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街のあかり(2006)

LAITAKAUPUNGIN VALOT
LIGHTS IN THE DUSK
LICHTER DER VORSTADT
LES LUMIERES DU FAUBOURG

メディア映画
上映時間78分
製作国フィンランド/ドイツ/フランス
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月2007/07/07
ジャンルドラマ
希望を灯す
キートス!! カウリスマキ Blu-ray BOX 【Part 2】 【初回限定版】
参考価格:¥ 17,280
価格:¥ 15,898
USED価格:¥ 14,400
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【解説】
 アキ・カウリスマキ監督自ら位置づける、「浮き雲」「過去のない男」に続く“敗者三部作”の最終章。孤独な男に訪れる底割れの不幸と再生へのかすかな希望を抑制されたタッチで静かに綴る。
 フィンランドのヘルシンキ。警備会社に夜警として勤務する純朴な男、コイスティネン。仕事を終え、夜明けの中をソーセージ屋に立ち寄って帰るだけの毎日。不器用な性格ゆえか、同僚からも疎まれ、恋人はおろか友人すらもいない、文字どおり孤独な日々。ある日、そんな彼の前にミルヤという名の美女が現われる。生まれて初めて恋に落ちたコイスティネン。彼女がマフィアの情婦だなどと気づくわけもなく、やがていいように担がれた末、宝石強盗の濡れ衣を着せられてしまうのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
753 7.57
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2012-06-09 13:22:33
 刑務所のシーンのモンタージュがいい。実にいい。昼のシーンは他にもあるのだが、夜警としての夜のシーンに対してかなり意図的に対比されたカットが繋がれる。まず建物や庭の花など昼間撮影の空ショットを繋ぐリズムが良いのだが、極めつけは陽光の中で囚人達と談笑するコイスティネンのカットがあることだ。屈託のない笑顔は映画中このワンカットだけではないか。さらにこの刑務所のシーンでは私が本作中一番笑えた(と云ってもクスリと笑ったくらいだが)カットがある。それは床掃除をするコイスティネンに繋いだモップのカットだ!
投稿者:TNO投稿日:2011-03-30 19:09:40
【ネタバレ注意】

主人公(ヤンネ・フーティアイネン)は、起業を目指す警備員だが、マフィアに目を付けられ、罠にはまり、冤罪で刑務所に入ることになる。主人公が決して告発しないことがマフィアのボスには分かったらしいが、不自然。女(マリア・ヤンヴェンヘルミ)が罠を仕込むのが分かっていながら、無抵抗で逮捕されてしまう。女にそれほどまで惚れこんでいたのか、マフィアが怖かったのかわからないが、こんなことでは、起業できたとしても、すぐに倒産だろう。最後にホットドッグ屋の女(マリア・ヘイスカネン)と結ばれ、予定調和的に終わるが、その女との関係の描き込み方が足りないので、納得しがたかった。犬、警官、会話の終わった登場人物がまわれ右で逆方向に歩き去るところ、等々の描写は、アリ・カウリスマキ監督の前作"過去のない男"の断片を切り取って張り付けたよう。ヤンネ・フーティアイネンは、"過去のない男"でも、マルック・ペルトラの元妻の恋人役として出演していたが、クールな好漢だと感じた。

投稿者:has42120投稿日:2010-08-20 13:14:01
マリア・ヤンヴェンヘルミ
投稿者:uptail投稿日:2009-09-11 09:21:03
ヤンネ・フーティアイネン
投稿者:きらきら投稿日:2009-06-02 16:48:05
いいじゃないですか。
前半はこれまでの通りの演出スタイル。ちょっと痛々しいけど笑えて、しかも半分ひとを喰ったようなわざとらしい演技や小道具など……というような。

