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パンズ・ラビリンス(2006)

EL LABERINTO DEL FAUNO
PAN'S LABYRINTH

メディア映画
上映時間119分
製作国メキシコ/スペイン/アメリカ
公開情報劇場公開(CKエンタテインメント)
初公開年月2007/10/06
ジャンルファンタジー/ドラマ/ホラー
映倫PG-12
だから少女は幻想の国で、
永遠の幸せを探した。
パンズ・ラビリンス [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,027
USED価格:¥ 1,749
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【解説】
 「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ監督が「デビルズ・バックボーン」に続いて再びスペイン内戦を背景に描く哀切のダーク・ファンタジー。再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいくが…。イマジネーションあふれるヴィジュアルと深いテーマ性が高く評価され、いわゆるジャンル映画でありながら数々の映画賞を席巻する活躍で大きな注目を集めた話題作。
 1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍と母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に立ち向かう決意を固めるのだったが…。
<allcinema>
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A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
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[002]Aフィクサー (2007)
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[004]Aバベル (2006)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18147 8.17
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-03-15 00:04:51
【ネタバレ注意】

ファンタジー要素を上手く塗しながら戦争の悲惨さを鋭く描写。なんとなく園子温監督の『ラブ&ピース』を思い出したが、おちゃらけていない分だけこちらのほうがより真摯で荘厳で、芸術的な要素にも少なからず違いがある。主演の女の子オフェイラ(イバナ・バケロ)の純真無垢さと、大人たちの性悪な部分との対比が「理想と現実」、「本音と建前」をこれ以上なく対照的に炙り出していてヒリヒリくる。人間、誰しも戦争は望んでいないのだけども。

投稿者:イエガー投稿日:2016-10-18 00:35:30
これをハッピーな終わりととるか、バッドエンドととるかてで印象は変わってくるよね。アメリカ的な部分もあるけれど、ヨーロッパ的なテイストがいい塩梅だね。ファンタジー風味の戦争映画といえばいいかな・・
最近、ダークファンタジーってよく聞くけど、この映画にはあってる表現だと思うんだけど。主演の女の子と大尉役の人は良かったよ。今のところはデル・トロ最高傑作です!
投稿者:McQueeeeeN投稿日:2015-10-31 12:08:10
哀しげな音楽と迷宮の世界。
美しいファンタジーのシーンと残虐な描写のコントラストがすばらしい...。

デル・トロ映画は何回でも見たくなる要素が散りばめてあって好きです。

投稿者:シーザー投稿日:2014-10-16 01:25:07
【ネタバレ注意】

舞台である森の中の軍の砦で、妖精の手引きによって異世界に入り込んだ少女と、彼女の義父が大尉を務める独裁政権軍とレジスタンスとの戦いが、それぞれ絶妙にかすりもせず、何の係わり合いも持たないままぎこちなく描かれていく。
本当の父親を亡くした少女と義父との葛藤が深く抉り取られていくわけでもなく、実母との繋がりも何となく希薄で、一方の軍とレジスタンスとの戦いも緊迫感なく紋切り型に進んでいく。
レジスタンスのスパイが政権軍側にいるのだが、正体がバレはしないかといった緊張感もなく、森の中の狭い区域でせせこましくやり合っているだけの印象。
肝心の迷宮ストーリーも、罠などの意外性があったわけでもないのに、少女があっさりと約束を破ってしまったために頓挫して中だるみ。パンや大蛙の登場の仕方も特に驚きもなく、階段を降りたら、道を曲がったら普通にそこにいた、という演出で、こんな細かいことがいちいち気になり出す自分に嫌気がさす作品。
現実と、非現実的な二つのストーリーが、溶け合うように絡み出していく展開を期待していたのだが、結局悪い予感が的中。言葉は悪いが、だから何?という感想。残念。

投稿者:ASH投稿日:2014-01-18 09:01:41
【ネタバレ注意】

 「ふしぎの国のアリス」から、「千尋」まで、直近では「コラライン」。女の子は自分に都合の悪い状況に陥ると、みぃ〜んな迷宮へ入んのな。

投稿者:グレコ投稿日:2013-03-16 18:51:01
裂けた口がコワイ、、
投稿者:namurisu投稿日:2013-02-06 13:34:11
チョークの扉で試練の異次元へ。無垢なる者の代わりに血を捧げ王国へ。敗北の養父もヤルね。
投稿者:MAKO投稿日:2012-12-02 11:10:26
巨大ゴキブリが襲ってくる『ミミック』から注目している監督だが、
その独創性はフィルモグラフィーを通じて全く衰えない。本作は
監督のダークなファンタジーを存分に味わうことができる。
しかし、この監督、虫好きだねェ。
投稿者:cappye投稿日:2012-07-23 16:36:27
【ネタバレ注意】

 他に類を見ない世界観と演出で大変独創的な作品だと思う。ラストはハッピーエンドともバッドエンドともとれるもので、ダークファンタジーの最後として良かった。しかし、他の人も言っているようにあまり深いものは感じなかったし、目を覆いたくなるような場面も多くてあまり好きにはなれなかった。キリスト教的な要素もあって、日本人にはうけにくいのかなと思う。

 あと、この作品は、想像力とか現実逃避とかというよりは、フィクションと現実の区別がつきにくいという子どもならではの性質を上手く利用したんだと思う。まぁ、とはいっても、必ずしも全て少女の妄想だったと解釈しなくてもいいと思うが。

投稿者:あくび★投稿日:2012-01-12 11:56:39
時代が時代なら現実逃避するしか「生きる」道はなかったとしても
結末が悲しすぎて久しぶりに観た後重い気持ちになった。

