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ノーカントリー(2007)

NO COUNTRY FOR OLD MEN

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(パラマウント=ショウゲート)
初公開年月2008/03/15
ジャンルドラマ/犯罪/サスペンス
映倫R-15
世の中は計算違いで回る
コーエン兄弟 ベストバリューBlu-rayセット (期間限定スペシャルプライス)
参考価格:¥ 5,940
価格:¥ 4,595
USED価格:¥ 10,158
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 Photos

【クレジット】
監督:ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
製作:ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
スコット・ルーディン
製作総指揮:ロバート・グラフ
マーク・ロイバル
原作:コーマック・マッカーシー
『血と暴力の国』(扶桑社刊)
脚本:ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
プロダクションデ
ザイン:
ジェス・ゴンコール
衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
編集:ジョエル・コーエン
(ロデリック・ジェインズ名義)
イーサン・コーエン
(ロデリック・ジェインズ名義)
音楽:カーター・バーウェル
出演:トミー・リー・ジョーンズエド・トム・ベル保安官
ハビエル・バルデムアントン・シガー
ジョシュ・ブローリンルウェリン・モス
ウディ・ハレルソンカーソン・ウェルズ
ケリー・マクドナルドカーラ・ジーン
ギャレット・ディラハントウェンデル
テス・ハーパーロレッタ・ベル
バリー・コービンエリス
スティーヴン・ルートウェルズを雇う男
ロジャー・ボイスエル・パソの保安官
ベス・グラントカーラ・ジーンの母
アナ・リーダープールサイドの女
ジーン・ジョーンズ
キット・グウィン
エドゥアルド・アントニオ・ガルシア
マイク・ワトフォード
ジェイソン・ダグラス
【解説】
 「すべての美しい馬」の原作者、コーマック・マッカーシーの戦慄の犯罪小説『血と暴力の国』を「ファーゴ」のコーエン兄弟が映画化した衝撃のバイオレンス・ドラマ。80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、麻薬取引がらみの大金を持ち逃げしたばかりに、理不尽なまでに容赦のない宿命を背負わされてしまう男の運命を、原作の持つ神話的スケールそのままに描き出す。主演にジョシュ・ブローリン、共演にトミー・リー・ジョーンズとハビエル・バルデム。
 人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。その後、魔が差したのか不用意な行動を取ってしまったばかりに、冷血非情な殺人者シガーに追われる身となるが、愛する若い妻カーラ・ジーンを守るため、死力を尽くしてシガーの追跡を躱していく。一方、老保安官エド・トム・ベルもまた、モスが最悪の事件に巻き込まれたことを知り彼の行方を追い始めるが、モスを保護できないまま、死体ばかりが増えていく事態に直面し、苦悩と悲嘆を深めていく…。
<allcinema>
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
20161 8.05
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【ユーザーコメント】
投稿者:ダイス船長投稿日:2016-06-08 12:56:53
【ネタバレ注意】

みなさん書いてる通り、後半がわけわかんないです。

>ジャポニカ学習帳さん
>バックミラー見て余所見運転すから
これは違いますね。バックミラー関係ないです。

バックミラーで子供を見る
→視線を前に戻す
→信号が青なので普通に直進する
→突然横から車がぶつかって来る

で、当然その車は殺し屋を攻撃したと思いますわな。
でもそうじゃないらしい。
殺し屋も「攻撃されたかも」という素振りなし。
単なる居眠り運転? 偶然たまたま???

子供の他に救急車を呼んだ人はいるようだが、他には?
あの音で周囲の家から誰も出て来ない?
だから殺し屋はあの状態でも逃げ切れるのか?

これらのことに一体どんな“解釈”が可能なのか?
意味不明な映画って嫌い。

投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-28 03:55:52
アカデミー賞とるほどかなぁと思う。ウディ・ハレルソンは最高。
投稿者:シーザー投稿日:2014-10-17 17:06:58
予定調和をぶち壊すのはいいが計算ずくであってほしい。たぶらかされるのはあまり気持ちのいいものじゃない。この手口は他のコーエン作品で経験済みだが看過出来るものだった。作品の質がそうさせた。
保安官のボヤキにもっともらしい意味を見出そうにも、後付けのような気がしてますます興味が湧かない。それはこっちのせいじゃない。
老人には住みにくい?そりゃあそうだ。一介の小さな商店主の老人を脅かすような、これでもかと殺しまくるアピール上手で滑稽な殺し屋がいれば、何処の国にいたってそうボヤキたくなる。
投稿者:ピースケ投稿日:2013-06-30 21:20:16
バルデムの・・・存・在・感!
投稿者:jb投稿日:2013-04-24 11:02:26
終始良い緊張感。
投稿者:MAKO投稿日:2013-01-11 16:38:02
【ネタバレ注意】

荒野や安モーテル、さびれた町を舞台に殺伐と逃走劇を繰り広げる。
ファーゴで見せたようなとぼけた演出はほぼなくて、淡々と話は進む。

ブローリンもバルデムも、淡々と演技するもんで、何考えてるのかわからん。
バルデムはあんなだし、ブローリンも行き当たりばったりだ。
逆にトミーリージョーンズはわかりやすーい演技をする。いわゆる古き良き
保安官の生き残りみたいな感じ。何考えてるのかわかる。
この対比がかなりはっきりしていると感じた。

いくつか時代考証に合わない銃器が出てきたのが残念。ブローリンが虐殺現場
からくすねてくるサブマシンガンやバルデムのショットガンなどはあの時代
にはまだなかった。メインキャラの持つ銃だけに気を付けてほしかった。
屠殺用の銃(captive bolt pistol)は空気を噴射するのかと思っていたら、
ボルトを空気圧で撃ちこむものとの事(ボルトはすぐ銃に引っ込むから死体に
残らない)。あんなので殺されたくない!

投稿者:cappye投稿日:2012-05-28 20:12:57
【ネタバレ注意】

 思いっきりネタバレがあるので注意して下さい。 

 
 トミー・リー・ジョーンズ(缶コーヒーのCMのおじさん!)扮する保安官が、主人公の奥さんにたとえ話をする場面が印象的だった。「人間は思い通りにならない」。実際思惑通りにはいかなくて、犠牲者は増え続け、主人公も奥さんもバビエル・バルデム扮する殺人鬼シガーに殺されてしまう。しかし、ラストでそんなシガーにも予想だにしなかったことが起こり、思いがけず子どもに助けられてしまう。そのとき、感情のない目で当たり前のように人を殺し、この人は人間じゃないんじゃないかと思われたシガーも、やはり一人の人間だったのだとハッとし、同時に、やっぱり人間って怖いなと感じた。

 全体を通して重く横たわる雰囲気が凄まじい。私は原作のことはよく知らないが、ここまでの雰囲気を巧みに作り上げ、原作そのままに描き出したコーエン兄弟の手腕が評価されたということだろう。万人うけする映画ではないと思うが、単なる暴力映画としてけなされるべき作品ではない。

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-15 17:30:06
果たして映画はこの先どうなっていくのだろう。同じ日にレンタルした「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」2作見て思った。一般的な表現で評価できないのだ。異次元にスリップしたというか乾いた砂漠に取り残されたような感覚。不安感を助長する計算式に答はあるのか。従来の価値観では図れない世界だ。
投稿者:gapper投稿日:2011-06-13 23:11:51
【ネタバレ注意】

 ジョエル・コーエン監督、アカデミー監督賞受賞作品。

 サイコ野郎のシガー(ハビエル・バルデム)が、かなりすごい。
 こういったキャラクタが居なかったわけではないが、特別に際立たせようとしていないところがジョエル・コーエンらしい。
 一般的な作品では、主人公と言えるモス(ジョシュ・ブローリン)は、ブロンソン的で風貌も似ている。
 このモスをラストには、斬って捨てる。
 金の行方もハッキリさせず、物語自体もハッキリさせない。
 だが、単に曖昧なのではない。
 3人ともその生き様は一貫していて、これまでに会った単にお話として終わらせる展開を避けただけとは異なる。
 ”事実のような”と言えばよいのか、必然的に結論が出ないと言った感じだ。
 ヌーヴェル・ヴァーグで見つけられなかった、真の新しい作風かもしれない。

 個人的には、”サイコ・ノワール”と呼びたい。

投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-06-03 07:02:28
【ネタバレ注意】

『ノーカントリー』と言う題名から、一体どんな映画なんだろうかと思いましたが、原題は『NO COUNTRY FOR OLD MEN』と言うことのようですね。
なるほど、トミー・リー・ジョーンズが演じた老保安官のベルを主人公に仕立てて、この国は既に老人達の手に負えるような国ではないと言うようなことを言いたかったのかな。
田舎町で次々に起こる殺人事件。
しかし、現代社会に取り残されたような老保安官では、どんなに頑張っても無力な存在でしかないのですね・・・。

とにかく全編にわたって緊張感が半端じゃない映画でした。
200万ドルの金を持ち逃げしたことから、追われるのがジョシュ・ブローリン演じるモス。
そのモスを追う殺人鬼に、ハビエル・バルデム演じるシガー。
そしてモスを保護しようとするも、次々に起こる殺人事件に翻弄されるトミー・リー・ジョーンズが演じる老保安官ベル。
この3人の関係がなんとも面白かったです☆-( ^-゚)v

なんと言ってもシガーの不気味さ、怖さがこの映画を引き立てていましたね!
今でこそカッコイイと思えるハビエル・バルデムですが、この映画で初めて彼を見た時は、しばらくこの顔が脳裏から離れないほど不気味な存在でした。
おかっぱ頭だしね( ´艸`)
それでいて冷徹にエアボンベで次々躊躇なく人を殺して行きますから・・・。
感情が無い様子は、まさしく殺人鬼と言う称号に値します。

このシガーと言う男は、基本は金とコイントスで全てを決める、変なところでブレない男。
だからこそ恐怖感が伝わります。
そして、銃ではなくエアボンベで殺すところも逆に怖いですよね(゚Д゚)
なんでこんな殺し屋になったのかを語られなかったところも、ミステリアスで良かったです。

悪役と言えばジョシュ・ブローリンと言うイメージだったのですが、そのジョシュでさえまったく歯が立たないのがおかっぱ頭のハビエル・バルデムと言うのですから、なんとも憎いですね!

それから、緊張感のあるシーンは、音楽が全く流れないのも怖さを煽ります。
息を飲むとはまさにこのことで、臨場感たっぷり!
影が怖いです・・・おかっぱ野郎の。

深いテーマもあるのでしょうが、単純に3人の追いかけっこだけに注目しても十分楽しめる映画でした。
まあ楽しめると言う表現は語弊があるかもしれないですが、アカデミー賞も納得のコーエン兄弟ワールドでしたね。
コーエン兄弟作品らしく、金を持ち逃げしたことから・・・一つの過ちから、次々と起こる負の連鎖。
たまりませんね〜この冷や汗感f^_^;

この映画は、作品としてはものすごく面白かったのですが、とにかく見終わってからの疲労感が半端じゃないですね。
おかっぱ頭の残像が、微妙に生活に支障をきたしそうです(・_・;)

投稿者:TNO投稿日:2011-01-09 13:01:15
一般人の理解を越えた犯罪を描いて、コーエン兄弟は独壇場を築いた。ヴァルデム扮する奇妙な出で立ち、奇妙な凶器、奇妙な殺人動機を抱いた犯罪人と、ブローリン扮するそこから逃げる者、ジョーンズ扮する犯罪人を追う地元保安官を描いている。全編淡々と流れて、それが犯罪場面であろうが、家族との再会場面であろうが、主要登場人物の殺害場面であろうが、同じように淡々と語られる。物語は未解決のままだが、それが現代アメリカの現実なのだと主張している。そう思えた。原題は、No Countryの後にFOR OLDMENが付く。昔の保安官は、丸腰で犯罪人と会話で解決した。しかし、今では会話だけで解決するなど、空絵事に等しい。昔堅気には、理解しづらく、身を守ることも難しい国になってしまったということを示しているのでしょう。
投稿者:kinenchyu投稿日:2010-09-22 18:17:21
前編を通じてただよう緊張感はなんとも言えない演出だと思った。ただ、ラストの作者の意図が計り知れなくて残念だった。
投稿者:這いよる混沌投稿日:2010-09-19 14:36:41
堂々たる演出、余裕綽々の画面設計、
カットごとの余韻とつなぎ(編集)の見事さ。
そしてシガーとルウェリンのキャラ造形。
コーエン兄弟も大変なところまで来たもんだ。
投稿者:ノブ投稿日:2010-08-14 12:00:17
【ネタバレ注意】

「ノーカントリー」(監督:コーエン兄弟 122分)
話の内容は、麻薬取引現場から金を奪って逃げた男が殺し屋に追われる話。
麻薬取引現場で、砂漠に車が数台放置され、銃撃戦の為に死体がゴロゴロ転がっているという雰囲気が良かった。
夜の街中での静かな銃撃戦が良かった(シガーはサイレンサー付きライフル。モスはショットガン。モスが走ってきた車に乗り込んで逃げようとしたら、運転手がシガーに射殺される所や静かな真夜中の街の道路での車を盾にしながらの静かな銃撃戦が良かった)。
ケガをしたシガーが薬を盗む為にドラッグストアの外で車を爆破して、店の客や店員達がそちらに注意をむけてる間に薬を奪うシーン・演出が良かった(原作にもある)
全般的に
登場人物はボクの描いた原作のイメージをほとんどはずしておらず、ナカナカ良かった。
原作とは少し違う所もあるけれど、ストーリー展開は原作の内容をほとんどはずしてなかった。
原作を読んでいたから、話も分ったし、次にどうなるか興味津々で観れたが、映画だけ観ていたら、前半はソコソコ観れる(麻薬取引現場の雰囲気やシガーの不気味さモスの逃亡とシガーの追跡の緊張感や銃撃戦などシーン・演出もソコソコ面白い)が、後半の展開(モスがシガーに撃たれて死ぬ「ここは原作どおり銃撃戦のシーンは無く、モスは既に撃たれている」・叔父の家に行く・モスの奥さんをシガーが殺す・シガーが交通事故にあう・最後保安官が奥さんに夢の話をする)は、唐突で退屈だったのではないかと思った。
原作を読んでいたからそれなりに楽しく観れたけれど、ボクはやっぱりコーエン兄弟の作品は苦手(シーンも演出もソコソコいい雰囲気はあるけれど、凄いと思えるシーンやユーモアを感じさせる演出やハチャメチャな演出などが少ないから「ボクが観た作品では「赤ちゃん泥棒」だけは例外」だと思う。それでていて作品時間が長いのもいただけない)だと思った作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:Kircheis投稿日:2010-07-18 01:30:22
コーエン兄弟の作品は合わないというか、面白いと思った事がないのだがこれも同様。
ぶっちゃけ歴代のアカデミー受賞作の中では一番楽しめなかった。
本作には『ダーティ・ハリー』のようなハードボイルド映画に通じるところがあると思うのだが、その辺も合わない理由の一つである。

しかしハビエル・バルデムの悪役ぶりは高く評価されるのも納得だし、文学的な作風もエンターテイメントを超越した何かを観客に訴えてくるのは事実。
投稿者:CIGARETTES投稿日:2010-06-24 19:33:02
【ネタバレ注意】

スリル満点の極上サスペンスと、平凡味溢れる人間ドラマの融合がこの映画のコンセプトだったのだろうと、
勝手に解釈しています。

アントン・シガー役のハビエル・バルデムの存在感は圧倒的でしたね・・・やっぱり。
普段は一体どんな人なんだろ。
インタビュー映像とか観て見たいけど、もし一癖ある人柄だったら泣けてくるだろうなぁ・・・。
明るく、爽やかな人間であってほしい。

それにしても難しいなぁ・・・あの幕引き。
エド・トム・ベルの語る夢の内容、それを聴いた伴侶のリアクション。
もっともらしく見せただけのような観もあるんだけど、何か意味があるのかなぁ。
もし深い意味があるのなら、浅はかな俺には到底分からないだろうな。
トミー・リー・ジョーンズは、ただの狂言回しだったのかな?
つーか、モスは誰に殺されたんだ?モスのカミさんも殺されたのか?
観終わった後に色々考えさせられるのも悪くない。
映画は娯楽だと俺の中で定義付けているのだけども、
こーゆー楽しみ方もあるのだと言う点では勉強になりました。

投稿者:mototencho投稿日:2010-04-11 20:08:18
恐らくは最も真面目なコーエン兄弟作品
「ノーカントリー」
アメリカの凋落を超えて、荒廃がありありと描かれている。
http://mototencho.web.fc2.com/2008/nocount.html
投稿者:ローランド投稿日:2010-03-03 23:15:30
 万物を見透かすような深い眼差しで何ごとにも動じない、ハビエ
ル・バルデム演ずるアントン・シガーは、物語の内容次第では仏に
も見えそうだけど、だがこの作品では仏どころか、その優しそうにさ
え見える時がある眼差しは狂気が煮詰まってそうなったのではない
かと思わせる不気味さで、ベトナム戦争帰りの、精神的にも行動的
にもタフなルウェリン・モスとで、緊張感を持続した味わい深い二時
間を提供してくれます。  

