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生きる(2007)

メディアTVM
放映日2007/09/09
放映時間21:00〜
放映曜日日曜日
放映局テレビ朝日/朝日放送
上映時間100分
製作国日本
ジャンルドラマ
黒澤 明 ドラマスペシャル 生きる [DVD]
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【関連作品】
生きる(1952)オリジナル映画版
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-11-22 22:16:58
名作のリメイクは何をどうやったってケチをつけられてしまうからちょっと気の毒。ましてや映画ファンにつかまっちゃあ形無し。いってみれば無謀な賭けなわけだが、私は敢えてそんな無謀な賭けに挑んだ心意気を買いたい。
黒澤のオリジナルを観たことも聞いたこともない若い視聴者が増えている中で、オリジナルをできるだけ忠実にリメイクしたこの作品は何ものをも伝えられていないだろうか。もちろんオリジナルと比較できる出来とは到底言い難いが、それでも「生きる」意味を問うたメッセージ性はそこにあったと思う。

松本幸四郎は確かに整いすぎていて、志村喬の存在感には遠く及ばない。しかし彼なりの無表情さ、息子への絶望感はそれなりに表現されていたように思う。
映画、とりわけ名作と呼ばれるものは時代性をまとうものだ。オリジナルはもちろん1952年という制作年を背負っている。このリメイク作品が、2007年という時代性を必ずしもまといきれていない点が難といえば難だが、オリジナルの普遍性の片鱗は窺うことが出来たと思う。
TVドラマのレベルが低下する一方の昨今、リメイクに頼らざるを得ない現場の貧困はともかく、こうした作品を構築しなおそうとする姿勢を私は評価したいと考える。
投稿者:つぼちん投稿日:2007-11-01 13:01:45
ゴンドラの唄で有名な「生きる」のリメイク。
今回は松本幸四郎が歌っていますが、志村喬の枯れた味わいはありません。
ラストは疑問。
投稿者:ぺん投稿日:2007-09-19 00:05:13
名作のリメイクなどは、そのファンに喧嘩売ってるようなもんだから、製作者
も辛いところよのぉ。ま、元映画のファンとしては、買って(鑑賞)おかねば(笑)。
元映画に強い思い入れがあるので、平常心で観られないのが、こちら側の最大
の弱み。どんな感想を挙げても「かなり偏った見方をしたな」と思われてしま
う(汗)。ま、本作は、やっぱり物足りないのだが…(汗)。物足りないことが、
本作そのもの感想なのか、元映画との比較しての感想なのかが自分でも良く
判らなくなる。
で、上記のように思うのは、脚本に対して忠実に製作されていること。元映画
の熱烈なファンが怒り狂うような新解釈とか排除されているのが、難い所。
サイコのリメイクのように卑屈なまで一致させる訳でも無く、そこそろ現代
風にアレンジしてるのだが、その辺はウマい。ただ、TVの枠ってことで、美術
やセット等までは、自由自在にならない模様で、例えば「ハッピーバースデ
イ」の歌のシーンが、残念なまでに悲惨な状況になってる。できる限りの範囲
で、元映画を丁寧にリメイクできてるってことで、5点。点が低いのは、僕の
元映画への思い入れによる偏り(笑)。
投稿者:tanukun投稿日:2007-09-17 18:24:56
私は、黒澤映画なかんずく志村喬の、そして「生きる」のフリークである。
映画は名画座に10回以上は足を運んだ。ビデオ時代が到来し、VHS→LD→DVDと代わる代わる購入、その鑑賞回数は恐らく100回を越えていると思う。
そのため、脚本をそらんじている部分も少なくなく、今回の松本幸四郎のドラマは「どう出るか?」と、大変楽しみにして観させてもらった。

結論はタイトルの通りである。まさか、ここまで忠実に再現するとは想像もしていなかった!これが本音。

違っていたのは、
1:テーマ曲とも言うべき「ゴンドラの唄」を避けた。
2:渡辺の兄の設定を省いている。
3:不器用な筈の渡辺が手品をする。(大切な息子の回想シーンの代わりに、手品をしてみせるシーンがある)
4:市民が役所で苦情のたらい回しにされる場面に消防署が含まれていない。これは“問題の場所”の設定が“水溜り”から“不法投棄場所”(いかにも現代的でよい)に変えられていることからきていると思われる。
5:トレードマークの帽子がマフラーになっている。
6:小田切が渡辺の自宅に上がっていない。また、渡辺とデートした時に課員のあだ名を披露していない。
7:渡辺の葬儀に複数の「ブン屋」が車で押しかけ、玄関先で助役を揶揄する場面を模倣しなかった。
ほぼこの七点が映画と大きく違う点である。(もちろん治癒率が大幅に改善された胃ガンを、すい臓に変えた等の時代背景的な事象は除く)

