allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006)

BORAT: CULTURAL LEARNINGS OF AMERICA FOR MAKE BENEFIT GLORIOUS NATION OF KAZAKHSTAN

メディア映画
上映時間84分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月2007/05/26
ジャンルコメディ/ドキュメンタリー
映倫R-15
バカには理解不能なバカです。
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (完全ノーカット版) [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 4,980
USED価格:¥ 3,630
amazon.co.jpへ

 Photos
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

【解説】
 全米で予想を超える大ヒットを記録し、その過激な内容で数々の訴訟問題を引き起こし、果ては国際問題にも発展するなど一大センセーションを巻き起こした話題のコメディ・ドキュメンタリー。イギリスの人気コメディアン、サシャ・バロン・コーエン扮する主人公ボラットは、彼のTVショー「Da Ali G Show」の中の人気キャラクターで、カザフスタン国営テレビの看板レポーターという設定。本作ではそのボラットが、“祖国”カザフスタンの発展のためにアメリカの文化を学び、カザフスタン国民へ向けてレポートすると称して、事情を知らない善良なアメリカ市民に突撃取材を敢行、各地で大騒動を巻き起こしていく一部始終がゲリラスタイルの撮影でフィルムに収められていく。バロン・コーエン自身がユダヤ系であることを逆手に取った過激な人種差別ネタからバカバカしい下ネタまで、笑いのためには危険も顧みないコメディアン魂を発揮しつつ、取材される人々の偽善の裏に潜む本音を暴き出して巧妙な文明批評も展開していく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
759 8.43
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-04 06:29:17
山ちゃんの吹き替えも面白い。
投稿者:quiet man投稿日:2011-07-27 15:13:18
何度みても大笑いできる。まぁ、いろんなところで物議を醸すことは察せられるが、笑える人間が下劣ということもないでしょうよ。
登場人物が泣いたり涙を流すシーンも全くなく、気持ちよい流れが面白心地よい。邦画だと絶対と言っていいくらい観客を泣かそうとする、見くびった脚本と演出が常道だが、その手の映画に泣きに来る観客こそ、日本映画の停滞を許している。偽善の好きな愚劣な観客こそボラットの餌食になるのかな?
投稿者:TNO投稿日:2011-05-29 20:36:05
非文明国の人間が文明国に来ててんやわんやという既に使い古されて、今や誰も使おうともしないネタを、なんで今更見せられなければならないのか。今どき、カザフスタンでなくとも、そこまで文明が遅れている国は、皆無ではなかろうか。カザフスタンやユダヤ人には、あまりにも露骨な差別描写がある。女性差別も。逆説的な米国批判なのだろうが、意図は伝わってこなかった。ギャグも素直に笑えないのもが多く、個人的にはとても好きになれない映画でした。劇場で観たら、少し印象が違うのかもしれませんね。サシャ・バロン・コーエンは、常に無表情で二コリともしないのは立派。
投稿者:なちら投稿日:2010-11-10 23:24:04
からかわれる一般市民が面白いんじゃなく、ボラットの会話や行動が笑える。

吹いた場面は沢山あるが、フェミニスト団体の女性が半ギレで屈辱の言葉の意味を説明し始めたのに、
ボラットはうわの空でパメラの事を考え始めちゃうわけ。
バカにされた女性の事より、うわの空な彼が笑える。

ホテルでの喧嘩も激烈!後日、髭が今もケツ臭いとか言ってるし…!

吹替えだと臨場感が無いから字幕で見ないとダメだね。
真面目であるほど、ボラットの餌食になれるよ!
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-07 16:11:38
これ以下はナイッ!下品下劣な
ドキュメント風コメディ
「ボラット 栄光なるカザフスタンのためのアメリカ文化学習」
が暴くのはアメリカの実態と本音
http://mototencho.web.fc2.com/2007/boratt.html
投稿者:nedved投稿日:2010-01-03 23:07:31
サシャ・バロン・コーエン
投稿者:scissors投稿日:2009-09-04 06:29:08
ユダヤネタもアメリカ批判も含めてズル賢い計算のうえなのが見えてしまうので笑えないのな。