 ルウェリン・モスを一度は咎めた国境警備員が、ベトナム戦争従軍
の経歴を訊くやたちまち態度豹変して部下に車で迎らせたり、二人
目の殺し屋カーソン・ウェルズも、その経歴を聞いて被っていた帽子
を取るなどして、このあたりがこの作品の思想的な軸になっているの
かなって思わせられるところもあるけれど、↓で深く洞察して分析し
てらっしゃる人の見解にも、なるほどなってうなづける。  
 
 タイトルに関連づけて考え、こうかな?、いやいやこうかもしれない
ぞ?って、製作者側のメッセージを読み取ろうとしてしまうのだけど、
ジャズのタイトルに良くある、作曲はした、さてタイトルは何としようと
いうことで、傍らにあった辞書を適当に開いてそこにあった単語を
使用してしまう、と、案外これくらいな気持ちでつけたタイトルかも知れ
ないぞって気配も少々。 違うか(笑)。 そういう気で漠然と鑑賞し
たほうが作品全体を楽しめていいのかもしれないです。  

 期待したカーター・バーウェルの音楽が少なめ、というよりも、ほと
んどなくてもの足りなかったような気がしたけど、作品全体の味わい
からしたらそれで良かったのかもしれないですね。    

 他にも観ていないのに良いのがあると思うけど、これまでに観た、
「ミラーズ・クロッシング」に「バートン・フィンク」に「ファーゴ」に、
そしてこの映画と、この監督の作品は必ず二回以上鑑賞したくなるだけ
のものがありますが、しかしその良さを的確に説明しろといわれると
ちょっと困ってしまい、絵画の鑑賞の仕方に、見るのではなくて感じる
のだとか読むのだとかって言うけど、コーエン兄弟の映画にはこの
犂兇犬覘瓩鉢狷匹爿瓩旅坩戮鮗然と行わせるだけのものがあるっ
てことなのかな?って、そんな気がしています。 
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2010-01-16 16:55:48
あの映画史上に残るであろう悪役キャラを見出した時点で、成功したのは同然もクライムサスペンス。
コーエン兄弟の作品は、設定も面白いし演出も悪くないと思うのだが、時折覗かせる狙ったような‘作家主義‘が鼻について興ざめすることが多かった。それが本作ではほとんどなくて、圧巻のストーリーテリングを見せ付ける。ま、それでも保安官を巡る挿話は、いかにもな‘純文学臭‘を放ち終盤は多少ダレるんだけどね・・・
名手ディーキンスの手になる白昼の荒野とコントラスト豊かな夜景は素晴らしいし、そして何より静寂の中に突如起こる空気圧縮ボンベのエフェクトサウンド!あの音は本作のもう一つの主役であろう。
演技陣。ジョーンズ・ブローリンいずれも好演だが、やっぱりバルデムだよな。
投稿者:ジャポニカ学習帳投稿日:2010-01-14 11:19:25
殺し屋さん・・・バックミラー見て余所見運転すから・・・左腕「バキッ!!」なってるし、最後の最後に。
殺しの道具がエアツールだなんて・・・ボンベ重いやろっ!!

すんません途中何回も寝てたので全部観るのに4時間位掛かりました。
投稿者:nedved投稿日:2010-01-03 23:14:20
ジョシュ・ブローリン
投稿者:五輪山投稿日:2009-11-07 00:28:12
【ネタバレ注意】

純粋な殺意のみで動いているアントン・シガーの執拗な追跡ぶりは、『激突!』のタンクローリーのよう。余分なものを削ぎ落とした緊迫感で、映画館では最後まで身じろぎせずに、引っ張られた映画ではありましたが。

一点気に入らないのは、シガーの運転する車に、交差点で側面から車が衝突するのを、助手席から捉えたシーン。このアングルの衝突シーンは、私の記憶の中では2002年の『アダプテーション』が最初でした。蘭ハンターのクリス・クーパーの独白の中の場面にて。
ひょっとすると1999年の『アモーレス・ペロス』にあったかも知れませんが、車内からのアングルだったかさだかではないので。
ともかくそのインパクトは強烈で、それをアクションの流れの中に取り入れたのが2004年の『ボーン・スプレマシー』。つい最近観た韓国映画『母なる証明』でもあったし、予告編で観たブルース・ウィリスの新作『サロゲート』にもありました。題名忘れたけどトラックに突っ込まれる映画もあった。

つまりそのアングルの衝突シーンが「流行り」なんですね。運転者の横顔を映していて、いきなり画面正面から車が突っ込んでくれば、そりゃびっくりしますよ。この手法の何が嫌かって、アクションでもサスペンスでもない、普通のドラマでも、運転者と助手席の人間が話してるシーンで、同じようなアングルが出てくると、また会話の途中で車が突っ込んでくるんじゃないかと、ヒヤヒヤしてしまうのが腹立たしい。

コーエン兄弟といえば、それまであまり見たことのない斬新なアングルや画つくりで楽しませてくれてきた存在。なのでなおさら、この衝突シーンは、流行りに乗っかった感があって、「コーエンお前もか」の落胆の思いがありました。大体、衝突事故の経験がある人には、かなり気分悪いと思うんだが。そろそろ控えてもらいたい処です。

投稿者:FFF投稿日:2009-10-29 00:26:59
劇場で衝撃受けて1年、DVDで2度目の鑑賞。
台詞が滑らかに頭に入ってくる。サスペンスは超一級。表現にブレなし。傑作。
後半ダメって・・・劇中のトミーリージョーンズみたいな心境になるな。
投稿者:naoron投稿日:2009-09-23 09:03:33
シガー怖すぎ・・・。お店で買い物するだけで怖すぎ。いや〜久し振りに怖い人見た。
投稿者:AZ投稿日:2009-09-22 12:53:49
ハラハラした。こわい。
一言一言が重くて深かった。
投稿者:あくび★投稿日:2009-08-08 00:34:44
もうだいぶ前に観たんだけども。

ハビエルこえぇよ・・((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタ

・・・顔がね。そしてそのヘアスタイルがね。

まぁ普通に喋ってる時の彼とのギャップも楽しめましたが。
ワタシは基本的にだれが監督かなんてのはどーでもいいのですが
途中「はぁ・・さっさと進まねぇかなぁ」と思うことが多いコーエン作品、
今回も途中で思った。
で、冒頭にワンコ殺すシーンがあったのでそこもマイナス。

よくこの人たちの作品は「どこかユーモラス」と言われることが多いけどこの作品ではどこにそんなシーンがあったのかさっぱり分からず。
(もしかしてハビエルのヘアスタイルだったりして)
「ファーゴ」でもワタシは情報提供のおっさん以外で面白いと思ったところはなかったんだよね。
かなり高い評価されてるけど、そんな言うほど大して面白くもないし。

まぁ静かに流れていく犯罪モノですね。
個人的にはあんま好きじゃない。
投稿者:nightwing投稿日:2009-05-31 20:48:15
【ネタバレ注意】

追い詰められる恐怖、逃げ切る事が出来るかどうかのサスペンス。
息が詰まるようなスリリングな逃亡劇が展開する中盤まではいい。
静けさの中に狂気を忍ばせ、執拗に追いかけてくる冷酷非情な殺し屋も
圧倒的な個性で、観る者を凍りつかせる。

ただ、後半からラストは頂けない。
結局シガーは手を下し、そしてあの事故で死んでしまったのか・・???
終わりよければ・・・ではないが、折角の良質なサスペンスドラマが
お茶を濁した様な妙な後味で終わってしまっては、映画としてのカタルシスの欠片もない気がする。
個人的にはそこが非常に惜しい。



投稿者:雀鬼野郎投稿日:2009-05-27 23:15:26
全体的に少し薄暗い感じの雰囲気が独特でそれが逆にリアルに見れてとてもいい。
殺人鬼シガーの行動が予想もつかなく、不気味でほんと恐ろしい。

世の中にはこんな感じの殺人鬼がいると思うと恐ろしいし、
シガーみたいに普通の人には理解できない感覚なんだろうな〜
投稿者:zampano投稿日:2009-05-15 23:37:06
【ネタバレ注意】

" コーエン兄弟の代表作といえるのだろうか。「ブラッドシンプル」とこの「ノーカントリー」を見て、とにかく彼らの死体あるいは殺されもがく人間へのフェチ的な愛を深く感じた。
 主人公モスは砂漠の真ん中で銃撃の末の死体の山と、麻薬に大金を発見し、その金をくすねてしまう。が、彼を追うのは非常という言葉を超えた殺戮者、シガーだった。妻を逃がし、自らはモーテルを転々とし国境を越えて・・・。しかし、シガーはどこまでも追ってくる。その過程で死体が山積にされていく。
 主人公はモスと書いたのだが、明らかにこの殺し屋シガーである。彼は人に雇われているなどという次元には存在せず、殺すことに哲学を持っているが、その哲学はタイトルにあるように「no country for old men」であって、われわれには理解できないのである。まるでニーチェの超人のような恐ろしさなのだ。
 トミー・リー・ジョーンズの役回りの必要性に疑問を感じるし、後半はだれ気味で、ラストももうひとつなのだが、このシガーことバビエル・バルデムの鬼気迫る芝居は一見の価値あり。またしても悪夢にうなされそうだ。"

