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ゾディアック(2006)

ZODIAC

メディア映画
上映時間157分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2007/06/16
ジャンルサスペンス/犯罪/ミステリー
映倫PG-12
この暗号を解いてはいけない
セブン/ゾディアック ワーナー・スペシャル・パック(2枚組)初回限定生産 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,592
価格:¥ 1,559
USED価格:¥ 1,980
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ゾディアックゾディアックゾディアックゾディアック

【クレジット】
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作:マイク・メダヴォイ
アーノルド・W・メッサー
ブラッドリー・J・フィッシャー
ジェームズ・ヴァンダービルト
シーン・チャフィン
製作総指揮:ルイス・フィリップス
原作:ロバート・グレイスミス
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:ハリス・サヴィデス
プロダクションデ
ザイン:
ドナルド・グレアム・バート
衣装デザイン:ケイシー・ストーム
編集:アンガス・ウォール
音楽:デヴィッド・シャイア
出演:ジェイク・ギレンホールロバート・グレイスミス
マーク・ラファロデイブ・トースキー刑事
ロバート・ダウニー・Jrポール・エイブリー
アンソニー・エドワーズウィリアム・アームストロング刑事
ブライアン・コックスベルビン・ベリー
イライアス・コティーズジャック・マラナックス巡査部長
クロエ・セヴィニーメラニー
ドナル・ローグケン・ナーロウ
ジョン・キャロル・リンチアーサー・リー・アレン
ダーモット・マローニーマーティ・リー
リッチモンド・アークエット
ボブ・スティーヴンソン
ジョン・テリー
ジョン・ゲッツ
キャンディ・クラーク
フィリップ・ベイカー・ホール
ジェイソン・ワイルズ
マット・ウィンストン
ザック・グルニエ
アダム・ゴールドバーグ
ジェームズ・レグロス
クレア・デュヴァル
ポール・シュルツ
ジョン・レイシー
エド・セトレキアン
ドーン・リー
ペル・ジェームズ
リー・ノリス
ジョエル・ビソネット
トーマス・コパッチ
バリー・リヴィングストン
クリストファー・ジョン・フィールズ
【解説】
 「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督が全米を震撼させた実在の未解決事件に挑むクライム・サスペンス。“ゾディアック”と名乗る謎の犯人が引き起こした連続殺人事件をそれぞれの立場から追究するものの、得体の知れない犯人に翻弄され運命を狂わされていく男たちを描く。出演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、「グッドナイト&グッドラック」のロバート・ダウニー・Jr。
 1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記されていた。それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが…。
<allcinema>
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22157 7.14
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【ユーザーコメント】
投稿者:めるしぼく投稿日:2015-09-08 17:56:40
長いなーって見る前は思ったけど全く退屈しなかった。コツコツと組み立てられた作品にデビットフィンチャーの成熟度を感じました。マークラファロ。この人いいなーどっかで見たなーと思ったら、フォックスキャッチャーに出てた俳優さん、この作品でもいい味出してました。彼の出てる他の作品ももっと見たい。
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-30 13:20:24
マーク・ラファロの熱演が光ってます。
投稿者:黒らぶクーたん投稿日:2015-07-29 17:06:47
丁寧に事実を積み上げて行く演出が効果的。また、ジェイク・ギレンホールの熱い演技がそれに応えている。
投稿者:namurisu投稿日:2015-06-02 14:27:16
BDに映える日常の美世界だけ…黄色が多いが。犯人が今も生きてるのならオモロイのに。
投稿者:さとせ投稿日:2014-12-20 06:02:26
カップルが狙われる事件が多発するが何故か殺されるのは女の方だった。警察にゾディアックと名乗る文面が送られるがそれは警察に対する挑発状だった。漫画家のグレイスミスは犯人特定の謎を解く為に警察への取材や謎の文面を子供と協力して解明しようとするが・・・。

あの有名なゾディアック事件を映画化。
メジャーが配給するだけあって今までの同映画と違いスケールがデカいのが第一印象。DVDでの鑑賞だが広大なシネスコと5.1chが迫力を増していて効果的であった。(H26/11/9)

原作「ゾディアック」(ロバート・グレイスミス・ヴィレッジブックス・評価3・5)はあちらではベストセラーで映画のおかげで本国でも発売されたのが嬉しくノンフィクションの力作である。映画を見た人だけでなく犯罪全般に興味がある人は是非手に取って貰いたい。オススメです!!(H26/12/5)
投稿者:gapper投稿日:2012-11-04 17:19:30
【ネタバレ注意】

 推定予算6,500万ドル、総収益約8,480万ドル(米2007)。

 連続殺人は、サイレント時代の「ドクトル・マブゼ(1922)」から映画の題材にされている。
 特に近年では”犯罪物”は、大きなジャンルであり実際に起きた事件であれば映画化されるのは当然と言える。
 ただし、この事件は迷宮に近い事件で映画化するのは難しかったろう。

 良きパパのグレイスミス(ジェイク・ギレンホール)が異常者犯罪を追っていくのだが、その辺の対比が強調して欲しかった所。
 荒いドキュメンタリー・タッチの映像は迫るものがあるが、それ以上は余り感じなかった。
 IMDbでは、7.7ポイントと結構高評価。
 7ポイント以上を付ける人が多いが、6ポイント以下が少ないのが特徴と言える。
 一見特異な感じで一般受けしないようだが、実は現代の流れに沿った作品。
 題材からして低評価の人は、そもそも見ないと言うことだろう。

