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サイドカーに犬(2007)

メディア映画
上映時間94分
製作国日本
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド=CDC)
初公開年月2007/06/23
ジャンルドラマ
あの夏、私の隣にはヨーコさんがいた。
サイドカーに犬 [DVD]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 2,700
USED価格:¥ 400
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 Photos

【クレジット】
監督:根岸吉太郎
製作:若杉正明
細野義朗
柳田和久
エグゼクティブプ
ロデューサー:
大木達哉
プロデューサー:田辺順子
原作:長嶋有
『サイドカーに犬』( 文藝春秋刊『猛スピードで母は』所収)
脚本:田中晶子
真辺克彦
撮影:猪本雅三
美術:三浦伸一
編集:小島俊彦
音楽:大熊ワタル
音楽プロデューサ
ー:
佐々木次彦
主題歌:YUI
『Understand』
衣裳デザイン:宇都宮いく子
照明:金沢正夫
録音:横溝正俊
助監督:橋本光二郎
出演:竹内結子ヨーコ
古田新太近藤誠
松本花奈近藤薫(20年前)
谷山毅近藤透(20年前)
ミムラ近藤薫(現在)
鈴木砂羽近藤良子
トミーズ雅浜口
山本浩司渡辺寿男
寺田農釣堀の主人
松永京子部屋の下見をする客
川村陽介近藤透(現在)
中山弟吾朗巡査
白鳥あかね駄菓子屋の店主
岡田幸樹レポーター
須貝菜々子釣堀の女の子
矢野吉彦実況
温水洋一増田治五郎
伊勢谷友介部屋の下見をする客
樹木希林増田トメノ
椎名桔平吉村
【解説】
 長嶋有の同名小説を「黄泉がえり」「いま、会いにゆきます」の竹内結子主演で映画化。80年代初頭を時代背景に、小学4年の少女が、家を出て行った母親に代わって現われた父親の若い愛人との奇妙な共同生活の中で体験する初めてづくしの刺激的なひと夏の出来事を、乾いたタッチでノスタルジックに綴る。竹内結子がさっぱりとして男勝りのカッコ良いヒロインを好演。共演の少女役には「ハリヨの夏」の松本花奈。監督は「雪に願うこと」の根岸吉太郎。
 不動産会社に勤める30歳の薫は、久々に再会した弟から結婚披露宴の招待状を受け取る。離婚した両親も出席すると聞いた薫は、ふと20年前に母が家を出て行った時のことを思い出す。小4の夏休みのはじめ、父とケンカの絶えなかった母がついに家を出て行った。それから数日後、薫の家にヨーコさんという若い女の人が突然やって来た。ドロップハンドルの自転車に颯爽と乗るヨーコさんは、神経質な母とは対照的に大ざっぱな性格で気が強い人だった。薫に対しても子ども扱いすることなく対等に接してくれた。真面目で内気な薫にとって、そんなヨーコさんとの生活はまさに驚きの連続だった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
538 7.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:流氷一滴投稿日:2017-02-13 23:27:20
【ネタバレ注意】

ワイルドだがどこか寂しげのあるヨーコさんを竹内結子が好演している。
子役がいい。小学校4年生の薫、幼過ぎず、大人にはまだ遠い。
薫がヨーコさんになついたのは当然だろう。人見知りしない、行き当たりばったり、アバウト、口が悪い、行儀が悪い。厳格なお母さんとは全く反対の性格だ。
でも、薫を子供扱いしない。歳の離れたオネーさんという感じだ。「自転車に乗れると世界が変わるよ」といいうヨーコさん。薫は家の近くしか行けなかった。ヨーコさんに自転車の乗り方を教わって、外の世界を知ることができた。

原作を読んで驚いた。結構、シリアスなお話だな。ヨーコさん毎晩お泊まりだって。薫が起きているのにお父さんといちゃついている。
お父さんは窃盗容疑で警察につかまった。弟はぐれるし、大人になっても何か怪しげな商売をしている。

このままでは映画化できなかっただろう。それにエピソードもあまりに少ない。
オリジナルの「薫とヨーコさんの二人だけの夏休み」を足し、一夏の甘酸っぱい思い出に仕立て上げた監督のセンスのよさに拍手喝采したい。
もう一言。ヨーコさんには短髪が似合う。おそらく、竹内結子は他の仕事の関係で髪を切れなかったのだろう。

投稿者:いまそのとき投稿日:2014-06-18 14:49:52
竹内結子、意外なキャスティング。いいと思う人も多いだろうが、どうだろうか。母と愛人。父の存在。子供目線で描く前半はいい。しかし、子供たちが成長する後半への脈絡はイマイチだ。結局、不安な家庭事情と彼らの心境風景は見えてこなかった。サラリとしてて、重くないとこは好感が持てるけど、2007年という時代感は薄いと思う。
投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-07-16 18:39:29
【ネタバレ注意】

子供の頃のひと夏の記憶・・・。
子供の頃によく遊んだ、素性もよく分からないあのお姉さん(お兄さん)って、今になってみると何者だったのかな・・・そんな記憶ってないですか?
この映画を見ていたら、子供の頃にその人の家にお泊りにも行くぐらい仲が良かった、父の友人と思われる大人のお兄さん的存在の人を思い出しました。
今となっては、名前すら思い出せないぐらいなんだけど・・・(;^_^A
子供の頃にそれまで知らなかった大人の世界を教えてくれた存在の人って、間違いなく憧れを抱きますよね!

この映画で、主人公の小学4年生の女の子の薫が、憧れを抱くような存在になったのが竹内結子が演じたヨーコと言う女性でした。
一体このヨーコと言う女性は何者だったのだろうか?
きっと、子供の頃の薫には、いまいちピンと来てなかったでしょうね。
口うるさくて、何でも押さえつけてしまうような鈴木砂羽が演じた母親の元で育った薫は、なんでも我慢して自分の意思を押し殺して殻に閉じこもるように生きてきた女の子でした。
でも、ある夏の期間に母親が家出して、代わりに家に出入りするようになったヨーコと言う女性が現れた・・・これがまた、母親とは正反対で豪放磊落なカッコイイ女性なんですよね☆-( ^-゚)v
ジュース、お菓子、遊び、何でもOKで、知らなかった世界も教えてくれる・・・まるでヨーコの犬であるかのように、なついてしまうのは必然だったでしょう。

とにかくヨーコを演じた竹内結子が、本当にカッコ良かったです(*゚ー゚*)
ヨーコそのものなんじゃないかと思うぐらい、嵌り役でした。
ヨーコは全てにおいて正直に生きている女性のようでしたね・・・。
だけに、世渡りは下手・・・おまけに気が強いと来たものですから、困ったもんだ(;^_^A
おそらく古田新太が演じた薫の父親のことが好きだったのだろうし、実際愛人だったのでしょうけど、その後ヨーコが辿った人生は、薫は知る由もない・・・それが子供の頃の記憶ってものですよね。

薫を演じた松本花奈ちゃんも、本当に可愛かったです(*^.^*)
薫は全てにおいて不安でなんでも我慢して、とにかく内気な子でしたね。
そんな薫は、ヨーコに教えてもらうこと全てが新鮮だと言うのが表情と目にうまく表れていて、まさに花奈ちゃん絶品の演技でした!
ヨーコも薫と同じ年の頃はうまく意思表示が出来ない子だったと言うことでしたが、ミムラが演じた薫が大人になってからの様子を見ると、薫は薫のままだったようですね( ´艸`)
あのぐらい可愛くても30歳で彼氏もいない女性なんているのかよ・・・と、この手の映画を見るといつも突っ込みたくなるのですが、松本花奈→ミムラの容姿でも、この性格なら彼氏がいなくても納得かな(^O^)
そんな松本花奈ちゃんが、今後大人の女優として成長して行く姿を、ちょっと注目してみたくなりました。

それにしても、この映画はヨーコの開放的な性格も相まって、楽しかった子供の頃の夏を思い出させてくれる、何とも言えぬ雰囲気を持った映画でしたね。
コーラは歯が溶けるから飲んじゃいけない?・・・でも、初めてコーラを飲んだ時の爽快感は何とも言えないものがありました!
お菓子はあんまり食べちゃダメ?・・・でも、麦チョコの袋食いは最高でした!
夜の散歩は危ないからダメ?・・・でも、ドキドキワクワクな冒険心が湧いて最高でした!
初めてのお泊り一泊も、今となっては忘れられない思い出でしょう。
子供の頃の、ひと夏の思い出・・・。
結局長い人生においては、大した影響はないのかもしれません。
でも、自分の人生に幕が下りるとき、思い出すのは案外こう言った子供の頃の夏休みの思い出だったりするのかもしれないですよね(*^ー^)ノ

とりあえず、見終わってコーラと麦チョコが欲しくなる映画でもありました。

投稿者:かっこう投稿日:2009-11-10 00:16:56
自分や母親とは生き方の違うヨーコさんに惹かれつつも理解できない。そんな微妙な感じがよく伝わってくる。宿のおっさんが言う、親子としては近すぎる、姉妹としては離れすぎてる、そんな年齢のせいかもしれない。でも、自由に生きてるように見えても世の中は思い通りにならない。ヨーコさんとの最後の食事シーンがよかった。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-12-12 05:20:24
基本的に好きな話なのだが、竹内の台詞や女の子の取る行動などに唐突と感じる部分が少なくなく、映画として観た場合、見所が少な過ぎた。ただ子供の目線を基本に据えた監督の若々しい演出は年齢を考えると大した物。
私の伯母が昔うちに来た時にした挨拶も「オッス」だった(健在)。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-26 01:49:43
物語的には悪くないと思うんだけど、キャスティングミスでしょう。原作と映画は別物なんで、良し悪しを比べるのはナンセンスなんだけど、主人公で話の中心に位置するヨーコさんをこんな風に実写化されるのは、困ったものです。
竹内さんにはやはり厳しいでしょう。だってカッコいい女って設定でサクセション好き。どう考えても無理があります。演技力でどうこう言える問題ではない。竹内裕子にヨーコさんは合いません。
あと、後半の展開が不可解なんでますます、ヨーコさん像がぶれる。監督はちゃんと脚本を理解しているのでしょうか。
近年の日本映画では評価高い方ですが、イマイチでした。
投稿者:NYY投稿日:2008-08-19 00:02:05
【ネタバレ注意】

地味だけど、素晴らしい作品だった。
愛しの竹内結子が、とってもワイルドだったんだけど・・・ 
麦チョコを5、6個いっぺんに買っちゃうなんて、豪快な生き様
だね〜w。
 
周りの大人達とは違ってカッコイイ、ヨーコさん。
下品なオッチャン達の喧嘩を止めようとするマトモな、ヨーコさん。
子供から見ると、完璧な人に見えた。
でも、何かで悩んでる。
ババアの樹木希林に突っ込まれて、フリーズするヨーコさん。
しかも、その後、お母さんとの修羅場が待ってるw。
 
人生の素晴らしさと厳しさを知ってしまった、小4の夏休み。
カッコ良く、かつ、好きなものを嫌いにならないでマトモに生きて
いくってのは、狭くて細い道をバランス取りながら歩くことなのか
も知れないね。
 
出て行くヨーコさんを追い掛けようとするのは、内気な子供と、
昔内気な子供だった人との間に芽生えた友情だったのかも。
 
↓に「ノスタルジックな感傷を周到に避けている」って書いてる人
がいて、確かにそーゆー風に描いてると思うんだけど、ボクは何だか
ノスタルジーを感じてしまった。
2007年の作品で20年前に小4で計算すると、この子供とボク
がほぼ同じ世代だからか・・・
汚い下町とか、海の撮り方なんかも、子供の時に見た夏休みの風景
そのものなんだ。
バスに南伊豆って書いてあったけど、子供の時に行った神奈川の海
は、あんな感じだった気がする。
やっぱ、あすこは車じゃなくて、バスだよね〜。
 
最初と最後のミムラのシーンが、何か普通でイマイチにも見えたん
だけど、普通に生きてる人にも忘れられない大切な思い出がある、
ってことを描いた作品なら、それはそれで良いと思った。
 
ボクにも子供の時に、カッコ良く見えたオニーサンやオネーサンが
いたんだけど、あーゆー人は、今、どこに行っちゃったんだろうな〜。
うーん、切ない。
でも、とても心地よい切なさだ。
これは、麦チョコ食うしかないな〜w(今も売ってるのかな?)。
 
サイドカーって、犬はヘルメット被らなくても良いのかな?
 

投稿者:トウショウファルコ投稿日:2008-02-12 05:37:40
4ヶ月前かに観たんですが、ちょっと言いたかった作品です。
コメントも、『ちょっと気に入ったもの』だけにするかって、
文句は止めておこうしたわけです。

成海璃子ちゃんが、ヒロイン寿梨を演じていました。題材の重さに
比べ、軽々しい映画と思いました。作品の対象者はヒロインと同世代の
少年・少女達でしょう。親の立場、第3者の立場、過去の自分なら
いいのですが、今現在の少女の眼でお話が進んで行くので危険性も
ある作品だし、答え・・・いや、ヒントにもなっていないと思ったん
です。“頭で理解”はしても、その先が見えないんです。

“寿梨”よりも、この映画の小学生“薫”の方が“心で理解”する
ヒントをもらっているのです。『私をつくる』のが早くなるのは
“薫”の方でしょうね。『昨日』までは両親が支えてくれたと思い
ますが、『あした』は、両親以外の“先輩”との出会いによって
作られていくものですから。

竹内結子が、その“先輩”ヨーコを演じています。大ざっぱで意思表示が
ハッキリできるヨーコも、幼少の頃は、引っ込み思案だった。だから、
意思表示が苦手な“薫”が気になってくる。“薫”も、母とまったく
違う“ヨーコ”を興味深く観察していくのです・・・

あっさりしていて物足りなさがあるかもしれませんが、的確な描写の
出来た作品だと思いました。ベテラン監督の下品にさせない味はあり
ます。竹内結子の内面の本質を引き出せた演技に見直し、透明感も
流石です。子役の松本花奈が上手く引いて、それに応えています。
古田新太の出しゃ張らない脇役、『東京タワー』とは違う樹木希林の
テンポのある演技。
良作だと思います。
投稿者:ナラント投稿日:2007-07-20 08:48:57
 キャメラが美しい。昭和回顧風ノスタルジック映画が最近流行りだが、それには背を向ける、80年代初頭を描いた作品。回想形式ではあるが、ノスタルジックな感傷を周到に避けている。冒頭とラストの、現代のシーンは収まりが悪く、魅力が薄いが、竹内結子演ずる“愛人”ヨーコと、小学4年生の子役との「関係」が素晴らしい。特にこの子役は竹内の若干オーバーな演技を上品に受け止めており、その佇まいが圧倒的。アクターズスタジオ系の演技をしがちな竹内結子だって今回は悪くはない。ノスタルジックになりがちな題材を根岸監督は乾いたタッチで淡々とエピソードを積み重ねるように描いており、素晴らしい。タイプは違うが、同世代監督、相米の『お引越し』を彷彿させる傑作だ。
投稿者:Longisland投稿日:2007-06-28 01:39:03
ギラギラした太陽、そよぐ風に揺れる木々、冷た〜ぃコーラ(プルタブ式250ml缶)…「夏休み」があったあの頃が懐かしい。最近多い高度成長期を舞台にしたノスタルジー物とちがい、ほんのちょっと前80年台が舞台ってのは新鮮。 竹内結子っていままでそんなに演技が上手いとか魅力的だとは思わなかったが、大胆でいて繊細なヨーコを見事に演じ観手を魅了、初めて綺麗でかっこいいと感じた。

前作『雪に願うこと』が雪の北海道を舞台に基本男の世界を描いたのに比べ、本作は夏が舞台で真面目な少女と大胆だが陰のある大人という二人の女性が主人公。世代の違う女性の心の機微をさらっと丁寧に描く根岸監督は流石ベテランというか職業監督だね〜。 同世代の森田・故相米に比べ寡作で評価が低く(失礼)後続監督群に注目が移る今日この頃。すっかり過去の監督と勝手に評価していましたが、流石日本映画のサラブレット根岸一族の末裔、近年の復調はマジうれしい。

『自転車に乗れると人生変わるよ、大げさじゃなくて本当だから』『嫌いなものを好きになるより、好きなものを嫌いになるほうが難しい』 ヨーコさんのさりげないセリフが心にしみる。

竹内結子の魅力だけでなく手堅い演技の脇役陣(吉田・温水・樹木・椎名)、楽曲(清志郎・YUI)も見事。
都内ではCQNとスイッチだけで上映とは…単館の上映では残念な作品。

追記 08.01.02
07年邦画 5
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第6位
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】サイドカーに犬2007/12/21\4,700amazon.co.jpへ
【レンタル】
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