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ありがとう(2006)

メディア映画
上映時間125分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月2006/11/25
ジャンルドラマ
大切なのは、感謝して生きる気持ち。

1995年1月17日 阪神淡路大震災発生
これは、再び笑顔を取り戻した人々の勇気と感動の実話。
ありがとう [DVD]
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価格:¥ 2,200
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【クレジット】
監督:万田邦敏
プロデューサー:仙頭武則
原作:平山讓
『ありがとう』(講談社文庫刊)
脚本:平山讓
仙頭武則
七字幸久
万田邦敏
撮影監督:渡部眞
音楽:長嶌寛幸
出演:赤井英和古市忠夫
田中好子古市千賀子
薬師丸ひろ子飯田美子
尾野真千子古市千栄子
前田綾花古市洋子
光石研中山清
尾美としのり有野健太
柏原収史中岡史朗
今福將雄中山保繁
【解説】
 今もシニアツアーで活躍するプロゴルファー古市忠夫氏の実話を綴ったノンフィクション『還暦ルーキー』(文庫版『ありがとう』)を映画化した感動ヒューマン・ドラマ。阪神大震災で家も財産も失った主人公が、街の復興に奔走しながら、焼け跡に残されたゴルフクラブでプロテストを目指す姿を、強い絆で結ばれた夫婦愛を軸に描き出す。主演は「どついたるねん」の赤井英和、共演に「黒い雨」の田中好子。監督は「UNloved」の万田邦敏。
 1995年1月17日未明、神戸市を激しい揺れが襲った。寝室で寝ていた古市忠夫は妻と娘を避難させ、自分は災害救助にあたる。しかし、家々は倒壊し、発生した火災は三日三晩燃え続け、鷹取商店街では995棟が全焼、105名が命を落としてしまう。忠夫の家も全てが焼き尽くされ、跡形も残っていなかった。忠夫は街の復興に向けてボランティア活動に取り組み、街の人々を懸命に励まし続ける。そんなある日、忠夫は自分の車が無事であることを知らされ、トランクの中に横たわる無傷のままのゴルフバッグを発見する。業火を免れたゴルフバッグに奇跡を感じた忠夫は、街が徐々に復興へと向かう中、プロテストを受ける決意をするのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
217 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:kumirin投稿日:2007-01-10 04:49:00
 私は震災前後の3年程神戸市内で働いており、この映画は見るまでに少し抵抗があった。しかし、惨劇を哀しむだけではなく前向きな姿勢を描いて評価されていたので、上映期間終了間近になってからそれも三宮の映画館で見ることができた。 前半の再現シーンで、場内のそこかしこから聞こえてきたあの時の記憶をおそらく共有するであろう人々がたてる鼻をすする音。 やはり感慨深い。
少し離れた兵庫県内の自宅の被害は軽くガスが短期間止まっただけであったが、徒歩まじりの電車によって辿り着くことのできた三宮本社のひしゃげたエレベーターを見た時の衝撃は、今でも脳裏にまざまざと甦ってくる。
 
 「幸せは富や名誉やない。 人と人とのふれあいや。」 という意味のセリフが印象的。
大惨事といえど、渦中にいなければ所詮は対岸の火事。11年を経て、奥尻島や新潟をも含め震災の記憶が風化しつつある昨今、この作品の役割は大きいと思う。 

 赤井英和は、浪速ニュアンスが濃厚で神戸人にしては少し違和感を覚えたが、後半のゴルフシーンは勝負師の面影漂い、田中好子と共に好演。 只、主人公の描写が積極性一辺倒だったのが、気になった。 関西男性特有のてらいなき気弱さ(意気地なしという意味ではない)表出をとことん描き込みそこから不死鳥の如く甦る、というエンターティンメント性を加味すればもっと深みが増したのでは?とも思うが、ドキュドラマとして視聴後感は爽やかだった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-12-04 20:54:46
【ネタバレ注意】

阪神・淡路大震災の発生から間もなく12年を迎えようとする06年秋。被災地に近い場所にいた私は、冒頭の大地震の再現シーンの迫真性に目をみはった。CG技術もこうした映像に使われるとその価値がある。御殿場の山奥に商店街を作り、それを崩し、焼いたそうだが、震災直後の市内の再現もまた見事で、それだけで胸が締めつけられた(ちなみにすぐ横に座っていた熟年夫婦の奥さんは泣きっぱなしだった・・・苦笑)。
物語はというと、どうしても美談仕立てになってしまうのは仕方ない。震災とプロゴルファーテストという、ふたつの大きなポイントを両方入れるのは大変だったと思うが、夫婦漫才の要素も入れた関西風脚本?がよかったのか、まあ無理なく(多少難はあるけど)まとめられているのではないだろうか。
震災がらみのまちづくり協議会の歩みを思い切ってカットしたのは映画的には仕方ないかな、とも思うが、「震災後」の混乱をもう少し観たかったか。

赤井英和、田中好子は好演。作品内で「苦しくなったら顔上げて、奥歯折れるまでかみ締めて笑うんやでぇー」という言葉が出てくるが、田中好子曰く、「奥歯かみ締めて笑うんやでぇー。奥歯かみ締めたら笑えんやろ!」(笑)。おっしゃる通り!
賛同出演(?ってどんな出演?)だそうだが、端役が豪華キャスト!家の下敷きになった妻を救おうとする男に豊川悦司、消防士に佐野史郎、プロテストの係員に仲村トオル、主人公がすがりつく協会関係者に永瀬正敏、奥尻からのボランティアに鶴見辰吾…吉本所属の芸人も多数出演。美談仕立てだし、主人公をよく描きすぎな面はあるものの、あの震災を知る者としては及第点としたい。

投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2006-11-22 22:29:51
【ネタバレ注意】

地震の場面は思った以上にすごい迫力で、画面に向かっている私自身が怖いとさえ思えました。また、関西に住んだ経験があるので、よく知った建物が崩壊するのはすごいリアリティでした。また、単に地震だけではなく、地震によって家屋が崩壊し、下敷きになった奥さんと助けようと旦那さんが右往左往する内に火がまわり、最後には奥さんを見殺しせざるを得ない痛々しいシーンがあり、奥さんの最後の悲痛の声、そして健気(けなげ)に父親に「お母さんは」と聞く長女が非常に痛々しく、震災で無念にも死んだ方々の悲鳴が聞こえて来る様に感じました。映画は震災から主人公が街の復興に奔走する場面とゴルフクラブでプロテストを目指す場面とに大きく分かれ、つながりが一件ない様に思えますが、テストに合格し最後に震災から助かり、ここまで来れた運命に感謝する気持ち「ありがとう」で終結します。主人公を演じた赤井英和さんの存在感が大きく奥さん役の田中好子さん、キャディ役の薬師丸さんが好演してました。

投稿者:tanukun投稿日:2006-11-15 00:54:34
「ありがとう」を観た。私は業界の人ではないので、偶然の「完成披露試写会」だった。丸の内TOEI,魯ョーカイの人が入り口にたむろしていた。そういえば、前回「披露試写会」を観たのが興業的には失敗した「SADA」だった。12・3人ものキャスト・スタッフが舞台に顔を揃え、記念撮影もあり、嫌が上にも盛り上がった。赤井英和は無口で体がでかかったし、田中好子は綺麗、薬師丸ひろ子は相変わらず可愛らしく、佐野史郎は飄々とした風貌、鶴見辰吾は“生”の方がずーっとハンサムで、かしまし娘の正司照枝は大阪からかけつけてくれた。全員が司会のインタビューに答えた。田中・仙頭氏は声を詰まらせる場面もあった。

当然のごとくこれから観る映画に期待した。

阪神淡路大震災が起こる直前の“静”、早朝のカメラ回し、そして地震発生の場面。圧巻!ものすごい迫力だ。息も出来ない、とはこのことだろう。東京に住んでいて地震はしょっちゅう来るけれど、“本当の大地震”は我々が想像し、感じているそれとは全く質が違った。

題名にもあらわしたが、大地震という天災。それを描くのは簡単ではない。CGですべてが済むわけでもあるまい。当然被災した人が沢山いるのだから、興業することは、ある種“結界に分け入る”ことと相反することになる。エンタに徹すれば史実がおろそかだと批判されるだろうし、史実(地震)に重点を置くと作品が言いたかったことが表現し辛くなる。

この映画の場合、それに加えて(いくら史実とはいえ)プロゴルファーへの道も描きこまねばならない。バランス的に難しい。連続TVドラマでじっくりと魅せる方が、スタイルとしては良かったのではないだろうか。

「八方美人」「幕の内弁当」これが私の偽らざる感想である。
惜しい作品である。(被災者の方、関係者・親族の方すみません)
個人的には、赤井英和の演技がどうも良くない。良いキャラクターだし、ある種のカリスマ・フェロモンを感じる俳優であるが、中々“開花”してくれない。田中好子は「ひめゆりの塔」「黒い雨」あたりで特に頭角をあらわし、「鉄道員(ぽっぽや)」では一流の個性派俳優となったわけだが、そのような成長の延長線上にこの作品もあり、“納得”の2文字で赤井をなんとか支えて“映画”に仕立て上げている。
一般公開してどのような反響があるのか楽しみである。
(因みに、私は邦画贔屓なので、だからこそいつも点が辛い)
投稿者:parisien投稿日:2006-10-31 13:10:24
【ネタバレ注意】

「あの人のようになりたい」と人生の目標となるべき人がいる。
では、その「あの人」自身は誰かを目標としているのだろうか。

阪神大震災で焼け野原になった長田町の一角で目的を持つ力さえも奪われてただ呆然としている人のなかで「生きよう!」と言い続けた人の話。
彼には目標となるべき人はいなかったけど、そこにいるみんなが彼を目標としたのだ。

焼け野原の長田町の映像は本当に今そこで起こっているかのようで臨場感がある。
地震が起こって「逃げ惑う人の顔、他人なんかどうでも良く自分のことしか考えない人の顔、途方に暮れる人の顔、みんな自然な顔や。」
こう思えることがすばらしい。
この映画には勧善懲悪はない。

良い映画でした。

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