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夜のピクニック(2006)

メディア映画
上映時間117分
製作国日本
公開情報劇場公開(ムービーアイ=松竹)
初公開年月2006/09/30
ジャンルドラマ/青春
夜のピクニック [DVD]
参考価格:¥ 2,448
価格:¥ 2,448
USED価格:¥ 1,186
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夜のピクニック夜のピクニック

【クレジット】
監督:長澤雅彦
プロデューサー:上原英和
企画プロデュース:牛山拓二
武部由実子
原作:恩田陸
『夜のピクニック』(新潮社刊)
脚本:長澤雅彦
三澤慶子
撮影:小林基己
編集:掛須秀一
音響効果:柴崎憲治
音楽:REMEDIOS
DAKOTA STAR
音楽プロデューサ
ー:
伊東宏晃
主題歌:MONKEY MAJIK
『フタリ』
VFXプロデュー
サー:
隠田雅浩
コンセプチュアル
デザイン:
種田陽平
照明:中村裕樹
録音:滝澤修
助監督:宮野雅之
出演:多部未華子甲田貴子
石田卓也西脇融
郭智博戸田忍
西原亜希遊佐美和子
貫地谷しほり後藤梨香
松田まどか梶谷千秋
柄本佑高見光一郎
高部あい内堀亮子
加藤ローサ榊杏奈
池松壮亮榊順弥
近野成美さくら
嶋田久作藤巻
田山涼成校長先生
南果歩貴子の母親
【解説】
 第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを映画化。24時間、夜を徹して80キロを歩き続ける学校の伝統行事“歩行祭”に参加した高校生たちが繰り広げるほろ苦くも甘酸っぱい青春模様を等身大かつノスタルジックに描き出す。主演は「ルート225」の多部未華子。監督は「青空のゆくえ」の長澤雅彦。
 夜を徹して80キロを歩き通す高校生活最大のイベント“歩行祭”。3年生となり、今年が最後の歩行祭となる甲田貴子は、一つの賭けを胸にこの特別な日を迎えた。それは、一度も話したことのない同じクラスの西脇融に話しかけること。普通の人には簡単なことが、貴子と融の間ではそうはいかなかった。その理由は、貴子が親友の美和子や杏奈にさえ隠し続けるある秘密にあった。一方、妙に意識し合う貴子と融の関係を勘違いしているクラスメイトたちは、この歩行祭の間に2人をくっつけようと躍起になっていた。
<allcinema>
【関連作品】
ピクニックの準備(2006)前日譚
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
747 6.71
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【ユーザーコメント】
投稿者:北村もとい投稿日:2018-10-27 09:32:15
恩田陸原作による青春もの作品で、一昼夜歩き通す高校のイベントをメインにして主人公達の関係を描くという試みは良さそうなのだが、見る前はインディーズ系っぽいシリアス路線の作品という印象だったが、実際はコメディ色が悪い意味で強く、作品のトーンに統一感がなく、見たほとんどの人が、思ってたのと違った・・・と感じてしまうのではないか。
特に何もない歩きのシーンに回想シーンが交互に入る構成だが、これだと歩行祭の魅力や意義が殆ど伝わってこず、結局回想の方がメインでストーリーが進行してしまっており、そもそも原作自体が映画化に不向きだったのではないか。
歩行祭こそが本作の魅力のはずなのにそれが伝わってこず、ただ歩いているだけにしか感じられないのは最大のマイナスだ。
アニメーションを使ったシーンや柄本佑のロック少年のキャラは完全に滑っており、見ていて白ける。
部分的にはいい所もあるので、監督が違えばもっといい出来になっていた可能性はあり、いろいろと惜しい作品である。
投稿者:Stingr@y投稿日:2016-07-15 20:41:36
と言ってあげたいのは、

1.「異母兄弟が同級生」になるよう、同じ年に、狭い地域社会で、妻妾仲良くそれぞれに子供を仕込んだお父さん。
2.こんな無理な設定でストーリーを物した原作者。
3.雁首そろえてこんな本を“本屋大賞”に選定した選考者たち。

