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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007)

メディア映画
上映時間190分
製作国日本
公開情報劇場公開(若松プロダクション=スコーレ)
初公開年月2008/03/15
ジャンルドラマ
「革命」に、
すべてを賭けたかった……
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 2,623
USED価格:¥ 2,530
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 Photos

【クレジット】
監督:若松孝二
製作:若松孝二
企画:若松孝二
プロデューサー:尾崎宗子
大友麻子
原作:掛川正幸
脚本:若松孝二
掛川正幸
大友麻子
撮影:辻智彦
戸田義久
美術:伊藤ゲン
キャスティング:小林良二
音楽:ジム・オルーク
照明:大久保礼司
録音:久保田幸雄
助監督:井上亮太
福士織絵
千田孝一
河野建治
清水雅美
花木英里
ナレーション:原田芳雄
出演:坂井真紀遠山美枝子
ARATA坂口弘
並木愛枝永田洋子
地曵豪森恒夫
伴杏里重信房子
大西信満坂東國男
中泉英雄植垣康博
伊達建士青砥幹夫
日下部千太郎山田孝
椋田涼山崎順
粕谷佳五進藤隆三郎
川淳平行方正時
桃生亜希子持原好子
本多章一田宮高磨
笠原紳司高原浩之
渋川清彦梅内恒夫
RIKIYA金廣志
坂口拓塩見孝也
玉一敦也奥沢修一
菟田高城吉野雅邦
佐生有語寺岡恒一
奥田恵梨華杉崎ミサ子
高野八誠加藤能敬
小木戸利光加藤倫教
タモト清嵐加藤元久
安部魔凛碧金子みちよ
佐野史郎さらぎ徳二
倉崎青児松本礼二
奥貫薫あさま山荘管理人
【解説】
 鬼才・若松孝二監督が、改めて連合赤軍と向き合い、若者たちが何に突き動かされ、どのような葛藤を経て“あさま山荘”へと至ったかを、視点を内部に置き、徹底検証していく実録ドラマ。出演は、坂井真紀、ARATA、並木愛枝。第58回ベルリン国際映画祭にて最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)と国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)をダブル受賞。60年代、世界的な潮流の中、日本でも学生運動が大きな盛り上がりを見せていく。革命を旗印に、運動は次第に過激化し、逮捕者も相次いでいく。そんな中、71年、先鋭化した若者たちによって連合赤軍が結成された。しかしその後彼らは、“総括”により同志に手をかけ、真冬のあさま山荘にたてこもり、警察との銃撃戦を繰り広げることになるのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2018-09-01 15:42:11
振り返ってみて思うのは、あの時代、革命思想に身を投じた若者が大勢いたことだ。学生たちは暴徒化しデモ・分派闘争・分裂抗争と暗い時代背景が見える・・・この山小屋のリンチ殺人はあまりに悲惨過ぎた。何をもって総括、自己批判したらいいのか・・・これはそんな若者たちの異常性に視点を当てた若松監督の力作だ。公安目線のスペクタクルにしなかったこの作品。彼らたちの絶望感漂う逃避行、当時多くの人がテレビに釘付けになったこの最終章、胸穏やかには見れなかった。
投稿者:fulcrum投稿日:2011-10-15 07:45:02
【ネタバレ注意】

評判は聞いていたけれど昨日まで見ずにいた、実際見てみると、劇場で見なかったことをちょっと後悔した。誰か他人とこの映画の空気を共有したかった、と思える作品。

笠原和夫脚本の東映「嗚呼、決戦航空隊」が好きだったのだけど、「実録連合赤軍」を見た後では「特攻を賛美なんかしちゃダメだ…」という思いに強く囚われる。大西瀧二郎は立派な人物だったと思うが、大きな視点から見ると無駄な死を積み上げただけではないか。日本人はダメだった。ドイツ人もダメだった。ムッソリーニを逮捕し早々と講和、ドイツに宣戦したイタリアのほうがよっぽど大人だ。ヘタリアなんて言われているが、国民の不幸を最小にできたのはイタリアだし、枢軸国の中で最も真剣に考えて果敢に行動したのもイタリア人たちだろう。日本は最後まで戦ったが、それは美談でもなんでもないし、決定的なカタストロフに至らなければ何もできなかった、決断力も勇気もなかったからではないか……という思いがする。

