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クィーン(2006)

THE QUEEN

メディア映画
上映時間104分
製作国イギリス/フランス/イタリア
公開情報劇場公開(エイベックス・エンタテインメント)
初公開年月2007/04/14
ジャンルドラマ
クィーン [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 11,993
USED価格:¥ 399
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【解説】
 離婚後も絶大な人気を誇ったダイアナ元皇太子妃の突然の事故死という事態に直面し、その対応に苦慮する英国王室の内幕に迫る実録政治ドラマ。予期せぬ悲劇に国民が悲嘆する中、適切な対処を怠りマスコミの非難の矢面に立たされ苦悩を深めるエリザベス女王と、新首相として国民からの信頼獲得を必要としていたトニー・ブレアがそれぞれの思惑を胸にこの政治的難局を乗り切るまでを赤裸々に描き出す。エリザベス女王を演じたヘレン・ミレンは、アカデミー賞をはじめその年の主演女優賞をほぼ総ナメにした。ブレア首相役には「アンダーワールド」のマイケル・シーン。監督は「ハイ・フィデリティ」「ヘンダーソン夫人の贈り物」のスティーヴン・フリアーズ。
 1997年8月31日、チャールズ皇太子との離婚後も世界中の注目を集め続けたダイアナ元皇太子妃が、パパラッチとの激しいカーチェイスの末、自動車事故に遭い他界する。悲しみに暮れる英国国民の関心は、かねてから不仲が取り沙汰されたエリザベス女王へと向けられる。しかし、すでに王室を離れ一民間人となったダイアナ元妃に対し、女王は本来コメントを発表する立場にはなかった。口を閉ざし続ける女王の態度は、国民の目には薄情としか映らず、女王はたちまち窮地に立たされてしまう。首相に就任したばかりの若きトニー・ブレアは、国民と女王の間に立ち、事態の収拾に乗り出す。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1296 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2015-10-30 11:38:45
演出:7
演技:7
脚本:6
音響:6
投稿者:namurisu投稿日:2014-04-07 12:02:52
血にまみれた歴史を背負う、地獄の暗殺貴族集団の茶番。採点不能。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-12 10:31:43
実在の人物を映画にするのはかなり難しい。この作品の大半は、現英国女王を気高く演じたヘレン・ミレンに尽きる。好きなシーン。自ら車を運転しシャフトをダメにした女王が牡鹿と遭遇する所。その後ハンターに撃たれたその鹿と再び接する所。節度と品格をもって王室を描いたことはある意味逆に新鮮だった。最近では珍しく清清しい気持で見終えた1作。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2011-05-10 19:46:30
ヘレンミレンの演技もいいのだが私はスタッフを褒めたい。画面上にかもし出される空気は独特のものがあり、それがこの作品を面白くしているように思える。所々に見られるユーモラスな演出に思わずプッと吹き出した。一つだけあれ?って思ったシーンがあった。市民が献花したカードに「彼らの手はダイアナの血で染まり…」と書かれているのを見て女王が心を痛めてしまうシーンが
あるんんだけど、この彼らは王室ではなくパパラッチを指している筈。
そういう演出なのかな?
投稿者:浄瑠璃2投稿日:2011-04-29 21:23:18
エリザベスの前のソファに座るブレアが終始、脚のひざを組んでいたこと。レディの前でひざ組みってマナー違反かと思ってた。違うんですね。
ちょうど「英国王のスピーチ」を観たばかりだったので、登場人物が重なって興味深かった。皇太后も存命だったしね。映画はともに王室をかなり好意的に描いている。イギリスの国民感情と王室はかなり近い。
日本の皇室との違いは皇族ではなくて、宮内庁の役人と右翼にあるということがはっきりわかった。天皇家にとって、将来を危うくする敵は、国民との間を分断する宮内庁と右翼だよ。
投稿者:has42120投稿日:2010-08-03 22:29:39
ヘレン・ミレン
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-07 15:15:16
英国王室が遭遇した
“あの週”(ダイアナが死んだ後の騒動)を描いた
「クィーン」は同時に計らずもある現実を映し出している現代の映画
http://mototencho.web.fc2.com/2007/queen.html
投稿者:nedved投稿日:2010-01-03 23:41:21
ヘレン・ミレン
投稿者:TNO投稿日:2009-12-07 00:31:36
元皇太子妃ダイアナ死亡の後日談。英国国王(ヘレン・ミレン)が家族と国民との関係の中で揺れ動く心の葛藤を虚実織り交ぜて描いたドキュメンタリー風映画。女王周辺の家族関係の描写は、とても現実感がある。実在のそれもまだ存命中の人物を演じた役者達の絶妙の演技も相まって、一級の作品に仕上がっていると思う。女王のダイアナに対する負の感情と国民感情とのギャップに苦しむ姿は、現実かどうかは別にしても、非常に理解しやすい。この苦悩を家族以外の外部には一切噯にも出さず、威厳を保とうとする女王。狩猟者に追われる牡鹿を気遣う優しさも持ち合わせているが、こういう部分は、国民には伝わるはずもなく、苦悩が深まる。夫(ジェームズ・クロムウェル)は、国民の感情には無関心で王子達の気分転換を理由にこじつけて狩猟に執心する。皇太子(アレックス・ジェニングス)は、自分の身に降りかかるリスクを回避するために、当時の首相ブレアー(マイケル・シ−ン)にすり寄ろうとする。決断は、女王自身で行うしかないのだ。ミレンの演技は、素晴らしいの一語に尽きる。アカデミー賞は、当然と納得させる演技だ。特に王家の危機を脱した後、女王とブレアー首相が会う場面でのミレンの演技は、完璧だ。首相が接見に訪れた時に、迎えた女王は、何か気乗りしない雰囲気だ。首相に感謝しているのだが、威厳を示さなければならず、その心情を言葉ではなく演技で表現していた。マイケル・シーンの外連味のない演技も非常によく、責任感に溢れる若き政治家を気持ちよく演じていた。
投稿者:セピア投稿日:2009-11-17 18:26:39
群集心理って怖いな〜と思いました
フランス革命が正義のもとに行われたわけではない事がわかってしまった今では、その火付け扇動役はマスコミなんだなとしみじみ

