんに会うべき
人ではなかった。映画に思想や人間性、社会性を持ち込んだせいで黒澤さんの映
画はへんに重苦しく、映画らしさを失った」と。当然ながらこれを聞いた橋本氏
は釈然としなかった。黒澤映画に人間性や思想があるせいで映画が重苦しくなっ
たとは思わない(逆に面白くなったと思う)が、「映画らしさを失った」という
のはすぐに反論できない気持になった。野村監督は「何が映画らしさ」かをあえ
て橋本氏には語っていないが、今の日本映画の右左を見ると、「画面でモノを言
わせる映画」がほとんどないことに悲しく頷いてしまうからだ。

この映画の唯一「モノを言わせる」ところは当然大金をかけて作った「大和」の
セット、そしてそこで繰り広げられる戦闘シーンであろう。はっきり言って、人
間ドラマやストーリーの奥行きなどを気にするなら、あんな巨大なセットなど作
らず、小さな局地的セットで十分間に合わせることはできる。CGがモノを言う時
代だから、大和の遠景、俯瞰ショットなどおちゃのこサイサイであろう。この大
和の戦闘シーンをあれこれ言う人がいる。主砲の硝煙が花火以下であるのは認め
ざるを得ない。レイテ湾に停泊しているアメリカ軍を攻撃するには情けない大砲
にうつる。しかし、新しいところがあるとしたら、アメリカ軍の雷撃機に立ち向
かう大和の機銃班たちの戦い様であろう。すさまじい。これだけをテーマにして
も映画になったのではないかと思う。

佐藤純弥は黒澤明が「トラトラトラ」を撮ることになったとき撮影B班の監督に
なって、北海道で軍艦の洋上補給を撮影した。すぐに黒澤監督は降板し、幻の
洋上補給シーンは未公開のままだ。かなり迫力があったと美術担当の村木与四郎
氏によれば相当な出来栄えらしい。

佐藤氏はあの幻のシーンをもう一度自分の手で蘇らせたかったのではないかと思
う。ただ、それだけだったのではないか。画面がモノをいうシーン、これが映画
的だとすれば、大和が朽ち果ててゆくこれらの一連の戦闘シーンが佐藤監督の描
きたかったことではないかと鑑賞後思った。

これも批判が多いが、個人的にはあの出演者の中で中村獅童だけがサマになって
いたと痛感する。よくぞあそこまで力いっぱいやってくれた。あとはみんなフヌ
ケだ。反町は台詞が下手だ。全然聞こえない。あんなぶつぶつやっているようで
は戦艦大和をまかすことはできない。異常な環境にあるはずなのに、みんなサラ
リーマンにしか見えない。一人獅童が人間を演じていた。やりすぎ?肩に力がは
いりすぎ?とんでもない。OZの映画を見てるのではない。「七人の侍」の三船も
公開当時同じことを言われたそうだ。その後三船がどうなったか、これは答える
だけ無駄と言うもの。
投稿者:NIMBUS投稿日:2006-11-16 15:00:29
役者の演技や特撮、編集、脚本うんぬん以前に、いろんな映画からいろんなシーンを抜き出してまずい編集したようなとてもまとまりの無い映画でした。戦史の記録映像、現代のシーン、当時のシーン、こういう映画ではそういう形式はよほどうまくまとめないと成功しない。いいシーンもあるけど、悪いシーンも多々ある。照明の色も合ってなかったり、やたらに明るいとか、芝居の大道具にしか見えないセットとか、一人浮いた演技とか、対空砲のマズルフラッシュが火縄銃以下とか、(パイプに爆竹入れたようなもの)そういうものが交互に出てくるんだから、たまったものじゃない。
言いたいことやテーマはこの映画が初めて言っているわけでもなく、おざなりな程度。
大作を撮れる器の無い監督の作品。その一言ですね。
しかし、どうしてもセットの出来の悪さがあちらこちらで眼だってしまい、役者の演技も浮いてしまう。この映画はペンキをうまく塗ることからやり直したほうがいいのではないだろうか。
 映画館で観た人は、大画面なのに、やたらにTVのような奥行き、幅の無い画面にさぞや違和感があったでしょうね。やっぱり、2時間ドラマの延長線でしかないな・・・。戦艦大和?CG下手だよ。米軍の戦闘機も変な飛び方してるし。
無駄にお金をかけた反戦ダイジェスト2時間ドラマ。
この映画もその程度です。
投稿者:nightwing投稿日:2006-10-29 23:48:23
まったくこういう邦画には興味なかったが、暇だったので本日DVDにて鑑賞。
しかし、巨大なセットを作った割りに巨大感がまったく感じられないのはなぜ?
艦内のシーンになると一気にトーンダウンして、如何にも
スタジオで撮ってます・・・って感じ。
これじゃあ臨場感もへったくれもない。
師童のテンションにも付いていけず、感情移入出来ない。



そして何より・・・・
どっかで聴いた事あるような鳴りっぱなしの音楽が気になる。
またジマーのパクリ???