革命を志す学生闘士たちがキャンパスを離れ、街を離れて山岳ベースに籠もる。ここまでは日本人でない人でも理解できるだろう。アメリカでもミリシアなんかがそっくりなことを今でもやってるみたいだし。
だけど、脱走者の処刑から、仲間内で目につく者を順番に総括させリンチするあたりからは、日本人以外の人には理解できなくなるのではないか。なぜ彼らはお互いを傷つけ、革命から遠ざかっていくのか。Why? と。イタリア人なんかには絶対理解できないんじゃないか。個人個人を圧殺し、実際に死なせているのになぜ誰もそれに異を唱えない?と。個人が生き残らないところに革命なんか不可能だろ、と。もしかしたらドイツ人も反対するかもしれない。私は同志を殴ることはできない、私はリンチを拒否する、保身を拒否する、とたった一人でも言うかもしれない。
日本人である彼らには、イタリア人のような我が儘さもドイツ人のような生真面目さもなかった。彼らは保身の欲求、同調圧力に勝てなかった。ごく自然に、選択肢はそれしかないかのごとく、仲間を殴り、見捨て、死なせた。災難が自分に降りかかっても、子供っぽく「総括ってどうすればいいの?」と問い返すだけで、抵抗せず従容として死んでいった。愚かすぎる。でも自分もそこにいればこの愚かさに負けてしまうだろう、と思う。愚かで、醜い自分を見せられている。

この愚かな事件を経験し日本人は成長できたかというとどうもダメな気がする。いまだに無意味な同調圧力を大事にしているし、跳ね上がり者を全力で潰そうとする空気は健在だ。たった一人ででも、絶体絶命の瞬間にでも、異を唱える勇気のある日本人はいるだろうか?
醜い、恐ろしいほど醜悪な殺人劇だ。事実とは違う点があるのかもしれないけれど、この作品は真実に近づこうとする真摯な姿勢があると思う。「勇気がなかったんだよ!…」という叫びは、当時本当に現場で出た言葉ではないだろう。だがこの言葉を提示してくれたおかげで観客である私は救われた。

投稿者:遊乃舞寧夢投稿日:2011-07-14 05:06:15
「突入せよ!あさま山荘事件」と連続して鑑賞。
同じ事件を内側(本作)と外側(突入・・)から描いた両作品を見比べるのは興味深かったです。

「突入せよ!・・」が警察側からの視点のみなのに対し、ネット上のある事典では、本作が連合赤軍を賛美する内容になっていることに批判が多い、との旨が書かれてましたが、はたしてどこが連合赤軍を賛美してるのか?と、疑問でした。

ことに前半の彼らの内ゲバ、少しでも統率を乱したり、自覚の足りない言動を見せると、死に至るリンチを加える狂信的暴力に強い嫌悪感を持つことはあっても、共感を抱く者などいないでしょう。この辺りが徹底的に描かれているだけでも、彼らを賛美する意図は感じられません。

私はあの時代を子供として過ごしており、その空気をテレビを通じて知ってはいましたが、彼らが”革命”を目指していた”狂信的”共産主義者だということは、この作品で初めて知りました。

あの人数での戦争ごっこのような山篭りの訓練・・・あれで本当に国家転覆を出来ると信じていたのか?見ているだけで空しくなり、それに真剣に取り組まねば殺されてしまう!参加してしまった若者達が気の毒に思えてしかたなく、感情移入は脱出者へと。

彼らの根本は戦争に反対し、平等な世の中を作りたい、という願いでありながら、どこかで歯車が狂ってしまった。その歯車のずれ方として、カルト宗教などとも共通するのは・・・

幸福追求の「手段」のはずのものが、いつしか「目的」に変わってしまったことにあるのではないか?

あるベトナムの禅僧が

「あらゆる思想、信条、禅宗をも含む宗教は”手段”であって、これを”目的”としてはならない。」

と語っていたのを思い出し、多くの思想や宗教の行動がずれる時の根本原因は、これを取り違えることにあるのだろうと改めて感じました。

思想による手段を目的と取り違え”絶対的な正義”が自分にある、と信じ込んだとき、人は人を殺すことができるようになってしまう・・・これはあらゆる戦争、テロに共通しているかと。

チャップリンが「独裁者」のラストの演説で言ってた(意訳)のを思い出します。

* 機械のごとき思想よりも、人間性こそ必要である。
  知識よりも、思いやりと優しさが必要である。
  それを失うと、暴力だけが残る *

当時、台頭していたナチズムを批判した言葉ですが、そのままこの映画で描かれた事件に当てはまることに驚きます。人類普遍の真実がこの言葉には含まれているのでしょう。

すっぴんと思しき坂井真紀氏の体当たり演技、やぶにらみの一重まぶたが怖い永田洋子役の並木愛枝氏、ほか、俳優はみな素晴らしかったです。

ひとつだけ、坂口役のARATA氏はじめ、連合赤軍のメンバーのマフラーの巻き方・・・
1972年当時、見かけなかった随分おしゃれな着こなしと見えてしまいましたが、これははたして??総括を求めるべきか(笑)。

