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アワーミュージック(2004)

NOTRE MUSIQUE

メディア映画
上映時間80分
製作国フランス
公開情報劇場公開(プレノンアッシュ)
初公開年月2005/10/15
ジャンルドラマ
アワーミュージック [DVD]
USED価格:¥ 2,847
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アワーミュージックアワーミュージック

【解説】
 巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督が9.11テロ以降の世界を見据えて描いたドラマ。悲しみの歴史を抱え込んだ街サラエヴォを訪れたゴダールと彼の講義を聴きに来た一人の少女との束の間の交感を描く「煉獄編」を中心に、前後に「地獄編」と「天国編」を加えた3つのパートで構成。
 第1部の「地獄編」ではニュース映像から劇映画まで、戦争にまつわる大量の映像が10分間にわたって映し出されていく。そして第2部「煉獄編」では、サラエヴォへとやって来た映画監督のゴダールが、大学で講義を始める。イスラエルとパレスチナの対立を、“切り返しショット”という映画の手法を用いて捉え直す試みを解説する。講義を聴いていた学生の一人オルガは、自ら編集したDVDをゴダールに手渡す。やがて帰国したゴダールはオルガがイスラエルで自爆テロと間違われ射殺されたことを知る…。映画は、最後にオルガが優しい時間に包まれた第3部「天国編」で締めくくられる。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
861 7.62
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【ユーザーコメント】
投稿者:mototencho投稿日:2010-05-09 19:54:55
 映画好きとしては笑われてしまうかもしれませんけれど、「勝手にしやがれ」と「気狂いピエロ」以外はさっぱり分からないジャン=リュック・ゴダール。そんな凡庸な感性のわからんチンでも感激してしまう一本http://mototencho.web.fc2.com/2007/secretli.html#ourmusic
投稿者:投稿日:2009-09-26 18:40:00
30分ほど見て、止めて、少し眠って覚めて、最後まで見た。
なんという快楽。
映画は、というと、ホメロスのような詩人のいなかった国は戦争に負けた事が歴史として定着してしまうという話やゴダールの講演シーンの「フィクション/ドキュメンタリーの同一性」、「男/女のショットの切返し」についてなど、面白くなりそうなのに例によって難解にしている。
類いまれなる映像感覚!と、トリュフォーに賞賛されたゴダールだがフランス語(言葉)からは決して離れない。
第3部の天国篇では、若者たちが見えないボールで遊んでいたり、リンゴを食べたり、本を読んだりしている。
快楽からは遠く離れているように見える。
投稿者:uptail投稿日:2009-09-04 10:00:39
ジャン=リュック・ゴダール
投稿者:paris1895投稿日:2007-04-23 19:07:36
カイエ・デュ・シネマ出身の映画作家達の殆どが、ジョン・フォードを否定したのだ

あの映画の生まれた年に生まれた、正に映画の歴史とはジョン・フォードの歴史ともいえるフォードを否定したのだ

という過去を踏まえて見て見ると、ホークスへの言及シーン、インディアン(ネイティブアメリカン)の出るシーン、がフォードへの為のモノになっていく気がします。

ゲーテを模したその構成も、何かのいつかの書物で読んだ様な台詞も全ては、デビュー当時からのゴダールのままで、少し変わったといえば、観客に映画について来る事を許している事ぐらいな気もします。

この人ほど、美しかったフランス映画をボロボロにした人はいません。
正確に言えば、ゴダールの真似をしまくったフランス人達が、ですが。
シネマ・テイクであの映画の愛が燃えていたゴダールが、何故こうも映画を壊すのでしょうか。
投稿者:さち投稿日:2006-10-18 15:22:57
hutuu
投稿者:hendrix投稿日:2006-10-16 13:49:39
これで24本目のゴダール作品なわけですが、彼のスタイルは基本的には変わっていない。むしろわかりやすいほうか・・・冒頭のストックショットを取り入れた地獄編は、白黒とカラーを交互に組み込ませた構成になっているし、会話の途中でオーケストラがエコー音に変化することや、インサートショットなどで現在と過去を同時に見せる試みもしている。ゴダール得意の横の長〜いドリーショットもあるし。(ウィークエンド・万事快調など)

過去のゴダール作品とは違い政治的な台詞になぜか重みがある。もちろんホークスの映画を語るシーンや自らの映画論を語る所は少年に戻ると言うか、大人気ないというか・・・それでも天国編の美しい風景に目を奪われた。これからもゴダールに目が離せない。4.5点
投稿者:8397MT投稿日:2006-08-02 03:24:22
 ゴダールの映画はいくつかしか見たことがない。どれもよく分からなかった。しかしゴダールの映画史という本を読むと少し分かったような気がした。この映画はその本を読んでから見た。けっこう面白いと思った。