投稿者:shin-hk投稿日:2006-09-26 12:20:21
金のかかった豪華キャスト、、正直、冒頭の仲代達也の回想から始まった瞬間に見る気失せました、、内容薄いですねぇ。時間の都合からか、ハショる部分が多すぎちゃって、出てくる人間も多い為に個々に対してのフォーカスがしぼり切れて無い、それゆえ各々出演者のバックグラウンドの描写が淡白な分、感情移入が出来ず、、おかげで、、全くもって泣けない、、獅童のあの超ぶっとび気合演技に笑っちゃう事はあったけど、、、

ハンカチ用意して待ってたんですけど、、、、

実物大のセットを作った大和にあれこれ、手を加えて(爆発して立ち上る水柱に、白い砂を使ったとか、、)そういう作り込みの部分ではクオリティ高いです、、CGも大和航行のシーンでの船体のトーンがだいぶガンメタに対して、実際のセットはだいぶ明るい、ライトなグレー、、、この差が気になる以外では、戦闘シーンもなかなかの迫力だったし、、
(撮影の際に、明るい色でセットを作る事で画面の見栄えがよくなるんでしょうねぇ、、、戦闘シーンでの血糊の具合とか、、)

後半は下手なスプラッター映画みたいなモンで、脚ちぎれたり、、、

でもやっぱり内容が薄い、、、散り行く人間の心の葛藤を描く、ヒューマンドラマなのか、、映像クオリティで見せる戦争映画なのか、、詰め込みすぎたせいなのか、、中途半端なんだよねぇ。

更には長渕の歌で決めてくれました。

ダサイです。

http://hongkongcafe.jugem.jp/?day=20060923
投稿者:イドの怪物投稿日:2006-09-14 00:04:58
邦画のひどさ、ここに極まれリ。
これでも最後にはホロリさせるも♪Close your eyesのお馬鹿な歌ですっかり興ざめ。
CGを駆使した映像と実写の合成は巧みにはなったものの評価に値するものでは無い。
救いがあるとすれば世界的愚行である役立たず軍艦「戦艦大和」の存在と当時の日本の指導層の犯罪的とも言える無能さを結果的に良く示していることであろう。これをテーマに狙えばもっと興味深いものになったろうが。
それと仲代達也や名優ですけどこの映画では脚本のせいか、大根になりはてております。
それと長島某は残念ながらこの映画の質を下げるのに一役買ってしまった。
投稿者:岡田イゾー投稿日:2006-08-25 00:39:40
実物大の大和セットをつくったとあって確かに他の日本戦争映画より迫力はあった。しかしそれだけです。
全体としてぬるい。役者の演技も、ストーリーも、何もかもぬるい。
特に印象的だったのは、仲代達也や蒼井優の演技。
数々の戦争映画に出演して名演を見せた仲代がどうしてか演技がくさい。
また蒼井優はどうみても昭和の女の子には見えない。
この作品を見るなら、過去の戦争大作、例えば「激動の昭和史沖縄決戦」や「連合艦隊」等をみてほしい。
投稿者:FHP10投稿日:2006-08-20 19:39:55
ひどい映画だ。出てくる男たちが女々しすぎる。
これでは海軍ではなくパニック症候軍ではないか。怒号・空威張り・喧嘩・虐め。いくらなんでもここまで旧海軍を馬鹿にすることは無いのではないか。すこしは、男の美学を演じてくれ(戦争賛美ではない)。
音楽に使い方も下手すぎる。演技のひどさを助長する効果しかない。
回想が多すぎて、流れが悪い。
実写フィルムの挿入も悪い。冒頭とかならともかく、途中に何回も入れられると、大和が作り物であることを強調するだけだ。
戦闘シーンなどは、日本映画としてはよくできた方(残酷さにおいて)だろう。戦闘・残酷シーンだけをやりたかったとしか思えない映画であった。
投稿者:ワイハ好き投稿日:2006-08-07 17:55:23
今度TVでやるらしいので、コメントを一言。
ここの投稿では肯定的なコメントが多いようですが、ほんとですか?信じられません。
大作であることはその通りですが、それに見合った脚本のレベルですか?
題材が題材ですから、お涙頂戴はあたりまえ。むしろ、もっと泣かしてくれ!と言いたい。
思い切って泣けない理由は何だろう? 監督の手腕が所詮「北京原人」だからか?
ひとつにの理由は悲劇のディテイルが全部中途半端な映像だからだと思う。私は軍事マニアでは有りませんが、主人公がグラマンTBFアベンジャーの機銃を喰らっても戦い続ける場面はシラケます。12.7ミリ機銃ですよ。かすっただけで腕なんて吹っ飛んじゃいますよ。こういうディテイルへの拘りの無さがこの映画をシラケさせていると思ったのは私だけか?
投稿者:eddie投稿日:2006-08-05 01:27:11
最近の日本映画の中ではまずまずの出来だったが、思っていたより薄味だった。どこがどう、と言葉で表わすのは難しいが、良くも悪くも、60年間、戦争などとは無縁であったばかりか、国防というものを否定さえしてきた国の「戦争映画」ということに尽きるのであろう。

そんな中で、敦少年が神尾の戦時体験に真剣に聞き入るというプロットはよかった。ただ、オフィシャル・ウェブのキャスト紹介にある「神尾の壮絶な戦時下の青春を聞かされ、平和への想いに目覚める」っていうのは何のことやら意味不明で、いかにも冒頭に書いた「国防を否定さえしてきた国の映画」的に過ぎる。だって、今の平和な日本で「平和への想いに目覚める」とはどういうことだ?ただただ盲目的に「戦争は悪いことだ」と思うだけのことじゃないのか。それではあの戦争で命を落とした者たちは浮かばれまい。