投稿者:blacus投稿日:2010-07-21 14:05:06
ソ連が崩壊してしまった今、共産主義は資本主義に対するオルタナティヴな社会体制としてもはやリアリティがなくなってしまった。その意味でこの映画で描かれる事件は限りなく遠い。この映画は、学生紛争という今の体制ではまず考えられないような現象が熱病のように広まったのはなぜなのか、という問いに答えてくれるわけではないが、映画の最初の30分はこの時代の熱気を確かに伝えてくれていると感じた。
同様に、この映画はそうした時代の熱気がいつしか内に向かう暴力となっていった必然性も描くのにある程度成功している。ここでもそれはあくまで描写であって、その理由の説明ではない。そもそもこうした一連の事件は現実に起きてしまったということが重要であって、それについての個々人の心理的な説明を下手に付け加えることはむしろこの社会現象の核心を覆い隠してしまう危険性が高い。
この映画を観て初めて分かったのは、後の山岳ベース事件での内ゲバは突然発生的なものではなく、連合赤軍結成以前の関東派と関西派の分裂とその武力闘争(その際、後の連合赤軍のリーダーである森恒夫は逃亡し、あたかもこの自らの失態を補うかのように山岳ベース事件では自滅的暴力の首謀者となる)に端を発していることだ。こうした歴史的な流れについては、同じ事件を題材とした高橋伴明監督の『光の雨』にも、ましてや熊切和嘉の『鬼畜大宴会』にもまったく描かれていなかった。
しかしながら、そうした歴史的背景を別にしても、この一連の内ゲバ事件を単なる異常として片づけることはできないように思う。そもそも今私たちがいる社会の中に、社会全体の利益という大義のもとに、「弱さ」をもった個人を攻撃し、追放し、見殺しにする傾向は常に潜んでいるのではないだろうか(しかも重要なことに「弱さ」をもたない完全な個人というのは存在せず、「社会全体の利益」はある特定の個人や集団が決めるものであるから、誰でもこの暴力の標的となりうる)。少なくともこの一点においては、連合赤軍と一般社会の間に違いがあるとしたら、法によってその暴力の歯止めがかけられているかどうかくらいである。
この映画が単なるアナクロニズムとして片づけられないことを望む。
投稿者:幸村和投稿日:2010-04-12 14:26:33
【ネタバレ注意】

学生運動が盛んだった1960年代と言えば、一方で貧しい地方農家の娘や次男以下は大学どころか高校にも行けず、中学校を卒業して都会に集団就職していた時代でもある。当時の大学進学率を見てもわかるように、それほど貧富の差が激しかった時代に大学まで行くというのは、経済的に余裕のある家庭の子どもだったと私は思っている。全共闘運動だか何だか知らないがそんな富裕層中心の若者たちが、大学に入って現を抜かしていた学生運動に私なんかは苦々しい思いをずっと抱いていた。

なので私はそんな学生運動に端を発した赤軍派が起こした事件に対してもかなり冷ややかでした。しかし、それでいて気になる点はあって、それは高水準の教育を受けたはずの集団が何がどうしたらそういう蛮行愚行に走るのか、ということ。
そしてこの映画はその当事者の連合赤軍の内部の視点で描かれたという。ならば、その行いに走るメカニズムが見てとれるのかと期待しましたが、残念ながらそれが描けているとは思いませんでした。

そもそも前半、かなりの時間を費やして語られる原田芳雄のナレーションは情感ありすぎて聞きづらかった。その後の惨劇を知っているだけに、かえってもっとシンプルな声の人に淡々と読んでほしかった。そのせいかどうかわからないけどここでも連合赤軍誕生のいきさつがいまいち理解できず。
今回初めて知って印象に残ったことといったら、実は事件の主犯格の森恒夫はかつて途中で逃げたチキンな若造だったことくらいか。その後の森恒夫の行状を見ていると、多分この人はやられないようにするためには誰より先に生贄をぶち上げることだとその臆病さからくる嗅覚で察していたんだろううなとはしみじみ思いましたね。
地曳豪がやみくもに残虐なことが好きなクレイジーな若者ではなく、むしろ怯えるあまりに吠える犬のような森恒夫をうまく演じていたと思います。

しかし、映画の内容としては後半もやっぱり自分が求めているものが得られず。彼らの行いをトレースしても内面がわかるというものではないと思うんだけどな。
といってもじゃあこの映画がダメだったのかと言うとそんなことはない。
私自身は今まで本で読んだりしてある程度知ってはいたリンチ殺人の様子。
たとえば口紅をつけてるとかそんなくだらない理由で「覚悟ができてるのか」と難癖をつけられ遠山が総括対象になったことからもわかるように、このリンチ殺人は「国家権力に対する殲滅戦に向けての根性試し」の要素を多分に含んでいたと私は思っています。それが相当に皮肉で「勇気」というものについてとても考えさせられるし、一応同じ理想を掲げて集まったはずの集団が、仲間内でリンチ殺人にまで堕落していくその過程は、映像としてよく描けていたとは思います。
次に吊るしあげられる人は誰だ?という怯え、緊張、それぞれが目を合わさない空気。そして自己を正当化してリンチ殺人を敗北死と言い換える欺瞞。あまりの彼らの愚かさと卑劣さと弱さに言いようのない怒りと恐ろしさを映像を通じてあらめて感じました。
頭でっかちで口ばかり達者な若者が、銃砲店から銃を強奪するという犯罪を犯し、革命らしい具体的行動を何もしないうちからくだらない理由で自分たちの手でその戦力を殺し、減らしてんだから、これを愚かと言わずして何というんでしょうか。私はほかの言葉が思いつきません。
にしても目標を一つにして多くの仲間とそれに向かっていく、という行為は連帯感と恍惚感を得られて特に若者を虜にしそうですが、それが一歩間違うとこうなる、という事実を知っておくべきだとも思います。

