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めがね(2007)

メディア映画
上映時間106分
製作国日本
公開情報劇場公開(日活)
初公開年月2007/09/22
ジャンルドラマ/コメディ
何が自由か、知っている。
めがね[Blu-ray]
参考価格:¥ 6,090
価格:¥ 4,845
USED価格:¥ 3,175
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 Photos
めがねめがねめがねめがね

【クレジット】
監督:荻上直子
企画:霞澤花子
エグゼクティブプ
ロデューサー:
奥田誠治
木幡久美
プロデューサー:小室秀一
前川えんま
アソシエイトプロ
デューサー:
オオタメグミ
脚本:荻上直子
撮影:谷峰登
美術:富田麻友美
編集:普嶋信一
音楽:金子隆博
音楽プロデューサ
ー:
丹俊樹
エンディングテー
マ:
大貫妙子
『めがね』
スクリプター:天池芳美
スタイリスト:堀越絹衣
澤いずみ
フードスタイリス
ト:
飯島奈美
ヘアメイク:宮崎智子
写真:高橋ヨーコ
照明:武藤要一
録音:林大輔
メルシー体操:伊藤千枝
(珍しいキノコ舞踊団)
編み物:タカモリトモコ
出演:小林聡美タエコ
市川実日子ハルナ
加瀬亮ヨモギ
光石研ユージ
もたいまさこサクラ
橘ユキコおばさん
中武吉おじさん
荒井春代女性
吉永賢氷屋
里見真利奈少女
薬師丸ひろ子森下
(「めがね」の友だち)
【解説】
 大ヒットした「かもめ食堂」の荻上直子監督が再び小林聡美を主演に迎え、のどかな海辺の町を舞台に描くスローライフ・ムービー。共演に光石研、市川実日子、加瀬亮、もたいまさこ。都会から何かを求めて南の海辺の小さな宿にやって来た一人の女性が、揃いも揃って風変わりな周囲の人々に戸惑いながらも、少しずつ彼らののんびりしたペースに馴染んでいくさまを、淡々とユーモラスに綴る。
 春まだ浅い南の小さな海辺の町。空港に一機のプロペラ機が着陸した。小さなバッグを手にタラップを降りてきためがねの女性は、迎えの人に深々と一礼する。同じ飛行機から降りてきたもう一人の女性、タエコ。大きなトランクを引きずりながら、地図を片手に不安げに向かった先は小さな宿、ハマダ。出迎えたのは宿の主人、ユージと犬のコージ。翌朝、寝ていたタエコは、足元にたたずむ常連客サクラの唐突な朝の挨拶に度肝を抜かれる。その後も、不思議な体操や奇妙な人たちの言動にペースを狂わされてばかりのタエコは、ついにたまりかねて宿を替えることにするのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
851 6.38
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2014-08-03 20:40:42
前作『かもめ食堂』から、ロケ地が変わっただけ?
もういいよ。
投稿者:maxpit投稿日:2012-05-05 16:11:27
遊ぶところもない。観光するところのない。何にもない海辺の町。
都会から何かを求めて来た一人の女性。携帯電話が通じないところ
に行きたかったのが理由らしい。そこで、できることは「たそがれる」
ことだけ (笑) 毎日、せかせか忙しく生きる現代人にメッセージを
こめて作った作品なのかもしれない。
何もないからいい。何もしないからいい。焦らければ、きっとうま
くいく。そんなところが言いたかったんだろう。
とかく、物欲を満たすことで満足感を得ようとする現代人。
こ映画では、物質ではなく、時間というものに焦点をあて、人間本来
の充足感を観客に問いかけている。マリーン・パレスを時間に拘束さ
れた都会に比喩したり...時間の尺度を地図の説明書きにしたり...
このユーモラスでゆる〜い世界感に浸れるかどうかは、観る人の生活
環境で変わってくると思うが、私は嫌いじゃない(笑)
投稿者:kinenchyu投稿日:2010-08-25 18:27:31
面白い世界感の作品だと思いますが、どうも押し付けがましいというか、鼻につくというか、抵抗感がある作品でした。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2010-05-03 12:25:07
【ネタバレ注意】

何もしなくて良い…ってのが天国な訳は無いと思うけど。
但し現実に存在するものってよりは、想像の世界の如し。

前作「かもめ食堂」とは登場人物的に何の関連もない作品〜なのだが「かもめ食堂」は観ておいた方が楽しめるかもね。

何かを楽しむには「才能」がいる。
それを持つからといって褒められる訳ではなく、寧ろ馬鹿にされる可能性すらあるかもな。
この島で(主に感情の有り方で)起こる出来事は面白い。
ほぼ静止しているかの画面すら興味深く見守れる。
つまりが「大事なもの」は人によって異なる…そういう事である。