 この映画はゴダールのほかの映画と違う感じがした。他のといっても私が見たのは『彼女について私が知っている二、三の事柄』と『アルファビル』と後二つぐらいだが、違うと思ったのは役者が演技をしているところ。他のでは役者は台詞を棒読みしているだけに見えた。
 ゴダールはドキュメンタリー、とか実際にあった映像も役者が演技している映像も区別なく使っているらしい。今回の映画では戦争の映像なんかが入っている。こういうとこは好きだ。あとネイティブアメリカンぽい人が突然登場する。またゴダール自身も登場する。恐らく本物なのだろう。確かに本人が本人の役を演じることにはそれなりの意味があると思う。
 この映画には物語的な要素、ドラマチックなとこがあると思う。ゴダールも物語的な要素は必要だと語っていて、そういう試みが成功しているように見える。
 色々描いたが、やっぱり私はほとんど分かっていないと思う。学生が「デジタルビデオは映画を救いますか?」という見当違いの質問をして、ゴダールはなにをいっているんだこいつはという顔をするシーンがあった。そのシーンが思い出される。
投稿者:篭瀬山投稿日:2006-04-19 22:58:10
 雨が降ると傘を差すのはなぜかというと、人は、頭が濡れると惨めな気持ちになるからだ(毛の無い人はどうなのだろう?)。

 とはいえ、傘を差してはゴダールの映画は楽しめない。ゴダールを楽しむには、まずハゲになる必要がありそうだ。

 第1部の映像コラージュ(とでも言うのか)を見ていて、映像の持つ暴力性を、例えばスピルバーグなんかより、はるかに洗練された手法で提示していると感じ、感心した。4
投稿者:ノブ投稿日:2006-04-04 01:31:54
【ネタバレ注意】

「アワーミュージック」(監督:ジャン・リュック・ゴダール 80分)
全般的に
映画的面白さ(シーンの美しさ・上手い構図のとり方・上手い照明の使い方・映像を使った面白演出など)では「パッション」「探偵」「右側に気をつけろ」頃の作品には及ばない
又「中国女」「ベトナムから遠く離れて」「ワンプラスワン」頃の作品と比べるとセリフの内容や説明がわかりづらい(というかほとんど分からないし、共感さえできない)

そんな中で印象に残ったのは「1つの事が2つの事を同時に映し出す」という感じが象徴的にセリフで説明されたり、映像として映しだされた所だった
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イスラエル建国という出来事が、「ユダヤ人は約束の地イスラエルを求めて海を渡る」という(フィクション)と「パレスチナ人はユダヤ人に追い払われ海で溺れて溺死する」という(ドキュメンタリー)両方はらんでいるという説明
映像として映し出された例
修復中の建物内のシーンや修復中の橋を撮っているシーン
理由:修復中の建物は、破壊されて瓦礫となっている部分で悲惨な戦争という暗い過去を、修理中の部分(特に女の子があがっていった木の階段)では戦争から立ち直っていくという明るい未来をイメージさせるから

セリフの内容や説明は分かりづらい(共感できたのはイスラエル建国の説明と「今こそ「創造的な(既存の権力を打倒するとか破壊的なものではない)」革命が必要だ」というセリフくらい)し、映画的な面白さも欠けるが80分と短く最後まで観れる作品

投稿者:クロード投稿日:2005-11-23 20:31:26
 「人類はこの世に出現すると熱心に殺しあった。生存者がいるのが不思議なくらいだ」
 ゴダール映画は映像と音楽と、文字・字幕でリズミカルに、年を取って『愛の世紀』なんか特に狂おしく迫ってくる。あれなんざ不覚にも落涙した。
 観念的手法ではアンゲロプロスも似ている。『エレニの旅』は流石ギリシャ悲劇の国の底力と感銘を受けたが、アンゲロプロス作品は先ずセンチ感傷が先行し思わせぶりたっぷりの美的映像の一こまがどれほど意味があるのか正直、私には分からない。
 書物なら何度も見返して考えられる。私は自慢ではないが映画の一瞬で詩的観念的文字を理解出来る能力を持ち合わせていない。
 それでもゴダールに決めた。もう一人いたか。『御法度』でばっさり一本の木を斬り捨てた大島渚、この二人に老後のDVD鑑賞の楽しみに決めた。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 女優賞サラ・アドラー 
 □ 脚本賞ジャン=リュック・ゴダール 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】アワーミュージック2006/05/26\4,700amazon.co.jpへ
【レンタル】
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