投稿者:irony投稿日:2009-05-14 00:04:34
 シガー程度はゴロゴロいるって・・他の追随を許さないカントリー
投稿者:スレイヴデイトン投稿日:2009-05-13 11:20:41
こんな終わり方に何の意味があるのか、私にはサッパリ。
この監督の作品は「ファーゴ」以外、面白いと思った事がないが、この作品も結果的には(前半1時間は良かった)他の作品と同じ印象しか残らん。

ジョシュ・ブローリンは親父より胡散臭さは濃いが、役者としては?
面構えはニック・ノルティみたいで、良いんだけど。
それと、ウディ・ハレルソンには「突破口」のジョー・ドン・ベイカーの如く、大活躍してもらいたかったが、あぁアッサリとは...
投稿者:bond投稿日:2009-05-12 10:12:48
幹となる話の筋にアクシデントが絡んで展開する、ファーゴの延長線上な映画。BGMが無く、不気味な緊張感漂う。やっぱハビエル・バルデムの一人勝ちか。オスカー作品賞もらう程のものかなー。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-05-12 01:16:09
麻薬組織の全貌、キッカケとなった事件の真相、極悪非道な男の正体など明らかにならないまま終わる事を考えるとサスペンスとしては良くないかもしれません。

しかし一番のポイントと言えるのは作品に十分な緊張感を与えていたハビエル・バルデムの不気味さです。
正直・・・彼だけホラーですよ(爆)
執拗に追ってくる彼の存在はまさに悪夢でした(泣)
彼の持っている武器も銃やナタより恐かったです。
彼自身の心情が一切入り込まないのも普通の人間じゃない感じが伝わってきて良かったですね。

コーエン兄弟の作品には珍しいシンプルな構成、そしていつもながら感心する映像センスと効果音の使い方、光と影のバランスやメリハリのある演出なども素晴らしいと思いますよ。
セリフは少なめながら印象に残る重厚さも秘めていました。
コーエン兄弟は、本当にその土地の雰囲気を画面に表現するのが上手いですね。
今作もテキサスの温度や湿度、風や土を自然に感じる事ができました。

流血シーンや多少のグロさはありますので苦手な方は鑑賞を控えたほうが良いでしょう。
もちろんコーエン兄弟の作品なので爽やかな内容ではないのですが、それに加えてメインキャラの3人がオジサンたちなのでオヤジ臭も漂うむさ苦しさがございます(爆)
まず万人ウケには程遠い作品ですね(笑)
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-05-11 06:36:05
シガーの銃撃の中ではルウェリンのホテル脱出(視点も彼になる)シーンのカメラワークが秀逸。
投稿者:verkhovensky投稿日:2009-04-28 23:24:26
撮り方は斬新でも中身は単純です。原題はno country for old men ですが、私の感想はno country for ordinary peopleであります。シガーの異常さは老人ならずとも理解を超えてをります。こんな極端な例を設定して時代の変化を嘆くのは、客を釣るための常套手段に過ぎません。

脚本も全然取るに足りません。もちろん面白い見世物ではあり、アカデミー賞をとつても結構ですが、傑作とは私は決して言ひません。
投稿者:kopi投稿日:2009-03-22 13:30:35
【ネタバレ注意】

 自分ではコメントはだいたい5行以内にしようとしているのだが、これは長くなってしまいそう。スリリングなストーリーと定型的ではないエンディングで約2時間がすぐ経ってしまいます。
モスとシガーのそれぞれの目的に向けた自信が交差して緊迫感が高まったところでの・・・。前半から中盤にかけての二人のやりとりははらはらどきどきします。最初は「モスは何でこんなに余裕がある感じなの?」という疑問は、国境での係官とのやりとりで納得。
 モスとシガーと老保安官、三者のラストなど斬新を通り越して「え!」という感情さえ覚えてしまう。てっきり(モスじゃなくて)別人が殺られたんだと思っていたので・・・。奥さんはどうなったのかとても気になるものの、殺られちゃったんだろうな。なんというラストだ!
 ラストのトミー・リー・ジョーンズの台詞には1回観ただけでは私には意味合いがわかりませんでした。しばらく時間をおいて観たときに何らかの意味が見いだせるかもしれないと思い、2回目を観るのがを楽しみ。(あと、スーツでカウボーイハットの人はどういった関係なのかということも・・・。)
 いまいちわからない要素があるが、だからまた観ようと思う。普通、わからなかったら「つまらない」として、もう観ようとは思わないのですが・・・。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-02-14 19:19:23
【ネタバレ注意】

全編に渡る殺伐とした惨殺の嵐…そして何気ない選択がもたらす抜き差しならぬ人生の状況。
まぁ日本で普通に暮らしていても、見ず知らずの男にガン飛ばしたとか言いがかりを付けられて殺される事もあるかもだが…
のっけの手錠による絞殺シーンからしてリアルで怖い。ボルトを飛ばして牛を屠殺するエアーガンですか…怖いですね。ってか、ただ笑いかける表情が既に怖い、ってのが凄いです。

自分で何でも対処できるタフガイ…と思ってる元軍人な男…彼が麻薬取引で撃ち合いになって恐らく全員死んだらしい現場で大金の入った鞄を見つける…これを持って帰るのだが…これがそもそもの切欠け。何で誰にも見られてなかったらそれで終わりだろ?ってのが、ストーリーが進むにつれて、そんな事は決してない、って事が解ってくる…余計な事をしなくても…まぁ後で解りますが。それが水を持って車で現場に戻る…って既に意味の無い行為をしてたら…車のライトも怖いです。凶暴な犬が追いかけて来るのは…何故か笑えますが…まぁ結果、返り討ちですが。

そこから圧倒的に凶悪で不気味な男が、逃げても、逃げても追いかけて来ます。その中でも妻の病気な母親が余計な事を言ったり…世の中に絶対に大丈夫なんて事はない。何かの切欠けが運命を好転させたり奈落の底に突き落としたりする。そんな人々の人生を垣間見せる「暗い」ム?アクションムービー。血まみれ残虐なのはアレですが映像は文句なく美しいです。
今の世の中、失業でキレた人間とかが徘徊してるかも?って事で余計なガンは飛ばさないように心がけましょう。
トミー・リー・ジョーンズは、数々の危機を乗り越えて何か幸せの内に死んだ親爺の後を追えそうな勢いですが…ワカんないかもよ?

投稿者:techi投稿日:2009-02-10 19:52:12
【ネタバレ注意】

「トミー・リー・ジョーンズ の説教臭さ」を言ってはる人がいてるけど、この映画は「保安官のぼやき」の象徴としてアントンシュガー演じる悪があるわけで、その意味ではシュガーがつかまらないのは当然なのです。
10回ぐらいみたけど 未だに人物関係とかわからない でも面白い不思議な映画だ。特にガソリンスタンドのシーンは秀逸、マイベスト名場面です。

投稿者:brightside投稿日:2009-02-10 06:04:28
去年のこの時期、初めてNYへ旅行したときこの映画を見た。
チェルシー地区目抜き通りのかどの映画館。もちろん字幕なんかない。ひたすら、英語だ。
しかしそれは、ぼくのリミテッドすぎる英語でも十分だった。
なぜなら画だけで充分、内容が伝わる極上のサイコ・ノワールだったからだ。
(きっとヒッチコックの「サイコ」を字幕なしで観ても充分楽しめるでしょう? そんな意味でのサイコ)

旅行者として見たのもとても良かった。つまり「ストレンジャー(見知らぬ者)」として触れ得たからだ。
人種のルツボであり、となりがナニジンで何をしている人かわからず、かつ、広大なアメリカ大陸の真っ只中でこの映画に触れたことは、
おそらく日本でこの映画に触れるよりかなり感想を異質なものにしたはずだ。
少なくとも、のっけからのめり込んだ。
「あり得る、この国だとあり得る」という妙な説得力を、わずか数日滞在の旅行者をもってしても、たまらなく感じさせるのである。
それっくらい、自分のセキュリティーというモノに対してアメリカという国にいると過敏になるわけだ。
そこをグリっとついた邁進力溢れる映画である。

また顔の対決がたまらない。
「グラインドハウス」でこんな俳優居たんだ!と世の中を感心させたジョシュ・ブローリン。
その彼をまるで、カート・ラッセルをマッドにアップデートしたようなマイトガイに配置し、サイコ野郎と対峙させる演出の心憎さ。
さらに事件を担当するのはトミー・リー・ジョーンズ。 この配置関係でわくわくしない方がおかしい。
ファーゴを引き合いに出すまでもなく、ライトと車の演出もコーエン兄弟の真骨頂で、とにかくシビれる。