英国王室への認識も新たにしました
日本の皇室と違い、ロイヤルファミリーは領主様なんですね
皇室のような祭祀王的な要素がないので、日本で言うと徳川幕府が続いてる状態ですかね
大して安泰でもない存在なんだとちょっとびっくり
チャールズさんはちょっとおいしく描き過ぎだと思います
なんといってもこのような事態を引き起こした張本人なんですから
しかもダイアナさんの遺体と対面したときに、悲しんで涙したように描かれましたが、いや絶対ないだろう!って突っ込んでしまいました

もうひとつ印象的なのがブレア夫人
反保守の象徴のように登場しますが、本人映画見て怒ってるんじゃないですか?
たとえイデオロギー的に本当でも、無礼に映ってましたし、母性的ではないし、ジェンダーフリーのアイコンみたいだし・・
ブレアさんが持ちあげられてたのと同じくらい夫人はいやな奴になってました

この映画は、スキャンダラスな暴露合戦だったダイアナさんとチャールズさんの事件に、王室側が時を置いて良質な雑誌の独占インタビューに答えるかのような、国民との乖離を修復するプロパガンダ何だと思いました
投稿者:クリモフ投稿日:2009-05-06 02:02:31
思ってたよりあっさりしていました。もっと英国王室内のどろどろした物語を想像してたんだけどな。
個人的に映画と真実の整合性なんてまったく気にしていないので、これみて真相はどうとかプロパガンダだとかは興味ありません。まぁ映画として楽しめるかどうかってことですね。その点で言うと退屈はしなかったんだけれど、なーんか軽いというか淡々としすぎているというか。お難くなりすぎないのはいいんだけど、ちょっと話をなぞっているだけって印象があります。なんだかBSでやってる海外ドラマみたいな感じ。あと自分が日本人だからなのかもしれないけど、ブレアがなぜあんなに女王を擁護し始めるのかに説得力がなかったように思います。うーん、英国人が見たら納得なんでしょうかね。
キャストは英国映画界だけあっておおむね安定しています。ヘレン・ミレンは流石ですが、ブレア役のマイケル・シーンが割といい味。似てるなぁー、と思ってしまいました。
投稿者:幸村和投稿日:2009-02-11 22:41:47
なぜパパラッチがダイアナを追いかけたというとダイアナのネタが売れるからでしょう。で誰か買うのかというと、結局はゴシップ、スキャンダルが大好きな大衆で、そういう大衆がまた集まって「ダイアナが可哀相」「王室がダイアナを殺した」とか言ってると思うと吐き気がする。
私は人の噂やスキャンダルは本当に全く興味がないのでああいうのに群がる群集心理がマジでわからない。有名人が誰とくっつこうが離れようが何をしようが自分の生活に影響がなければ全くどうでもいい。