それが主人公が濡れ衣を着せられてから一変する。

これ、ロベール・ブレッソンの「ラルジャン」のパロディじゃないですか。
しかもブレッソンが表現しえなかった「手」の演技がべつのかたちで提示されている(これができたのはゴダールくらい?)。
カウリスマキの新境地。そんな感じがしましたね。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-10 00:25:18
過去のない男はイマイチだったんだけど、これは良かったです。うーん、なぜだろう?我ながら不可解。主人公はいつも通り不幸ですが、これまたいつも通りほんの少しの希望が心地いい。やっぱりカウリスマキは日常にありふれていて、みんなが気付かない幸せを描けるんだろうな。男女ふたり目線を外しての問答が可笑しい。今回はしっかり、乗れました。
今更ながら思ったんだけど、カウリスマキってセリフ少ないってのもあるんだけど、かなり無声映画的ですよね。おせーっつーの
投稿者:ジーナ投稿日:2008-07-27 22:56:33
「過去のない男」のように笑える描写もなければ「浮き雲」のように希望が見出せる作品でもなく、ただひたすら不運で不幸な男を描いたネガティヴな作品だ。
誰にも相手にされず寂しそうに、半ば諦め気味に暮らす主人公・・・見ている私まで焦燥感をおぼえる。
そして無駄な装飾のない静寂さが、とてもヘルシンキの空気に合っている。

淡々と進む展開、笑わない登場人物たち・・・これはカウリスマキ監督作品の中でもかなり独特だと思うので万人受けはしないでしょうが不思議と沁みる作品です。
一歩踏み外すと、身の程を知らない現実逃避男に映りますが(笑)
いつか現実を見ましょうね(爆)
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2008-07-27 17:08:07
敗者三部作の中でもとことん敗者度が強いと思う。他の2作と違って持ってるものが元々少ないから落ちっぷりが残酷。三部作がいずれも男性を支える健気な女性たちが登場するのはカウリスマキの女性観なのね。
投稿者:さち投稿日:2008-01-27 07:09:45
すばらしい
投稿者:FFF投稿日:2008-01-06 15:59:03
カウリスマキ初見。よい。無駄な場面が全くない。しかし最低の男やな。この最低の男に共鳴できん奴が映画としてどーとか論じても意味ないで。ブレッソンと比べても(意味ないが)カウリスマキはやはり愚直な人間側の視点や。それ故思わず吹き出した場面もいくつかあった。ラストの主人公の反応も人間として普通やろ。それをきっちり見せてるから素晴らしいねん。
投稿者:投稿日:2007-12-22 19:11:37
今朝DVDが届いたので、未見にして置いていた『罪と罰 白夜のラスコーリニコフ』と併せて。つまるところ映画は、そしてカウリスマキとサルミネンは20年以上、映画の中で描かれるように、肉を切ったり、警備をしたり、家電の輸入をしたり、コーヒーを煎れたり、人を騙したり、ソーセージを焼いたり、宝石を泥棒したりと同じように働くように、映画を作り続けて来たんだなと。ごくあたりまえに。そして、彼らはこれからも“映画を構成する美しい要素”を選択し続け、映画を作り続けるのだろうと。ごくあたりまえに、生きるように。でもしばらくは、ビール飲みながら煙草吸いながら、うだうだしてるに違いない。“マッティって良いやつだったよな”なんて言い合いながら。
投稿者:ふじこ投稿日:2007-12-22 18:56:56
久々のカウリスマキ。
敗者三部作最後を飾るのも、これまた女に騙され、まんまと罠にかかって落ちてゆく男。
ようやく歩き出したと思ったらまた再び潰されてしまい・・・
しかし仄かに彼に対しての愛を捧げる人々も密かにいたのですね。

酒と煙草とロックンロール&ワンちゃん・・久々のカウリスマキの世界に何となく安堵感。
じわじわと押し寄せてくる希望の光に心温まる気がする・・

ただただ・・主人公の男の人が格好良すぎて(個人的にタイプだ)、負け犬っぷりがイマイチだった事が良いことなのか、それとも残念だったのか・・。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-12-17 23:22:39
自ら“敗者三部作”というアキ・カウリスマキ監督の三作目。やることなすこと裏目に出てしまうコイスティネン(ヤンネ・フーティアイネン)。かといって彼は日和見を決め込むわけでなく、孤立を厭わずそこに立ち続ける。
女に騙されても騙されてもなお、裏切らないことを自らの信念、美学として貫き通すこと。バカなお人好しと言ってしまえばそれまでだけど、私はそんなお人好しが好きなんだな〜。
はたから見れば愚か以外の何者でもないんだけど、そう言ってしまったあと唇が寒いことに気づく。それは「愚直」を否定してしまうことになるから。効率ばかりを追求する時代にあって、孤立しても立ち続けようとする魂の物語…というにはコミカルであったりもするんだけど。
『過去のない男』に比べると、やや希望のあかりも弱いような気もするが(苦笑)、いかにも、の作風が不思議な魅力を醸し出している。
それにしてもヘルシンキって寒そうだよなー。
投稿者:8397MT投稿日:2007-11-06 03:59:29
見ているときはいらいらさせられるところ満載であまり楽しめなかったがだいぶ時間が経ってから思い返すとよかったように思う。

主人公の徹底した予想される展開を拒絶する行動もかっこよく思える。

先が読めないまたは先を読まない主人公はこっけいにも見えるけど、普通の人はたいてい先なんか読めないだろうと思う。
投稿者:ミツバチのつぶやき投稿日:2007-09-09 00:50:07
薄幸なヒロインのために奔走するチャップリンと、本作の主人公とが、どうしても重なりません。どの辺がオマージュになっているのでしょうか。
投稿者:シネマA投稿日:2007-08-02 01:17:01
 フィンランドが生んだ現役バリバリの映画作家で世評も高いアキ・カウリスマキ(1957〜 )が製作・脚本・監督・編集を手がける話題作。私は単館ロードショーで観ました。作者みずから『浮き雲』(1996)、『過去のない男』(2002)につづく《敗者三部作》の最終章と位置づけているみたいだけど、それぞれの登場人物や物語に特別な関わりがあるわけではなさそう。わざわざ順番に観なくても大丈夫。これは現代の不条理を描いた寓話的作品です。

 主人公コイスティネンは、勤務先の警備会社の上司と同僚から嫌われて孤立している。友達も恋人も家族もいない。おまけに金もない。仕事帰りに立ち寄るソーセージスタンドの女性店員に「おれはこのまま警備員で終わるつもりはない」と見得を切るのが関の山という淋しい青年。そんなコイスティネンの目の前に美女ミルヤが突然あらわれて危険な罠へと誘い込む。

 ストーリーはまるで半世紀前のフィルムノワールですが、小津安二郎やロベール・ブレッソンの映画の手法を巧みに取り入れたような簡素なタッチで突き放して描写するのがアキ・カウリスマキの真骨頂。小津やブレッソンとの大きな違いは、要所で背景に流れる歌謡曲やロックなどの大衆的な音楽。どの作品でも場面ごとの選曲があざやかな効果をあげているのがカウリスマキの特徴。

 抑制のきいた演出。劇的な盛りあがりの回避。静かな会話の構図。棒読みのセリフ。はずした間の取りかた。乾いたユーモアの皮肉。相当な低予算とはいえ、画面の隅々にいたるまで計算している。たったの78分。無駄がない。費用のかかる活劇はあらかた省略。暴力や犯罪を直接的には描かないで、とことん静謐なカットを丹念に切り貼りしていく編集。これは自主制作映画をつくるうえで参考になる技法ではないかな。

 常連のキャメラマン、ティモ・サルミネン。監督とおなじく小津安二郎の信奉者かと想像しますが、アキ・カウリスマキ作品の一翼をになう逸材といえる。俗にいうヘタウマか。ハリウッド黄金時代のテクニカラー風というか、コントラストの強い、こってりした色彩設計が異質。つねに画面のどこかに原色の赤を配置する色彩へのこだわりに注目。

 主演のヤンネ・フーティアイネンは、よく見ると、なかなか男前の顔立ちだけど、アキ・カウリスマキの映画では、誰が主役の男女を演じても一般的な美男美女にはまずならないのがおもしろい。小津の映画ならば、たいてい美男美女が登場するのに。だけど、ミルヤ役のマリア・ヤンヴェンヘルミが、どうしても美女に見えなかったのは誤算か。フィンランドでは美の基準が微妙に違うのかな。ちゃんとお化粧すれば、ソーセージ売りのマリア・ヘイスカネンのほうが美人に変身したりなんかして。

 完全なネタバレになるので詳しくは書きませんが、あのラストシーンはいわゆるハッピーエンディングとは異なるけれど、暗示的な上手い表現だと、私はおもいました。将来に希望のない敗者の諦念にみちた暗い運命を無為に受け入れるだけの主人公。実際には、身近なところに温かい救いの手がいつでも差し伸べられていたということでしょう。ソーセージ売りの女。犬と少年。これは昔からいわれる言葉ですが、幸福とはもとめるものではなくて気づくものである、ということか。

 チャップリンの無声映画の名作『街の灯』(1931)へのオマージュを意図したという作者の種明かしを知ってしまうと、たしかに一本の補助線を引いた途端に解ける幾何学の問題のように、すんなり腑に落ちるわけですが、そこまで作者に解説してもらわないと理解しにくい映画だとしたら、一篇の作品としての完成度がやや弱いかな。

 まあ、こういう作品は、うわっつらのストーリーだけを、ざっと追って、ああ、つまんない映画だった、とけなしてかたづけるくらいなら、最初から見ないほうが精神衛生上よろしいのでは、という気がしないでもない。映画について語ることは、語り手の理解度を映画に試されるということでもある。

 私見では、これはアキ・カウリスマキの作品として最上の部類と推奨するほどの出来ではないにしろ、たとえば〈キネマ旬報〉あたりの年間ベストテン入りは確実(たぶん!)といえそうな映画です。いかにも評論家の先生方が飛びつきそうな餌が巧妙にまいてあるし。この手のアート・フィルムがお好きなひとは必見かも。
投稿者:よしだ投稿日:2007-07-23 20:27:42
喜ばしいことではないのかもしれないが、年を経るごとにカウリスマキの映画が身近になってきた。
主人公は大抵の場合、落伍者である。
そして言い訳をせず、事態を粛々と受け入れる人たちである。
78分のこの映画の中で、コイスティネンが一度だけ笑顔を見せるのだが、それは塀の中で他の囚人たちと談笑している場面だった。
うまく社会を渡って行けなかった連中が笑顔になるのは、監獄の中だけとは皮肉な描写である。http://okepi.jp/movie/2007/07/post_22.html
投稿者:Longisland投稿日:2007-07-09 16:17:28
負け犬三部作待望の三作目。 前2作に比べ負け犬度UP(笑 やることなすこと全てマイナスのスパイラルが切なく快い。 陰影をはっきりさせた映像と正面からのショット、淡々とした展開、美男美女の不在…まさにカウリスマキ風。
やせ我慢しても女性を守る男の意地が悲しい。

↓カキコミで本作が『街の灯』へのオマージュだと知り納得。
確かに淡々とストーリーが流れ面白みに欠けるとの感想も解るが、
都会に生活する孤独と切なさが丁寧に描かれた味わい深い作品。

平日のユーロ観客平均年齢は以上に高かった…高齢者は負け犬ずき?
投稿者:ノブ投稿日:2007-07-07 18:20:31
【ネタバレ注意】

「街のあかり」(監督:アキ・カウリスマキ 78分)
話の内容は、警備員が女の誘惑にだまされて宝石泥棒を助けてしまい(暗証番号を知られ、カギも盗られてしまう)、刑務所に入れられ、出所して偶然だました相手を見つけ復讐しようとするが、逆にコテンパンにのされる話
主人公が声をかけたのに、同僚がそれを無視して他の同僚達に「飲みに行こう」と声をかけて、主人公一人を置いてみんな飲みに行ってしまう演出は、誰からも相手にされない主人公の悲哀を上手く描いていて良かった
バーで誰からも相手にされず、バーの端でひとり酒を飲む演出が良かった(主人公の存在に気づかずドアを開けて出入りするお客のショットを入れる事で誰からも存在を気づかれない主人公の悲哀をうまく描いていた)
主人公が、金を払って「起業のノウハウ」の講習を受けているが、いざ起業の為の融資を銀行に頼みに行ったら、バカにされ、まともにとりあってもらえず、最後には「通用口からお帰りください」と言われる演出が面白かった
宝石泥棒する所は、暗証番号を覚え、主人公を眠らせてカギを奪い、石を投げて警備員の注意を引きつけ、防犯カメラにスプレーをして盗むという感じで描いていたが、もう一度女が近づいて主人公を眠らせてカギを奪う所を入れた為にイマイチテンポが良くないし、まわりくどいという印象を受けた(その後にも女がもう一度近づき、カギや盗んだ宝石の一部を主人公の部屋に置いて(主人公も犯人の仲間だという物的証拠を作り出すため)、犯人の仲間が警察に通報するシーンがあるが、リアリティは出ていたが、まわりくどいと観ていて思った)
刑務所に入れられて時が経っている所を、落ち葉がまっているショット・雪の残る刑務所の建物のショット(防犯カメラにもつららがさがっているショットなど)・氷が解けて白い花が咲いているショットなどで描いていた所が良かった
刑務所を出た後の宿泊施設が、みすぼらしい雰囲気を醸しだしている所が良かった
刑務所を出た後「希望は失っていない」と言って頑張っていたのに、新しい皿洗いの仕事も窃盗の前科を知られて(窃盗団がたまたま主人公の働いているレストランに客として来ていて店の人に主人公の窃盗の前科を教えた為)首になり、窃盗団に復讐しようと刃物をもって切りつけても逆にコテンパンにのされるなど「救いがない」感じは良くでていた
ラストにどんな時も最後まで付き添ってくれたソーセージ屋のおばちゃんの手を主人公が握る所は、ボクとしてはあまり良い感じがしなかった(どんなことがあっても主人公を見捨てなかったソーセージ屋のおばちゃんはもっと早く主人公から受け入れられるのが普通で、最後になって初めて主人公が受け入れてもボクには感動がなく、主人公の身勝手さばかりが感じられたから)
全般的に、
主人公が誰からも相手にされない孤独な感じは出ていたと思う(しかしソーセージ屋のおばちゃんがいるので、孤独な感じも少し薄れる)
主人公が警備員の仕事を失い、刑務所にも入り、刑務所から出て立ち直りかけているのに又皿洗いの職も失い、さらに窃盗団に復讐しようとして逆にコテンパンにのされるというストーリと演出で主人公の「救いのなさ」は良く出ていた。しかしせっかく「救いのなさ」が良く描けているのに、そこから救われハッピーになる所が上手く描けていないし短い為、映画としては面白さに欠けると思った(別にハッピーにならず「救いようがなさ過ぎて笑うしかない」という演出でも良かったと思うが、実際にはソーセージ屋のおばちゃんの手を握るというラストでちょっとハッピーエンドっぽくしていたので、それではあまり面白さがないと思った)
凄いシーンはなく(夜の町並み・夕暮れと早朝の風景などは良い雰囲気があったけれど)、面白い演出やオシャレな演出も少ない。又女が窃盗する為に何回も主人公に会う所はまわりくどくテンポを悪くしている。しかも終わりがあっけないので観たあとのあとあじも良くない。ホームページでやっていた予告編の方が本編よりも面白く、映画としての面白さに欠ける作品。
http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:Laetitia投稿日:2007-04-06 22:59:09
「浮き雲」「過去のない男」に続く、負け犬三部作のラストを飾る本作はチャップリンの「街の灯」へのオマージュであると先日ロンドン・プレミアの公開インタビューでカウリスマキ監督は語っていた。

50年代のテクニカラーを意識した色彩と、淡々とした語り口は相変わらず。

主演のヤンネ・フーティアイネンは若い頃のゲイリー・オールドマンとミッキー・ロークを足して二で割った感じで個人的に好み。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールアキ・カウリスマキ 
□ 撮影賞ティモ・サルミネン 
【レンタル】
 【DVD】過去のない男/街のあかり HDニューマスター版レンタル有り
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