うしろの席のカップルなんかは、シビれすぎて、たまにオレの席を蹴り上げたりするものだから、臨場感と迷惑感も映画同様、満載だ。
ぼくは最終的に暗闇にポップコーンをぶちまけることになるのだが、それはいいとして、この映画のラストを見終えるとぼくは、
「病んでんなー・・・」という単純な感想をフィクションと現実の狭間で感じるのだった。
投稿者:GRIFFIN投稿日:2009-02-01 22:59:39
【ネタバレ注意】

はっきり言って、難しかった。
ファーゴのような乾いた空気に、ちょっと笑える要素(皮肉)があるのかと思って見初めらたら、
同じような作品を撮る監督じゃないことが、すぐにわかった。

でもねぇ、言いたいことが伝わらないのじゃ、受け手は辛い。

面白かったのは、死神の殺人道具。空気銃?のような弾痕の残らないアイデアは、
不死身の怖さを一層引き立ててていた。

サスペンスとしては面白いし、最後の交通事故まで、緊張感の連続なんだけど、騙しあいとか観客を裏切る展開とかが思ったよりない。

それよりも、ウディ・ハレルソン や トミー・リー・ジョーンズ の説教臭さが、私には気になってしまった。
http://www.geocities.jp/griffin0623/

投稿者:メカゴジラ投稿日:2008-12-04 18:10:51
【ネタバレ注意】

 
疲れるくらい緊張感のある映画で、まあ面白かったですわ。
ただ「ファーゴ」みたいにきちんと終わる映画かと思ってたんで、終盤以降の展開は個人的には消化不良。ウディ・ハレルソンは何しに出てきたんだと思ったし。あっちが死んで、こっちが生き残ってってのもなあ。不死身そうな奴がホントに不死身でどうすんだというか、名悪役は倒されてこそ名悪役と思うんだが。

ラストの暗喩はよくわかりませんでした。
申し訳ないのですが、僕のようなバカにもわかるように言っていただけると助かります。

投稿者:はまま投稿日:2008-11-23 22:31:36
この映画が描く本当の恐怖は、非情の殺人鬼ではない。もっと恐ろしいことは、社会や正義を司る機能が否応なしに経年変化していることだ。機能であるが故にそれは必然的に起こる。そして、形骸と昔話だけが残る。この映画が舞台とする1980年から、我々は四半世紀後の社会に生きているが、そこに思い至ったとき、失われたものや取り戻しのできないものの大きさに気づき愕然とするのだ。
と、そこまで書いて、ハタと思いついたのだが、この映画が何かの暗喩であるとするならば、冷酷非情な殺人鬼は、西部劇的な詩情を死滅に追いやろうとしている、テクノロジーに毒された商業主義ではないかと考えるのは、うがちすぎだろうか。
投稿者:さち投稿日:2008-10-03 06:36:36
良かった
投稿者:だんだんだん投稿日:2008-09-25 13:26:06
【ネタバレ注意】

錠前をシュポンッ!て飛ばしたのが待ち構えていた男に当たる描写が面白かったな。金を持って逃げ回った末に殺されちゃうわけだけど、殺されるところや
遺体がハッキリ映らないから、実は生きてるんじゃないかと勘ぐっちゃたよ。
殺し屋って男なら一度は憧れる職業かも知れない。無頼に生きてみたいね。

投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-09 02:19:04
うん、相変わらず完璧主義者ですね。映画全体に立ち込める緊張感がとんでもない。あとハビエル・バルデム演じる殺し屋シガーの存在感が半端ない、もー絶対勝てる気がしない。こういう独自の価値基準とか倫理観で動いてるやつが一番怖い、コーエン兄弟はその設定にリアリティを与えて一級のクライムサスペンスにしていると思う。
そしてコーエン兄弟では珍しく現代の社会情勢の風刺やらメタファーやらが盛り込まれていますね。まぁこれまでもあったにはあったんですが、ここまで露骨なのは初めて。アカデミー賞獲ったのと無関係なはずはないよね。
インディから出て、カンヌ獲って、認知されて、アカデミー賞まで獲っちゃった。もうすっかり巨匠の風格。コーエン兄弟はいったいどこに行くのだろう
投稿者:藤本周平。投稿日:2008-08-28 18:43:35
シガー役のハビエル・バルデムが非情な中にユーモアな演技をしてくれたので映画が引き締まってました。あとコーエン兄弟の映画はこれが始めてだけど、凄く映画の撮り方が上手いなぁと感じました。他の作品も観てみることにします。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-08-26 22:44:02
いなされてテキサス
投稿者:aldechino投稿日:2008-08-23 22:09:52
全体的に緊張感があっていい。役者もいいが、監督と脚本の力が大きい。
大人が見る映画。この映画が理解できない人は子供。
投稿者:Ryuichi投稿日:2008-07-20 02:17:48
【ネタバレ注意】

この作品の監督である「コーエン兄弟」の映画としては、過去に「ファーゴ」を見たことがありましたが、やはり雰囲気は似ているように思えました。
ゆったりしているにもかかわらず、スムーズな展開、抑制の効いたセリフとカメラワーク、愚かでリアリティ溢れるキャラクター・・・
そして、今回の「ノーカントリー」では、静かなる緊張感を感じることができました。
その静かなる緊張感を感じさせてくれたのが、殺し屋シガーを演じる「ハビエル・バルデム」なのですが、ものすごい存在感でした。
彼の目線、表情をたどりつつ、いつ銃の引き金がひかれるのか、常に気にしながら、スクリーンを見つめていました。
アカデミーの助演男優賞というのも、十分にうなずける演技です。
中国語の字幕だった為、老保安官を演じる「トミー・リー・ジョーンズ」のセリフを理解することができなかったのですが、
映画の主題は、おそらく、「トミー・リー・ジョーンズ」のセリフの中に込められていたのでしょうね・・・
ただ、それでも、十分に見ごたえのある映画でした。
http://vicky-ryu.spaces.live.com/

投稿者:なちら投稿日:2008-05-21 21:18:29
笑いってのは、人間だけが持っているモノなんだそうで。

ハビエルの事をW・ハレルソンがユーモアを持たない男だと表現するけど、
笑いの要素を持たない彼は、人間ではなく、規則に沿って動く殺人マシンなのだなと思う。

相手は人間じゃないんだから、理解できない犯罪なのは当たり前。
保安官ですら銃を持たずに取り締まる事のできた人間対人間の時代は終わってる。
そんな事をボヤく老人の物語。
面白かった。
投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-05-04 09:03:52
【ネタバレ注意】

俺が見たこの映画じゃ保安官のトミー・リー・ジョーンズはずぅっとボヤいているんだ。 相手が居て話している様ではあったがね。 だから俺もこの感想は全部独りごちでやってみようと思うんだ。 まぁ煩わしく無かったら読んでっておくれよ。 

アカデミー作品賞獲得して世間の評価も高いけど、ベル保安官と殺し屋シガーが対決しないカタルシスの無さを皆は良く飲み込んだよ。 と、嫌味じゃないぜ、下でくどくど書いているだろう、考えさせられたって事さ。 

この話で登場人物のモスが手に入れる金は誰が見ても、頂いて何が悪い、て思う金だよ。 で、それを追うシガーは仕事の姿勢がストイックでね、他のハンターが金やるから見逃せって甘言しても耳をかさないし、雇い主に抗議(殺しだけど)するのも仕事にプライドがあるからだな。 スタンガン使うあたり発想力も大したもの、これで殺し屋じゃ無かったら、だね。 見てくれはアレだけど。 だからシガーはモスみたいな功利的な考えを正しに現れた様にも見えるんだ。 

シガーはモスの女房にもツケを払わせに来た時に"おれは硬貨と同じやり方でここへ来た"と言うんだ。 これは自分の事を人に訪れる運命だって言うんだからオレは人間じゃ無いって言ってるのと同義だな。 それで哀れなカーラ・ジーンは精一杯虚勢を張ってシガーの託宣を否定するんだ。 でも否定したからって自分が死ぬのは判っちゃう。 きっと無力な殺され方をしただろう。 
そして直後にシガーは車に衝突されて大怪我を負う。 死神を気取ったり、事故にだって遭うんだから、奴も所詮人間って事さ、 

そこで考えたいのはアイツが事故に遭うのはやっぱり神の思し召しなのかってとこなんだ。 神様が居るのならカーラ・ジーンのところには正義のベル保安官を駆けつけさせるものだ。 
でも、もう一回ひっくり返して見る。 シガーをカーラ・ジーンの家へ遣って殺させたのは監督だな。 あんなに彼女の事を可愛そうに描いたのに結局は殺されたはずだ、としたのはコーエン兄弟だ。 彼らなら原作にそう書いてあっても助けてあげられるだろう? 
だから映画監督が居るなら神様も居るんだよ。 ただ皆、神様がお救い下さるってとこで勘違いをしてるんじゃないかな。 

