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14歳(2006)

メディア映画
上映時間114分
製作国日本
公開情報劇場公開(ぴあ)
初公開年月2007/05/19
ジャンルドラマ
窒息しそうな毎日を
変える方法がある

もう思い出せないのかな…
14歳 [DVD]
USED価格:¥ 1,786
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 Photos

【クレジット】
監督:廣末哲万
プロデューサー:天野真弓
脚本:高橋泉
撮影:橋本清明
美術:松塚隆史
音楽:碇英記
照明:清水健一
録音:林大輔
出演:並木愛枝深津稜(26歳)
廣末哲万杉野浩一(26歳)
染谷将太雨宮大樹(14歳)
小根山悠里香一原知恵(14歳)
笠井薫明芝川道菜(14歳)
夏生さち林路子(14歳)
椿直村田茂夫(14歳)
相田美咲島村美枝(14歳)
河原実咲深津稜(14歳)
榎本宇伸杉野浩一(14歳)
石川真希上村久代(50歳)
松村真吾谷屋真吾(23歳)
藤井かほり雨宮純子(38歳)
牛腸和裕美芝川多恵子(50歳)
渡辺真起子一原京子(39歳)
香川照之小林真(46歳)
【解説】
 「ある朝スウプは」でPFFアワード2004グランプリを受賞した廣末哲万、高橋泉の2人による注目の映像ユニット“群青いろ”がPFFスカラシップ作品として撮り上げた劇場映画デビュー作。廣末哲万が監督と主演、高橋泉が脚本を担当。学校という閉塞した空間を舞台に、様々なことに不安や悩みを抱えながらもそれを大人たちに理解されないことで一層の苛立ちを募らせる14歳の子供たちの生々しい姿と、12年前に同じ感情を有したはずの26歳の男と女が現在の14歳と向き合う中で露わとなる残酷な現実を冷徹に見つめた戦慄のドラマ。
 中学校の教師をする26歳の女性・深津稜は、14歳の時、学校の飼育小屋の放火を疑われ、教師の背中を彫刻刀で突き刺す事件を起こした。以来、精神科に通うことになった深津は、医師の影響で教職の道を選んだ。深津の中学時代の同級生・杉野浩一は、何よりもピアノが好きな少年だった。しかし、音楽教師の一言が原因でその道を断念、現在は測量技師をしていた。そして最近になって、上司に頼まれアルバイトのピアノ教師として14歳の少年を教え始めた。そんな深津と杉野は12年ぶりに偶然再会する。やがて2人は、いま現在の14歳を相手にすることで、同時に、14歳だったかつての自分とも対峙せざるを得なくなっていくのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:william投稿日:2011-08-21 00:09:38
なんか中途半端。ところどころ意味不明な笑いの要素を持ってこようとしたりとか、安易に精神病を持ち出すところとか…。
全体的にカメラワークと空気感に救われてるところが目立つ。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-06-26 20:23:16
【ネタバレ注意】

笑ってしまうシーンが少しだけある。何とも不思議。香川照之が自分の顔をパシーンと叩くところや警官コスプレを試みる少年、あるいは突然哲万が「アーーーー」と声をあげるシーンなどがそれだった。

シリアスな話の割に(?)所々笑える演出をやったのはいいのか悪いのか。まあ監督がやろうとしている事はなんとな〜く理解出来るが、少々違和感を感じなくもない。まだ若い監督なので凝った演出と「いじめ」&「思春期」というテーマがガッチリ相反し合ってない甘さは残る。所詮マイナー系の青春マンガのレベルでしかないのだ。

ただ、ボクが廣末哲万をこれからの邦画界を率先していく才能だと確信出来る要素は多くあり、『天然コケッコー』での好演も含めてまた新しい感性の監督が出現したと素直に喜びたい気持ちがある故に、もうちょっとベース(基本)となる「現代的なテーマ」を上手く絡ませて欲しかった心残りがあるのも事実なんですよ。手持ちカメラや遠景を多用したショットなど技巧以上にそういった土台のしっかりした映画を作ってくれたら文句無しの評価が出来るのに、テーマへの突っ込みの甘さが目立ってしまった。だからどうしても印象が散漫になってしまう。才能を感じさせる映画であることは確かなのだが・・・・。

投稿者:悲しみジョニィ投稿日:2007-06-02 22:43:10
親の所有物から意識が離れる年齢、14歳。
そこで感じた事柄が、一生を左右するのかも知れない。
まるで生まれたまま育った幼虫が
体の中身も、形も、食べ物も変える為に
さなぎになり、頭の中を全て溶かしているような状態。

14歳の時に人生を左右する出来事があった同級生2人が
12年後に共に14歳と向き合いながら再会する物語。

親の意志とは違う「自我」が生まれ、目にした物は
世の中を分かったつもりでいるオトナや、
親の目線でいられる子どものように
曖昧に過ごすことなど出来ず
常に0か100かの判断を迫られることになる。

オトナになった2人は14歳の時のことをよく覚えていない。
確かに通ったはずの道を忘れてしまっている。
主人公は歩いて距離を測る測量の仕事をしているが
わざわざ測らなければ、歩いた距離なんて誰も気にしない。

物語であることを拒絶するかのような
手持ちのカメラ、視線を意識した背後からのアングル、
そして生活音しかないBGM。
そこにあるのは、もはや再構築された現実のよう。http://johnyk.jugem.jp/
投稿者:Longisland投稿日:2007-05-30 00:50:55
『処女作にその作家の全てがある』とはよく言われる言葉だが、どうして処女作はそんなにまで評価されるのだろうか。 一映画ファンとして愚考するに、劇場用映画処女作からはクリエーターの『資質』が観手に純粋に伝わってくるからだろう。

なぜ低予算でスター不在の無名クリエーター作品を観るのか。それは若い感性をリアルタイムで体験したいからだ。彼ら彼女ら処女作を体験し次回作を観続けること、表現手法や技術が成長してゆく成長を体験することに映画ファンとして喜びを感じるから。作品を介してクリエーターの成長をスクリーンを通じて体験することは映画ファンとして至福の喜び。

だらだらと書き連ねたが、映像ユニット「群青いろ」(高橋泉と廣末哲万)の実質的劇場デビュー作『14歳』との出会いは衝撃だった。口当たりのいい作品ではない、観終わって爽快感は皆無。登場人物がの行動は極端で不快も、観手を作品に引込む力強さ、観終わって心に残るざわめき、劇映画というよりドキュメンタリーと思えるほどのリアリティー。
(技術的なことはあまり知らんが)16mmからブローアップしたような荒い画質、手持ちカメラでの長廻し、逆光の構図、音楽の排除…何処から見ても自主映画風。 しかし各シーンが観手の感覚を刺激する、とんでもない訴求力と緊張感を持った映像。 14歳という微妙な年齢、14歳の彼・彼女らに接する大人というには微妙な20代中盤の男女、登場人物が全て極端で行動は不快も、絵空事になっていないリアリティーがある実に巧みな脚本。前作「ある朝スウプは」でも感じたが、映像と脚本の完成度の高さは立派。
映画の一つの本質『観手の感情を揺さぶる』という意味では他の追随を許さない正に傑作といえる作品。
特筆すべきは、一見粗雑に見えるが実に丁寧な映像が観客を不安にさせる演出と構成。 一例を挙げるなら作品中繰りし描かれる精神医と女性教諭のシーン。女性教諭の性格説明を主眼とした作品冒頭シーンでは、手持ちカメラにより映像的不安定さを演出、後半では固定された映像の基、価値観が崩壊した女性教師を注視させ観客に不安定感醸成する。演技で見せたい場面と映像で見せたい場面の使い分けが素晴らしく巧み。
こんなにも辛く美しい作品をリアルタイムで観れたことは僥倖としか言い表せない。
映像ユニット『群青いろ』には目が離せない。

追記 08.01.02
07年文句無く邦画1
素晴らしい名作
【ソフト】
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