日本の皇室なんかも含めて私は特権階級は不要だと思っているけど(特に宮内庁)、ダイアナが死んだのに弔意を王室が示さないから王室廃止論が出るのもバカじゃなかろうかと思ってしまう。

エリザベス女王がダイアナの死を悼むのに集まる群衆に対し「会ったこともない人にどうして?」と不可解さを露わにしていたけど、私も全くそう思います。ダイアナは甘ちゃんの女の子だったし、勿論エリザベスも頑迷な部分もあっただろう。それでも私はエリザベスの毅然とした態度の方が一貫性があるし妥当だと思います。私人になりたがっていたのはほかでもないダイアナ自身だし私人として弔う(=王室は関与しない)のはむしろ故人の意志を尊重しているとも言えるはず。

それでもエリザベスを引きずり出す大衆。私はこの映画からそういう大衆のいい加減さ、愚かさ(「衆愚」とはまさにこのこと)とそれに翻弄されるエリザベスの苦悩が伝わってきてそこがとても印象に残りました。

「人々が派手なパフォーマンスを求める時代になった」という意味のことをエリザベスは言ってましたが、日本も同じだなーと。これは世界共通なのかな。イヤな感じです。

それにしてもこういう映画ができるイギリスはまだ懐が深いですね。
たとえ王室を否定する内容ではなくても、作品中のセリフなどは極めて人間的だし。日本ではこういう映画怖ろしくて作れないでしょう。宮内庁あたりからそういう人間くさいセリフそのものにクレームがついてストップかかるか、右翼から脅しを受けるか。
モンティ・パイソン(「人生狂騒曲」)の時も思ったけど、あっちの人は狂信的な人に命狙われたりしないのかな。懐深いなー。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-04-24 01:16:36
これが現在できる限界点だと分かっていても、踏み込んで欲しい気持ちが湧いてくる。
関係者の話を聞いて忠実に描いたとあるが、やっぱり本当かな・・・みたいな不信感が(汗)
やたらブレア元首相がイイ人に描かれているのも胡散臭いし(爆)
まあ、ダイアナさんに対する王室の思惑が明るみになるのは何百年も先の、現在が史実として語られるようになったころなんでしょうね。
しかし、選挙権の件や女王が運転をすること、女王への決まりごとなど興味深い描写もありました。
王室と国民の温度差も如実で面白かったです。
落ち込んだ王子二人を狩に連れ出す殿下のズレ具合も面白かった(笑)
そして、女王を演じたヘレン・ミレンの貫禄はいうまでもなく圧巻!
英国万歳で見せた女王像とは、ひと味違ったオーラで魅せてくれました。
思わずひざまずいてしまう気持ちもわかります。(アカデミー賞受賞式での1コマ)
しかし・・・アレですな・・・チャールズ皇太子もロイヤルファミリーの中で存在感のない人だと思っていましたが、それにも増してフィリップ殿下は薄いですな(爆)
正直、皇太后の方が発言力あったし(笑)

イギリス王室に興味のある方は必見ですし、ヘレン・ミレンの演技を確かめるだけでも損はないですが、スキャンダラスな感じは一切ないので普段報道されているような王室の世界を期待するとガッカリします。
投稿者:BLADE投稿日:2008-04-03 15:31:10
可もなく不可もなくでは?関係者が知ってそうな感じではないので、
全部本当の会話だと思ったら危険なので、実名だけどフィクションだと
思ったほうがいい。クィーンとダイアナとの関係があまり見えてこない。
かといって、女王だけに何でも召使に任せるかと思ったら、自分で
車運転したりと、意外な一面が見れて興味深かった。

女王だからこそ、責任多き重圧に囲まれているのだ。女王の涙は
それを表している。チャールズも、あんなにいい人なのかどうか
疑問もあるが、所詮フィクションなので、大目に見る。
投稿者:irony投稿日:2008-03-04 13:36:51
首相は国民に選ばれる だが女王は生まれた時において既に女王だ(神の選択)とも言える 女王と鹿とのシンクロはなかなかおもしろかった ミレンのあの足を外向きに歩くのってワザとやってるのかね?・・・なんか普通のおばちゃんに見えた 
投稿者:bond投稿日:2008-03-03 11:25:31
ダイアナの裏の顔とはどういうものだったのか、それが明かされないと、女王に対する、見方が定まらない。嫁と姑以上の確執を想像するが、いすれにせよ時代はダイアナに味方した。それにしても女王の夫っていい暮らしだよな(ヒモみたい)。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-03-02 07:04:33
35分でリタイア。ダイアナの葬儀への王室の数日間の対応を再現した映画なんて、こっちの知った事じゃない。

