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空中庭園(2005)

メディア映画
上映時間114分
製作国日本
公開情報劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月2005/10/08
ジャンルドラマ
たったひとつだけ、私は家族に隠していることがある
空中庭園 特別初回限定版 [DVD]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 2,000
USED価格:¥ 910
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 Photos
空中庭園空中庭園

【クレジット】
監督:豊田利晃
製作:孫家邦
尾越浩文
石川富康
島本雅司
椎名保
企画:孫家邦
森恭一
プロデューサー:菊地美世志
原作:角田光代
『空中庭園』(文藝春秋刊)
脚本:豊田利晃
撮影:藤澤順一
美術:原田満生
衣装:宮本まさ江
編集:日下部元孝
音楽監督:zAk
エンディングテー
マ:
UA
『この坂道の途中で』
ヘアメイク:小沼みどり
徳田芳昌
照明:上田なりゆき
録音:柿澤潔
助監督:宮城仙雅
出演:小泉今日子京橋絵里子
板尾創路京橋貴史
鈴木杏京橋マナ
広田雅裕京橋コウ
今宿麻美サッチン
勝地涼森崎
山本吉貴
渋川清彦
中沢青六
千原靖史
鈴木晋介
國村隼京橋絵里子の兄
瑛太テヅカ
ソニンミーナ
永作博美飯塚麻子
(特別出演)
大楠道代木ノ崎さと子
【解説】
 直木賞受賞の人気作家・角田光代が“家族”の意味を見つめ綴った第3回婦人公論文芸賞受賞の同名連作短編集を小泉今日子主演で映画化。“隠し事をしない”がルールの一見幸せそうな家族が、実際にはそれぞれが秘密を抱え、いつしか互いの気持ちがバラバラになっていくさまを辛辣かつシニカルに描き出す。監督は「青い春」「ナイン・ソウルズ」の豊田利晃。
 “ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。娘のマナは学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男とラブホテルに行き、弟のコウも学校をサボりがち。また父の貴史は浮気に走り、妻の絵里子はベランダのガーデニングにいそしみながら、母との長年の因縁に悩んでいた。そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナがコウの家庭教師として京橋家に現われたのをきっかけに、家族の歪みが少しずつ表面化してゆく…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:pekorasse投稿日:2012-03-06 15:35:19
【ネタバレ注意】

<何事も包み隠さず話す>というルールの設置
それで上手くいくと思われた家庭は、
ぶっちゃけ話はできても各々にとっての肝心なことは隠しこむ、
幸せそうに見えるのは体面だけの歪んだ家庭となっていた…

この家族はどうしょもなくなる寸前までいくのだけれど
破たんを迎えることはなかった

これは終盤の帰りのバスの中で父が娘に話していたとおり
「愛がなくて(ここまで)やってこれてるわけない」からである
(※追記 ↑正確には「でもな、そんなんしてまでもあのしょーもない団地の家守るなんて地味なこと、
愛がなくってできるかい!、、でしょ?」でした)

ホントは陰鬱な表情がデフォルトなのに
いつも家族に笑顔を向けてくれる母

そういった家庭を維持するための母の涙ぐましい姿勢は
それが欺瞞や演技の色合いを帯びていても
愛に属するものだということを夫も子供もわかっているのだ
母になりきれない人が必死で母の役割をやってるということを

みんな各々のどうしょもなさ(心の未処理問題)を抱えていて
そのどうしょもなさと折り合いをつけて幸せを志向するのだけど
やっぱり力業じゃムリだったりして、
ボロがでて問題が表面化することでやっと正統な取り組みを見いだせる
陳腐な言い回しだけど、ここからスタートって感じか

欧米人みたいに親が子に対して「アイラヴユー」とはいわない日本人
大事なことは墓場まで持ってくというこの作品の母の母のスタンスもそうだ
大事な思いを表に出さず秘めることは美徳でもあるが、
秘められるとやはり周りの人間からしたら思いは見えにくくなり、不信や錯誤につながりやすくもある
おそらく母がひきこもっていた当時も見えにくさから(ストレスの多さも相まって)錯誤してしまい
「私は愛されてない」と思いこめてしまったのだろう

投稿者:Kircheis投稿日:2012-01-16 14:22:36
【ネタバレ注意】

幸せそうな家庭の奥底に潜む欺瞞が徐々に表面化していく様を描いた話。

この映画のどこかおかしいぞって感覚は、旦那が浮気してるからでも子供が学校サボってるからでもなく、小泉今日子が全員に無理やり理想を押し付けてるからだ。
それをキョンキョンの表情とかセリフ、妄想の世界での殺人劇などで表現する監督の才能はなかなかのもんだと思う。

大楠道代もさすがの存在感!!