ファンタジーの世界だけで考えれば
もっとサクサク展開しろよ!って思うのかもしれないけど、
あくまでも妄想のお話だから何もかもそううまくはいかない。
それが尚更「あ"ぁぁ・・この子はどうなっちゃうの」という思いになり
なんとか生き延びて幸せに・・・っていう気持ちになる。

キャラというよりCGがちょっと雑だったのかな、
「おい、合ってないぞ」と思うところもいくつかあったものの、
妄想の世界で生み出される物だと考えれば
「まいっか」で済んでしまう(笑)。

どこまでも冷徹な親父、本当はいけないんだろうけど
「ざまーみろ」と思ってしまった。
恥ずかしながらこの作品、契約している有料チャンネルで
最近放送されて観たのですが数年前の作品ですね。
にしても、こんなにいい作品なのにあまりそんなには知られてない気がしますが
気のせいなのか??
投稿者:TNO投稿日:2011-08-28 00:45:08
戦争紛争とファンタジーやミュージカルというのは、相性がいい。幸福を手に入れるために奮闘する少女は、孤独な戦いを強いられる。この過程は、楽しめたのだが、ゲリラと革命軍の決着を織り込むことで、少々焦点がボケたきらいはある。イジメ役の義父で革命軍の大尉ヴィダル(セルジ・ロペス)は、徹底した悪人にしたてられていて、僅かに人間味の感じられるのは息子に対してだけ。死の前に、ゲリラに息子への伝言を託すが、ゲリラのスパイだった侍女メルセデス(マリベル・ベルドゥ)に「あんたが父親であることも伝えない」と突き放されるのは最も。嘘のない国なのに、最後にパンは、嘘付いたのはご愛嬌。大木や人影を使ったワイプは、独特。主役のイバナ・バケロは、可愛らしさの中に我儘さも同居して、適役だったと思う。
投稿者:ローランド投稿日:2011-05-07 22:31:55
 読書が好きでイマジネーション豊かな少女の、現実逃避願望からくる妄
想と、その逃避したい現実とが、幻想的に刺激的にグロテスクに描かれ
ていて、手のひらに目玉を蘇生させて暴れだす化け物や、飲んだウイス
キーがしみる大尉の裂けた口などのアイデアも面白いし、それに、終始
大人びた憂い顔の少女もいいし、退屈と言う言葉の入る余地の寸分もな
い二時間を過ごさせてもらいました。  

 映画の始めと終わりに血を流した少女の死体がでてくるのだけど、最初
に出てくる死体では鼻から流れ出ている血が徐々に消えてゆく(フイルム
の逆回転)ところから、輪廻転生など宗教的な死生観がテーマとなってい
るのかなって観ていたら、これはどうも、刺激的で幻想的なものを作りあ
げるために思いつきで何でも盛り込んでみようとした名残なのかな?って、
そんな気もしてきました。 監督のメッセージを読み取ろうと深く考えたら、
見えてきたのは監督の照れ笑いだったりして。 面白いからそれでもいい
んですけどね。   

 内部に居るスパイの行動が楽すぎるなど、いつレジスタンスの襲撃があ
るかもしれない部隊にしては緊張感がないのだけど、これは、スペイン
内戦はあくまでもこの映画の舞台としてあるだけってことなんでしょうね。
投稿者:メカゴジラ投稿日:2011-02-05 22:14:55
DVDを買ったんで再見。

すばらしい。
グロテスクな幻想の世界と、さらにグロテスクな現実との対比。
ラストがこれほど悲しくて幸せな映画もそうそうないだろう。
傑作だと思う。
投稿者:ヘラジカ投稿日:2011-01-20 11:39:37
強烈に美しく素晴らしい。ファンタジーの最高峰。
「不思議の国のアリス」をモチーフにした映画は数あれど、この作品はそれらの頂点に立つ作品ではないだろうか。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2010-10-10 17:04:58
【ネタバレ注意】

…そして哀愁漂う子守唄が哀しみを増幅する。

…ほぼ戦争(vs反政府ゲリラ…拷問に撲殺?〜射殺…逆らう奴に容赦なし)映画といって良いのだが、クリーチャー?の出てくるファンタジーが絡み合うという部分が「表」…つまりはファンタジー映画って事なのでしょう。

戦争と魔法は比率的にも半々くらいの印象。どちらかが楽しめないとどちらも楽しめないって事になりかねない観賞対象を選ぶ危険な構成です。って言うと何かシャマラン的かと思われかねませんが、戦争のエグい描写やらファンタジーの本気度合いはアートと呼べるかもなレベルで、軽い部分が皆無…まず同じジャンルとは認められないですね。ただ人間というものを描く、という底辺を持つという部分は近いでしょう。逆に命を掛けても守るべきもの…ってのが個人的にはマリベル・ベルドゥやらのケースに比べて、ラストの分は寓話的なものに繋げる(無垢なるものとして少女を描く)という意味で多少説得力の欠けるものになっているかに思えます。

舞台は共産思想弾圧政権下だが、被弾圧側を美化してる訳ではないでしょう。彼らも同じ様に兵士に止めを刺してますからね。たとえペンの力でも共産政権転覆を狙うのは極悪人と隣の国も言ってるじゃないですか。
要はそんな定義など時代と国で幾らでも変わる…ただ自国と周りの関係で話が通ったり常識が無いと非難されたりするだけのことです。まぁ他人をとやかく言えないのは我々も何の法律違反もまだバレてない(か用心してやってない)のに誰かの欲の為に逮捕されたり起訴される…それで責任を取らされ続けるって国の住人な訳ですからね。

ラストについては製作者と何の関係もない勝手で素直?な解釈ですが、地底の少女の魂が時を越えた地上で少女に憑依し、少女には現実&ファンタジーな世界で試練を与えられ、結果、元々失われた魂のみが地底に戻ったって事ではないかと。つまりが魂を送り返した少女は清く短い一生を終えた…地底の喜び?と地上の悲しみのうちに。
他人に見えない〜希望的な存在ってだけで奇跡を精神疾患と位置づける(のが製作者の本意なのか?)ってのは…まぁそれはそれでアリかもですが。

投稿者:ろーかるひーろー投稿日:2010-06-13 18:14:58
【ネタバレ注意】

懐かしのアナ・トレントのようにスペインには底の深さを感じさせる美少女が脈々と存在するのだと実感。
スペイン内戦という同時期のヨーロッパと比べて決してハッピーエンドになりえない史実の上で展開するストーリーだから現実とファンタジー双方の緊張感が持続する。
この土地ではラスト反政府軍が勝利するけど結局彼らもフランコに敗れてその後数十年も独裁体制が続くのは周知の通り。
オフェリアの死後彼女のもと地下の王国ではずっと平和が続くというのも長い弾圧の時代に希望が途絶えなかった証と言えるだろう。
そういう意味ではオフェリアがあのまま生き延びていたらどういう形であれラストは安直なハッピーエンドになってしまっただろう。
彼女の死とその魂が現実の歴史とファンタジーを表裏一体にした傑作として確立させた。

投稿者:いまそのとき投稿日:2010-05-22 11:39:51
のダークファンタジーてす。現実と夢の世界を行き来する扉がいい。10年に1本あるかないかの傑作です。悪夢に引き込まれながらこれは夢なんだ。苦しい現実から一刻も早く逃れたい。それを見事に具象化しました。名演技は圧巻悪役のセルジ・ロペス。すざまじい悪党ぶり。鮮やかな色彩と美術。繰り返して見たい推奨の一作です。

投稿者:こじか投稿日:2010-04-26 04:33:24
何の映画かまったく知らず、どこかに飛び交う評判だけを頼りに鑑賞。
日本ではこんな映画って絶対作れないんだろうな。
とても魅力ある作品。
久しぶりにこんな映画を観たなぁと感じました。

10代後半で出会えたら、相当崇めていたに違いない。
捻くれ悟った10代後半の諸君におすすめ。
投稿者:uptail投稿日:2010-03-09 23:38:30
セルジ・ロペス
投稿者:nedved投稿日:2010-01-03 22:38:48
イバナ・バケロ
投稿者:藤本周平。投稿日:2009-04-20 20:45:52
結局ラストはよくわからなかったけど、なかなか楽しませてもらいました。最近はファンタジー路線のデルトロ監督ですが、前のようなバリバリCG映画(ブレイド2やヘルボーイ)を作ってたときよりも大分好感がもてますし、クリーチャーのデザインもかなり魅力的です。あと、特殊メイクが凄かった・・・裂けた口を針で縫うシーンなんかどうやって撮ったんだろ?
投稿者:hanya投稿日:2008-12-24 05:02:41
リアルとフェイクのこの絶妙なる交錯。
こういう在り方こそ、本当のファンタジーなのかも。
好きだなあ、こういうの。かなりツボ。
妄想だって分かってるのに、それでも一抹、真実と信じたくなる。
絶望の中で、希望を求めて足掻く。とてもせつない。
投稿者:ヨヨット投稿日:2008-12-23 00:20:11
【ネタバレ注意】

暗いトーンの映像がちょっとフランス映画的で良かった。
オープンユアアイズもそうだけど、ハリウッドでリメイクされたら
恐ろしく金のかかったスターとCG満載のショーになって陳腐になりそうだな。
現実逃避の少女の妄想かそれとも・・・という思わせぶりな見せ方だけど、
最後に魔法の国の王様と女王さまが父と母であること、地底の国とはつまり
黄泉の国であること。
少女の心が行き詰った状況の時に必ずパンが現れて、「試練の先には夢」という希望を紡ぎだしてること。これらから妄想なんだなと解釈した。

相変わらずメルセデスの人の存在感はいいね。天国の門終わりの口のヒロインだよね?次はガエル・ガルシア・ベルナルでダークでハードな作品を見たい。

投稿者:bond投稿日:2008-12-02 12:03:57
何故スペイン内戦を絡めるのか?(監督の思い入れ?)わからないが、子供向けかと思ったら違ったね。少女の妄想なのか、現実なのか最後まで不明だが、いずれにしても哀しい結末。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-11-04 02:45:21
子供だましなファンタジー作品かと思ったら、暗いじゃないの!重いじゃないの!!
まぁ・・・厳しい現実から目を背けて現実逃避する大人だっている訳だから、子供なら尚更逃げたくなるわな・・・。

ファンタジー部分は明るくて夢がある一般的なモノとは違い、不気味でダークな世界なので現実と幻想が同じ作品内にあっても違和感はありませんでした。
そういう意味ではファンタジーが苦手な方でも観れると思います。
何故、少女が抱く幻想の世界がこんなにも暗いのか・・・それを考えるとかなり切ないですね。
定期的に悪夢にうなされる私としては理解できる世界です(笑)

少女が様々な人に向ける想い、母として女としての想い、父として息子として指揮官としての想いなどそれぞれの心情描写も上手いですし、少女に対する様々な人の想いも交錯するなど全く飽きずに鑑賞できました。
重厚なストーリー、味わい深い雰囲気、斬新な発想、リアリティの追求、効果的な子守唄・・・など、これまでに観た中で一番見応えのあるファンタジー作品でしたね。

ただ・・・意外とグロさもあるのでそっち系が苦手な方は鑑賞を控えたほうがよろしいかと・・・。
投稿者:irony投稿日:2008-11-04 01:25:32
【ネタバレ注意】