いつの時代だって、戦争か平和か、と聞かれれば、平和がいいに決まってる。にもかかわらず、なぜ60年前の青少年たちは命を賭して「国」を守ろうとしたのか。その点を掘り下げず、ただ「天皇陛下が『海軍にはもう軍艦はないのか』とお尋ねになった」とか、「負けて目覚めるしか日本が救われる道はない」とか、いかにも現代的な安易な片付け方をしている点が、件の「薄味」の原因だろう。

「薄味」、つまり何を伝えたいのかが重く響いて来ないのだ。「戦争は悪いことだから、やめましょう」。その程度にしか感じない。

「右にも左にも偏らない作り」という評があるが、それは表面上のことで、底に沈殿しているものはかなり左寄りと見た。
投稿者:ながさん投稿日:2006-02-13 22:06:58
今までの日本映画にはない迫力と感動でした。あまり日本映画をみないのであまり日本映画を知らないのもあるのですが・・・。戦争の悲惨さと無意味さがすこい伝わってきました。戦争は本当に何にもならない無意味なものだと感じさせられました。映画館ではエンドロールが終わっても誰一人として席を立たなかったので、それだけこの映画がすごいんだなーと思いました。もう一回見たいです。
投稿者:KAZU投稿日:2006-02-09 23:36:41
最近の日本映画としては、まずまず・・・でしょうか?少なくとも臨場感はあったと思います。主人公である戦争の生き残りが最初の現代シーンで登場して、その後に戦争時のシーンを織り交ぜるのは、「プライベート・ライアン」とも若干似ていますが、映画全体の流れ、テンポは「プライベート・ライアン」がずっと上手。
過去の書き込みの、「頼むから絶叫しないで」のtokuさんが述べられていますが、「無謀といわれる特攻作戦の決定がどのようにされたのか、短時間の戦闘でなぜあっけなく沈んだのか、米軍の準備周到さ、などリアルに新しい視点から描いて欲しい」に、私も同感。
米軍は「大和」と同型艦である「武蔵」を攻撃した際に、この「世界最大の不沈戦艦」を沈没させるのにかなりてこずったことに脅威と危機感を覚え、残りの「大和」攻略法をかなり研究したようです。その結果、左右舷側をむやみに攻撃するのでなく、その「一方の舷側のみに魚雷攻撃するのが最も効果的」としてそれを実行したようです。一方、われらが帝国海軍が大和を沖縄に送り出す際の理由付けが「一億総特攻ノ先駆ケトナルベシ」です。「大和」は海軍上層部の私物ではありません。日本国民の血税で作られた伝家の宝刀(放蕩と言う声もあったが)であったはず。それを、成功の可能性ゼロの出撃に出したのは、取り敢えず何かしないと「在るのに出さない」と海軍上層部が攻められるをかわしたかっただけ、が本当の理由のようです。でも、レーダーも高性能の高射砲・機関銃も持たない帝国海軍の戦艦は、敵航空戦力の前に無力化していたんですよね。対する米軍は、レーダーとVT信管との組み合わせによって、航空機からの脅威をしっかりと解決し、艦砲射撃の主役にすることで、一時期日陰者になりかけた戦艦・重巡洋艦を再び桧舞台に返り咲かせています。
戦争は確かに非人道的で、悲惨な事態です。しかし、国益を賭けた究極のリスクマネージメントでもあります。そこに至っても、合理的思考が欠如し、国益より軍益・省益を優先する帝国陸海軍上層部の閉鎖性・官僚主義、更に日本人の場当たり的な国民性が合わさって、「通常戦闘で死んだ兵士より、餓死や無意味なバンザイ突撃・特攻で死んだ兵士の方が多い」という、他国に類を見ない形での敗戦に繋がったのかも知れません。そういった辺りをもっと描いて欲しかった(って、無理か・・・)
投稿者:海亀太郎投稿日:2006-02-06 11:14:20
いい映画でしたよ。
日本映画もようやくこんな映画が出来るようになったのですね。
しかし、そんな事よりも、子供にこういう時代があった事を語れる映画であったことに感謝です。
ちょっと手を伸ばせば届く時代。我々の祖父の時代に日本中は悲劇に覆い尽くされていた。
こういう映画を見るにつけ、純粋に当時の日本人に頭を下げる気持ちになります。
少なくとも映画中で描かれた内容は実際に当時の日本で起きた事実であり、数多の悲劇の一つに過ぎないのです。
政治的には「靖国問題」として侃々諤々されますが、一日本人として、このような事実を知り、感謝する気持ちを再認識するには良い機会です。
子供も戦争の悲劇をこの中から見つけたようです。

こういう映画を作ってもらう事も邦画界の使命だと思います。
頑張れ日本映画!!

投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2006-01-21 23:42:09
私の書きたい事は殆ど涼さん、黒見君彦さんが書かれましたが、映画を見始めてから最後まで、涙が止まりませんでした。この映画は辺見じゅんさんの徹底した取材によるノンフィクションだと言う事なので、主人公となるまだ高校生位の少年達が登場すると、この子達が無念の最後を遂げると思うと、自然に涙が溢れました。また各シーンも史実に実直に書かれていると思うと、上官に理不尽に体罰を受けるシーンは痛々しくまた、炊き出しのシーンや船上での訓練のシーン等時代を垣間見られて、戦争に行っていた家のお爺ちゃんの事を考えると胸がキュンとしました。また昔の男子は若くして大人だったと切に感じました。この映画は戦争60周年を記念して作製されましたが、映画の特撮方等を楽しむ作品ではなく「戦争を繰り返してはならない」と言うメッセージを込めた作品です。なので、特に特撮を入れず昔の映像を多数借用してあり、映画の技法としては普通でしたが十分インパクトが有りました。本当に過去の犠牲の上に現在があります。過ちを繰り返してはなりません。
投稿者:座間投稿日:2006-01-19 15:52:33
ありがちなんですが,俳優としてプロフェッショナルあるいはプロフェッショナル
未満(成長途上)で構成される中で,長嶋一茂一人浮きまくりです.

カメラ映りが良いだけに酷いもんです.…というかそれだけで選んだのかも….

内容的にも私的にはさほど評価していない上に,彼の起用で締まりのないこと….
彼一人で,2割は評価を減点させました.



投稿者:メンタイ投稿日:2006-01-19 10:39:13
日本にしか作れない、日本にしか撮れない、
日本でしか表現できない戦争映画。
典型的邦画として名を残して欲しい作品です。

そりゃ現代のエピソードや、沈むシーンなどは
「タイタニック」を意識?なんてちょこっと思ったけど、
SFXをほとんど捨て、過去の映像を使ってる時点で
そっちの勝負をしてもしょうがないし、
そんな無理するより、今のままの方が全然いい。

とにかく、戦争はいけんよ。本当に。
悲し過ぎます。辛すぎます。
ハリウッド映画のように“かっこよく反戦”を描いても
“負けた国・日本”のような心に刺さる映画は撮れないだろう。

正統派な敗戦国・日本が撮った大和が沈む映画。必見です。http://www.h4.dion.ne.jp/~mentai23/
投稿者:hira投稿日:2006-01-16 14:19:51
 大ヒットしたようで安心しました。これで、これからは東映も一年に一回は戦争映画を撮ってくださいよ。でも場内はジジ、ババばっかりで・・・。
 いい作品だけど、どうしてもお涙頂戴劇になってしまうのはしょうがないんですかね。くどいんです。最後の田んぼのシーンなんか要らないです。
 戦闘シーンは迫力満点だけど、局地的にしかカメラが回らないのでスケール感がないのが残念です。もっと引いたショットがあると、迫力が増したと思います。
 戦略的な面白さはゼロです。まあ特攻なんだから戦略もクソもないだろ、っていわれそうですが、駆逐艦との連携くらいの描写はあっても良かったと思います。
 編集があまりにも下手すぎるのも残念。突然レイテ沖海戦のシーンになったのが一番の例でしょう。あれじゃ、訓練なのか実戦なのか分かりませんよ。
 中村獅童は予告で観たとおり、力が入りすぎです。歌舞伎じゃないんだから。数箇所笑ってしまいました。一方、反町隆史はリラックスした演技でいい感じです。彼は『13階段』でも素晴らしかった。長嶋一茂や山田純大も印象に残りました。
 今回の久石譲の音楽はセンスがないです。もう少し静かにしてくれよって感じです。まあ、映画の出来が悪いと音楽で挽回するしかないわけですが・・・。
 大和をめぐる日米の対応を描いた作品を作ったらカッコいいなとふと思ってしまいました。『トラ・トラ・トラ!』のような作品は二度と観れないんでしょうかね・・・。
投稿者:kuss投稿日:2006-01-15 00:47:18
まずは右にも左にも偏っておらずとてもバランスのよい作りに驚きました。私の場合どっちに寄っていても鼻につく性質なので、素直に涙の流せる戦争映画としてとても貴重。あちこちに気を配りながら作ったであろうに、とてもシンプルに戦争の残酷さと意義を描ききっている。いちいち細かい時代考証的に口出しするような映画ではないでしょう。純粋に日本人皆が見て、時代を感じ、それぞれの感想を真剣に持って欲しい。
役者陣の名演ぶりにも感激。好評であった「ホットマン」未見で、未だ偏見を持っていた、反町くんがとてもよい演技で見る目が変わりました。松山ケンイチの屈託のない純真さ。そして驚くべきは長島一茂。深い存在感でした。「敗れて目覚める」実際の戦場で将校が口にした言葉のようですが、この映画、この戦争、言葉に集約されているような気がします。(注:中村シドウはくどいです。)
よしりんばかり読んで遊んでないで、日本の近代史をきちんと学びなおし自分なりの確固たる意見を持っておこうと思わせる映画でした。

そして、、、蒼井優はあいかわらずかわゆい(*^_^*)。好きよ。   9点
投稿者:Longisland投稿日:2006-01-12 09:13:29
最近なかなかアニメ以外のヒット作が無い東映の意外な大ヒット作品(失礼)。
平日朝9:30銀座の東映旗艦劇場は高年齢層を中心に約30%入り・・・立派だ。
任侠物と並ぶ東映お得意の戦争物、「組織・大儀の為に個人を犠牲にする」「死に至る個人を取り巻く家族・恋愛」日本人の心情を大仰な主題歌に乗せ刺激するって「日本海会戦」「二百三高地」等々の舛田監督からの東映DNA?
本作品の大ヒットから思うに,東映は変に新しいこと(無残なCG多用した某作品とか)せずにアニメと戦争物に傾注したほうがいいんじゃない。

で映画はといえば
反町の意外な好演と、日本人を評して「敗れないと目覚めない」名言以外は普通な作品でした。
投稿者:チンペイ投稿日:2006-01-09 23:51:04
とにかく宣伝費用は凄い作品。気にはなっていたがロードオブウォーを
見るために金券ショップに行ったら800円で売っていたので思わず購入。
それにしてもどこも結構入っているじゃないの、さすが宣伝の効果はある!
テレビで長淵の歌が頭にこびりついていたので気にはなっていた。
中村師童の舞台挨拶での涙とコメントを聞いて、惹かれてしまった。

で、肝心の映画はというと駄作とまでは言わないが・・・といった評価。
ただここでコメントされている方にもいましたが現代の戦争を知らない、
興味のない人に対しての映画としては見ていただきたい。

宣伝費用のみならず、出演者も豪華だと思う。
井川比佐志登場のシーンあたりで入り込んでしまったが後半は興ざめと言うか
違う方向に興味が行ってしまった。渡哲也とともに出てきた長嶋一茂って
いいじゃないの意外に、とか思いながら。

戦争を伝えなきゃいけない映画としては「ホタル」を見るべきだと思うが
そうは言ってもこの作品がきっかけになってくれればそれでいいと思う。

これを見た小泉総理のコメントが聞いてみたい、そう思った。

しかし中村師童の涙は映画を見てよく分かった。
そりゃ泣くよ、あんないい役だもん。
涙を誘う振りが多い作品です。
投稿者:投稿日:2006-01-07 15:15:18
 やったね!佐藤純彌73歳!!普通のサラリーマンなら定年になって10年以上たっている年なのに、この演出力はどうだ!!大したもんだ。

 原作を読んだことは無いが、それ以外、今回は黒美君彦さんにほぼ同じである。息子は今度14になるが、それとさして変わらない年齢の少年たちが大和に乗り組んでいたなんて、まったく知らなかった。それこそ悲劇である。劇中で森脇(反町)が言っているように、まだ死の意味など分からない年頃だろう。その、何も知らない少年たちを主役にすえたことで、戦争の理不尽さがより強く見る者の心に印象付けられたと思う。そういう点では、傑作「誓い」とも共通しているところがあるかもしれない。

 中学校は、映画教室等でこの作品を3年生に見せるべきである。自分たちと同じ年齢の少年たちが、たった60年前にはこのように悲惨な戦場に駆り出された、ということを映像で追体験できることは、どんな書物よりも、歴史、戦争、あるいは生きることについて考える契機になるのではないか、と思うからである。

 すべての役者が良かった。中でも、仲代達矢、反町隆史、蒼井優、白石加代子、余貴美子、高畑淳子が特に良かった。
 仲代は「人間の條件」で梶という男を演じ、高く評価されたが、私も30年前に丸の内のオールナイトで見て、強く感銘を受けた記憶がある。部下に優しい梶は、今回反町が演じた森脇にも似ているところがある。神尾役を、どんな気持ちで演じたのだろうか。何らかの感慨は、あっただろうか。余談だが、彼のエッセイ集、「役者」(道草文庫)は、読み応えがあり、なかなかいい本である。そこに梶という役についての彼のコメントも載っている。
 反町は、初めて見るが、部下思いの優しい上官役を好演。声もいい。これからの活躍を期待したい。

 音楽は、何か過剰な、語り過ぎのような気がして、誰が担当しているのか、見ている間じゅう気になっていた。ラストのクレジットで、「久石譲」を発見、驚いてしまった。彼の音楽は大好きなのだが。次回見ると、印象は変わるだろうか。それとも、音楽総合プロデューサー:角川春樹、というのが効いているのだろうか?
投稿者:skeeter-zx225投稿日:2006-01-04 12:53:17
子供の頃から戦争オタ、特に大和オタだったので、めちゃくちゃ期待してました。連合艦隊や零戦燃ゆなどのおもちゃ丸出しの東映の技術力に「なんじゃこりゃー!」と怒りをおぼえました。最新のCGや原寸大のセットにもう超期待!プライベートライアンのようにまるで本物のような映像を期待してました。しかし・・・その点では以前と比べればまあ格段の差ですが、ちょっと期待はずれ??特に妙子が原爆の犠牲で病院で死ぬ時の顔色が良い(笑)あそこは包帯グルグル巻きや、火傷の跡をつけるなどもうちょっとリアルにした方がより涙を誘ったような?でも妙子のちょっとイモくさい美人?は当時っぽくて良かった。全体的にキャスティングは長島一成以外は良かったんじゃないかな?まあ全体の評価はメカオタの部分で期待して見に行くとちょっとイマイチだけど、ストーリーとしては合格点です。一緒に見に行った嫁や、小6の娘も泣いてましたし、他の観客(特に女性)は泣いてました。周りがズルズル鼻水をすする音でうるさかったです!
投稿者:ハリー・ハウゼン投稿日:2006-01-03 21:56:39
迷作「パール・ハーバー」の雰囲気と違い大和の沈没のシーンは
戦闘というより日本兵の大虐殺といった印象。

この映画を観たら純粋に戦争はいかん!という気になると思う。
投稿者:松竹錠投稿日:2006-01-01 13:51:39
【ネタバレ注意】

題材や思想の是が非とかいう問題ではない。単に劇映画としての出来が弱いだけだ。

23年前に『大日本帝国』を評した蓮實重彦が、
日本の戦争映画の多くは敵を描かない、といった意味の文章を書いたが、
こちらも同様で、20数年たっても、
「あんた、日本人なら解るだろ?泣けるだろ?」的な描写に終始する演出には正直、
「何考えてるんだ、あんたら!」と言いたくなる。
日本の(太平洋)戦争映画は、岡本喜八以後、むしろ退行している。

ただ、部分々々で見ていくと、思わす膝をうつ所もある。
厨房からの視点で見る大和乗組員、この切り口は新しい。
(『トラ!トラ!トラ!』日本公開版の渥美清を想起させられるが)
これをもっと前にだせば、傑作となりえたかもしれない。
巨大な大和のセットを作ったのもエライが、戦中の木炭バスを再現してるのに感心。
大和が米軍機に集中砲火を浴びる場面の迫力は、
さすがに『プライベート・ライアン』以後の映画なんだなと。
(これと、仲代達矢が出演した『月光の夏』のヒドい特撮の爆撃場面を比較は酷か?)

松山ケンイチは、非常にムリのあった『NANA』の美少年ミュージシャン役に比べりゃ、
はるかに安心して観ていられた。
蒼井優が可愛いのは、当然でしょ。彼女を汚らしく撮れたら、むしろその方が才能だ。

投稿者:terramycin投稿日:2005-12-31 21:01:27
見終わった後に感じたことは全体的に痛い痛い映画という感想だった。

戦艦大和の経緯は大筋で知っていたので作品を見て特別驚いたというようなことはなく大体予想した物語だった。

しかし、乗組員のことについて知識はなかったのでどこまで事実と同じなのか分からないが、艦上・艦内での日常や出来事はいろいろと知ることができ参考になった。

戦闘シーンは思っていたよりも迫力があった。迫力では韓国映画に負けないと思った。

蒼井優は戦中の素朴な格好がよく似合い、かわいらしさが出ていて良かった。
投稿者:篭瀬山投稿日:2005-12-30 00:34:39
日本人が日本人を嫌う心理って何なんだろう、とは思う。でも俺は、こんな映画を作って平然としている日本人や、喜んで受け入れている日本人が大嫌いである。この映画では靖国のやの字も出てこない(それは構わない)が、靖国にまつられている人々が、この映画に出てくるような人物であるとするなら、俺は靖国神社に参拝なんかしない。というより、俺の価値観では、こういう映画を作る人や受け入れる人が靖国神社を参拝しても、御魂は喜ばないだろうと思う。戦後60年で日本人の人心はすっかり入れ替わってしまった。俺は、戦後10年〜15年の間に撮られた日本映画をこそ、イラクの人々に見せてあげたいという考えを持っていたが、今のこの映画を見せた方が話は早い。つまり敗戦ってのはこういうことだ。もうすぐ天皇制も終焉するし、靖国神社も使命を成さず消える。この潔さのみが、存在の証であるように。4
投稿者:ガラシャープ投稿日:2005-12-29 12:16:35
『ローレライ』や『亡国のイージス』よりはがんばっていたけれども、どうしても新東宝の『戦艦大和』や東宝8・15シリーズの特撮戦争映画と比べると質が落ちてしまう。根っからの東宝特撮映画ファンや戦争映画の傑作を見慣れている人にはオススメできないが、普段戦争映画を見ない人にはぜひ見てほしい作品です。
投稿者:NYY投稿日:2005-12-29 07:47:22
なかなかだった。素直に泣けたし。
日本映画の中では、よくできてる方だと思う。
見る前は、悪名高いアカヒ新聞が関わってるから、平和カルトな
映画になってるんじゃないかと先入観を持ってましたが、そんな
ことなかった。
変に偏ってはいなかったと思う。
まあ、今時、説教臭い反戦映画作っても客入らないもんね〜。
左旋回も右旋回もしていないバランスの良い映画になってた。
ドンパチとドラマとのバランスも良かったように思う。
 
ていうか、何が良いって、大和だよ大和! カッコイイー!!
若い乗組員達が大和に憧れて、大和を誇りに思ったみたいな台詞
がありましたが、うーん解るなあ〜、かっこいいもん。
それから、長嶋一茂がかっこよかった。
なんか頭が良さそうに見えました。
中村獅童は丹下左膳入ってたけど・・・
 
自分達の犠牲が子々孫々の繁栄の為になればと散っていった人々
を描き、一方で生き延びた人のことも描いていて、決して死ぬこ
とを美化してるわけではないと思う。
戦争の時代に流れた血と汗があって、その犠牲の上に戦後の繁栄
があるですね。
初詣は靖国神社に決定だな〜。
投稿者:ジョー樋口2世投稿日:2005-12-26 16:02:51
蒼井優ちゃんが目茶目茶かわいい。
彼女のイメージビデオのようだった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-12-24 21:16:04
誇大妄想的言説(小説の方の『亡国のイージス』とか)が巷を跋扈している時代に、こうした作品をよくぞ世に出したと思う。原作は辺見じゅんによる徹底した取材に基づくノンフィクション。そこにイメージを加えて脚本化した佐藤純彌監督は、この作品の主人公となる水兵たちの少し下の世代だ。
理不尽な上官絶対の軍隊内の規律や、これまで映画などでは描かれることのなかった烹炊所担当の兵士を丁寧に描き、なおかつ無意味な特攻に駆り出された大和の悲劇を見事に描き出している。
中村獅童、反町隆史、仲代達矢の少年期を演じた松山ケンイチ、いずれも好演。意外に収穫だったのが長島一茂だ。本来のボケキャラとは異なる知的?な大尉役がハマッっていたのにびっくり。蒼井優の可憐な役柄も好感が持てた。
エピソードをうまく散りばめ、何度も胸をつかれた思いがした。
素晴らしい脚本、演出に感謝。幻想と妄想ではない、等身大の戦争を真摯に描いた作品だといえる。
ちなみに、原作の辺見じゅん『男たちの大和』も、数多ある戦後ノンフィクションの中でも最も優れた作品のひとつだと確信している。
投稿者:3秒押し投稿日:2005-12-23 02:05:14
今までたくさんの映画を観てきたが、これほどに涙が溢れ出た作品は無かった。
国を、家族を、恋人を想い護らんが為に、敢然と死を覚悟し殉ずるその一人一人の心情に激しく心打たれた。
考証的に口出ししたくなる部分はややあるものの、そんな事吹き飛ばすくらいの重厚な作品に仕上がっている。

生きる事への責任・重さ、また自分が日本人たることを深く考えさせられた。
投稿者:ジコモ投稿日:2005-12-22 19:58:16
あの朝日新聞が関わっているため、見る前は内容に不安を感じましたが、良くも悪くも色んな方面に気を配った中々楽しめた作品と思われます。若い世代の見る戦争映画入門篇として良いのではないでしょうか? しばらくこの手の戦争映画が日本で作られていなかったので、この映画がヒットして空軍もの(この時はきっちり靖国も兵士の会話に入れて欲しい)とかが作られる事を願います。

投稿者:幻巌堂投稿日:2005-12-20 23:10:25
 「博徒斬り込み隊」以来、本を書いた時の佐藤純彌にはずれはないと信じていたが、今回もそんな私の思いを裏切られることはなかった。
 ごく普通の少年が、いとも簡単に自国の戦争に巻き込まれ、しだいに死を身近に感じてゆく過程。生きて生還しながらも、戦禍は戦場だけでなかったことを知る。そして、人柱に成りえなかった大和出撃への大いなる喪失感。そこには、死ぬも地獄、生き残るも地獄という戦争の構図がくっきりと浮かび上がる。よく練り上げられた脚本だと思う。
 これでもかこれでもかというほどに、しつこく見せる大和の戦闘は、まさに地獄図。執拗なまでの演出が、実に効果をあげている。
 この映画に、重箱の角をつつくような指摘はそぐわない。正統的な戦争映画として、サミュエル・フラーの「最前線物語」と並び賞していい傑作だと言っておきたい。惜しむらくは、カタカナが飛び出す大時代的な長淵のエンディングソングだろう。こんなのはなくていい。
投稿者:grayhound投稿日:2005-12-20 13:58:59
【ネタバレ注意】

まず、脚本がダメダメ。
そして勉強不足。

・過去、大東亜戦争について語られた映画は鑑賞したのか。
・当時の生き証人たちには、ちゃんと話を伺ったのか。
・現存する歴史的資料(靖国神社の遊就館など)には、目を通したのか。
・靖国神社へは参拝したのか。

しかも、この話の中で伝えたい事が、うまく全面に押し出せていない。
変に手抜きが目立って、事態における緊張感がうまく伝わってこない。

当時と現在が交互に切り替わるのだが、シーンが現代に戻るだびに気分が萎えてくる。
ナレーションも要らない。

※ 当時の時代背景を端折り過ぎ。するならキチン説明としろ。

役者の演出はまず感動でき、戦闘シーンも結構迫力。
流石、実物大のセットを作成しただけはある。
(ショボイ特撮、分かりやすいCGでは、「あ〜日本映画だなぁ」と、ちょっと感動をおぼえた。)

牡丹餅のシーンは、かなりグッとくるものがある。
おばちゃん演技巧すぎ。

結果として、内容的には中途半端な作品。
撮りたいシーン、伝えたい話を摘んで時間と予算内に収めようと思ったら、
こんな映画になるかもしれない。

この映画は、監督を間違えましたな。
もったいない。。。

補足:獅童、一人浮きすぎ。

投稿者:愛媛の伊藤投稿日:2005-12-19 09:37:41
【ネタバレ注意】

戦艦大和を題材にした戦争映画なのでもっと重いストーリにしても
よかったかなと、局アナより仲代さんや他の役者さんがナレーションを
したほうが説得力があったと思う。

投稿者:佐々木投稿日:2005-12-12 01:01:15
角川、長渕、白い粉コンビが送る超大作!
あのREXを彷彿とさせる突っ込み所満載の不条理なストーリー
ショボイ特撮、この冬 戦争の理不尽さってよりマスコミに踊らされた
理不尽さに感動したいならこの映画しかない!
さぁ今すぐ劇場へ!
投稿者:cinemafan投稿日:2005-12-09 22:14:32
私は先に試写会で拝見しましたが、まず事実をお伝えしておきます。
上映終了後、試写会場で拍手が続きました。

この拍手は私の感想などとは関係なく事実ですので、見て拍手をしようと思った人が何人もいた事実を書いておきます。

現段階で投票19名で評価が1というのは見てない人の意見だと思います。

下記のコメントでも「北京原人」の佐藤純彌監督ということで否定的な意見が多いですが名匠、市川崑監督でも晩年は「八つ墓村」などどうしようもない作品を作っています。佐藤純彌監督は職人監督ですから「北京原人」の前の「超能力者 未知への旅人」のようなどうしようもない題材でも映画として見せてしまう力はすごいものだと思います。しかしさすがに「北京原人」は佐藤純彌監督の力をもってしてもどうしようもなかったのでしょう。
佐藤純彌監督は古くは「敦煌」「植村直己物語」「未完の対局」「野性の証明」「人間の証明」「君よ憤怒の河を渉れ」「新幹線大爆破」などの名作、佳作を作ってきた名匠です。大作は佐藤純彌監督に任せれば失敗なし!という感じで製作会社も佐藤純彌監督に信頼をおいていたようです。