板尾の演技はコメディアンだからなのか、真面目な場面でもちょいちょい笑えるね。

最後少しハッピーな予感を漂わせて終わるのは俺には許せない。
浮気がばれてしまった以上、家族ごっこをこれ以上続けても満たされる事はないはずだ。

浮気や子供がエロ本に写真投稿されてるのがばれてなければ、このエンディングで良かったんだろうけど…(+o+)

投稿者:袋小路投稿日:2007-05-04 02:06:51
幸せそうな家庭の内部崩壊というよくある設定で、崩壊が性に絡んでいるというのはアメリカ映画っぽい印象でした。夫や娘息子の話は表現も陳腐でがっかりしかかったのですが、小泉今日子の存在感に引かれて見ていると、シュールな味が途中から強くなり心理劇のようになってからは面白くなりました。全体を通じて不幸な満たされない感覚が充満していて不快なのですが、それが小泉今日子に収斂していきます。その辺の丁寧な描写と彼女の優れた演技によって段々と感情移入していったので、最後に愛された記憶により癒しと再生が果たされるというのは救われた気がして、後味は悪くありません。原作は分かりませんが最終的に家族ではなく個人の物語になったのが良かったと思います。大楠道代と小泉今日子の映画です。
投稿者:Sekino☆そら投稿日:2006-11-26 18:18:58
【ネタバレ注意】

家族にどんなことが起きるかなど全く予想がつかない。
過去を堀りおこしても漕ぎ出した船は脈々と赤い川を
たぷたぷ流れているのである●○

いくら反面教師にしても血は争われない。「オマエは
親父そっくりだな」とか「そういうとこばっかり似て。」
とか「まったくしょうがないね。」とか、いつまでたって
もそういう言い逃れのできない会話に「ああ。」とか「う
う。」とかを繰り返ししているうちに話は方々に散らばって
最後は笑って終わるような家族がもっとも平和に咲いてい
る庭園のように思ってしまう★

鮮血を見せるシーンが所々に出てくるがそれは家族である
刻印を確認しているとも取れなくない。。


Sekino☆そらhttp://blog.goo.ne.jp/anndarusia2000/

投稿者:黒美君彦投稿日:2006-02-15 20:26:00
【ネタバレ注意】

平凡に見える家族と家(映画の中では「団地」と表現されるが、明らかに大規模マンション)をめぐる不穏な違和感。
ほぼ全編がそうした違和感に包まれる。
秘密を持たないことがルールの京橋家。
主演の小泉今日子は、いつも笑顔を忘れない母親。彼女は母親(大楠道代)との確執から暗い少女時代を送り、その反動で、計画的に家族らしい家族を作り上げた自負を支えに生きている。
しかし実は家族の一人一人が秘密を抱えていて、少しずつ家族は破綻し、家族のありようが変容していく…。

こうした家族の欺瞞を描いた作品は、ひと昔の邦画によくみられたが、まだ支持を得ているんだなあというのが率直な感想。それだけ普遍性がある、ということなんだろうねえ。
登場人物はろくでもない自己ちゅーばかりだし(主人公も含む)、誕生日を忘れられていなかったくらいのことで救われてしまいそうだし、私はどうも共感できないんだな、この類の作品に。
ただ不穏な映像センスはなかなか。ホラーとか心理サスペンスを撮ったら、結構上手いのでは、と思った。不祥事を乗り越え、豊田監督、頑張ってください。
それから、出演者では何といっても大楠道代が秀逸。キョンキョンの比ではない。その確かな演技と存在感に敬服した。

投稿者:sabu投稿日:2005-10-28 01:46:12
【ネタバレ注意】

はたから見れば、とてもいい家族という像が、一皮向いてみれば、破滅と絶望に満ちているという様子を効果的な演出とカメラワークで表現している。それは、効果的に使われている撮影手法、長回しや、ダッチアングルと呼ばれる、被写体を斜めに撮影する方法で、本来あるべきものを歪曲して観客に捉えさせる。それにより、効果的に表現された、家族とその周りの人々の人間模様が、徐々に悪化していき、やがて秘密が露になっていく。その様子はキャラの魅力というものにも助けられ、かなり面白く表現されているのだが、この作品のメッセージ性がちょっと乏しいかなとも思った。何より、破滅から再生の兆しを見せたかったんであろうラストも、再生への的確なプロセスというものが削がれているため、あまり幸福感は感じられない。結局、何が変わったんだろう?と問いかけるが、変わっていないことに意味があるのかも知れないと感じさせる映画だった。http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/index.htm

投稿者:Longisland投稿日:2005-10-20 11:12:25
郊外の新興住宅地に立つ瀟洒な団地に住む家族が、実はお互いに秘密を持っていた云々 となんか安っぽい2時間ドラマになりそうな設定も、各キャラクターに魅力があり、陳腐にならず緊張感溢れる作品に仕上がっている。
特に、小泉今日子の表情の演技が素晴らしい。コンビニで振り返るシーンだけでも本作品を観る価値あり。血の雨、揺れ、回転する画面等 奇抜な演出も不安定な人間関係を効果的に描いている。

追記 06-01-09
  自分の05年邦画No.3でした
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 主演女優賞小泉今日子 
■ 主演女優賞小泉今日子 
 ■ ベスト10第4位
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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