ひたすらあざとくえげつないのが好きな人にはオススメ。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-10-03 01:58:05
こんなに自国と他国を皮肉って大丈夫なのか?!
とにかく・・・笑えるとかよりも不安になりました(笑)
もう、主人公が突拍子もない行動や言動に走るし終始ヒヤヒヤでしたよ。
オバサン3人に対する女性軽視発言やユダヤ人に対する知識、主人公に対するアメリカ人それぞれの対応(反応)には笑えましたが、基本的には攻撃的お馬鹿コメディで、いわゆる常識から逸脱しています。
特に障害者や隣国への態度には抵抗があります。
それに許容範囲を超える汚れっぷりでした。
だから、結論から言うと常識の観念を捨て去らないと楽しめない作品です。

しかし、こんなに強烈な作品を作った勇気は評価したいし、何よりアメリカの視点からでもアンチアメリカな視点からでも通じる作りはスゴイと思いました。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2008-10-02 00:42:01
それなりに面白いんだけど、カザフスタンの男性がどういうタイプなのかわからないから主人公が浮いてた。国家はいい曲。
投稿者:irony投稿日:2008-10-01 02:17:41
良識派を茶化すのはちょっと悪意が見える スマートにやって欲しい所だがポジション的には無理な相談かな テーブルマナーで友人をって所はプリティウーマンを思い出した 薄皮一枚の現代社会ですのでガス抜きにいかがでしょうか? 
投稿者:SUNSET投稿日:2007-12-26 19:29:06
【ネタバレ注意】

通常ロードムービーと呼ばれる作品は「自分探しの旅」と言うか、様々な人や場所に
巡り合う事で新しい自分を発見したり、いつもの毎日の中に潜むプライオリティを見出し
たりする内容が多いが、本作は全くの異色作。
セクシュアリティ、差別、思想(反米)、宗教…ボラットと言うステレオ的な人間を通し、今に
潜む問題や不条理等、痛烈な批判も込め半ば風刺する作りとなっており興味深い。

ただ、たとえば売春婦との別れや(ラストではちゃっかり女房に)、相方アザマットに
全てを持ち逃げされ一人佇むボラットの、漂う哀愁がそのまんま、この作品の意図
する所まで昇華されてなく、即物的な笑いや刹那的な悲しさにつながってて、
そこで終わってしまってるのが惜しい。
これ程タブーで過激な題材を取り上げ、物議を醸し出したセンショーナルさも、
他のコメディ作品と同一化されてしまっていている。
まぁボラット役のサシャ・バロン・コーエンを世界的にブレイクさせた作品だし、
世の「常識」に一石を投じる内容には間違いないので一見の価値はあるだろう。