何か受け答えが意地悪っぽい市川実日子が編み物をほどこうとすると慌てるのが彼女の偽らざる姿ですかね。
サトエリ版キューティハニーの酔っ払ってカラオケ大会も好きだけど、彼女の存在は重要かも知れませんね。

小林聡美は世間の常識(それが本当に絶対的に正しいのか?)からかけ離れた世界に苛立ちを感じるのだが…向かったもう一軒の宿泊施設は…私見だが、そっちの方が気持ちが良いって人の方が世間には多いと思うぞ。
農作業をしたい人が多いなどと言っておるのではなく、やる事(=正しい事)を誰かに決められた世界(=宗教的)だからである。

ともあれイセエビの丸かぶりは贅沢ですね。

僕は中華台北版?「MEGANE 樂活倶樂部」を観たのですが、まぁ特典ディスクも無いんだけど、ジャケットに書いてあるキャスト紹介が何か面白いので以下に。

<與光同行> 清新優雅女優 −小林聰美
<Always幸福的三丁目>實力派女優 −樽真佐子
<關於愛> 日本奥斯?新生代影帝−加瀬亮
<夢十夜> 可愛美眉 −市川實日子
<20世紀少年> 性格男優 −光石研

* 上記、日本奥斯?って「?」は「上」冠に「下」〜樽は“缶”辺、尊も上がソでなくハ〜且つ福の辺も示。

投稿者:Swamp Boss投稿日:2010-04-13 20:14:26
前作「かもめ食堂」がけっこう好きだったので、
期待して観たら・・う〜む何だろこれは。

「たそがれ」の押し付けはなかなかムカっとくるね。
メルシー体操てのもなあ。
全体に何もなさそうで押し付けだけがそこそこあって。
俺はあまり馴染みたくないね。
ちょっとヤバい香り。

これからみると「かもめ食堂」ってけっこうドラマチックだったんだなあ
なんて思えてくる。

「金返せ」なんて言ってみたりして。
(WOWOWで観たんだけど)
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-09 12:52:10
映画を見ることがまさか休暇になるなんて
 それは映画「めがね」の機能の一つ
そしてもう一方は食欲喚起
http://mototencho.web.fc2.com/2007/megane.html
投稿者:scissors投稿日:2010-02-02 06:22:17
懐古趣味かつ妙に小奇麗でやたら都合のいいこの世界、私にとってはとても胡散臭い。
こういうのを素直に受け入れられる人って、宗教にも嵌りやすいんじゃないかな。
それが良いことか悪いことかは別として。
投稿者:幸村和投稿日:2010-01-13 23:22:38
前作「かもめ食堂」と同じ癒し路線を狙ったんでしょうけどねぇ。なんででしょうかねぇ。こちらはただ退屈なだけの作品になってしまっていますね。もたいまさこの使い方もいい加減マンネリだし、役者として彼女もああいう怪しい役ばっかし厭じゃないのかな。なんか人間じゃないみたい。

「かもめ食堂」では料理とそれを求めて訪れる人々を中心に繰り広げられる人とのつながりが温かく描かれ、その繋がりが外の世界へと広がってそれがなんとも心地よかったのですが、今回はそれとは全く似て非なる感じがします。人間関係に広がりがないし、むしろ登場人物たちだけで世界が閉じてしまっている感じ。
更にこれまた前作ではたとえばトンカツをサクサク切る音、キャベツを刻む音、温かそうな湯気のたつ様子、そんなシーンから美味しそうな匂いさえ立ち上るような気配がして作品に温度を感じていたのですが、この作品はこれまたその逆で、なんとも色々な「におい」や温度が全く消えているような気がします。食卓を囲む風景もサッパリしていてテーブルの上に何が載っていたのか記憶に残っていません。
そして私が一番「におい」や温度が消えていると感じたところはサクラさん(もたいまさこ)のかき氷屋さん。かき氷が美味しい季節ならもっとみんなドロドロに汗をかいてかき氷に飛びつきそうですがそんなギラギラした人ゼロ。海で泳いでいる人もゼロ。かき氷食べて「頭いて〜」とか「食べたらさぶなったわー」とか言うような人もゼロ。かき氷ってそれ自体がおいしいというよりそれを食べるシチュエーションが食欲をそそる部分大だと思うのだが、そういうのが欠落したこのかき氷風景で食べたくなるか?かき氷。私はならんなー。
そして、見た目には暑くもなく寒くもなさそうな気候のなか、みんなが誰も泳いでいない海を眺めながら淡々とかき氷を食べてます。なんかちょっと薄気味悪い。そして極めつけはそこから「お金」といった生臭いものを一切排除してしまっています。ここまで浮世離れしていると私には妙に作り物めいた世界に映ってこんな人間の血肉が通った感じのしない世界にまったく魅力を感じませんでした。とにかく退屈、その一言に尽きます。
と思っていたら「あの世説」もでているようですね。なるほどそれも説得力があります。ただ、よしんば「あの世説」が正しかったとしてもこの作品が退屈であることには変わりありません。

洋の東西を問わず地獄絵図は芸術家のイマジネーションが炸裂するテーマらしくとってもおもしろい絵(ヒエロニムス・ボッシュやブリューゲルなど)がいっぱいあるのに比べ、おしなべて天国のイメージはみんな貧困。それは地獄というのが具体的なのに比べ、幸せというのがあまりに抽象的だからかもしれません。そしてそんな天国絵を見た人がみんな幸せな気持ちになれるかというと必ずしもそうではなく、やっぱり絵として退屈だと感じる人が多いのは地獄絵との人気や知名度の差からもわかるとおりです。
もしかしたら荻上直子は浮き世を忘れる桃源郷が描きたかったのかもしれませんが、思わずそんな絵画で描かれる天国世界に抱くのと同じ印象をこの作品から感じました。そして、やっぱり影があるから光が美しいんだなあと当たり前で皮肉なことも。私の印象にすぎませんが。
投稿者:tomtom94投稿日:2009-11-09 08:00:06
「かもめ食堂」が気に入っているので少し期待しましたが、ダメですねこれは。ヒットした前作から1年足らず。プレッシャーの中で無理して作ったのでしょう。淡々としながらしっかりとストーリーが展開し、得体が知れないのになぜかリアリティのある登場人物が魅力的だった前作と比べると、今回は「たそがれる」という思想(と言っても要はのんびりするだけ)の押しつけが嫌みで、キャラにも血が通っていません。(中でもハルナ先生ですか、彼女の不快な物言いは何でしょう)ただ、与論島の景色はとても美しく、たまに画面の端っこにいる犬も可愛いです。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-11-02 19:48:19
映画史に残る作品でもなんでもないが、監督の野心はビンビン感じる不思議なファンタジー映画。『かもめ食堂』ほど纏まってはいないけど、スローテンポな雰囲気が心地よい。もたいまさこの不気味な存在感は秀逸。
投稿者:Albali投稿日:2009-09-01 14:05:53
【ネタバレ注意】

 ゆったりして何も起こらないように見えながら、常に大切なニュアンスで満たされている濃密な映画ですね。このニュアンスに対する感受性は人それぞれだろうから、感じ取れなければ「つまらない映画」になってしまう。感じ取れれば、その意味の深さに共感し癒される。観る人を選んでしまう映画かもしれないと思いました。
 人の生き方を考えるときに「自己実現」という目標は聞こえがいいけれど、それが実は目標ではなく、ただ結果としてしか得られないものであることに気づかなければ、自分自身を追い詰め苦しむことになってしまう。まずは、自分が自分であることを考えなければ…というあたりがテーマかな…と思いました。
 教育の現場は、「自己実現」を強調する場所だし、成果を求め続ける場です。自分が自分らしく生きれない息苦しさを感じてしまう。ハルナが見せる揺れは、このことをめぐる自己矛盾、葛藤からくるものなのでしょうね。「スロー」でありながら「自己実現」を目指す現場で仕事をしている、そのことからくる辛さ、居心地の悪さ…だから「ハマダ」に癒されに来るのでは?
 そもそも「ハマダ」は「ねばならない」の世界から解放された場所。利益や目的を追求するわけではなく、自分らしさを守る場として描かれている。
 タエコも「先生」と呼ばれているので、おそらく大学か何かの先生なのでしょう。今の世の中、どこにいっても業績で評価される忙しさがある。その中で自分らしさを失いそうになる。すべてのことから解放されて、自分を取り戻したいという気持ちで、携帯の通じないところに旅に出たのでしょう。でも、忙しく何かを求め続ける生き方が染み付いているタエコは、自分が求めているはずのものに没入していくことがなかなかできない。「たそがれる」ことができない。タエコも自己矛盾を抱えている存在なんだと思います。
 こうして考えると、さりげないエピソードや台詞が、すべてつながってきます。よく練られている映画だと思いました。

投稿者:いんけつ投稿日:2009-02-22 18:45:58
君は「何もないし、何も感じない。」と言う割には吐き気を感じてるんだね。
それに、「フィルムを焼いた分、後悔するのではないでしょうか?映画はファッションだと思っておる人間だけ、観に行けばいいのではないでしょうか?」と感じているとある。書き込みに矛盾がある。自分の気に入らなければ酷評するのはどうなんだ?そんなことじゃぁ企業戦士はおろかHNから推察できる”にちゃんねらー”だと思われるぞ。小さい人間だなぁ。
投稿者:gosto de cinemas投稿日:2008-10-09 00:36:36
前作も楽しく観た。「何も起こらない」と聞いていたから、色々、起こるじゃんと思った。ドラマを起こしている、と思った。『めがね』は、起こしていない、起こっていると感じた。まぁ、監督の意図としては、「起こしてる」わけだけれど。
前作で小林聡美が演じた役は、来歴を一切語らないが、現在が意志の途上にある事、そして強烈な意志の始まりがどこかにあるだろう事を、想像させる。頑として譲らない、譲れないものを芯に持つがゆえの強さ、優しさ、しなやかさを体現する役。それは『めがね』に登場する奇妙な面々にも通じるのだが、、彼らの「生き方」の選択を促した「何か」を、想定しない事には、やはりこの映画の世界を「あらまほしきもの」と感じる事はできないだろう。現代社会のしくみが個々の人格に及ぼす様々なマイナスな影響、その結実としての事件に刮目して対峙したとき、恐らく何らかの「生き延びる道」を、具体的な形を、掴まないわけに行かなくなる。その一つのあり方がこの映画に出てくる人々の行動になって来る。「癒し」を感じさせるとすれば、それは人間を疎外する現実への「対抗」は人間の受容という方途をとらざるを得ないという、単純な事実からだろう。そして役者は見事に人物たちを体現してみせた。
繰り返せば、「何もしない」「何も起こらない」ではなく、人物たちは意志を根底にもち「対抗」というアクションを繰り出している。人為をそぎ落として現われる「美」やわびさびとは異なる、活力の一つの形だ。
・・と説明すればそうなるが、とにかく心地よく、リアルで、わくわくした。
投稿者:IM投稿日:2008-04-14 00:43:11
現代の都会人から見れば恐るべき異次元クォリティ

監督の荻上直子の作品は『バーバー吉野』『かもめ食堂』とこれで3作目なんだけどこの監督の絵作りは今回の『めがね』が一番ピッタリきていた。

ユルい空間に憧れる人はいいがそうでない人にはタイクツ極まりない映画なのだろう、あちこちを見ても批判的なコメントが目に付いた。
この映画、脚本を理解しようと思ってもそれは出来ないだろう。とにかくこのユルい空間に身を投げてみよう。
「どーでもいいか」
と、思えてくる。

うん、波長が合う人には良作だと思うよ。


あんな所にあんなかき氷屋さんがあれば私は躊躇なく腕時計を差し出すだろう。
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-04-07 21:00:40
【ネタバレ注意】

荻上直子監督の映画『めがね』(07年)は、「癒やされる」と特に女性の間で話題になったという。
しかし私は、とてつもなく内に籠もった作品だなという印象を強く持った。
タエコ(小林聡美)は、どことも知れない南の島の空港に降り立つ。彼女は、目的もなく「携帯電話が通じない場所」ということで、ユウジ(光石研)が主人の「ハマダ」に逗留する。
「迷ったでしょう?」と尋ねるユウジに「いえ」と答えると、ユウジは「迷わなかったお客さんは3年ぶりだ」という。
ハマダに辿りつくとき、多くの人が迷うのだという。
タエコが到着する直前、空港にはサクラ(もたいまさこ)が先に降り立つ。
ユウジもハルナも「来た」と彼女の到来を感受する。

ここに描かれている舞台は「南の島」などではない。「あの世」だ、というのが私の解釈だ。
そもそも宿が二軒しかない島に空港があるとは考えられない。空港に名前はなく、島の名前も明らかにされない。車のナンバープレートにも地名はない。
すなわち、この島は「nowhere」−どこにも存在しない場所なのだ。
そう考えると全ては辻褄があう。
ユウジやハルナもあの世の妖怪の類だと考えれば腑に落ちる。ユウジはどこか蛙っぽく見えてきて、ハルナはネコ娘っぽく見えてくる。サクラ婆は、現世と来世を行き来できる能力をもった妖怪か。
だからこの島の住人は過去を持たないし、詮索もしない。
サクラは毎朝タエコの枕元で「朝です。きょうもいい天気です」と繰り返す。
そう、この島では毎日がいい天気なのだ。時間の経過もなく過去もすべて捨て去られている。
タエコが路上に捨てたスーツケースは、彼女の現世での煩悩や人生そのものと考えることが出来る。空港に向かうときに道に迷うのも、あの世だからだと考えれば当然のように思える。
もう一軒ある宿では、農作業が課せられる。ある種の地獄のようなものだ。あの世でも働かされるのはゴメンだとタエコは逃げ出す(意識しているかどうかは別として)。
一方、ハルナは生物の教師だというが、生徒らしき人影は全く見当たらない。当然だ。生徒などあの世の学校にはいない。
突然登場するヨモギ(加瀬亮)は死線上を行き来する存在か。「飽きるまでいる」といっていたのに、突然退場するのも蘇生したからだと考えれば理解しやすい。
食べ物がすべて都会風なのも頷ける。タエコの親しんだ食べ物しか出て来ることはないのだ。だから南の島らしい食べ物は一切登場しない。

以上、とてつもない妄想に基づく個人的解釈「『めがね』=『あの世』論でした。
何だか突然この作品が「コワーい映画」に思えてきた(苦笑)。

投稿者:かっこう投稿日:2007-11-04 19:08:42
何も起きない。人間関係など、気になる設定はいくつかあるものの、何か説明されるわけでもない。ただ登場人物たちが出会って、ただたそがれるだけ。なのに何でかなんだか面白い。登場人物たちはひたすらのんびりと過ごす(生活は大丈夫なんだろうか?とは思うが)。唯一ハルナのみが、実はあまりたそがれるのが得意でなく、タエコが次第に溶け込んでいくに従って、少々苛立っていくようにも感じられた。考えすぎか?でも、それくらいの波乱はあった方が面白いと思う。僕には無理だな。観光地もない所に1日すらいられない。だからこそ、そこにいる才能がいるわけだ。
投稿者:リEガン投稿日:2007-10-02 14:00:57
バラちらし、がめ煮、バナナ、焼き鮭、味噌汁、梅干し、バーベキュー、目玉焼き、伊勢海老のボイル、そしてあずきのかき氷。前作「かもめ食堂」以上に食欲を刺激する一本。お腹が減った。白い砂浜でこんな海を見ながらそよぐ風を感じていると、確かに頭の中は空っぽになって静かな居心地の良さに浸ってしまうだろう。それでも『たそがれる』とは違う気がするけどね。いい人ばかりでも宗教っぽい匂いを禁じえなかったのは、わたしだけ?
投稿者:Longisland投稿日:2007-09-27 01:32:00
【ネタバレ注意】

女性を主人公に不可思議な世界をテンポ悪く(失礼)反復を多用して描く…萩上監督の芸風健在、つうか本作はその究極? 
作品中誰一人感情をむき出しにすることなく、何も起こらない。前半『たそがれる』世界に混入してしまった主人公が反発してゆく姿に、今までの萩上監督作品に無い展開かと期待したものの、あっさり取り込まれ『たそがれ』ちゃう…う〜んそんなもんか? あんまり説明を省きすぎたためか、加瀬亮のドイツ語?詩の朗読、メルシー体操、なんか不気味な感じがしたぞ。

公開初週水曜日のシネセは満員! みんな『たそがれる』ことが出来たのでしょうか?

投稿者:あぼん投稿日:2007-09-25 14:12:29
『かもめ食堂』も何であれだけ騒がれたのか理解が出来ない。
今回の作品も友人がどうしても観たいという事で行きましたが、何もないし、何も感じない。ましてや、スローライフを楽しめるのは写真の中だけという事で、現代の人間は、こんな下らない写真に金を出すのだろうが、某映画評論家もテレビで声を大にして言っておられたが、狙い過ぎで鼻につきまくりで、吐き気さえ覚える。あのコマーシャルからして何様!(怒)という感じのテイスト。写真を宣伝した会社が、柳の下の何とやらを狙ったのだろうが、スタートの館数から鑑みても先ず『かもめ〜』程ヒットはしないでしょう。フィルムを焼いた分、後悔するのではないでしょうか?映画はファッションだと思っておる人間だけ、観に行けばいいのではないでしょうか?企業戦士の私にとっては全く異文化、理解不能、な作品でした。
投稿者:hanya投稿日:2007-09-22 03:38:24
晴天の空、美しい海、そよぐ風、おいしい食べ物。そして変な体操。
ほかにはなんにもない。ストーリーもない。
時間をもてあましてしまう人には、楽しむことはとても無理。
淡々と、時々ふふっと笑い、なんだか心地よく過ぎてゆく時間。
もたいさんが三輪車でお迎えにきてくれるところが好きでした。
【ソフト】
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