 別段ファンタジーにする理由は無いような感じがしたが、主役が子供だからファンタジーの体裁にしたんだろね 結局オフェリアはフェレイロ医師と同じで、パンからビダルのそれと似たような問いを投げかけられる訳だ 子供だから死後、魂の王国にへと・・いう感じで取り繕ったんだろね

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-11-03 22:46:31
戦争の悲劇と子供の過酷な現実からの逃避願望を、その土地々に伝わる妖怪に絡ませるこうした題材なら、どの国でも映画化可能。ただ本作の場合は他の人も書いてる通り、深い物は無い。
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2008-10-11 01:11:53
第2次世界大戦中のレジスタンスと政府軍の戦いと、少女の妄想をからませたファンタジーなのであるが、じつはぜんぜん戦いと妄想が絡んでいないから面白くない。ただ併置してあるだけなのだ。
あの悪い大佐みたいなのが地下世界では悪魔だったりとかすればよかったのに。どうしてそれくらい思いつかないのか? もしかしてリアリズムなのか?監督出てこい! 

手のひらに目玉のある化け物がかっこよかった。っていうか予算なかったのかね。思わせぶりなわりにはスケール小さすぎ。ややロリコン映画。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-09 02:33:40
ギリアムやらバートンやらジュネやら強者揃いのこのジャンルですが、デル・トロも仲間入りですね。ファンタジーだからといって現実を疎かにしないのは流石ですが、この作品で画期的なのは現実の戦争と平行してファンタジーをぶちかましているところですね。まぁ極限状態での少女の体験なんで、取り方によってさまざまな解釈が出来ますが、それはファンタジーにおいて重要な要素だと思います。私は救いがある悲劇と取りました。
独特の世界観も素晴らしい。誰にも似てない世界ですね。モンスター達が怖いんだけどなんかキュートなのも面白い。美学を感じる。
投稿者:ミリアム投稿日:2008-06-29 15:49:08
言われているほどの作品ではない。
ただ、この監督がいかに昨今人気のお子様向けファンタジーに対して嫌悪しているかはよくわかる。
投稿者:さち投稿日:2008-06-06 05:40:19
普通
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-04-21 23:06:45
単調至極
投稿者:sabu投稿日:2008-02-29 01:33:12
現実と幻想がここまでうまく調和し、それぞれを引き立てている作品はなかなかお目にかかれない。
それでいて確固たるメッセージ性を孕み、抜群のカメラワークとライティングのうまさで序盤からラストまで実にあっと言う間。
ファンタジーという媒体を含ませながらスペイン内戦の真っ只中と言う舞台背景にすることにより現実とファンタジーの差異がはっきりと分かり、それは凄惨なまでに観客の心に突き刺さる。

言うまでもなく近年稀に見る名作。やはりギレルモ・デル・トロ、鬼才にして天才的な演出力とクリーチャーの造形はやはり神がかり的。

観客の想像力をくすぐりつつ物語は展開していく。周りの冷ややかな態度に気付きながらも、自らの感性をストレートに表現していく少女オフェリア。彼女はやがて自分の世界を作りだす。これは一種の現実逃避みたいなものにも思えるが、それを感じさせない素晴らしさがある。

脚本の展開、カメラのカットバックも素晴らしい。オフェリアは与えられた試練を一生懸命にクリアしようとする。その一方で彼女の義父は政府に対抗するゲリラ軍を容赦なく銃殺していく。この血なまぐさい戦いからおとぎの世界に入り込むというカットバックは素晴らしい。現実と幻想を対比させることで現実をより残虐に、幻想をよりファンタジックにさせる。

それぞれのキャラクター設定もかなり活きている。ゲリラのスパイとして義父の邸宅に家政婦として潜入している女性と、ゲリラ軍の一員である彼女の弟。この二人の関係もかなり良く、実にスリリングだ。

どこをとっても秀逸なこの作品、外国語映画賞では圧勝と思われたものの『善き人のためのソナタ』にオスカーを奪われてしまった。(個人的にはこっちのほうが断然いい)でもデル・トロ監督はいつか必ず獲れるだろう。全盛期のティム・バートンやテリー・ギリアムを髣髴とさせる演出力と独創性、それでいてこんなにも人々の心を熱くさせる映画監督。少なくとも今は彼の独壇場だと思う。(その証拠に今後も様々な作品を手がける予定)ヘルボーイ2には期待してはいないが・・・。

なぜ人間には幻想が必要なのか?現実にはないものを求めることに意味はあるのか?これは究極の問いのように思える。しかし、この作品を見るとおそらくその答えは一変するのかもしれない。人の心の中には紛れもなく幻想は必要なのだと。http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/
投稿者:幸村和投稿日:2008-02-27 23:03:28
ファシズムと反ファシズムの戦いとか、共産主義思想がどうだとか、史実に忠実であることとかをこの作品は重視したわけではないと思います。少なくとも私はそう思いました。
人間の醜さ、哀れさ、現実世界の過酷さ、肉体を持って生きることの困難さ、それらを表現するための舞台であり道具であっただけではないのでしょうか。

私には、この映画の「助けは来ない、救いもない」(ともにあくまで肉体的な意味で、です)、そんな身も蓋もない状況に、ファンタジーでありながらなんて現実的なお話なんだろうと思いました。

妖精や魔法が一切出てこないのにメルヘンを感じる作品が巷にあって、それはそれでいいのですが、本作はそういう映画と見事に対をなす作品で、このような作品は確かに稀有なんじゃないかと、ふか〜く考えてしまいました。