投稿者:三葉十四郎投稿日:2007-07-30 16:00:26
【ネタバレ注意】

余所から来た人が渡米して笑いモノになるが、反面アメリカ文化自体の批判になっている、と言うパターンも有象無象に有って、パっと出てくるところでは外国からだと「ターミナル」、時代を超えては「ニューヨークの恋人」、クロコダイル・ダンディーに至ってはアメリカからカミさん貰ってオーストラリアに帰り、その後子供と一緒に再訪を果たしている。
殊に本作はこの"笑える田舎モン"の部分をどぎつくしてある。 本作中でもお笑いにしてたけどアメリカで言う"ゲストへのおもてなし"なんてのはつくづく内輪だけの事なんだね。
ボラット役のサシャ・バロン・コーエン、見てくれは眼鏡を外したグルーチョ・マルクスみたいだけどスノッブさはこれっぽちも無い、どう見てもユダヤ系の人、相棒のアザマートって人は僧服でも着させりゃそのままラビになる。 ユダヤ系なら誰でもこんな感じになるものでもなかろうから確信犯でやってるんだろう、ユダヤの悪魔が来たと滅茶苦茶やるのを自虐ギャグにしていて、だからその分加虐なギャグもやったっていいだろ、って思ってるフシがある。 無知よりも無恥で笑いを取ろうってわりに意外と言い訳がましいのな。
この映画の中に出てくる攻撃的なギャグは、ロデオ大会でのイラクへ向けたアジとかバカな大学生、思いっきりカルトなキリスト教の集会等々、これらはアメリカ人がアメリカの為にアメリカを揶揄したものだ。
だからカザフスタン国は完全にダシに使われただけ。 かの国の人こんな風にしちゃったけど、どうせ誰も信じやしないから良いよね、と暗黙の了解にしてしまっている。  ところでカザフスタンってアメリカに何かしたのかね、本当はアフガニスタンでやりたかったけど差し障り有りそうだったから語呂の合うカザフスタンにしたって? よせやい。
ボラットがつまらなそうなオジサンに笑えるジョークを教えてもらいに行くくだりが僕は一番面白かったかな、でも、こんな映画で笑えるセンスは持ち合わせてません、て思ったって別に何も問題じゃ無い、ギャグと言うものの多くは"そういう事をされるとしかめっ面をする大勢"が居ればこそ反俗的な笑いになるのだし、こうまで悪意のカタマリみたいなんじゃ、そりゃ引くのも普通。 むしろ"俺はこういうのを笑えるセンスが有るんだぜ"って人に自慢気にしてるヤツがいたらそっちの方が問題だ。
けれどもそいつは傍目には笑えるだろうから、それはそれで良いのかな、多分。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-06-06 13:41:42
繰り返すまでもなくもちろんおバカな映画。
まさか本当にボラットがカザフスタンのTVリポーターだと信じている人はいないと思うが、念のためプロデューサーもボラットが結婚する娼婦もみな役者。故郷の村はルーマニアで撮影。
てなわけでベースはフィクションだが、ところどころゲリラ取材が入っていて、その意味では「どっきりカメラ」の延長線上にあるような作品。
差別意識丸出しであえて挑発し、米社会の表層的な欺瞞性を突いてくるあたり、多少ドギマギもしてしまうがよくやるぜ、と思ってしまう。
ついでにいえばユダヤ人を嫌うボラットだが、実は演じるコーエンの実母はユダヤ人なのだそうだから、ほんと、よくやるぜ。

社会的禁忌を笑い飛ばすことによって、逆に潜在化している差別意識を顕在化させてしまうのは、かつての道化師に代表されるお笑いによる異化そのものだ。
自国こそ世界の中心だと思い込んでいる彼の国で、未開の国からやって来た突撃リポーターが容赦ない突っ込みを入れることで、普段見せない表情をあらわにする人々。スタッフが何度も警察や地元民に囲まれ、危険な目にあったというが、そりゃ当然だろ(苦笑)。
それにしても下ネタが多すぎるのが少々お下劣。「良識ある人」を笑い飛ばすのはいいが、少々気の毒にも感じた。確かに苦笑は禁じ得ないんだけどね〜。爆笑まではいかなかったな。

カザフスタン政府は、以前からサシャ・バロン・コーエンが「カザフスタン国営テレビ」リポーターを演じる英国番組に対して不快感を示していたそうだ。当然この作品についても抗議しそうなものだが、あまりにヒットしたので今や「カザフスタンの認知度を大いに上げてくれた」と評価しているとか(実際はどうだかよくわからないけど…苦笑)。
バカ映画の典型だけど、ハリウッド的なアクションだけの中味ゼロ映画に比べると、意外に「バカ」真面目な作品といえるのでは??
投稿者:ビリジョ投稿日:2007-05-31 16:24:00
久々に映画館で声を出して笑った。

ユダヤ人が変身した(違うって)ゴキブリを、お金で追っ払おうとするネタが良かった。
保守的なキリスト教の集会のシーンは最高だった。

にしてもしかし、下ネタが多すぎるのではないか。このテーマなら、下ネタを抑えた方がギャグの強烈さがより鮮明になったのではないかと思う。
投稿者:Longisland投稿日:2007-05-30 19:44:48
「バカには理解不能なバカです」←本作コピー 正にその通りなバカ作品。
こういうバカ作品はどれだけ真面目にバカをするかが肝要、その点本作はスタッフ&演者全てが真剣にバカしている。正にバカ映画の王道、バカ映画の良作といっていいバカ映画。こういう良作バカ映画を鑑賞する際は観手も真剣にバカにならんといかん。
なんかバカ、バカと書いているがバカなんだもんこのバカ映画(笑

