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王妃の紋章(2006)

CURSE OF THE GOLDEN FLOWER
満城尽帯黄金甲

メディア映画
上映時間114分
製作国中国/香港
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2008/04/12
ジャンル歴史劇/ドラマ/サスペンス
王家の掟
──憎しみあうこと
──愛しあうこと
──殺しあうこと

中国史上、最も栄華を極めた唐王朝後の時代、黄金の一族の裏に隠された恐るべき真実。
王妃の紋章 [Blu-ray]
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 Photos

【クレジット】
監督:チャン・イーモウ
アクション監督:チン・シウトン
製作:ビル・コン
脚本:チャン・イーモウ
ウー・ナン
ビエン・ジーホン
撮影:チャオ・シャオティン
美術:フォ・ティンシャオ
衣装デザイン:イー・チュンマン
音楽:梅林茂
出演:チョウ・ユンファ国王
コン・リー王妃
ジェイ・チョウ次男・傑(ジエ)王子
リウ・イエ長男・祥(シャン)王子
リー・マン蒋嬋
ニー・ターホン蒋医師
チェン・ジン蒋氏
チン・ジュンジエ三男・成(チョン)王子
【解説】
 「HERO」「LOVERS」のチャン・イーモウ監督が、10世紀の五代十国時代の中国を舞台に、栄華を極めたとある王家の愛憎渦巻く陰謀と裏切りの物語を絢爛豪華に綴る歴史絵巻。主演はチョウ・ユンファと95年の「上海ルージュ」以来久々のイーモウ作品出演となるコン・リー。共演に台湾出身の人気アイドル、ジェイ・チョウ。
 唐王朝滅亡後の中国。絶対権力をほしいままにする国王を頂点とする“黄金の一族”がいた。国の繁栄と王家の栄華は永遠かと思われたが、宮廷内部では誰もが秘密を抱え、悪意に満ちた策謀が複雑に入り乱れていた。すでに冷え切っていた王と王妃。王は病気がちな王妃を気づかうふりをして薬と称した毒を与え続ける。一方、皇太子はそんな王妃との不倫を解消できずに苦悩する。王に武力を見込まれる第二王子は、久々に再会した王妃の衰弱ぶりに心を痛める。さらに、唯一汚れを知らず無邪気な存在と思われた第三王子の心にも深い闇が広がる。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
214 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:西門投稿日:2010-04-24 15:10:19
チャン・イーモーは堕落した。
あなたの色は金ではなく「緋色」でしょう、
チェン・カイコーの不幸の原因の一つは、「黄色」を追求しなかったことにある。
もっとも映画で「黄色」を追求するのは難しそうではありますが。

大作家になってしまったということかもしれない。
昆虫かなにかの群れのようなCGには、何も魅力を感じない。
『女帝エンペラー』と共通点の多い映画だけれど、まだこちらの方がマシ。

退廃を追求するならヴィスコンティくらいまで行って欲しい(過剰な要求?)。


投稿者:bond投稿日:2009-06-28 14:52:53
まあ、色彩や美術は見事だなー、あとスパイダーマンもどきの忍者が印象に残ったなー。
投稿者:ミリアム投稿日:2008-11-07 18:19:05
さすがは、チャン・イーモウ。我が国、日本のちゃちなCGで小賢しい映画を作っている連中とは格が違いますな。
これでもかという猥雑な色彩、いやらしさ全開の豊満な胸を強調した女たちの衣裳。そして、ホラー映画も真っ青の恐怖すら感じさせるコン・リーの貫禄。
これぞ“映画”、ハッタリの美学。
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-04-22 13:01:13
【ネタバレ注意】

絢爛豪華のひと言。何せ中国映画史上史上空前の50億円をかけた超大作なのだ。北京五輪開会式の総合プロデューサーを任されたチャン・イーモウにかける中国政府の期待も大きかろう。そしてそれに応えてしまうチャン・イーモウ監督も大したものだ(苦笑)。
黄金に彩られた円柱とそこに施された菊花の彫刻。女性はみな胸を強調した露出度の高い衣装。装身具の美しさも比類ない。
物語は王位をめぐる王家内部の疑心暗鬼をじわじわとみせる心理劇が主。しかしそこはチャン・イーモウ、お家芸のワイヤーアクションもふんだんに用い、終盤の宮殿内での激闘は、マスゲームもかくやと思わせる。
超大作であることは確か。

で、私の感想は「やり過ぎちゃう?」(あくまで個人的な感想なので悪しからず)。
舞台装置、アクション、音楽、すべてが「過剰」なのだ。コン・リー、チョウ・ユンファは好演なのだが、それすらもピカピカの装飾に埋もれ、いつしか主客逆転してしまっているかのよう。
この絢爛な装飾こそが主演、というのならそれもありとは思うが。

なんだか北京五輪に向けた中国の姿が重なって見えた気がした。謀反(反体制運動)を兵力(軍隊・警察)で抑え込み、多少血が流れたとしてもあっという間に舞台を化粧し直して、何もなかったように重陽の節句(五輪)を祝う…。その意味では、まさに現代中国を象徴するような史劇とみえないこともない。