それと、これも多くの方がコメントしているように、並木愛枝が演じた永田洋子が素晴らしい。イメージぴったりです。「家政婦は見た!」の市原悦子の目に暗い光を宿し、その目で獲物を定めたら舌なめずりして蛇のように獲物に近づくって感じ。「男にモテて羨ましいからこの女を懲らしめてやろう」というモテない女性の怨念がメラメラと〜〜。いやはや恐ろしかった。現実の永田洋子は死刑を宣告されましたが彼女は死刑執行するより死ぬまで総括→ダメ出しのを繰り返しを刑罰として課した方が堪えそうな気がするけどな。

投稿者:こじか投稿日:2010-03-14 18:44:54
【ネタバレ注意】

ひとりで黙々と考えながら観たい、そんな力作。…が、どうも意図の見えづらい作品でした。
連合赤軍に対する衝撃は映画に対してではなく、実在した赤軍の暴力性に対してのものです。この意識は観る側として忘れちゃいけないことですよね。映画だから遠山は健気なものとして描かれるし、映画だから"勇気がなかった"というストレートな表現も込められる。しかし、逆にメンバーの思考がどのように傾斜していったのかは描かず、山岳ベースに至っては各メンバーの表情ひとつで処理されることも…。これら演出の色づけ基準は、今回映像化する上でどこにあったんだろう。
実話ベースの説得力を武器に主観や客観を都合よく行ったり来たり…。この辺がもう少しまとまれば、監督の意図することもさらに精度を増したと思うのだけどなぁ。しかし、緊迫感を持って3時間を一気に見せた手腕はさすがです。見応えは十二分にあります。

投稿者:QUNIO投稿日:2010-02-18 19:48:38
こいつらキチガイじゃないかと思った。坂井真紀をリンチしてお岩さんみたいになった顔を鏡で見せるリーダーの女はたぶん地獄行きだろう。当時の雰囲気をよくここまで再現したなーと驚いた。前半のジム・オルークの音楽にノセて学生運動の一部始終を複数のショットで描く前半がとりわけ素晴らしく『グッドフェローズ』の導入部に匹敵する。あっという間の3時間だがやはり赤軍は悪く描くべきで、そういう意味では熊切和嘉の『鬼畜大宴会』のほうが当時の若者達の閉塞感が強く印象に残った。若松氏はあの映画を「連合赤軍をアホの集団みたいに描きやがって」と怒っていたが、あの映画へのアンチテーゼとして作ったわけ? いささか疑問点が残る。
投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-31 09:54:55
連合赤軍
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-05-27 05:36:19
【ネタバレ注意】

「突入せよ!あさま山荘事件」よりはずっと良かったと思う。それにしても森恒夫という男は墓に入る資格も無い人間。被害者を敗北死と決め付けて殺害を正当化する所など最悪で、最後の自殺も結局は死刑からの逃避に過ぎなかったと思う。あと世代の違いだろうけど、監督が今でも連赤にシンパシーを持ち続けている(だからこそ映画を作ったのだが)所に理解出来ない物が残った。

投稿者:bond投稿日:2009-05-25 10:05:16
突入せよ!「あさま山荘」事件が外側からの視点で、本作品は内側からの視点で描かれているので両方観ると事件の内容が理解できる。学生運動の歴史に始まり、いかにして事が進んでいったかがよく解った。プロラタリアートに則っての革命だが、組織化する事により、権力欲が発生し洗脳状況になる。なんかオウム団体と似てるようなー。
投稿者:irony投稿日:2009-05-23 00:47:44
 濃い3時間10分でした…正直疲れました 最後の方は総括のきっかけは最早言いがかりレベルで思わず吹き出しそうになる。 何かの間違いであの時代に生まれ、縁があったならば、多分遠山さんのように死んでたんじゃなかろうか?…総括って何を総括すりゃいいんだかワケわかめになって…。 永田と森こそ総括しなきゃならんのに、脳と自殺ですか? あと裂きイカも総括しなきゃならんわなぁ 実際に学生運動に傾倒した人でこの作品を御覧になった方のコメントがあれば、読んでみたいものだ. 先日NNNドキュメントで静岡バロンの人ことやってましたけど、ちょっとアレでした。革命よりも総括、総括、総括って結局何もなしとげていないのに総括しろってそりゃ総括出来ませんわね。それから戦国(笑)も、もう戻ってこないでね!
投稿者:replicant投稿日:2008-09-19 14:13:46
ネタバレでしています。