そもそも、原作のストーリーに中身がないうえに、映像向きではないので、どんなに演出を工夫しようと無駄だ。“本屋大賞”とは、“読んでもらいたい本”ではなく、“売りたい本”のことで、良く言ったとしても“(上から目線で)読ませたい本”のこと。
何か、文句ある?
投稿者:brilliant tomorrow投稿日:2011-08-16 18:06:35
 「夜」は、大人になっても特別な感じがする時間帯、、、そう思います。秘密・謎・悪戯・・・・。夜の行動が自由にならず、しかも多感なハイティーンの時期なんて、たまに許される夜の活動はとっても刺激的で、別に何の予感もなくても期待度マックスだった覚えがあります。そういう気持ちで借りた本作は、自分にとってはまったくの肩すかしでした。夜ならではの出来事って作りにぜんぜんなってない。「夜、何が起きるの? 何か起きるんでしょ?夜に! え〜っ!もう夜明け?」って流れは勘弁してください(ToT)。物語全体のエピソードがユルいのは予想して借りているので、「作りました」然とした突発事がなんにもないのはかえって好感触でしたが。。。
 大がかりな邦画がはずれまくる今、こういう身近な小さい映画に期待はしています。都合よく進む筋書もアリだと思っています。でも、せめて「TVドラマではなく映画にした意味」がほしいとも思っています。この映画は、ドラマどころか、おらが町のどっかその辺をロケして思い出に作った素人映画でも十分なレベルの脚本だと思いました。それを大画面に堪えうるものにするスタッフのプロ技術に期待します。
 さわやかといっても差し支えない作りにはなっています。細かいところで人間心理とか人間工学とかを問わない広い心で観られる方にならオススメできます。
投稿者:nabeさん投稿日:2011-07-15 00:33:34
地味な青春映画である。
夜を徹して80kmを歩き通す「歩行祭」。参加している高校生にしてみるとその意味は解らず、ただ疲れてだるいだけだろう。しかしそこには思春期ならではの甘酸っぱい青春がある・・・はずなのだが、本当にみんなだらだらと歩いているだけである。多部未華子や石田卓也ら主演連中も本当につまらなそうだ。
この映画の主題になっている二人の秘密にしても、このだらだらな雰囲気の中では、どうでもいいことのように思えてしまう。これでは「夜のピクニック」という洒落たタイトルが可哀そうだ。むしろ修学旅行か文化祭に場面設定を変えたほうが、作者の意図は伝わりやすかったと思う。
投稿者:かっこう投稿日:2011-06-27 21:44:43
ただ歩くだけなんだけど色々なエピソードがはさまれて、最後まで楽しむことができた。こういった何ということない、ただ歩くだけの行事が思春期には何か特別なものだったと、今になると思う。当時はダルイと思ってただけかもしれないけど・・。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-08-09 22:06:14
多部未華子が出てなければ観る事は無かったと思うが、基本的にこっちの好きなストーリー要素の一つの、二人の男女の「もどかしさ」が、脚本上の不備や説明不足な背景キャラ(なぜか馬のマスクを被ってる奴が居る)、結果的に機能していない描写(多部が空想するアニメキャラ)、生徒や教師の疲労感の表現のマズさなどを補っていた。予告編のネタバレは最悪。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-03-22 14:43:39
【ネタバレ注意】

多部未華子の奇怪な容貌を見ていると、ニヤけてきてヤバいくらいなので、うまく映画を評価できるか心配だったが、意外に悪くない作品であった。オタク系のゆるい「深夜アニメ」の空気感を備えた映画である。やけに誇張された芝居くさい演技を担当するアゴデブ女優・貫地谷しほりも、そういう雰囲気作りに貢献しているし、「学園内イベント」という設定自体がオタク・アニメ的だ。

とにかく、多部の可愛さが尋常ではない。なぜ、あのサボテンみたいな顔に、ちっちゃな胴体が付いているのだろう?顔立ちからすればファッションモデル並みの長身が似合う。が、いつ見ても、おかしなバランスが絶妙だ。ちっちゃくてヤバい上に、色気の無い鋭い目つきが、奈良美智の現代絵画を連想させもする。あの、ブキミな可愛さ、たまらんな。
演技は下手なほうだが、黙って動作をしている限りでは、ものすごくリアルな「気」を発する。そこが彼女の魅力である。「なまもの」である。妖怪のようでもある(褒めているつもり)。

