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夜顔(2006)

BELLE TOUJOURS

ベル・トゥジュール(フランス映画祭2007)

メディア映画
上映時間70分
製作国フランス/ポルトガル
公開情報劇場公開(アルシネテラン)
初公開年月2007/12/15
ジャンルドラマ
貴方もきっと持っている、忘れられない過去の秘密──
夜顔 [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 14,800
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【解説】
 ポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督が、ルイス・ブニュエル監督の傑作「昼顔」にオマージュを捧げ、登場人物たちの38年後を描くシニカル人生ドラマ。主演は前作でも同じアンリ役を演じたミシェル・ピッコリ。一方、前作ではカトリーヌ・ドヌーヴが演じていた相手役のセヴリーヌには、「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のビュル・オジエが起用された。
 初老の紳士アンリは、パリのコンサート会場で、はるか昔の知人を発見する。それは、アンリのかつての友人の妻セヴリーヌだったが、彼女はアンリを避けるように足早にその場を立ち去ってしまう。しかし、アンリは諦めることなく彼女の居場所を探り出す。そして、ついに彼女をつかまえると、強引にディナーの約束を取り付けるが…。
<allcinema>
【関連作品】
昼顔(1967)
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【ユーザーコメント】
投稿者:クリモフ投稿日:2010-12-28 01:13:00
四十年後の続編というのとあの「昼顔」のあとどうすんだ、ってことで鑑賞。巨匠オリベイラは本作がはじめてですが、入りにはよくないですな(笑)
ジジババになってからのセヴリーヌとアンリですが、主人公はアンリ。過去を回想して「昼顔」をチラつかせつつも、後日談的な話はほとんどないし、セヴリーヌが気にかけている謎もうやむやなままという、ある意味肩透かし映画です。
まぁ、ただアンだけ有名な作品を汚さないように続編を作るにはある、意味一つのやり方だとも思います。ファンにはミシェル・ピッコリが健在というだけで嬉しいしね。そうなるとやっぱドヌーヴに出てほしかったなぁ。
本当にオマージュ映画という感じですが、一時間ちょいという短さもあって悪い印象はありません。バーでのアンリの話、晩餐もいい案配のゆったりさ。映像もきれいだったし。ファンの方(特にリアルタイム世代?)から観ると、感慨深いものがあるんでしょうねぇ。
投稿者:uptail投稿日:2009-07-28 21:01:00
ミシェル・ピッコリ
投稿者:ジーナ投稿日:2008-10-27 02:47:37
【ネタバレ注意】

過去を知っている二人の再会、会話、空気は興味深いモノがありましたが、カトリーヌ・ドヌーヴが続投しない時点で続編を作る必要があったのだろうか・・・?
昼顔でハッキリしなかった事柄を解明する作品なら続編の意味もあっただろうが、アンリはバーテンに思い出話をするだけでセヴリーヌと話すのはほんのチョット(汗)
無論、ほんの少しの時間で過去を明瞭なモノに出来るような作風ではない。

また観ている側に判断させるという事が分かっていれば、私は多分この作品を観なかったと思います。

まぁ、冒頭のコンサートの長さから嫌な予感はしたんですけどね(爆)
70分の尺しかないのに、こんなに悠長に音楽を流している場合か!って(笑)

とりあえず、アンリの執着心やズルさ、昼顔で『彼の目つきは苦手』だと言われた目つきが健在だという事だけは分かりました(笑)
女性をもてなすマナーは徹底していましたが、過去を持ち出して食事に誘ったあげくもったいぶるなどイライラ、全く魅力的に見えませんでした(爆)

監督の拘りが全て反映するコテコテのフランス映画が好きな方には向いているかもしれませんが、昼顔の続編として期待するとガッカリするかもしれません。

投稿者:Bill McCreary投稿日:2008-04-30 22:30:00
この映画をご覧になるのなら、絶対「昼顔」を見てから見てください。そうでないと、何がなんだかさっぱりわかりません。

ミシェル・ピッコリは、前作で見せたクールな雰囲気がなくなってしまい、また、ビュル・オジエもド・ヌーヴと比較すると、ちょっと華がありません。時代も違うし、監督も違いますが、やはりド・ヌーヴの後釜はちょっと分が悪すぎます。

キャストは、ポルトガル出身者が多いですね。フランスって、ポルトガル移民が多いんですよね。

ろうそくの灯が消え行く部屋の中でのラストは、とても美しいシーンでした。でも、「昼顔」でのユッソンは、あんなふうにセヴリーヌにつきまとう雰囲気ではなかったな。

あくまで雰囲気を楽しむ映画かもしれません。http://blog.goo.ne.jp/mccreary
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-01-23 22:33:17
2008年ついに100歳を迎えるマノエル・ド・オリヴェイラ監督、98歳時の作品。
正直、その異様とさえいえる創作意欲(100年近く生きてきてなお描こうとすること)に対する関心がなければ、そしてルイス・ブニュエル監督の『昼顔』(67年仏)の後日譚としての企てを意識していないと、この作品は退屈極まりないだろう(実際疲れていた私は前半激しい睡魔に襲われた…苦笑)。

40年近く前、『昼顔』で描かれた背徳の夫人と男。偶然の再会で、アンリ・ユッソン(ミシェル・ピッコリ)は、セヴリーヌ・セルジー(ビュル・オジエ=『昼顔』ではカトリーヌ・ドヌーブ)を食事に誘う。戸惑うセブリーヌ。妙にハイテンションなアンリ…。
男は情事の記憶を時を越えて抱き続け、女はそんな記憶を打ち捨てて現在を生きる。そんな越え難い溝が、食事をする二人の間に存在する。それ故の緊張感が、映像から伝わってくる。
ドラマらしいドラマはここにはない。
「永遠に謎」であるところの女と男の、交わることのない老年のみが、人生の深淵を感得させる。
投稿者:ナラント投稿日:2007-12-20 08:27:28
 驚異の70分映画。視線の交錯と光の明暗を主題にした、緻密にして大胆な作品。冒頭の演奏会シーンでの、ミシェル・ピコリがビュル・オジェを発見するカットバックの見事さ。トリュフォーの『アントワーヌとコレット』を彷彿とさせる。バーテンダーとの会話、その際の、鏡を使った視線劇では、オーソン・ウェルズまりのパン・フォーカスを多用し、カットバックというより長廻しの魅力に溢れている。バーでの「若い女性」2人の存在感も素晴らしく、それは他の役者、あのホテルのフロントにも言える。何をしているわけでもないのに記憶に焼きついてしまう。
 そして白眉と言える二人の食事のシークエンスでの異様なまでの緊張感はどうだ!会話が全く無い中での長廻しのショットに続き、視線の交錯を鋭い切り返しで畳掛け、その後、照明を落とした中でのクライマックス!まさに映画的な魅力に満ち満ちた豊かな映画。たった70分ながら、映画の興奮が凝縮された、みずみずしい傑作だ。監督のオリヴェイラ、もう100歳に近いというのに、何という若さなのだろう!!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 男優賞ミシェル・ピッコリ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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