こんなバカで下品な作品を製作したFOXって凄い、それもサーチライトでなく本家がとは…恐るべし米国メジャー
投稿者:はこまる投稿日:2007-05-28 22:34:45
「パメラ・アンダーソンのヴァージンを奪ってみせる・・・」
「君たちの国には奴隷がいないのか?情けない」
「ヒゲを剃りたまえ。そしたらイタリア人か何かに見える。私はイスラム教徒を見ると、腹に爆弾を巻いていないか不安になるんだ。君のその外見がね・・・」「私はカザフスタン人です。鷹が神様です」
「これが私の14歳になる息子の写真です」「・・・あの〜すいません・・・服を着たものはないんですか?」

最初に言っておきますが、この映画、かなり笑えます。「最近のアメリカ映画は続編やリメイク、CGばっかでつまんねー!」と普段ご不満の方こそ是非ご覧ください。きっとご満足できます。それこそここには生身の肉体(笑)が存在しています。
ただし、観る人を選びます。下ネタ嫌い、ユダヤ人、カザフスタン人、そして良識のある女性の方々はお控えになったほうがいいでしょう。

館内ではみなさん大爆笑されていましたね。『パイレーツ・オブ・・・』ではなく、こっちを選んだとい不思議な一体感もありました。そして、あそこまで笑わせてくれたらもう言うことないです。上映終了後、席を立つ方々の「バカ・・・・」という雰囲気がまた心地よかったです。↓の方もおっしゃっていますが、「バカ」!「バカ」!「バカ」!本当にバカな映画です(笑)。

冒頭のカザフスタン村と「ユダヤ人追い祭り」の描写から、ただただびっくりの連続でしたが、舞台がアメリカに移り、ロードムーヴィーのスタイルのになってからも、ひたすら爆笑の連続。観る前は、アメリカ合衆国を笑い飛ばすスタイルの映画かと思っていましたが、そんなことはなく、「サシャ・バロン・コーエン」という、それこそ一個の「突然変異的肉体が」アメリカ合衆国のルールを再び浮き彫りにし、観るもののガス抜きしていくある意味真面目な映画でした。アメリカ人が大喜びしたのもうなづけます。ボラットに対して、丁寧にルールを説明しようとするアメリカ人なんか、終いには見ていて気の毒になってきます。

ただ、この映画の中で展開されていく、あまりにもバカなエネルギーは達者な技術の裏づけもあり、相当なレベルです。モキュメンタリーものとしても、『スパイナル・タップ』(84年)や『コリン・マッケンジー』(96年)と並ぶ傑作といってよいでしょう。クライマックスでお約束をやってくれるパメラ・アンダーソンも偉いもんだと思います。

