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人のセックスを笑うな(2007)

メディア映画
上映時間137分
製作国日本
公開情報劇場公開(東京テアトル)
初公開年月2008/01/19
ジャンルロマンス
恋におちる。世界がかわる。
19歳のボクと39歳のユリのいかれた冬の物語。
人のセックスを笑うな [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,212
価格:¥ 3,086
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 Photos

【クレジット】
監督:井口奈己
製作:河合洋
松下晴彦
廣瀬敏雄
プロデューサー:永田芳弘
西ヶ谷寿一
原作:山崎ナオコーラ
『人のセックスを笑うな』(河出書房新社刊)
脚本:本調有香
井口奈己
撮影:鈴木昭彦
美術:安宅紀史
美術監督:木村威夫
衣装:橋本庸子
編集:井口奈己
増原譲子
海野敦
音楽:HAKASE-SUN
エンディングテー
マ:
MariMari
『MY LIFE』
照明:山本浩資
録音:高田伸也
助監督:李潤午
出演:永作博美ユリ
松山ケンイチみるめ
蒼井優えんちゃん
忍成修吾堂本
市川実和子生徒
藤田陽子画家
MariMari画家
あがた森魚猪熊さん
温水洋一山田先生
桂春團治じいちゃん
木下実香
佐藤ただすけ
饗場詩野
中谷竜
井上千里
高瀬尚也
白珠イチゴ
ニューマリオネット
【解説】
 第41回文藝賞受賞、第132回芥川賞候補作となった山崎ナオコーラのデビュー作を永作博美、松山ケンイチ主演で映画化した恋愛ストーリー。奔放な年上の既婚女性と恋に落ちた結果、振り回されてしまう青年を巡る切なくも瑞々しい恋愛模様を綴る。共演は蒼井優と忍成修吾。監督は「犬猫」の井口奈己。
 19歳の磯貝みるめが通う地元の美術学校に、新任としてやって来た非常勤講師、猪熊ユリ。彼女の教室を足繁く通うようになったみるめだったが、ある日、彼女から絵のモデルを頼まれ、訪れたアトリエで2人は関係を持ってしまう。以来、すっかりユリに夢中のみるめ。一方、彼に秘かな恋心を抱いていた同級生の女の子えんちゃんは、親しくするみるめとユリの姿を目撃して大きなショックを受けてしまう。そんな矢先、ひょんなことからみるめはユリが結婚していることを知る。愕然とし、ユリとの関係を終わりにしようと固く誓うみるめだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
948 5.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:Lionsboy投稿日:2015-11-25 11:40:28
「笑うな」というタイトルだが、面白くもおかしくもなく、全然笑えない。内容空疎で、しかも2時間を超える長尺。俳句的感覚を楽しむようなものなのだが、俳句を故意に長編小説並に引き延ばしているような印象。もっと短時間なら我慢できるが、この長さでは早く終わってくれと祈るばかり。作者の自己満足に終わっている。
投稿者:uptail投稿日:2009-10-04 19:12:25
永作博美
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-08-22 12:23:34
【ネタバレ注意】

見るたび「スネ子女優」とでも命名したい蒼井優の、ここでもやはり、邪悪な表情を尻目に、20年にひとり級のダントツ「童顔女優」永作博美、同じく童顔ながら、名づけて「ゴールデンレトリバー男優」松山ケンイチが、子供たちのように絡み合う、いや、小っちゃなオバさんが行儀の良い大型犬を可愛がるようにしているだけの芝居で一本成立してしまっている、顔面アップの少ない、形式美に貫かれたデキの良い映画だ。みずみずしい!

うまい酒をちびちび嘗めているような137分間を、ふつう「退屈」とは呼ばないし、呼ぶべきでもない。時間そのものの「味」だが、それを感じさせるし、これは誰にでもできる技ではないのである。
(ただし、「あと3分あるな……」と安心していたら不意に終わってしまったのが、残念ではあった。終わり方がヘタか?「乙女ちっく」過ぎる気はしたが……)

めぼしいところを挙げれば、たとえば65分頃、みるめ(松山)が、あっけらかんとしたユリ(永作)の口から既婚であることを知らされるシーン。演技困難と思われる彼の顔面は映さず、20秒ほど硬直した半身の後姿で代替してみせる、これが井口監督の作法というべきか、随所で演技よりも時間そのものに語らせるほうを選びとる慎み深さがある。
また、画面奥まで伸びる廊下なり道路なりを、向こうのほうまで小さく消えていく役者たち、この構図は何度も反復されるのだから、せめて一度くらい、その回数を、またその周期を、“秒刻み”で計測してみるのも興趣をそそるはずだ(誰かやれば?誰もやらないって。やれよ!!)。

ネット上では、どうもストーリーの“他愛の無さ”に苛立ちを覚えたらしい酷評が多いようだが、断じで駄作ではない。どう転んでも7点は下らない佳作とみた。

追記:気になったので、最初の30分ほどを見直したかぎりでは、「画面奥へと人が消える」シーンないし構図の周期的な採用ぶり(2,6,10,15,20,25分頃、つまり4〜5分おき)が確認された。俺のいうことは正しいので、ヒマなら追試験してみれば好い。

余談ながら、次の童顔女優は、べつに好きではないのだが、宮崎あおいなのかもしれない。たとえばAKB48に、ただの1人も「一生童顔」を誇れそうな人材が見当たらないことからしても、その稀有な事態を認識するのは難しくはない。

投稿者:ヘナチョコ投稿日:2009-01-15 00:36:32
なんか大学映画研究会が8mm映画を撮っているような感じ。
やたらだらだらとしたカットが延々とつづく。
なんか意味があってやってるんだろうけど、
映画の撮影技法とか演出に興味のないひとがみるには苦痛だ。

投稿者:ghost-fox投稿日:2008-12-14 21:49:38
妙に可笑しい場面もあるが、いかんせん冗長
投稿者:aaf投稿日:2008-10-03 21:09:45
ただひたすら退屈でした。

137分は拷問ですね。やたらに多用される長回しのシーン
役者さんは大変でしょうけど見ているこちらはなんの意味が
あるのかさっぱりわからん。
じーっと同じシーンを見せられて苦痛です。
(それも1回や2回じゃありません。とにかく多用してます。)

ストーリって言うか起承転結もまったくなくて
ここの粗筋に書いてあるのがすべてです。

オチもなくただ滑っただけのお話。お笑い芸人なら観客から
袋だたきでしょうね。


テーマは、何ですかね?学生が人妻に不倫してダラダラ
と生活している日常をリアルに描く。
こんなもん映画で見せられてもねぇ。その辺に沢山転がっているし
笑えるところも泣くところもなし。現実はそんなに笑いや泣きはないと言う
ことなんでしょうか?だけど題名に「笑うな」って書いているのに
笑えるとこがないなんて・・・・詐欺じゃん。

でもここ見ると評価されている人も多いのですね。こんな映画にも需要があるんだ。
ま、娯楽を求めて見る映画じゃないです。137分は余りに長いですから
そういう人はほかの映画をみましょう。私にとっては時間の無駄でした。
投稿者:YATA投稿日:2008-03-05 22:00:50
つまんねーえーがだなや・・・ねむぐなっただや、きしょうてんけつってもんがねーだ。えーがっちゅうのはキャラクターに色があってのモンだ、ヒマこいたがくせいのつまんね日常かいてだからなんだっちゅーだよ、ケンぼーな、もすこしましなえーがにでれ、むずかしことよりそれかんげーれ(ひとのかかとりゃいそがしもんだときたもんだハ〜コリャコリャだ)よぐわがらん
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-02-13 22:06:41
【ネタバレ注意】

井口奈己監督作品は『犬猫』は未見なのでこれが初体験。
カメラを固定し、台詞を離れて役者に自由に演技を膨らませるという手法は、時折みられるが(諏訪敦彦監督の仏映画が典型…その歴史については浅学故不知。誰か教えて!)、作品として成功させるには演技者と的確な演出とが不可欠だ。
この作品同様永作博美が出演した石川寛監督『好きだ、』(05年)も同じ手法を用いていたが、ストーリーや演出が手法に追いつけず失敗作に終わっていた(…と思う。個人的な感想)。
それに比べると、この作品は相当に完成度が高い。
固定カメラの画の切り取り方、そこでの芝居の持っていき方が的確。何よりも永作博美、松山ケンイチがそれぞれ役になりきって見せる仕種や言葉が実にいい。そこに蒼井優、忍成修吾がそれぞれ加わり、実力派の若手がのびのびと等身大の美大生を演じてみせる。

年上の小悪魔的女性に翻弄される「みるめ」(松山ケンイチ)の戸惑い、葛藤が、あの年代の男の子っぽくて好感。
振り回す側の永作博美演じる「ユリ」も、「いるいる、こんな女」と思わせる。「寒いね〜、寒いな、寒い寒い、あー寒い」と可愛く連発する女に、男は苦笑して毛布から出てストーブをつける…。かつてつき合った女性にこんなタイプがいたな、と私はちょっと遠い目(苦笑)。
ちょっとワガママで何を考えているのかわからないから、逆に気になって仕方がない。でも憎めないし離れられない「ネコ」的な女性。うーん。

「えんちゃん」の蒼井優、「堂本」役の忍成も自然体。蒼井優は『ハチミツとクローバー』(06年・高田雅浩監督)に続き、2度目の美大生(笑)。前回は「中学生か?!」と錯覚させるようなつたない演出(蒼井優に責任はない)だったが、本作品ではいかにも実在しそうな等身大の美大生を好演。
20代初めの初々しさと激しさ、一途さが見事に描かれた青春の秀作だと思う。

冒頭など数ヶ所で黄色い風船(黄色い風船オブジェも登場する)が画面に出てくるが、ちょっとしたこだわり?遊び心、かな?

またまた「はこまる」さん「Longisland」さんの絶賛の声に押され拝見できた。多謝。

投稿者:ミリアム投稿日:2008-01-31 17:06:19
ただもう、素晴らしいとしか言いようがない。
息をつめるようなロング・ショットを介して、心の襞をやさしく慰撫するように繊細にとらえられている男女の感情。
相米慎二が生きていたら、さぞかし悔しがったに違いない。
投稿者:Longisland投稿日:2008-01-25 00:28:40
前作『犬猫』同様本作品中のカメラはほとんど動かない、人物に寄って行かない、登場人物達の行動はその固定されたフレームから平気ではみ出てゆく。室内のシーンではほとんどが逆光、照度が低い映像は演者の表情読み取りにくく、明らかに意識された長廻しは観客に緊張を強いる・・・まるで自主映画のよう。ここでいう自主映画って出来の悪い映画のことではない(映画の出来からすれば本作は傑作)一般商業映画の持つ雰囲気を有していない、作家性が前面に出ているという意味。
作品全編を通じて多用されるセミロングからの視点は登場人物の行動を、生き様を冷静に見つめているかのよう。原作と違うキャラクター設定、原作と異なる舞台も原作の持つ人を愛することの切ない雰囲気を感じる巧みさ。映像作家が原作小説のの肝を生かし自分の世界観を映画という媒体で表現する正にお手本というべき完成度。
実質監督第一作の『犬猫』で映画監督が選出する日本映画監督協会新人賞受賞、映画業界人が選ぶ日本プロフェッショナル大賞の新人賞した井口監督。 前作に比べ恵まれているだろう制作環境、この豪華な俳優陣を使い、かなりのバジェット(多分)にも係わらず、自分の作風を維持し凡庸安易な劇映画を撮らなかったのは映像作家として立派。『はこまる』さんも指摘されているがこの才能は凄い!。と同時に、お洒落なラブコメと期待してみると期待はずれかも(苦笑 
こんなシネフィル向けな作風の本作が興業的に成功するとは思えんが、キャストのせいか、宣伝のせいか、公開館を絞ったせいか、はたまたテアトル全面支援(井口監督は新宿テアトルバイト出身)のせいか・・・公開初週末シネセはレイト含め全回満員!私が観た公開初週水曜日のシネセは全回満員。急遽プリント増産、公開劇場拡大?ってのは凄い。

原作小説と唯一同様なラストの『会えなければ終わるなんて、そんなもんじゃないだろう』に激しく心揺さぶられた。

マジ凄い作品、日本映画の力強さ、井口監督の才能の素晴らしさを痛感した作品。

追記 09.01.05
08年邦画 マイベスト2
因みに 接吻・くるりのこと・本作 甲乙つけがたい傑作
通年なら文句無くベスト1 
投稿者:はこまる投稿日:2008-01-22 22:25:35
『犬猫』(04年)同様にフレーム・イン、フレーム・アウト。そして人物達は常にスクリーンの向こう側に走り去って行きます。猫ちゃんショットもちゃんとあります。

おそらく、本作をこれからご覧になろうと思われている方は、そのキャストと前途有望な女性監督の作品、こ洒落たタイトルからライトなラブコメディと予想されてるかもしれませんが、それはとんでもない間違いですからご注意を。
くれぐれも予告や宣伝のポップなイメージに惑わされないでください。そう、溝口健二が撮ったラブコメディだと思って観るようにしてください。あなた方が今まで観たことがないであろう純粋な日本映画です。

それにしても、何故、これだけありきたりの内容をただカメラに映しているだけに見える本作の世界が濃厚な映画の香りを放ち、シーンが変わるごとに驚きを隠せないくらい瑞々しく展開してゆくのでしょうか。
サイレント映画を思わせる固定されたフレームの中での人物の出入りは、その誕生以来100年以上経っても今なお映画が何一つ変わっていないことの証であり、死の予感と呪縛に苛まれながら現在も映画と格闘している人々に対するある種の啓示と言えるのかもしれません。

良しにつけ悪しきにつけ、現代の映画作家たちがアメリカ映画の存在を無視することなどできようはずもないのに、ここでの井口奈己は実に軽々と最初からその様な物は存在しないかのような作品をあっけらかんと作り上げています。これはもう一種の脅威。ちょっと世界的に見てもかなり珍しいんではないでしょうか。それに、これだけ重量級の腰の強さを持ちながら、観終わった後の印象はライターに灯った炎が象徴するように不思議と軽く浮遊感さえ漂う。

私なんかは、映画が始まってしばらくした大学喫煙所のシーンで、ヒロインがスッと(赤いコートを着て)左から画面にフレーム・インしてくるところから声を上げそうになるくらい圧倒され、後はひたすら揺るぎなき井口監督の強靭なキャメラアイにホラー映画を観ているかのような戦慄さえ覚えました。
『犬猫』ではフレームへのこだわりがユーモアに転換していましたが(猫、画面右からフレーム・イン→ペロペロ→左へフレーム・アウト)今回は主人公が男性であるため、そこに対象への眼差しの凄みが加わっています。
そしてアクションです。ことが終わった後、「みるめ」の頭上で股を広げてはしゃぐヒロイン。ホテルの一室で女心を全身に表す「えんちゃん」。そして、堂本に唇を奪われた後の照れくさそうな彼女のしぐさ(惚れた)。
映画におけるアクションとは何か?。登場人物たちの伸びやかなアクションが、ここでは感情そのものとして爆発しています。
そして、マツケン扮する主人公「みるめ」を巡る描写には母性的な優しさと憐れみが溢れており、個人的には奔放なヒロインよりやはりこちらの方に魅力を感じました。

映画の冒頭。ヒロインの前を通り過ぎて行く自動車の長回しや、アトリエで二人の間に起立する一本の柱。また、ダンボールの会話から連想される二人の性的な力関係や、リアリティ溢れる性愛前後の子供みたいなやりとりを見ても分かるように、最初から恋愛関係なんかは描いていない訳ですから、観ていて男の私としては非常に複雑な心境になりました。もうやられっぱなしという感じです。そして、そこに嫌な印象が存在していないのが監督の個性であり、やはり描写の力なのでしょう。美術監督は木村威夫さんです。

井口監督は『犬猫』の後にホラー映画を撮ろうかと思われたらしいですが、男の私にとっては十分本作はホラーでした。たぶん、故淀川長治さんがもし本作をご覧になられたら、ニコニコしながら「あんたよくこんなコワい映画撮ったねぇ」とお喜びになったのではないでしょうか。
その在り方、スタイル。どれをとってもオリジナリティ溢れる誠に厳密な日本映画だと思います。こういった才能がフツーに現れるのは日本映画の歴史がそうさせるとしか言えません。まったく恐れ入りました。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第5位
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