allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

ペルセポリス(2007)

PERSEPOLIS

メディア映画 Anime
上映時間95分
製作国フランス
公開情報劇場公開(ロングライド)
初公開年月2007/12/22
ジャンルドラマ/青春/コメディ
ロックとユーモアと
ちょっぴりの反抗心を胸に
ペルセポリス [DVD]
参考価格:¥ 4,935
価格:¥ 4,680
USED価格:¥ 2,609
amazon.co.jpへ

 Photos

【解説】
 イラン出身でパリ在住のマルジャン・サトラピの半自伝的グラフィック・ノベルを、マルジャン・サトラピ自ら監督・脚本で映画化した長編アニメ。イラン革命に始まるイランの激動の現代史を、一人の少女の成長物語に重ね、生活者の目線から皮肉とユーモアを織り交ぜヴィヴィッドに描き出す。共同監督にはヴァンサン・パロノー。ヒロイン、マルジとその母タージの声を担当したのは、実生活でも母娘のキアラ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴ。
 1978年のイラン。9歳の少女マルジはブルース・リーが大好きな元気な女の子。パパとママとおばあちゃんに囲まれ、何不自由ない生活を送っていた。しかし、革命が起きてイスラム政権が誕生すると生活は一変、反政府主義者として投獄されていたアヌーシュおじさんが戻ってくる一方、風紀は厳しく取り締まられ、さらには、イラン・イラク戦争も勃発してしまう。それでもマルジはパンクを愛し自由な心を失わない。しかし、そんなマルジの反抗心旺盛な言動は、自由主義の母をも不安にさせる。そして両親はついに、マルジを混乱のイランから遠ざけるためウィーンへと留学させることを決意する。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
437 9.25
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2017-08-07 21:00:51
アニメが可愛い。
投稿者:irony投稿日:2009-05-16 10:43:54
市井の人々の生活ぶりを描いた作品で日本でも単純な線で描いたものと言えば「ちびまる子」があるけど、マルジとまる子と一字違いでこうも違う 平和な国とそうでない国でのアニメーション 
投稿者:クリモフ投稿日:2009-02-28 02:18:46
日本てアニメ大国って言われてるけど、海外のアニメ作品も凄いと思います。こういう質感って向こう独特ですね。単純な線だけどものすごく上手い、そしてセンスが良い。特にこういう社会性とユーモアを込めつつ、人間として生きることへのアイデンティティを描く作品なんかはジャパンアニメーションの苦手な領域ですね。単純に反戦になってしまう場合がほとんど。
主人公マルジを通してイラン史を描いてるんだけど、上手い。ユーモアを交えつつ残虐描写を避け、時代を写しています。表現方法もいろいろあるんだな、って感心しました。そしてこの映画の勝因は歴史を体験し、マルジがどう生きるかということにスポットを当てたこと。それで単なる社会派になることはなかった。留学の話なんか、良いアクセントになってますね。マルジのキャラクターも魅力的、あ、あと女性っていうのもこの手の話では珍しいんじゃないかな、ならではのエピソードもあるし。
ちょっと散漫な印象もあるが、いろんな場面でマルジが前を向こうとするのが良いです。面白い。
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-01-20 22:18:41
♪ 飾りじゃないのよヘジャブは HA HAN ♪
投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-03-08 23:42:51
【ネタバレ注意】

日本のアニメーション作品は、実際には無い創造物をリアルに描く事には長けている。 けれど本作みたいに実際の事物を、想像力を駆使した多様な表現で描く事には及び着かないところも多い。 このジャンルでは大国だなんてあぐらを掻いてちゃあいけないよ。

ことに本作は、これらの表現がどこから生まれてきたかも窺えた。 ルーツや出自をさりげない描線に表せられるのは、とても凄い事。 簡素化されはっきりとした線で描かれたキャラクタは木訥だけど、動いて見せると滑らかでとても洗練されて見える。
カラーで描かれた現在、そして空港に佇むマルジャン、彼女の回想形式で進むがこれらはモノクロなのは難しい理由じゃ無く全体的に灰色の記憶なのだろう。

イランが王政だった頃、マルジャンは無邪気な子供、予言者になる目標を持って神様と夢に遊ぶ。 でもお父さんから改めて聞かされたのは、この国が他国の傀儡政権下で弾圧されていた史実。
民主化が求められ、虜囚だったアヌーシュ叔父さんも開放されたが、革命政権は以前より厳しい思想統制を始めて叔父さんは再び獄中へ、最後の面会で貰ったパンで作られた白鳥二羽を形見に神様に会うと、その非情さを拒絶し絶縁する。 このくだりが一番ペシミスティックで表現的にも印象深く心に残る。