さて、そのヒロインを(が)意識する少年のキャラ設定が好ましい。「先読み」的に嫌っているというか、相手を意識し過ぎて、ケチをつけてばかりいる。特にヒロインは、それに強く影響されてしまい、ドス黒い表情に引きこもる。(ミニ)サボテン的で、おあつらえ向きの役柄である。多部ならではの映画かもしれない。

正直、点数はつけ難い。
かなりヒドい物語。
下手なマンガのアイデア満載。
ぜひ(悪い)参考にするように。

ひとことで言えば、イタイイタイ描写が多いが、それを底無しの「なまぬるさ」で誤魔化している映画。
オチが分かると、かなり嘔吐しそうになる。低得点をつけたレビュアたちの本音だろう。
(以下、ネタバレ注意。)
最初のうちは、てっきり「好き避け」の若いカップルが、「やらされ感」の強い80km遠足のあいだに、疲労と夜闇に押し流されて、じわじわ接近するラブストーリーだと思っていたが、とんでもない『冬のソナタ』まがいの禁じ手使いだった。
まあ、察しの良い人なら分かると思う。

そのどんでん返しを、さらに大技返しでエロい方向へ持って行けたら面白かったのだが…(って、ありえねぇよ)。
あこぎな『冬のソナタ』は、結局、それをやってのけたから成功したのだとは思う。

前半は奥行きのあるショットが多く、異様に長い行列の光景など、なかなか好ましい。
ゆるい話であるから、時々、強引に派手キャラを動かして、どすべりのギャグを放つ。それは、まあ、あっても無くても良いとは思う。つまり、あっても無くても「総合点」は変わらない。

俺としては「5点」を付けたいが、「多部」効果が測定しづらい。
あえて辛口でいくと、不在の友人(加藤ローサ)の弟が途中から介入する展開は面倒臭いし、噛み合ってもいない気がする。また、不在の友人自体も、絵葉書の存在で良く、ことさら映像化する必要は無かった(そりゃ加藤ローサは見たいが、物語上は不要である)。

ジャンルとしては「ミステリー」映画に属する(いかにも俺流)。多部の「無表情」はそのために配置されている。そして、オチが分かると凄まじく興醒めなところが、質の悪いミステリー映画であることを実証している。

投稿者:irony投稿日:2008-12-29 04:38:35
【ネタバレ注意】

 原作は知らないが、母親がそんなプライベートな事を友人に告げるかね? ウチの子供は不倫の末、出来た子供ですって・・・ 友人が水臭いって言うが、そんなコンプリケートな事ぁ、話さないわなぁ?! ってか、そんな互いに目に触れる生活圏に居る事も理解に苦しむ 杏奈の弟のデリカシーの無さにも呆れたが・・。両家の家庭や、それまでの経緯が不明な為(二人の関係を隠す演出な為)ラストは無理矢理大団円な感じ

貫地谷しほりの役所がうざったい 柳原みたいで五月蝿くて苦痛の極み 高校生役をやるにはいささか無理がある ロック少年もあわせてうざったかった 脚本についていけない作品でした 冒頭に北京に行けなかったビッチバレーの女の子が出てたね

投稿者:きゃる投稿日:2007-08-12 00:50:47
【ネタバレ注意】

並んで一緒に歩くだけなのに、何で「特別」なんだろうね。
完走した二人の不器用な笑顔が、青春のほろ苦さと重なって
「START」の文字と共にフェードアウトしていくところが最高でした。

投稿者:トウショウファルコ投稿日:2007-06-11 04:11:14
ああ、そういうことなのねって言うお話。思ったより悪くないです。っていうか、魅力的な題材です。

思わせぶりにしたいがために、入学発表や同じクラスになったことを強く表現できなかったんですね。お互い知らず知らずの間に見つめていて、
何気ない互いの“いい奴”ぶりが描け、感情が雪解け、ひと言でも言葉をかけたくなっていくって
過程が欲しかったような・・・

しかし、どうしても致命的なのが、登場人物のまわりの子等。80キロ歩くんですよ。
ユニフォームはヨレヨレ、ダレダレでしょう? 映画に参加してますって感じが・・・有難いですよ。
そりゃあ、ありがたいですよ・・・でもね、まわりの人・風景も含めて、1本の作品になるんです。
見てはいけないけど見えてしまう。そこが残念ですね。

