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大日本人(2007)

メディア映画
上映時間113分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月2007/06/02
ジャンルコメディ

大日本人


 Photos

【クレジット】
監督:松本人志
製作代表:吉野伊佐男
大崎洋
企画:松本人志
製作総指揮:白岩久弥
プロデューサー:岡本昭彦
アソシエイトプロ
デューサー:
長澤佳也
企画協力:高須光聖
長谷川朝二
倉本美津留
脚本:松本人志
高須光聖
撮影:山本英夫
美術:林田裕至
愛甲悦子
デザイン:天明屋尚
(大日本人刺青デザイン)
編集:上野聡一
音響効果:柴崎憲治
音楽:テイ・トウワ
川井憲次
(スーパージャスティス音楽)
VFX監督:瀬下寛之
照明:小野晃
装飾:茂木豊
造型デザイン:百武朋
録音:白取貢
助監督:谷口正行
出演:松本人志
竹内力
UA
神木隆之介
海原はるか
板尾創路
街田しおん
【解説】
 独自のお笑い哲学でその道をストイックに探求し続ける孤高のお笑い芸人、松本人志。これまでにも、コントなどの形で映像分野でもその才能を発揮してきた松本人志が満を持して放つ注目の第1回監督作品。監督の他、脚本、主演もこなし、映画という新たなフィールドで松本人志流の笑いを展開していく。共同脚本には、放送作家として活躍する盟友・高須光聖。2007年のカンヌ国際映画祭で“監督週間”部門への正式出品が決定。一人の男がテレビ・クルーの取材を受けている。彼の名前は大佐藤。有事の際に、政府の依頼を受けて事態の解決に尽力することを生業としていた。そしてクルーたちは、そんな大佐藤の日常に完全密着していたのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1053 5.30
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【ユーザーコメント】
投稿者:こじか投稿日:2010-08-15 23:43:13
アイデアもたくさん詰まってて感心したし楽しめました。
ただ遊びが過ぎる箇所がいくつか…。
だから良いと捉えるか、もったいないと捉えるか、
これは各個人の好みの問題でしょうね。
映画単体で観ても、松本人志の表現ツールのひとつとして見ても、
やれるもんならやってみろという、そんな自信と実力に拍手を贈ります。
投稿者:kinenchyu投稿日:2010-07-01 18:55:38
簡単に理解できる代物ではないかもしれませんが、それほど酷評するものでもないと思います。まあ、こんな作品があってもいいんじゃないかと。
投稿者:catfish7575投稿日:2009-09-16 22:49:41
この松本という人、お笑いの世界では確かに天才なのかもしれないが、映画というメディアにはまったくむいていない。製作者、役者としてはもちろんだが視聴者としてもだ。コントと演技を一緒にするな!不愉快だ!
投稿者:sususu投稿日:2009-09-05 12:42:34
【ネタバレ注意】

ようやくDVDで鑑賞、やられました。これは北野の第一作を超えたでしょう。これからが楽しみです。
インタビュー形式で進んでいく手法は数あれど、これほど効果をあげた作品も珍しい。この映画が何を言わんとしているか勘ぐるのは愚の骨頂だろうが
、どうしても勘ぐりたくなってしまう映像美。ノスタルジアと妄想の暴走が見事にブレンドされた佳作です。特殊な家庭環境に生まれた宿命の物悲しさ、時代に取り残されていく悲しさと滑稽。さらに太平洋戦争、相撲、プロレス、八百長。さまざまな妄想を発展させることが可能であり、この映画を観た後、日常の風景さえ虚像と妄想か?と思わせられるほどに影響力があります。してやったりですね!松本さん。しかもこの作品の評価の低さは絶対に狙ったものでしょう?凡百の観るに堪えない日本映画の今の現状に於いて、頭ひとつ抜きにでた作品であることは間違いの無い。

投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-08-22 00:27:49
【ネタバレ注意】

これまでずっと「まぁ観る必要もなかろう」と感じていたが、ついにDVDを借りてきて、自ら判定を下すことにした。
コメントする上での注意点は「弁護してはならない」ということだ。褒めるなら褒める、ケナすならケナすべきである、しかし、弁護してはならない。それが落とし穴である。

さて、褒め上げている連中は、バカに違いないとして、他方ケナされ方も酷すぎるので、“意外に悪くない”ということは早めに書いておく必要がある。
しかし、ところどころ長すぎるのは欠点だろうし、その理由として松本人志のセリフへの依存度の高さを挙げうること、つまり、粘っこい語りの持続(そこから生まれる力)を信頼し過ぎているために画面の動きが極端に少なくなり、それが松本流の生理的なリズム(「溜め」を効かせている)を作っているとしても、退屈へと傾くのは否めない。停滞、沈鬱、諦念、無気力etc.を伝える演出上の必要性はあるとは思うが、「引き出しが少ない」という印象を与えるし、「インタビュー映像です」という逃げ口上で、カメラワークの下手さをカバーしている、という感じもする。
ただ、そのわりには、“過度に説明的なスタイルだけは回避しよう”という意思は窺えるので、そう酷くはなかった。
(「クズ」という言葉は、もっと他の作品のためにある)

映画の後半では、インタビュー・スタイルの枠組の失敗に気づいたのかもしれない。彼は、その枠組で“とりあえず”自分を縛ってみたわけだが、これで自らの首を締めているのは明らか。ついに、枠組を放棄してしまった。が、間違っているとは言えまい。「もっと撮りたいものを撮るべきだ!」という気分を煽り立てていた中盤までの流れから、大胆な方針転換、それ自体は、遅まきながらも歓迎できた。が、剥き出しにされたその腕前は未熟そのものだった。

とりわけ、22分ごろ、フルCGで、巨大怪獣と主人公・大佐藤の闘いぶりが初めて観客の視線に晒されるわけだが、突出して「ベタ」な表現だったので、がっかりさせられたし、以後、CGを惜しみなく投入してくるたび、キャラクターの造形的なコミカルさだけで、その新味の無さを「中和」、或いは「弁解」しているように見えた。

個人的には、着ぐるみとミニチュア都市を期待していたから、最後の「実写化」は痛快に感じたが、そこでのカメラも愚直以外なにものでもなかった。それは裏目、裏目に出る愚直さだった。おそらく故意だとしても、ここまでアマチュア的なカメラって……映画では珍しい。

結局、松本人志は「ラジオ的な人間」であり「落語的な人間」なのだ、と言ってしまっては、映画レビューとしては否定的になりすぎるだろうか?あえて本質を突きすぎるだろうか?そして、次回作『しんぼる』への期待を殺ぎすぎるだろうか?
(蓮実重彦が言及しないのも当然だろう。「弁護」になりかねない。)

点数的には、北野武(平均7点はあろう)の最悪の作品よりも、やや下回ると思う。つまり、5点に届くかどうか。

投稿者:BMG投稿日:2009-07-18 01:38:17
個人的にかなり笑えた。
まぁ、まともな話ではないですねwwwwww。

二回見たいとは思わないし、ある程度予備知識が無いとかなり抵抗があると思います。
投稿者:Virginia投稿日:2009-03-23 00:14:46
ストーリーは、決して面白くは無いです。
獣のデザインもイマイチ。

が、変なヒーローの人間臭い生活をドキュメンタリー風に描く、という発想は嫌いじゃありません。
グダグダなインタビューは、中々シュールで良かったかも。
松本人志の斜陽な雰囲気、UAの何気ないけど腹立つ言動、板尾創路の妙な存在感...など、
(私の)ツボを押さえたシーンはいくつかあったと思います。
おかげで何とか二時間、早回しもせずに見られました。

でも、見るのは一回で充分です。
あと、人に薦める事も難しいですね。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-09 18:19:55
最初ちょっと面白いかなぁと期待させられたんだけどなぁ。怪獣が出てきたあたりで一気にトーンダウン。これは映画ではないです。かといってコントでもないです。最後なんて最悪です。痛々しいとさえ思った。やはり映画を撮る才能はないですね。彼の狙いと映画という媒体には相当なずれがあると思う。
意図がわからないなぁ、松本さんは好きなんだけど、なぜこの作品でいけると思ったんだろう?やはり自分の作品だと盲目になってしまうのか、、、、
ヴィジュアルバムのころが全盛期だったんだろうなぁ。
投稿者:タイタン投稿日:2008-05-12 21:23:44
松本を好きか否か関係なく、つまらん、笑えない、センス無い・・・とにかくケチを付けたらきりがない。一言でいうと滑りまくり。いい加減、たけしも松本も枯れている事を周りが指摘してあげればいいのに・・・
投稿者:歌王投稿日:2008-05-06 07:00:01
【ネタバレ注意】

「ごっつええ感じ」にもあふれていたグロテスク趣味満載です。「トカゲのおっさん」「ウルトラさん」「産卵」「みすずちゃん」「キャシィ塚本」「戦闘機械獣マクベス」など、ごっつで展開してきた不条理キモ系コントの集大成というデキになってます。

よくこれで劇場公開したもんだと、ある意味ビックリです。それでも、吉本芸人が監督して短編映画を作る企画がありましたが、それよりは確実に面白いです(比較対象がショボいですが)。まあそりゃなんせ「劇場版ごっつ」なんで、特に後期ごっつファンならそれなりに楽しめるでしょう。特にスーパージャスティスの無茶苦茶ぶりは、普通に笑えます。
でもどうせこんな感じなら、マネージャーのとこにはYOUか篠原涼子、できれば松雪泰子とか使ってほしかったなあ。

ぶっちゃけ、「映画」としては完全無視してもかまわない作品ですが、ごっつのスペシャル版としてなら価値はあるでしょう。ただし「獣」のデザインは色々スゴイんで、その点のみクリーチャー好きにはおすすめです。

投稿者:藤本周平。投稿日:2008-05-06 00:34:52
これで2時間は結構キツイ。でもまぁ最初から期待はしてなかったのでいいですけど。やっぱり板尾が面白い。あとエンディングも結構笑えました。
投稿者:bond投稿日:2008-04-25 09:53:02
笑えるが映画化する程のものかなー。ニュアンス細かい松本のセンスには感心するけど。獣がグロテスク。
投稿者:irony投稿日:2008-04-22 16:59:03
ただの長篇コントだと思うけど、どうなんでしょ? 批評が気になるからこんな作風にしたのかしら? こんなのオリジナルビデオかTVでやってくれ 彼の次回作はあるのだろうか? オーソドックスなストーリーの作品を観てみたいけど、これが松本スタイルなら大日本人2が濃厚か? 万人受けはしないが好きな人にはいいんだろうね
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-04-20 23:20:23
【ネタバレ注意】

今まで松本人志という芸人に違和感があったのでテレビもDVDも殆どノーチェックだったが、今日初めて観賞。
思ってたよりは楽しめた。少なくとも「TAKESHIS」や「監督・ばんざい」よりはずっといい。でもカメラワークや構成に一貫性が欠けてるし、テーマ(大相撲やプロレス、特撮ヒーローや老人など失われて行く物への郷愁?や反米意識)に深い物は何も無かった。前田有一の文章で思い出したが、確かに終盤の「あの一家」の登場は拍子抜けもいいとこ。エンドロールでの反省会は嫌いじゃないが(ぜひ!)。
形骸化された巨大化の前の儀式とか笑えるシーンは多い。中でも板尾獣との掛け合いは一番だった。

投稿者:ASH投稿日:2008-04-20 21:55:59
【ネタバレ注意】

 あ、なァ〜んだ、この映画を好きな人って、松ちゃんのファンとシンパだけじゃんよぉ。

 アホくさッ!

投稿者:ghost-fox投稿日:2008-02-09 21:53:35
映画としての完成度は極めて低い
投稿者:nagasawa投稿日:2008-02-02 01:37:48
ただの長編コントやと思います。
映画にする意味あったのか。間延びしただけでは。
もうちょっと期待してたけど・・・残念でした。
投稿者:bonkura投稿日:2007-12-13 17:55:15
松本、おんどれ人をなめてけつかんのか
投稿者:hustler69投稿日:2007-12-13 13:37:32
私はかなりの松本フリークだし、関西の出身だし、すごく、期待して観ました。本当に笑えなかった。いっそ、主役がシリアスな普通の役者にした方がよかったんじゃないかなあ。
 本当に二時間はきついって。
 松本フリークが観ても観るにたえないのに、一般的には絶対に無理!!!
投稿者:深夜は時給がいい投稿日:2007-12-09 00:22:05
いつも思うのだが、みんなが「お笑い」を理解している。
プロ以外の万人が、キャビアの味なんてわからなくてもいいと思うのだが。
それぐらいわかれよ!味ウンチ!と他人からツッコまれる筋もなければ、キャビアなんてホントはサイテーの食い物だ!気取りやがって、つーかフカイ、と言い張る必要もない。まして「質より数」の理論で嫌キャビアのムードに乗っかる意味がわかんない。
腹が満たせればOkな人もいるだろうし、キャビア食べたことあるけど、ツブツブ系ならタラコのが幸せを感じる!それならそれでいい、と思う私は、駄菓子、大フェイバリット!