 この作品で出てくる「猟奇島(1932)」は、B−Movieの傑作カルト・ムービーでホラーや犯罪映画ファンなら見ておきたい作品。
http://gapper.web.fc2.com/

投稿者:POOPA投稿日:2012-02-19 20:34:20
この監督はハズレが多い。セブンは別にしろ、どうも「観客目線」が不足しており、多くのひとに共感を与える普遍性が致命的に不足している。
哀しいかな自分の感性が万人向けではないことがわかっていない。
この作品も×ですが、今後も同様な作品しかつくれないでしょう。
投稿者:susumu murakami投稿日:2011-05-28 13:05:52
僕の嫌いなフィンチャーの作品だが、アメリカ史上に残る未解決事件をどう取り扱うかが気になり観賞。大きなミスを一点犯している。
犯人が画面に出てくること。実際に殺人を犯しているシーンがあること。
これで一気に興ざめ。あくまでも犯人を追いかける者の視点を貫く演出力が必要なのだ。この手の映画では犯人、ましてや神の視点である殺人シーンは一切封印すべき。もし描きたかったら、かなりの斬新なアイディアで挑まなくてはいけない。かつてヒッチコックがサボタージュで猛反省したというバスの爆破シーンを思い出した。
投稿者:こじか投稿日:2011-02-28 01:50:05
ゾディアックと言う映画タイトルと監督がフィンチャーって事以外、ポスターさえ目にする事なく鑑賞にありつけました、ありがたし。それでもどこからなのか評判が聞こえてくるんですから、良質作品ってさすが(!)不思議なものです。CM・PV出身監督特有である映像による雰囲気作りが上手な監督さんですが、当作品はこれまで以上にクドさやえぐみが抑えられていて、うんと堅実な仕事振りが意外でした。華のある題材選びも長けてらっしゃると思いますが、この作品では(ノンフィクションが基だと言う事もあり)とても地味で長く単純に観易い作品だったと思います。案外コツコツがんばる監督さんですね。
投稿者:なちら投稿日:2011-01-06 23:23:24
フィンチャーの映画を大して知らんけど、綺麗な陰影を付ける人だなぁと思った。
内容の方では、人間のクズが起こした事件の為にマトモな勤め人の人生が翻弄されてしまう空しさを感じるけど
(ダウニーJr.の荒み方は激しすぎるだろ)、
自分は途中から人物相関図をメモし始めるという有様だったので、そういう見た目の事しか強く残らなかったよ。
やっぱ、ダーティーハリーが好き!

ところでさ、筆跡鑑定士に会いに来たウォレスって男は何者だったのかなぁ。
投稿者:sakur`a`投稿日:2010-11-14 00:51:38
長い・・・
前半は登場人物の多さ、浮かび上がる容疑者、証拠不十分、そしてまた新たな容疑者
ちょっとこれは集中力が結構必要
登場人物の名前と顔、あと地名が覚えられねぇ!
( ゚ ρ ゚ )ボー っとしてちゃだめですね
頭の整理もしつつ
でも中盤にさしかかったあたりから疲れが!
派手さもさほどなく淡々と物語が進むんだもの!
人によっては激しくつまらない映画かも
とはいえ、7割ほど終えたあたりから緊張が走る展開を見せてドキドキ
目が覚めて最後まで観れました
娯楽であるはずの映画でこう言うのもなんですが、5割過ぎたら楽しめます多分!?
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-19 23:17:43
D・フィンチャーの映画の中で最も極めて緻密で引き込まれると絶賛するのはR・エバート。
この監督は「セブン」や「ファイトクラブ」に代表される若い世代が好きそうな高脂肪高カロリーの映画しか作らないと思ってた。
今回は違った。見る度に体力と気力の消耗が激しいけどとても良く出来た映画だと思う。

1969年7月4日の独立記念日に沸くSFシスコの夜景から始まり不気味さが今も残る映画でもある。
昨年が映画の中の事件発生から40年目だった。
事件にあった被害者やその家族にはお悔やみを翻弄されつづけた生存者には敬意を。

珍しく原作を読みサントラ(2種ありどちらもオススメです)を聴きBDを見まくった。
特に音声解説がふたつあり監督だけのより5人(ジレンホール・ダウニーjr・プロデューサー2人・ジェームズ・エルロイ!)の方が断然興味深く撮影の苦労話など聞けた。
時にシニカルで作家らしいエルロイの話は笑い?を誘う場面も。
原作と違い被害者や容疑者の実名や写真やら撮影に協力した生存者なども勢揃いでアメリカってよくも悪くもスゴイよ。
ある意味本編より特典の多様さにビックリする。
まだあのカルマンギアのドアが残ってるんだから。もうこうなったら後はSFシスコに行くしかないかな。

米国での映画公開後にエルロイが監督に手紙を送ったそうだ。
「途中省略するが〜真相は不明でも芸術なら構わない」とか「強迫観念について再検討した映画だ」とか・・納得!