反体制言動が目立つマルジャンを心配した両親はウィーンへ留学させる。 そこでキツイ思春期過ごし、カウンター・カルチャーの洗礼を受けた後に帰国、ところが母国にあってさえ異邦人化してしまい、うつ病を患わせる。 処方された睡眠薬の過剰摂取で生死の境を彷徨うと再び神様が現れてマルジャンに現世に帰るよう促す。 のだが、ここは見ていて、あれぇ神様に助けられちゃったなぁ、なんて風には思った。
何しろ、これ迄の話においては、イスラム教の無力や不条理を痛烈に批判していたからなのだ。 出てきた神様は言わずと知れたアッラーの神だが、ここでもう一人出てくるのが誰なのかは僕には判らない。

発奮して同朋でのパートナーを迎えるが結婚は破綻、どこまでも正しいおばあちゃんの言葉を胸に再び国を出て真理を求めるも、未だ道半ば。 と言ったマルジャン・サトラピ女史の自伝はこうした主張をグラフィック・ノベルやアニメーションでしか発表出来ない事実が、そっくりイランの女性にのし掛かった状況でも合ったりする。 実写じゃ彼女には作れないんですね。

モノクロ/カラーの使い分けも未来はせめて色を付けたものにしたいと言う願いや抵抗だったりするのかな、余所の国の慣習にあれこれ言うもんじゃ無いとも思うけど、マルジャンが駆け抜けてきた実体験からすれば、恋愛するのに人目を憚らなければならないし、青春を謳歌するのに命を掛けなきゃいけないんだから。 こういう所は改めて貰いたいやね。

投稿者:replicant投稿日:2008-02-24 01:28:36
【ネタバレ注意】

予告編で流れた下手糞英語&歌唱の♪アイ・オブ・ザ・タイガーが耳から離れず、どーしても観たかった作品。だけんどもしかし!上映しているのがチョー苦手な渋谷シネマライズっつーことで様子を伺っていたのですが、映画の日の最終回にどうにか潜り込んで観てきました。白黒のシンプルなアニメで描かれたイランの少女マルジのグローイング・アップ・ストーリーは、イラン・イスラム革命やイ・イ戦争という過酷な歴史を背景にしながらも、誰もが身に憶えのあるあの頃を鮮やかに描いており観るに値する佳作でした。『シティ・オブ・ゴッド』でもそうでしたが、どんな状況であろうと、そこには子供から大人になっていく過程で経験していく甘酸っぱい出来事が息づいています。マルジャン・サトラビ監督の自伝的な作品だそうですが、おそらく彼女はイランにおいては特権階級の出身だと思われます。確かにマルジは恵まれていますが、恵まれていたからこそこの作品が生まれ、遠い島国でオイラのような平和ボケ爺の目にふれるようなコトになっているワケですから悪いことではありません!個人的にはジャスミンの香りで溢れているおばあちゃんの言葉が良かったですねぇ・・・

「この先おまえはたくさんのバカに出会うだろう。そいつらに傷つけられたら、自分にこう言うんだ。こんなことをするのは愚かな奴だからって。そうすれば仕返しなんかしないですむ。恨みや復讐ほど最悪なことはないんだから…いつも毅然として、自分に公明正大でいるんだよ」

いい言葉ですねぇ・・・ただ、なかなか実行出来ないなぁ・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…この監督はインタビューでもいいコト言ってますわ!

「今も現地に住んでいて、私の考えを理解してくれて、でもそれを口にすることができない人たちへの敬意を込める意味でも、文句を言うことは間違っているし、行けないことだと思う。もし絶望のあまり降参していたら、すべてを失っていたかもしれない。だから最後の最後まで、顔を上げて笑い続けるわ。そうすれば私の一番大切なものを奪うことは出来ないから。生きている限り、抵抗し、叫ぶことができるし、それでもなお、最強の武器というのは笑いなのよ!」

やっぱ“笑い”なんだな!“笑う角には福来る”ってことだ!