この映画はアメリカは"老人の住む国にあらず(原題)"って事を描いてるらしい。 人生の半ばに来た俺としては日本人で生まれて良かったと思ってるよ、そりゃ他の国で生まれたらその国で生まれて良かった、と誰でも思うんだろうさ。 それで俺は今自分がなりたかった姿になってるはずなんだ。 
これも誰しもが大体同じだと思うよ。 だって、もしそうで無かったら、自分はこんな程度でいけないと思ったら何か努力をしてるんじゃないのかね。 周りを見てもそんなに頑張って今日を生きてる人は見えないからね。 

それでこれもやっぱり何だけど、皆、今よりちょっとだけ足りないって物欲しがって生きているんだ。 金とか恋人とか刺激をだね。 で、金で買えるものは昔と今じゃ違うだろう、今の若い男は昔のイイ女を欲しがったりもしない、それは価値観が変わる事なんだ。 昔の人は昔の価値観を大事にするけど次の世代はそれを欲しがらない。 
そしてそう言った世の中の流れそのものだけは、どこの国でも何代にも渡って続いてる。 と、ずいぶん映画から離れた事書いちまってるのかな。 
最後に語られたのは、先ず父親から貰った"遺産"を無くす夢で、もう一つは自分より若くして死んだ父があの世で焚き火をして待っててくれる。 と言う夢だった。 俺はそこらから色々汲んだんだ。 
この流れを変えようと思ったら、今を生きてる世代が後の世代も欲しがるような価値観や思想を持つべきなんだよ、と、これはじつは小説の方の感想として、そんなような事を示唆してるように思ったのだけどさ。 

けど俺は正直お説教はかなり嫌いなんだ。 保安官は助言を聞くのも言うのも好きなようだけどね。 
俺は自分がモスみたいに感じてたし、どちらかと言うとシガーのキャラクタは好きな訳だよ。 どうりで、

投稿者:エディ投稿日:2008-05-01 20:50:30
 この作品は、実は今日見たのだが久々に傑作だといえる作品を見ることができ、満足している。コーエン兄弟の作品は初めてなのだが、彼らが言っているように、これは原作者のコーマック・マッカーシーの原作とほぼ同じ内容でそれをコーエン兄弟が味付けするとこんな映画になるんだなと感心した。この作品における成功は、コーエン兄弟より、むしろ小説を書いたマッカーシーによる功績は大きい。エンターテイメントとして見てもよくまとまっており、良質なサスペンス映画であり、考えさせる物語でもあり、神秘的な内容でもある。内容的には今風に、暴力的な作風で現代のアメリカを象徴したものだったと言える。セリフにも重要な意味が込められており、考えさせる内容だった。オスカーで作品賞を獲得したのも頷ける傑作だと思う。役者の話となると、殺人者を奇妙な風貌と行動で演じ、見事オスカーを獲得した、ハビエル・バルデムの存在感は圧倒的だが、個人的にはルウェリン・モスを演じたジョシュ・ブローリンに期待したいと感じた。如何にもアメリカ人という感じの雰囲気が何ともいえなく、「アメリカン・ギャングスター」や「プラネットテラー」など活躍が目まぐるしいからだ。
投稿者:ミーナ投稿日:2008-04-06 09:42:33
とにかくシガー役のハビエル・バルデムの存在感が強烈!
ぞっとするような存在感でターゲットに迫っていく姿はとても恐ろしかったです。キャストのレベルは高いですが、やはり彼の存在感は群を抜いていました。
あと音楽がほとんどないのに独特の緊張感があって最初から最後までドキドキしました!

DVDが出たらもう一回見たいなぁ。

投稿者:投稿日:2008-03-24 09:51:37
【ネタバレ注意】

すべての表現が優れて理知的で、ラストで主人公が自分のみた夢を語ることに代表されるように文学的な、そして、とてもしっかりつくられた映画。
登場人物たちの行動は異常だが、異常な映画ではない。なので、ある種、凡庸な作品ともいえる。しかし、凡庸にもいろいろある。

<追記・変更と省略と曖昧さ>
原作「血と暴力の国」を読んだ。
変更は、モスが殺される契機となるビールを一緒に飲むことを誘う女が原作では15歳のヒッチハイカーの少女であり、モスと彼女の会話はシュガーとモスの妻との会話のように魅力的だ(妻のシュガーとの会話内容は原作と決定的に違う)。
省略は、200万ドルを奪取したシュガーの行動と追突事故に遭ったシュガーにシャツを売った少年たちによるその後の事件。
そして、映画では、金の行方は曖昧なままだ。
それにしてもだ。
後年の映画監督に決定的な影響を与えたフリッツ・ラング『死刑執行人もまた死す』、『M』、『暗黒街の弾痕』から溢れでる異常な映画要素たち。
また、川島雄三『しとやかな獣』の“姉弟の夕陽を背景にした唐突なゴー・ゴー・ダンス”は、ダグラス・サーク『風と共に散る』の屈指の異常シーン“父親の階段からの転落死とカット・バックされるドロシー・マローンの黒い下着のダンス”からの影響は明らかだろう。
インテリ兄弟が脚色・監督した映画『ノーカントリー』には、これら亡命監督たちの悪魔的な映画要素はない。
そして、コーマック・マッカーシーの原作は悪夢でも悪魔的でもなく、モスとシュガーの同一性と老いて生きることの在り様を描き切って、限りなく美しい。(2008-04-03)


投稿者:シンネマン投稿日:2008-03-22 23:46:09
1980 アメリカ、テキサス
ベトナムが産み落とした闇と病
繰り返し現れる不死身の死神たち
血と暴力の連鎖に継ぐ連鎖

途中でジョシュ・ブローリンが呟くように
この国が振ってしまったサイはもう元には戻せない

老いたトミー・リー・ジョーンズが呟くように
祖父の時代から続いてきた保安官
オヤジの背中を追いかけながらどこまでも続く不条理な暴力たち

この映画にオスカーかあ・・・
懐が深いというか何というか・・・
諦めてはいないのね・・・
投稿者:NYY投稿日:2008-03-22 13:04:41
【ネタバレ注意】

緊張感が、とにかく凄かった。
アカデミーというより、カンヌみたいな感じ。
今の時代の救いの無さの様なものが描かれていて、なかなか興味
深かったです。
もう1回見たいとは思わないけどね。
 
原題「No Country for Old Men」→老人の為の国は無い。
これは、つまり、今の時代は昔とは違うシステムで回っていて、
オカッパ頭が殺しまくる、ジーサン達には理解不能な社会になって
しまったってことかな?
だから、昔は良かったなあ…と。

世間からズレていて、自分にしか通じないルールで暴走する殺人鬼
は、国際社会の中でのアメリカを表現してるって見方が有力なんだ
そうですが・・・
そっか、アメリカってオカッパ頭だったのか〜、面白いw。
 
 (^∀^)
 
このオカッパって、かなり冷静に考えて行動してて、決して狂っ
た人間って訳じゃないんだよね。
普通の人とは違うルールで動いている、マトモな人間って感じ
(髪型は狂ってるけど・・・)。
自らのルールで奥さんまで殺しに行っちゃって、帰り道で事故に
あってしまうんだけど、それもルールに従った結果なんだから仕
方ない、って顔してました。
ルールにはオカッパ自身も逆らえない、ルール至上主義のような
ものを感じました。
 
古いルールで生きてた人間達は死んじゃったり、時代について行
けずに引退したりする。
新しいタイプの人間(?)も最後には失敗してしまうってとこが
ポイントなのかも知れませんね。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-03-19 16:15:32
【ネタバレ注意】

 コーエン兄弟は嫌いではないが、ものすごく好きってほどでもない。本作でもその感想は変わらない。
 
 原作に忠実に映像化した、とのこと。であるが故に、随所にある登場人物による「語り」は、文学なら良いだろうが、映画としてはどうなんだろう。俺としては少し疑問に感じた。
 「この世界」を具現化しているのだと思われる殺し屋も、そんなにビックリするほどの凄みもなかったように思う。むしろ、ユーモラスなコーエン調を今回も感じた。

 にしても、「ディパーテッド」にしろ本作にしろ、最近のハリウッドは破滅志向というかヤケクソ志向というか。自国の帝国的横暴に、文化人たちがいらだっているのはよく分かる。音楽が無いだけに、その歯ぎしりがギリギリと聞こえてくるような映画ではあった。

投稿者:montag投稿日:2008-03-16 14:48:04
少しの油断も許されない命がけの局面に、
とっさの機転でそれを生き延びる人間もいるし、
ヘマをやって呆気ないくらい簡単に命を落とす人間たちがいる。
そんな、一瞬一瞬が取り返しのつかない時間がこれでもかと続き、
観客もパニックを起こしそうになるほどの焦燥に駆られる。

