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ダーウィンの悪夢(2004)

DARWIN'S NIGHTMARE

メディア映画
上映時間112分
製作国オーストリア/ベルギー/フランス
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月2006/12/23
ジャンルドキュメンタリー
一匹の魚から始まる
悪夢のグローバリゼーション
ダーウィンの悪夢 デラックス版 [DVD]
参考価格:¥ 3,990
価格:¥ 8,405
USED価格:¥ 1,126
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【解説】
 グローバル経済に取り込まれたアフリカの一地域で引き起こされた悪夢のような現実をセンセーショナルに描き出す衝撃のドキュメンタリー。アフリカのビクトリア湖は多様な生物が生息していたことからかつて“ダーウィンの箱庭”と呼ばれていた巨大湖。そんなビクトリア湖に、今から半世紀ほど前、外から持ち込まれた肉食の巨大魚“ナイルパーチ”が放たれた。ナイルパーチは在来の魚を次々と駆逐、爆発的に増殖し湖の生態系を破壊していく。しかし、その淡泊な白身は食用としてEUや日本で好まれ、湖畔の町にはナイルパーチを加工・輸出する一大産業が誕生する。しかしそこでは、資本主義の論理があまりにもむき出しのまま人々に襲いかかる──。新たな産業は地域社会に雇用を生み出し富をもたらした一方で、すさまじい格差を招き、町には売春、エイズ、ストリートチルドレン、ドラッグがあふれかえる。さらに、旧ソ連からやって来て大量の魚を積みEUへと空輸していく飛行機にも、果たして往路は空のままなのか、新たな疑惑も浮かび上がってくる…。本作は、工場経営者や輸送機のパイロット、彼らに群がる売春婦、廃棄される魚のアラを常食する地元民や、暴力や飢えに苦しみ粗悪なドラッグに手を染めるストリートチルドレンなど、グローバル経済システムに組み込まれた各階層の人々それぞれにスポットを当て、グローバリゼーションの縮図とも言えるこの町で繰り広げられている恐るべき日常を見つめていく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
853 6.62
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【ユーザーコメント】
投稿者:hamapei投稿日:2011-02-13 00:18:26
かなり誇張も入ってるとは思うけど、根も葉もない話ではないのも事実。

むかし学校の先生に「アフリカの人たちは、食べ物もなくて〜」みたいな話をよく聞かされたけれど、今でもそれは大きくは変わっていない。

自分にはほとんど何もしてあげられないけど、それでもこういう映画を観て、何かを感じる気持ちは忘れたくないなと思った。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-06-04 17:34:33
真相に迫るまでの前半が退屈気味。
人々の生活を追うというよりも、インタビュー形式になっているのが飽きのくる原因かも。
それに何年もかけて現地の人々と交流し撮影したという割には腹を割っている感じがしないし、何となく距離感があるように感じました。

しかし・・・繁栄した街のすぐそばに荒廃した町が存在する事実や先進国(日本を含む)がその原因になっていること、さらに武器の入手経路など非常に興味深いモノがあります。
ただ、その事実を突きつけられても正直私には何も変えられない。
冷凍の白身魚を食べなければ済むのか?
エイズの蔓延として宗教的な考えが影響している点や戦争を望む理由として兵士になれば給料を貰えるからなど切実な生活環境もイタイほど伝わってきます。
宗教って救いになるより、足かせになる方が多い気がするのは、私が神を崇拝していないから?

扱うテーマは重く、観ていてリアルにズッシリきますが映像が暗いのでチョット観にくく夜のシーンなんかは誰なのかよく分からないのが残念。
もう少し、観る側に配慮した撮影方法をとっても良かったんじゃないでしょうかね・・・。

※単なる生態系ドキュメンタリーではないので覚悟の上、ご覧下さい。
投稿者:mari投稿日:2008-04-10 02:48:41
ただただナイルパーチまわりの惨状を映していて、
それが荒削りの迫力でひとの心をつかむ。

だから、これはチラシとかサイトとか朝日新聞の村上龍の談話とか、言葉で煽られること、言葉を読むことがもうひとつの映画体験になる。

とにかく、
「一匹の魚から始まる悪夢のグローバリゼーション」
というキャッチが抜群に良い。http://d.hatena.ne.jp/xxborgesxx/20080409
投稿者:bond投稿日:2008-01-24 10:13:37
諸外国がアフリカを食い物にしてるのが、わかった。
投稿者:irony投稿日:2007-12-18 22:32:33
 梱包材(発砲スチロール?)を燃やして臭いを嗅ぐって… 小さい頃よくやってたよ あれはダメだったのか…。  
投稿者:ASH投稿日:2007-12-12 21:15:12
【ネタバレ注意】

 僕は、ドキュメンタリー映画とは作者の偏った視点で描いてもいいもんだと思っている。「これはおかしい!」という指摘があるのなら、そのことについて恣意的に描いても構わないハズだ。もちろん、観客はそのまんまを受け止めてもいいだろうし、「それは違うだろう」と懐疑的に観ても構わない。その判断は観客に委ねられるものなんだから。

投稿者:コハダ投稿日:2007-10-01 18:49:10
この作者、魚の数をはじめ各種数値や生物学的な説明などの具体的なデータをしめさない。様々な場面にカメラを向けるがどれも着地点が曖昧なままおわる。
詳細なデータを揚げるとスジが通らなくなるからだろうか‥とついカングッてしまう。
投稿者:さち投稿日:2007-08-26 23:36:50
普通
投稿者:amen投稿日:2007-07-08 16:23:14
【ネタバレ注意】

偏った視点で描かれているよなあ。

投稿者:なちら投稿日:2007-03-07 21:54:37
どうしていいか分からない。
投稿者:三葉十四郎投稿日:2007-03-05 22:51:20
【ネタバレ注意】

「ダーウィンの悪夢」は見終わって、このタイトルが身に染みて来る様なドキュメントに仕上がっている。
昼間でも夜でも暗鬱そうな現地の空気の漂うなか、ナイルパーチの漁や加工業者から街娼までカメラは撮影対象を矢継ぎ早に変えながらヴィクトリア湖周囲の環境を描写して行く、とりわけひっきりなしに往復される輸送機の姿は僕には日本でコンビニに日配するトラックが被さって見える。
そしてナイルパーチと言う外来魚がこの湖の在来種を激減させているも、今では当地での主要な産業となっていて生活からは切り離せない実情が判ってくる。 しかしその身は現地の人たちの口には入らない、加工で使われない頭部やアラが手に入る部分になるが、これらを天日に干す場面が凄まじい。 臭気が画面からも漂ってくるかの様、乏しい糧はアンモニアガスを発生して失明を招く健康被害をも生じさせている。
以上が前半で、後半はナイルパーチを積んで帰る輸送機は何を積んでくるのかがルポされて、どうやら輸送機がヨーロッパから来る時は武器を積んでいるらしい事が追求される。
いきなり取材対象が変わった印象を受けるかも知れないが、ここではヴィクトリア湖の生態系と言うズームが解除されて作品の全景が現れる、すなわちヨーロッパと言う外来種にアフリカが食い荒らされている状況が見えてくる事になる。
ヴィクトリア湖内を模倣して見せたタンザニアは流民が増え、食べるに事欠き、女性は街娼をするしか職が無い。 加工会社の夜警をしている男は戦争があれば良いと言う、おそらく夜警よりも兵隊の方が仕事がし易いのだろう、生活の中に戦争の感覚が普通にある人間の姿のなんと薄ら寒い事か。
しかし本作は現地の状況に同情的な視点が無い、監督はむしろ実情を明示して、見せようとするヨーロッパ圏の人達へ厳しく内省を求めるところに力点を置いている。 映画の中で空腹を紛らわす為に溶剤を吸引する子供達が写されるが、その行為は止められず何の施しもされない。 カメラは彼らのありのままの姿を冷徹に捕らえて見ている僕達に突きつける、これは非常にジャーナリスティックな視点と言えるだろう。 この映画を見て好きになれない、感心しないと言うコメントが多いのもこうした怜悧な姿勢に拠るものだと思いますが、じつのところ僕も同じようなもので、この映画の再見を促されても簡単には首肯しかねるでしょう。
ですが、やはり見識として一つ見ておくべき映画である事は断言出来る。
ヴィクトリア湖の在来の魚が滅べばこれを捕食している魚もまた絶滅さぜるを得ない、これに倣えばナイルパーチを口に運んでいる僕らは言わずもがな、そうで無い人にも無関係な事では無い、ダーウィンの悪夢とは、それは人間が絶滅する生態系に他ならないのですから。

投稿者:inoken投稿日:2007-02-17 22:37:43
自分たちの暮らしがグローバリゼーションの恩恵を受け,また多大の搾取の上で成り立っていることを知らせてくれる映画である。彼らはグローバルな競争社会において,私たちがそのスタートラインに立つために生きているかのようである。そして競争のスタートラインにすら立たせてもらえない彼らは,労働力の確保の面からますます増え続けるであろう。しかし,それが政治的パワーとなるのかは… ということは国際的な援助が不可欠なことは明白であるが,国連の援助でさえ,巨大なシステムの一部と成り下がっている現実がある。貧困の解消と声高に叫びながら,その原因を作り続けている世の中で私たちは生きているのかとつくづく思い知らされた。この大いなる矛盾,特に私たちは知り,考え,小さなことでもいい,行動を起こすべきである。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-01-20 16:32:30
信頼できる人に薦められて観たが、少々私には合わなかったようだ。
ヴィクトリア湖に近いムワンザというタンザニアの街を中心に描かれた徹底的な貧困と不衛生。切り身を取って不要となったナイルバーチの残りを干す場は、何ともいえず衝撃的ではある。経済の不均衡の歯車に組み込まれ、人々は苦しい生活を生き延びようと必死だ。
だが、そうした現実とは別に、この作品には今ひとつ感情移入できなかった。その理由のひとつは、取材対象への視線がきわめて冷たいこと。淡々と、というのではない取材対象を「素材」としてのみ捉えているようないやな感じがつきまとう。温かな視線がどこにもない。それは死を待つばかりの病気の女性のインタビューにしても同じだ。食い物をめぐる子供たちの争いの場面も同じ。彼らは明らかに「よりセンセーショナルなもの」を求めて取材している。
次に「ダーウィンの悪夢」とあるように、ある程度ヴィクトリア湖の生態系について触れるのかと思いきや、実証的なデータは殆どない。ことほど左様にこの作品には「裏づけ」がきわめて薄い。バイアスに基づき取材し、編集したのではないか、と思ってしまう。劇映画ならそれでも構わないが、ドキュメンタリーを標榜する以上それはマズいだろう。きわめて恣意的なものを感じてしまったのだ。さらには、「都合の悪いところは説明しない」ズルさも大いに感じる(タンザニア政府の言い分や中間層の暮らしぶり、他の労働の実態等。まさか加工工場と売春婦と空港職員しかいないわけはないだろう?)。

ただし、その上でなお現実を切り取った幾つものエピソードに胸が痛んだ。この作品がグローバリズムを描ききったとはこれっぽっちも思わないが、タンザニアを代表する貧しいアフリカ諸国の一断面を描いてはいると思う。
ただ繰り返しになるが、ドキュメンタリーとしては三級品の匂いがする。もろ手を挙げて賞賛できる作品とは到底呼べないと私個人は思う。
投稿者:ビリジョ投稿日:2007-01-13 15:02:09
やはりジャーナリズムは現場だ。現場の話はどっちに転んでも面白い。知らなければ何も始まらないからね。安全な場所で高見の見物をしている我々も、5年後、10年後には何か変わっているかもしれないわけだし。

気合の入った良いドキュメンタリーである。

下に何だかピントはずれの批判が書き込まれているが、この映画は「ナイルパーチが悪だ」とは言っていないぞ。
投稿者:Longisland投稿日:2006-12-27 00:33:39
劇映画としての面白さ皆無、まあドキュメンタリーだから娯楽性を追及していないのは理解するもかなり偏向した視点(演出)に疑問。
監督は欧州と阿弗利加(タンザニア)を往復する輸送機が欧州から武器を輸送していたと衝撃的な事例を描きたいらしいが…結局は噂にすぎず、証拠を挙げられなかったところで破綻している。確かに骨場といわれる衝撃的なシーンもあるが果たしてナイルパーチ産業だけが悪なんだろうか?
水産資源をテーマにした斬新性は認めるも、欧州の阿弗利加搾取は鉱物資源・農作物・ひいては奴隷制まで列挙にいとまがない。
売春婦・ストリートチルドレン・エイズと取り上げているテーマは多岐にわたるもどれもが深堀されているとは思えなく、残念ながら中途半端な感が否めく、妙に英語が上手い夜警男性は??
阿弗利加=貧困というステロタイプの描き方は稚拙、リージョナリズム的視点が欠如した偏向作品としか思えない。

最近観客動員が苦戦のドキュメンタリー映画にもかかわらず、平日昼間のライズはほぼ5割の入りとは流石。
投稿者:halhal投稿日:2006-12-22 14:11:39
自分はまだ見てないんだけど、こういう反論があることも知っておくべきかと・・・。

フーベルト・ザウパー監督による映画『ダーウィンの悪夢』について
吉田 昌夫 2006年10月6日
http://www.arsvi.com/2000/0610fm.htm
― ダーウィンの悪夢 ― 根本利通
http://jatatours.intafrica.com/habari49.html
投稿者:tanukun投稿日:2006-12-13 00:06:18
【ネタバレ注意】

ナイルパーチと呼ばれるでかい魚。そこに富が集中する。現地人は高価で買えない。さばいたあとのカブト(既にゴミ)を集めて干す。パーチのカブトには無数のウジ虫が!!オェッ!!「ダーウィンの箱庭」とよばれるビクトリア湖をテーマに風刺も含めて現代に問う渾身のドキュメント。映画としての“点数”はあまり点はつけたくない。敢えてあげれば“中だるみ”だろう。90分程度でまとめられる内容の筈だ。
アトミックカフェ(1982)を思い出した。内容も去ることながら、字幕がものすごくみづらいからである。

投稿者:サイババ2投稿日:2006-12-08 12:37:42
このニュースはかなり宣伝になったのではないだろうか?
単館系ヒット確実だろう。

いつも横目線で「戦争はいいだ。商売になっからな」と話す警備員や残飯を奪い合う餓鬼どもなど見所満載。
投稿者:さすらい2投稿日:2006-04-16 03:41:59
タンザニア、ビクトリア湖。
様々な魚が生息していたこの湖にある時、巨大魚が放たれる。
この西欧ビジネスの暴挙により、生態系は崩れ、湖から他の魚が消える。
加工工場、ドラッグ、売春、この暴挙により、地域の生活は一変。
それは湖の生態系だけではなく、
地域グローバリゼーションをも破壊したのだ。。。

アフリカに関するドキュメンタリーはいつもながら衝撃的です。
物語の主幹以上に、
「前任が殺されたからこの職を得たんだ」と語る男、
飛行機の残骸(機首だけ)がごく当たり前のように転がる荒野、
そんな一場面一場面がより強烈な印象を残す作品です。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ ドキュメンタリー長編賞フーベルト・ザウパー 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】ダーウィンの悪夢 デラックス版2007/07/06\3,800amazon.co.jpへ
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