投稿者:ローランド投稿日:2008-04-20 21:50:14
 オープニングの起床を報せる打楽器の音(楽器ではないのだろう
が)とともに一斉に支度を始める美女の群れに、その後に続く優雅
な時報などの宮廷内の豪華絢爛な日常の描写。
これだけでも観に来た価値があるなって気持ちにさせられたのに、
その後の戦闘シーンも、いかにも見せるための工夫がしてあり、
実に質量たっぷりの見応えある作品でした。

  宮廷内の赤を基調とした色彩に、最後の戦闘場面では、
灰色の鎧の大軍の中で、一人黄金のいでたちに赤い血を滲ませた
人物を乱舞させる。色彩感覚がいいですね。物語の甘さ、これは
古典芸能に付き物の様式美を思えばしっかりしていると思う。

  あれだけの殺戮のあとでも人海戦術でたちまち平常を装うこと
が出来ると見せ付けるところがあって、ちょっとやそっとのことでは
揺るがない権力を示したのかなって、中華人民共和国プロパガンダ
の匂いが少ししたのだけど、それを言ったらやぼってもんですね。


 ここでのコメントを読まなかったら観に行かなかった映画だった。
良い時代ですね。ありがたいことです。
投稿者:shizuco投稿日:2008-04-19 22:48:25
【ネタバレ注意】

チャン・イーモウ、コン・リー、チョウ・ユンファ
この三人がスクリーンでとてつもない火花を散らしている。

オープニングの宮女のカ ラカラと鼓を打つ音。ああ、「紅夢」の足打ちシーンだとすぐわかった。チャン・イーモウはこの映画で彼のこれまでの作品の全てを凝縮し、爆発するエネルギーと共に今までに最高の映画を創り上げたのだと感じ、感動に震えた。

中国人の焼けるような情熱、力強さ、たくましさ、四千年に培われた美しい形式美、文革の狂気、男女の愛憎、徹底した戦い・・・映画と中国を愛し、絶対に妥協をしないチャン・イーモウの姿を見た。

コン・リーはやはり素晴らしい。劉暁慶、マギー・チャン、チャン・ツィイーとたくさんの女優を観て来た。かつては劉暁慶がナンバーワンだと思ったが、コン・リーは今までになかった風格と優雅さを身に付けた。堂々たる王妃ぶりだった。今彼女が中国女優のナンバーワンと言っても過言ではなかろう。太好了!

チョウ・ユンファの眼力はすさまじい迫力だった。そして「アンナと王様」で見せた王の風格が増しているのである。モンクット王を演じた時よりも、したたかで冷徹かつ欲望に満ちた王を演じた。

そして、この二人の演技が、今までのチャン・イーモウ作品に無かった「優雅さ」というものを生み出した。ストーリーが進む中で二人の演技が優雅さの相乗効果を生み出している。凄い。

不思議なのだが、エンディング・クレジットの優しい歌に、なんとも言えない優しいチャン・イーモウの青年の姿を見出した。

「単騎、千里を走る」チャン・イーモウのターニング・ポイントだ。これからの作品を期待したいと書いたが、彼は見事にその答えをこの映画で出してくれた。心から彼に拍手を送りたい。

北京オリンピックでいろいろ騒がれているが、その事とチャン・イーモウの作品は同じ土俵で語られるべきではない。チャン・イーモウはオープニングとエンディングをこの映画とは別に見事に創り上げるはずだ。彼はプロなのだから。

追記:何故評価が9なのは日本のタイトルのつけかた。「王妃の紋章」。途中で答えがわかってしまう。そしてあまりにも芸が無い。洋画の邦題を付ける時は是非塾考を望みたい。

投稿者:投稿日:2008-04-19 16:10:24
比喩的ではなく下半身が欠落した映画。
そして、北京オリムピック開会式の予行演習。しかし、
☆は、壮絶!空前絶後コン・リー妃に、
投稿者:幻巌堂投稿日:2008-02-29 18:40:10
 チャン・イーモウの新作ながら、日本公開が少し遅いのは、欧米の評価がいまいちだったからだろうか。とにかく10年前の大作かと思えるほどの人・花・セットの物量に圧倒される。そして史劇とくれば、一見チェン・カイコー作品を連想してしまうが、そこはチャン・イーモウ、しっかりと彼自身の世界を構築している。血の宿命を縦軸に、愛と裏切りを通して、権力の翻弄される人間の悲しさ、儚さを見事に描ききっている。
 彼が女優として育てかつては愛で結ばれてもいたコン・リーが久々に戻ってきた。ハリウッドでは「マイアミバイス」なんて作品でお茶を濁していた彼女だが、他流試合の経験が無駄ではなかったことを、この作品ではっきりと証明してくれた。完全な敗北と知りながらも留まることのできない苦しみ、最愛の息子を失うことしかできない慟哭を圧倒的な表現で見せる。この演技は、まさにスタンディングオベーションものだろう。これに負けない、チョー・ユンファの存在感も見事というしかない。
 この映画は、チャン・イーモウの作品というよりは、チョー・ユンファとコン・リー2人の作品といった方がいいだろう。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 衣装デザイン賞イー・チュンマン 
【レンタル】
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