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2013-05-24 ¥ 3,990円 → ¥ 2,952円 |
1、2話はハマりました。(子役は演技が上手い!)
が、雪穂が友人の江利子をレイプするよう指示する辺りで、雪穂にドン引き・・・。
まぁ、11歳の頃からすでに亮司をトラックの前に飛びださせて「僕は死にましぇん」ごっこをやらせるというムチャもビックリしたのですが・・。
刑事を演じる武田鉄矢の嘘くさい関西弁と浮いた演技がなんかなんともいや〜ないやらしさで拒絶反応でましたが、ラスト2話でこの武田鉄矢の存在感がすごくて心の中でいつの間にか応援していました。(笑)
殺された相棒・古賀のカタキをうつ・・・っていうのもありつつ、父性も感じさせつつ・・・。
キャストや話の見せ方が素晴らしかったです。
こちらも原作を読んでみます!
追記
・・・ということで、原作本を読んでみました。(続編の「幻夜」と関係ないのに「シンデレラ白夜行」まで読みました)いや〜本も面白かった!
本の方が乾いた感じかな?
ラストと亮司のキャラはドラマの方が好きでした。
それにしても、脚色が見事。余さんと八千草さんのキャラクターの膨らませ方が素晴らしい。
何とも救いのない物語だが、ドラマとしては力作。好青年に見える山田孝之が汚れ役を好演。綾瀬はるかも可愛いだけではない女優としての新境地を開いてみせた。渡部篤郎や麻生祐未、八千草薫といった脇役もそれぞれさすが、という演技。
関西弁の武田鉄矢は確かに無理があるし、脂っこさが鼻にもついたが、終盤、特に最終回の山田と対峙するシーンは圧巻。演技者としての迫力は評価できるのではないだろうか。それと子役の福田麻由子。彼女はぞくっとするくらいの演技だった。
原作は未読だが、子供による殺人とその後の転落を追った異色のストーリーは、その救いのなさにただただ立ちつくすしかない。嘘に嘘を重ね、愛する者のために罪を重ねていく虚しさ。救いは彼らのなかにある「良心の疼痛」だけか。
騙し、殺し合うことによってしか人生の目的に達せられないとしたら。何とつらいことか。
こうした心の襞は、連続ドラマでこそ表現できるものだ。ドラマのTBSの復活を志す制作者たちの挑戦を喜びたい。だが、も少し救いのある原作も選ぼうよ(苦笑)。
最終回で武田鉄矢が山田孝之に「お前には子供がおるんや」と伝えるシーンがあったが、放映期間中にスポーツ紙を賑わせた「山田に隠し子発覚」のニュースとだぶってしまった(笑)。
ジグソーのピースが後にピタッと合わさってゆくような感触の原作とはちょっと違った雰囲気で進んでくようですが、まぁドラマはドラマなりの面白さがあるのかもと思ってちょっと期待してますが・・。
山田くんは影があって亮司的なイメージ。綾瀬はるかちゃん、雪穂役は難しいと思うのでこれからが演技の見せ所かな・・。
笹垣役の武田さんは・・何か違和感ある関西弁ですが、私もいっそのことドラマじゃ設定を博多に変えてしまえば・・と思ったんですが、コテコテの博多弁じゃかなり雰囲気変わってしまうもんねぇ。
じゃあ赤井英和あたりどうか?メイクで老けさせれば・・とか勝手に考えてみたがピンとこなかった。
あの怪しげな関西弁により、何か謎を含んでそうで(何考えてるんかわからない親父っぽくて・・)いいのかもしれない・・どうなんだろ?
なんか、前田亜希(漢字合ってるかな?)にどことなく似てる?
原作を楽しんだ人間としては、不満な点もなく、今後も期待できそうな予感。
泉澤祐希くんと福田麻由子くんの二人は、いかにも山田孝之・綾瀬はるかコンビの幼少時という感じで違和感ないし、武田鉄矢の一癖も二癖もある刑事は、いかにも物語を通してのキーパースンになりそうな雰囲気で、先が楽しみだ。私はそんなに読書好きではないので、この原作も知らないのだが、これは読んでみたくなった。
それにしても、武田鉄矢。正月に放映された「里美八犬伝」でもそうだったが、ついに「金八先生」や「101回目のプロポーズ」での「人の好い田舎者」って固定イメージを振り払うことに成功したね。これで悪役(憎まれ役)スター街道まっしぐらか?
追記
福田麻由子くん。「女王の教室」での優等生役も印象的だったが、さらに伸びたようだ。「存在感」では、完全に「7年後の雪穂」役の綾瀬はるかを凌いでいる。先が楽しみな「女優さん」だ。
初回2時間スペシャルを放映2日後に再放送するなんて、今まで聞いたことがないが、そんな異例の措置がとられたのも、彼女の衝撃的な演技への反響の大きさゆえではなかったか。
彼女が見事に演じた小学生時代の雪穂の屈折した複雑なファンダメンタルを、今後の展開の中にどう生かして行けるか。そこにこの作品の成否がかかっていると言っても過言ではないだろう。
それにしても、自らが演じる役の子供時代の難しい設定を、先にここまで見事に表現されてしまったのでは、綾瀬はるかもさぞやりにくかろうな。
再追記
友達が録画してた「初回スペシャル」のビデオを借りてきて、くりかえし観た。原作も読み終えた。すっかりハマってます。
ところで、原作の舞台は大阪だが、このドラマもそうなのかな。しかし、それにしては、方言で話すのは、メインキャストでは武田鉄矢だけだし、その武田の訛りも「大阪弁」としてはおかしい(八千草薫さんはさすがに完璧だけど)。最初は、彼が九州の出身であることから「九州が舞台なんやろな。大阪弁とちがうみたいやし。」「へー、九州にもイカ焼きってあるんや。」なんて、すっかり「舞台は九州」のつもりで観てたから気にならなかったけど、大阪だとすると、ちょっと気になるな。(ただし、亮司の父親が持っていた「質屋協同組合」の封筒に書いてある「布施市」というのは、もうない。あったのは'67年1月までで、現在は東大阪市の一部だ。ということは、架空の街なのか?)。
もちろん、そのことは、このドラマへの期待や興味をいささかも削いではいないのだけれど。
もういっちょ追記
私と同じように、武田鉄矢の大阪弁に違和感を持つ方が出てこられたことに勇気を得て、特におかしいところを挙げてみよう。
まず、「ドア」。これは大阪弁でもアクセントは「ド」にある。「ア」ではない。それとは逆に、「窓」は、大阪弁では「ま」ではなく「ど」にアクセントがある(「マドンナ」から「ンナ」を除く、と思ってもらうとわかりやすいだろう)。それから、「目に見えとう事実かて、真実とは限らへんで。」というセリフ。「見えとう」というのは、「見えてる」の「神戸弁」だし、「限らへん」という音便は「京都弁」に近く、大阪ではあまり使われない。「限らんで」または「限れへんで」というのが一般的だ。
「ウソ」というのも「ウ」ではなく「ソ」にアクセントだ。「未来なんてあらへん」も「あれへん」が一般的。「身ィ滅ぼすだけや」のセリフは「ィ」にアクセントが来るとおかしい。表記すれば「みーほろぼすだけ」と平坦に発音し、「や」で下がる。
「なんか言うことないんか」というのも、「なんか」の「な」ではなく、「ん」にアクセントだ。同様に「言うこと」は「こ」、「ないんか」は「い」にアクセントである。
第1回に限っても、これだけ出てくるのだから、「幻巌堂」さんのご意見ももっともだ。主役の「セカチュー」コンビからいか焼き屋のおばちゃんに至るまで、他の出演者のほとんどを標準語(というより、東京弁)で喋らせるのなら、武田鉄矢扮する笹垣を「博多出身」ということにして、武田の「お国訛り」=博多弁で喋らせたところで、「原作と違う」という点では同じことだろうし、その方が武田ものびのびとやれたんじゃないのかな。
まあ、しかし、この作品、原作よりはやや甘口のようだが、ミステリー・ドラマとしては出色だ。気にし出したらきりがないので、「あちこちを転々として、方言がごっちゃになった大阪の刑事」とでも思って、これからは、観ることにしよう。
最終追記
結局、最後まで武田鉄矢のおかしな「関西弁」には違和感が拭えなかった。
本人の語るところによると、「関西弁(=大阪弁だと思っているようだ)だと、吉本一派と比べられたらバレるので、神戸弁で通した」そうなのだが、神戸弁にもなってないよな。もともと神戸弁と大阪弁は、基本的なイントネーションはほとんど違わないのだ。彼の場合、そのイントネーションがおかしかったから、「あれは神戸弁」と言われて、神戸の人も「?」と思っているはずだ。
演技の迫力・存在感とも、彼以外には考えられない、と思わせるほどの熱演だっただけに、残念だった。