ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(2005)STONED
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【解説】 ローリング・ストーンズの結成時のリーダー兼ギタリストとして瞬く間に頂点に登りつめ、その後アルコールとドラッグで急転落していき、ついにはわずか27歳にして自宅プールで謎の死を遂げた、60年代ロックシーンの栄光と挫折を象徴する悲劇のカリスマ・ミュージシャン、ブライアン・ジョーンズの実像に迫る音楽伝記ドラマ。主演は「フーリガン」のレオ・グレゴリー。監督は多くのニール・ジョーダン作品の製作を担当し、本作が初メガフォンとなるスティーヴン・ウーリー。 反抗心旺盛な青年ブライアン・ジョーンズは、19歳の時にロンドンに移り、ミック・ジャガー、キース・リチャーズとともにロック・バンド“ローリング・ストーンズ”を結成する。そしてストーンズが大きな名声を獲得していく中、ブライアンは運命の女性アニタ・パレンバーグと出会い、2人は恋に落ちる。やがてスーパー・スターの地位を不動のものとしたブライアンだったが、いつしかストーンズの中では孤立してしまい、次第に精神不安定に陥っていく…。 <allcinema> 【ウェブリンク】 【ユーザー評価】
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構成&カメラは凝りまくり〜そして演奏は壮絶。
…ブルーズ・ロックファン必見です。
ブライアン・ジョーンズ:ローリングストーンズを作った男〜そして秀逸な音楽性&ブルーズ魂?で、世界的なバンドにのし上げた…のだけれど、酒とドラッグ、セックスで身を持ち崩した破滅型ミュージシャン。
彼の“謎の死”についての真相については主人公etc.の人となりを描く「状況」に過ぎず、リゼルギン酸ジエチルアミドやらで幻覚の世界に迷い込むドラッグムービーである、ともいえます。
あのミックやキースが霞む程の強烈な個性…彼がストーンズから消えて普通のロックバンドになった、と言う人もいますが、ミックやキースが彼(本物)を目指して乗り越えていった結果が(それはブルーズロックの追及でなかったとしても)現在に至るストーンズであるといえるのではないかと。つまりが去りし日のブライアン無くしてストーンズは無し、ということで。
あの終わりがなかったら、俺は生きていても誰も振り返らない存在だっただろうね。
…って彼の冥界?からの台詞は自虐的ですが、ブライアンのリタイヤ&死亡は、ブルーズ好きにとっては手に入れられる筈の素晴らしいものを失ったということ…そして別のファンにとっては、それ故に手に入れる事の出来た素晴らしいものを手にしている…ということなのでしょう。
本作が公開された2005年にリリースされた『ア・ビガー・バン』も、結構なブルーズナンバーあり、ストレートなロックンロールやらバラードもあり、ソウルですか?ってバックビートの利いたナンバーまである超格好良い楽曲満載のアルバムになっており〜いや(現在進行形なロックの)名盤を作ろうって思って作れるってのは凄いです。オリジナルな奴等とロニーがいれば、他に何人も(ブライアンも?)要らないって道理ですけど。
http://www.youtube.com/watch?v=XirG-qwMCMc&feature=related
ビンゴ。
60年代ロックアーティストの伝説っていろいろあるけど、見る前と見た後のブライアン・ジョーンズのイメージがちっとも変わらない。
たぶん今回監督をしたスティーヴン・ウーリーにしてみれば、自らメガホンを取りたくなるくらい魅力的な素材だったんだろう。
でも、いかんせん会議でこねくりまわした脚本をそのままの状態で映像化しただけだ。
ストーンズのメンバーを実在の人物とそっくりな人物を起用した点も、プロデューサーっぽい発想で、それでいながらその点が活きていない。
プールで浮かぶブライアン・ジョーンズのはじまりかたも平凡すぎる。
ドラッグのサイケデリック表現も、「こんなの見たことあるな」という既視感を連想させるだけ。
でも最近のアメリカ映画の「おれが全部コントロールしてやってるんだ」という、プロデューサー中心の(どいつもこいつも同じ)映画よりははるかにましだな。
スティーヴン・ウーリーの齟齬感は感じられるもの。
――「これでいいんだろうか?」
事実かどうかは知らないが、偉大なストーンズの創始者の人生と死の見応えある映画。あの癖のあるメンバー達から尊敬され、その行動が疎まれ、見捨てられる…音楽的センスは天才、でも人間関係というか女&ドラッグ関係で自滅。建築家?というか監視役のさえない男の視点で描かれたロックシーンの謎。ストーンズの楽曲&ドキュメンタリー風&サイケ映像等々60年代の華やかさ時代感を魅せる映像で構成、ブライアンの脆さ・天才性を描く・感じさせる演出は流石。
本作品を観て、しばらく初期のストーンズ楽曲にはまりそう。