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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007)

メディア映画
上映時間121分
製作国日本
公開情報劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月2007/09/15
ジャンル西部劇/アクション
映倫PG-12
生き残れるのは、一人だけ。
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,122
価格:¥ 3,100
USED価格:¥ 497
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【解説】
 鬼才・三池崇史監督がオールスターキャストで描く全編英語による異色の和製ウエスタン活劇。壇ノ浦の決戦から数百年後、とある埋蔵金を巡り源氏と平家の末裔たちが対立する寒村で、流れ者の凄腕ガンマンの登場により両者の抗争が沸点に達するさまを奇想天外かつスタイリッシュに描く。主演は「海猿」の伊藤英明。また、世界的映画監督クエンティン・タランティーノの出演も話題に。
 壇ノ浦の戦いから数百年後。山あいの寒村“湯田(ユタ)”は平家の落人が拓いた村。ある時、そこに平家再興の埋蔵金が隠されていると噂が立ち、よそ者が押し寄せ村を荒らして回る。やがて村は、平清盛率いる平家ギャング(赤軍)と、源義経率いる源氏ギャング(白軍)が村人を巻き込み激しく対峙することに。そんな抗争渦巻く村に、一人の凄腕ガンマンが流れ着いた。両軍とも、この流れ者を用心棒に引き入れるべく動き出し、事態は風雲急を告げるのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1173 6.64
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【ユーザーコメント】
投稿者:永賀だいす樹投稿日:2013-03-17 07:15:48
もともとは、黒澤明監督『用心棒』にインスパイアされたセルジオ・レオーネ監督『荒野の用心棒』から一回転して日本に戻ってきたという経緯を持つのが『ジャンゴ』で、三池崇史が監督。

なるほど、二つの反目するならず者集団に支配された村という舞台、そこに素性知れずの凄腕がやってくるというのは一緒。
その凄腕の風来坊が、なんか知らんけど二陣営を壊滅させるのも一緒。
だけど、その根底にあるものは独特のものが横たわっている。

まず源平というモチーフを持ってきたのが特色。
わかりやすく紅白で色をつけ、そこから転じてイングランドの薔薇戦争も題材として登場する。

また『用心棒』にせよ、『荒野の用心棒』にせよ、舞台の時代背景はある程度ハッキリしているのに対し、『ジャンゴ』には時代背景が不明。
一応は「源平の合戦から数百年」といっているものの、明らかにスカジャンに見える上着を着ていたり、寅壱にありそうな奇抜なインナーシャツ着ていたり。
いわゆる無国籍映画チックな世界観。そして全編英語。わかってないと面食らうことが山ほど。

佐藤浩市、伊勢谷友介、香川照之、石橋貴明、桃井かおりとアクの強い役者がそろってしまい、それぞれがキャラ立ちしようとするせいで映画のスポットが薄く広がっている印象。
「弁慶」「(那須野)与一」など映画の中心シナリオからは省いたほうがよくね?とか思ってしまうような役者陣に、どうも視線が定まらない。

『用心棒』だと素浪人が二つの陣営を行き来してかく乱するという面白みがあったけれど、ジャンゴには各陣営の掘り下げまでやっただけでなく、村人までスクリーンに出張るから参っちゃう。小説ならともかく、映画という短い尺でそれやっちゃうとなーって気がしてしまう。
香川照之演じる保安官、後半に入ると統合失調症気味のヘンな演技を見せるのだけど、「お前のソレって映画全体にどんなシゴトしてるの?」って感じ。うーん。

こういういろんな役者が全体の映画を作っているという意味では、なるほど「スキヤキだな」とは思うものの、観終わった後の後腐れなさがすごい。バラバラのピースは残ってるけど、きちんとハマッた絵はどんなだっけ?という感じ。とっても後味悪いパズル。
とりあえずメインになるべき風来の凄腕ガンマン・伊藤英明が薄すぎる。「かあちゃん、もっと醤油足してよ〜」ってなくらい。画面では凄腕っぷりを発揮するのだけど、なーんかイマイチ。
個人的には「木村佳乃の濡れ場すげー」って思ったくらい。