けれども、ハビエル・バルデムの殺し屋は、
そんな時間を自ら作りだしておきながら、
そんな時間を超越している。
殺し合いの場面に、彼はあらゆる焦燥とは無縁に、
まるですべては予定された、と言うよりすでに
経験ずみの時間であるかのような着実さで振る舞い、
危機一髪の局面も眉毛ひとつ動かさずにすり抜けていく。
薬屋を襲撃(?)する場面、交通事故の場面も含め、
この殺人者だけは、起こっている事件、流れている時間の外に、
超然と存在している。

特に人の足を、この映画が見つめているのも、
それと関係があるように思える。
この時間を超越した男の存在を、いくつかの
印象的な足のカットが輪郭づけているからだ。
足が床につけた跡、足についた傷、足の裏についた血。
足の場面には、彼が軽々と踏み越えてきた過去が記されている。

この映画には、そんな風に時間を超越した存在がもう一人いる。
トミー・リー・ジョーンズの老保安官。
金を持ち逃げした男とそれを追う殺し屋を追いながらも、
彼は常にそれに追いつけない。
自らが抱える事件を捜査していると言うより、
それに対するコメントを述べることによってのみ、
彼はこの映画の中で生かされている。

さらに、引退後、妻との朝食時の会話や、
同じく引退した元保安官との会話の
時間が止まってしまったような世界の中に、
この老人は生きている。

殺人者が残していったミルクを飲み、
殺人者が見たであろうテレビ画面に反射する自らの像を
彼が見る場面で、彼が殺し屋の存在に共鳴、と言うより
共振するのは当然のことに思われる。

原題はNo Country for Old Men。
老人のための国はこの世界にはない。
ラストシーンを目にした観客は、
改めて冒頭の保安官のモノローグを思い出す。
「O.K. I'll be part of this world.」
投稿者:幻巌堂投稿日:2008-03-06 12:47:30
【ネタバレ注意】

 トミー・リー・ジョーンズが巻頭で独白する少女を殺めた14歳の少年のこと。もし刑務所を出られたら、また殺人を犯すだろうという少年の告白。その冷めた語りは、哀しみのこもった諦めがうかがえる。
 映画のタイトルは、NO COUNTRYにFOR OLDMANと続く。
 ここでいう老人はトミー・リー・ジョーンズ演じる老保安官に他ならない。老いてしまった人には背負う国などないのである。ただ、自分を置いて流れてゆく現実があるだけなのだ。
 そして、この老保安官はこの映画を観ている私たちでもあるのだと、コーエンブラザーズはスクリーンから強力なカウンターパンチを食らわしてくれる。すでに私たちは老いているのだと。もちろん、このパンチは、ズッシリと重く心にのしかかり、私たちは重苦しい気分のまま席を立たなければならない。
 テレビにうつる映画はあっても、これまでのコーエン作品にみられたセンスのいいサウンドトラック・ミュージックがほとんどない。それほどまでに、スクリーン上で描かれるあてのないチェイスや時には凄惨なまでの殺戮は、ほかの何ものの想像をも許さないリアリズムと緊張感に貫かれている。
 金を取り返すという仕事のために、ただただ殺人を繰り返す男。暴れ牛をも瞬時にあの世に送る武器を手に、常に冷静沈着で無表情な男は、まるで処刑人のようだ。人の命はコインの重さでしかなく、最後には信頼を裏切る依頼人までをも処刑するのだから。もちろん彼には背負う国などなく、まるで魔界(天界)からの使者のようでさえある。
 この映画は、人間の欲望の醜さを極限までさらけ出すと同時に、その裏にある人間の未熟さや卑小さを私たちの目の前につきつける大胆な試みがなされているが、ストーリーは実に静かに進む。それゆえ、展開される殺戮が実に薄気味悪く、私たちの心に忍び込んでくる。
 最後の標的となる若妻が、コインの裏表で命乞いをさせようとする殺人鬼に対してとる、私の命はそんな軽いものではないという毅然とした態度こそが、この映画が語る最大のアジテーションなのではないだろうか。

投稿者:黒美君彦投稿日:2008-03-05 23:45:21
【ネタバレ注意】

よく出来たクライム・サスペンス、というのが第一印象。
やたら埃っぽいテキサスからメキシコを舞台にした異常なまでにタフな殺人鬼アントン・シガー(ハビエル・バルデム)。麻薬がらみの金を手にしてしまったことからシガーに追われるルウェイン・モス(ジョシュ・ブローリン)。なんなんだ、この連続殺人は…と頭を抱える保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)。それぞれ好演で緊迫感が途切れない。
とはいえ、圧縮空気を武器にする不気味なシガーの存在感には、思わず笑みを浮かべてしまうほど。徹底してシニカル。徹底して不条理。
引退してしまう保安官を除き、ことごとく主要な登場人物が死んでいく彼の国ならではの暴力性には正直ついていけないが、そうした暴力性こそが彼の国の背骨を形作っているのか、と改めて痛感。

「時代は変わってしまった…」と首を振るトミー・リー・ジョーンズには思わず深く共感してしまうが、さほど深味のある作品だとは思わない。存在感たっぷりで(しかも笑える)無類に強靭な殺し屋「アントン・シガー」を描きたかった、というのがコーエン兄弟の当初の目論見だったのではないだろうか。で、その血なまぐさい映像、緊張感、テキサスという舞台装置…そういったものが総体として評価された、ひいてはアカデミー賞作品賞につながったということではないだろうか。
もちろん、80年代以降の歯止めの利かなくなった社会の犯罪傾向が背景にあるというのはよくわかるが、私個人は基本的には「よく出来たクライム・サスペンス」という評価に尽きるように思う。

それにしても不気味なアントン・シガーを主人公にした続篇やスピンオフ作品が今後作られていくことになるのかな〜(苦笑)。

投稿者:sabu投稿日:2008-02-29 01:13:34
【ネタバレ注意】

この映画はとても独特で一見して全てを語ることは無理かもしれない。
しかし、この映画は、見終えた後、なんとも心に引っかかる何かを残し、同時にそれは一体何なのかを再考させる力を持っていることは確かだ。
この映画の面白さとは何か?を考える上で、多少なりとも僕の意見を参考にしてくれるのならばそれはとても有り難い事だ。

◆保安官ベルのモノローグ
作品の始まりと終わりは似ている。ベルのセリフで始まり、そして終わるのだ。始まりはベルのモノローグから入る。自分が若くして保安官になったことと、残酷な加害者が理解できないこと、それを自虐的に嘆いている。
そして終わり、それは妻に向かって昨夜自分が見た二つの夢のことを話す。ここでベルは"自分の父親は先に行ってしまった、だけど自分を待っていることを知っている"と語る。これは父への愛情の表れであり、人々の死の摂理を受け入れ、それを悲観的ではなくむしろ楽観的に語っている。それはどことなく幸せなイメージすら与える。
この対照的な語りの中で、ベルという人間がどのように物語の中で心境が変化していったかが読み取れる内容になっている。

◆殺人鬼シガーのコイントスと独自のルール
シガーは自らの中にルールを持っている。コインの表裏で殺すかどうかを決め、約束したことは意味をなさないことであっても守る。それはどことなく奔放なイメージを感じさせる。
これはベルと対照的な人物像だ。ベルは父が保安官である影響から、自らも保安官になった。結果的に言えば誰かに影響された人生。しかし、どちらが正解とは判断できないのもこの作品の面白いところ。
シガーのこだわるルールにより、彼は意味の無い殺しをすることになる。それは物語終盤、金を持って逃げたルウェリンの妻を殺すことだ。金が無くなった今、彼女を殺すことは無意味だと分かっていながらシガーは彼女に銃口を向ける。
彼女が「殺す必要はない」と言うとシガーは"みんなそう言う"と返す。これはシガーの確固たるポリシーが確立されていることを表すセリフだ。
そして彼女を殺した帰り、彼は自動車事故を起こす。これは彼の中のルールが必ずしも正解ではないということを表していると思う。まったく無意味にルウェリンの妻を殺したうえ、帰りに事故に遭ってしまうと言う災難。しかし、難を逃れた彼は災難を災難と思わず冷静に対処する。
ここで僕は少なくとも恐怖を覚えた。それは彼の確固たるルールが彼自身をも凌駕しているのではないかと感じたからだ。"あんなことをしなければ事故に遭わずに済んだのに"彼は少なくともそんな後悔を微塵も感じてはいなかった。あたかも事故に遭うことすら、彼のルールの中の一部だというかのように対処するシガーを見て、恐ろしい人間だと言うことを再認識させられる。

◆シガーとベルの共通性
彼らに共通することは2つある。劇中、2人はルウェリンという同じ人物を追うことになる。しかし結局、ルウェリンを殺し金を奪ったのは第三者。結局、彼らはルウェリンに辿り付けなかったのだ、これが一つ目。そして2人はもう一度現場に訪れる。これが二つ目である。彼ら2人は終盤、ルウェリンが殺されたモーテルにもう一度戻りドア越しで対峙する。緊迫感の先にあるもの、それは2人の感情の変化をもたらした。
ベルはドアを蹴破り、中に入る。しかし犯人の姿はない。ここでベルは確信する。"もう自分は保安官という仕事を全うすることができない"と。その証拠に彼はその後保安官を辞職することとなる。
一方シガーはその場から逃げる。今まで散々殺してきた人間が逃げるのはとても珍しい。彼は諦めたのだ。金を追う事自体を。
この2人が自分の目的を果たせなかったことがこの物語の重要な部分ではないだろうかと、僕は思う。

◆この物語の時代背景と、この作品の原題を考える。
この作品の舞台となっているのはベトナム戦争終戦直後のアメリカ。人々の考え方が少しずつ変わってきた時代である。そしてこの『ノーカントリー』の原題『NO COUNTRY FOR OLD MEN』。直訳すれば「老人たちにとって、国はない」ということ。
人々の考え方と言うのは日々常に真新しいものへと変化していく。その過程で、古きに縛られているものは取り残されてしまう。このメッセージを伝えることが一番適切であるのがこの時代背景なのだ。

・・・と言うように、自分なりにこの作品を紐解いて考えてみた。これはあくまで個人的に思ったことで、こういう部分を見つつ僕は映画というものを楽しんでいるつもりだ。結果分かったことは、"この映画は面白い"ということ。それに対しては微塵の揺るぎも無い。こんな映画がこれからも多く輩出されてくれることを願う。

長くなってしまった・・・。読んでくれた方、ありがとうございます。http://sabuchan0605-id.hp.infoseek.co.jp/

投稿者:tigerspirit投稿日:2008-02-26 18:04:58
余りに強烈過ぎる印象でハシゴ観賞の"ランボー"が吹っ飛んでしまった。
アントン・シガー倒すにゃ全盛時のスティーブン・セガールが必要ですな。
投稿者:ganglion投稿日:2008-02-25 14:15:44
【ネタバレ注意】

殺すと思ったら殺さない。と思えばあっさり殺す。肝腎な場面をあえて見せず、事後処理で片づける……。

次に何が起こるかまったく分からない、予想を裏切り続ける演出が緊張感を生み、見終わった後になかなか席を立てなかった。観る者に緊張を強いる映画を、最近観ていなかったことに気づいた。それだけでも価値がある。

演技陣では、殺人鬼シガーを演じたハビエル・バルデムにつきる。鬼気迫る…という表現では追いつかない、死神が憑依した演技に唸った。感情もモラルもなく、ただ己の内にある「殺人行動倫理」に基づいて人を殺し続ける男。「海を飛ぶ夢」とのあまりのギャップに口あんぐりだ。
オスカー候補の中ではこれしか観ていないが、助演男優賞・監督賞・作品賞受賞に値する作品だと思う。

ところでこの映画のテーマは…。映画の意味は…。観てからしばらく経つのに、明快な答えが思い浮かばない。しかし、ずっと考えたくなる映画である事は確かだ。

投稿者:marx投稿日:2008-02-25 09:58:33
【ネタバレ注意】

ただ殺人にとりつかれた狂人を描いた映画としか捉えることが出来ませんでした。映画を見ている中での緊迫感は確かにありました。
でも、それは常に人を殺す場面に変わる恐怖があるから。
話の展開がスリリングな訳でもありません。
途中から単独犯の様相を呈してきた殺し屋が、何故そこまで人をおいつめることができるか、何故足がつかないのかといった部分には全く触れられておらず、終わり方もあっけないものでした。
日本では絶対に評価されない作品でしょうし、たとえ何部門オスカーを手にしても決してヒットすることはないでしょう。

投稿者:Longisland投稿日:2008-02-14 23:56:31
【ネタバレ注意】

コーエン兄弟って不勉強で「バートン・フィンク」あたりから知ったんだが、その後「ファーゴ」「〜リボウスキ」とゆる〜いが独特の雰囲気を持つ作風に興味を覚えたものの、その薄ぼんやりとしたインディペンデント感は苦手でした。でも本作は「マジ凄くいい!」つうかさ、本作の見事さを表現できない自分の表現力&語彙の乏しさに恥。

テキサスの荒涼とした空気の下、執拗かつ生真面目な殺し屋(ハビエル・バルデムが凄すぎ)、等身大にして魅力的な主人公(ニック・ノルディーにしか見えないD・レインの旦那のジョシュ・ブローリン)、そんでもって「〜3度の埋葬」同様テキサス片田舎人演じれば逸品のトミー・リー・ジョーンズ…登場する男達の面構えが実にいい!

ふとしたきっかけから大金を手にした主人公、そしてその金を追う殺し屋…よくある設定なんだが、殺し屋と逃げる男の設定が見事。映画が誕生してから約100年、数多の悪役がスクリーンに登場したが本作のハビエル・バルデム演じる悪役は映画史に残る凄さ。畜殺用エアガン?を武器にするって設定に正直参りました。

乾いた砂漠の空気、しっとりとした街の夜、室内の緊迫した空気、その其々を感んじさせるR・ディーキンス映像(6度目の正直、今年のアカデミー撮影賞取って欲しいが、「潜水服〜」のJ・カミンスキーもいるはな〜)は素晴らしく観手に訴えかけるものを感じた。

今年は年初から「マジ凄い!」としか表現できない作品を続けて鑑賞。今年のベスト10はどうなるんだ!と2月の時点で心配だぞ〜!

投稿者:guch63投稿日:2008-01-11 17:16:24
本国を始め諸外国の評論家諸氏には☆x5やA評価、IMDbも然り、早くもオスカーの呼び声も高いとなれば見ない訳にはいかない。勿論”ファーゴ”以上の出来を期待し前評判から”セブン”などと比較していたものだが、、。

我々凡人とクロウト評論家諸氏の見る目は違うところに付いているんだと言う事を痛感した次第。これまで40数年も映画を趣味と自認し見た本数だって駆け出しの評論家以上に見ているハズなんだが何故、何故、と自問する間にエンドロールが流れてしまった。

確かに昨今CG満載で食傷気味の映画界にあってはこれほど現実感に迫るものは少なく新鮮味があるのだが、見ている間これは西部劇だぞと囁く声がある反面いや昔のサム・ペキンパーだと言う声が反響し合ってしまい見終わった今でも判らないと言うのが本音。
投稿者:森マサフミ投稿日:2007-11-14 03:04:55
コーエン兄弟の作品は、アメリカのメジャー映画として騒がれることが少ないのですが、今作はやけに評価が高く、劇場の動員もいいようです。過去の作品では『ブラッドシンプル』に近いイメージ。いわゆるスリラーですね。
ひたすらハードボイルドで『ビッグ・リボウスキー』『オー・ブラザー』のような楽しさはないですね。病めるアメリカを浮き彫りにするような、意味深な作品です。http://ameblo.jp/lennon19651204/day-20071113.html
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ハビエル・バルデム 
 ■ 監督賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
 ■ 脚色賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
 □ 撮影賞ロジャー・ディーキンス 
 □ 音響賞(編集)Skip Lievsay 
 □ 音響賞(調整)Skip Lievsay 
  Craig Berkey 
  Greg Orloff 
  Peter F. Kurland 
 □ 編集賞ジョエル・コーエン 
  イーサン・コーエン 
□ パルム・ドールイーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ハビエル・バルデム 
 ■ 監督賞ジョエル・コーエン 
  イーサン・コーエン 
 ■ 脚本賞ジョエル・コーエン 
  イーサン・コーエン 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 助演男優賞ハビエル・バルデム 
 □ 監督賞ジョエル・コーエン 
  イーサン・コーエン 
 ■ 脚本賞ジョエル・コーエン 
  イーサン・コーエン 
□ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ハビエル・バルデム 
  トミー・リー・ジョーンズ 
 □ 助演女優賞ケリー・マクドナルド 
 ■ 監督賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
 □ 脚色賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
 ■ 撮影賞ロジャー・ディーキンス 
 □ 編集賞イーサン・コーエン (ロデリック・ジェインズ名義)
  ジョエル・コーエン 
 □ 音響賞Peter Kurland 
  Greg Orloff 
  Skip Lievsay 
  Craig Berkey 
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ハビエル・バルデム 
 □ アンサンブル演技賞 
 ■ 監督賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
 □ 脚本賞イーサン・コーエン 
  ジョエル・コーエン 
□ 悪役賞ハビエル・バルデム 
□ 外国作品賞 
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