追記 11-4-28
最後まで観る意義はあったけど、印象はあまり変わらないかな。星二つ半。
投稿者:ishiyosh投稿日:2008-03-01 21:56:52
感想
1.日本も政権交代でもあれば、皇室制廃止の圧力なんかも起こりかねないな。
2.ダイアナをスターの様にちやほやする無責任で勘違いな大衆。
3.プロ市民な首相夫人
投稿者:kath投稿日:2008-02-07 01:35:05
女王陛下万歳では無いけれども、映画自身が訴えたいテーマが不明だった。とはいえ気丈な女王を演じるヘレンメリルは流石大御所という感じだったし、いつも高そうなスカーフしている女王がそのスカーフで涙をぬぐうシーンは印象的だった。
投稿者:jordandas投稿日:2008-01-28 23:32:16
ゴシップ好きの国民性か?首相でさえ朝の挨拶はまず「(タブロイド)新聞読んだ?」で始まり、国民の反応に一喜一憂している。女王がどう応えようが、応えたことに国民は過敏にリアクションするのです。それにしても、エジィンバラ公は夫として何か女王の助けになっているのでしょうか?しょうもない奴に思えて仕様がないんですけれど・・。

女王は、人知れず大いに悩んでいるいい人となってしまいましたが、三角関係の結婚をさせ、この問題の火種をおこしたんだから、そこは見逃せない。
投稿者:さち投稿日:2007-12-17 01:44:51
余暇tt
投稿者:映子投稿日:2007-12-12 17:23:51
私が小学生の頃に、エリザベス女王とエジンバラ公が来日した事がある。その時に感じた特別感は今でも覚えています。女王様は女王様でしかありえない。

でもこの作品を見る前は、母であり、おばあちゃんであり、姑であるエリザベス女王の姿を見られるのかな・・・と期待していた自分がいた。
見終わってそんな下衆な期待をした自分が恥ずかしかったような感じ、正直にちょっと物足りなさは感じましたが。・・・

想像はしていたがヘレン・ミレンの素晴らしい演技、とりわけ鹿を見つめるシーンは素晴らしい。エリザベス皇太后役のシルヴィア・シムズもお茶目でいい味を出していた。エジンバラ公のジェームズ・クロムウェルも有名な俳優なのにエジンバラ公の雰囲気をうまく演じていた。

ダイアナ妃は狩猟が嫌いな事で有名だったけど、エジンバラ公は本当に狩猟好き。あんな素晴らしい鹿をしとめたなんて、嫌な舅だな〜(庶民の意見)
最初はダイアナ妃との結婚に大賛成していたというのも、説得力あった。

女王様は女王様であり、それ以上でも以下でもない。再確認した感じです。

投稿者:三葉十四郎投稿日:2007-10-02 20:10:54
【ネタバレ注意】

(新学期を迎えたエリザベス先生のクラスでは生意気そうだけど人気の有るブレア君が級長に選ばれました。 それでも先生は今まで通りの落ち着きのある教室作りを目指さなくてはなりません。 そんな折、ダイアナさんの訃報が皆の元に届きました。 ダイアナさんは先生が落第にした為に教室を離れる事になった人です。 クラス内ではダイアナさんの死には先生に責任が有る、先生は謝るべき、との声が上がり大騒動になります。 だけど先生は自分の勤めを果たしただけのはずなのです。 非の無い事で謝ってしまったりしては、これまでの様に教室を保てなくなるかも知れません。 先生は困り果ててしまいました。)

本作でエリザベス"女王"の肩書きが外れる場面がある。 自ら運転していた車が川で立ち往生して迎えを待ち、つかの間、つい涙ぐんでいると、どこからか牡鹿が現れる。 只の一人の人間でしか無い、と言うひと時だ。 そんなエリザベスの弱さ、人間性を知る存在は、この後撃たれて剥製とされてしまう。 フリアーズ監督らしい苦みや皮肉の効いたシーン。
ここ以外の全編において、国主として威厳を失ってはならない事に苦渋するエリザベス女王の姿を僕らは垣間見る。 その立場を、贅沢が出来て就職や将来の心配がなくて羨ましい、なんて見える観客は先ずいない。 逃れ得ない重責、何をやっても衆目の的。