ここはアレですか。
茶なら二番煎じというところを、『用心棒』から数えて三番煎じ。さらに先行くダシール・ハメットによるハードボイルド小説『血の収穫』からすれば四番煎じの本作。
いくらなんでも出涸らしが過ぎるということだったのかも。

では評価。

キャスティング:2(アクの強い役者をそろえすぎ)
ストーリー:3(役者に引っ張られて本筋が弱い)
映像:4(紅白に色分けしたのは見やすくていい)
味のハーモニー:3(どれがメインの食材なんだか)
歴史:2(『用心棒』という題材にしろ、源平や薔薇戦争というキーワードにしろ、とっても扱いが軽い)

というわけで総合評価は50満点中14点。

ポスターやジャケットだけ見て全体に満足できる人はオススメ。
公式サイト、Blu-rayジャケットなんかは、とっても面白そうな映画に見えるのだけどなぁ。http://eigadaisuki.blogspot.jp/2013/03/blog-post_16.html
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-10-30 02:11:48
28分で早送りモード。結局桃井かおりが一番儲け役。
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-09 12:48:03
Vシネ根性監督、三池崇史
魅せてくれました
超デタラメ・ムービー、
スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ
このアホらしさと、B級アクションは買いです。
http://mototencho.web.fc2.com/2007/jango.html
投稿者:nedved投稿日:2010-01-04 00:18:11
堺雅人
投稿者:きらきら投稿日:2009-04-22 17:49:23
三池作品は「着信アリ」を見て、つらかった覚えがありました。
で、本作です。

これはキツイ。

こんな作品を鬼才なんて言っちゃだめだよね。「着信アリ」でもそうだったけど、コンパクトにまとめる力が皆無のひとだし。全編だらだら。
投稿者:かっこう投稿日:2009-02-14 16:46:42
邦画が英語でマカロニウエスタンを演じるとは、なんという奇天烈な企画。普通にストーリーも楽しむことができたが、妙なものを見る楽しさもあった。桃井かおり演じるルリ子がカッコイイ。もっとルリ子の設定を活かしてほしかったか。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-12-20 13:26:55
【ネタバレ注意】

2色に咲いた薔薇…泣けます。

そして全編、随所に爆笑シーンが〜ラストの北島三郎も素晴らしいが(通常唄う演歌(船村節って言っても良い)独特の節回しじゃない)、何でイタリアに渡るんだよ!ってのが馬鹿馬鹿しくて素敵。
そう、先ず「荒野の用心棒」と「続・荒野の用心棒」は必見です。絶対に観ておいた方が楽しめます。ある意味パロディ的な要素が凄く笑えるので。

異常なデフォルメ、グロテスクな映像、凝りまくりなカメラ…そして何よりこれぞマカロニって音楽、悲しみと復讐のストーリー展開、格好良さに格好悪さ…冒頭の香取君が虚しく浮いてるけど…まぁそれ以外は殆ど絶賛です。

石橋貴明も余りやり過ぎてない所は悪くないが(表情変ですが…)、香川照之の方が面白いです。何か英語セリフって事もあって彼の高音で喋くる所が、ファンキーなコメディアンぽいです。石橋貴明…結構、美味しい役で義経に飛びつこうとしたりします…が、笑えましたか?

クエンティン・タランティーノ、石橋蓮司ってのも豪華。味は出してます。

が、ドラマを引っ張るのは、お笑いの欠片もなくヒーローに徹する伊藤英明、抜け目なくワルな佐藤浩市や、やたらと武道オタクな伊勢谷友介。彼らも格好良いのだが、結局の所、妖艶な元踊り子、下着姿でガンマンに跨ってナニを…って木村佳乃が主役ではないかと。まぁランジェリーからはみ出た部分が…じゃなくて、もう呆然としたり、激しい怒りを露わにしたりする細かい表情のひとつひとつ、動きのひとつひとつが凄まじいですね…殆どトランス状態でしょうか。

後、伏線宜しく正体を現す桃井かおり〜まぁ恋物語は僕ももっと盛り上げられた筈な気はしますがね。伝説の殺人兵器がタランティーノの教えも虚しく弾丸の尽きた拳銃の引き金を引き続け…

投稿者:ymo1191投稿日:2008-07-25 22:39:34
三池監督作品と言うのは、作品に破綻をきたしてでもそのダイナミズムを映像化するという作品づくりで、それが好きか嫌いかも三池作品群を観るにあたっては分かれ目である。本作の三池イズムは何の既成概念にも縛られず、キレまくっていて、尚且つマカロニウェスタンをもじったスキヤキウェスタンとして斬新で、観ていて楽しい娯楽映画になっている。なかでも三池作品で活躍している安藤君の特殊メイクは見ものだ。ジャンゴという名前にも意味あるし、なかなか奥が深い。全編を通して全部が光り輝くカットの連続と言う訳にはいかないが、三池イズムの爆発が随所に見られる良作で、最後はサブちゃんの歌で締めくくっていて楽しかったです。http://blog.livedoor.jp/ymo1191/
投稿者:irony投稿日:2008-07-03 21:37:58
やってる事はキル・ビルと大差ないんじゃない?と思ったけど、まぁいいか・・・それなりに楽しめたし 二回見るのはきついかもね

投稿者:bond投稿日:2008-06-16 09:47:32
なんで今更和風でジャンゴなんだかなー、撮りたかったのか。まあ、娯楽映画としては楽しめた。サブちゃんのジャンゴ〜 にはやられた。
投稿者:☆りん☆投稿日:2008-06-15 11:11:37
俳優陣が無駄に豪華ですねえ(笑)
これ主役は桃井かおりさんなのかな。

監督は一体何がしたかったんだろう。。

ラストの北島サブちゃんの歌だけが異様によかったので評価ふたつです。
投稿者:ASH投稿日:2008-06-14 22:15:40
【ネタバレ注意】

 どっかの英語サークルの、ヘタッピな英語劇を見せられているような気になるんで、な〜んかムカつく。とどのつまり、この映画のコンセプトそのものが俺のお口に合わないだけのことなんだけどさぁ。

 ミイケ(粗製乱造)嫌いには、キッツいわな、コレ。

投稿者:鼎 由梨投稿日:2008-06-09 21:55:22
ダメだどうにもついていけない結構面白そうかなと思って期待してみたけど、途中のあまりのダルさに見るのをやめようかと思ってしまった
 予告編を見たとき、伊勢谷友介が刀で弾丸を2つに切るシーンを見ておっと思ったんだけどなぁww日本映画に着いていけなくなってきてる気がするww

 とにかくテンポが遅くて2時間以上見ている気がした。役者は悪くないし、特に桃井さんと、貴さんはよかった面白かったし、かっこよかったセットとか衣装もかっこよかったと思う。でも、それだけ。

 分かっていたけど、自分が日本映画には向いてないことがやっぱり判明したかと思われたwどうしてもイマイチ面白いと思えない日本人は好きなんだけどね
日本映画のあたしの選出が悪いのだろうか?でも、いつからか興味がなくなってしまったのは確かだ。また、新たに興味を惹かれるような日本映画が出てくることを一応期待する。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-05-06 22:14:38
三池作品にはハズレが多い
投稿者:藤本周平。投稿日:2008-03-17 21:08:26
タラが出演しているというだけで観ましたが、いやはや面白い。途中アニメとか出てるところとかキルビル思い出させる。それにしても役者陣豪華だなぁ〜
投稿者:appia投稿日:2007-10-08 20:36:33
【ネタバレ注意】

ラジオで、北島三郎の「さすらいのジャンゴ」を聞いて、この音楽は、「続荒野の用心棒」(1966年伊/西合作 監督セリジオ・コルブッチ、主演フランコ・ネロ、原題DJANGO」ではないかとわかり、すぐ劇場へ行った。オリジナルと同じ、棺桶の中には、ガトリング銃が。オリジナルも敵対するギャング団の中に割り込んだ流れ者ジャンゴが主人公であり、また「愛」が重要なポイントだった。ここまでオマージュ+パロディ(日活の小林旭+浅丘るり子の名や源平合戦の登場人物等)に徹した三池監督の熱烈なマカロニ・ウェスタンへの愛情に感服。ラストも「その後イタリアに渡り---」とヴェネツィア映画祭で地元イタリア人から拍手喝采を受けるはずである。ただ、○獅子賞まで取るのは無理で、偉大なB級和製西部劇だ。どうせやるなら全編イタリア語の方がよかった。日本人には、英語のように発音はそう気にせずイタリア語の方が向いているのに。台詞を覚えるのが大変かな?

投稿者:Excusez-moi投稿日:2007-10-02 00:03:08
こういう映画にあーだこーだなんて事は無用。ウダウダぬかすヤツはガトリングガンの餌食だ!黙ってスキヤキごった煮鍋を食え!
投稿者:timerex投稿日:2007-09-29 19:37:24
「なぜ、日本人キャストなのにセリフを全編英語にしたのか?」と聞かれて、三池はこう言った。

 「スペイン訛の英語や、イタリア訛の英語があるんだから、そろそろジャパニーズ訛の英語が出て来て、世界に浸透したっていいんじゃないか。
 どんなにヘタクソな英語だって、そこに『愛』があれば、絶対にわかろうとするし、必ず伝わるんだよね。」

****

私はこの映画が心底好きなので、どうしても応援したい。
これから、ごく個人的な話をする。


三池崇史の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観た。


傑作だった。

登場人物たちの全てが、必死に生きていた。
清盛も、義経も、重盛も、弁慶も、保安官も、静も、アキラも、ルリ子も、トシオも、ピリンゴも、平八も、ガンマンも、そしてあの鬼畜 犬畜生以下の与一でさえも、誰もが一生懸命、己の人生を生き抜こうとしていた。

もうここ何年か、ずっと考え続けていることがある。
「どんなに過酷で絶え難く辛い経験をし続けている人間に対しても、『それでも頑張って前を向いて生きろ』と言ってもいいものだろうか?」と。
そんな残酷なことを言っていいのだろうかと。
大した苦労もしてない甘ちゃんの私が、そんなことを考えるのは大きなお世話だし、不遜もいい所だけど、考え続けていた。

三池が、いや、このスキヤキウエスタンジャンゴが、教えてくれた。
「そこに愛があれば、言うべきだ」と。

そう、そこには、薔薇。名前は「ラブ」。ハイブリットティーローズ。
赤と白。世界で一番美しい華。

そしてわかった。私は、本当は、「架空の不幸な人物」に対してその疑問を投げかけていたんじゃない。すり替えだ。それはまやかしだった。
私はその疑問を「自分」に対して投げかけていたのだ。
(私はただの甘ちゃんだけども、)『それでも頑張って前を向いて生きろ』と自分に決意させるのを怖がっていたのだ。


三池に「お前も、生きてていいよ」って言われた。

いや、違う。

「生きてみやがれ。」って言われた。

己の道は自分で選べ。誰も代わりに「自分」をやってはくれないのだから。

****

役者たちが、三池が、スタッフが、自分の力のキワキワまで、いやそれ以上を出しきっていた。文字通り、大げさでなく、「命懸け」だった。それは映画を観ていればわかる。絶対にわかる。
なぜ彼らがそこまでしたのか。
「映画」を、「テレビ局」や「タレント事務所」や全ての膠着した規制から取り戻したかったからだ。
それは、三池やキャストらのインタビュー記事等からわかる。彼らの苛立ちや危機感、絶望や渇望がはっきりと浮かんでくる。
そしてその渇望は彼らの自己満足の為だけではない。我々、映画を観る者も渇望しているのだ。テレビ局やタレント事務所のいいなりになり続けたせいで、今や日本映画は、犬の糞以下の存在まで加速度をつけて進んでいる。
彼ら三池組が、「映画」を取り戻す為になりふり構わず命がけで、全ての手を尽くして挑んだ結晶が、このスキヤキウエスタンジャンゴなのだ。

それが観ててわかるから、わかってわかってしょうがないから、私は涙を流すのだ。
日常の中で、この映画のワンシーンワンシーンが何かの拍子にふと思い浮かぶだけで、涙が出るのだ。http://djangosuki.exblog.jp/http://djangosuki.exblog.jp/
投稿者:Longisland投稿日:2007-09-25 23:31:16
まずこの企画を通したプロデューサー諸氏に感謝、製作委員会に名前を連ねた遊び心を有した粋な9社に重ねて感謝。つうかこの企画をこのバジェットで映画化出来たこと(それも三池監督で)自体奇跡。全世界第3位の映画製作数、国内興行収入全世界2位の日本映画産業にも感謝。 一映画ファンとしてうれしいぞ〜マジで。 
奇しくも『グラインドハウス』なる映画愛に満ちた、映画愛溢れるクリエーター(タラ&ロドリゲス他)の暴走作品をを観て流石米国と尊敬と敬意の念を抱いていた矢先、日本映画も負けていないと大和男児として誇れる作品に出会えた(落涙
どこの世界に西部劇と平家物語を合体させた映画を作る、それもマジで超一流のスタッフ&演技陣で映画化するか? 日本しかないんだよ、日本映画だから出来たんだよ、外国人に媚びているだぁ、なに尻の穴ちっちぇえこと言ってるんだ、愛だよ映画に対する愛を感じろよ… なんかこの国の映画を改めて好きになったぞ〜〜!

とはいえ冷静に映画として観るに…
冒頭の狂言廻しタラちゃんから作品に魅せられるが、中盤はダレル(苦笑 そもそも2時間の尺にしては登場人物が(皆魅力的なんだけど)多すぎの感が否めない。
畳み掛けるようなテンポのよさを期待したんだが、そこはそれ三池監督らしく変にディテールにこだわる芸風が裏目に出た感じで残念。
桃井&松重の愛とかタラの特殊メイク老人、石橋弁慶のその後、なんて省いてよかったんじゃない? 思うに愛憎人間ドラマと小ネタを割り切って省いていたら『キルビル1』に匹敵する名画になったかも。

でも違う、この狂気と混沌(カオス)と細部(ディテール)こそが本作の最大の魅力なんだよね、はこまるさん。
投稿者:FFF投稿日:2007-09-20 19:03:44
とにかく美術と撮影が素晴らしい。木村佳乃もええで。
伊藤英明は途中もっとコテンパにやられてよかったと思う。
各役者を批難してる方はお門違いですわ。
投稿者:リEガン投稿日:2007-09-20 09:44:31
【ネタバレ注意】

『蓼食う虫も好き好き』だけど、自分には2時間が辛かった。血まみれ泥だらけにも観せ方があると思うのだが。それにしても、日本、いや世界?でどのくらいの人がこの映画を観るのだろう。一点豪華主義のセットをはじめ、美術や衣装、火薬に馬と、ズラリ揃えた俳優陣などかなりの贅沢。大丈夫なのかな、製作費回収。平八君は「続・荒野の用心棒」

投稿者:はこまる投稿日:2007-09-18 23:59:07
「オラオラオラ!入れろ入れろ!ジャンジャン入れろ!あるもん全部。混ぜりゃ味なんか分かりゃしねぇよ!喰えりゃいいんだよ、喰えりゃ!!腹に溜まれば。これがジャンゴ鍋っていうんだよ!」そんな三池監督の声が聞こえてきそうな映画です。

大変面白うございました(笑)この映画の中で展開されてゆく世界観は、スキヤキとウエスタンをミックスした時点であらゆるツッコミを拒絶している訳ですから細部に対しての否定は意味を為さないでしょう。むしろ佐々木尚、田口貴久、そして北村道子をはじめとするスタッフの方々が作り上げた「混沌〈カオス〉」に敬意を払うべきだと思います。映画の神は細部に宿り、逸脱を愛するのですから。美術面でのレベルは相当なもんです。
もちろん、この「逸脱」とは本作の中で暴れまわる、民族としてのアイデンティティを無くして久しい日本人そのものであり、ラストに鳴り響くサブちゃんの大いなるテーマソングです。

製作側にどんな戦略があるかは分かりませんが、世界中探してもこんなバカな映画を大の大人が一生懸命作る国は他にはないでしょう。つまり、純然たる日本映画、我が愛する日本映画ということになります。

伊藤英明をはじめキャストはいずれも好演。個人的に伊勢谷友介の髪型が私と同じなのが嬉しかったです。日本人になりきっているタラも、桃井の姉御と笑わせてくれます。これで勝新レベルの役者が一人でもいれば・・・と思ってしまいますが、無い物ねだりはやめましょう。
ゴラムみたいな香川照之には賛否が別れると思いますが、今回の三池カラーは彼の担当でしたから、むしろ私はおとなしめと感じました。スクリーンから口臭が臭ってこないのも不満ですが、佐藤浩市からは少し出ていたのではないでしょうか。ガトリング銃を振り回し、子分の後ろに隠れて男の真ん中を演じていましたね(笑)
あと、静を演じた木村佳乃が妖艶。素敵。彼女からも甘い臭いが立ち昇っていました。私も上に乗っかってもらいたいです。

問題の全編英語のセリフに関しては、途中から気にならなくなっていました。三池ワールドに乗せられたということでしょう。DVDではイタリア語吹き替えや日本語吹き替えバージョンを作っても面白いと思います。

とにかく、日本映画、世界映画の枠から一点突破を図った映画であることは間違いありません。その指し示す方向も含めて必見の日本映画です。ただし、観る人をかなり選ぶ作品ではあるのでご注意を。

う〜ん・・・それにしても摩訶不思議なり日本映画・・・。
投稿者:ginza7投稿日:2007-09-17 18:28:34
【ネタバレ注意】

そもそも外国人に受けようという造り方が姑息です。
北野たけし監督もそうですが。
日本版キルビルを造りたかったのは別にいいのですが本家の足元にも及びません。
とかくこの手の映画はストーリーなんて要らないなどと考えてしまいそうですが、そうではないでしょう。
キルビルは題名そのままに「ビルを殺す」という全編を通してゆるぎないストーリーがあった。
この映画は最初こそお宝云々言ってましたが途中そんなことはすっかり忘れ最後取ってつけたようにお宝が出てくる。
僕はラジオで有村昆という評論家が絶賛しているので観にいきました。
こういう魂を金で売る人は早く廃業して欲しい。
きちんと評価されないと結局は日本映画の発展は無いですから。

投稿者:紅竜投稿日:2007-09-17 10:02:56
【ネタバレ注意】

時代設定(平家の落武者がスカジャン着てるよ。)もいい加減、一応日本らしいが国籍もよくわからない。和製マカロニウエスタンを謳っているが、題名にセルジオ・コルブッチの映画の主人公の名前を冠した割にはそれほどマカロニへのリスペクトも感じられない。
作り手、正統派西部劇とマカロニの区別ついてないんじゃないか?と思うようなシーンも多々見受けられる。
観終わって印象に残ったのは、自分の欲望を満たす為、あるいは復讐の為、野獣のように殺し合う登場人物達の姿。
つまりは従来の三池作品、「不動」「漂流街」と同じテイストの作品と言える。

前宣伝が、日本映画の常識を打ち破る的な大いに気構えた感じのものなので、それにつられて観に行くと、劇中での香川照之のセリフ「なんじゃ、こりゃ!」じゃないけど、困惑と失望を味わう結果となるけど、相も変わらず悪乗りし放題、三池崇史の映画か...と思って観れば、意外とすんなりとヘンテコな世界観も受容れられるし、後半の対決に燃えることもできる。

最後に登場する墓碑に刻まれる名がアキラにルリ子。アキラの名はジャパニメーションが由来らしいが、個人的には小林旭へのオマージュと思いたい。
三池崇史の作品は日活アクションに代表される無国籍映画の血筋を受け継いでいるのかも。彼が往年の日活映画をリアルに体験していなくても。

投稿者:ぺん投稿日:2007-09-17 00:44:34
タイトルからしてワクワクするような映画だが、内容は更に素晴らしい。
態々、色んな映画に似せて作ってるのに、全体としては斬新な感じがする不
思議な映画。何度でも繰り返し観たくなる。っていうのは、設定とか、美術
とか、殺陣とか、その細かい部分をより詳細に見たくなるような作りになっ
てる。
特に気に入ってるのは、桃井かおりの登場場面。かっこ良過ぎ(笑)。桃井が
ここまでアクションができたとは。勿論、伊藤や伊勢谷もかっこ良いが、桃
井が食ってるのぉ。

TVのインタビューで答えてたが、伊藤は自分がジャンゴだと思ってたとか(笑)。
投稿者:日商簿記2級投稿日:2007-09-12 01:06:09
【ネタバレ注意】

 これは、三池崇史の最高傑作だ!
 試写会で見てきました。全編英語の日本製西部劇ということで話題になっていました。かっこいい映画でした。今年は自分にとって面白い映画がたくさん公開されている。この映画も最高だ。ただし、デス・プルーフのように癖があります。
 しかし、そんな個性的な映画でも。見所は本当に多い。まず、出演している俳優も豪華だ。伊藤英明や伊勢谷友介など、いい俳優も出ているし、とんねるずの石橋も出ている。
 石橋貴明の演技はこの映画の中で一番面白くて印象に残った。うたばんやみなさんのおかげでしたのような人をいつもいじる役ではなく、義経に仕える弁慶として、かっこよかった。後半は爆笑で、それもよかった。
 木村佳乃にいたっては最低だ。何で最近はこういう役ばっか演じるのだろう。レイプされすぎだし、むごい死に方をする。美人だから演じるのかもしれないけど、不快感を覚えるのは当然だし、気持ち悪かったな。木村佳乃にはちょっと残念だった。
 しかし、それでも映画として面白さは抜群だ。マカロニ・ウエスタンのオマージュ的なシーンも多く、時代を無視した作風に、残虐な暴力描写、女性をうまく描かないなど、昔のものを参考にし、全く新しい映画を作った三池崇史はすごいと思った。
 三池監督は、「殺し屋1」とか撮っているのに、「ゼブラーマン」とか撮ってるし、「着信アリ」も撮っている。幅が広い。それなのに、どの作品も面白い。素晴らしい監督だと思います。
 この映画の続編が見たいです。

投稿者:movie_love投稿日:2007-09-06 22:16:35
↓ の boz さんという方が本作をほめてるので???と思い他の作品の感想
を見ようとクリックしたら本作しか感想を書いてない。関係者の方の宣伝
なら中立でないのでやめて欲しい。

この作品で一番ひどい演技は他の方も書いてるように香川照之だろう。最近、
宣伝やチラシで「日本を代表する・・・」とか書かれてるが「ホテル・ビーナ
ス」でも「北の零年」でも「赤い月」でも「キサラギ」でも下手な演技しか見た
ことがない(「ゆれる」は未見なんですが・・・)。本作では一部コメディシ
ーンを担当し一人演技をするのだが、これが下手で下手でまったく笑えない。
こういう下手な役者を使うより石橋貴明を2役で使った方が良かっただろう。
コメディアンの方が一応役者を名乗っている香川照之よりいい演技をするのだ
からどうしようもないヘボ役者だ。もっと演技を勉強して欲しいものだ。そう
でなければ一生「静かなるドン」でも演じてればいいと思うのだが・・・
それに比べ木村佳及はどの作品でも良い演技をしている。
本作でオリジナル設定の2挺拳銃の桃井かおりは設定はいいのだがいまいち
活かしきれていない。黒づくめのガンマンといってもやっぱり日本人、足が
短いのは隠せない。木村がこの役を演じた方がおもしろかったようにも思う。
魅力的なキャスティングなのにどの俳優も魅力を出せてないのは脚本も担当し
ている三池監督の力量だろう。
総評的には「龍が如く」は成功しているのに本作で力を発揮できなかった三池
監督はやっぱり作品にムラがあるとしか捉えようがないという感じか・・・
投稿者:boz投稿日:2007-09-03 19:36:17
【ネタバレ注意】

今まで三池崇史監督はあまり好きになれなかったけど、これはすごくよかった! こんなカルトっぽいのに真っ向勝負のエンターテインメント映画になってる。。カルトだと思って見ないのはもったいないと思いますよ。
それに画が邦画じゃない! ハリウッドで撮ってるカメラマンだとこうも違うのか、とまずそこに脱帽。
伊勢谷友介はいつもの滑舌の悪さが英語だから、目立たなくて相当かっこよかった。ホモオダホモオ的演技を見せてくれた石橋貴明もよかったし、小栗旬も堺雅人も端役で出てて豪華。個人的には香川照之が、濃すぎない竹仲直人といった風情の保安官キャラを確立してて好ポイントでした。
あとはサブちゃんで決まり?

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-08-30 15:03:20
三池ワールド炸裂の奇作。出演者は豪華だし、設定はめちゃくちゃだし(爆)。
キネマ旬報に連載された香川照之の「日本魁録」に、彼の眼から見た『ジャンゴ』の現場風景に、この三池ワールドの途轍もない狂気?が書かれている(公式HPにも掲載されている)。余談だが、私は香川照之の文才は相当なものだ、と日頃から思っている。彼は多分そのうち小説やエッセーの分野でも第一人者になっていくのではないだろうか。
それはともかく、香川はつぶやく。
「なぜ、セリフが英語なのか?」「なぜ、クェンティン・タランティーノまでが出演してしまうのか?」「そしてなぜ、ウエスタンにして時代劇であるのか?」
…途轍もない狂気の経過が、そこから始まる。
企画からアフレコまで、幾度となく企画断念の噂が流れるほどの狂気が。

ストーリーや映画的整合性はこの際どうでもいい。
黒澤やレオーネといった巨匠と呼ばれた監督たちの原点に戻り、B級娯楽大作を真剣に作ろうとした奇妙な熱気が感じられたらそれでいいのだ。
R・アルトマン監督作品などでカメラを担当した栗田豊通や、英語指導をしたナディア・ヴァネッサは多くのハリウッド俳優と親交のあるプロのダイアローグ・コーチ…すべては本気で作られている。
それが例え、三池の狂気を表現するためであったとしても。
どれほど罵倒されようとも、ここにある熱情は俳優たちのかなりアブない英語も含め、すべて「本モノ」だ。

三池はラ・マンチャの男…ドン・キホーテになりきろうとした男だ。
バカを承知で命懸けで勝負したこの作品は、その一点のみで十分評価できる。
北島三郎の歌を聴きながら、私は溢れてくる涙を抑えられずにいたのだった(ウソです)。
投稿者:ジョー樋口2世投稿日:2007-08-29 11:31:32
スゴく期待していたんだけど、ウーン。
金はめちゃくちゃかかっているし、
ところどころ良い場面はあるんだけどね。

話が雑だし、なんか焦点が定まってない感じ。
マカロニウエスタンを目指すなら徹底してほしかった。

予想どおおり、タランティーノは邪魔だ。

木村佳乃と伊勢谷は素晴らしい。佐藤浩市と香川はいらないな。
石橋は相変わらずの怪演。
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