それに対し、松本人志の「これがわからなければ」的な強気は映画からもビシビシ。で、またこちらの勘に障る。
のだが、そんな態度が日本で際立って見えるのも、欧米では当たり前にある「ユーモアのわからない人間=もっともインテリジェンスに欠けた人間」という強迫観念が、日本の歴史に存在しないことのことの裏返しに思える。「真面目=高級」。それは、笑うことでしか癒されない不幸な出来事が少ないということなのだが、それなら私たち、小日本人は幸せだ。
少なくとも。顔のない人たちに「死ね!」と落書きされ、窓を破られる、そんなレイプを受け続けるような日々を送る大佐藤=松本のような突出した才能はなく、その程度には幸せだ。

日本でもっとも待望され、もっとも「転べばオモロイ」と思われているだろう人物の監督第一作は、
映画と似て非、お笑いより他、松本人志というジャンル作品。
投稿者:だお〜投稿日:2007-12-04 04:16:44
納豆のおいしさが、小さい頃から好きな人はあまりいないでしょう。
いろいろな経験をし、ある時その味の良さに気づくことがある。
しかし、いつまでもわからない人にはわからない。
松本の笑いも同じ。わからない人にはいつまで経ってもわからない。
この映画をつまらないと言っている人はただ単に「わからない」というだけのことなんだと思う。
松本は、映画らしい映画を作ろうなどと思っていないと思う。
「わかる」人は、この映画を見たとき、「コントを映画館でやるな」とか、「映画についてもっと知ってほしい」などと、理解不能な物への不満やうっぷんを評論家じみたコメントに託さず、「あっ、おもしろい」とだけ感じるでしょう。
投稿者:カルト映画と蟹炒飯投稿日:2007-11-30 22:19:46
例えば、水野晴郎の映画に対してキザな部分が露骨に表現されてしまったのが「シベリア越特急」であったり、竹中直人のマイノリティにも似た粘着質が性格として表現されてしまったのが「無能の人々」であったり、タレントとして活躍する人が畑を越えて別の種をまけば、自分の種だから凄いものが育つというわけではない。
 問題は種をどうやって育て、出荷させて、そして人に提供できるかという点だ。一時代を作り上げたこのオッサンの種はどういう風に傾くのか。これが私のカルト映画魂を揺さぶった。内容なんぞ、前者たちを見れば似通ったものがでると思っていたからだ。

映画として面白いというよりは、映画でコントをする種をまいたのだろう。
テレビは視聴者がブランカンから、劇であればそのまま生でお客さんが興業を見る。ところが映画館というのは不思議なところで映画を観る人はカップるであろうか一人であろうが、人数に関係なしに個人主義に近い状態へと置かれる。ましてやテレビと違い公共空間であるため意識化の中では隣同士を意識したという状態だ。

劇であればキャラクターたちが雰囲気と笑いを提供してくれるが、映画となると録画謀体故の冷たさがある。その冷たさを何処までお笑いにかえられるか?
結果的には、やりたいことをやりました。というお茶濁し勘が否めない。そしてこのオッサンの持ち味であるシュールさは観客の緊張感を生んでしまい、見事に笑えなくなってしまった。
 
 このオッサンは映画ということより映画館という空間を知ったほうが良いのではないかとつくづく思った。(シネマ坊主、おっちゃんあれ絶対ゴーストライターでしょ?)カンヌいっておちゃんが、映画みて立つなんて信じられない!とゆうとったが、日本人でも立ちまっせ。軽演劇とかコントの劇場やおっちゃんのフリートークなどの雰囲気とは違う。

 内容に関してはもう触れることもないだろう。唖然とさせられるというよりは、愕然とさせられる映画だった。
投稿者:白猫 球子投稿日:2007-08-17 21:26:06
映画と思って観ると腹がたってくるけど、、、
松本さんの長編コントと思って観ると面白いでしょう。
「大佐藤」は「トカゲのおっさん」や「おかんとマーくん」と一緒。松本さんの作った名物キャラと思えばいいのです。
そう思うとあらためて松本さんは天才コント師だなあ、と思う。
決して映画作家ではないけどね。。。
投稿者:よしだ投稿日:2007-07-23 12:48:54
大佐藤は、仮面ライダーやウルトラマンと同種のヒーローである。
敵と闘っているときはともかく、普段彼らヒーローは何をして過ごしているのだろうか。
もしかしたら、街を歩いているかもしれないし、買い物をし、トイレに入るかもしれない。
この映画は、そういった「隙間」の時間帯にスポットを当てている。

僕はこの視点がたまらなく好きだ。
ドラマティックという言葉があるように、多くの映画では出来事が中心に描かれる。
重大な事件があって、取り巻く人々の葛藤が物語を進めていく。
しかし考えてみれば、重大な事件があった後、なお人生は続くのである。
次の重大事が来るまでの間、毎日、寝て食べて働いて、笑って怒って、泣くのだと思う。
むしろ隙間にこそ、人を人たらしめるものがあるのではないだろうか。
隙間にこそドラマが存在するのではないか。
僕はこの映画でヒーローの日常を目撃し、笑った。http://okepi.jp/movie/2007/06/post_10.html
投稿者:HAPPYSWING投稿日:2007-07-17 22:06:24
【ネタバレ注意】

見終わった後の率直な感想ですが、この作品は見る人の目線によって解釈が変わるなと思いました。それでこの作品が賛否両論になるんだなと。大佐藤のインタビューをしているリポーターのキャラについてどう感じるかで作品を楽しめるかどうかが変わると思う。評価の高い人で「大爆笑しました」とかあるけどそこまで爆笑する笑いではない。しいていえば、後に引きづる笑いだと思う。ヒーローに対する一般的な見方を度外視し、すごく人間臭く頼りないところなどに違和感を感じない人はこの笑いを理解できないだろう。あくまでも映画なのだから2時間の間笑いっぱなしということは無いだろう。そんなに大爆笑したきゃコントや漫才のDVDでも見ればいいのだ。笑いにはフリが必要でそのフリの「静」の部分を理解できない人はこの映画は楽しめないのだ。ちなみにこの映画を見て一回も笑わなかった人っているのかな?

投稿者:ミリアム投稿日:2007-07-12 12:23:53
人がテレビではなく、わざわざお金を払ってまで映画館に足を運ぶのはなぜだろう。
テレビの延長。映画を知りもしないのにどうやって壊すのか。芸人として「笑い」にこだわるというのはまったく別次元の問題だろう。
投稿者:リEガン投稿日:2007-07-03 09:38:48
やっぱり、さっぱり、がっかり。
投稿者:はこまる投稿日:2007-07-01 13:12:20
まったくお恥ずかしいお話で恐縮なのですが、個人的にテレビを見る(wowowは別)という習慣がほとんどなく、「ダウンタウン」や「松本人志」という名前は知ってはいても、実際に彼等が発言している姿を今の今までまともに見たことがありませんでした。彼の映画批評の本も書店の棚で目にしたことはありましたが、興味がわかず手にすることもなく、おそらくこの映画がなければ私にとって「松本人志」という人は一生縁のない存在だったと思います。ただ、常日頃「東スポ」を購読する身なので、彼が吉本興業の支援を受けて映画監督デビューを果たし、本作がカンヌに出品されたことだけは知っていました。

という訳で、今日も特別に期待するでもなく、いつもの習慣として映画館に観に行っただけだったのですが、一見して驚きました。これはかなり面白い。何らかの形で名を成した人はやはり違うということでしょう。

作りとしては、行き詰まった特撮マニアやアニメオタクが喜びそうなスタイルですが、対話形式や、大佐藤のキャラの在り方も含め、なるほど斬新です。観る側がポツリポツリと大佐藤の口から零れ落ちる言葉を拾いあげさせられる前半の展開が面白い。やはり「松本人志」という人は才人なのでしょう。自分の「間」を持っています。猫ちゃんもかわいい。
ユニークな質問者の態度が名古屋を境に微妙に変化してゆくのも興味深く、マネージャー他の人々もリアリティがあってよろしい。どんなフィクションでもお金をかけ、細部を詰めればそれなりの恰好がつきます。ただし、街中のインタビューや、大佐藤の家に嫌がらせをする形で登場してくる一般人の扱いはどこか腰がひけています。そこまでは敢えて描かなかったのか。描けなかったのか。

才能に恵まれた人であれば、己の持つ視線の高さと、人々の求める視線の高さとの埋めることのできない距離に苦しみ、本来その多くは自滅への道を辿り、それが同じ高さになる頃には気まぐれな人々に捨てられる運命です。しかし、本作での「松本人志」と「観客」との遠い距離の間には、幸福にも「デビュー作」という特権的な立場がそこに橋を架けています。
そういう意味では、映画作家としての迷路に迷い込み、もがき苦しんでいる姿が痛々く、ある意味逆に、その姿こそが清々しい「映画的」な美しさに肉薄していた北野武の『監督ばんざい!』とは非常に対照的です。
「松本人志」がこの後「映画」を作り続けるかどうかは分かりませんが(ビジネスとして成功すれば当然そうなるでしょう)、もし作り続けるとすれば、間違いなく「北野武」と同じ道を歩みことになるのは間違いありません。

また、本来笑いのツボというのは人によって異なり、つまるところ多くの人に支持を受ければ受けるだけ実はそれはつまらないということになるはずですが、本作の根底には、やがて緩やかな死を迎えるであろうある国の姿が横たわっている為に決定的な毒が消えておらず、作品としての奥行きが確保されています。
あの終盤の展開をよくぞ弾けたとみるか、映し出された建物を読み取り逆にツマラナいとみるかは意見が別れるでしょうが、落としどころとしては悪くないと思います。どちらにも解釈は可能です。
また、鑑賞中に私の横の席にいた若いカップルなんかは、スクリーンを観るよりパカパカと携帯のチェックと開け閉めに忙しく、本作のモチーフ同様そこでの姿は、これはこれで「送り手」と「受け手」、「映画」と「観客」、「日本」と「日本人」の今の在り方を捉えて現代的と言ってよい姿でした。

「映画」というメディアはその誕生以来、先発していた芸術&技術、そして自らより後に産まれた新技術さえ己の中に取り込み、また「産業」としての部分が21世紀になって一人歩きを初めたこともあり、未だにその膨張をやめない人間が生み出した真の「怪物」です。勿論その力の源は人間の持つ豊かな才能(タレント)であり、ある時は「欲望」そのものでした。

今回、新たな才人「松本人志」の登場により、「映画」自身が未だに自由であるという姿を改めて目にさせられ感嘆するのみでしたが、そのことを奇しくも証明した才人は好む好まないに関わらずその世界にとうとう足を踏み入れてしまいました。本作の大佐藤のように逃走は許されません。海の向こうの強い味方も現れないでしょう。健闘を祈りたいと思います。次回作が楽しみとなった監督の誕生です。

(ただし、本作はビデオ撮影、画面はひどい解像度)
投稿者:オリビア投稿日:2007-06-30 20:41:15
60年代から80年代に、幼少から青春時代を過ごした僕ら世代の原体験・原風景(そのイメージ、そして笑いも。)が、しっかりと表現されていて、懐かしさ、切なさ、温もりをしみじみ感じ、心に残る作品になりました。松本監督、ありがとう。
投稿者:さち投稿日:2007-06-25 17:11:51
ひどい
投稿者:サイババ2投稿日:2007-06-18 20:57:59
この映画の一番の問題は笑えないというところだろう。

「問答無用に笑える映画を、劇場が爆笑で包まれるような映画を、劇場で観客がみんな笑ってるのなんか見たことない」みたいな発言を監督を以前していたが、あまりにも映画の教養がなさすぎる。まずブニュエルの映画や『ドカベン』、『カオルちゃん』シリーズを観てみろと。

誰もが笑えたという板尾の怪獣のシーンだが、あそこはいつものテレビレベルの笑いだろう。それがやっと出てきたのでみんな安心して笑ったのだと思う。

UAのヒドイ芝居。なぜ大日本人が視聴率を気にするのか? 怪獣との格闘シーンの街に誰もいない。せっかくの竹内力が一番つまらない使い方(バカ息子が撮ったクズ映画『バトルロワイアル2』のほうが使い方がうまかった)。大日本人に対する中傷ビラ、看板の制作者の不在。アメリカからのヒーロー一家が関西弁でコントをするラストの蛇足。

まず、問答無用で笑わせてくれ、話はそれからだ。
投稿者:座間投稿日:2007-06-18 12:59:07
「北野作品」といい,本作といい「場違い」の一言.
過去のパルムドール作品を観たらわかりそうなものだけど….

カンヌ出品作の中で,日本で話題になって,かつ,受賞までした作品の少なさ
には,日本の映画マスコミのレベルの低さが感じられて情けない.

一番笑えるのは,日本のマスコミが全く報道しない作品がなんらかの賞を受賞
したりすること.