肝心な感想だが、観ていてとても不思議な感覚に包まれた。何かが違うのである。ドラマそのものは良く出来ている。むしろ昭和20年代を平成の世に移し変えた出来栄えとしては特筆に価するかもしれない。
では、この不思議な違和感は何か。観終わってしばし考え、辿りついたのが配役である。
一人ずつ検証する必要は無いが、数名は比較検証しておかなければならない。松本幸四郎は志村喬よりもあまりにも美男子すぎた。平凡な公僕という設定に朴訥な志村が似合っていたしドラマのベース(平凡)に即していた。松本は少なくとも「平凡」を演じる役者には似つかわしくない。岸部一徳は中村伸郎を越えられないまでも健闘した。深田恭子は小田切みき(“チャコちゃん”四方晴美の母)とは比較できない。深田の演技云々ではなく(演技だけなら深田の方が巧い)、小田切のあの爆発的明るさ、まだ「戦後」だった暗い社会そのものも明るくしてしまうかの如き明るさは、恐らく誰にも「再現」することはできまい。志村の「平凡」同様、彼女の「希望」も黒澤の脚本の根底にあった要素の一つである(その小田切も昨年77歳で他界した)。渡辺いっけいは左卜全に挑戦したが、これは比較にならない。渡辺いっけいも古性派であるが、名台詞「助役とはっきり言え!」(「どうせおれぁ定時制しか出てないし・・・」は省かれている)の部分で既に軍配は左に挙がっている。他にも宮口精二、加東大介、三好栄子、菅井きん、藤原釜足、山田巳之助、田中春男、千秋実、渡辺篤らが、平成の俳優たちの必死の演技の前に高々と立ちはだかっている。
特筆すべきは2人。まず、ユースケ・サンタマリマである。市民課の木村役だが、映画では日守新一が演じている。日守は平凡なサラリーマン役が似合う俳優だったが、52歳で急逝していることもあり、主演代表作が見当たらない。そのためか、ユースケは「平成の木村」を独自に演じることができたとみる。次に北村一輝である。私はメフィストフェレス(悪魔。ドラマでは優樹という役名があるが、映画では単に“小説家”としかない)役は、映画での伊藤雄之助以上の怪演ができる俳優はいないだろうと思っていた。ところが、である。北村は「平成のメフィスト」を自由闊達に演じきった。金に糸目を付けずに自暴自棄な行動を深夜に起こすことを平成で再現するとこうなるか、と思わせるものがあった。

色々と批判めいたことも書いたが、全体として「リメイク」に徹した上での評価は低いものではあるまい。また50年後に平成の次の元号の御世に2度目のリメイクが作られる土台を作ったことだけは間違いない。(残念ながら、その作品を私が鑑賞することは到底できないが)

モノクロで為しえなかった「ほぉ、美しい、実に美しい」夕焼けをカラーで見せてくれてありがとう。
投稿者:ヨシアキ投稿日:2007-09-15 19:01:09
命を賭けて出来た公園も、今は遊具事故多発でブランコをはじめ総て撤去で、あふれたゴミの集積場へと成ろうとしています。「生きる」は今の時代に合いませんので、無理にリメークしないで欲しいです。よって評価は出来ません。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2007-09-10 17:44:41
恐らくは製作サイドの安易な思いつきでつくられたのでしょう。このドラマから得られるものは皆無です。名前を使われた黒澤は天国か地獄で激怒していることでしょう。
投稿者:白猫 球子投稿日:2007-09-09 23:35:08
オリジナルの志村喬が演じる渡辺は口下手で不器用で野暮ったくて真面目なだけが取り得みたいな役人。こういう人物がこの話には合うんだよね。
だから、この役をやるには松本幸四郎はスマートすぎる。ミスキャストだね。
志村と松本の決定的な違いは志村は目で演技ができるが、松本にはできない、ということ。松本の場合、舞台役者の性かどっか目線の使い方が舞台仕様なんだよな。
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