そして、そう迄して守っているものを、劇中、首相が代弁していた様に、ダイアナ元皇妃は王室の威厳を吹っ飛ばさんばかりの内情暴露にした上に、アンタみたくはなりたく無い、とまで放言した。 そういう人物なのだ。
この事はダイアナ妃自身の境遇がどうであったにせよ、その発言が殊の他エリザベス女王には許せないものであったに違いない。 英国王室の未来を継ぐ子供を持つ事は国母として象徴化されて伝統と国民の為に生きていかねばならない。 その覚悟を持って嫁いでは来なかったか。

皇太子像がまたエライ事になっていて、一連の騒ぎの中、王室の威厳を保とうと考える女王に対して何かと国民側におもねろうとしたがる。 だったら最初から、愛人がいても当然、みたいな事をしなければ良いのに。 更に酷いのがマスコミで、国民の怒りを過熱報道の末に起きた点から逸らそうとしている。 "女王、ブレアに屈服"なんて見出しが良い証拠だ。

だからブレア首相が"報道官"を怒鳴りつける場面には溜飲が下がる。 この、まるでノンポリ、な感じのする首相が事態に高潔さを持って対処してくれていた事実。
映画で描かれた女王の様子や心情、首相の考えは事実に基づいているとは言え想像をたくましくして創った脚本だが、見ていて信憑性を疑うところが微塵も無く。 つまりは、今回、国民の大多数が女王への敵対に回ったがイギリスには未だブレア首相とスティーブン・フリアーズ監督と言う得難い見識を持った人物が味方に残っていた、と言う事なのでしょう。

(意外にも先生の立場を一番理解し同情したのはブレア君でした。 彼の粘り強い説得でエリザベス先生は節を曲げて皆の前でダイアナさんへの弔辞を発表しクラスは静まりました。 この一件で先生は、自分達はもう敬われる存在では無い事を痛切に思い知るのでした。 そして皆は最後までダイアナさんの直接の死因に関わったのが誰だったのかを突き詰めようとはしなかったのです。)

投稿者:Ryuichi投稿日:2007-09-23 13:45:25
淡々とした映画ではありましたが、抑制のきいた演出がリアリティをかもし出していたかと思います。どこまでが事実を反映しているかはわかりませんが、ドキュメントタッチの描き方が、この作品の魅力となり、最後まで飽きずに見ることができました。
ロイヤルファミリーといっても、やはり、生身の人間であり、その生まれ育った環境を背景にした考え方や価値観を持ちえているはずです。にもかかわらず、国民の様々な価値観の中で、大多数の国民に支持される対応をとり続けなければならないというのは、我々のような一般人には理解しきれないプレッシャーを抱えて生きるということであるのかもしれません。
漠然とした感傷が心に残る映画でした。
投稿者:敦煌投稿日:2007-06-10 22:39:21
 本作でアカデミー賞主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンは、受賞スピーチの
最後にオスカー像を掲げ、「Ladies and gentlemen, I give you the Queen」と
高らかに言い切った。
 このコメント、中継したWOWOWでは「エリザベス女王にこの賞を捧げま
す」と訳していたけれど、本当かしら?
 ミレンが呼びかけた相手(you)は、Ladies and gentlemenであって、女王じゃ
ありませんよね。となるとミレンは、「会場とテレビの前の紳士淑女の皆さん」
に対して「THE QUEENという映画を捧げます」あるいは「The Queen(エリザベス
2世)の実像をお見せします」と言ったのではないだろうか? 英語のお得意な
方はぜひ教えてください。
http://homepage3.nifty.com/atsuo-m
投稿者:ビリジョ投稿日:2007-05-26 00:00:03
・ダイアナに肩入れしすぎ。
・女王を持ち上げすぎ。
・ブレアを良く描きすぎ。
・ハッピーエンドっぽく収束するのも何だかな。

それらを差し引いても、思わぬ収穫の面白い映画だった。生々しさが心地よかった。スティーブン・フリアーズ、要注目である。「靴をなくした天使」も愉快な傑作だったし。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-05-09 12:32:42
スティーブン・フリアーズにしては?ソツのない秀作。珍しく奇を衒わない作風だ。
ヘレン・ミレンの演技はさすが。単に似せるのではなく、その内面をも全身で表現してしまうのはなかなかだ。エリザベス女王とブレアの二人を核に置いた脚本も心憎い。
伝統と気品を兼ね備えた立派な鹿も、ズカズカと入り込んできた銀行投資家によって銃で殺されてしまう。そんな時代に戸惑う女王と、機を見て敏な若き首相の対比が面白かったが、やがてブレアが感情的には女王に与するのも面白い。

とはいえ、少々図式的でわかりやす過ぎるのが難か。保守派はこの作品を観て、「王室はいつも国民のことを考え心を痛めていらっしゃるのだ」と胸を張りそうだが、ダイアナは率直に欲望のままに行動する現代人の象徴でもある。伝統と現実の二面性に引き裂かれているのが現代英国の一面ではないかと私は思う。伝統的な精神性は必ずしも美徳だけではない、ということも心に留めておく必要がある。
投稿者:メンタイ投稿日:2007-05-03 01:32:20
迎賓館で接待されたような映画だ。
エリザベス女王の本音をヘレン・ミレンが描く・・・
というスキャンダラスな色はそれほど無く、
全体的にしっかり、じっくり観る作品。

満席の中、おばちゃん・・・いや、おば様方が90%。
劇場でワインでも売ったら売れたかもね。http://mentaiman.com/
投稿者:ぺん投稿日:2007-04-30 23:23:21
別に王室の人間のリークで作られたとかじゃないようだから、全編空想妄想
で作られてるんだろうけど、こちらの想像の王室って感じで納得。ま、本当
の王室なんて見せれるもんじゃないんだから、期待を裏切らないことが重要
なのかしら。「太陽」のイッセー尾形同様に、ヘレン・ミレンが巧すぎて、
ある種コメディータッチ(意図してないのかしら)になるところが嬉しいね。
こういうのを観ると、共和制であることは別に国家や民主主義の必要条件
じゃないのよねぇ。わが国でも、革命やらを経験してない訳だけど、立憲
君主制でうまくいってる訳で(象徴って君主のことだよね?)、民主主義と
いうか、民本主義を考える良い機会になりました。
ラスト付近で、ブレアが秘書を怒鳴りつけるシーンには感動を覚えました。
投稿者:Longisland投稿日:2007-04-23 01:56:30
なんぞ世間ではプリンセスダイアナへの同情と共感が多いけど、エリザベス2世にとってダイアナってのは悪嫁だったんだろうね。若干26歳にして望まずして国家元首となりWW兇鮖愼魁英国民の為に人生をささげ英国王室の維持に努めた女王。価値観が時代とズレたことを認めたくない姿が丁寧に描かれている。
日本に置き換えるならば、雅子さんが皇太子と離婚して韓国財閥御曹司と婚約、バリあたりのリゾートでイチャイチャしているところをフォーカスされ宮内庁職員と不倫してたなんて女性自身あたりにすっぱぬかれ、挙句は香港で事故死…こりゃ皇后様は怒るはな〜。 いくら当時人気の小泉首相がなだめても国葬は無理でしょ。 というかそんなことがあったら映画化なんて無理、「王室は国民の税金無駄」なんて死んでも映画台詞に出来んよね。
投稿者:ナラント投稿日:2007-04-20 08:28:22
 いい。かなりいい。冒頭、タイトルバックでヘレン・メリル演ずる“クイーン”が視線を少しずらす。これが通奏低音のように全篇で、クイーンとその周囲との視線劇、いかに人物の顔を振返らせ、視線を動かすかを追及しつつ、主役の二人と言って良いエリザベス女王とブレア首相との視線劇は映画の最初と最後のみにして、その大半を電話を通じてのみのコミュニケーションにする、という構造になっている。従って、「反目していた(かのような)ブレアと女王の雪解け」ともまとめられ得る物語の構造が、映画としてもうまく構造化され演出されている。
 また、ダイアナの死、それを知る瞬間、女王の決断の瞬間、と言った物語上は核となるクライマックスを、敢えて画面には直接出さない、という「見せない演出」が実に素晴らしく、映画に品格を与えている。ヒッチコックやルビッチの名を出すまでもなく、古典期ハリウッド映画が普通に獲得していた「見せないことによる演出の経済化」と「粋な上品さ」=「品格」が、アメリカ人でないイギリス人監督に受継がれていることに、むしろ60年代以降のハリウッドへの寂しさを感じてしまう。
 それにしても、女王の電話の出る場所を次々と変える面白さ、鹿と遭遇する場面の美しさ、ヘレン・メリルの立ち姿と声の上品さ、など、映画的面白さにも溢れており、こういった細部の面白さも満載の作品だ。
投稿者:helloeveryone投稿日:2007-02-05 18:58:53
バルモラル城でいつも通り、夏の終わりを過ごしていたイギリスのエリザベス女王は、未明侍従に起こされる。それは、ダイアナ元皇太子妃がパリで交通事故に遭ったという連絡だったー。ダイアナ妃死去の知らせを受けてから、王室一家がロンドンへ戻るまでの1週間、女王の心の動きを克明に描いた秀作。事故当時のメディアによる英王室批判(何のコメントも出さないことについてなど)は記憶に大きく残っていますが、映画では王室の威厳と大衆・メディアの感情の間で悩み、そして決断をするエリザベス女王の人間としての苦悩が、ヘレン・ミレンによってとても細やかに演じられていたと思いました。今のところ各主演女優賞を独占しているのも納得の演技です。
それにしても、クィーンマザー以外皆まだ現役の人物ばかり、よくこういう映画が作れるものだと感心しました。若くして英国の女王になり、家族問題を含め数々の修羅場をくぐりぬけて来た彼女にとって映画の一つ二つ作られる事くらい、何てことないのかも知れませんね。1時間40分あまりと長さもちょうどよく、見ていて飽きませんでした。女王のファッションにも注目です。4輪駆動を自分で運転して犬の散歩へいくところなどとてもかっこいいです。また、チャールズ皇太子はやっぱり女王とおばあさまに頭が上がらないんだな、ということも改めてよくわかりました。
投稿者:ilovesunshine投稿日:2006-12-15 01:35:06
NYで見ました。
首相就任まじかで人気絶頂のトニーブレアと不人気の女王。ダイアナ妃が事故死をした頃の話。

ヘレン・ミレンがまさしくエリザベス女王。もちろんめがね、かつらを使ってはいますが特に歩き方、後姿に感心です。ブレア役のマイケル・シーンは最初は違うなーなんて思っていましたが目の動かし方等段々とブレア首相に見えてくるではないですか。役者ってこういうものなのですね。


ブレア首相任命の時エリザベス女王が「あなたは私にとって10人目の首相です」というくだりがありますが今や退陣まじかのブレア首相に対して安泰の女王。結局英国ではこの9年間で何も変わらなかったのだと空しささえ感じる映画でした。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ヘレン・ミレン 
 □ 監督賞スティーヴン・フリアーズ 
 □ 脚本賞ピーター・モーガン 
 □ 作曲賞アレクサンドル・デスプラ 
 □ 衣装デザイン賞コンソラータ・ボイル 
■ 女優賞ヘレン・ミレン 
 ■ 金オゼッラ賞(脚本)ピーター・モーガン 
■ 主演女優賞ヘレン・ミレン 
 ■ 脚本賞ピーター・モーガン 
■ 女優賞ヘレン・ミレン 
 ■ 脚本賞ピーター・モーガン 
■ 女優賞ヘレン・ミレン 
 ■ 助演男優賞マイケル・シーン 
 ■ 脚本賞ピーター・モーガン 
 ■ 音楽賞アレクサンドル・デプラ 「The Painted Veil」に対しても
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 女優賞(ドラマ)ヘレン・ミレン 
 □ 監督賞スティーヴン・フリアーズ 
 ■ 脚本賞ピーター・モーガン 
■ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ヘレン・ミレン 
 □ 助演男優賞マイケル・シーン 
 □ 監督賞(デヴィッド・リーン賞)スティーヴン・フリアーズ 
 □ オリジナル脚本賞ピーター・モーガン 
 □ 作曲賞(アンソニー・アスクィス映画音楽賞)アレクサンドル・デスプラ 
 □ 衣装デザイン賞コンソラータ・ボイル 
 □ メイクアップ&ヘアー賞Daniel Phillips 
 □ 編集賞ルチア・ズケッティ 
 □ 英国作品賞(アレキサンダー・コルダ賞) 
□ 作品賞 
 □ 監督賞スティーヴン・フリアーズ 
 ■ 女優賞ヘレン・ミレン 
 □ 脚本賞ピーター・モーガン 
 ■ 音楽賞アレクサンドル・デスプラ 
 □ エクセレント賞ルチア・ズケッティ 編集に対して
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ヘレン・ミレン 
 □ 監督賞スティーヴン・フリアーズ 
 □ 脚本賞ピーター・モーガン 
□ 外国映画賞スティーヴン・フリアーズ 
【ニュース】
全米興行成績、「スーサイド・スクワッド」がV22016/08/15
メリル・ストリープ主演実話コメディ「Florence Foster Jenkins」、最新予告篇2016/04/28
メリル・ストリープ主演最新作「Florence Foster Jenkins」、予告篇2016/03/11
メリル・ストリープ最新作「Florence Foster Jenkins」、ティーザー・トレーラー2016/02/18
スティーヴン・フリアーズ監督法廷ドラマ「Muhammad Ali's Greatest Fight」、特報2013/08/14
サシャ・バロン・コーエン主演フレディ・マーキュリー伝記映画、監督はトム・フーパーか2013/03/18
デイヴ・マッキーン監督最新作「The Gospel of Us」、予告編2012/04/17
スティーヴン・フリアーズ監督、自身の初期作品をセルフ・リメイクへ2011/12/15
クイーン映画化企画、フレディ・マーキュリー役に「ボラット」「ブルーノ」のサシャ・バロン・コーエン2010/09/17
スティーヴン・フリアーズ監督×ジェマ・アータートン主演コメディ「Tamara Drewe」、予告編2010/08/27
「ハイテンション」のヒロイン、イーストウッド監督の超自然スリラーに参加へ2009/11/11
「Let the Right One In」監督、ジョン・ル・カレ原作スパイ映画に抜擢2009/07/10
S・フリアーズ監督&ミシェル・ファイファー主演「シェリ」、最新予告編2009/04/10
スティーヴン・フリアーズ監督&ミシェル・ファイファー主演、コレット原作「シェリ」、予告編2009/03/19
マイケル・シーン主演英サッカー伝記映画「The Damned United」、予告編2009/01/28
ヨーロッパ映画賞、結果発表2007/12/03
ヨーロッパ映画賞、ノミネーション発表2007/11/06
DVDリリース情報:「スパイダーマン3」「ザ・シューター」「クィーン」etc.2007/08/10
アカデミー賞結果発表2007/02/26
アメリカ脚本家組合(WGA)賞発表2007/02/13
英国アカデミー賞発表2007/02/13
全米興行成績、エディ・マーフィ主演コメディが首位2007/02/13
ロンドン映画批評家協会賞発表2007/02/09
アメリカ監督組合(DGA)賞はマーティン・スコセッシが受賞2007/02/05
全米興行成績、「the EYE 【アイ】」監督全米デビュー作が首位2007/02/05
アメリカ俳優組合(SAG)賞発表2007/01/29
全米興行成績、パロディ映画が初登場1位2007/01/29
アカデミー賞、ノミネーション発表!2007/01/23
米製作者組合(PGA)賞は伏兵「リトル・ミス・サンシャイン」に2007/01/22
全米興行成績、ブラック・ムービー「Stomp the Yard」がV22007/01/22
ゴールデングローブ賞、結果発表2007/01/16
放送映画批評家協会賞発表2007/01/15
米脚本家組合(WGA)賞、ノミネーション2007/01/12
英国アカデミー賞、ノミネーション発表2007/01/12
アメリカ監督組合(DGA)賞、ノミネーション2007/01/10
全米映画批評家協会賞発表2007/01/09
アメリカ俳優組合(SAG)賞、ノミネーション発表2007/01/05
シカゴ映画批評家協会賞発表2007/01/05
アメリカ製作者組合(PGA)賞、ノミネーション発表2007/01/05
高倉健さん、サンディエゴ批評家協会賞で主演男優賞獲得2006/12/19
ゴールデングローブ賞、ノミネーション発表2006/12/15
NY映画批評家協会賞は「ユナイテッド93」に2006/12/12
放送映画批評家協会賞、注目のノミネーションが発表に2006/12/12
【訂正】LA映画批評家協会賞他、映画賞続々発表2006/12/11
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞は「硫黄島からの手紙」に2006/12/07
全米興行成績、謎のカザフスタン人が衝撃的デビュー2006/11/06
スティーヴン・フリアーズ監督最新作「The Queen」、予告編2006/08/28
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