日本の映画マスコミの阿呆さを計る一作品という以外なし.
投稿者:FFF投稿日:2007-06-14 00:25:27
【ネタバレ注意】

・・・・・インタビューうざいな・・・・・うわっえぐ〜・・・・・やっぱUAええ女や・・・・・これって使徒か・・・・・ダンサーインザダークみたいやな・・・・・板尾でやっと爆笑・・・・・どひゃぁえぐ〜・・・・・「ふれあい」はベタやろ、あっそうなんのか・・・・・って最後はやっぱテレビののりかいな爆笑・・・・・おしまい。う〜ん。
すげえ自虐的日本私観。カンヌには解らんよこりゃ。

投稿者:メンタイ投稿日:2007-06-12 08:01:52
松っちゃんがメガホンをとるとこうなる!
という新天地と、
“ごっつええ感じ”か!ってくらいの
いつもの松っちゃんの2色丼。
カンヌでのフランス人の感想が一番気になります。
投稿者:ナウー投稿日:2007-06-11 18:03:08
この作品は松本人志が笑いを独自の目線で追求した結果であると思う
松本自身の現在の日本やお笑い界に対する不満や怒りなどを「笑い」という形で吐き出した作品である気がする
この作品に対しては酷評が多いが、そう評価した者はこの作品を映画としてみているからであって「笑い」としてみていないからである
コレは私の考えであるが北野武は「映画」として作っているのに対し松本は自信の求めた、自分が極めたかった「笑い」として作った作品であるのだと思う

ダウンタウンは嫌いだとか松本は嫌いだとか
そういう気持ちを持ってみたのでは当然映画としても笑いとしても楽しめない
純粋に「楽しもう」という気持ちで見ればツボが違わないかぎり笑えないはずは無い
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2007-06-10 20:29:53
【ネタバレ注意】

客の入りは20人に満たないくらいでしたが「監督・ばんざい」に比べたら割とまともな作品になっていました。たけしの映画は二度と見ませんが、松本が今後もコメディ(コント)を撮り続けるのであれば次回作に期待したいですね。実写とエンドロールの部分は要らなかったかもしれない。CGで最後まで行くべきだったと思う。構成も演出もなかなかだったし、こらえるほど笑わせてくれたので+1で6点。カンヌで感想を聞かれたガイジンさんが「シンプソンズ」みたいと言っていました。なるほど〜。

投稿者:日商簿記2級投稿日:2007-06-09 20:38:29
【ネタバレ注意】

 松本人志が映画を撮るという事がかなり話題になり、初監督作品ながらカンヌ国際映画祭にも出品され、どいう映画なのか本当に気になった。今年の2月ぐらいからテレビでもダウンタウンの松本が映画を撮るというタイトルが「大日本人」と聞いただけで、SFなのか、コメディなのか、オリヴァー・ストーンのような政治ドラマなのかどういうジャンルでどういう映画なのか気になりました。内容も一切明らかにならなかったためもっと気になりました。早速、映画館で観に行くと、夜の遅い時間なのにもかからわず、満員のお客さんで、いっぱいだった。それほどこの映画がみんなが注目しているのがわかります。
 300などの予告編でも早く終われとも思いました。
 映画が始まると、なんか松本がインタビューされているような感じで、カメラに向かっていろいろ話します。最初は誰かと話していると思ったが、撮影しているカメラマンがガラスなどにうつっていて、その辺でもおかしかったです。この「大日本人」は主人公は大きくなるそうです。大きくなった瞬間、お客さんはみんな大笑いし、私も「まさか、ありえない」と思い、大笑いしながら、この映画を楽しみました。
 私は、最初この映画をすごい風刺のきいた政治的な映画だと思いました。松本はテレビなどでもピーがかかるような過激なことも結構言うので、そいう系の映画だとは思いました。予告編でも警察の特殊部隊のような人たちも登場し、マイケル・ムーアがちょっとレベルが落ちたような感じの映画とも思いました。絶対にたけしやタランティーノの映画ではないと思ったし、松本は暴力は描かない人だろうとも思いました。たけしを意識したというのはウソでしょう。でないと、こういうコメディはつくらない。作品的にも本当に自由に作っていて、ストーリーやメッセージ性を排した理屈抜きで楽しめる作品である。ですから、お客さんも純粋に笑えるし、変なラストも全然おかしいかんじがしない。むしろ、これが、ラストに相応しいと私は思います。(展開からして予測できる人もいたと思いますが)
 松本人志は、本当に映画を見ている人だなと思いました。ヌーベルバーグやピエル・パオロ・パゾリーニのように映画によりできにくいことをしようという気持ちが伝わって、これからもいろいろなことをするとテレビで言っていたので、もっと我々をびっくりさせて欲しいです。

投稿者:kanton投稿日:2007-06-08 22:07:11
【ネタバレ注意】

「監督ばんざい」ならず「吉本ばんざい」なのでは?製作が吉本興業で費用もだいぶ負担してるみたいだし、出演がそもそもそういうメンツ。メディアへの露出のタイミングにしても操作されてる感丸出し。やらしい。観客はわざわざ映画でコント見させられるという頭では行ってないような。みんな、世界で披露されても恥ずかしくないような、松本の隠し持っていた才能やアーティスティックな要素、良い裏切りを求めてたんじゃないかな。実際のところ、だいたいの客のリアクションが「?」になっていて、アレーっっ??っていうリアクションだった。

テレビでは表現できない事だから映画で伝えてみよう、という考えが元じゃないのかな?とは思うけど、それも中途半端。大人の事情の絡みも、受け取り手には予想がつくようなものばかり。それ以上の衝撃や物悲しさもなく、心を貫かない。

「見たことのない、一生記憶に残るような映画」と松本は語っていたけど、日本人で、さらにダウンタウン松本をこよなく愛す人にしか通じないようなニュアンスが多く、そうではない人からしたらこの2時間は眉間に皺よりっぱなし、肩透かしな時間でしかないなぁ。「映画」というものを興行的に成功させることはできたかもしれないが、監督として全身全霊こめて作り上げる、という魂は感じられません。みんなもっと本気で作ってます。だってスクリーンから寒気のするような作り手の情熱みたいなのは感じ取れなかったですもん。それはテクニックうんぬんではないかとおもうけど。

テレビを批判してる松本本人が、おもいっきり大人の事情に便乗してるんじゃないのかな。本当に作りたいのあったら、低コストでもいいから本気だして創作に挑んでほしい。なんかおもしろかったけど、映画としては×。

投稿者:紅竜投稿日:2007-06-07 19:22:24
【ネタバレ注意】

伏線らしき場面やらセリフを随所に散りばめ、後半でその伏線をきっちりと消化している。この点だけ挙げても本作は最近の日本映画の中でも頭一つ抜けている作品であると思う。またヒーローものとして本作を観てもよく出来ている。主人公である大佐藤は電流を流すという物理的方法でヒーローに変身するけれど、儀礼的には神が大佐藤の中に入り込むという解釈がなされている。神がちっぽけな人間に入り込んで人間に神の行う事を代行させる。これって洋の東西を問わず変身ヒーローものの本質をついているのではないか。結構侮れないのであるこの映画は。
もちろん、特殊な仕事に従事する人を追ったフェイクドキュメンタリーとして観ても非常に面白い。
ラストについては賛否両論あるが、私は作家の映画を作っている松本人志の世界観にTVの松本人志が乱入して映画そのものを破壊してついでに批評して終わってしまった...と解釈している。

これが北野武ならTVコントのようなシーンでも多少、映画としての格式にこだわって撮るところを松本の場合本当にただのTVコントを映画作品につないでしまっているあたり、良い意味でこいつ本当に映画に対して愛情無いなーと感じた。

投稿者:paris1895投稿日:2007-06-06 14:28:37
なんという見事さ。
笑うしか無い哀愁。
泣くしか無い笑い。

 これが映画かどうかなどと論じないで頂きたい。
映画は生まれてからこの方、一度とて「映画」たる姿を我々に見せた事などないのだから。
 
これは最早魂の彷徨に近い咆哮である。
 松本の自伝に近い人物配置。

世界はヒーローをかくも待っている。
だが、ヒーローの存在を人は許しはしないだろう。

 キートンには、ロイドには悲しみがなかった。
チャップリンには、それがあった。
 だからこそ、笑えるのだ。
 哀しいから、笑えるのだ。

この映画は面白くないなどと論じるレベルのモノではない。
 ただ笑えばいいだけだ。

笑いに命を、人生を、もしかしたら彼が持ち得た全てを、捧げた男の軌跡である。
投稿者:daison投稿日:2007-06-05 21:58:31
【ネタバレ注意】

ここに書かれているコメント、すげーなー。

私の中で「MATRIX」以降、映画界がおかしくなった気がしてならない。ほとんど映画を観なくなった。同時にノンフィクション番組にハマるようになり、今では映画がノンフィクションに勝てる気がしない。

しかし、映画は恐ろしい。

例えば、10代向けにと作った青春恋愛映画を中年の方々にボロクソ言われたら、製作者は「うーん。あなた方のような人達向けに作ってないんだけどなぁ」と思うだろう。

つまり、私は映画の批判に意味は無いと考える。

映画を面白くないと思ったら、自分はこの映画のターゲットじゃなかったと考える方が正しい気がする。まぁ、いいや。

そう考えると私はこの映画のターゲットだったと思う。
一瞬、「その男、凶暴につき」の緊張を感じたが、結局違っていた。
なぜ「そんなにCGに凝る?」と疑問に思ったら、それ自体が罠で、そんな罠にはまった自分をラストのオチで泣くほど笑った。
「マグノリア」の時の衝撃に似ている。
観ていながらも、「この映画、不評だろうな」とは思ったが、そう思われるのも監督はわかっている気がする。
その勝負感が好きだ。

映画に点数つけるの好きじゃねーなー。

投稿者:matutake投稿日:2007-06-05 14:29:27
爆笑する笑いではないけど、ず〜〜っと後を引く。
帰り道もずっとにやつく。そして日がたつにつれ、もう一度見たいと思う。
普通の映画は、一度見たら、十分でもう一度見たくなるものはほとんどないが、松本作品は、何度も見たくなる。

冒頭のバスの中のシーンから引き込まれる。
ネコの扱い方の自然さなど、すばらしい。

獣などの設定について文句を言っている人もいるが、松本自身、なぜヒーローものにしたかと問われ「自分が幼稚だから」と答えている。幼稚な天才ですね。

しかし、松本は世間の常識というモノサシでしか物事を判断できない人たちを批判してるわけなのに、大学で映画を学んでいる人のほうがもっと的確な評論を書けるという批評には、かなりウケた。
投稿者:まくらK投稿日:2007-06-04 16:57:04
あれ以上何を期待してんのか知らんけど
お門違いもええとこやな。
コメディアンがコメディ映画とって
それが何があかんのか。
昔から、例えばドリフとか
モンティパイソンとかの映画って
あんなもんやったけど知らんのか?
カンヌに招待されたら行くやろ。
その事で松本を責めるような論調が
逆によくわからん。
ヒューマンなドラマを期待したの?
世界には「モガリの森」のような映画しか
存在したらあかんの?
たかが100年の歴史しかない
見世物小屋から派生した娯楽やねんから
映画というククリを高尚なものにしたいのか
完全に勘違いとしか思えん。
あのラストは最高やけどな。
投稿者:た・ぴ・お・か投稿日:2007-06-04 01:36:26
 河瀬直美監督が『殯の森』でグランプリを受賞したカンヌ。そのカンヌでこのような作品が上映されるとは、河瀬監督の品格をも傷つけかねない。同じ日本人として、恥ずかしいことこの上ない。

 そして、このような作品をカンヌという場で上映することができる松本人志という人物の厚顔無恥さには怒りすら覚える。http://www.tapioka1002.com
投稿者:Longisland投稿日:2007-06-04 01:13:06
松本人志なる人物のお笑いにも、映画印象批評にも取り立てて思い入れは無く、単に新人監督の映画として観ました。 初監督作品でカンヌ上映って凄いじゃん。国内では一般試写はともかくマスコミ試写も封印? 1月の記者会見では内容についてのらりくらり、最近では珍しい報道封鎖。 
期待と不安を胸にQ-AXへ。

以下 本作を楽しみにしている方&松本人志ファンの方には不快感を与えることがありますので、鑑賞前には読まないほうがいいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2時間弱がこんなにも長く感じた作品はここ数年無かった。何ぞカンヌでも観客途中退席続出だったとか。そりゃそうだろ、冒頭30分ほどは松本人志しか画面に登場せず、インタビュアーの問いの揚げ足を取り詭弁を並べ立てる冗長なシーンは退屈で映画的な動き皆無。中盤からそれなりに金が掛かったCGも実にくだらない。随所に『命』とはとか『家族』とは、重みを持たせようとした作為を感じる問いかけも深堀されず。結局は松本人志の幼年期に接した巨大怪獣物を高価なCGを使い再現したかっただけ。緩慢なストーリーに何度時計を確認したことか、正直『屑』のような映画。

公開日も同じ、同じお笑い出身、北野監督作品と比較される作品だが正直比較以前の問題。北野武初監督『この男〜』はテレビのタケシとは異なった世界を描き出したのに比べ松本人志はテレビの延長。自らが慣れた世界を描くのは悪くはないがあまりのも稚拙で空虚な作品。
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2007-06-04 00:48:47
【ネタバレ注意】

