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パラダイス・ナウ(2005)

PARADISE NOW

メディア映画
上映時間90分
製作国フランス/ドイツ/オランダ/パレスチナ
公開情報劇場公開(アップリンク)
初公開年月2007/03/10
ジャンルドラマ
イスラエル占領地ナブルス、
自爆攻撃へと向かう二人の若者の48時間
パラダイス・ナウ [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,560
USED価格:¥ 1,325
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【解説】
 解決の糸口の見えないパレスチナ問題を、自爆攻撃に向かう2人の若者の視点から問い直す問題作。これまで決して語られることのなかった自爆攻撃者の複雑な内面に迫りつつ、それを肯定することなく、彼らが生み出されていく複雑な背景をありのままに描き出していく。各国で賛否を巡って活発な議論を呼び起こしたほか、パレスチナ映画としては初めてアカデミー外国語映画賞にノミネートされた際にはイスラエルの人々による大々的な反対運動が起るなど様々な物議を醸した。監督はパレスチナ人のハニ・アブ・アサド。また、共同プロデューサーの中にはイスラエル人プロデューサーも名を連ねている。
 イスラエル占領地のヨルダン川西岸地区の町ナブルス。幼なじみサイードとハーレドは、この地区の他の若者同様、希望のない日々を送っていた。そんなある日、サイードはヨーロッパで教育を受けた女性スーハと出会い互いに惹かれ合う。しかしその矢先、彼とハーレドは、自爆志願者をつのるパレスチナ人組織の交渉代表者ジャマルからテルアビブでの自爆攻撃の実行者に指名されるのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
546 9.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2013-01-06 13:39:31
イマジカBSで定期的に放送されているショートフィルムを長編化した感じ。主要キャラ三人の設定をもう少し掘り下げて欲しかった。殉教者と処刑される密告者のビデオを売買してる業者が居るというのにはゾッとした。
投稿者:jb投稿日:2012-08-29 16:44:49
重厚な内容だった。
投稿者:徘徊爺投稿日:2011-06-18 00:58:42
今までは机上の知識や報道でしか認識していなかった遠い海外のイスラエル・パレスチナ紛争が、こういうシリアスなドラマとして主人公に感情移入する形で観てしまうと、身につまされる問題として感じてしまう。かといって、何らかのムーブメントを求められているわけではない。この映画をひとつの娯楽として観ても、不謹慎だと批判するような監督ではないはずだ。そのような度量の狭い人間にはこういう映画は作れまい。実際に90分退屈することなくサスペンスフルに面白く観させてもらった。大らかな気持ちでこの映画を観れば良いと思う。さらに言わせてもらえば、敵をも抱擁するほどの大きな気持ちで対処しなければ、この紛争は永久に終わらないと思う。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-03-16 22:12:41
逡巡する事にまだ救いがある
投稿者:さち投稿日:2008-01-21 07:21:56
よかった
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-10-22 00:57:04
【ネタバレ注意】

「自爆テロ」というとき、私たちは「自爆」に思いを馳せるか、それとも「テロ」の方か。
9.11の例を挙げるまでもなく、混迷が続くパレスチナでも「自爆テロ」は少なくない。宗教によって洗脳された若者は、屈辱的な占領下で殺されるのを待つのではなく、いっそのこと攻撃的に死にたい、と願う。そこに組織(権力)はつけこみ、彼らを人間爆弾として敵地に送り込む。
サイード(カイス・ネシフ)、ハーレド(アリ・スリマン)という親友二人を軸に、「自爆テロ」に対する考え方が変わり、あるいは変わらない状況を対照的に描いている。
撮影はヨルダン川西岸地区のナブルスで行われ、撮影スタッフは実際に身の危険を何度も感じたのだという。そこは生活の場でありながら、同時に戦場であり続けている。戦場において圧倒的な軍事力を誇るイスラエルに対抗するには身を賭するしかない…そんな発想が生まれても不思議ではない。
実際、そこここに破壊された建物が放置されている町は異様としかいいようがない。ナブルスでのロケは、セットではない現実の重みを直接ぶつけてくる。

比較的豊かで、平和的な解決を探るスーハ(ルブナ・アザバル)がハーレドと激論する場面がある。「死ねば天国に行ける」というハーレドにスーハは「そんなものは頭の中にしかない!」といい、ハーレドは「ばちあたりめ!」と睨みつけるのだが、次の瞬間こういう。「占領されて生きるより、頭の中の天国の方がマシだ!」
パレスチナやムスリムの誰もが狂信的なわけではない。彼らには選択肢がないのだ。来世の「パラダイス」に身を委ねることにのみ希望が抱けるとしたら…。

ハニ・アブ・アサド監督は神風特攻隊の遺した手記などにも目を通したという。よく「特攻隊は民間人に対する攻撃じゃない。だから自爆テロと一緒にするな」といわれるが、それって結果論に過ぎないだろう。単に敵の町が飛んでいける範囲になかったから民間への特攻がなかったに過ぎないのであって、もしそんな場所があれば必ず理由を作って(「軍事関連企業が入っているビルだから」とか)攻撃したに違いないのだ。だから「自爆テロ」に対して思考停止し、「イスラム過激派特有の事象」などと考えないことだ。
どの世界であれ、どのような文化であれ誰が好きこのんで自爆しようと思うだろうか。
いったい何が彼らを追い込むのか。
それは状況はもちろんだが、そうした自爆を命じる側の問題でもある。

なお、監督は「自爆テロ」という表現は一方的な犯罪の印象が強いとして「自爆攻撃」という表現をして欲しいとのことだ。
こうした題材はひとつ間違えればプロパガンダになりかねない。それを人間の普遍性に連関させたという点で見事な秀作である。

投稿者:ビリジョ投稿日:2007-06-18 18:41:48
 秀作だが、もう少しドキドキとかワクワクとかイライラとかビックリとか、何か味付けが欲しかったところ。
 重厚な問題に正面から立ち向かった作品。高く評価したい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 (パレスチナ)
■ ヨーロピアンフィルム賞ハニ・アブ・アサド 
■ 外国語映画賞 (パレスチナ)
■ 脚本賞ベロ・ベイアー 
  ハニ・アブ・アサド 
■ 外国映画賞 監督:ハニ・アブ・アサド(パレスチナ/オランダ/ドイツ/フランス)
□ 外国語映画賞 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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