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
時代を経験した身として納得出来ない作品でした。巷の評判があまりに良いので見逃したコトを後悔していたのですが、下高井戸シネマで1週間だけ再上映されたので観てきました。下高井戸の駅で降りたのは人生で初めてかもしれません(苦笑)。因みにオイラは加藤三兄弟の末弟・元久より1歳か、2歳年上だと思います。あさま山荘事件が起きた72年2月は高校二年の三学期でした。72年2月と言えば札幌オリンピックが開催されていた時期でジャネット・リンがアイドルになり、日の丸飛行隊と呼ばれたジャンプ陣が表彰台を独占し、大きな話題になっていました。オイラは71年から始まったロックミュージシャンのコンサートにうなされ続けており、7月に来日予定だったEL&P、と8月のディープパープルのコトで頭が一杯の頃でした。

さて、本作です。何が納得出来ないか!って、彼らが追い詰められていった過程が殆んど描かれていないのが全く持って不満です!無駄に長いリンチ・シーン、坂井真紀のボコボコ顔を延々と写す暇があるなら、彼等の気持ちが何故に内側(当時の言葉では“内ゲバ”)に向いてしまったのかを克明描くべきじゃないでしょうか?60年安保から70年安保、ベトナム戦争に成田闘争、若い一般人や他学生の心の中には多少なりとも学生運動に対して、ある種の共感があったと思います。ベトナム戦争だって、成田だって、誰が考えてもおかしなコトになっていましたからね。例えば、当時“新宿西口広場”と呼ばれていた場所が、69年反戦フォーク集会が行われたことで、集会が行えないように“誰も立ち止まってはならない場所”という屁理屈をつけて『西口広場』から、一夜にして『西口通路』と改められたりしたりして、なんじゃ、そりゃ!とツッコミを入れたくなるような出来事ばかりでした。しかし、69年の安田講堂陥落後、一部の学生がさらに過激化していく中で多くの学生がその方向性に着いていけず、全共闘は量としての力を失っていくワケです。そんな状況の中で連合赤軍は結成され、さらなる武力闘争へ突き進む為に“M作戦”を計画し実行に移します。“M作戦”とは銃や運動資金を手に入れる為に“革命”と言う大義名分の下、郵便局や商店を襲撃。その行為は単なる強盗傷害でしかなく、彼らは一般市民からは完全に恐れられる暴徒でしかなくなってしまいます。その辺りの描写があまりにサクサクと進んでしまうので拍子抜けでした。

それでもこの映画は力作ですし、多くの人に観て欲しい映画なのは間違いないです。ジム・オルークが担当した音楽も当時の空気感を的確に表現していましたし、それぞれの役者(特に森恒夫を演じた地曵豪、永田洋子を演じた並木愛枝)も素晴らしかったです。さすがに、ピンク映画出身の若松監督だけに演出は手堅く申し分ありませんでした。完成度には疑問が残りましたが、ラスト近辺、あさま山荘に立て籠もり、主犯格の坂口らが空虚な言葉を羅列している時に加藤三兄弟の末弟が発した言葉を耳にした時には胸に突き刺さるモノがありました。「俺たちには勇気が無かったんだ・・・」・・・多くの日本人が疑問を感じながらも何もしなかった中で、彼等は“日本を良くしたい!”という志を胸に運動に参加したワケで、その勇気は称えられるものです。しかし、進む勇気があれば、止まるにも引き返すにも勇気が必要です。“勇気”を持って立ち上がった彼等が“勇気”が無くて引き起こしてしまった悲劇。いずれにせよ大勢に反旗をひるがえすには、並々ならぬ勇気が無ければ出来ません。それはこの事件に限ったことではないし、生きていくうえでとても大事なことのような気がします。

この“あさま山荘事件”が民衆デモの成れの果て!という結果を国民に強烈に焼き付け、その後の日本において“民衆デモ”がイマイチ盛り上がらなくなってしまった要因の一つになっているのは間違いないでしょう。韓国での民衆デモが政府を動かすほどの力を持っているのとは大違いです。今の日本でそこまで一般大衆を巻き込むデモは起きません。それを熟成された民度と考えるのは早計過ぎるような気がしますが、どうなんでしょうか?2人も続けて僅か1年で首相の座を放り出し、多くの大臣が信じられないような発言ばかりを繰り返し、外交ではほとんど蚊帳の外扱い、日本はこのままでいいのでしょうか?と、日々愚痴を垂れ流しながらもオイラにはひとかけらの勇気もありません・・・。すみません。
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2008-04-27 21:45:29
リアルタイムで事件を知らないものにとっては、
事件の全貌を知ることが、出来る作品だと思います。
山荘の攻防に至るまでの過程がやはり見ていてかなり
つらいものがありました。
「総括」という名のリンチが延々と続くシーンは兎にも角にも救いがない。
当初は、山荘の攻防をストーリーの中心にする予定だったそうですが、
もし、そうだったら全く印象の違う映画になったと思います。