かなり期待したのですが、
ハッキリ言ってガッカリしました。
クライマックスが、まるで「ごっつええ感じ」
のコントみたいになった時は、
正直“これは映画じゃない”と思って唖然としました。
物語の全体はドキュメントの手法で撮影され
巨大ヒーローが現実世界に実在した場合をある程度の
リアリティと松本監督の主観を元に描いているのに、
その結末がアレでは作品全体のバランスが完全に崩れています。
しかも、共演者のほとんどが怪獣って
竹内力や板尾といった個性派なキャストだけに
普通に人間として使って欲しかったです。

投稿者:きゃる投稿日:2007-06-03 23:39:38
ついつい首を縦に振ってしまうのが日本人なのかなぁ。
若い人たちで、映画館がいっぱいになっていました。
笑いをこらえるのに必死で、それくらい面白いのですが、
これはお笑いであって、「映画」ではありませんね。
松本人志の道楽としか言いようがありません。
投稿者:vimiya投稿日:2007-06-03 23:06:17
【ネタバレ注意】

今日見てきました。
もともとダウンタウンや松本さんの笑いは好きなので
それなりに楽しめましたが、
あの松っちゃんがっ!よしもとのあの人がっ!ていうのが
知識としてあった上でおもしろい部分がたくさんあったので
カンヌで、その他言語の違う海外で、何もしらない人たちが見て
楽しめるのだろうか?と、とても疑問に思った。
まぁそれは別としても、私的には「オチてないんじゃ…?」
というのが率直な感想です。
松本さん、次回期待してます。。。

投稿者:ぺん投稿日:2007-06-03 13:41:32
【ネタバレ注意】

この世代のお笑いさんたちは、北野を目指すというか、北野の辿った道を
なぞる訳で、松本の映画進出は必然なのかな。しかも、松本はお笑いでの
枠組みでそれに挑戦するっていうことなので、その勇気を買いました。
で、内容はと言えば、彼のTV番組の「ごっつええ感じ」と「ひとりごっつ」
を2時間に拡張して、映画フレイバーを散りばめた感じ。映像的には、カメラ
の揺れが大きくて気持ち悪くなる。ドキュメント風を狙ったのかもしれんけ
ど、最近のドキュメント映像って揺れないよ(笑)。その他、技法的に凝った
感じは無く、それが寧ろ我々の愛着のある松本のコントの風味を失わせて
なくて良かったのかな。
で、コントのおちは、最後の最後まで出てこない。2時間が振りで最後の10分
がおちという構成は、正直辛いものはある。これはお話を丁寧に作りすぎた
からなのかな。
ただ、最近は松本の新作コントを見るチャンスが減っているので、映画で観
ることができるのは嬉しいし、往年のパワーは衰えていないことは理解した

ってことで、次回作への期待を2点足して6点

投稿者:sabu投稿日:2007-06-03 00:31:03
今の日本が抱える諸問題を様々なところに織り込みながら、それを皮肉じみた展開により強調している。さらにペーソスの中に笑いを取り入れることで、誰も見たことがない映画に仕上がった。この作品においての松本人志は天才だととらえるかも知れないが、この作品はとても練られていて、どちらかというと秀才が作り出したような完成度の高い、そして勢いだけじゃない作品だと思う。

まず、松本が独自で考えたヒーロー像が素晴らしい。序盤からドキュメンタリータッチで描かれ、大佐藤の人間らしさや人間臭さを部分的に見せている。それはどことなく物悲しくもあり、ある種、先祖代々と続いた呪縛に縛られているかのようにも取れる。この作品の素晴らしいところはそこにある。
普通のヒーロー映画の葛藤といわれている部分は、自分がヒーローであるが故のアイデンティティの保ちかた、正義の意味などという部分を切り取られがちだが、ここで描かれるヒーローはそんなものはもはや通り越し、ヒーローという意味を考えることすら馬鹿馬鹿しいと感じているようにも思える。
これは日本人の独特の考え方だと思う。ある種曖昧で、優柔不断のような。
それは劇中、大佐藤が「嫌だ嫌だ」と言っているにも関わらず、最終的に認めてしまいました、という場面が多数出てくることでも分かる。

そして様々な日本独特の問題を劇中で語らせている。核としては、やはりラストの一連のシーンなのかなとも思う。
笑いという一点を取れば、この作品はじゅうぶんに熟成した笑いを提供できている。冒頭にも言ったが、ペーソスの中に生まれる笑い以上に面白いものはない。それは松本本人も、自分の笑いの根底に常々持っているもので、それを多大にスクリーンに映し出せていると感じた。そこにプラスアルファ、演出の上手さが加わり、皮肉を織り交ぜ、とても完成度を高くしている。

ただ、この作品を面白くないと捉えることも分からなくはない。それはやはり、後半の展開がガラリと変わる部分、そしてはっきりとした起承転結がない部分に起因しているのだと思う。僕は逆に後半、特にラストの一連のシーンは秀逸だと感じたし、あそこはああ撮らないと全く意味がないと感じさせてくれた。

松本の映画作りの才能は素晴らしいものがあると思う、次回はさらなるものを作って欲しい。ただ、今回が面白かったからといって、空回りしないで欲しい。http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/index.htm
投稿者:ろーちゃん投稿日:2007-06-02 10:32:34
先行上映で観に行ってきました。松本人志、もう終わったな(笑)
後は祭り上げられて吉本の商売の道具にされるだけだ。ごっつええ
感じとか寸止め海峡の続編ぐらいに思って見に行けば許せると思う!
カンヌ出品作だと気負って見に行くととんだ肩透かしをくらうことになるよ(笑)

公開前めずらしくメディアに露出し宣伝に奔走。
インタビューではクリエイター気取りで神妙に語っていたが
蓋を開けてみればこの様。笑うに笑えない。泣くに泣けない。
こんなもんがカンヌで日本人の作品として公開されたと思うと
恥ずかしくなる。
フランス人の観客の拍手もお義理だろう。逆に最後まで席を
立たずに観てくれただけでも感謝するべきだと思う。
辛口批評家の意見もまったく辛口ではないと思った。そう批評さ
れて当たり前だとうなずけた。

ストーリーというストーリーはない。みんながちょっと期待していた
かも知れないシーンも中村雅俊のふれあいがフルコーラス流れるだけ。
メッセージ性やイデオロギー性やアンチテーゼを感じられるシーンが
ないわけではないが・・まぁそれがあってもなくてもあまり関係ないかな。

ところどころクスっとさせるところはあるがそれだけの笑いを10億かけて
映画にしてまでやることか?と思う。

松本人志は15年前から進化したどころか何も変わっていないな。
というか退化してる。つまらなくなってる確実に。
やはり人間の才能のピークって20代半ばくらいなんだろうね。