ランナーズ・ハイじゃないけれど、疲れきって、心のヨロイが脱げ落ちて声を掛け合う。判ります。
80キロ歩いた後の青春の“スタート”。ベタベタだけど、これはありです。この作品では。
一生残る青春の思い出だわさ。   
褒め過ぎかな・・・消化不良気味ですけど。点数、高ぇー(譲歩)。1歩だけ譲るか。
投稿者:Longisland投稿日:2006-10-05 00:50:10
なんぞ地方都市高校で本当にある24時間耐久歩行行事を舞台とした、青春ドラマ。ダラダラとしたメリハリの無いストーリー、散漫な笑い、目つきの悪い主人公の少女と表情に乏しい少年の平坦な演技等々、2時間弱が思いっきり長く感じ鍛錬歩行祭を体感したような疲労感。
だれちゃんがあの子にコクった、青春がなんたらかんたらと観手が恥ずかしくなるようなセリフの数々、唐突に挿入されるアニメ、中年♂には苦痛。
とはいえ脇役の少年少女は中々魅力的、高校最後のイベントって素材はもっと魅力的な映画になりそうなんだけどな〜。
東宝が製作すれば、もっと魅力的な作品になったような気がする残念な作品。

蛇足だが、友人が遊びに来たシーンで机の上にあったDVD「about love」(本作と同じムービーアイ)は解るが、「どら平太」ってのは??? 
投稿者:北極星投稿日:2006-09-30 15:34:51
封切初日、池袋で観ました。
午前中の上映回は寂しい客入り(十名前後)でしたが、理由は分かっています。同日・初日を迎えた話題作(長澤まさみ&妻夫木聡。こちらも血の繋がらない兄妹愛!)に客を奪われた格好ですね。
(1)北高鍛錬歩行祭(実在モデルは、水戸一高・歩く会)と貴子(多部未華子)たちの青春群像。映画・前半では主として前者が描かれ、後者に力点が移る後半は、俄然盛り上がります(この時、前半部での人物伏線が活きて来る演出が巧い)。
(2)歩行祭ゴール直前、貴子が、親友・美和子(西原亜希)に万感を込めて御礼を云う場面。顔を歪めて感涙を流す貴子に、貰い泣きでした。
異母兄の融(石田卓也)との和解・安堵、高三・歩行祭の達成感、美和子と杏奈(加藤ローサ)の友情への感謝、・・・等々、色々な感情が抑えきれなくなって溢れ出たのか。その意味で、前半・多部の演技(抑制の効いた鉄火面の表情)は、見事!
(3)ただ、出演者たちが売れっ子のせいか、どうしても前作でのイメージと重なってしまう点は、唯一、難点でしたが。例えば、「ダンドリ」(加藤&西原)、「ラフ」(石田)、「チェケラッチョ」(柄本)、「スウィングガールズ」(貫地谷)・・・等々。
http://popup16.tok2.com/home2/souki0307dousoukai/
投稿者:ANDRE投稿日:2006-09-27 12:06:40
すごくいいシーンも(少し)あるのに、よくないシーンが輪をかけて多い。
すべては稚拙でリアリティを欠く演出に起因してると思います。
エキストラや脇役の演技は不自然でウソ臭く、ギャグはほとんどスベってる。
音楽はひどいし(英詩の歌なんてダサイ)、キャストミスに思えるキャラも。
おまけにあのファンタジーシーンは・・・思わず帰りそうになりました。
救いは多部未華子と石田卓也。彼らだけが普通の高校生らしく息づいてる。
岩井俊二が撮ったなら、もっとリアルで鮮烈な作品になっていたかも。
ほんとに普通の、ただの、ありふれた青春映画ですね。

それにしても最近の邦画の監督って、場面や動きをなめらかにつなげられない、
役者にはっきり喋らせることもできない、物語にリアリティを加味できない、
という輩が多い気がします。これって演出の基本じゃないんでしょうか?
投稿者:幻巌堂投稿日:2006-09-27 11:23:56
 監督の長澤というお方、「卒業」でも「13階段」でも、メリハリのない稚拙な演出にウンザリしたが、残念ながら今回も一向に進境は見られなかった。なぜ次々とメジャーで映画が撮れるのか、不思議でしょうがない。特に今回はひたすら歩くことがメインの作品にあって、ルートの推移というか、何回か同じルートを歩くのだろうが、そのルートの全容がラストまでほとんど解らずじまいだし、私などそこが気になって、簡単なストーリーなんだけど、ドラマに集中できないほどだった。謎解きとはいえないかもしれないが、ドラマのキーポイントとなる2人の関係の見せ方もあまりにも芸がない。伏線として存在するのだろう葬式のシーンも、解りやすすぎて伏線にもなにもなっていない。もっともっと少なくともこの映画の10倍くらいは面白い作品になったはずの原作だけに、残念でならない。出演者の中では、姿勢のよさときりっとした表情が目立つ西原亜希が印象に残る。
投稿者:tanukun投稿日:2006-09-13 00:37:18
【ネタバレ注意】

長澤雅彦監督の作品は、おしなべてわたくしの琴線に触れるに足る作品を残してくれていない。(監督になる前の)プロデューサー時代の作品に「Love Letter」(1995中山美穂主演)があり、それは他に類を見ない透明感・清潔感あふれる秀作であった。今回も標題の通り“だからどうした!?”といいたくなる消化不良の感が否めない。歩行祭は分かる、夜通しというのも分かる。しかし、何度か画面に登場する鉄道高架橋が観ている集中力を殺いでしまう。水戸が起点のようだが、撮影の都合なのか生徒たちはどちらに向かっているのか分からなくなってしまう。ロケハンも映画を構成する上で重要な役割を果たしている筈だが、恐らく監督はわたくしのような人間が鑑賞することを想定していないのであろう。次に殺がれるのが個人個人の“描き出し”である。約2時間の映画では限界があるのだろう。どの人物をとっても中途半端である。これでは連続ドラマにしなければならないはずである。最後に殺がれるのは、また“だからどうした!?”である。異母兄弟に悩む2人が軸なのは分かるが、では「その先は?その真は?」である。キャストに近い将来に急成長しそうな豊富な人選が為されているのが唯一の救いである。(原作は未読です)

投稿者:黒美君彦投稿日:2006-07-06 11:28:19
年に一回、一昼夜ぶっ通しで80kmを歩く「歩行祭」という学校行事。
実際に高校時代に原作者の恩田陸が経験した歩行祭をモチーフに、男子生徒と女子生徒の淡い思いの交錯を重ねた作品。
主演の多部未華子、石田卓也、親友役の西原亜希らと長澤雅彦監督は、撮影に入る前に実際に60kmを歩き、歩き切ったのは多部未華子だけだったそうだ。
さて、作品としては唐突なアニメとの合成など、首をかしげたくなる演出もなきにしもあらず。他のシーンがきわめてオーソドックスなだけに、アニメとの合成の必然性を感じなかった。
単なる恋物語かと思いきや、実はそうではない、という物語の展開は悪くないのだが、それにしては背景にある家族関係が浮かび上がって来ないのがつらい。
それぞれが親に対して持つ感情が、どうにも薄いのだ。
あわせて、二人の和解に重要な役割を果たす主人公の親友の弟、というのが説得力に欠ける。なぜそこまでして…?というきわめて素朴な疑問が拭えない。
さらにもうひとつ。舞台である歩行祭が今ひとつ印象に残らないのが残念。せっかく主人公にとって最後の歩行祭なのだから、経験に基づく距離感や時間経過を示すような台詞が欲しかった。疲れた…という言葉と、歩行距離を示す看板だけでは、経験を共有できない、というのが正直なところ。
上映時間もちょっと長いか。15分くらいは短く出来たように思う。
最近の若手の特徴か、滑舌が悪く、何を言っているかわからないところがいくつかあったのは減点。
もう少し面白く出来たように思えるだけに惜しい。

ちなみに石田卓也は、およそ1ヶ月の撮影期間中に食べ過ぎ、かなり太ってしまったとか。確かに気をつけて観ていると、締まっていたり太ったりしているのがわかる(苦笑)。そんなところは楽しいかも(おいおい)。
【サウンド】
『フタリ』
歌 :MONKEY MAJIK
【ソフト】
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