※フィンチャーの劇中上映される「ダーティハリー」に対する意見はよく分かる。
若い時は面白かったが、今見るとつまらん作品と思う種類の映画です。
(これも糞コメントって言われそうだからここに書いちゃった)
映画ではカンタンにものごとが解決するが現実はキビシイのだよ。

※母子誘拐未遂場面の母親役で出てたのが劇中でも歌が使われるドノヴァンの娘でアイオン・スカイ(セイ・エニシング好きなのに)だって気付いた人いますか?
自分は音解ではじめて気付いた(恥)
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-07 20:51:49
映画は計らずも余計なものを写してしまうメディア
「ゾディアック」に刻まれているのは
当時(1970年代)の綿密なディティール
監督のデヴィッド・フィンチャー、またもや進化しております。
http://mototencho.web.fc2.com/2007/zodia.html
投稿者:マスターユーダ投稿日:2010-02-28 15:16:21
ちょっと怖いのかなと思ってたら少しも怖くなくただのサスペンスだった。
なにげにストーリーが複雑なので全部理解しきれなかったと思うこれから見る方は予習することをオススメする。で結局ラストどうなったの忘れちゃった。
投稿者:はまま投稿日:2010-02-06 12:50:58
【ネタバレ注意】

車を真上からじーっと俯瞰で撮る映像はどうやって作るのでしょう?
車内からのカメラが全く揺れることなく風景だけが動いていくのも独特ですな。まるでスクリーンプロセスみたい。
最初から被害者に容疑者の写真を見ていたら、解決していたんでないの?

投稿者:ジェームス投稿日:2010-01-08 17:26:37
事件や人物が多数あるので、やや分かりずらいがサスペンス場面の描写はうまい。実話に基づいてるだけにかなり不気味である。
投稿者:nedved投稿日:2010-01-03 23:57:33
マーク・ラファロ
投稿者:uptail投稿日:2009-12-19 09:00:37
演出:10
演技:9
脚本:8
音響:9
投稿者:vegirama投稿日:2009-10-13 19:03:58
つまらない
投稿者:アインスタイニウム投稿日:2009-03-24 12:10:57
盛り上がりに欠ける内容でした。実話を忠実に再現した結果なので致し方ないかもしれませんが、映画冒頭の犯行が一番緊迫感があっただけで、あとはダラダラ展開していくだけで退屈しました。事件に取り込まれていく人々の心境の変化も雑に感じました。事件の緊迫感や盛り上がりなどを期待せずに、ドキュメンタリー感覚で観るべきだったのかもしれません。全体的に中途半端で締りがない作品でした。
投稿者:KAZOO投稿日:2009-03-22 09:53:08
これが実話だ、ということを頭によーく入れて 一人の家で一人で見ると
犯人と思われる人たちが一見普通の人に見えて 普通の生活に溶け込んでいるところが 逆に怖かった。
ちょっと外界に出るのが怖くなってしまった。
ジェイク・ギレンホールが初めていい役者だと思いました。
投稿者:Virginia投稿日:2008-09-04 00:46:40
意外と凡作...になってしまったのかしら?

凄惨なシーンやどんでん返しは、期待しちゃいけません。
年月だけはどんどん過ぎていきますが、捜査は中々進展しませんね...。
また、実話ベースなだけあって、盛り上がりに欠けます。
ちょっと乱暴に言ってしまえば、「ドキュメンタリーを見る感覚」だったでしょうか。
面白かったけど、二度は見れないなぁと。

ただ、ジェイク・ギレンホールはちょっとヘタレなくらいが素敵なんだと実感できました。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-08-01 01:18:51
ゾディアックと呼ばれた連続殺人者を描いた事自体は興味深い。
・・・が、犯人にとり憑かれ生活が破綻していく様子が散漫していて思ったほど心理的なドラマを味わえませんでした。
刑事のマーク・ラファロ、記者のロバート・ダウニー・ジュニアもさることながら、主役であるジェイク・ギレンホール(風刺漫画家)のドラマすら丁寧さに欠けている。
状況変化ではなく心情描写がもっと観たかったな・・・。
様々な立場の人から見たゾディアックという構成は面白いと思いますが、どれも中途半端になってしまうなら最初から一人に絞って展開すればよかったのに・・・。
実際に解決していない事件を描いているから、ラストがスッキリしないのは仕方が無い事ですがそこまでの過程はどうにか出来たハズ。

基本的に映像が暗めなのはフィンチャー監督の特色でしょうが、淡々と長々展開するので何度も睡魔に襲われました(爆)
そんなんだから登場人物の名前が最後まで覚えられなかったんですね(笑)

キャストに関しては、ゾディアックに異常な執念を見せたジェイク・ギレンホールや素なんじゃないかと思わせてくれたロバート・ダウニー・ジュニア、徹底して地味な女を演じたクロエ・セヴィニーなど見応えはありました。
投稿者:bond投稿日:2008-07-30 11:14:31
導入からは良かったが話が進むにつれてまとまりが無くなり、何の捜査してるんだかグチャグチャ状態、なんとかついていけた。どこまでがリアルな内容なの?
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-07-29 02:42:02
【ネタバレ注意】

最初のパラマウントの古いロゴマークはフィンチャーが大好きな「チャイナタウン」へのオマージュかなと思った。
本編は30分でリタイア。事件とそれを追う新聞社や警察の描写がひどく散漫で、掴みが上手かったフィンチャーとは思えない演出力の衰退が残念だった。早送りして最後の写真判定だけ見たが、此処にしてもラストシーンとは思えない平坦さ。実録ものだからテクニックを封印したのだろうが、それでいて夜のサンフランシスコを走るタクシーのCGショットを挿入してるし、中途半端だったぞ。

投稿者:irony投稿日:2008-07-29 02:32:09
 何かね「新潮45」シリーズを映像で観ているような感覚でしたね 一言で言えばまぁオモシロかったです。
投稿者:ASH投稿日:2008-07-20 01:11:40
【ネタバレ注意】

 ゾディアックの猟奇殺人そのものを描いているわけではないから、「羊たちの沈黙」や「セブン」のような映画を期待しちゃうと、失望も大きいんだろうな。おまけに、実際に未解決の事件を映画化したわけだから、犯人は誰?、という謎解きの要素もないわけだし。ま、言うまでもないけど、ゾディアックの犯行に翻弄され、運命を狂わされてゆく男たちのドラマなんだからさ。

 しかし、容疑者に近づきながらも証拠不充分で逮捕に至らないもどかしさとでもいおうか。管轄が違うということで協力体制ができてない警察側にも落ち度はあるわけで、その辺のイライラ感と、フィンチャーお得意の異様なまでの緊迫感がいい塩梅で配置されているもんだから、2時間半を超える長尺ながらもダレることなく見せてしまう手腕はさすがです。ま、この映画への興味の対象が違う連中には「退屈」なんでしょうが、僕の知ったこっちゃないよ。

 劇場型犯罪とは、不思議と人を惹きつける何かがあるんだろうな。刑事や記者よりも、一介の漫画家の方が事件にご執心となるのも、なんだか分る気がする。グレイスミスにはパズル好きという下地はあったにせよ、あの暗号文は確かに謎を呼ぶ。事件に取り憑かれてしまい、あわや家庭崩壊の危機にまで陥りそうになるんだから、ゾディアックも罪よのぉ(その前に、殺人をしてるけどね)。

 でも、そのゾディアックがもっと天才肌のサイコキラーだとばかり思っていたら、第一容疑者として浮かび上がった人物が冴えないホワイト・トラッシュのオッサンだったとは…。考えてみれば、実話に基づいているだけにコッチの方が普通なわけで、レクター教授やジョン・ドゥのようなヤツは、実はフィクションの中にしかいない殺人鬼、てことかね。ま、サイコキラーものは好んで観るクチではないので、そこら辺はよく知らんがね。

 ザッと読むと、「主人公とゾディアックが遠い」とか、「連続殺人に魅力」とか、そういったものを期待しちゃうとダメみたいね。まあ、作り手側がやろうとはしていないものがなかったからといって、短絡的に「駄作」と決め付けちゃうのにはなんかもったいないのよ。つまんなかった映画をもう一度観るような物好きはココにはいないだろうけど、DVDとかで日本語吹替えで観れば本質が見えてくるかもな。ま、大きなお世話か。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-06-22 23:27:07
【ネタバレ注意】

証拠は隠滅され、あえて偽装された証拠が無罪の一助となる。
指紋を残さない犯人が何で脅迫状が筆跡鑑定される可能性や科学捜査を知らない訳よ?
これを手に入れられるものはこういう人間だけだ〜本当にそうか?
筆跡鑑定でクロなら絶対犯人だ〜そう思う?アルファベットの数も知れているのにね。
逆にあえて誰かを真似て誤字を書くって事も無いとは言えないが。

ここで示されるものに犯人の決め手はない。
が、偶然(または偽装の可能性アリ)と一蹴されるかもだが、ある男の行動と犯人の行動を2枚の絵の様に重ねるって事をラストにやってみせて一応の限りなくクロに近い灰色感を提供しています。

まぁそういうサイコな殺人事件と必死の捜査〜ってストーリーの中に、謎解きに参加する人間達のドラマ(それで引っ張っているともいえる)を織り交ぜ、やっぱりフィンチャーらしい独特な色合いの絵とダイナミックなアングル〜名曲なBGが映画らしい作品に仕上がってます。話が多年に渡り、捜査も迷走し、エピソードが細切れに延々と続く(しかもすっきりと解決する訳ではない)って側面もあるので、興味が無くなれば何なんだ?って映画になりかねないかもですが。

兎に角、オープニング(7/4)の事件〜映像、そしてラテンのリズム(サンタナ)に乗ってカリフォルニアのカトゥーンニスト親子が登場しクロニクルに手紙が届く…まぁそれがサイコ殺人な暗号である訳だが、まずココまでは掴みはOKって感じでしょう。建築される高層ビルと空の変遷〜セブンの如き名作ではないかもだが、ある意味、知的な犯罪捜査ムービーではあるでしょう。〜ダーティハリーか…あっちはみんなフィクションとして楽しんでいる筈だ。

投稿者:ララルー投稿日:2008-06-16 13:22:58
アームストロング刑事のA・エドワーズは、なぜ今になりズラをかぶったのか?
もうバレバレじゃないか。なぜ今なんだ?
答えてください、グリーン先生!!
ゾディアックの謎解きどころじゃねーから、彼のズラ見る映画だから。
投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-04-29 11:04:52
【ネタバレ注意】

この映画はカワタヒロフミさんが激賛されていて、僕などは下らない書き込みがしづらかった。 
例えばトースキー刑事が「ダーティー・ハリー」見るくだりは原作の有る史実自体のはずなので、良く行ったモンだな、とは思いましたが、あそこは"人の苦労も知らないで"と憤怒の顔で見ながらも、最後バッヂを投げ捨てるところでつい泣いちゃう、とか、
いっそ見に行かせないで劇場の外でイーストウッドの立て看板にケリを入れてる、とした方が彼らしくね?、なあんて書いちゃおうかな、と考えてた訳だったんです。 書いちゃったけど。 

マスコミを使って自身の事件を大きく演出する劇場型犯罪の発生。 1970代の新しい時代も迎えての"ゾディアック"という犯罪者のニュー・カマーが現れた事で、それまでを60年代に生きてきた男達は事件に関わる事でどうなっていったか?、と言う本作で、登場人物は事件から外れてもなお、憑りつかれたままで生きざるを得なかった、とするカワタさんのコメントは膝を打つものだったのですが、 

今、彼のコメントは本作も含めて一切どこにも無い。 千も二千もあったはずのものが消されてしまっている。 かかる事態が如何なる理由で起きたのか、どんな気持ちでいるのかは僕には判りようもないのだけど、あの精勤なコメントはこのサイトを出来るだけ価値あるものにしようと書き込まれた明確な意志に基づくものだっただけに、ああいうものが大事にされない事は無念に過ぎる。 

この映画では、功名に懸けたロバート・ダウニーJrの記者は犯人に見捨てられた事で潰れ、仕事と割り切りながら、うらぶれつつもしがみ付いてたマーク・ラファロ刑事も流れて行く時代の中で薄れゆく記憶のごとく画面から消える、再び届いたゾディアックからの手紙がトースキーの自作自演と疑われるあたりも自身の摩滅に抵抗するかの様、それで最後まで残ったのはオタクのギレンホールなんだな。 関係無いのに興味があるってだけで20年も費やして首を突っ込んで、色んな事を犠牲にして、ともすれば犯人ですら"まだやってたのか"とか言いだしかねないほど。 

それでね、僕もまた長い間に色んなものを犠牲にしてる"映画オタク"なんです。 グレイスミスみたいに犯人探ししてる訳じゃないけれど、多くの映画にのめりこんで、コイツだ、ってものを探したい。 人からは、オマエまだやってんの?、と揶揄されても踏みとどまっていたい、そう思ってるんです。 
で、そう思えばこそ、きっと同好の士のはずのカワタさんの足跡が、今どこにも残って無いってのが、とにかく悔しいんですよ、すごく。 

ここ数年は、ほぼ毎日書かれているカワタヒロフミさんのコメント読むのが日課みたいなものだった。 長いこと楽しませてくれてどうもありがとう。

投稿者:BLADE投稿日:2008-02-15 17:35:26
PG−12指定?なぜ?と思った。やはり前半の殺人シーンが原因なのかな?
確かに監督らしいリアルなシーンだけど、もっと指定にすべき映画は
多いのにな。それ以降は特に引っかかるような描写は感じられなかった。
それだけ今となると厳しくなっているのか。
長い映画だから、疲れている人にはオススメしない。でも、ゾディアック
事件はテレビとかで興味を持っていたから、謎解きをしていく面白さが
伝わる。決して完全解決していく物語ではないのは、見る前の鉄則。
ゾディアックの怖さというよりも、彼に翻弄させられた人々のお話。
事実に「もしも〜」ということは言えないかも知れないが、見てて「もっと
早く調べていたら・・・」と考えさせられる。


ネタバレ注意!!!!


犯人の顔を見たと言って死んだ女性がもし生きてたら事件は早期に解決
したかもしれない。でも、ゾディアックの名はここまで有名になることも
なく、この映画が作られることもなかっただろう。また、最初の車の中で
生存者が22年後になってリーの写真を見て「こいつが犯人だ」と言うのが
もっと早ければ・・・とも思う。だけどあの写真は確か容疑者として
疑われていた後につかまった時に撮られた写真だから、容疑としてあがった
時には調べられなかったのだろうね。当時の署との連携のとりづらさ、
DNAや携帯電話といった技術のない時代だったから、ゾディアックという
存在が生きていられたのだろう。
投稿者:橡の花投稿日:2008-01-16 11:37:13
【ネタバレ注意】

その強迫観念の源泉を問われて、グレイスミスは妻にこう返す。
「だって、誰かがやらなきゃ」
「何よ……それ?」とは、おそらく彼女の立場でなくとも、計算できるマトモな大人なら誰もが感じる徒労感だと思います。
こと「ゾディアック事件」において、彼は「正解はない」と言ったも同然なのですから。
推理を助ける一切が状況証拠に過ぎず、コレを多角的に検証してどうにかならないものかを考えあぐねている間に、新しい関係者が登場する。今までの線に対する徒労感からそちらに掛かりきりになれば、見切りをつけた犯人説は証拠の状況(保持すべき現状)を歳月によって磨耗するに任せてしまって、永遠に補強の機会を失う。この悪循環が捜索者の人生を飲み込んで彼に鬼気を纏わせ、近づく人間の眼に事件=罠というイメージを貼り付ける。そして皮肉は極まって、この疎外が捜索者に使命感を与えてしまう……
まるで「百年の課題」のように。本作は端的に言えば、登場する全ての男性に突きつけられた以下のような地獄であります。
「もうコレに挑み続けることによってしか、「素晴らしい人生」はありえない。どんなものにも替えは効かない、たとえ破滅したとしても。自分を追い詰めたマクベス夫人が狂死しても、魔女の予言を恨みながらも、王として戦うことを止めなかったマクベスのように」
現代、シェクスピアが遺した偉大なるロールモデルの後継には、もはやバンクオーすらも要らなくなってしまった!! 男はただ一人相撲のうちに死を迎えると断じたデビット・フィンチャーの慧眼には、ただ驚愕するばかりです。

投稿者:あっきー投稿日:2007-12-18 00:02:47
映画構成などは流石といった感じで
157分という長丁場を感じさせない。
ただし、実在する話ということもあり、
デさを求める方には少し退屈な作品かもね・・・。

 ↓ 「映画レビュー」やってま〜す! お気軽にコメントをどうぞ!!
http://www.0721cinema-spirits.com/
投稿者:きも投稿日:2007-12-03 18:46:59
オープニングからフィンチャー演出の出まくりでとても面白かったです。
完璧主義の監督らしい事件や小道具の再現がすばらしいです。
ずっと興味のある事件なのですが、暗号文やメディアを巻き込んだ犯人からの
アプローチ以外は以外と平凡な事件だったのだなあ、と改めて思いました。
しかし、全体としてギレンホールの魅力に依る部分も大きいと感じますので
事件に興味が無くて、彼のファンじゃ無い人には退屈だったみたいですね。
投稿者:藤本周平。投稿日:2007-11-25 13:53:15
長かったけどそんなに退屈はしなかった。結局犯人は誰なんだろうね?
投稿者:FFF投稿日:2007-07-05 00:55:53
ThreeDogNightの曲で一気に物語に引き込まれた。ある程度覚悟してたので以後の展開や難解さも楽しめた。ただ日本語字幕読むのはかなり疲れた。ショッカー期待する人は途中でリタイアでしょう。
とにかく音楽の使い方が絶妙。あざとさが感じられない。さすがMTV。DeaconBluesのイントロには笑ったが。傑作。
投稿者:ブル510投稿日:2007-07-04 22:28:13
●良かった点…1970年代のアメリカの病んだ雰囲気がよく出ている。謎解き映画を、全く違ったアプローチで切り込んだD・フィンチャー監督の腕。
●気になった点…長い。事件に関わった人物の関係性が、後半になればなるほど複雑化。

観て一言…あの『ダーティハリー』の元ネタ。向こうは法を無視して解決するが、こっちは法を守って未解決。果たしてどっちが正しいのか?
投稿者:Bu--yan投稿日:2007-06-28 19:49:52
『セブン』『ゲーム』『ファイト・クラブ』が大好きなので観に行きましたが・・・

何これ!?

つまんねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゾディアックに翻弄される男たちをダラダラ描いてて
もーねー、連続殺人そのものの魅力が急降下。
誰が殺されようが、ゾディアックが誰だろうが、登場人物たちがどのようにゾディアックに近づいていくのだとか、
ぜーーーーーーーーーんぶ、どーでもよくなってしまい


途中で退席してしまいました。
眠くて眠くて耐えられなかった・・・。

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DVD化してからもう一回観ました。
中々面白かったです。
が、
ゾディアックを追いかける主人公らが
それほど人生を狂わされていないってことに「はぁ?」とも思いました。
一体この映画のどこがどういう風に凄いんだか・・・
未だに理解できません。
投稿者:ビリジョ投稿日:2007-06-26 15:36:18
 皆さんフィンチャーフィンチャーって監督のことばっかり気にしてますが、映画を観ましょうや。
 ゾディアックの物語というよりは、ゾディアックにとりつかれた人、振り回された人を描いたジャーナリスティックな社会派ドラマ。アメリカ社会史の一面を描いた作品なのでは。なかなかに渋いサスペンス劇だったと思います。個々の登場人物の変化する表情が見事でした。

 確かに「セブン」や「ファイト・クラブ」とは違うけれども、そう似たような映画ばっかり作っててもねえ。
投稿者:RRMN投稿日:2007-06-25 14:30:50
「No」

格好良い。
投稿者:まくらK投稿日:2007-06-25 13:46:17
スタジオのえらいさんとかの反応はどうやったんやろう。
そこそこ金かかってると思うけど元とれるんか?
監督本人はこの構成で満足なんかな。
最後の1時間くらいでええやん。

1/5くらい埋まった映画館で
寝息がちらほら。物を落とすヤツ数人。
ゾディアックと主人公の距離があんなに離れてて
何がおもしろいねん。
・・・・・・・・・
ロバート・ダウニーJrによくあんな役をさせたもんだ。
セルフパロディか。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2007-06-22 22:07:58
冒頭の会社ロゴ、ワーナーとパラマウントそれぞれ昔風のアニメーションしないバージョンになっている。これでグッとくる人は、かなり気に入ってもらえると思う。
これは、70年代映画に対する限りないリスペクトを吐露した、地味な社会派ミステリードラマだ。音楽担当は懐かしのD・シャイア!言うまでもなく「大統領の陰謀」が真っ先に連想されるが、ピアノが印象的な本スコアを聞くにつけ「カンバーセーション/盗聴」のテイストも感じられる。
前半は淡々と事件経過を綴っていくのだが、これがメリハリがなくきつかった。しかし、後半はギレンホールがようやく行動を起こし、その推理過程が楽しめる。フィンチャー最大の欠点は、脚本を映像化する際のこうした取捨選択なのだ。
あるがまま事実を描く事と、何の工夫もない事は紙一重なのである。そうした瑕疵はあるものの、当時のディテールをじっくり描いたり緊迫感あるサスペンスシーン(銃撃音や雨音など、効果音演出が秀逸)など、全体的には及第点以上の出来だと個人的には思った。
本作はHDカメラ撮りであり、ポストプロダクションにおいて色調などもデジタルでかなり変更できるため、この渋いビジュアルの実現にはハリスだけでなくフィンチャーのコダワリも相当に反映されているそうだ。
演技陣。ギレンホールが頼りなさそうな感じでよい。ラファロ・ロバートは普通か。そしてコーティアスのうらぶれた刑事役も味わい深い。「アメリカングラフティ」のクラークも出てるようだが、わからなかったなあ〜
・・・と、思ってたら後日BDで見直して、新聞社の秘書役で出てたことがわかった。すっかりおばちゃんになってたけど、目元は変わりませんね。
投稿者:ロッキー投稿日:2007-06-21 10:24:50
面白くなかった。その一言に尽きる。あんな終わり方はないだろ・・・逆にいうと、この映画のテーマは何だったんだ? 大どんでん返しがあるわけでもない、スリリングな展開があるわけでもない、もちろん感動を呼ぶメッセージ性があるわけでもない。「セブン」はたしかに凝りに凝っていたが、今回の作品は駄作以外の何物でもないだろう。関係ない話だが、隣の席に一人で観にきていたオタク顔の奴は、殺人シーンで大興奮して小さな奇声を発していた。こういう奴にとっては“興奮する映画”だったのかもしれない・・・。
投稿者:シンネマン投稿日:2007-06-20 02:34:00
【ネタバレ注意】

フィンチャーはいつも脚本書いてないんだから、下の「物語作家ではない」というのには賛成だけど、いつも同じというのは違う気がするな。

今回は明らかにいつもの映像美と技巧的カットがない。
『セブン』の犯人と肉薄する雨の日のブラピや『ゲーム』の荒らされた部屋みたいな圧倒的な画がないし、『ファイト・クラブ』『パニックルーム』の異常に対象に入り込んだ映像みたいなのが(ごくわずかしか)ない。

しかしそのような映像センス抜きでもフィンチャーの演出力が突出していることはこの映画で証明された。面白い画なんて出てこないんだけど、演出の緊張感だけで、2時間半まったく眠くならずに観ることができる。ただおそらく話についていけなくて途中退席する人はいたけど・・・もったいない。

この映画はとにかく保留される。なんにも結論は出ない。そうであった可能性が示されるだけ。私は勝手に、リーが実行犯でボーンが文書担当の二人組だったんだろうと思ってるけど、真相は定かではない。そこで評価が分かれるのは映画観の違いだろう。「現実」の延長としての映画を許容するのか、「お話」が観たいのか。似たような映画にポン・ジュノの『殺人の追憶』ってのもあったね。


投稿者:ぺん投稿日:2007-06-18 02:23:13
【ネタバレ注意】

実話らしいけど、日本人の僕には実話であることは関係無いので、その辺が
ちと割引になっちゃうな(外国人が、三億円やら浅間山荘やらの映画みても
フィクションみとるのと変わらんだろうし)。
だけど、前半の殺人のシーンは、結構キッツイ感じで良かった。
後半の真犯人の謎に迫っていくところは、結構微妙。30年程前「帝銀事件」の
ドラマがTV(土曜の2時間枠)でやってたけど、推理の矛盾点とかも披露して
くれてて、非常に判り易かったんだけど、本作は元の事件を良く知らない
せいで、判り難い。
ま、米国人向けに作られたんだろうから、その辺の知識が無い日本人的に
は、少々割り引いて、フィンチャーファンとしてのの贔屓点入れて、7点かな。

投稿者:にゃんにゃん投稿日:2007-06-17 22:06:07
【ネタバレ注意】

前半の殺害シーンなどでは凝ったカメラワークも登場しフィンチャーらしさが見られる。
とてもインパクトがあるシーンばかりで、痛々しさも凄まじい。
後半からは打って変わって、ゾディアックに翻弄される男たちを淡々と見せている。
謎解きそのものよりも、ゾディアックに人生を狂わされていく人々が物語りの中心。
監督も言っていたが、後半は「大統領の陰謀」の雰囲気に近いものがある。
(ただラストの爽快感はナシ)

最後まで飽きずに見れたら、もうこの映画は成功したといっていいと思う。
ゾディアックに興味が持てた証拠なのだから。

投稿者:りちゃちゃ投稿日:2007-06-17 15:21:00
後半からはダラダラと進み、J・ギレンホールの目線がどこを見てるのかわからないようなぽわーんとした雰囲気にかなり疲れた。それにしても長い。
投稿者:nightwing投稿日:2007-06-17 15:03:30
大好きなフィンチャー監督だったので、期待大で鑑賞。
しかしながらいつものフィンチャー色は皆無。
実に淡々と忠実に物語は進んでいく・・・・。

まぁ実話を基にしたって事で、ドキュメンタリーチックな内容である事は覚悟していたし、ゾディアックについては過去に少々文献で読んで知っていたので、そういう意味では最後まで楽しめた。
ゾディアックの時計が欲しかった私にはあのマークの件は面白かったし。

ただ・・・疲れたのは事実。
やっぱもう少し娯楽性は必要だったかも。


投稿者:ZERO投稿日:2007-06-17 14:41:32
【ネタバレ注意】

皆さんも私も罠にはまったのでしょう(笑)
下の方も仰ってますが、いつものフィンチャーらしさは無し。
あくまでもオーソドックスで淡々とした映画。
娯楽映画的な感覚で観ると辛いかもしれません。
殺害シーンもインパクトはありますが、あっさりしてます。
しかし、丁寧に進行される密度の濃い映画が好きなら、満足できると思います。私は大満足。
ラストについては実際の事件が未解決なので、賛否があるみたいですが、
結局私たちも主人公たちと同じ。ゾディアックの存在、事件、暗号等に魅せられて劇場へ足を運んでしまったわけです。その意味でもラストはアンハッピーで良かったに一票。解決してしまえば、そこでゾディアックの魅力が下がってしまうかもしれません。
フィンチャーらしさを出さなかったのもこの題材では正解でしょう。
内容の密度が濃いので余計なものを入れて困惑させないほうが正解。
やっぱりフィンチャーのサスペンスは面白い。
次はいつ新作を作ってくれるのかな。。。

投稿者:た・ぴ・お・か投稿日:2007-06-17 02:56:06
 デヴィッド・フィンチャーに連続猟奇殺人といえば、まず思い浮かぶのが当然ながら『セブン』。良くも欲も悪くも、観る者に与えるインパクトは鮮烈なのだが、この作品は実際に起きた事件を描いているためか、敢えて彼本来の色を抑えて淡々と進むドラマに、あたかもドキュメンタリー作品を観ているような感覚を覚えた。これならば、誰が監督であっても同じではないだろうか。

 加えて、尺が2時間半を超える長尺であるため、集中力を保つのに苦労した。1日に4作品という強行軍の締めくくりとしては、かなり辛い作品だったが、最後まで意識が遠のくことなく無事ラストまで見終えた自分を褒めてやりたい。

 実在の事件をモチーフとするならば、現実に忠実に未解決でエンディングを迎えるよりも、私はむしろ『ブラック・ダリア』のようにフィクションでいいから、何らかの大団円を用意すべきだったと思う。http://www.tapioka1002.com
投稿者:きゃる投稿日:2007-06-17 00:32:00
殺人予告、犯行声明等、犯人からの挑発によるモヤモヤが
犯人逮捕によってすっきりする刑事モノ映画は数多いのですが、
現実にはすっきりすることのない未解決事件もいろいろあります。
ロケ地であるバレーホは、ホームステイをした懐かしい場所ですが
すっきりしないものは、やはり、面白さに欠けますね。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-06-08 11:51:43
【ネタバレ注意】

緊張感と謎解き。2時間半余りの上映の間、これほど集中力が要求される作品も珍しい。異常な連続殺人・ゾディアック事件と、その解明に向けて翻弄された男たちが端正に描かれる。
60年代末から70年代にかけて全米を震撼させた劇場型の猟奇殺人は、その後の世界に犯罪に大きな影響を与えた。日本でも90年代後半に発生した猟奇的殺人事件の犯行声明に、この事件の影響があると指摘されたほどだ。

何人もの容疑者が浮かび、別の証拠や鑑定がそれを打ち消していく。メディアに露出し注目されたかと思うと、次の瞬間には殺される恐怖が精神を蝕んでいく。
事件にのめりこみ、狂気じみていく男たちの描写がそれぞれ秀逸。事件を独自に調べ続けたロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は妻に愛想を尽かされる。名記者ポール・エイブリー(ロバート・ダウニーJr.)は殺人予告を受けて平穏ではいられなくなり、デイブ・トースキー刑事(マーク・ラファロ)は事件を解決できなかったという批難にさらされ、ゾディアックの手紙を捏造した嫌疑までかけられる…。
60年代から70年代にかけての風俗の再現も徹底していて興味深かった。
それにしても集中力が必要だ。さすがにちょっと疲れたぞ(笑)。

さて、事件の真相はどうだったのか。今も一部で捜査は続けられているというが、最も疑われたアーサー・リー・アレンをはじめ多くの関係者が死んでしまった以上、完全な事件解明は難しいだろう。私自身は、筆跡鑑定やDNA鑑定が正しいとすると、実行犯と犯行に関わる手紙を書いた犯人は別にいるような気がするが…。複数犯か?

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールデヴィッド・フィンチャー 
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