追記:人間になり果ててしまったかどうかを見極める最期の最も過酷な試練には、己の欲望の為には手段を選ばない人間の浅ましさに対する痛烈な批判があったのだということを2回目見て恥ずかしながら気が付いた。やっぱ深い。
投稿者:投稿日:2008-02-20 05:42:02
【ネタバレ注意】

少女の見出す残忍で美しい迷宮に魅了された。この迷宮が少女の空想が作り出した幻想だとしても、その幻想の強度がついには現実を超え出ていってしまう。少女の見つける幻想は現実に属しているのではなくて、現実とパラレルな関係にある、つまりオルタナティヴなもうひとつの現実なのだ!思えば、いわゆる「現実」も、幻想の皮膜に覆われている(少女の義理の父も、「英雄的な死を死ぬ」という幻想に取り憑かれている)。だから、結末はけっして悲劇的なのではなくて、むしろ少女の迷宮=幻想世界が、現実(ファシズムというイデオロギー=幻想が支配する世界)のオルタナティヴとして立ち上がる、絶えず現実/幻想が反転していく可能性を力強く提示する、勝利の瞬間なのだ!

ただ、ex人民戦線の兵士たちがヒロイックで、服装もこぎれいにすぎた点が若干気になった。フリオ・リャマサーレスの『狼たちの月』が描くように、フランコ政権の厳しい弾圧のなか、彼らは森の中に、まさに獣のように潜伏せざるを得なかったわけで、ぎりぎりでぼろぼろの生活を強いられていたはずだ。それは「死者たちの太陽」である月を彼ら自身の太陽とする果てしのない逃亡生活だった。現実/少女の幻想という相克とファシズム政権/ex人民戦線の兵士たちとの相克はどちらもがどちらものメタファーとなっているわけだから、潜伏する彼らの獣じみた汗じみた血のにじむ苦境が出ていれば、映画にもうひとつの強度が加わったように気がする。

投稿者:マイコン刑事投稿日:2008-02-03 13:28:08
【ネタバレ注意】

何でこれが高評価なの?日本、いや世界の映画通・映画好きの程度が良く分かったよ。
これ、何かのRPGの映画化じゃないの?何だかゲーム的だな。登場人物は型通りで魅力ないから、主人公が死んでも「あっ、そう」としか思えなかった。登場人物が全員死ねば、本当にダークで面白かったのに(笑)この映画を評価している映画通(笑)って、ゲームとネットのやりすぎじゃないの?
ステレオ的な独裁者にステレオ的な正義のゲリラ。今時、漫画にも無いんじゃないの?しかも共産ゲリラを美化している。彼ら共産主義者がヒトラー以上の虐殺をした事を知らないの?これが架空の国での話しなら、物凄く阿呆らしいよ。あっ、実際にあった内戦を舞台にしたからこそ物凄く阿呆らしい妄想話になっているんだ(笑)全てが浅くて幼稚だ。
主人公の母親が死ぬ必然性ってあったの?ストーリーを展開するのに邪魔になるから退場させられたとしか思えないんだか。ただの涙お頂戴か。
主人公がパンの言いつけを破って葡萄の実を食べたのは、エデンの園にある「生命の木の実」のモデルが葡萄だからだって。ふーん、あっそう。キリスト教徒しか分からないよ(笑)というより、キリスト教圏しか分からない事が多いよ。例えそうでも『パッション』の様にいい映画だってあるのに。
何で残酷なシーンでしか反ファシズムを表現出来ないの?しかも思いとかが見えてこない。観た時は「うっ」と思ったが、時が経てば、すーっと頭から消える。何て薄っぺらな反ファシズムなんだろう。これなら『ソドムの市』の方が名作に思えてきた。何でパンの神やモンスターのデザインや異世界の描写が気持ち悪いの?これが主人公の妄想世界なら、なんて悪趣味で惨めなんだろう。ああ、監督の趣味か。特に深い意味はないだろうけど。
キャッチコピーの「だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した」、これは映画のネタバレになっているよ。勘のいい人なら早い内に「全ては主人公の妄想」だと分かると思うよ。だって全てが主人公にとって都合が良すぎるから。
終盤の意味深なシーンは主人公の妄想かそれとも本当にあった事なのかと観客を議論させるつもりなの。この映画ではそれ、失敗しているよ。
映像が良い映画って大抵は駄作、というより映像しか褒める所がない映画だしね。この映画は映像も汚かったけど。
この映画の「美」と呼べるシーンなんて主人公の臨死体験(?)のみで、これで憂鬱さが消せたと思ったら大間違いだ。いっそ登場人物皆殺しの方がせいせいしたよ。
スティーブン・キングがこれをべた褒めしているけど、彼は日本のアニメを観たことないのかな?それともただのリップサービス?この程度の作品、日本の漫画・小説・アニメ・ゲームにはごろごろあるけどなあ。これを評価している日本人って、日本のアニメを観た事ないの?(笑)
こんなダークファンタジー崩れを観るより、戦争映画や記録映画を観たり、戦争とかを題材にしたノンフィクション本を読んだりした方が戦争の悲惨さや反ファシズムを実感出来ると思う。この映画、所謂「芸術」映画ではなく映画通(笑)・映画好き(笑)が嫌う単なる商業映画だろ。
壮大なメッセージを入れているようで、実は中身スッカラカンの『バベル』『キャシャーン』『ソウ』と同類の映画。最近はこんな芸術もどき映画か、馬鹿みたいに無理やり「感動」させる映画しか受けないようだね。

投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-01-01 14:44:05
【ネタバレ注意】

暗い時代と暗い童話、独裁政権下で生まれる童話はどんな話なのか、と舞台設定と話のモチーフが相乗効果をもたらした、と言う点で大いに成果を上げた一遍。 スペインと女の子、でしっくりした映画が出来易いと言うのも何でかね。

とにかく舞台背景が全面的に暗いが、それが話に入り込ませる事に効果を発揮しているのは事実。 主人公オフェリアが訪ねて行く迷路の場面などは月明かりしか無い、そこで出会う牧神パンはアニマトロニクスで造られているそうで、そんな薄暗い中でも人物の輪郭をきっちり撮れたのはCG効果じゃなくて照明の仕事が優れていたからだろう。 余り照明係を褒める機会もなかろうから大きく労をねぎらっておきたい。 ここではイバナ・バケロの黒い瞳とブルネットの髪が暗い中で映えるのも蠱惑的だった。

ところで皆さんはこの話をどう受け止めました?
オフェリアは苦節の末、最後に嘘や苦痛の無い魔法の王国に戻れたんだ、とする話か、若しくは辛い現実から想像の童話の世界へ逃避をせざるを得なかった、と言うものになるのでしょうか、でも僕は以下の様に解釈持ったんです。

そもそも魔法の王国の話はオフェリアが冒頭に車の中で読んでいる本の内容で、それと別にこのスペインの森の暗闇には牧神パンが存在していて、彼女が石像の欠片を戻したのを切っ掛けにその使い魔のナナフシが彼女の元へ来る様になる。 この虫はオフェリアが母親のお腹に顔を当てて不老不死のバラの話を語っていると、そこでも現れて更に彼女の前に姿を見せる。 妖精の姿をとるのもオフェリアが本当の妖精はこんなだ、と本の挿絵を見せてからの変化何ですね。 でパン(Pan)と言うのは女性を誘惑したりする余り良い神様じゃ無いので、少女を篭絡しようとして魔法の王国のプリンセスの話を出して来て、試練も与えたりしてますけど、この試練には驚くほど意味合いが無い、これは産まれて来る子を自分の贄にさせようと目論見したんじゃないか、と。 しかし彼女は赤ちゃんを渡す拒絶をしてビダルに殺されてしまう。 パンはその自己犠牲の姿にうたれてその魂を自分が創った魔法の王国に招いた。 だから彼女を迎える国王と女王が実の産みの親であったりするのではなかろうか。 と、そんな風に考えたんですよ。

…違うかな。 この辺がギレルモ・デル・トロ監督、濁して描いているので些か消化不良になってます。

それから死と少女のモチーフ。 これは当然在りの設定だし、一種独特の感興も生んでもいる。 けど、ここでも僕は敢えてもう一考したい、

ニール・ジョーダンの「狼の血族」と言う映画があります。 これは女の子から女へ脱皮して行く、その過程で何が少女に訪れるのかを描き、それらの性徴などが狼人間の眷属にされるものとして、主人公が子供心に聞いていた童話がどんな風に変質していくか、をユニークな着眼点に扱った作品だった。

つまり「狼の血族」で描かれたものには必然性があるのだけれど本作はどうだろうか、それに童話で子供が死ぬ話と言うのも、そうは簡単には思いつかないのじゃないかな。 舞台になったスペインでは魔女狩りの暗部を歴史に持っているから思うところがあるのかも知れないが、僕はちょっと判った様な気になれない、と言うのが本音です。 という訳で感心7割、3割方を怪訝に思って本作を鑑賞しました。

投稿者:なちら投稿日:2007-12-18 23:54:08
『インランド・エンパイア』を観に行くつもりが、うたた寝してて上映時間に間に合わず
予定外のこちらを観た。だけど、うたた寝、大正解だった!
エグイし、救われないし、切ないし、不気味で、怖い!
女の子のガクガクした息づかいが恐怖心をスゴク煽ってきて、二番目の試練の時なんて、
あんまり怖いもんだから、席を立とうかと思った。。。
『サイレント・ヒル』のクリーチャーっぽいアイツ。今日の夢に出そう〜。
こんなの子供がウッカリ見たら、トラウマになっちゃうよ!

怖い部分を挙げたけど、ただのダークファンタジーではありません。
ギレルモ・デル・トロって、凄い人なんだと感じます。
一年の締めくくりに相応しい、観て良かったと思わせる作品でしたね。
投稿者:Longisland投稿日:2007-11-21 22:04:30
「ブレイド2」「ヘルボーイ」の鬼才?デル・トロ監督がファンタジー作品を撮るだ〜? 本作の制作情報に接してからどんな映画になるんだと期待(と不安)。 個人的にファンタジー作品て苦手、なんか劇場へ足が向かなかったが本サイトでの「陰気だ〜」「ダークだ〜」「残酷だ〜」コメントに押されやっと恵ガーシネへ。

諸氏ご指摘通り、少女が主演&ファンタジー作品なのにPG-12ですか(苦笑
ファンタジーにグロさを加えるって手法は新鮮。
でも、結構辛い。
投稿者:ぺん投稿日:2007-11-18 21:08:33
もっと温い感じかと想像しておりましたが、かなり苦い感じで良いですな。
スペイン内乱モノは、幾つか観とりますが、やっぱ子供視点からが一番グッ
と来ますな。正直、僕的には、スペイン内乱は良く理解できてないのです
が、ちょっと前の蝶の舌とか、子供視点で観せてくるのはありがたい。

不思議の国のアリス的なファンタジーとしては、ギリアムの「ローズ・イ
ン・タイドランド」より、こっちの方が好き。ま、比較する対象じゃないの
かもしれんけど…。
投稿者:GOZZI庵投稿日:2007-11-05 01:43:27
【ネタバレ注意】

スペイン内線で、レジスタンスとフランコ軍が激しく戦闘を繰返す暗い時代の最前線を生きた少女の物語は、ダークファンタジーとして忘れ難い作品だった。子守唄の哀しげなメロディがいつまでも耳に残り、アメリカのファンタジーに比べ、暗く不健康な造型がすばらしい。
試練を課された少女は現実世界での自らの犠牲と引替えに、おとぎの王国に迎え入れられる。これが内戦で命を落とした少女の夢に過ぎないとしたら余りに悲しい。しかし、冒頭から横たわる少女の血のにじんだ顔が出てきたことから、やはりすべてが死の直前に見た幻影だったと思うのが普通なのだろう。それでも、無垢な魂を持つ少女は夢見る力によって王国の扉を開き、そこで永遠の幸せを得たのだと信じたい。

投稿者:リEガン投稿日:2007-11-01 15:49:53
おとぎ話は、幻想的でも本来残酷でグロテスクなもの。それでも心のない人間が存在する現実世界の方が100倍怖かったりする。アメリカ映画とは異質の味わい深いスパニッシュ・ファンタジー。ヒロインの少女を演じたイバナ・バケロが可愛らしく、ラストは泣ける。劇中たびたび流れるメロディが切ない。
投稿者:ジョー樋口2世投稿日:2007-11-01 14:53:36
【ネタバレ注意】

辛口のファンタジーやなあ。
現実世界の厳しさとの対比が素晴らしくオフェリアの女の子も完璧な演技。
マリベル・ベルドゥ(メルセデス)とアリアドナヒル(母親)という
ベルエポックの娘2人が30台後半の存在感ある女優に変わっていた。
しかし子供がみる映画ではないね。

投稿者:まくらK投稿日:2007-10-25 11:50:31
【ネタバレ注意】

なんでこういう名作を買い付けせんかな大手は。
キュオロン「トゥモローワールド」に続いての衝撃。
すげえ。一瞬も目がはなせない。
ペイルマンのあやしい動きがーカエルのゲップがー
虫がーナナフシがー
ほっぺた麻酔なし縫いがー顔面へこむまで殴りがー!
主人公12歳の女の子なのにPG12て!
・・・・・・・・・・・・
見つかったマンドラコラが動かないとか、
ビダルにパンが見えないとかのシーンから
オフェリアの空想やったってオチを予想するけど
(セオリー通りならそのセンで終わるのが)
お母さんの体調が良くなるとか
最後に「その後末永く」みたいなナレーションあるのを見ると
現実の事として終わってる。
ナレーション(=おとぎばなしのまとめ)まで空想ってのは
ないよな。
どっちかわからんほうがよかったんでは。

相変わらずアカデミーは
撮影・美術・メイク賞のみか・・・
アホは死ななきゃなおらない。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-10-16 12:32:57
ファンタジーとは、ある視点からみれば、現実からの逃避手段である。残酷な現実に立ち向かうために、子供たちは(そして大人たちも)ファンタジーを追い求めた。善を信じ続けるためには、悪が跋扈する現実を解釈しなおす必要があったからだ。
その意味では、この作品はきわめて正統的なおとぎ話であるといえる。グロテスクな現実を映すように、ラビリンスに登場する怪物やパンは醜い。しかしそれらと向き合う勇気をもつことが、オフェリアにとっては生きることそのものだった。

とはいえ、ヌメヌメ感やイテテテ系が苦手な私は、そのリアルな触感がつらかった(苦笑)。口が、手が、イテテテ。
儚げな少女、オフェリアを演じたイバナ・バクロが好演。彼女を助けるメルセデス役のマリベル・ベルドゥもいい。そしていかにも憎々しげなビダル大尉(セルジ・ロペス)。
現実を踏まえた重いファンタジーの秀作だと思う。
でもやはり、イテテテ系は苦手なんだなー(溜息)。
投稿者:NYY投稿日:2007-10-10 02:52:50
【ネタバレ注意】

ファンタジーっていうとジブリとかハリポタみたいなお子ちゃま
向きのイメージがあって、偽善クサさが鼻について嫌いなジャン
ルなんですが、こ、これは・・・・
 
ちょっと違っていて、非常に厳しくて本質的な話でした。
PG-12になってるし、色んな意味でこんなのよく作ったなあ
って感じ。
エグいシーンが多数あって、そーゆーのも苦手なんですけど・・・
まあ、見応えはありましたよ。
スペイン内乱の直ぐ後の軍事政権下でアカの人が反乱してて、その
重い現実から逃れたいからファンタジーへ向かうってことかな。
ファシストVSアカって、どう考えても災難だもんね〜。
 
ラストは救いと呼べるのかどうかも分からないし、厳しくて切な
かった気がするけど、ちょっと感動しました。
ファンタジーってこんな深みのあるもんだったのかって、目から鱗
な体験でした。
 
レイトで50人くらい入ってたから、結構ヒットしてるのかも。
 

投稿者:ビリジョ投稿日:2007-10-09 15:27:35
【ネタバレ注意】

 難解だったなあ。スペイン内戦の予備知識があんまり無いので。
 口、口が痛い…。

投稿者:にゃんにゃん投稿日:2007-10-07 00:58:12
【ネタバレ注意】

無垢な少女が主人公というのはジブリのファンタジーと同じだが、内容はその反対をいく。
絶えず絶望的な雰囲気が漂い、ダークでグロテスクな世界観である。
ラストはファンタジーの定番を守るも苦いハッピーエンド。
ファンタジー的な場面と、悲惨な現実との割合がちょうど良い。
現実があまりに冷酷なため、別の世界へ行こうとする少女の気持ちもよくわかる。
デル・トロ監督の演出はたまに幼稚だが、ホラー的な描写は非常に上手い。(本が血に染まる場面など)
映像効果も上手で、普通の場面でも見ていて飽きない。