さて本作ですがもう佐藤純彌監督も年齢的にきついかと思ってたのですが見事実力発揮してくれ東宝の「ローレライ」松竹の「亡国のイージス」などよりは圧倒的に見るべき作品に仕上げてあります。「ローレライ」の樋口監督、「亡国のイージス」の阪本監督ら佐藤純彌監督からみればまだまだ若手監督への「戦争映画はこう撮るのだ!」という意欲が伝わります。

クライマックスの20分強の戦闘シーンは「ローレライ」でも「亡国のイージス」でもできなかったような凄まじい戦争場面を作り上げています。

そして佐藤純彌監督作品にいつもある「映画として飽きさせずに見せた背後には映画のテーマを感じさせる」ということにも成功しています。

角川春樹の復帰1作目ですが、まあ見ないで評価せず試写会での「拍手」を自分の目で確かめて欲しいと思います。
投稿者:真・しん爺投稿日:2005-11-21 13:47:41
ひと足お先に試写会で拝見。

個人の意志や信条、立場などまったく及ばないところで発動し、否応なくカタストロフィ(破局=破滅)へと突き進んでいく、そんな無慈悲にして残酷さこそが《戦争》の本質ならば、この映画はそこにかなりの程度肉迫するものだと思う。反戦を謳うものにしろ、好戦的な「反動」的立場にあるものにしろ、邦画における「戦争映画」がたいていの場合は「個人」のドラマに終始して、いたずらに悲壮感を煽るばかりで「戦争」というものを矮小化するものであるのに対し、この映画は、そういった個々の人生さえも呑み込み、破滅させていく《戦争》そのものの本質に焦点が当てられている。そこに、「戦中派」としての佐藤監督(脚本も兼任)だからこその視点が活きているじゃあるまいか。CG等、確かにアメリカ映画に比べて苦しい部分もあるものの、断言するがこれは日本映画としてはほとんど稀有とも言える“まっとう”な戦争映画だ。「戦争」それ自体をまがりなりにも描ききったその志の高さ、ぼくは素直に敬意を払いたいと思う。

佐藤監督、あなたのキャリアが『北京原人』で終わらずに良かったです(笑)
投稿者:toku投稿日:2005-08-16 10:30:40
類型的な描き方はごめんこうむります。絶叫したり、妻子の写真を取り出したり、こんなシーンは食傷してます。無謀といわれる特攻作戦の決定がどのようにされたのか、短時間の戦闘でなぜあっけなく沈んだのか、米軍の準備周到さ、などリアルに新しい視点から描いて欲しい。「男達の・・・・・」なんてタイトルでは期待しても無理か?
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-04-10 08:45:05
【ネタバレ注意】

の匂いがプンプンしますな。
監督があの「北京原人」の佐藤さん、原作がプロデューサーのハルキの姉。これでどうやって傑作にするつもりなの?
ナス監督のようにハルキも映画作りを続けるだけ過去の栄光にドロを塗るだけなのに。今から合掌して置きましょう。

追記 07-5-9(水)
この前テレビで放送されたのを3回に分けて観たが、総力戦のシーンと音楽は良かった。駄作と決め付けたのは撤回します。だがキャラクターや台詞やエピソードは、結局いつもの邦画のお涙頂戴オンパレード。そうせざるを得ないのは解るけど、私はやはり嫌だな。
獅童と反町はどう見ても死んでるし、後で松ケンを反町が救助するのも「あんた何処に居たの?」と言いたい位唐突だった。しかもあの後何しに海に消えたのか解らんし。獅童が救出されるシーンも入って無かったぞ。
鈴木京香はいかにも「台本のメッセージを言わされてる」キャラクターだし、池松君が仲代老の話に感動して帰りの舵を取るのもご都合だしなあ。

追・追記 12-11-6
WOWOWでノーカット版を初めて観賞。日本の戦争映画のドラマ部分は台詞がメッセージ一色になるのが鼻に付くし、とにかく長い。あと蒼井と松ケンが結ばれなかったのが気になったし、一番カッコイイ台詞を何で一茂に言わせてんだ? 星三つ半。

投稿者:masahiro投稿日:2005-04-05 01:41:39
 ほぼ実物大の戦艦大和のセットが話題の映画であるが、制作費のかなりを

この大和のセットに割く以上仕方ないだろうが、映画の主役は大和でなく、

あくまで人間、戦時下の男のドラマであって欲しいと思う、それと日本の

戦争映画は描き方が型通りで、戦争=美談、兵隊=理想の日本男児と今迄

何度も観たような、平凡な戦争映画になるのは避けて貰いたい。(脚本を良く

練ろよ!がんばれ!)
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 助演女優賞蒼井優 
 □ 監督賞佐藤純彌 
 □ 音楽賞久石譲 
 □ 撮影賞阪本善尚 
 □ 照明賞大久保武志 
 ■ 美術賞松宮敏之 
  近藤成之 
 ■ 録音賞瀬川徹夫 
  松陰信彦 
 □ 編集賞米田武朗 
■ 監督賞佐藤純彌 
【レンタル】
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