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-01-25 14:31:11
 モノクロアニメが美しい。アニメであることを忘れるぐらい画面にのめり込んだ。
 私にとっては未知のイラン女性の自伝なので、私小説を読んでいる感はあるが、イランという国が自由と規律の間であえいでる様子が伝わってきた。主人公だけでなくお父さんもお母さんもおばあさんも、全員が妙に反体制的で「こんなイランは嫌い」的苦悩が興味深かった。

 なお、アイアン・メイデンもサバイバーも、パンクではありません。
投稿者:リEガン投稿日:2008-01-09 11:06:41
おもしろかった。何とも味わい深い絵がセンスある動画となって最後まで見飽きることがない。革命前後の政情不安定なイラン。しかもペルシャ人とアラブ人、シーア派とスンニ派などといった複雑怪奇な中東情勢の真っ只中で、抑圧され続けながらもイスラム社会の女性は気高くたくましい。主人公がウィーンだパリだと簡単に行けることは少々引っかかるが、おばあちゃんや母親のエピソードが泣かせる。ブルース・リーが世界的大スターだったことをあらためて認識。
投稿者:Longisland投稿日:2007-12-31 21:50:59
昨年のカンヌコンペ実質3位のフランスアニメ。監督・原作はパリ在住のイラン女性(殯の森の河瀬直美と同じ年齢)、本作はほぼ自伝だとか。

独裁政権から革命イランへ移行する政治状況を背景に、イラン人としてのアイデンティティへの迷い、女性としての生き方に悩む少女の成長物語がリアルに描かれている秀作。 独裁政権を革命で倒したとこまでは良かったものの、新体制はガチガチのイズラム政権、日々の暮らしから欧米的要素が排他され宗教価値観が教養されてゆく様が恐ろしい。 とはいえ自国政権に息苦しさを覚え海外留学ってのはかなり裕福な婦女子だから出来たこと、一般庶民はただ耐え迎合するしかなかったんだろうか…などと疑問が残る。

とはいえ、実写に迫る映像をCGで追求する米国アニメ、実写とは違った世界観を追求するジャパニメーション、そのどちらとも違う欧州アニメの質の高さを痛感。マジ作品に引き込まれた。

余談ですが、本年のパルム”ドック”がいい味だしてます。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 長編アニメ賞 
□ パルム・ドールヴァンサン・パロノー 
  マルジャン・サトラピ 
 ■ 審査員賞マルジャン・サトラピ 
  ヴァンサン・パロノー 
■ アニメーション賞 
■ アニメーション賞 
□ 外国語映画賞 (フランス)
□ 外国語映画賞 
 □ アニメーション賞 
□ 作品賞 
□ 外国映画賞 
□ 長編アニメ賞 
□ 作品賞 
 ■ 脚色賞ヴァンサン・パロノー 
 ■ 新人監督作品賞マルジャン・サトラピ 
  ヴァンサン・パロノー 
 □ 音楽賞オリヴィエ・ベルネ 
 □ 音響賞Samy Bardet 
  Eric Chevallier 
  Thierry Lebon 
 □ 編集賞Stephane Roche 
【ニュース】
ライアン・レイノルズ主演クライム・コメディ「The Voices」、予告編2015/01/09
「ペルセポリス」マルジャン・サトラピ監督・主演ミステリー「Gang Of The Jotas」、予告編2012/10/15
「ペルセポリス」監督最新作「Chicken With Plums」、予告編2011/08/25
DVDリリース情報:「ミスト」「NEXT」「ペルセポリス」etc.2008/07/14
第80回アカデミー賞、結果発表2008/02/25
米インディペンデント・スピリット賞、結果発表2008/02/24
セザール賞は「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」が最多候補に2008/01/28
アカデミー賞ノミネーション発表!2008/01/22
第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ発表2008/01/22
ゴールデン・グローブ賞、結果発表!2008/01/14
注目の放送映画批評家協会賞は「ノーカントリー」に2008/01/08
ゴールデン・グローブ賞、ノミネーション発表2007/12/14
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表!2007/12/12
ニューヨーク映画批評家協会賞は「ノーカントリー」に2007/12/11
LA映画批評家協会賞、発表2007/12/10
アニー賞、ノミネーションが発表に2007/12/04
ヨーロッパ映画賞、結果発表2007/12/03
米インディペンデント・スピリット賞、ノミネーション発表2007/11/28
アカデミー長編アニメ部門のエントリー作品12本が明らかに2007/11/09
ヨーロッパ映画賞、ノミネーション発表2007/11/06
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】ペルセポリス2008/10/22\4,700amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】ペルセポリスレンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION