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ボルベール <帰郷>(2006)

VOLVER

メディア映画
上映時間120分
製作国スペイン
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2007/06/30
ジャンルドラマ
ママ、話したいことが
ヤマほどあるの。

女たち、流した血から、花咲かす。
ボルベール <帰郷> Blu-ray
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 3,929
USED価格:¥ 2,400
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【解説】
 「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督が贈る郷愁と女性讃歌のヒューマン・ドラマ。監督自身の故郷でもあるラ・マンチャを物語の背景に、母、娘、孫娘の三代の女性たちの葛藤と和解を、色彩豊かな映像でミステリアスかつユーモラスに綴る。アカデミー賞主演女優賞にも初ノミネートされたペネロペ・クルスをはじめとする6人の女性キャストがカンヌ国際映画祭で女優賞に輝くなど、各映画賞で称賛された。
 失業中の夫と15歳の一人娘パウラを養うため、せわしなく働くライムンダ。明るくたくましい彼女にも、10代の頃、確執のあった母がそのまま父と一緒に火事で亡くなってしまうという苦い過去があった。そんなある日、夫がパウラに関係を迫り、抵抗したパウラに刺し殺されてしまう。ライムンダは愛娘を守りたい一心で、夫の死体の処理に奔走、事件の隠蔽を図る。そのさなか、今度は故郷ラ・マンチャに住む伯母の急死の報せが。ライムンダの姉ソーレが葬儀へ駆けつけたところ、彼女はそこで死んだはずの母イレネの姿を見掛けたという奇妙な噂を耳にするのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
16124 7.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2014-07-02 23:13:41
ペネロペの肝っ玉かあちゃんぶりが観たくてレンタルした。
意外にイケとる。
投稿者:江川良名投稿日:2011-10-10 23:07:45
【ネタバレ注意】

何の予備知識もなく観たら、近親相姦絡みの殺人事件から幽霊物語に展開する話に唖然としたが、幽霊話にはカラクリがあり、その真実に驚かされると同時にやりきれない思いが残る。原色を使った鮮やかな画作りは、重い話をカモフラージュする為の策とも思え、女優陣の好演で見応えのある作品ではあるが、どうも苦手なテーマで後味は良くない。

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-04-16 22:10:34
束ねて持味出し切ったペドロ・アルモドバル監督作品。傑作です。男はしたがりやりたい放題。女たちは、しっかりはざ間の境界線で生きています。いいねぇ。あの世から母が戻ってきた・・・そういう設定からドラマが展開してゆきます。笑った。しかし何故かいとおしく哀しい。愛すべき母と女たちに捧げる映画。ボルベール。この情熱はどこから来るんだろう。カタルーニャ。スペイン。フラメンコ。
投稿者:陸将投稿日:2010-03-02 16:31:44
【ネタバレ注意】

アルモドバル監督が送る女性賛美3作品の最終章と位置づけられた本作は、前2作にも引けを取らない見事な出来である。エキゾチックな雰囲気と、スペイン独特の死生観も絡めながら展開していく本作で一貫して描かれているのは女性の強さである。近親相姦した夫に自ら鉄槌を下す女たち。彼女たちには本来頼るべきである一家の大黒柱がいない。複雑な家庭環境に置かれ、頼るものもない彼女たちが今を必死に生きている。その世の中を生き抜くためのしたたかさ、そして力強さ。劇中で誰が病気になろうが、死のうが、悲しみに暮れることは一切ない。無慈悲で薄情だと見えてしまうが、皆自分の事で精一杯なのである。そんな女たちのたくましい生き方に圧倒される。だが、死んだはずの母親が登場したあたりから、一見強い女に見える彼女たちの心の中は孤独感に苛まれていることが明らかになってくる。それを忘れようとするために、あるいは悟られないようにするために、会話をし、仕事に没頭する。弱さを見せたら生き残れないのだ。それでも女たちは互いに支えあって生きている。本作では母と娘、姉と妹、近所同士など、女同士の愛に溢れている。それがなんと美しいことか。アルモドバルの赤を基調とした色彩の美しさもそれをより一層高めている。(ナプキンに血が徐々にしみこんでいき、白が徐々に赤く染まっていく際の美しさ!)ラストでペネロペ・クルス扮する主人公が死んだはずの母親とベンチに座るシーンが印象的だ。今まで弱さを見せなかったクルスが、母親の肩にもたれながら泣き崩れる。強さと弱さはまさに表裏一体である。そして疎遠であった母親という頼れるものを再び手にすることができたのだ。それが主人公にとっての“帰郷”であったのだろう。

投稿者:william投稿日:2010-01-07 23:20:35
結構エグイ表現もあるのに何かコミカルだし、ちょっと泣ける部分もあったり、バラエティが富んでる作品。
ペネロペ・クルスだから結構容姿の部分ばっかり強調するかと思いきや、意外にそうでもなく、死体埋めるのに泥塗れになってるのも何か愛らしい。
投稿者:幸村和投稿日:2009-03-08 23:17:16
私が才能を感じる映画監督の条件のひとつが「性別を感じさせない」です。
なぜそれが条件かというと、監督の性別がわかる作品は大抵人間を描くときに性別なんていうショボイ枠に納まっている。
女性はまず人間であって、その上に「女」という業を背負っている。才能のない監督はそれを「女」という生きものであるように扱う(勿論そういう人は「男」でもそれをやってのける)。
そしてペドロ・アルモドバル監督はきちんと人間としての女性を描けるそんな才能のある監督の一人だと私は思います。きっとこの人は男性版「ボルベール」も描けますよ。それが意味があるのかどうかは別として。

ペネロペの(性的な意味で使われていない)トイレシーンなんかはひとつの例ですね。一番美しい女性を「ミューズ」扱いしていない。
こういうシーンを使っているので私が知っているのはオランダの「クリビアにおまかせ」(監督忘れた)とP.ヴァーホーベンの「インビジブル」、それとS.キューブリックの「アイズワイドシャット」でしょうか。どれも品質の高い映画です。

思えば何の予備知識もなしに見た「オール・アバウト・マイ・マザー」でなんかわからへんけど心にひっかき傷を残されたような余韻があり、以来この監督が気になって大体いつも作品は見てきました。「オール〜」ほどの印象を残すものはこれまでなかったのですが、今作はキマした。
この作品は桐野夏生の小説と同じ人間のエネルギーと情熱とユーモアが流れています。皆さんのコメントにもあるように「素晴らしい」です。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-09-28 17:19:06
【ネタバレ注意】

なんか何処かでバレやしないか?って物語の先が気になってしまう…突然レストランに客が入って来たり。

コメディなのは母親の存在ですね。ベッドの下から顔を出したり「あんたそんなに胸大きかった?何かしたの?」とか…「臭い」で気付かれてるし…ロシア人?…世話焼きだし…まぁエアロバイクとかデンとある事自体が変です。
娼婦のお姉さんに客と思われるペネロペもコメディっちゃコメディかもですが。

まぁ股を広げて座り、無造作に部屋で着替えるペネロペの娘…なんだが、誘ってるとかじゃなくて単に無邪気なだけなんですけどね。ペネロペは拒絶するし…

いやペネロペ・クルスはいつも通り素晴らしいです。が、逆に幽霊?に逃げ出す彼女の姉も良い味出してます。
まぁアルモドバルの映像ってか構図の素晴らしさ…どんどん引き込まれる語りの上手さも光ってます。
そしてありがちなミステリーなんだが、映画だから(いやまぁ映画でなくても)幽霊がいても不思議でない訳で…が、逞しいペネロペがその存在を認知した瞬間に観てる僕等は謎に気付く…って寸法です。

あの姉があの母親から生まれたのが不思議…ってか、だからこそ行動的で感情的なペネロペと仲良くやってゆけてるのかもですね。娘であり、妹でもある…お前は俺の娘じゃないって手篭めに?…そして死体の始末…末期癌〜行方不明の母親〜逢ってきたばかりの叔母さんの死亡を報せる電話…陰惨であるかの出来事(ってかそういう人生の人々)を描く映画がこれ程明るくパワーに満ちている事自体が奇跡的。
ペネロペの感情が迸るスペイン風な唄(カルロス・ガルデルのタンゴ…Estrella Morenteですか…)も素晴らしい。http://jp.youtube.com/watch?v=xujrW1U1hPI&feature=related

投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-18 02:18:47
もはやアルモドバルさんは円熟の域に達していますね。これも母国映画では俄然輝きを増すペネロペを主人公に据えて、サスペンスの要素を軸に話を進めていくんだけど、ユーモラスであったり、シリアスであったり物語に引き込んでいきます。展開がかなり強引ですっとぼけた点があるにもかかわらず、気にせずに観れるのは、恐らくそれらの状況に直面した時の人間の感情をリアルに描いているからなんでしょうね。
女性賛歌なんだけど、たぶんこれはアルモドバルなりの人間賛歌(生命賛歌?)なんじゃないでしょうか。ろくな男出てこないけど、思い切り悪として描ききろうともしていない。この生命に対する考察が最近の彼のテーマなんでしょうな。良い映画。
投稿者:bond投稿日:2008-08-05 17:09:17
母性の強さに乾杯。ペネロペ・クルスも貫禄のある女優になりました。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-07-18 02:03:20
【ネタバレ注意】

冒頭の「未亡人が多いのね」のセリフがじわじわと効いてくる・・・巧いです。

女とは太くたくましい生き物である事が鮮烈に描かれている反面、痴呆症の叔母を登場させたり癌の友人を登場させるなど女性にとって一番の弱点であろう「老い」も描いている。
このあたりの落差も巧いです。

誰にも言えない秘密、誰かに気づいて欲しい苦しみ・・・そんなモノを抱えて女ってのは生きているんですな。
展開は現実味を帯びないのですが、不思議と現実的に感じられるのは「女」という生き物の本質に向き合っている作品だからだと思います。
これは女にしか味わえない濃厚な時間かもしれませんね。

結構な重い題材を扱っているがスペインらしく語り口がライトなので重苦しい気分になることがないのもイイ。

そしてペネロペの存在もヤバかった。
胸の谷間もイヤらしければ、ふくらはぎもイヤらしく、シャガれた声もイヤらしければ瞳までイヤらしいという身体全体(存在自体)イヤらし女です(笑)
これ・・・モチロン褒めてますから(汗)
彼女に限らず出演している女優さん全員がとても楽しそうに演じているのが印象的。
役に命が吹き込まれるとはこういう事かとしみじみ感じました。

自分ひとりで生きてはいけないという事は切ないほどに分かっているが、一人でも生きていける!と思わなければ生きていけない残念な状況に陥ってしまっている女性には何かしら響く作品になっているのではないでしょうか。
もしかしたら今よりも前向きに生きられる何かを貰えるかもしれませんよ♪

投稿者:ロシアンブルー投稿日:2008-06-12 12:30:28
【ネタバレ注意】

アルモドバルの映画はいつも荒唐無稽な筋で説得力は限りなく
0に近いのだが、見せられてしまうのだ。わりあいに酸鼻なこ
とが起こるのだが、脳死の患者をレイプして妊娠させる看護士
だとか、今回は近親相姦だとか。娘をレイプしようとして殺さ
れてしまう父親は、同時に因果応報としての始まりの主人公の
物語でもあるのだが、呪われた反復にならず、冷凍庫に蓋をさ
れたまま埋められ、当事者の母と子はその上で乾いた感傷にひ
たるのだった。女だけの共同体から男はすっぱりと弾き飛ばさ
れてしまう。なんだかシリアスなことが語られたような気分に
なるのだが、案外監督は深く考えずにただのコメディをつくっ
ているつもりなのかも。

投稿者:ghost-fox投稿日:2008-05-19 22:16:28
ペネロペのケバさしか印象に残らん
投稿者:スマーフ投稿日:2008-04-12 22:23:51
世間の常識や他人に流されず、自分自身の考えで強く逞しく生きている女性達。美しいです。

なんと言ってもペネロペですね!本当に良かった!芯の強さを感じました。
彼女には赤がすごく良く似合いますね。綺麗だった〜。

この作品はスペインの生活が本当によくでていたと思います。劇中に出てくる食器がどれもカラフルで、スペイン文化を感じました。
投稿者:佐々木投稿日:2008-01-26 07:02:06
評価5点

面白かったとは思うがそんな絶賛するほどでも無い…
普通ですね
投稿者:さち投稿日:2008-01-11 08:58:48
普通
投稿者:ふじこ投稿日:2008-01-02 09:01:11
皆さんがあまりに素晴らしいって書いてるけど、実際どうなんだろ・・って思ってましたが、観終わって、やはり素晴らしいっていう言葉が思い浮かんできました。
娘である私にとって、また娘を持つ私にとっても自分の事にも重ね合わせて観てしまい、母親との関係それを取り巻く愛憎劇、何よりも辛い運命に負けないで逞しく生きてゆく女たちの姿に思わず釘付けになり、力づけられてしまった。

ペネロペさんの演技がもう文句無いですね。
やはり母国スペイン作品での彼女は本当にイキイキしてるし何よりも美しかった。母であり女であり娘であり・・いろんな面を演じ分けてて。

ライムンダの過去については予測してなかった為愕然となったし、それで母親との確執も納得。
あの美的センスも素晴らしいし圧倒されっ放しだったです。まるで花札のような色彩感覚。
すごいな〜 アルモ監督。
女性以上に女性のことわかってると思うし、何よりも女性の味方なんだな。

投稿者:オネエ投稿日:2007-10-27 15:28:56
とにかくきれいなのよ。アルモドバル監督はオカマらしいけど、美的センス、音楽センスはピカ一だわ。いつも赤と深い青を多用するのよね。タイトルバックも毎回シャレてるの。今度のは、ペネロペ・クルスの着ている衣裳のテキスタイルを使っているのよ。それが日本の伝統柄を取り入れているのよね。ステキだわ。ペネロペ・クルスが持っていたオレンジのバッグも可愛かったわ。それで観終わった後に、ズシーンと感動が押し寄せて来るの。これぞ映画の魅力よね。一粒で二度おいしい。いや、三度も四度もおいしいスバラシイ映画よ。
投稿者:阿里不哥投稿日:2007-07-29 01:46:04
最近のアルモドバル監督にしてはソフトタッチ?で安心して観ることができました。

愛憎、死といった事柄に巻き込まれつつもたくましく、そして明るく生きる女性たちは何とも言えず力強く、魅力的でした。

やはり脚本が良く、ちょっとしたひねりや伏線を加えつつ小気味良いストーリ展開を見せており、もちろん非常にバランスの良い作品だったと思います。
投稿者:ローランド投稿日:2007-07-12 00:09:04
【ネタバレ注意】

 ここでの評価がいいし、スチール写真の美術が
強烈だし、観たい、とっても観たいと、シネコンHPの
の上映予定が更新される水曜日を心待ちにしてた
のです。

 うーん・・・・。
ダメでした。県内(新潟県)の映画館どこも上映しな
いみたいです。民度が低いのかな・・・・。話題の映画
をすぐに観ることのできるみなさん、境遇に感謝しま
しょうね。

 自由主義経済の負の部分、いくら良い映画でも
観客動員の見込まれないのは上映されないというこ
とに腹を立ててはみたけれど、考えてみれば、公共の
施設でやる無料映画鑑賞会なども段々段々と受け狙
いになってくる。仕方ないことと達観しなければ
ならないでしょうか。

 と、ここに投稿することではないとの思いがしな
がら、皆さんの感想を読んでの羨ましい気持ちと、
シネコン経営者に対する抗議の気持ちが書き込ませ
てしまいました。いけなかったら削除してください。


    08年7月27日追記
    失業して昼からテレビを観ながら酒を飲み、挙句の果てが娘に
手を出すだなんてどうにもならん最低の亭主に対して、とっさの判断
に優れ明るく行動的で交友関係が広く、しかも美人でグラマーのライ
ムンダ。便器にかけてシャーシャーと音までたてて用を足すシーン
も爽快で、逞しく生きるオンナたちが気持ちいいです。

   ベッド下の空間で顔を見合わせるという親娘再会の演出が良
かったし、血、車、服、トマト、ドア、冷凍庫、バス、それにタイトルの
大きい文字までみんな真っ赤にして、死体処理の、血が白いペー
パータオル染み込んでゆく様子に、白とベージュのストライプ柄の
まな板のうえで銀色に光る包丁が赤いトマトを刻む絵作りまで、この
監督のセンスが好きになり、他の作品も観てみようかなって気になっ
てます。

   オープニングの乾いた軽やかな音楽に載せて墓地を掃除す
るシーンで、これは当たり!っと思ったくらいなんだけど、その気持ち
を裏切らない展開で最後まで来ました。この、どろどろと醜い男と女
の葛藤が殺人に至る大筋、もし日本で映画にしたら? ・・・・考えな
いでおこう(笑)。

   あの冷凍庫、河川工事かなんかで発見されなけりゃいいけどね。

投稿者:みみぃ投稿日:2007-07-10 23:06:47
アルモドバル作品はとんでもない事が起こっていてもそれを感じさせないところが好きだ。音楽もいいですね。
投稿者:はるか投稿日:2007-07-07 09:17:13
いやー面白かったです。
ダイハード観ようと思って劇場に行ったんだけど人が多すぎてこっちにしました。大正解です。純粋に、物語に、映画に、のめりこんでしまう稀有まれな作品です。これはもう、必見。

ババアの登場にはやられました(笑)スンバラシイ!!!
投稿者:shinji投稿日:2007-07-06 23:51:05
 しかししかし、ペドロさんの作品は後からじわじわきますよね、観てる最中よりもその後2〜3日中余韻にしたれます。
 スペイン映画をほとんど観ないので(この監督の作品以外)、スペイン語が聞きなれなくて、なんか異文化交流みたいで、それで題材は人類普遍的な物で・・。
 というか過去の作品と何が違うかという事です!実際ちょっと「えっ!」やんわりしすぎと違うという感じはしたのですが(パンフ観て、監督の私生活でいろいろあったみたいな事は知りましたが)、この作品観て気分を害する人はいないはずですよね。
 しかーし過去の作品を人に勧める時はちょっと勇気がいりますよね、「気持ち悪い」やら「そっち系なの?」やら、全然そんな意味で勧めてる訳ではないのに拒否される事が多かったので・・。
 でも実際見終わってみると何ら過去の作品と違わない事に気づかされます、各々の人物を丁寧に個性的に描いていて、しっかり本筋があって。だからこの作品を観てもう一度過去の作品も観てほしいなと思います、過去の作品ではその個性が強烈すぎただけで、と言うか「バッドエデュケーション」でちょっといろいろやりすぎたかな感もあったので、そのギャップも良かったなとも思います、デビットリンチの「ストレイト・ストーリー」的な感じかな。
 とにかくラストが良い!(緊張と緩和ですね)。「素晴らしい」という事でよいでしょう。
投稿者:NYY投稿日:2007-07-03 23:28:47
いやー、良かった良かった。
 
お母さんがペネロペに「許して欲しくて戻ったの」と言うシーンが良かった。
 
不幸な出来事がいっぱいあっても、人間とか世界を丸ごと許容するような懐の深さのようなものを感じた。
 
投稿者:nehane215投稿日:2007-07-02 19:47:55
今回は、アルモドバル監督作品であるということ以上に、
ペネロペ・クルス=ライムンダの映画であるという印象が強く残った。
ペネロペ・クルスが美しく輝いていたのは、
脇を固めるすべての女優たちが、みんな同じように、そして等しく!
美しく輝いていた、というバランスの妙とでも言うのか、
素晴らしい調和(相互作用)があったからだと思う。

すなわち、女はみんな美しい(願いも込めてw)んだんだ。

監督ぅ〜「ベルボール<◯◯>」とか、男版も作ってぇ〜w
投稿者:Longisland投稿日:2007-07-02 01:22:57
06年カンヌで出演の6人が全員最優秀主演女優賞と異例の大盤振る舞いに興味を覚えたものの、復讐愛、同性愛、偏執的な愛…アルモドバル監督が描くテーマというか描く題材は重く苦手。あまり期待せずシネフロントへ…マジすげえ!女しか出てこん(あっ、淫行オヤジがいたか)、その6人もの女達の描き方が素晴らしい。
卓越した人物描写、見事に統制が取れた脚本と構成、艶のある映像と音楽、そして何よりペネロペ以下6名の女優の演技…まさに完璧な映画といっても過言でない。

不遜な物言いだが、どんなに奇をてらった設定でも大体は展開に予想が付く、過去作品で使われていて焼き直しじゃん、などと思っていたが。
死んだはずの母親は実際は…以下省略… 
娘に父親が誰だか告げられないのは…以下省略…
そうきたか!とビックリ。

女性映画としても、ミステリーとしても、ファンタジー、家族愛映画としても立派に成立している正に驚きの作品。
投稿者:黒い豹投稿日:2007-06-26 19:32:08
アルモドバルに間違いナシ!!
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-06-14 16:38:57
【ネタバレ注意】

あちこちふんだんに仕掛けが散りばめられたこの作品は、サスペンスフルでありながらコミカルでありペーソスに満ちていた。

マドリッドに住む美しきライムンダ(ペネロペ・クルス)とパウラ(ヨアンナ・コバ)の母娘。二人はある事件に遭遇するが、時を同じくしてライムンダの育ての親である伯母のパウラがラ・マンチャの村で亡くなったと連絡が入る。姉のソーレ(ロラ・ドゥエニャス)は葬式に帰り、そこで四年前火事で父とともに焼け死んだはずの母イレネ(カルメン・マウラ)の姿を目撃。一方伯母の隣人であるアウグスティナ(ブランカ・ポルティージョ)は、ヒッピーの母の失踪にライムンダの母が関係していると考えていた…。

複雑に入り組んだ母と娘の連鎖の物語。不幸な出来事が母と娘の間に繰り返される皮肉な運命。
だが、陰々滅々かというと決してそうではない。ところどころクスッと笑えるシーンも(ややブラックだったりするが)多い。不幸な境遇におかれた市井の女たちはいずれもしたたかで、エネルギーに満ちているのだ。
物語はサスペンスチックに始まり、途中ファンタジーか?とも思わせるが、どんでん返しで現実に引き戻される。後半の展開は読めたが、それでもなかなか凝っている。

ペネロペ・クルスはやはり美しい! 顔の何て小さいこと。他の女優と並んだら歴然。アルモドバル監督は「尻が小さいのが不満」などと言って「つけ尻」をさせたそうだが、いずれにせよその美しさは特筆に価する。タンゴの名曲“VOLVER<帰郷>”を彼女が感情を込めて歌うシーンは、曲の美しさとあいまって胸を打った。
その他19年ぶりにアルモドバル監督作品に出演したという、監督にとっての「女神(ミューズ)」カルメン・マウラ、気弱な優しい姉ソーレを演じたロラ・ドゥエニャス、幸薄そうな隣人を演じるブランカ・ポルティージョら、女優陣がみな素晴らしい。また短気なライムンダが時に姉やアウグスティナに冷たく接するのも、妙にリアリティーがあって説得力があった。

ハリウッド作品ではなかなかお目にかかれない人間を正面から描いた秀作。スクリーンからはスペインの風も感じられた。
男性監督が描いた女性映画ということで、女性の視点から観たとき違和感がないだろうか、とも思ったが、知り合いの女性はそうした違和感は感じなかったとか。
素敵な作品だ。
(あんまりコメント題に「素晴らしい!」なんて書かないのだが、せっかく続いているので便乗しました…(笑))

投稿者:Cocofrancisco投稿日:2007-05-28 03:05:15
【ネタバレ注意】

ストーリーの構成といい、ビジュアルといい、久々に面白い!と心から思える作品でした。終わり方もまたすごくいい。祖母、母、娘と3代に渡る女性の人生が見えないタイで繋がっている、輪廻しているというちょっと日本っぽいフィロソフィーがあって、日本人的にも受け入れられやすい作品なんじゃないでしょうか。http://blog.livedoor.jp/cocofrancisco/

投稿者:くろくろ75投稿日:2006-05-30 05:15:02
アルモドバル作品のファンだけでなく、100%ペネロペ・オンリー目当ての人にも十分アピールできる作品だと思います。ストーリーの上手さは文句なし。ヒッチコック風なコメディ展開も楽しかったです。最後はしっとりと余韻を残したまま映画館を後に出来ました。
【ニュース】
有名下着メーカー製作のペネロペ・クルス監督セクシー短編「L'Agent」2013/08/06
DVDリリース情報:「抱擁のかけら」「おとうと」「山口百恵 in 夜のヒットスタジオ」etc.2010/04/28
ペドロ・アルモドバル監督×ペネロペ・クルス主演「Broken Embraces」、予告編2009/10/14
DVDリリース情報:「プレステージ」「ボルベール〈帰郷〉」etc.2007/10/18
アルモドバル監督、新作でも再度ペネロペ・クルスを起用か?2007/09/07
アカデミー賞結果発表2007/02/26
英国アカデミー賞発表2007/02/13
ロンドン映画批評家協会賞発表2007/02/09
ウディ・アレン監督、最新作のヒロインはペネロペ・クルスに2007/02/02
アメリカ俳優組合(SAG)賞発表2007/01/29
アカデミー賞、ノミネーション発表!2007/01/23
アカデミー外国映画賞、最終エントリー9作品が明らかに2007/01/17
ゴールデングローブ賞、結果発表2007/01/16
放送映画批評家協会賞発表2007/01/15
英国アカデミー賞、ノミネーション発表2007/01/12
アメリカ俳優組合(SAG)賞、ノミネーション発表2007/01/05
ゴールデングローブ賞、ノミネーション発表2006/12/15
NY映画批評家協会賞は「ユナイテッド93」に2006/12/12
放送映画批評家協会賞、注目のノミネーションが発表に2006/12/12
【訂正】LA映画批評家協会賞他、映画賞続々発表2006/12/11
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は「硫黄島からの手紙」に2006/12/07
ヨーロッパ映画賞、結果発表2006/12/04
ヨーロッパ映画賞、ノミネーション発表2006/11/06
カンヌ映画祭、受賞結果発表2006/05/29
ペネロペ・クルス、アルモドバル作品に主演へ2005/02/09
【レンタル】
 【DVD】ボルベール <帰郷>レンタル有り
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