終始、インタビュードキュメンタリー形式をとっているが、
あーいう形でないとまともにセリフも言えないんだろうね
松本の演技力では。

次回作は作らないで欲しい。作ってもいいけどビジュアルバム
みたいにDVDにでもすれば十分。ダウンタウンファンを喜ば
せるにはそれでいいと思う。わざわざ映画にすることはない。

それと長年コンビを組んでいる高須という男。こいつといい加減
手を切ったほうがいいな。一人で作ってみなよ。

俺は全然笑えなかった。笑わそうとしてる箇所はわかったけど
笑えなかった。昔からの松本ファンだけがさざなみのようにとこ
どころ笑っていた。後半、だれまくった。
最後のエンドロールの長々としたやりとりは正直、恥ずかしくて
その場にいるのが苦痛だったくらいだ。
終わったとき劇場全体が『なんだかな・・』という苦笑、失笑の
雰囲気になったのだけ印象的だった。

『松本ファミリーコミック』そんなところだ。
吉本芸人ファンなら楽しめるのでは。

たぶんそこそこヒットして興行収入もペイできると思うが、
松本のキャラを最大限に利用し公開まで内容をほとんど明かさない
(というか明かせないよな・・説明のしようがない内容だから)とい
う吉本の戦略、商売根性の勝利であって、松本人志の勝利でないこ
とは明らかだ。

北野たけしもたいしたことないがそのたいしたことない北野にも
一生勝てない才能のしょぼさだと思う。

とんだB級映画です。
そりゃフランス人も『不思議な映画ですね』というのが精一杯だろうね。

映画はやめときなよ・・もともとしゃべくりの関西芸人なんだから。
投稿者:ryiku投稿日:2007-04-13 07:27:31
まず北野武には監督をする前からいくつかの映画に出演をしているが、松本はタレント業。松本はタレントとしての技量は認められるべきものはあるが、かといっていきなり映画をつくるというのは、まるで高校生が文化祭で映画を作るのと同じようなこと。また、映画の評論本も私は読みましたが明らかに松本は素人のみかた。TVのみかたとなんら変わりないような視点であって単純に意見しているだけで、出版するに値しないものだと思う。
読んでて腹が立ってくる。
松本はおそらく「映画通」であってもある種の映画理論が全くない人間だと思う。大学で映画を学んでいる大学生の方が確実に映画を見る力がある。
彼の評論本はロードショー作品ばかり批評しているが、それもなんだかセンスがないように思える。彼は一体どんな映画を見てるんだろうか?
評論本に書いてある本はどれもある程度最近の話題になったものか、見るまでもないようなありふれた映画ばかり。こんな映画についての評論本をわざわざ出版するような奴が、なんの教育もなく、経験もなく、監督脚本作品を全国劇場公開だということはおかしい。私はアンチ派の人間ではないし、まだ作品も見てない。ただそんな人間に映画を予算を与えてつくらせるいま、現在の日本映画界に嘆くばかりだ。そして、「作品内容について一切説明なし」。お前はそんなことしてる立場か?謙虚さなどもなく、いかにも「映画監督」を気取っている。今の日本映画界には未来がなくなってきていると思う。そして不条理だ。松本に映画を撮らせるなら才能ある若者にわずかの予算でも与えてチャンスの場をより作るべきだと思う。
それが日本の映画のこれからにとって大切なのではないか?
確かに映画は誰が作ってもいいものではある。
これについての考えはひとそれぞれだろうし、松本ファンは楽しみだろう。
タレントやってて「監督やります」っていきなり言い出して「記者会見」、映画監督気取り。それは勝手にやってれば、そんな映画に盛り上がりを見せる現在。誰も違和感を感じないのだろうか。そんなものに金を使わせるならもっといい使い方があるじゃないか。
投稿者:mooon投稿日:2007-04-02 09:56:04
期待評価7
映画は誰が作ってもいいと思う。
どちらにしろネット上の評価などあてになりません、見ればよいだけです。
公開後も適当に評価をつける人間もいるでしょう。
見なければ全ては分かりません。北野映画に関して映画を知らな過ぎてどうとか言う人がいますが、じゃあ貴方が作って日本映画を支えて下さい、そんな簡単に映画は作れません、それだけの地位に簡単に行く事など出来ません。あの人は存在に魅力があるからだと思います、映画そのものを別の人が作っていたら注目されなかったでしょう。

カワタヒロフミさん大変わかりました、そうですね。
ありがとうございます。
投稿者:まっき〜投稿日:2007-03-31 19:40:15
採点、期待値と思ってつけました。採点なしでいいのですね。不慣れなもので、申し訳ありません。そういうことなら採点はなしに。
ただ武はやはり才能があると思います。映画を知っているひとです。で、今、壁にぶつかってゴダールやフェリーニやろうとしてぶっ壊れているんだと思います。あまりに映画を知らなくてああなったわけではなく、映画の現場にずっと携わってきた人間が無知を装い、半ば確信的にやらかしたのが初期の映画だったんじゃないですかね。思い入れあり過ぎ?そうかもしれませんが、だとしたら失笑して許してやってください。でも『ソナチネ』初日に鑑賞しに行き、客がほとんど居なかったあの空間でも幸福感に浸れたっていうのは、映画ファンとして滅多に経験出来ないことだと思っています。
『カノン』に満点つける松本さんに過剰なる期待をするのは、そんな初期の武とイメージがかぶるからなんですよね。
もちろんあくまでも私見であり、期待ですけれどね。あしからず。

あぁこれもまた「サイトの趣旨に反したコメント」ですね。
投稿者:moviemania1999投稿日:2007-02-24 14:01:39
●辛口映画批評する松本人志氏がどう面白い映画を作ってくれるか楽しみです。『シベリア超特急』の水野晴郎みたいに(笑)映画好き、それを批評する(ノウハウを知っている)からもっと良い映画が作れる・・・とは限らない事を証明してくれるのか?http://blog.livedoor.jp/moviemania1999/
投稿者:パンダポア投稿日:2007-02-17 21:20:23
タレントが映画を作るなんてまず論外だとおもう。
ウケでも狙ってTVでてりゃいいのに、作家ぶって詳細不明の映画なんて作らないでいただきたい。
もともと地位があるからその名前で映画をつくるなんて外道。
確実に才能も実力もないだろうが、まぁ楽しみにしよう。
投稿者:SHIN投稿日:2007-02-14 13:59:32
松ちゃん待望の初監督作。散々待たされた分、期待も高まります。楽しみ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 新人奨励賞松本人志 
 ■ ベスト10第4位
【ソフト】
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