登場する怪物はみなグロテスクで妙に生々しい。
残酷なシーンも多いので子供には見せられないだろう。
最後に登場する人物は蛇足に感じたが、全体的には十分満足のいく出来。

少女が行う「試練」とは戦争にも結びついている。
脚本からカメラワークまで全て計算されているのには驚く。

デル・トロ監督の最高傑作といってもいいかもしれない。

投稿者:Cocofrancisco投稿日:2007-05-28 16:51:22
【ネタバレ注意】

童話にはいつも心に残る痛い教訓があるように、このファンタジーにもそのような教訓がいっぱい込められています。ファンタジーと詠っていますが実際は現実的なスペインのファシズムを巡るCivil Warが舞台となるリアリスティックな作品。ファンタジー部分が主人公の少女が見る夢にすぎない、と思うとすると、あとは本当に血なまぐさい国内戦争の現実を目の当たりにさせられる2時間。どこかでピカソのゲロニカを参考にしたという話を聞きましたが(確かではありませんが)まさにあの絵を見たときの衝撃のようなものと同じショックを抱きました。現実的には無惨に終わる少女の人生ですが、その反面でパンという「ファシズム」に逆らう少女の強さ、そしてファンタジーの世界の中でプリンセスになれる少女の誰にもけがされなかった純粋さはむしろハッピーエンドとして理解するにふさわしいのではと思います。偶然この映画をみる前にスペインのファシズムを目にして憤慨して書かれたと言われているオーウェルの動物農場を読んでいましたが、それとシンクロナイズされる部分も多く、平行して読むことをお薦めします。http://blog.livedoor.jp/cocofrancisco/

投稿者:NIMBUS投稿日:2007-01-30 19:52:15
可愛い妖精、綺麗で光り輝くお城、不思議な道案内人・・・。
みんなが知っている「ファンタジー」とは、現代の作家の絵本、アメリカ製作のアニメや映画で、悪く言えば甘ったるいお菓子のようなものですが、実際にヨーロッパなどで伝えられてきた民話では、結構どろどろした物語だったはずです。
なので、この映画はそんな現代の甘いファンタジーを期待してる方には違和感がありますが、映画のしての出来は、美術、脚本、を含めて結構いい点数を付けれます。ビターチョコのようにほろ苦いファンタジーとでも言いましょうか。ハリポタ、ナルニア、とか子供向けファンタジーが嫌いな人にはお勧めです。
 
★ある意味、登場人物の誰もが迷宮(ラビリンス)に迷い込んでいたのかもしれません。死なずに外に出られたのは生き残った人ではありますが、オフィリアは死ぬことで出られたのかもしれませんね。
投稿者:eiji_in_uk投稿日:2006-12-04 19:11:11
スペイン内乱を舞台としたおとぎ話なんですが、とっても暗い気分になります。ある意味これはハッピーエンドなのかもしれませんがなんとも後味が悪い気分になります。
おとぎの世界の描写も子供のそれとは違って何ともオドロオドロしい雰囲気に、そして子供が見たら悪夢を見そうなクリーチャーたち何ですがそれでも美しさを感じます。
戦争と恐怖と不安が生み出した悪夢のような世界観です。デルトロは「デビルズ・バックボーン」でもスペイン内乱を舞台にしていましたが僕はデルトロの作品全部見てる割には彼の経歴について知らないのですが彼はメキシコ人なのではないのでしょうか?メキシコ人にも同じスペイン語圏ということでスペイン内乱は身近なことなんですかね。
それにしても彼の映画はハリウッドで大金を掛けて作ったものよりもスペインなんかで撮ったもののほうがイマジネーションに富んでいて面白いものが多いですね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞ギレルモ・デル・トロ 
 □ 外国語映画賞 (メキシコ)
 ■ 撮影賞ギレルモ・ナヴァロ 
 □ 作曲賞ハビエル・ナバレテ 
 ■ 美術賞エウヘニオ・カバイェーロ 
  Pilar Revuelta 
 ■ メイクアップ賞Montse Ribe 
  David Marti 
□ パルム・ドールギレルモ・デル・トロ 
■ 作品賞 
■ 撮影賞ギレルモ・ナヴァロ 
■ 美術賞エウヘニオ・カバイェーロ 
□ 外国語映画賞 メキシコ
□ オリジナル脚本賞ギレルモ・デル・トロ 
 ■ 外国語映画賞 
 □ 撮影賞ギレルモ・ナヴァロ 
 □ プロダクションデザイン賞Pilar Revuelta 
  エウヘニオ・カバイェーロ 
 ■ 衣装デザイン賞ララ・ウエテ 
 ■ メイクアップ&ヘアー賞Blanca Sanchez 
  Jose Quetglas 
 □ 音響賞Jaime Baksht 
  Martin Hernandez 
 ■ 特殊視覚効果賞Edward Irastorza 
  Everett Burrell 
□ 作品賞 
 ■ 撮影賞ギレルモ・ナヴァロ 
□ 若手女優賞イバナ・バケロ 
 □ 外国語映画賞 
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放送映画批評家協会賞発表2007/01/15
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ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は「硫黄島からの手紙」に2006/12/07
米インディペンデント映画賞、ノミネーション発表2006/11/29
G・デル・トロ監督「Pan's Labyrinth」、最新予告編2006/10/11
G・デル・トロ監督「Pan's Labyrinth」、アカデミー外国語映画賞にエントリーヘ2006/09/28
G・デル・トロ「Pan's Labyrinth」、最新予告編2006/05/12
ギレルモ・デル・トロ監督最新作、予告編2006/01/05
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