(補足)
下のマジャールが書いている
『食卓のない家』は小林正樹監督の遺作でありながら
ソフト化されたいない幻の作品です。
逮捕された坂東國男のその後が描かれたている作品です。
『食卓のない家』で坂東國男を演じているのは
中井貴一でした。但し、作品のなかでは名前を変えられています。
投稿者:BARCA投稿日:2008-04-14 00:15:56
低予算であろうによくぞここまでという力作です。
若松孝二の執念とも言える気魄に打ちのめされたと言う感じ。
始まって1時間弱で早くも尿意を催し、どうなるかと思ったけど映画にぐいぐいと引き込まれて
トイレに行くと言う選択はあり得なかった。

序盤は多すぎる登場人物の紹介などで覚えるのに一苦労だが
第二部と言える山に入ってからの緊張感、爆発力は凄まじい。
誰も彼もが総括をさせられ(自分からするやつもいる)
エンドレスで続く粛正の連続のシーンは映画史でもトップランクのハードな描写です。
ケレン味も含めて「フルメタルジャケット」を連想した。
森恒夫役の地曳豪が特に良い。
永田洋子役の並木愛枝の微妙なブスさ加減も秀逸。

細かい批判はいろいろとあるけどとにかく若松孝二のパワーにねじ伏せられた。

生ぬるく甘ったるい映画にムカついている人は必見。

投稿者:シンネマン投稿日:2008-04-04 19:06:42
ついにあのアングラ映画の帝王、若松孝二が連赤を撮った。
いそいそと観に行ったところ、なんと「あさま山荘」までを含めた連赤事件をそのまま映像化しただけだった!
まあ「実録」だから当然といや当然か。
どっちかっつーと『光の雨』の前にこれを観たかったよ(笑)
あっちは現代の若者と当時の若者をぶっつけながら描くメタ映画で傑作ではあったけど、初めての本格連赤映画なんだから、普通に撮ってよとも思ったもんだ。
事件の再現性や役者のリアリティ、特にリーダー森恒夫の神経質な凄みと女を捨てられない坂井真紀の壮絶な最期などは『光の雨』を上回っており、3時間超をまったく空きさせない完成度に仕上がっている。
それでもやっぱりそのまんまはないんじゃないかな〜。
「若松孝二」が「いま」これを映画化することの意義を込めた映画が観たかった。

唯一これは演出だろうというのが、あさま山荘での潜伏中に最年少の少年が「どいつもこいつも勇気がなかったんだよ!」と繰り返し泣き叫ぶシーンである。
これは額面通り受け取ると、権力に対抗して新たな事件や行動を起こす勇気がなかったから、山岳ベースなんかで倦んじまったんだってことになると思う。
総括に抵抗する勇気がなかったってだけなら、森恒夫と永田洋子が除外されて「どいつもこいつも」になんないし。
私は森恒夫や永田洋子が総括をやめなかったのは、弱気を見せたら今まで強圧をかけてきたメンバーから逆襲を受けるのではないかという恐怖心による虚飾が原因ではないかと思っているので、彼らのやり方に反抗できなかった他メンバーの臆病心も含めて「どいつもこいつも臆病だったんだよ!」でないとおかしいんじゃないかと思ったのだが、連れは「革命の挫折を認めて撤退する勇気がなかった」っていう思想的な意味だと解釈したらしい。
う〜ん確かに彼らのあまりに凝り固まった理想主義を考えるとそれも一理あるな。
観た方、どう思います?
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-04-01 00:15:07
【ネタバレ注意】

保守反動、朝鮮戦争からベトナム戦争、日米安保、労働運動の激化等々さまざまな要因が、あの大学紛争から極左の誕生につながっているのだろうが、その時代を生きていない私にはやはりなかなか理解しがたい、というのは正直なところ。
私個人は彼らの中に戦前戦中の軍国主義と同根の臭いを感じたし、宗教ではないがオウム真理教に通じる狂信的排他的な側面もガンガン感じた。右も左も組織になった途端に生じる支配欲、権力闘争…そしてその先に来るのは全体主義だ。
「総括」の名のもとに行われたのは単純に「支配」だ。いうまでもなく究極の支配は相手の生命を意のままにすることであり、そこに密室におけるサディズムが加わればあんな事件は容易に起こる。オウム真理教でも似たようなことは起きたではないか。純粋であるだけに性質が悪い。

この作品を観るにあたって、事前に知識は何も入れずに観た。
痛ましい。
自らが正しいと思い込んでいるだけに、理想と行為の落差が痛ましいと感じた。さらに次第に殺すことに慣れていく怖さもそこにある。警察を倒そうとした彼らが目指した殲滅戦訓練が、実は軍隊での訓練ときわめて相似であるということ。権力を倒す戦いは、新たな権力を立ち上げることにほかならず、国家権力同様に個人の生命など何とも思わない組織になっていく、ということ。
そんな都合の悪いことには耳を塞ぐ彼らに共感はとても抱けない。

坂井真紀は熱演。永田洋子役の並木愛枝には凄味すら感じた。その他大勢の赤軍派の面々、それぞれ当時の若者を彷彿とさせる雰囲気を醸し出している。
個人的には全共闘世代全般に対する印象は極めて悪いのだが、それはともかく近現代の歴史的指標として観るべき(知っておくべき)作品である。

ところで、逃げてあっという間に殺されたのはあの「金がいいですぅ〜」の田島寧子じゃないですか(笑)。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-03-31 21:46:02
【ネタバレ注意】

 いやあ、面白かったなあ。こんなに面白い日本映画見たの久しぶりだよ。いやほんと。
 登場人物が死に至る描写は綿密だし、場面場面の映像は迫力十分だし、取材は練られているし、とにかく一本の映画として、非常に面白かった。
 人間のすばらしさを描いた映画はたくさんあるが、本作のように、人間の(日本人の?)愚かさを描いた映画は少ないように思う。

 彼らはヤクザのようでもあり、旧日本軍のようでもあり、宗教団体のようでもあるが、そのどれとも全く異なる、かなり異質な集団であったことがビンビンと伝わってきた。連合赤軍のについての本は何冊か読んだことがあって、この事件についても概略は頭の中に入っていたのだが、映像で見せられると全然違う。1人1人が死んでいく課程は、まるで生爪で木の皮を少しずつめくっていくかのような痛み、悲しみ、凄さだった。3時間、若松監督としてはこの長さにならざるを得なかったのだろう。

 後ろに座っていた、ゲームおたくっぽい若造3人組が鬱陶しかった。いちいちクスクス笑うんじゃねーよ。お前らから見たらおかしいんだろうけどよ。

投稿者:はこまる投稿日:2008-03-30 22:50:25
日曜2回目の上映。ある世代に集中した観客層。場内は満員。異様な雰囲気。上映時間3時間10分。私なんぞには全く歯が立たない強大なパワーを持った映画であることは間違いない。しかし、敢えて言わせていただきます。これは無類に面白い「映画」であると。まったく退屈しなかった。

勿論、誰の目にも明らかな突出ぶりをみせる本作の立ち位置を、『突入せよ!「あさま山荘」事件』の在り方に激怒し本作を作るに至った若松監督と、『真昼の決闘』に憤り『リオ・ブラボー』を作ったホークスに準えるようなつまらない映画史的視点で見るつもりはありません。
それに、ここには(私を含めて)ヤワな映画ファンが普段口にするような「映画的」な光やキャメラ、音の呼吸は最初から存在していない。存在すら許されていない、と言った方がよいかもしれません。
しかし、デジタルカメラによる粗い粒子で描かれる本作の映像は、映し出されてゆく生々しい高揚とは対照的に、女性たちの静かな眼差しが示すように、はっとするような美しいシーンを数多く表出させ、純粋であり続ける作家の執念そのものが「映画」と一体化し生命力が宿る瞬間を目撃させて観る者を暴力的に翻弄します。

「あの時」「あそこ」で「何」が行われたのか。そして「何」が残り「何」が失われたのか。
冒頭の字幕でもあるように一部のフィクションが織り込まれているのは確かかもしれません。ただ、誇張され捏造された事実など本作の強度の前では些細なことでしかなく、永遠に「総括」など許されないであろう対象に一人の作家として挑みかかり、「映画」という20世紀のメディアを使って、社会・人心共に混迷を極めつつある21世紀の日本において若松監督が誰よりも「それ」に肉薄したのは間違いないでしょう。

是非は別にして、『突入せよ!「あさま山荘」事件』が挑発的なまでに国家権力の側から連合赤軍を描いた作品であるならば、若松監督による本作はそれとは対極です。もちろん、人としてどちらにシンパシーを感じるかは明白ですが、やはり不遜でひねくれた映画ファンとしては、それらを全てひっくるめた「真ん中」に立つ連合赤軍映画を観てみたいという気持ちがどうしても消えません。
そこで登場するのがいつの間にか30年以上沈黙してしまい、映画監督としてのキャリアをすでに棒に振ったかにみえる長谷川和彦です。そろそろ腰を上げて若松監督の言う「オトシマエ」をいい加減につけて欲しいものです。少数ですが未だに待っている人は多いと思うのですがね・・・。

本年度屈指の重量級の作品。女性の方々は覚悟してご覧になった方がよいでしょう。音楽ジム・オルーク。坂井真紀の役者根性。並木愛枝の迫力。観たほうがいい、というより観なきゃダメな映画です。特に若い人は必見。
投稿者:リEガン投稿日:2008-03-27 12:20:56
確かに力作。3時間10分がアッという間だった。ラストの叫びには微妙なズレを感じたが、いずれにせよしっかり反芻してゆっくり咀嚼しないとお腹を壊しそうな映画だ。当時田舎の子供には、連合赤軍より「バセドー氏病」の方が怖かった。
投稿者:Longisland投稿日:2008-03-18 02:30:57
T!FFではあまりの長さに観損ね(だって2本観れたし)後悔しきり。そんなわけでとにかく早く観たいから公開初週月曜日午後のテアトル新宿へ…60代超♂を中心に9割の入りとはマジ凄い。本編上映前に映される当時のニュースフィルム、ロビーに掲出された写真を食い入るように観る観客達…時代に乗り遅れだ世代としては理解不能。
思えば、あまりにも時代的に近い為か学校の授業では省かれ正直良く知らない事柄、何故当時の学生はあれほどまでに暴走していったのか?彼らは本当に日本が変革できると信じてたのか? 理解できないだな〜。

本作品にその辺の答えがあるんではないかと期待していたんだが…当時の事実をトレースしただけで何故あんなことが、どうしてそうなってしまったのか理解の手助けにはならなかった…未だ謎。

以下偏向した感想です。
なんぞ最近巨匠として評価されてる若松監督。個人的には日本のロジャー・コーマンと感じてるんだよね。その時代のセンセーショナルな話題を映画化、話題を煽り立て観客動員をはかる、見世物として映画を撮る職人監督(褒めてるんですよ)。本作品も当時若者だった世代観客をターゲットにした企画作品としか思えん。

劇映画としては高橋伴明「光の雨」の方が面白かった(歴史的事実を後世に残すとの意味合いなら本作のほうは上なんだろうが)。

とはいえ永田洋子を演じた並木愛枝が凄い。映像ユニット「群青いろ」では脆い女性の印象が強かったものの、本作では永田洋子のいやらしさを凄さを見事に演じている(「光の雨」裕木奈江も凄かったが)。
対する森恒夫演じる地曵豪はイマイチ、山本太郎(光の雨)の凄みの方が上。

追記 09.01.05
08年邦画 マイベスト6
鑑賞時の評価は低かったものの心に引っかかり続けた作品
08年を代表する映画でした。
投稿者:マジャール投稿日:2008-03-17 02:24:54
新宿の映画館がほぼ満員だったのにまずびっくり!

久しぶりにゴチン、と来る<本気度>溢れる映画を観ました。しかも3時間。相当シンドイですよ。わたしは観ている間中、感情が揺さぶられっぱなしでした。・・・・はらわたが煮えくり返るような怒りと、遣り切れない切なさと、虚しさ、悲しさ、虚脱感。
出てくる役者さんが皆んなスゴイ!ちゃんと当時の革命戦士になりきってましたからね。
でも何がすごいって、<事件>そのものの凄さと、それを徹底して客観的に描き出してみせたこと。(まさに実録!)あの時代を安々と歴史として風化させてなるものかという踏ん張りが感じられます。本当の意味での集大成。
内容としてはまごうかたなき大傑作、でも、もう一度観たいとは思いません。


山本薩夫みたいなハッタリ効かせた娯楽色を真似しろとはいいませんが、例えば映像に被さる音楽が、もっと観客の心情に寄り添うものだったなら、この畢生の巨大作も、また時間を置いて観てみたいとおもわせる作品になったんじゃないかと・・・・・思いました。
ただこれから観てみようと思っている人には絶対にスクリーンで観る事をお薦めします。
(あ〜、小林正樹の『食卓のない家』がまた観たいな・・、)

1400円もするパンフ、というかオフィシャル・ストーリー・ブック、買っちゃったよ!
投稿者:フルメタル爺さんは、投稿日:2008-02-17 03:36:16
「国際芸術映画評論連盟賞」と「最優秀アジア映画賞」のダブル受賞!やったぜ!!
権威に拠って生き老いさらばえている様々な分野の方々がこの作品の失敗を望んでいたでしょうが、あいにく世界的に権威有る映画祭で評価されてしまいました(笑)。ザマーみろ。
この際だから、権威の力をもって大いに宣伝していただいて一人でも多くの人にこの作品を観てもらいたいですね。
投稿者:YAH!投稿日:2007-11-14 00:42:13
東京国際映画祭で鑑賞。

監督がご自身の学生運動に対する思念を総括した映画のようです。

可能な限り人脈を辿り元革命戦士達に取材を重ねたらしく
山岳ベースや浅間山荘で何があったかがしっかり描かれています。

「突入せよ!「あさま山荘」事件」では単なるテロリストとして描かれていたのみの人々の
真実(に近いであろう)の姿を確認してみたい人には必見でしょう。

少なくとも、国の言いなりで「お上が何とかしてくれる」みたいに考えている
現在の若者〜働き盛りの人よりは、ほんの一瞬ですが彼らは輝いていたように思います。

浅間山荘内の描写で、監督の演出が「救い」の方向に出てしまったのが少し残念でした。
でも、連れはその演出で「救われた」と言っていたので映画としてはアリな演出だったのでしょう。

並木愛枝さんはハマリ役。この作品を機に仕事増えるといいですね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 監督賞若松孝二 
 ■ ベスト10第3位
【レンタル】
 【DVD】実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)レンタル有り
【書籍】
■映像関連書籍
【単行本】 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
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