allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

絶対の愛(2006)

TIME

メディア映画
上映時間98分
製作国韓国/日本
公開情報劇場公開(ハピネット)
初公開年月2007/03/10
ジャンルドラマ/ロマンス
Super Ki-DUK Love Story
絶対の愛 [DVD]
参考価格:¥ 3,990
価格:¥ 8,900
USED価格:¥ 2,009
amazon.co.jpへ

【クレジット】
監督:キム・ギドク
製作:キム・ギドク
製作総指揮:鈴木径男
脚本:キム・ギドク
撮影:ソン・ジョンム
出演:ソン・ヒョナスェヒ
ハ・ジョンウジウ
パク・チヨンセヒ
杉野希妃ウェイトレス1
【解説】
 美容整形が一定の市民権を得て一般の人の間にも広く浸透していると言われる韓国の社会事情を背景に、鬼才キム・ギドク監督が放つ戦慄のラブ・ストーリー。恋人が自分に飽きてしまうこと恐れるあまり、自ら顔と名前を変え、別人として再び男の前に現れ、男の愛を永遠につなぎ止めようとするヒロインの壮絶な運命の行方をスリリングに描き出す。
 互いに深く愛する恋人たち、セヒとジウ。付き合い始めて2年を過ぎ、時の移ろいと共にセヒは次第に不安を募らせる。ジウが自分に飽きて他の女のもとに走ってしまうのではないかと。そんなある日、セヒは突然姿を消してしまう。セヒの行方を懸命に捜すジウだったが、彼女を見つけだすことは出来なかった。6ヵ月後、未だにセヒのことが忘れられないジウの前に、セヒとよく似た名前の女性スェヒが現れる。実は、彼女は整形手術を施したセヒ本人だった。そうとは知らないジウは、セヒへの想いを残しつつも、次第にスェヒに惹かれていくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
28 4.00
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:fuji3776投稿日:2008-06-01 10:45:11
【ネタバレ注意】

 楳図かずおの初期のマンガを髣髴とさせる、怪奇の回帰がうまく表現されて、正直最後の場面はやられたと思った。・・・8/10点。          

 飽きることは誰にも何時だってありうる、新たな相手を求めることに違和感はない。最後まで慕い合うことのみが純愛のように思うのはつまらぬ「純愛幻想」である。世の中はないものねだりに、ありえぬ夢を託している。いやいや、「純愛幻想」が夢でなくて現実であったとしても誰が、悪いと言えるのか。             
 作り変えた顔を持つことで過去の自分を捨て、新たな人物(他人)が登場したように見せることに、非常な興味を覚えた。素人の浅はかさ、過去の自分を見失う戸惑いや変化した今の自分を悟られる恐怖、田舎を捨て親を捨て過去を捨て友人を捨て恋人を捨て、新たな自分を再出発させようとしても、昔にこだわればこそ過去を断ち切れない、だから新しく知り合った「他人」として、恋人の前に現れることに新鮮さが詰まっている。これこそが、ギドク作品である。             

 整形した彼女に、対抗するかのような彼氏の整形、また堂々巡りを始めてしまう、ギドク作品はいつもそうだ。世界が小さくなって、主人公たちは輪の中から脱出できないような、居座ってしまうような、あきらめてしまうような、安堵するような、・・・治した目を再び傷つける少女、あまりに悲しすぎるが、映画を見ていてなぜか傷をなめ合う慰めや、癒しを思い、悲惨な主人公たちの不幸に、私は優越した喜びを感じたりするのだ。治らなくてかわいそうだね、そして良かったと。船の上でも、売春街でも、湖上でも、少女売春でも、結局もとの鞘に戻った、と、3番アイアンを除いては。        
 救われない二人は、現状からの脱出に希望を託して整形に踏み出すが、元に戻って安堵する。脱出の実行は、哀れにも田んぼの中で逆さに埋まって死ぬことだ、それは食用に吊り下げられた犬でもある。          
 韓国の正社員と臨時社員の格差は日本の比ではなく、格差社会からの脱出にかける願いは受験競争に過酷に表れる、くしくも脱出を試みては元に戻ってしまう多くのギドク作品、描かれた世界がそこにとどまってしまう事に、失望してしまう感は確かにある。    

 結局、観客の私は、整形した二人が幸福になった姿を最後は見たくないのだ。求めながら不幸になっていく、その過程こそを喜び、賞賛しているのだ。主人公たちが過去を捨て希望にすがって整形を繰り返し、最後に顔が朽ち果てていく様子を映画で、涙しながらこっそり覗きたいのだ、喜びを持って。私が脱出できないのだからお前だけ抜き出るなよ、と。・・・本当の不幸はそこにあるような気がする。

投稿者:irony投稿日:2008-05-13 07:24:03
【ネタバレ注意】

 そして・・・振り出しに戻る・・・ってブラックだなぁ 韓国と言えば整形 整形と言えば韓国らしい問題提起な作品 どっからどう見てもセヒはアブナイ女性なんだけど、それに付き合うジウも何だかねぇ・・・結局痛いカップルでお似合いって事かなぁ 絶対の愛というタイトルよりも原題の時間の方がしっくり来るかも まぁ二人で永遠にループしてて下さいな 誰も邪魔は致しませんから・・・

 彫刻公園の人と犬のオブジェってどうなのさ?

投稿者:コハダ投稿日:2007-11-30 01:50:01
強迫観念に駆られた登場人物が、ありえない極端な行動にでる‥それがキドク映画の原動力で、その過激さは、時にファンタジーともコメディーともホラーともつかない前人未踏のトワイライトゾーンへ突入していきます。
今回は”自己喪失‥でも最初からそんなものなかったのかもしれないし‥”といった『暗闇のスキャナー』風味の地獄めぐり。
「弓」からユーモアの質が変わりましたね。
投稿者:悲しみジョニィ投稿日:2007-05-11 09:48:12
人は価値が同じ物なら、新しい物に目が行ってしまう。
新しい物には刺激があり、知りたい好奇心も満たしてくれる。
そうしてさほど名曲でもない新譜は、
名曲の詰まったアルバムよりも毎日売れている。
時間が経っても価値の変わらない物は沢山ある。
人だって、そのはずだ。

時がもたらす慣れと欲が
絶対の愛をかき乱す。
整形手術は、救世主と成り得るのか。
投稿者:Longisland投稿日:2007-03-12 23:33:03
ギドク監督の新作ということで期待を胸にユーロへ。
あれれ…ギドクらしい映像の切れもなく、精緻な心理描写も見当たらず、性格超悪馬鹿女とそんな彼女に振り回される男(結局はこいつも馬鹿野郎)の痴話喧嘩がダラダラ続く出来の悪いTVドラマ風凡作。
ギドク監督の魅力である『静かな狂気』セリフを廃した独特の雰囲気が影を潜め、本作では怒鳴りあう男女と思わせぶりな映像が散漫に垂れ流されているだけとは。 ギドク監督の才能が枯渇したとは思いたくないが不安。

熱心なギドクファンの『涼』さんの順位付(ほぼ私も同じランキング)が気になる今日この頃。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】絶対の愛2007/11/22\3,800amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】絶対の愛レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION