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ヴェニスの商人(2004)

THE MERCHANT OF VENICE
Il MERCANTE DI VENEZIA

メディア映画
上映時間130分
製作国アメリカ/イタリア/ルクセンブルク/イギリス
公開情報劇場公開(アートポート=東京テアトル)
初公開年月2005/10/29
ジャンルドラマ/ロマンス
心に宿して美しいのは、
憎しみよりやさしい愛。
ヴェニスの商人 [DVD]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 1,639
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【解説】
 シェイクスピアの人気戯曲『ヴェニスの商人』を、「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード監督がアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズという実力派キャストを揃え映画化。名優アル・パチーノが現代的解釈を加え、新たなシャイロック像を披露。16世紀のヴェニス。貿易商のアントーニオは、親友のバッサーニオが美しい女相続人ポーシャと結婚するのに必要な資金を借りるための保証人を買って出る。ところが、ユダヤ人の高利貸シャイロックは、期限以内に返済できない場合は、代わりにアントーニオの肉1ポンドをもらう、という条件を突きつけるのだった…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
20133 6.65
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-10-14 23:04:53
法廷シーンでの大逆転でシェイクスピア作品の普遍性は分かった。あの二人の男装は乱歩みたいだったけど。本来は喜劇らしいので、パチーノのユダヤ人に同情的な解釈で挑んだシャイロックは(熱演に誰もが感服するだろうけど)評価が分かれるかも。高校の演劇部で同作を上演した私の母はやはりシャイロックに同情して台本を書いたが、上演のあと参考にした文庫本の解説文の末尾に「彼に同情するのは間違い」と書いてあるのを見付けたらしい。
投稿者:ac投稿日:2008-02-01 01:51:55
シャイロックの言葉によるのかアルパチーノの演技なのか、
伯爵サイドの友情や慈悲の心より迫害され続けるシャイロックに同情心がみばえた。
迫害とはあれに近いものなのだろうか。
原作を読んでおらず自分の無知で勧善懲悪ものかと思っていたけど全然違った..
人間の愛と友情や駆け引き、迫害や復讐、裁判劇などなど人間のいろんな感情が
つまった深い物語だった。
有名すぎるシェイクスピアの原作を読んでないのが不足かもしれないのでナンですが、
アントーニオとバッサーニオの友情関係の深さがもう少し描かれて欲しかったように
思いました。
投稿者:pensee投稿日:2007-10-03 15:26:02
これはユダヤ教徒・同性愛者・女性というマイノリティーの物語でしょう。かなり強引な脚色がされていますが、よく練られていて面白かったです。ただバッサーニオがアントーニオ・ポーシャが命を懸けて奪い合うほど魅力があるのか??というのがこの映画の弱点のような…。
投稿者:bond投稿日:2006-10-14 00:46:10
多分、根底のテーマはユダヤ迫害だろう。最初からラストまでアルパチーノへの同情感は否めない。そういった、別視点での映画作りはいいと思うが、映画としての出来栄えは然程でもない。大体、ジョセフ・ファインズってこの時代の映画のタイプキャスト化してないか。
投稿者:irony投稿日:2006-10-12 04:35:30
【ネタバレ注意】

 シャイロック役のアル・パチ−ノがいつものオーバーアクト的な演技を我慢しての抑えた演技が良かった。シャイロックには同情してしまう、改宗まで迫られるとは…。元々はキリスト教の親にもあたる宗教なのにねぇ?!ここまで迫害されるとは…アントーニオとバッサーニオは友達以上の仲?さすればラストの指輪の件も納得。悪女役のポーシャ=リン・コリンズはミスキャストっぽい…男装役はいいが令嬢の雰囲気は無い様な感じだなぁ。
 現実社会で富みを収斂するユダヤ人は現実で溜飲を下げるのかねぇ?

投稿者:RiceS投稿日:2006-09-18 16:57:06
 この作品の時代ではシェイクスピアほどの人であってもユダヤ迫害が普通のことだったのだなぁ、と改めて思わされました。。。
投稿者:三葉十四郎投稿日:2006-05-26 04:11:05
世紀を超えて読みつがれたり舞台化されたりしている物語が
今の時代を代表する俳優で演じられる事はきっと、意義のある事で、
ことに冒頭でシャイロック演ずるアル・パチーノがジェレミー・
アイアンズのアントーニオに唾棄されるシーンなどは、他の企画で
そう見れるものではない。
作品中に並ぶ金言の数々、パチーノが独白するユダヤ人差別への
怨嗟の声など、今でも古びたものになっていない台詞は多い事でしょう。
しかし、であればこそ、当世に生きて本作を見る私達に、もっと訴求
させられる様に作れなかっただろうか。
舞台劇の延長で作られた感じが強く、放蕩者で友人からの借金で
女相続人の心を射止めるバッサーニオらや後の指輪での恋の駆け引き
などは本題の部分とかけ離れた話になっているので、シェイクスピアに
一家言のある人はともかく、一般的には観客の印象をあやふやにさせる
ものに見えます。
シェイクスピアの書いた、この話自体が、教訓的なもので無く、むしろ
娯楽要素の濃いものであったとしても、この映画を見る限りは
シャイロック扱いが余りにも半端に見える。
ポーシャ役のリン・コリンズは貴族令嬢には見えないが、むしろ男装
している時の方が感じ良い。
投稿者:イドの怪物投稿日:2005-12-14 11:59:59
この映画は「アル・パチーノ」の一人芝居とこの時代をそれらしく見せている画面のすばらしさに尽きる。
それ以外は退屈な映画であった。シェークスピアを読んだことのない物として、男装した裁判官に気がつかない周囲の人々は非現実的であり、その裁判官がキーとなるに至っては言うべきことが無い。
芝居なら結構面白いかも知れないが、背景がこれだけリアルな質感を持った映画では不自然と感じた。
またこれでシェークスピアは読む気がしなくなった。
投稿者:座間投稿日:2005-12-12 10:24:35
比較的脚本忠実でありながら,うまく映画にマッピングし直すことができた
作品として評価できるでしょう.

アル・パチーノの演技が突出しており,アイアンズ,ファインズ等は,吹け
ば飛ぶような印象のなさ.

対照的なのは,ポーシャを演じたコリンズで,手前勝手な性悪女を見事に演
ていました.

ただ,新釈「ヴェニスの商人」を期待して全く別の結末を期待した向きには
残念なつくりで,シャイロックが不当で不公正・悪辣極まりない悪女ポーシ
ャに代表されるキリスト教徒に迫害を受ける「悲劇の主人公」としてしか描
かれていないのが食い切れないところでしょうか?

実際,シャイロックはまるでステレオタイプのユダヤ人(狡賢く悪辣な癖に
間抜けだという)の範囲にとどまっており,昔,新釈舞台劇でみた,糾弾者
として勝利するシャイロックとは異なっていました.
 そこでは,シャイロックは非常に知性的かつ論理的に描かれていました.
(キリスト教への皮肉を込めて)羊を法廷に出すことを要求し,血を一滴も
流さずに1ポンドの肉を取り出して見せるように逆襲します.それができる
ならその通りにして見せると反論して,血と肉が不可分であることを論理的
に反駁するのです.また,証文には血を流してはならないとの記述もないこ
とを改めて述べ,差別主義者アントニーオと似非紳士バッサーニオ,狡猾女
ポーシャを屈伏させるのです.この劇では,最終的にはシャッロックは,法
廷の不公正とキリスト教会を打ちのめしたところで巻幕く間に下がり,3バカ
トリオ(アントニーオ,バッサニーオ,ポーシャ)が名誉を失墜して凋落し
ていく様が語られて幕が下りるのですが…(全く別の舞台劇です.念のため…)

 まあ,ここまで極端な解釈はキリスト教社会では困難でしょうが,従来に
ないシャイロックを主人公に据えたこのは評価に値します.エンディングの
物言わぬパチーノの無言の演技はさらに素晴らしい.
 食い切れないけれど,十分に鑑賞の価値がある作品ではと思います.
投稿者:hanya投稿日:2005-12-08 04:47:16
うまい具合に、演劇が映画にシフトできていたように思う。
役者たちの力もすばらしかった。目で語る。身体が示す。

特筆すべきはやはりアル・パチーノだが、あの激情の表現は最高。
あんなに大音声なのに、ムラも出ず割れもせず、素晴らしい腹筋声帯役者魂。
まるで観客の私まであの場にいるかのような緊迫感。
気圧され、飲み込まれる。

クライマックス逆転されてから、どんどん老人になるとこもすごい。
バッサーニオたちのその後もどろどろしてて興味深い終わりだ。
観終えてからも、登場人物たちの今後を思って悶えてしまった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-11-23 17:24:57
昔むかーし読んだ「ベニスの商人」とは、かなり印象が異なった。無論、結婚申し込みの箱選びや法廷のシーンなどは記憶通りだったのだが、改めてユダヤ人迫害を赤裸々に描いた作品だったことを痛感した(すみません、シェークスピアは殆ど読んでいない無学者です)。
アル・パチーノ自身が強く望んだシャイロックの存在感がきわめて強い。キリスト教徒に蔑まれ、殆ど迫害され、挙句に娘をキリスト教徒に奪われた怒り。その迸るような憤りが観る側を圧倒する。
そうした憤りに対しては、アントニーオも男装したポーシャも単に小賢しくみえてしまうから損だ。道理が通っているのはシャイロックの方だが、法廷で逆転した後に、財産没収に加えて棄教までさせるというのはまさしく不公平。こうした迫害や差別が現代まで尾を引いているのだから、人間とは本当に困ったものだ。
投稿者:bono投稿日:2005-11-05 04:02:38
いやぁー、相変わらずアル・パチーノは孤独な男をやらせたら天下一品!今回は抑えも効いてるし、本人も相当この役をやりたかったんだろうなぁ。シャイロックが主役ってのもあるけど彼に同情しちゃう。高校の先生とかが生徒に薦めそう。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 衣装デザイン賞サミー・シェルドン 
【ソフト】
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