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ルワンダの涙(2005)

SHOOTING DOGS
BEYOND THE GATES

メディア映画
上映時間115分
製作国イギリス/ドイツ
公開情報劇場公開(エイベックス・エンタテインメント=シナジー)
初公開年月2007/01/27
ジャンルドラマ
その悲しみは
心を濡らした
ルワンダの涙 [DVD]
参考価格:¥ 1,543
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【解説】
 1994年にアフリカのルワンダ共和国で起きた悲劇の実話を基に描く衝撃の問題作。実際にBBCの報道記者として現地で取材に当たっていたデヴィッド・ベルトンが実体験からくる深い自責と悔恨をベースに原案を共同執筆、凄惨な虐殺を目の当たりにしながらもそれをくい止めるために行動を起こすことも出来ずただ静観するのみだった西欧人側の視点から虐殺事件の実態を痛烈に暴き出す。主演は「ミッドナイト・エクスプレス」「エレファント・マン」のジョン・ハート。監督は「メンフィス・ベル」「ボーイズ・ライフ」のマイケル・ケイトン=ジョーンズ。
 海外青年協力隊の英語教師としてルワンダにやってきた英国人青年ジョー・コナーは、英国ローマン・カトリック教会のクリストファー神父が運営する公立技術専門学校(ETO)に赴任する。ルワンダではフツ族とツチ族の緊張が高まっており、国連治安維持軍が監視に当たっているほか、学校にもベルギー国連軍兵士が駐留していた。やがてフツ族出身の大統領が乗る飛行機が撃墜されたのをきっかけにフツ族によるツチ族への虐殺が始まる。学校は生徒たちを守るために国連兵士によって取り囲まれ、いつしか虐殺を逃れた何千人という難民の避難所となっていくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1188 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2011-11-19 13:30:38
ルワンダ虐殺を描いた作品。このテーマは何度見ても心が痛む。
ここで描かれているのは、ルワンダ内戦に伴う残虐な出来事だが、作品中でも触れている通り、ナチのホロコーストをはじめボスニア等民族同士の殺し合いはたびたび行なわれて来た史実であり、今後も恐らく起こりうる事実に違いない。それは我々日本人にも他人事ではないのである。
その中にもし自分が置かれたらどうするか?この問いに対して、クリストファー神父もジョーも解り易い行動を取るので、作品の流れとしては意外性は無い。それよりも、ただ祈るしかないツチ族の避難民の中で彼らが悲しいほど無力なのが、現実的であり観る者の心を揺さぶる。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-11-05 16:54:31
【ネタバレ注意】

奇蹟が殆ど起こらなかったという点では「ホテル・ルワンダ」以上の重さが残る作品。フツ族の男の「ツチ族は昔みたいに俺達を奴隷にする気だ」が一番印象に残る台詞だが、もちろん集団虐殺の描写はこちらの理解を遥かに超えている。数少ない突っ込み所は、前半で学校に押し掛ける避難民のエキストラの芝居が下手だったのと、神父が顔馴染みの商店主に詰め寄られてる時に、子供達がトラックから脱出しても民兵が誰一人気付かなかった点。まあこれ以上虐殺は見たく無かったけどね。星四つ半。

追記 ウィキってみたら、神父役のモデルになった人が殺されたのは98年だったそうで、それなら何で民兵の脅迫に屈しなかった事実を描かなかったのだろう。

投稿者:グレープジュース投稿日:2008-06-14 11:08:23
ホテルルワンダを鑑賞してルワンダ大虐殺に興味を持ち。
イマキュレー・イリバギザの手記『生かされて』に感銘し。
歴史書ともう一つの手記を読む前に、この作品にも手を出しました。

この作品は白人目線で描かれていることにより、フツ族の青年が「自衛しないとまた奴隷のように扱われる」と発することが可能になりました。ルワンダ大虐殺関連の作品を目にするとき第一に思う事はフツ族の残酷さであり、歴史的背景が描かれることは難しくなります。それは事実を衝撃的に伝えることが最優先であること、惨劇の内訳を理由として求めないことが傍観者にとって一番必要なことと考えられているからです。悲惨な歴史を繰り返さないように、どんな理由であれ殺戮を望まないこと、それらは解決を導かないこと。
特にこの作品は生き残ったツチ族の方々が政策協力をしたことで、鑑賞者に伝えたいことは己に起こった「悲劇」よりも周囲で起こった「事実」を求めているのだと思えます。
歴史を辿ればルワンダ大虐殺は過去にもあり、ツチとフツに大きな亀裂を入れたのは植民地として扱ったフランス・ベルギーの白人です。しかしそれを書くには掘り下げるのにもほどがあります。

この作品を評価するならば、私達に内容を口出しすることは出来ません。事実を目にした者達が作り上げた作品です。私達はそれらを飲み込むのです。
エンドロールの写真につづられた言葉。胸が苦しくなり、無意識のうちに涙でぐっしゃりでした。

ツチ、フツ、白人、その三つの目線が垣間見れて、とても見やすい作品だったと思います。下記のコメントにもあるように、もし出来るなら次は穏健派のフツの目線や、過激派フツの目線、いろんな意味で難しいと思いますがそれらを描けるようになれば1994年ルワンダ大虐殺はしっかりと伝えられると思いました。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-06-04 00:03:08
ホテル・ルワンダの後に鑑賞。
ルワンダで実際に起きた部族同士の争い、虐殺を描いたという意味で共通点の多い作品ですが、軸となる人物がこちらは白人なので若干ホテル・ルワンダとは趣が違っています。
ただ、視点はどちらもツチ族なので大きな変化はありません。
どうせならフツ族視点で描くか、ツチ族メインでもフツ族のルーツを盛り込むなど工夫が欲しかったですね。
国連軍に視点を置いても興味深い作品になったかも。

おそらくホテル・ルワンダとルワンダの涙、どちらを先に観るかで評価が変わるかもしれませんね。

ドラマティックな社会派を観たいなら本作のほうが良いでしょうし、リアルな社会派ドラマを鑑賞したい方にはホテル・ルワンダのほうが合っていると思います。
投稿者:bond投稿日:2008-05-20 10:00:38
ルワンダ虐殺映画観るのは3本目だが、やっぱ、胃がシクシクする。しかし、ほぼ同胞ともいえる人間に何故あそこまで残酷になれるのか。
投稿者:irony投稿日:2008-05-20 02:47:56
【ネタバレ注意】

 ホテルルワンダ+ルワンダ 流血の4月÷2って感じか? 世界はアフリカ『人』に興味と言うか関心がない・・あるのは其処にある資源と利権のみ 白人から見たら黒人は黒い物体なんだよね 神父は何とか思い直して殉職・・白人皆逃げてちゃマズイんで申し訳程度ぐらいの感覚で自ら残り運命を共にする(制作者の意図?) マーズが目撃したら一瞬で地球消滅だな、こりゃ・・・。

投稿者:sam投稿日:2007-03-07 22:09:23
実話の映画化だそうですがジェノサイドの恐怖がいまいち描かれていなかった。民族の対立の背景は無視されているし、白人神父・教師の最後の行動の
動機付けが薄っぺらい。盛り上がりに欠ける。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-03-07 11:45:54
【ネタバレ注意】

94年に勃発したルワンダの虐殺。
04年に製作されたテリー・ジョージ監督『ホテル・ルワンダ』の衝撃が記憶に新しいが、この『ルワンダの涙』にも激しく心を揺さぶられた。

この映画の製作者であり脚本にも携わったデヴィッド・ベルトンが、BBC記者時代にルワンダで経験した事実に基づく作品。
ツチ族が殺到したホテルを舞台にした『ホテル・ルワンダ』同様、狂気に染まったフツ族による大量殺戮のなか、行き場を失ったツチ族が避難した公立技術専門学校(ETO)が舞台だ。

『ホテル・ルワンダ』と設定が似通っているのは致し方ないのだが、しかし根本的に大きく異なるところがある。
それは、『ホテル・ルワンダ』がルワンダ人(ツチ族の妻をもつフツ族のホテル・マネージャー)を主人公にしているのに対して、この作品はETOの教師として英国から来た青年ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)と、ETOを運営する英国ローマン・カソリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)の目を通して描いている、という点だ。

作品中、BBC記者レイチェル(ニコラ・ウォーカー)がジョーにこんな趣旨の告白をするシーンがある。
「ボスニアでは泣いてばかりだった。それは女性の死体をみて『これが母だったら』と思えたからだ。でもここでは涙は出ない。それは単なるアフリカ人の死体だから」。
あるいは国連の平和監視軍のデロン大尉(ドミニク・ホロウィッツ)が死体を貪る犬を撃ちたい、とクリストファー神父にいうシーン。虐殺の現場を目撃してきたばかりの神父は「犬が撃ってきたから自衛のためにあんたたちは撃つわけか!」と憤る。虐殺を止めようとしないのに、死体を食う犬は撃ちたい、という国際社会の欺瞞をクリストファーは鋭く突く。

私がジョー青年だったら、レイチェル記者だったら、デロン大尉だったら、はたまたクリストファー神父だったら…そう考えざるを得ない。優先的に自分が助かる出口があったら、やはり逃げ出そうとするだろう。
長い歴史に基づく民族紛争に巻き込まれて、直接関係ないのに命を落とすのはゴメンだと思うだろう。必死で口実を探すに違いない。
脱出してこの惨状を伝えることこそ意味がある…ここで殉職するのが自分の仕事ではない…家族のことを守るのは自分しかいない…などなど。

一種祭りのような異様な状況下の集団虐殺に、なす術もなく傍観するしかない…それは国際社会のアフリカに対する無関心ともつながっている。その意味では、『ホテル・ルワンダ』とはまた異なる視点で自分が試される傑作である。

ルワンダでのロケには親族を虐殺され、九死に一生を得た人たちが数多くスタッフとして参加した。ラストではそうした人々のスナップが紹介される。笑顔の写真に「両親と兄弟4人が殺された」といったクレジットがつけられて。
その数々の写真で私は涙した。
救いがたい現実を越えて来た彼らの姿と、その背景にある数え切れない殺戮の事実の重みに耐えられなかった。事実から目を背けた国際社会。そしてそこに属している私自身。

『トゥモロー・ワールド』(06年米)で好演したクレア・ホープ=アシティが印象的。どちらかというと娯楽作品の印象の強いマイケル・ケイトン=ジョーンズ監督(この作品の後監督した『氷の微笑2』は散々の評判…苦笑)がこんな社会派の作品を見事に仕上げていることに驚かされた。

『ホテル・ルワンダ』とはまた違う意味で心を抉る傑作である。

投稿者:ビリジョ投稿日:2007-03-05 15:04:21
言葉が出ない。
いや、何か書いてもいいけど、言葉が上滑りする気がする。
10点。とにかく10点。
投稿者:YAH!投稿日:2007-01-30 00:03:22
配給会社がエイベックスなので心配しましたが、
本気で映画に参入するんだな…と思わせてくれる映画でした。

設定が「ホテル・ルワンダ」に似ている為
(当時色々な場所で同様の事があった筈なので仕方ないんです)
その事が逆にメディアで取り上げられる障害になっているのかもしれませんが
映画自体はBBCが製作に関わっていることもあり
しっかりした内容になっています。

ある意味「ホテル・ルワンダ」よりリアルな描写も多く、
そして明確なメッセージ性のある映画なので
「生かされて」を読んで感銘を受けた方は必見だと思います。
投稿者:サイババ2投稿日:2007-01-05 00:54:45
ルワンダ虐殺のことは忘れたろ?
ということで、この映画はヒットしない。
【ソフト】
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