とにかく刺激が欲しいという方には是非オススメの一作です。その目でフルチンを目撃してください。

(注):ご覧になった方はお分かりになると思いますが、コメントタイトルの「チンクイエ(CHENQUIEH)」とはボラットが使っていたカザフスタン語の挨拶です。でも、これも怪しいなぁ〜・・・
投稿者:メンタイ投稿日:2007-05-28 00:44:54
私の映画鑑賞歴で一番最低な作品(^0^;)
“ジャッカス”より最低。もちろん、最低に面白い♪
カザフスタン人のボラットがアメリカ文化を紹介するための
エロと下品のザ・ヒット・パレード!
よくもまぁここまで宗教ほかタブーな環境を下品に破壊しまくって
米国1位になったよ。
だってフルチンバトルなんて正気しゃないよ(≧∇≦)
でも、ここまでムチャクチャだと楽しい♪
バカのためのバカムービー。バカな方は観て下さい。http://mentaiman.com/
投稿者:NKYYSD投稿日:2007-03-28 06:05:01
実に面白かった。個人的にはここ数年で一番笑った作品。モキュメンタリーとしては傑作の部類だろう。ポリティカル・コレクトネスとは真逆の表現満載だが、それはそうした差別主義を鏡として体現してみせる一種のパロディ。極めてブラック(かつ極めて反米的)ではあるものの、批判精神溢れる高度な作品。…かもしれない。
ちなみに黒人娼婦は役者が演じてる。http://d.hatena.ne.jp/NKYYSD/20070326
投稿者:eiji_in_uk投稿日:2007-02-25 04:07:54
これはアメリカ横断してパメラ・アンダーソンに会いに行くという筋立てはあるものの、特に内容はなく、ドッキリやスケッチの寄せ集めです。それもかなり悪質で、差別に満ち溢れているので良識のある人が見れば憤慨すること請け合い。
男二人が全裸で会議中のコンファレンスルームに乱入して暴れまくったり、彼らを本当にカザフスタンから来たテレビクルーと思って招いたいろんな団体(フェミニズムの団体やらいろいろ)に暴言を吐いたりして怒らせます。そうわざと罪もない人たちを不愉快にしてるんです。
それが面白いといえば面白いのかもしれません。そしてそんなところからアメリカのいうところの文化というのが垣間見れる気もします。
でもやっぱりやってることはテレビの「ドッキリ」と変わらないですよ。だからこんな映画に賞を上げるなんていうのは間違ってます。ましてサシャ・バロン・コーエンが主演男優賞っていうけど、これは演技の部類に入るのであろうか?この映画は嫌いではないけど、それっておかしいよ。やってることはJackassと全然変わらないんだもん。

日本で公開されるにはかなり修正が必要でしょうね。どういうわけか日本は差別用語とかには取り立てて敏感だから。これもおかしな事なのでボラットに日本を訪問してもらってぜひ正してもらいたい。
投稿者:ASH投稿日:2007-02-14 18:58:41
【ネタバレ注意】

 カザフスタン国営TVのリポーターであるボラットが、アメリカ文化を学ぶために渡米し、その様子を祖国へ紹介するTV番組を制作するその過程を追ったドキュメンタリー映画…なんてね!

 ボラットが行く先々でいろんな人たちと交流をするんだけど、恐ろしいことに、その人たちはサッシャ扮するボラットなる人物が、本当にカザフスタンから来た男なんだと思い込んでいるということ。つまり、かなり底意地の悪いドッキリを仕掛けてその様子をカメラが捉えるという仕組みの映画なのね。

 ボラットのアメリカ横断珍道中を見ることで、実はアメリカという国家とその国民性が露呈されるという仕組みなのだが、まあ、そこまで難しく考える必要はないでしょう。文化の違いという大義名分をかざしてボラットは無礼千万な態度と言葉で接してくるのだが、それに応える人たちの様子が笑えるのよ。フェミニスト団体を怒らせたり、マナー教室の食事会を不快にさせたりと、そのやりたい放題ぶりが面白かった。

 実際、ボラットが茶化す相手がエスタブリッシュメントや保守派といった、いぢり甲斐のある人たちというところにこの映画の面白さがあると思うのだが、真面目に観ちゃうと、親切な人たちや常識的な人たちに対してボラットがと〜ッても失礼なので、人によっては不快に感じちゃうかもね。日本人にはこの手のギャグって受けにくいかもしれない。で、それは図らずも、日本人の国民性のひとつを垣間見ることになるのかも…なんてね!

 ロデオ大会でアメリカ国歌の替え歌を唄うだなんて、南部の保守層が集うあの場所を考えると、とてつもなく怖い! それを仕込ではなく、本当のお客さんたちの前でやるんだもん、あのブーイングもすべて本物なんだよ。キリスト原理主義の人たちの集会もすごいね。あれはどっかの新興宗教やカルト教団の集会じゃないんだよ、それを考えると…。

 衝撃的なのが、ボラットとアザマートの全裸の取っ組み合い! ちんちんとケツの穴が丸出し! サッシャもよ〜やるよ!! と、別の意味で感心したよ。どう見ても、あのオッサンの毛むくじゃらのケツの肛門が顔面に押し付けられている…。しかも、全裸のままホテルの部屋から飛び出すんだぜ! エレベーターの中で一緒になってしまったオッサンの、あの不快そうな表情…。

 もひとつ、クライマックスのパメラ・アンダーソンのサイン会もすごいよ。脱兎の如く、本気になって逃げるパメラが、気の毒だけどなんか可笑しい(このシーンはパメラと共に仕込んだドッキリらしいが、主催者・お客さん・警備員には知らされていなかったとか)。で、気付いたんだけど、アメリカではセキュリティ(警備員)にも手錠による拘束権が与えられているんだね!

