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マッチポイント(2005)

MATCH POINT

メディア映画
上映時間124分
製作国イギリス/アメリカ/ルクセンブルク
公開情報劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月2006/08/19
ジャンルサスペンス/ロマンス/ドラマ
映倫PG-12
愛に負けるか。欲に勝か。
それでも人生は、運が決める――
マッチポイント [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 4,800
USED価格:¥ 2,980
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マッチポイントマッチポイント

【解説】
 ウディ・アレン監督がホームタウンのニューヨークを離れ、初めてロンドンで撮影を行なったラブ・サスペンス。イギリスの上流社会を舞台に、欲望や愛憎渦巻く人間関係の中、“運”に翻弄される人々の姿を濃密かつスリリングに描く。主演は「ベルベット・ゴールドマイン」「M:i:III」のジョナサン・リース・マイヤーズ。共演には、圧倒的な存在感でウディ・アレンの新たなミューズとして次回作への出演も決定したスカーレット・ヨハンソン。
 イギリス、ロンドン。元プロテニス・プレイヤーのアイルランド人青年クリスは会員制テニスクラブのコーチとして働き始める。英国の上流階級に憧れる彼は、やがて実業家の息子トムと親しくなり、その妹クロエと付き合い始める。ところがそんなある日、クリスは女優を目指すアメリカ人女性ノラと出会い、彼女の官能的な魅力に溺れていくのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18128 7.11
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【ユーザーコメント】
投稿者:ringoringo投稿日:2016-05-15 09:57:21
【ネタバレ注意】

終盤の指輪が欄干に当たって川に落ちなかったエピソードのオチが意外過ぎて良かった。
スカーレット・ヨハンソンのエロチックが溢れ過ぎているのが素晴らしい。

投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-04 02:46:48
好き嫌いが分かれる内容かも。
投稿者:nabeさん投稿日:2012-04-01 01:52:38
W.アレン監督のサスペンス作品。S.ヨハンソンのセクシーさが弾ける!
イギリスの上流階級のスノビッシュな家庭環境に入り込んだ青年が、妻と愛人との板挟みになり悩んだ末に殺人を犯してしまう・・・という筋書きは、日本の昼メロ風で新鮮味はないが、そこはJ.R.マイヤーズとS.ヨハンソンの愛憎劇をこれも昼メロ風のエロチシズムでたっぷりと魅せてくれるのでいい感じだ。
21歳のS.ヨハンソンは役柄そのままのセクシーさで圧倒される。彼女の話すアメリカ英語がイギリス英語のなかでやけに艶かしいのが印象的だ。
投稿者:徘徊爺投稿日:2011-04-20 00:54:39
恋愛モノかと思いきや、不倫→サスペンス→ホラー、最後はブラックコメディか?さすがウディ・アレンか?
でも、後味の悪いラストだった。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-04-17 12:45:33
【ネタバレ注意】

私小説作家とずっと思っていました。自虐的なウィットはおなかこじれるくらい可笑しかった。「ブロードウェイと銃弾」あたりからかなぁ。彼はエンターティンメントの大家になりましたね。この作品は英国に相応しいサスペンス愛憎劇。ボールが手前に落ちたら勝負としては負け。この殺人捜査の行方は??。ウディ・アレンの私小説色が薄れ世俗的になってしまったかなとつい思ってしまう。でもあえてこういう展開 「罪と罰」「陽のあたる場所」のパロディにしたのかも。計算があったとすればそれはそれで才覚です。

投稿者:gapper投稿日:2010-12-31 17:32:32
 ウディ・アレンのらしくない作品。

 がらりと作風を変えての成功と言うと「キートンのカメラマン(1928)」くらいしか思いつかない。
 作風が完成されていればいるほど、移行は難しいはずだ。
 アレンを好きなわけではないが、難しいことだとの想像は容易につく。
 ただし、キートンは、その後振るわず。 アレンは、どうだろう。

 なぜ作風を変えたのかは知らないが、ラストのシーケンスのためだろうと想像する。
 今までに無いパターンなのは間違いないだろう。
 ただ個人的には、ヒッチコックなどの(今では)オーソドックスな展開が好きだ。

 ラストまでは、つまらない置き石的展開の筈であるのに十分見られると言うのは、やはり実力であろうか。
 それでも、道徳や倫理にそむく結果は疑問に感じる。
投稿者:karr投稿日:2010-07-18 22:37:47
【ネタバレ注意】

運をテーマに掲げ、感情を激しくビブラートする怪作。
舞台はロンドンだが、どこかしらニューヨークの雰囲気を感じてしまうのは、単なる錯覚?
裕福に育てられたから大らかなのか、貧しさに育てられイビツにならざるを得なかったのか、ヒューイット家とクリスとの性格の対比が面白い。
また、女性陣のネイミングの妙。ノラライス、クロエ、エレノア。
後半の悲劇に向かってまっしぐらのシーン、スカーレットヨハンソンの怒涛の名演は見もの。彼女に女性の魅力を感じない私ではあるが、女優としての魅力は強く感じる。それにしても、嘘で塗り固めてしまって行き場に困る世の男達には居たたまれない名場面の数々が続く。「助けて〜」とクリスと共に叫びたくなるのは、「過去の私」だけではないはず。もちろん「今の私」は誠実そのものであります。

一番の見所は、エミリーモーティマーの徹底的な可愛らしさ。
普通ここまで徹底されると嫌味すら感じそうなものだが、彼女の先天的愛らしさとズバ抜けたテクニックがそれを感じさせない。
テニスコートでの彼女を筆頭に、可愛らしい仕草や表情が目白押しである。

それに引き換え、ウディアレンはジョナサンリスマイヤーズの演技に、徹底的に嫌味なフレーバーを撒き散らす。
ジョナサンリスマイヤーズって、かなりうまい役者だった印象があったのだが…。
その彼が、最初から最後まで、徹底された不自然な、いやらしい動き方(視線の泳がし方を含む)で我々を嘲笑するのだ。
この役をウディ自身が演じていれば、明らかに良質なコメディーに仕上がっていたはずである。
この辺の特異性が、ウディ作品全般に漂う奥深さに繋がっていると考えられる。
その見方によって、悲劇は喜劇に、喜劇は悲劇に、瞬時に変わってしまい得る、という事だけを彼は常に表現し続けてきたのだ。

また当然この作品でもウディアレンは、最初から最後まで伏線をあちこちに張り巡らし、罠を仕掛け倒し、我々を手玉に取る。
我々は結局、彼に振り回され続けるのである。
それなのに、このまとまり感は何だろう。
カルーソの優しく丁寧なビブラート(ネットの左右を行ったり来たりするボールのイメージとダブらせてる?)が全編を包み、安定したカメラアングルの中、計算されつくした性格設定によって出来上がったキャラクターが計算どおりにスクリーンを闊歩する。
それでいて、イライラ感、恐怖感、空虚感、不安感、公民館、様々な感情が引き出されて、最終的には驚きの踊り食い。それでいて、うまい!という感嘆で表すしかない職人芸的な収拾の仕方。
要するに、一筋縄では、この映画を説明することが出来ないのだ。

こういう映画を芸術と呼ばずして、芸術を、いったい何と呼べばいいのだろう? …? 

投稿者:EROZZA投稿日:2010-06-23 16:48:43
★エロ目的で映画を観たっていいじゃないですか★
ジャケットからして無意味に(容姿についての)扱い大きいのですが。

スカーレット・ヨハンソン
投稿者:uptail投稿日:2010-01-06 23:10:05
スカーレット・ヨハンソン
投稿者:nedved投稿日:2010-01-04 00:03:55
スカーレット・ヨハンソン
投稿者:はまま投稿日:2008-10-26 18:25:05
【ネタバレ注意】

ウディ・アレンが出ないウディ・アレン映画は、イーストウッドが出ないイーストウッド映画より面白い(深い意味はないけど・・・)。
スカーレット嬢の魅力はもちろんのこと、ゆったりしながらもコンパクトにかつ着実にシークエンスを積み重ねる語り口、最初のオペラでしきりに振り返って男を気にするクロエ、ノラとの最初の出会い、その後の駆け引きと間合い、情事の予告のようにしのびよるテノールの歌声、ポロリとこぼれる弾丸、欄干に跳ね返る指輪、そして亡霊、真夜中に真相を直感し跳ね起きる警部・・・
ヒッチコックというよりは、ワイルダーのブラックさを感じて、久々に映画を堪能した気分になった。

投稿者:ミーナ投稿日:2007-11-23 09:11:40
ラストはちょっと意外だったかな?
でもその分楽しめた。
無難に楽しめるので☆6個。
スカーレット・ヨハンソンがセクシーかつ魅力的で好演してたのでスカーレットに☆+2個で総合的には☆8個。
投稿者:映子投稿日:2007-10-20 00:00:41
【ネタバレ注意】

カワタさんと黒美さんのコメントを読まなかったらこの映画の良さはまったくわからなかっただろうなと思ってます。

誰にでもくる「人生のマッチポイント」。この男は試合に勝ったのか負けたのか見る人によって感じ方が違うのかな。深すぎて正直私にはわかりません。

刑事コロンボがこの事件の担当だったら指輪がこちら側に落ちていても間違いなく逮捕されたとは思います。

投稿者:bond投稿日:2007-09-19 08:43:56
いやー、最近のアレン映画なので期待せずして観たが、まいった。御大お見事です。要するに過去にもあった、貧乏青年サクセス話(陽のあたる場所等)なのだが、スカーレット・ヨハンソンの魅力もあって最初からグイグイ引きこまれる。まさかと思いきや、終盤の殺人からラストまでの展開もハラハラ。傑作でしょう。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-09-17 22:23:06
【ネタバレ注意】

S・ヨハンソンのスチール写真を見たので、決して得意ではないウディ・アレン作品を久し振りに観賞したが、印象としては自分より遥かに若いヨーロッパの監督作をアレンなりに消化して撮ったという感じ。だからなのか全体的にやはりアメリカ的で、幽霊が出て来るのは(途中もしやとは思ったが)ベルイマンを敬愛するアレンらしいが、終盤の刑事がベットでひらめくシーンなどは同じアレンらしさでも吹き出しそうになる。アパートの管理人を殺す所で「罪と罰」をやりたかったんだなとは思った。関係ないがヨハンソンとリース・マイヤーズは同じ画面に居ると兄妹に見える。あと個人的にはあんなに妊娠に拘る嫁さんは嫌だな。
指輪を売人が拾うという展開や通常のバッドエンディングにならない結末は、個人的にはスレスレの破綻に思えた。結局何が言いたいのか解らんので半星。

投稿者:irony投稿日:2007-09-17 14:51:57
 コードボールならぬコードリングか…効果的に使ったオペラがよかった
初めて肌に合ったアレン作品でした。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2007-09-02 00:22:50
アレン臭が漂ってないのがよろしいかな。アレンみたいな私生活では、とんでもない男だと、とんでもない男の生き方を描くのが上手。しかも妻も愛人もどこかうっとうしい女たちなのも彼の本心のなのかと疑う。
投稿者:亜蘭澄志投稿日:2007-06-25 15:14:03
【ネタバレ注意】

ウディ・アレンの良さは1時間半で複雑な話もまとめるし映像的冒険もするところにあるのに本作品には,それがまったく無く,退屈の一語に尽きる。アカデミーやゴールデングローブはウディ・アレンというブランドでノミネートしているに過ぎず,余りに平坦な脚本,起伏の無い映像,しゃれたいいまわしも味わい深い演出も無い。リュック・ベッソン的な無機質を描いているわけではないのでイギリスで撮ったことが良い方向になっていない。最後,殺された二人の幽霊との会話も余りにつまらなく,シリアスならばインテリアにおける自我との戦いのほうがずっと映画的で面白かった。

投稿者:悲しみジョニィ投稿日:2007-05-03 11:51:24
運と偶然で人生は決まる。
努力も実力も必要だけど、人生を左右するのは運…。
勿論これは映画だから偶然なんていくらでも自由に作れる。
でも偶然には意味はなく
そこに意味を付けるのは出くわした人間。

前半は恋愛劇、後半はサスペンス。
一粒で2度おいしい作り。
持たざる物は、持つ物に恋い焦がれ、
持つ物はゼロから這い上がる物に恋い焦がれ、
持たざる者同士も惹かれ合うが
そこには愛欲があるだけの関係。
物を持っていない者ほど、攻めに転じ
そして自滅してしまう。

かつては小市民の会話劇を得意としていたウディ・アレン監督の作品。
10年ごとに作風をがらりと変えているよう。
劇場を出た後、30分はおもしろさに顔がにやけていました(^_^)
投稿者:hatchB投稿日:2007-04-25 20:08:52
映像もオペラの演出も良かったです。そして何と言ってもスカーレット・ヨハンソンの醸し出す大人のセクシーさが魅力的でした。終わり方がウッディ・アレンらしいとも言えますが、もっと社会的なメッセージでもって締めくくって欲しかった気もします。
投稿者:風の日の鷹投稿日:2007-02-06 00:17:26
ウディ・アレン監督のことは忘れて、単なるテニス好きとして気軽に観たのだが、ロンドンの上流社会を舞台にした作品として楽しませてもらった。

試合中に不用意にネットに出たところを、ベースラインからのパッシングショットで抜かれ、思わず自分のコートを振り返ってしまった…そんなに期待していなかっただけに、そんな思いがした。

冒頭の、ネットにかかったコードボールのシーンと、ラストの宙に浮いた指輪のスローモーションは映画の中で実によく生きていた。
予想だにしていなかったラストには、素直に意表を衝かれた。
ネットに出て、パッシングショットを警戒していたところ、まさかのロブで頭上を高々と抜かれた感じがした。

ヒューイット家のキャスティングの妙には感心させられる。
「敬愛なるヴェ−トーベン」で橋の設計者を演じたマシュー・グードが、育ちがよくハンサムで飽きっぽい長男トムを好演していたが、彼の妹クロエ役のエミリー・モーティマーが地味ながらさらに作品を際立たせる芝居を見せてくれた。
エミリーの上品で、可愛げのある演技は、スカーレット・ヨハンソンの艶やかさを一段と引き立て、エミリーの本来の役目を見事に果たしていた。

英国人俳優たちは、アメリカ人にはない独特のスマートさがあり、眺めていて小気味がいい。クオリティーの違いを感じずにはおれない。
渋さという点でも、やはり地味ながら、英国生まれのブライアン・コックスが父親役を富豪らしくこなしている。

そんな英国人俳優たちの中で、ひとりアメリカ人役のスカーレット・ヨハンソンが、奔放な魅力を見せ、その魅力は作品を成功へと導いた。
「ブラックダリア」の彼女は感心できなかったが、「ロスト・イン・トランスレーション」と「真珠の耳飾の少女」、そして今作品での彼女は素晴らしい。

1998年、ロバート・レッドフォード監督主演の「モンタナの風に吹かれて」の少女が、超一流の女優に成長しようとは、夢にも想像できなかった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-09-30 23:27:36
【ネタバレ注意】

ウディ・アレンらしい皮肉たっぷりの作品。ファム・ファタールたるアメリカ人女性のノラ・ライスを演じたスカーレット・ヨハンソンが色っぽい。ウディ・アレンはすっかり彼女の虜になってしまい、彼女にインスパイアされて次作の脚本まで書き上げてしまったそうだが(笑)。

この作品がウディ・アレン版『罪と罰』だといわれているようだが、まさにその通り。ドストエフスキーの『罪と罰』では、主人公ラスコーリニコフは自らが犯罪者であることも許容される「非凡人」であることを証明するために金貸しの老婆アリョーナと、たまたまそこに居合わせた妹リザヴェータを殺害する。ラスコーリニコフは「罪」こそ見出せないが、恐怖と緊張に襲われて苦しむわけだが、この映画の主人公クリス(ジョナサン・リース・メイヤーズ)もまた動機こそ違うものの同じような罪を犯すわけだ。ただ、現代を生きるクリスは、ラスコーリニコフとは違ってそうした思想はなく、権力と富みを失わないために、いわば保身のために殺人を犯す。伏線として主人公が読んでいるのがドストエフスキー『罪と罰』と『ドストエフスキーの友』という入門本だというわかりやすさ(笑)。
また、クリスが劇中「僕のストリンドベリの本、見なかった?」と尋ねるシーンがあるが、ストリンドベリ(1849〜1912)といえばイプセンとは対照的に女性の権利を排撃したスウェーデンの劇作家。そういえば、彼の代表作『令嬢ジュリー』は、上流階級にいながら下層階級に降りたいと願う令嬢ジュリーと、彼女の下僕だが上昇志向の高いジャンが互いを求め合う物語。これってクリスとノラの関係性に何となく関係しているようにも思えるが、これは深読みしすぎか(苦笑)。でも、スカーレット・ヨハンソンの役名「ノラ」は、イプセンの『人形の家』の主人公と同じではないか。だとするなら、やはりその辺もウディ・アレンは巧みに暗喩として散りばめている、ということか。

さてラスコーリニコフはやがて信仰の厚いソフィーと出会い、罪と真実の愛に目覚めるわけだが、クリスはそうはならない。そこがアレンらしいシニカルなところだ。無事逃げおおせた彼は、罪の意識を感じながらも罰は受けない。
夢で老女に対して戦争を引き合いに出して「巻き添え死さ」と語るシーンは、欲望のために無関係な人間を殺しても罪に問われないという得手勝手な理屈だが、これは石油利権のために次々戦争を仕掛ける彼の国に対する皮肉ともとれる。ほかにもよく見直せばまだいろいろありそうだ。クリスが言い出して観に行った映画がゲバラの青春を描いた『モーター・サイクル・ダイアリーズ』であることとか・・・。

まあ、ある意味ペダンティックに過ぎる作品だともいえるが、ではそれらのことに気づかなければ面白くないかというと決してそうではない。一種の心理サスペンスであり、ちょっとした運が人生に大きく影響するのだという、いかにもウディ・アレンっぽい皮肉たっぷりの作品に仕上がっていて、観る者はその意味でも想像を裏切られるのだ。犯行後、ノラの妊娠について英警察が問題にしないのは不自然だという指摘もあるが、よくある?パターンでノラの妊娠はクリスに離婚を迫るためのウソに過ぎなかったと私は勝手に解釈し、納得してしまった。

投稿者:ビリジョ投稿日:2006-09-22 14:11:05
【ネタバレ注意】

重大な欠陥を包含した失敗作です。

いくら何でもあの状況で、警察が解剖をしない訳がありません。解剖で妊娠していることがすぐに分かります。独身女性が妊娠していれば「父親は誰だ?」となります。終盤の展開はあまりにご都合主義です。「運が良い」ことを描きたかったのであれば、もっと脚本を練るべきでした。物語は面白いのですが、観客にこのような疑念を抱かせてしまう作品は失敗作だと言わざるを得ません。

投稿者:verkhovensky投稿日:2006-09-22 02:39:06
【ネタバレ注意】

いくら上手い語り口とはいへ、今更ラスコーリニコフ+「陽のあたる場所」をやるなんて、どういふつもりだらうと思ひながら見てゐた人も少なくないのではないでせうか。最後に捻りを利かせます。この捻りを楽しんでもらはうといふことなのでせう。

クライマックスの事件はいい演出で、主演の男優さんがよくやつてゐます。親に捨てられた人なんださうで、キャスティングの妙ですね。「今更」のラスコーリニコフと書きましたが、これくらゐ文学臭くなくリアルな造型なら、評価すべきではないかとも思ひます。殺されるのが老女と若い女といふのは、主人公にとつての重要性は逆ですが、「原作」どほり。つまり主人公は、愛読書をヒントにこのトリックを思ひついたといふことなんでせう。小道具のオチもうまいものですが、倫理的には最低の結末。大地にキスもせずシベリア送りにもならず、のうのうと暮らすラスコーリニコフだつてゐるさ、といふ憎まれ口です。

ところで警察は日記を読んだのだから、妊娠は知つてゐるのでは。妊娠は動機を構成するに過ぎず、実際年配の刑事は彼に嫌疑をかけてゐますが、犯罪の証明にはなりません。薬物中毒者のポケットから出てきた盗品は、第一の殺人を偽装とする見方を否定する物証ですし(警察の立場で考へてください。すべてお見通しの我々観客と違ひ、彼らは証拠がすべてなのです)、ショットガンが見つからない以上、主人公を犯人と断定する根拠は全くないのですから、あれでいいのではないでせうか。

投稿者:wig-wig投稿日:2006-09-11 23:51:25
ヨハンソン観たさで久々にアレン作品を観ました。ロンドンの街並みも手伝って中盤までは楽しめましたが、それ以降は「昼ドラ」「金妻」みたいな不倫ものに発展。わたくし女ながら、愛人ヨハンソンのやかましさにウンザリしましたね。いろいろ皮肉っているお話でしょうが、観終わって感じたのは「愛人ウザイ!」でした。これがアレンの狙いだったりして?!
投稿者:bluemoon投稿日:2006-09-02 23:24:17
最近のアレンの作品の中ではダントツに面白かった。
舞台をロンドンに移し、音楽はジャズからオペラに。新境地開拓!

....といいたいところなのですが。
アレンの作品は古きハリウッド映画の伝統に添って?上映時間はいつも90分〜100分くらいなのですが、今回無駄に長かった。とくにラストあたり。切れ味が鈍くなってますね。ちょっと悲しい。http://moviepad.jugem.jp/
投稿者:ミスター珍投稿日:2006-08-31 11:44:08
【ネタバレ注意】

私が注目したのは、セレブ一家の心模様だ。
以前に、娘の駆け落ち騒動で苦しんだ経験から、娘婿をどのように取り込むかを入念に練り上げ、有効ポイントを次々と挙げていく。
娘の相手(バーの経営者)の表向きの経歴なんて、信用できない。はっきりいってホストみたいなものだろう。そんな水商売を仕事にしているしたたかな相手に、マジ惚れしてしまう世間知らずのセレブ娘。
クリスというテニスプレーヤーをターゲットに選んだしたたかさが興味深い。

クリスの不倫も殺人も、バレバレであるにもかかわらず家族として迎え入れる。
スクリーンに映らない裏面での彼らの心理描写に、心を奪われた。

投稿者:あびやんか投稿日:2006-08-29 14:33:16
確かに、近年のアレン作品の中では良質の部類ではある。しかし、手をかえ品をかえ、続々と充実した作品ばかりを撮り続けていた頃の勢いが取り戻せたとは、残念ながら思えない。ロンドンで新境地を拓いたなどという惹句ばかりが氾濫しているが、作品自体に目新しさは感じられない。練られた脚本と編集技術でテンポ良く流れる、従来までのタッチがなりをひそめたせいか、どこか冗長気味でさえある。『重罪と軽罪』のような名作と比較すると、あまりにも見劣りしてしまうのだ。
しかしそこはアレン。ヨハンソンの妖しさを、これでもかというほど見せつけ、マイヤーズからニヒルな魅力を引き出すことに成功している。さすが役者を生かすことにかけては天下一品である。
ジャズを封印して、オペラで勝負したBGMも見事に成功している。相変わらず、カメラマンには妥協を許さない点もいい。もっと沢山言いたいことがあるけど、今日はここまで。。。
投稿者:Longisland投稿日:2006-08-29 02:05:06
ウッディー・アレンの欧州デビュー作? いつもの苛虐的ユダヤ人ネタ・毒のある笑いを封印。御年70にして作風転換、立派な恋愛サスペンス映画を撮っちゃうとは凄い。主人公クリスは貧しいアイルランド系ってところが、どうしてもマイノリティーを主人公にしたいアレン風か(深読みかね)。
 流石にアカデミー賞常連らしく、成り上がり若者のサクセスに不倫を絡めるストリーは平凡も、適材適所のキャスティング(ビッチなヨハンソンは地か)、流れるような構成、奇をてらわない演出は老練な職人仕事のような作品。
投稿者:katrin投稿日:2006-07-30 00:08:05
マッチポイントは、ウディ・アレンのスカーレット・ヨハンソンへの執着と独占欲がサディスティックに表れたもので、映画としてはまるで価値がない。過去にこのような映画作りをしてきたアレンは、今回も三文小説家の域を出ていない。ましてや老人の若い娘への白昼夢なのだから、非常に始末が悪い。そう、アレンにとってヨハンソンはライフルで撃ち殺さなければならないほど従順ではなかったようである。一方、ジョナサン・リース・マイヤーズは主役でありながら、彼の個性が全くといっていいほど発揮されていない。残念ながら彼は所詮アレンの代行者にすぎないのである。
投稿者:きき投稿日:2006-07-07 10:36:27
ウディ・アレンだからこそ面白いと思うけど。最後のとことか。
天才ですよ、この人。
投稿者:ゴリラッパ投稿日:2006-05-11 20:20:51
こんな爺さんになってガラっと作風を変えられるなんて凄いですね。
スカーレット・ヨハンソンがエロくてグッド。
投稿者:oohlala投稿日:2006-04-26 17:53:29
あのリングが決め手になる、と。ならばもう少しコミカルは味付けにしても良かったのでは?面白いけど、W・アレンっぽい毒気のあるキレと冴えが見られない。アレンにしては無駄に長いし。つまりアレン以外の誰かが作れる普通に面白い映画。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞ウディ・アレン 
□ 作品賞(ドラマ) 
 □ 助演女優賞スカーレット・ヨハンソン 
 □ 監督賞ウディ・アレン 
 □ 脚本賞ウディ・アレン 
□ 外国映画賞ウディ・アレン (イギリス/アメリカ/ルクセンブルク)
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】マッチポイント2011/03/18\2,500amazon.co.jpへ
 【DVD】マッチポイント2015/12/16\1,429amazon.co.jpへ
 【DVD】マッチポイント2009/06/19\1,800amazon.co.jpへ
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