 なんとなく思い出したのが、ジョニー・ノックスビルのあの「ジャッカス」。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚色賞サシャ・バロン・コーエン 
  ダン・メイザー 
  ピーター・ベイナム 
  アンソニー・ハインズ 
■ 男優賞サシャ・バロン・コーエン 
□ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 ■ 男優賞(コメディ/ミュージカル)サシャ・バロン・コーエン 
■ コメディ映画賞 
□ 作品賞 
 □ 格闘シーン賞ケン・ダヴィティアン サシャ・バロン・コーエンvsケン・ダヴィティアン
  サシャ・バロン・コーエン 
 ■ コメディ演技賞サシャ・バロン・コーエン 
【ニュース】
ラリー・チャールズ監督×ニコラス・ケイジ主演コメディ「Army of One」、予告編2016/10/11
全米興行成績、ディカプリオ主演「レヴェナント:蘇えりし者」が首位浮上2016/01/25
ロバート・デ・ニーロ&ザック・エフロン共演コメディ「Dirty Grandpa」、予告編2015/10/29
フレディ・マーキュリー伝記映画、ベン・ウィショーの主演が正式決定2013/12/11
ロバート・レッドフォード&ニック・ノルティ共演ドラマ、監督にラリー・チャールズ2013/11/05
サシャ・バロン・コーエン主演フレディ・マーキュリー伝記映画、監督はトム・フーパーか2013/03/18
「ボラット」脚本家ダン・メイザー監督ラブ・コメディ「I Give It A Year」、最新予告編2012/12/17
全米興行成績、「アベンジャーズ」がV3、史上最速ペースで4億5000万ドル超え2012/05/21
全米興行成績、「アベンジャーズ」が記録ずくめの快進撃で圧巻のV22012/05/14
「ボラット」監督・主演コンビ最新コメディ「The Dictator」、最新予告編2012/03/28
「ボラット」監督・主演コンビ最新コメディ「The Dictator」、予告編2011/12/15
クイーン映画化企画、フレディ・マーキュリー役に「ボラット」「ブルーノ」のサシャ・バロン・コーエン2010/09/17
DVDリリース情報:「ブルーノ」「ボーダー」「花のあと」etc.2010/06/11
「ミスター・アーサー」、ラッセル・ブランド主演でリメイクへ2010/03/02
全米興行成績、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」がシリーズ最高のスタート2009/07/20
全米興行成績、サシャ・バロン・コーエン主演「Brüno」が初登場首位2009/07/13
全米興行成績、「アイス・エイジ3」と「トランスフォーマー2」が同点首位に2009/07/06
サシャ・バロン・コーエン最新コメディ「Bruno」、予告編2009/04/03
全米興行成績、ディズニー製作ファミリー映画が初登場1位2008/10/06
DVDリリース情報:「舞妓Haaaan!!!」「ヘンダーソン夫人の贈り物」「ボラット」etc.2007/09/21
MTVムービー・アワード結果発表2007/06/04
MTVムービーアワード、ノミネーション発表2007/05/02
アカデミー賞結果発表2007/02/26
全米興行成績、「ハッピー フィート」がV2達成2006/11/27
全米興行成績、「Borat」旋風やまず余裕でV2達成2006/11/13
「Borat」のサシャ・バロン・コーエン、「奇人たちの晩餐会」のリメイクに主演へ2006/11/07
全米興行成績、謎のカザフスタン人が衝撃的デビュー2006/11/06
【レンタル】
 【Blu-ray】ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 <完全ノーカット版>レンタル有り
 【DVD】ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION